次に運動・生活のゆとりも必要です
- 運動
- 運動と言っても、アスリートを目指したり筋肉ムキムキになることが目的ではないですね
- つまり、正しい姿勢を維持したり、日常生活をするうえで必要不可欠な筋肉をつけたいのです
- 立ったり、座ったり、歩いたりできるし、日常生活だってしているぞ!という方もいらっしゃるでしょう
- しかし、特に意識している方以外では上記の筋肉が十分に備わっている人はあまり多くないようです
- ここでも基本的なことからはじめてみましょう
- スポーツやトレーニングといった意味ではなく、「運動」と言ったら何をさすのでしょうか? いろいろな回答があるかもしれませんが、単純に動くことです
- 我々は、人間ですがそれ以前に動物・生物です
- 進化の過程をたどりさまざまな動物の動きを模倣することで、生体としてのバランスが整います
- 中国の歴史の中にも、動物の動きを真似た「五禽の戯」という運動も開発され
- それが「太極拳」に進化したともいわれていて、現在でも多くの方が行っております
- しかし、動物の動きだけでは直立二足歩行をする私たちには不十分と言わざるを得ないでしょう
- これに、人間特有の動きを模した運動を加えることで姿勢維持と日常生活に必要な筋肉はついてくるでしょう
- そうすると、基礎代謝も活発になりますのでダイエットにも効果があります
(注意)特に腰痛にお悩みの方は、腹筋・背筋の衰えからくる腹圧の低下が関係している場合が多く、その場合は、もう少し補足の運動をお奨めしております- さらに基本的なことといった意味で、正しい呼吸・正しい立ち方・正しい歩き方、しいては正しい生き方を意識してください
- つまり、正しい姿勢を維持したり、日常生活をするうえで必要不可欠な筋肉をつけたいのです
- 生活のゆとり
- ここまで書いてきたことは、それほど時間を奪うものではないと思うのですが大半の人は「時間がない」と言うでしょう
- とりあえず明日一日でいいので自分がどのように時間を使っているのか意識しながら生活してみてください
- もし、可能であれば紙に殴り書きで結構なのですが、何をして時間を浪費しているのかメモしてみてください(メモすることで、多少の時間をとられるのですが・・・)
- そうすると、意外と多くの時間を無駄に浪費していることに気がつくでしょう(無駄な時間がすべてよくないとは、言うつもりはありません。人生には無駄も必要です)
- そんな時間を少しだけ、自分の健康を維持・促進するために使ってみませんか?
- 本当に時間がたりなくて、寝る間も惜しんで、動きまわっている方もいらっしゃるでしょう
お忙しいのですね、ご苦労様です。近い将来、過労がたたって何らかの病気・不調がでてくる可能性が高いですね
あるいはすでに出ているかもしれませんね。必死に動いているときには軽い痛みなどは感じなくなります
また、貴方の状況次第ですが、徐々に仕事の量も増えていくことが予想されます
今のうちに上手な時間の使い方・時間の管理法を学ぶことをお奨めしたいです- また、今までにも運動をしようとしたけど長続きしなかったためやる前からあきらめている方や
意思が弱いのですね。あるいは弱くなってしまったのでしょうか
やるのは誰でしょうか?そして、やらなければならないことを誰よりも体感しているのは?
このような方には、我々のお奨めする運動に限らず、何でも続けることを習慣づけるようにします
習慣というのは、作ろうとすることとやめようとすることは非常に難しいものです
というのも、故意に悪い習慣を作る人はいないし、よい習慣をやめようとする人も少ないです
困難なのは、よい習慣をつくり悪い習慣をやめることです、悪い習慣は自然に身につくものがほとんどです
はじめのうちは、わずらわしかったり忘れてしまったりしますが、1ヶ月ほど意識して続けていると少しづつ身についてきます
たいていの運動等をしているとこのあたりで、体感できる効果が出てきます
でも、この段階で安心していると、わりと簡単に忘れてしまいます
少なくとも、半年ほどは弱い意志を奮い立たせてがんばってみてください
この段階までくると、体の調子もよく、自分の意思・意識が変わってきていることに気がつくでしょう- めんどくさい・・・とか、もっと楽しいことをしたいという方もいることでしょう
このような方には、少しくらい説得したところで心に響かないものですね
「健全な肉体には健全な精神が宿る」というように
自分で自分をコントロールできないようでは、どんどん自堕落の一途をたどることでしょう
また、完全に否定はしませんが欲望のまま生きていては動物と大差がない生活をしているとも言えます
・・・動物は自然という、絶対的な規律に従い、基本的には食料は自ら調達していることを補足しておきます
- とりあえず明日一日でいいので自分がどのように時間を使っているのか意識しながら生活してみてください