Apple MacPro 2009 改造情報 - SSD増設 -
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〜〜 MacPro 2009 SSD増設 〜〜

- - 改造、パワーアップは自己責任で行ってください - -


2018.10.11編集


 手に入れたMacPro 2009は1TBの7200rpmなHDDが搭載されていたが、以前手に入れていたCrucial SSD 512GBが余っていたのでMacPro 2009のメインシステムドライブにしてみた。




●下画像をご覧いただくとわかる様に本来なら4つあるHDDスロットに搭載するのが基本ではあるが、Appleの光学ドライブの下の5inchベイが空いているので、そこの空いているS-ATA端子に増設することにした。 これで4つのHDDスロットが自由に抜き差しできるのでドライブをフル活用できる。



 5inchベイに2.5inchのSSDを搭載するためには、PC用5inchベイ用変換スペーサー(Amazon特集)を活用した。 OS XインストールメディアにてBootしてドライブフォーマットをすればOS Xをインストールできる。


 ●また、オーソドックスではあるが。4つのHDDスロットのどれかにSSDを増設する方法は、附属HDDマウンタとSSDの間に2.5→3.5inch変換アダプタを用いる。



 今回使用したのは、上の画像の「AINEX HDM-42」という変換アダプタである。

 プラスティック素材ではあるものの安価な変換アダプタだったので購入。附属品はネジがそこそこ付いていて不自由しない。 ほかのメーカーでも数点多様な品がある。



 純正HDDアダプタに変換アダプタを取り付けた画像が上。 SSDもしっかり収まり、MacPro本体のHDDスロットに差し込んでみるとバッチリ安定してはまってくれる。


 これでMacPro 2009などの簡単なSSD増設が完了する。



★MojaveにてBootCampする際の注意点

 2018年9月25日にAppleからmacOS Mojave 10.14が正規ダウンロードできるようになったのだが、Mojave内のBootCampアプリではMacPro2009ははじかれてしまう。

 ので、単独ドライブにDVD起動にてWindowsをダイレクトにインストールする事でMojave環境でのWindows使用ができる。 その際にSSDが1台だとMojaveを入れてしまうと、WindowsもSSDにしたくなるのでSSDが2台という環境になってしまう(High SierraまではBootCampアプリが使えるので1台で良い)と思う。

 どうしても物理SSDドライブが2台必要な場合は上記の2つの方法で行うと安価にできる。



●ほかの方法でPCI-ExpressスロットにSSD対応増設ボードを挿すという方法もある。

 PCI-Expressスロットは高速で通信できるスロットなので上記の増設方法以上の速度を出すことができる。

 注意したい点は、PCI-Express増設ボードを選ぶ際に起動ドライブとして動かせるMacPro対応をうたったものを選ぶ必要がある。

 だいたい\5,000〜\9,000ぐらいが相場だろうか。

PCI-Express SSD増設ボード等:Amazon特集


 この方法だと、5インチベイ2つとHDDスロット4つがフルに使える。



●考察(2018.10.11記)

 MacProは本体内空間が広く、スロットも程よくあるのでドライブ拡張の方法はいろいろある。 必要に応じて吟味して予算と速度のバランスをうまくとるというのが課題になると思う。

 実際のところ、SSDにしてしまうと内蔵S-ATAでの起動なりアクセスなりで事足りるとは思う。 不満が残ればPCI-Expressによる拡張SSDにするのが良いのかもしれない。


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