ABO FAN


Red_Ball12.gif (916 バイト)No.1035 O型男性の大型さんから H17.3.13 20:04

1.面白いですか?

とっても(^O^)

2.お気に入りのページ

データライブラリ

3.血液型と性格の関係は?

わからない

4.メッセージ:

誹謗中傷にならないように気をつけながらお節介なメー
ルをします。

No.1023 O型男性の匿名希望さんから H17.2.19 15:24
メール(その3) H17.3.10 21:17 への回答に,

>「偏ったデータ」の定義が不明ですが、きちんとした
>「有意差があるデータ」なら認めます。考え方は統計
>学の教科書どおりです。

とありますが,以前に渡邊芳之さん他の方々とのやりと
りで明らかになった統計学上の決定的な間違い(無知)
についてABOFANさんは改められたのですか?

考えを改めた訳ではありません。私の考えは特に何も変わっていませんよ。

 私の「決定的な間違い(無知)」は、渡邊さんを論破しようとした作戦です。それが、私の“作戦負け”というなら認めざるを得ないかもしれません(苦笑)。

#くどいようですが、渡邊さんは、日常生活では「性格」も「血液型」も信じています。
#データに有意差があるという点でも渡邊さんと私は一致しています。

メール(その2) H17.3.15 5:03

No.1035 の「大型」です。
お返事ありがとうございます。

> 私の「決定的な間違い(無知)」は、渡邊さんを論破しよう
>とした作戦です。それが、私の“作戦負け”というなら認めざ
>るを得ないかもしれません(苦笑)。

真っ当な科学的な論証という土俵ではABOFANさんに勝てる
余地はありませんから,確かにおっしゃるとおり作戦負けでした
ね。

ご返事ありがとうございます。

 すみません、主語が不明です…。(^^;; こういう意味でしょうか?

> 真っ当な科学的な論証という土俵では[渡邊さんが]ABOFANさんに勝てる
> 余地はありませんから,確かにおっしゃるとおり作戦負けでしたね。

 この場合は、私の作戦が間違っていただけで、本当は私の言っていることが[渡邊さんより]正しいという意味になります。妥当なのはこの解釈なのですが、実は全く逆の意味なのかもしれません。(^^;;

> 真っ当な科学的な論証という土俵ではABOFANさん[が渡邊さん]に勝てる
> 余地はありませんから,確かにおっしゃるとおり作戦負けでしたね。

 ただ、こうなると、「作戦」という言葉が余計です。常識的には、「作戦負け」ということは、本当は私の言っていることが[渡邊さんより]正しいという意味になるので、この場合も本当は私が正しいということになります(少なくとも、必ずしも渡邊さんが正しいという意味には取れないと思います)。しかし、それではメール(その1)とは正反対の意味になるので、これもおかしいし…。(^^;;

 結局、一番妥当な解釈は、「作戦」という言葉が余計だったということになのでしょうか?

> 真っ当な科学的な論証という土俵ではABOFANさん[が渡邊さん]に勝てる
> 余地はありませんから,確かにおっしゃるとおり[私の]作戦負けでしたね。

 ということですか?

 しかし、これまた、前回の私の答えの「渡邊さんは、日常生活では『性格』も『血液型』」も信じています」とは矛盾します。これでは、渡邊さんは“オカルト信者”ということになってしまいます。(^^;;

 本当はどうなのでしょうか?

メール(その3) H17.3.17 21:46

No.1035 (その2)の「大型」です。
お返事ありがとうございます。

> しかし、これまた、前回の私の答えの「渡邊さんは、
>日常生活では『性格』も『血液型』」も信じています」
>とは矛盾します。これでは、渡邊さんは“オカルト信
>者”ということになってしまいます。(^^;;

これを読むと,ABOFANさんは日常生活での行動に
は科学的な根拠や妥当性があって然るべき,とお考えの
ようですね。

私の場合は,必要な場面以外では特に科学的なリクツな
んて考えずに日常生活を送っています。
先祖の霊を信じてるわけでもないのに墓参りに行ったり,
神様の実在を信じてはいないのに初詣では結構本気でお
願い事したりオミクジを買ったり。
他の多くの方もおそらく同様だろうと思います。
ということで,科学的論証の場と日常生活で何らかの矛
盾があってちっともおかしくありません。

ご自分で「一番妥当な解釈」とした,
>> 真っ当な科学的な論証という土俵ではABOFANさ
>>ん[が渡邊さん]に勝てる余地はありませんから,確か
>>におっしゃるとおり[私の]作戦負けでしたね。
が正解です。

普段の日常生活では科学的な妥当性など気にせず気楽な
行動で一向に構いませんが,きちんとした論証が求めら
れる場面ではぜひ理に適った科学的思考をされますよう,
ABOFANさんにおすすめします。

またまたご返事ありがとうございます。

> これを読むと,ABOFANさんは日常生活での行動に
> は科学的な根拠や妥当性があって然るべき,とお考えの
> ようですね。

 そういう意味ではありません。「性格」は普通の人が観察できるものであるはずです(違うのでしょうか?)。観察できるものなら、「あるなし」を科学的な手段で測定できないとおかしいことになります。ということですから、渡邊さんとNo.1035さんは、性格を観察できるはずです(違うのでしょうか?)。従って、性格が存在しないということなら、渡邊さんとNo.1035さんは、“オカルト信者”か、「幻覚」を見ているのか、「錯覚」を起こしている…ということになります。

#霊や神様は、普通は観察できませんから…。

メール(その4) H17.3.18 22:26

No.1035 (その3)の「大型」です。

とりあえず前提の部分を確認させてください。
>“「性格」は普通の人が観察できるものであるはずです ”
とのことですが,具体的にどのようにすれば性格を観察できる
のでしょうか?

早速のご返事ありがとうございます。ただ、今回のメールは間違いなく冗談でしょう(笑)。

 心理学のテキストに書いてあるに決まっているじゃありませんか! 大型さんが読んでないはずがないでしょう。(^^)

メール(その5) H17.3.19 0:08

No.1035 (その4)の「大型」です。

>“心理学のテキストに書いてあるに決まっているじゃありませんか!”

とのことですが,私はABOFANさんの考えをお聞き
しています。テキストは関係ありません。
ABOFANさんの考えをご自身の言葉でお答えくださ
いますか?
再度お尋ねします。
具体的にどのようにすれば性格を観察できるのでしょう
か?

いや〜、素早いですね。(@_@)

 私は、心理学者が「血液型と性格は関係ある」と認める条件を満たしたデータを示しているだけです。従って、性格については、その心理学者の定義によることになります(私の論理はこちら)。

 ですから、お好みの性格心理学の教科書を読んでみてください。

 では、たまには私からも質問させてください。大型さんが「血液型と性格は関係ある」と認める条件は何でしょうか?

メール(その6) H17.3.19 9:59

No.1035 (その5)の「大型」です。

いきなり「血液型と性格の関係」の話を持ち出さない
でください。(そんな話ではありませんよ。)

ABOFANさんが心理学者のどなたか(多数?)と
どのような関係なのかは分かりませんが,それはこの
話には関係ありません。(脱線させないでください。)

ABOFANさんが私に対して“オカルト信者”など
とまでおっしゃった前提としている,
“「性格」は普通の人が観察できるもの ”
について,方法を説明してください,とお願いしてい
るのです。
簡単な例示で結構ですが,そんなに難しいですか?

???

> いきなり「血液型と性格の関係」の話を持ち出さない
> でください。(そんな話ではありませんよ。)

 読めばおわかりの通り、私のHPは、最初から最後まで「血液型と性格の関係」の話ですが?

 それを知ってメールしていただいたはずですから、「いきなり」だというのは不思議です。

> ABOFANさんが私に対して“オカルト信者”など
> とまでおっしゃった前提としている,

 別にそう主張しているのではなく、論理的な推論の結果を述べているだけです。違うなら、理由なり反論なりを述べる、というのが普通の議論の方法だと思いますが…。

 あるいは、No.1035さんの意見としては、「性格」自体がオカルトだ、という可能性もありますが、そうなのでしょうか?

#ちなみに、渡邊さんはそうです。(^^;;

 他の可能性はありませんよね?

> > “「性格」は普通の人が観察できるもの ”
> > について,方法を説明してください,とお願いしてい
> > るのです。
> 簡単な例示で結構ですが,そんなに難しいですか?

 科学的に厳密に説明すると、ものすごい時間がかかります。「簡単な例示」程度では、No.1035さんが認めるレベルの議論にならないことは、考えるまでもなく明らかでしょう。

 それでも説明しろ、というなら議論のテクニックでしょうから、私はその手には乗りません(笑)。

 まず、性格心理学の教科書をお読みください(既に読んでいることと思いますが…)。その上で、性格についての個別の議論ならご返事します。

#読んでないなら、科学的な議論はしようがないですよね?

メール(その7) H17.3.20 14:42

No.1035 (その6)の「大型」です。

> 「簡単な例示」程度では、No.1035さんが認めるレベルの議論に
> ならないことは、考えるまでもなく明らかでしょう。

そんなことはありませんからご心配なく。
普通の人が観察できる簡単な例,程度で結構です。

ABOFANさんが「論理的な推論の結果」として述べたこと,
その推論の“前提”について事例を聞いているのですよ。
私としては,普通に話を進めたいだけです。
イメージが掴めないと取り敢えずの肯定も反論もしようがあり
ません。

> 「性格についての個別の議論ならご返事します。」

とのことですが,まさか議論を始めるための“前提”はどうで
もいい,なんて非論理的なお考えじゃありませんよね。

普通に話を進めたいので,お願いですから教えてください。
簡単な日常の例示程度で結構です。
“観察できる”というのは例えばどんなことですか?

???

> 普通の人が観察できる簡単な例,程度で結構です。

 ということですので、手元のの『スーパーニッポニカ2003』(小学館)から抜粋しておきます。

性格

一般にはその人特有の性質のうち比較的持続性をもつものをさす。英語のキャラクターcharacterの訳として用いられる場合には、語源であるギリシア語kharakterの「刻み込まれたもの」「彫りつけられたもの」の意味から由来するものとして、内面的な特性を示すが、一般にキャラクター・テストとはいわずパーソナリティー・テストというように、パーソナリティーpersonalityの訳として人格とともにほぼ同義に用いられている。
 ある人が特定の場面で、ある行動をとる場合、同じような場面に出会っても、その人によってとる行動には違いがある。たとえば、道でそれほど親しくない知人に出会ったが、先方が気がついていないといった場合、ある人は黙って通り過ぎるし、別の人はこちらから声をかける、といった違いがある。このように、行動の個人差には単に環境的条件の差だけでなく、その人がだれであるかという主体的条件によって決まってくる面がある。性格は、このような他人との違いを説明しようとするとき用いられる概念である。…

 読んだとおりです。まず、「その人特有の性質のうち比較的持続性をもつもの」で、それは「行動」によって観察できるというのが(性格)心理学での定義です。

 ただ、

 

> > 「性格についての個別の議論ならご返事します。」

> とのことですが,まさか議論を始めるための“前提”はどうで
> もいい,なんて非論理的なお考えじゃありませんよね。

 ???

 教科書に書いてある“前提”を正しいと認めるかどうかは別として、まず現在の“定説”をある程度自分で理解してから議論するのがスジだと思いますが違うのでしょうか?

 では、私からも質問させてください。No.1035さんは、心理学の入門書や教科書を読んだことがありますか?

メール(その8) H17.3.21 13:27

No.1035 (その7)の「大型」です。

お返事ありがとうございます。
「私はその手には乗りません」とおっしゃったままABO
FANさんダンマリなのかな?と心配していたので回答いた
だけて嬉しいです。
(でも無用な事典抜粋が多かったですね。ご自身の言葉で
書くのは難しいですか(^^)。)

変な警戒感を持たれてもいけないんで,余談ですが一応私の
スタンスを書いておきますね。

科学的な素養はとても大切だと思っていますが,科学万能!
的に礼賛してはいません。(今時そんな人いるのかな?)
科学的なアプローチは,それが有効な場面で使えば役に立つ
ということで,それ以上でも以下でもないでしょう。
科学的な知見なり理論なりは本来その枠組みの中で特別に成
り立っているものなんだけれど,ときに実社会に役立つ場合
があるので重宝がられることも多い。
だからといって「科学的だから正しい」とか「科学的だから
優れている」ということを枠組みの外に向かって言うのは筋
違いだと思っています。
「科学的なことを信じない」のは個人の自由で,それ自体何
ら構わないし,また「非科学的なことを信じる」のも,それ
自体では否定できない個人の好みの問題だと思っています。
ただ,科学と非科学は同じ土俵に乗れない,乗せてはいけな
い,というだけの話です。
とは言え,科学と非科学にキッチリ線が引けるかというと難
し面があるでしょうね。
「今のところほぼ正しいと言われる理論」よりも,「まだ評
価が定まっていない仮説」「やや疑わしい仮説」の方が論文
生産性?がいい場合もあるみたいですから(私の主観ですか
ら根拠を出せと言われると困りますが),門外漢が論文など
を引っ張りだす場合には科学的信憑レベルに注意が必要だと
思います。

余談はさておき,
性格は「行動」によって観察できるということですね。
私も多分そうなんだろうと思っています。
ABOFANさんが何か特別なとらえかたをしているのかと
危惧していたのですが杞憂でした(^^)。
でも,こんなひと言ですむような簡単な回答にかなり躊躇さ
れたというのは,

> 「性格や行動の測定法の議論になると、かなり面倒なことに
> なるので」

ということでしょうが,ご心配なく。
ABOFANさんが振らない限り「科学的に厳密な説明」の
話にはならないと思います。

では,やっと話を戻せます。
科学的に厳密な意味はさておき,行動をみて分かる日常語と
しての「性格」を私がとらえていると,私が“オカルト信者”
ということになる,というのはどういう理屈ですか?
(リクツによっては否定したくなるかも(^^)。)

はい、ご返事ありがとうございます。私もホッとしました(笑)。

> だからといって「科学的だから正しい」とか「科学的だから
> 優れている」ということを枠組みの外に向かって言うのは筋
> 違いだと思っています。

 普通の科学者なら、「科学的だから正しい」とも「科学だから優れている」とも既存の枠組みの中でさえ言わないと思いますよ。
 科学は、現在まで反証されていない仮説の体系なはずです。従って、「血液型と性格は関係ない」という“科学的”な仮説は、反例や実際のデータによって否定されることもあるわけです。それを従来の仮説(=血液型と性格は関係ない)が万能だと考えてはいけないですよね?
 優れているかどうかは、科学と他の比較(?)の基準をどう取るかですから、主観的な価値観の問題でしょう。従って、一意に結果が決まるとは思えません。

> 「科学的なことを信じない」のは個人の自由で,それ自体何
> ら構わないし,また「非科学的なことを信じる」のも,それ
> 自体では否定できない個人の好みの問題だと思っています。

 それはケースバイケースでしょう。

> 性格は「行動」によって観察できるということですね。
> 私も多分そうなんだろうと思っています。
> ABOFANさんが何か特別なとらえかたをしているのかと
> 危惧していたのですが杞憂でした(^^)。

 基本的には、性格心理学と同じです(笑)。

> でも,こんなひと言ですむような簡単な回答にかなり躊躇さ
> れたというのは,

> > 「性格や行動の測定法の議論になると、かなり面倒なことに
> > なるので」

> ということでしょうが,

 全く違います(笑)。行動主義(心理学)の立場では、性格は存在しないという前提があります(もっとも、この説を認めている人は少数ですので心理学の主流ではありません)。渡邊さんは基本的には行動主義の立場ですから、性格は存在しない→血液型と性格は関連がない、という論理です。また、性格の首尾一貫性という面でも、いろいろと議論がされています。

 この説明をすると長くなるので省略します(詳しくはこちら)。

#この議論に巻き込まれたら大変です。(^^;;

> 科学的に厳密な意味はさておき,行動をみて分かる日常語と
> しての「性格」を私がとらえていると,私が“オカルト信者”
> ということになる,というのはどういう理屈ですか?
> (リクツによっては否定したくなるかも(^^)。)

 渡邊さんのような行動主義的(原理主義的?)な考え方からすると、性格はまさに“オカルト”です。一番最初のメールに「以前に渡邊芳之さん他の方々とのやりとりで明らかになった…」とあれば、常識的にはNo.1035さんが行動主義的な立場を取っていると他人から判断されても不思議ではないでしょう(笑)。

#もっとも、初めから行動主義的な立場は取らないということなら、渡邊さんの考え方を認めるとも思えません…。

メール(その9) H17.3.23 21:45

No.1035 (その8)の「大型」です。

>  科学は、現在まで反証されていない仮説の体系なはずです。従
> って、「血液型と性格は関係ない」という“科学的”な仮説は、
> 反例や実際のデータによって否定されることもあるわけです。

このあたりは,そもそも“関係ない”が仮説といえるのかはさ
ておき,反例が同条件で実証されたならば仮説が否定されるの
はそのとおりですから同感です。

前後しますが,
>  普通の科学者なら、「科学的だから正しい」とも「科学だから
> 優れている」とも既存の枠組みの中でさえ言わないと思いますよ。

ここはちょっと参りました。
どこから「科学“者”」とか「“既存の”枠組み」がでてきた
んでしょう?
ある仮説の「承認」対「否定」という図式に読み替えをしたの
でしょうか。
文脈からして科学と非科学について書いているので「科学が非
科学に対して言うべきでない」って意味に読んでもらいたかっ
たのですが,読めなかったとしたら私の文章力のせいですから
今後は気をつけます。
(誤解にしても「既存の枠組みの中でさえ」ってどういう意味
なのかなぁ・・・ 独り言です。)

>> 「科学的なことを信じない」のは個人の自由で,それ自体何
>> ら構わないし,また「非科学的なことを信じる」のも,それ
>> 自体では否定できない個人の好みの問題だと思っています。

> それはケースバイケースでしょう。

「科学的な何かを信じない」とか「非科学的な何かを信じる」
ことそれ自体がいけないケースって思い浮かばないんですが,
何か例がありますか?
これは特になければないで別にかまいませんが。

それから“オカルト信者”の件。
渡邊さんの考え方と私ごときの浅薄な考えが同じわけないじゃ
ないですか。渡邊さんに失礼ですってば!
多くに同意,ごく一部はそうでない,かなりの部分は分からな
い(笑)ってところでしょうか。
渡邊さんに(何度も名前が出てご迷惑でしょうね)激しく同意
できるところもあればそうでないところもあると。
心理学でいう性格が「実在するかどうか」については(議論が
分かれていることを理解したうえで)私は「分かりません!」
と自信をもって(笑)きっぱり言います。
これで私が“オカルト信者”ということになるんですか?

ある人の主張に対して「全面支持あるいは全面否定」は特殊な
ケースだと思うので,Bッシュ大統領に対するK泉首相みたい
に「何でもかんでもひっくるめて全面的に支持!」という態度
は不可解だと私は思っています。

> #もっとも、初めから行動主義的な立場は取らないということ
> なら、渡邊さんの考え方を認めるとも思えません…。

まさに「坊主憎けりゃ・・」の世界ですね(^^)。
今までの数々の経験からABOFANさんが予断をもってしま
うのは仕方のないことなのかも知れません。
でも,知らないあいだに私がトピックスの「否定論者との議論」
に載っていたのには参りました。(私は否定論者なの?)

ご返事ありがとうございます。が、ますますわからなくなってしまいました(笑)。

>>  普通の科学者なら、「科学的だから正しい」とも「科学だから
>> 優れている」とも既存の枠組みの中でさえ言わないと思いますよ。

> ここはちょっと参りました。

 科学的に正しいとされていることは、現在までに否定されていない仮説に過ぎないのですから、「科学的だから正しい」はずがありません。また、「優れている」かどうかは価値判断の問題ですから、科的に決定できるはずがありません。違うのでしょうか?

> 文脈からして科学と非科学について書いているので「科学が非
> 科学に対して言うべきでない」って意味に読んでもらいたかっ
> たのですが,読めなかったとしたら私の文章力のせいですから
> 今後は気をつけます。

 別に気を付ける必要はないと思います。何を考えたって発表したって自由でしょう(笑)。ただし、法律に触れることや社会的制裁については自己責任になるのが当然です。(^^;;

 ですから、私は「科学が非科学に対して言うべきでない」とは思いません。どんどん言っていいし、逆に「非科学が科学に対して言うべきでない」とも思いません。

> 「科学的な何かを信じない」とか「非科学的な何かを信じる」
> ことそれ自体がいけないケースって思い浮かばないんですが,

 私は、オ○ム真理教の信者が、教祖を信じてサリンを撒いても構わないとは思いません。まあ、これは極論です(笑)。

> これで私が“オカルト信者”ということになるんですか?

 最初のメールに戻りますが、

> とありますが,以前に渡邊芳之さん他の方々とのやりと
> りで明らかになった統計学上の決定的な間違い(無知)
> についてABOFANさんは改められたのですか?

 この文章は、(心理学的な観点からすると)性格がオカルトだということが前提でないと成り立たないと(私は)判断していたのですが、違うのですね? というのは、

> 心理学でいう性格が「実在するかどうか」については(議論が
> 分かれていることを理解したうえで)私は「分かりません!」
> と自信をもって(笑)きっぱり言います。

 と書いているからです。ということは、血液型と性格は科学的な議論の対象になりえない、ということなのでしょうか? それなら、渡邊さんと私の議論は科学的な論争ではない、ということになりますが…。

 しかし、こうなると「統計学上の決定的な間違い(無知)」が云々は、(少なくとも心理学な観点からは)ナンセンスです。なぜなら、これは「血液型と性格」に関する議論の中で出てきた話題だからです。

 ということで、すっかり振り出しに戻ってしまいました。(^^;;

 あるいは、No.1035さんのメールは、もともと科学的な議論を意図したものではない、ということなのでしょうか?

 閑話休題。

 最初のメールで、私の「血液型と性格」に関する意見は統計学的に間違いである、とありますよね。しかし、「性格」は科学的な分析の対象ではないし、科学的な議論をするつもりはない、と言われても戸惑うだけです(笑)。

 初めから科学的な議論するつもりはないんだということなら、そう割り切りますが…。(^^;;

メール(その10) H17.3.25 11:56

No.1035 (その9)の「大型」です。

私は,極めて基本的な科学的議論をするつもりだったのです
よ実は(^^)。

>  科学的に正しいとされていることは、現在までに否定
> されていない仮説に過ぎないのですから、「科学的だか
> ら正しい」はずがありません。また、「優れている」か
> どうかは価値判断の問題ですから、科的に決定できるは
> ずがありません。違うのでしょうか?

このABOFANさんの言葉はそれ自体は至極もっともなの
ですが,私に対する返事としては不適切ですね。

私の「1+1=2だと思います」に対して,ABOFANさ
んが「いいえ1+1の答えは2です」という構図です。
誤読したうえに,反論で何をおっしゃるのかと思えば,私と
同様のことを言って「違うのでしょうか?」ときたら参るし
かないでしょう(^^)。

まさか,ABOFANさんは「非科学」を誤解していないで
しょうね。
非科学というのは,科学ではないもの,例えば諺とか風習と
かオマジナイとか・・・色々ありますよね。
私が言ったのは,科学がオマジナイに対して「科学的に言っ
て間違ってるからそれはダメ」などと言うのはスジ違いだ,
ということ。
ついでに言うと例えば,環境問題の原因としての科学(技術)
に対して「オマジナイをしなかったからだ!」なんて科学的
でない因果の話はできないでしょう,ということです。

ABOFANさんは「どんどん言っていい」とおっしゃいま
すが,私には意味があることとは思えません。
もちろん,科学同士,非科学同士ではどんどん言っていいで
すね。同じ土俵ですから。

> > 「科学的な何かを信じない」とか「非科学的な何かを信じる」
> > ことそれ自体がいけないケースって思い浮かばないんですが,

>  私は、オ○ム真理教の信者が、教祖を信じてサリンを撒い
> ても構わないとは思いません。まあ、これは極論です(笑)。

犯罪や差別の(広い意味での)“行為”が悪いことは当然で
す。(広い意味で,というのは教唆や黙認等も含めてという
ことです。)
私は,「信じる」あるいは「信じない」こと“それ自体”に
ついてたずねたんですが・・・。
極論どころか問いに対する答えになっていませんね(泣)。
(私もつきあって極論めいたことを書くと,サリンを撒くと
いう“行為”ではなく,言動を伴わない「撒くぞという“信
念をもつ”」こと“それ自体”は,その時点では咎めきれな
いような気がしています。)
私は一応考えて書いているんですから(ABOFANさんは
どうなのか知りませんが(失礼!))ちゃんと読んでくださ
いね。
この説明で(同意は不要ですが)理解はしてもらえたでしょ
うか?

とりあえず私が言いたかったことを理解さえしていただけれ
ば,同意(あるいは保留)するかどうかはABOFANさん
のご自由になさってください。
(もし同意できるようであれば凄いことになるかも(^^)。)

それから,性格が科学の対象になるのか,について。
性格に対応するものをうまくパターン化(=記述)できれば
大丈夫なのかもしれないなぁと思っている程度,とりあえず
それくらいの認識です。
正直に言ってしまえば,性格が科学たりえるかどうかには特
別な興味はありません。
(ゴメンネ!って謝ることはないか(^^))
メールの一番最初に書いた選択アンケート部分,
血液型と性格の関係は?→「わからない」
と答えたとおりです。

実を言うと,私はひょっとするとABOFANさんの味方に
なれるかも知れない,とやりとりの中で思ったんですよ。
(信じないでしょうが最後まで読んでください。)

例えば統計的な処理については,渡邊さんをはじめ他の方々
とのやりとりで議論し尽くされていますから,内容について
は繰り返しません。
(ランダムサンプリングや統計的検定の件など)

ABOFANさんの統計データ処理の問題点は,言ってしま
えば「再現性がない」ことに尽きると思います。
誰がやっても同じ結果が出る,これが科学の基本条件です。
ところが,ABOFANさんのデータ処理は,科学の枠組み
ではできないABOFANさんだけができる処理ですから,
少なくとも科学とは言えません。
でも科学でなくても全然かまわないんですよ。
ABOFANさんが独自の信念で個人の趣味でやっているこ
とですから。
ただし「これは科学なんだ」という看板を下ろす必要があり
ます。
非科学宣言さえすれば,誰にも何も言われる筋合いはありま
せん。科学者もお手上げです,土俵が違うんですから。

私は最初に「改められたのですか?」と問いました。
「改めた」という答えでしたら,データ検定関係がまだ直っ
ていないようなので見直すよう勧めたでしょう。
ところが「特に変わっていない」との答えでしたから,軌道
修正するとしたら科学の看板しかないことになります。

・非科学的なことを信じることそれ自体かまわない
・科学が非科学にイチャモンつけるのはスジ違い

このあたりの理論武装ができて,堂々と非科学の看板を掲げ
たならば,ABOFANさんは「否定論者との(不毛な)議
論」から開放されると思うのですが,いかがでしょうか?

???

> 私は,極めて基本的な科学的議論をするつもりだったのです
> よ実は(^^)。

 ありがとうございます。

> 私の「1+1=2だと思います」に対して,ABOFANさ
> んが「いいえ1+1の答えは2です」という構図です。
> 誤読したうえに,反論で何をおっしゃるのかと思えば,私と
> 同様のことを言って「違うのでしょうか?」ときたら参るし
> かないでしょう(^^)。

 そうですか…。私もメール(その1)には同じ意味で参るしかありません(笑)。理由は後述します。

> まさか,ABOFANさんは「非科学」を誤解していないで
> しょうね。
> 非科学というのは,科学ではないもの,例えば諺とか風習と
> かオマジナイとか・・・色々ありますよね。

 そうですか…。英語の諺で、こんなのがあります。

The fairest rose is at last withered. (美しい薔薇もいつかはしおれる)

 この諺は“非科学的”だから、科学的には「美しい薔薇はいつもしおれない」のでしょうか?

> ABOFANさんは「どんどん言っていい」とおっしゃいま
> すが,私には意味があることとは思えません。

 ??? 意味があろうがなかろうが、言うのを禁止することはないと思いますが? 言うのを禁止すべきなのですか?

> 私は,「信じる」あるいは「信じない」こと“それ自体”に
> ついてたずねたんですが・・・。
> 極論どころか問いに対する答えになっていませんね(泣)。

 はい、ではお答えします。信じる信じないは思想や学問の自由だと思います。

> (私もつきあって極論めいたことを書くと,サリンを撒くと
> いう“行為”ではなく,言動を伴わない「撒くぞという“信
> 念をもつ”」こと“それ自体”は,その時点では咎めきれな
> いような気がしています。)

 「信念」を持ったり発表したりするのは現在(の日本)の法律では禁止されていません。「行為」のみが処罰の対象となります。ただし、「社会的制裁」は別です。

> 正直に言ってしまえば,性格が科学たりえるかどうかには特
> 別な興味はありません。

 そうですか…。すると、メール(その1)は無意味だと思います。理由は後述します。

> 例えば統計的な処理については,渡邊さんをはじめ他の方々
> とのやりとりで議論し尽くされていますから,内容について
> は繰り返しません。
> (ランダムサンプリングや統計的検定の件など)

 ありがとうございます。
 実は、渡邊芳之さんは、血液型と性格について、統計的に有意な差が出ることを認めています。

佐藤達哉+渡邊芳之+尾見康博さん 『心理学論の誕生』 H12.6 北大路書房 2,800円+税

 遂にというか、驚いたというか、肯定論者の主張の一部を裏付ける本(?)が心理学者から出版されました。それがこの本です!
 出版社名でわかるように、この本はちゃんとした学術書です。また、血液型と性格については肯定・否定のどちらもしていません、念のため。

 まずは、血液型は心理学では「タブー」であるということについてです。

  • 204ページ

佐藤[達哉氏] まあ、怒りというとボクの場合は、血液型性格判断の研究を某誌に投稿したときのことがありますね。レフリーがわけの分からないことを書いてきて、さらにけしからんことに、データがついているからダメだと言ってきて。某誌の他の論文にはデータのついているのがあるのにさ。それなのにオレらのだけ(笑)ダメだっていうわけ(と自分には思えた)。

  • 122〜123ページ

 今の大学生が興味を持つようなことを卒論で取り扱おうとしても、なかなか認めてもらえないことが多い。
 「超能力は存在するか」なんてことはとにかくタブーなのである。
 いわゆる血液型性格判断についても同様である。やってはいけない。
 血液型性格判断ブームの研究については近年事情が変わってきたが、タブーとなるテーマであることは変わりがない。
  ……
 心理学は実証的学問なんだから、仮説をたてて検証させればすむことなのに、頭からテーマを押さえ込むようなやり方はなくしてほしいものだと思う。

  • 211ページ

渡邊[芳之氏] そんなことだから、血液型性格判断のデータが統計的に有意★50だったりするとアタフタするんだよ。

★50 一部の心理学者が統計的手法で血液型性格判断を否定しようとしたため、血液型性格判断賛成陣営も統計を勉強し始め、最近では実際に有意差の出る(つまり血液型と性格に関連があるという)データを提出しはじめている。また、彼らは心理学の統計の用法の問題点(サンプリングの問題点等)も理解するようになり、(血液型性格判断を批判している)心理学という学問のあり方に対してかなりまっとうな批判も出るようになってきた。これらのことに対し、最初のうちは積極的に批判の論陣を張っていた心理学者たちの多くは沈黙している。

> ABOFANさんの統計データ処理の問題点は,言ってしま
> えば「再現性がない」ことに尽きると思います。
> 誰がやっても同じ結果が出る,これが科学の基本条件です。
> ところが,ABOFANさんのデータ処理は,科学の枠組み
> ではできないABOFANさんだけができる処理ですから,
> 少なくとも科学とは言えません。

 ??? ですから、この記述は渡邊さん自身(前掲書)によって否定されていることになるはずですが…。

> 私は最初に「改められたのですか?」と問いました。
> 「改めた」という答えでしたら,データ検定関係がまだ直っ
> ていないようなので見直すよう勧めたでしょう。
> ところが「特に変わっていない」との答えでしたから,軌道
> 修正するとしたら科学の看板しかないことになります。

 ということで、私の考えを改める必要はないことになりますが…。
 ゆえに、メール(その1)は無意味だと思いますがいかがですか?

> ・非科学的なことを信じることそれ自体かまわない

 それは別に構わないと思いますが…。

> ・科学が非科学にイチャモンつけるのはスジ違い

 超心理学の関係者や大槻[名誉]教授が聞いたら、笑い転げてしまうと思います(笑)。

> このあたりの理論武装ができて,堂々と非科学の看板を掲げ
> たならば,ABOFANさんは「否定論者との(不毛な)議
> 論」から開放されると思うのですが,いかがでしょうか?

 おかげさまで、大村さんが“転向”して以来、「否定論者との(不毛な)議論」からはほとんど解放されました(笑)。

メール(その11) H17.3.26 19:50

No.1035 (その10)の「大型」です。

ABOFANさんのおっしゃりたいことが(たぶん)分かり
ました。

私は「非科学」を字義どおりに「科学ではないもの」という
意味で使っており,誤解のないように例をあげて説明したつ
もりなのですが,ABOFANさんは,非科学を「超常現象」
めいたもの?に限定して(あるいは含めて)お考えのように
思われます。
そうでなければ,ABOFANさんが「諺の例外」を持ち出
したことが「単にケチをつけてるだけ」になってしまいます。

ABOFANさんがおっしゃりたかったのは,「諺は私が思
う非科学の範疇には入らない」という意味と受け取りました。
(合っていますか?)

> > ABOFANさんは「どんどん言っていい」とおっしゃいま
> > すが,私には意味があることとは思えません。

> ??? 意味があろうがなかろうが、言うのを禁止すること
> はないと思いますが? 言うのを禁止すべきなのですか?

「科学から非科学に対してもの申す」ことを,例えば「超常
現象」に対して,というような受けとり方をされたのなら,
私の意図とは全く違います。
超常現象は,科学に入るのかどうか?というグレーゾーンな
のですから(少なくとも私の認識では)非科学だと決めつけ
るのは間違いです。
ですから,科学が“非科学とは言えないもの”に対してもの
申すのは当然OKです。土俵は(ほぼ)合ってますから。

もし,字義どおり「非科学」の意味あいを理解していただけ
るのであれば,もういちど私のメールを読んでいただけると
ありがたいです。

次に,また出た(^^)渡邊さんがらみの件。
書籍『心理学論の誕生』の紹介ありがとうございます。

渡邊さんは,多くの心理学者とは「性格」のとらえかたが違
う,ということをまず確認しておきます。
正しい統計処理をしてみると,心理学者自分らの定義した
「性格」と相関が見られたと。
で,渡邊さんは「性格の定義がそんなだから結果をみてアタ
フタするんだよ」と呆れて?いるんだ,と私は読みました。
(それ以外の読み方ができるんでしょうか?)
従来の定義では相関が出るかも知れないが,行動主義の立場
では違うんだよ,ということです。

> > ABOFANさんの統計データ処理の問題点は,言ってしま
> > えば「再現性がない」ことに尽きると思います。
> > 誰がやっても同じ結果が出る,これが科学の基本条件です。
> > ところが,ABOFANさんのデータ処理は,科学の枠組み
> > ではできないABOFANさんだけができる処理ですから,
> > 少なくとも科学とは言えません。

> ??? ですから、この記述は渡邊さん自身(前掲書)
>によって否定されていることになるはずですが…。

上記のとおり,私は否定されているとは考えません。

また,性格の定義が同様だからといって,心理学者が正しい
統計処理をしだしたことがABOFANさん独自の統計処理
を正当化する根拠にはならないのではありませんか?
ただ,前メールでは,問題点が一部であることをはっきり書
いていなかったので,その点では言い過ぎの面がありました。
ゴメンナサイ。
もちろん全否定をしているわけではありません。ABOFA
Nさんが綿密妥当な処理をしている部分も多いでしょうし大
いに評価もすべきだと思っています。
でも,このHPの肝心要である統計データの処理に,はっき
りと間違った部分があればマズイですよね,科学なんですか
ら。
私が一番最初に言ったのは,その一部のせいで科学とは言え
なくなっているのは惜しいなぁ,ということです。

???

> ABOFANさんがおっしゃりたかったのは,「諺は私が思
> う非科学の範疇には入らない」という意味と受け取りました。
> (合っていますか?)

 そのとおりです。風習もオマジナイも同様です(笑)。従って、「科学」の定義をきちんとする必要がありますが、議論が拡散するので、ここではその必要性を指摘するだけに止めておきます。

> もし,字義どおり「非科学」の意味あいを理解していただけ
> るのであれば,もういちど私のメールを読んでいただけると
> ありがたいです。

 はい、それではNo.1035さんの定義によると、宗教も科学の対象であると判断させていただきます。なぜなら、故・山本七平さん(ちなみに彼はプロテスタント)の『歴史としての聖書』には、こんな記述があるからです。

 20世紀でもっとも進んでいる学問−聖書学

 聖書学という学問があり、これは聖書考古学、聖書史学、聖書文献学、聖書語学、聖書釈義学という5つの分野に分けられる。
 聖書学はヨーロッパでも新しい学問であって、1905年にダイスマンという古典学者が、西洋古典学の方法を聖書の研究に持ち込んだのがはじまりといわれる。それ以来、今日では、20世紀でもっとも進んでいる学問は原子物理学と聖書学といわれるほど発達した。
 たとえば、コンピューターを使って聖書の本文を分解するようなことまで行われている。
 こういうやや行き過ぎ(?)ともいえる方向に対して、そもそも聖書を科学の対象とすることじたい冒涜(ぼうとく)であり、これは「神の書」だから信仰の対象であるという考え方をする人もいる。カーター大統領[注:当時]の属する南部バプティストなどは、その点で非常にきびしい宗派だ。
 しかし、これも極端であって、聖書は十分に学問の対象たりうるし、また、対象としなければならない。
 私は、聖書の内容は、いかなる学問的分析にも耐えられるものだと思っている。どれほど深く学問のメスを入れても、びくともするものではない。

 日本神話でも全く同じことが言えるはずです。それなら、“非科学的”な性格を科学的に分析してもなんの問題もないことになりますが…。

> 渡邊さんは,多くの心理学者とは「性格」のとらえかたが違
> う,ということをまず確認しておきます。

 正確には、「多く」ではなくて「主流」でしょうね。もっとも、行動主義心理学者がこんなことを聞いたら怒り出すかもしれませんが(笑)。

> 正しい統計処理をしてみると,心理学者自分らの定義した
> 「性格」と相関が見られたと。

 はい、「主流」の性格心理学では−渡邊さんの意見によると−そういうことになります。

> で,渡邊さんは「性格の定義がそんなだから結果をみてアタ
> フタするんだよ」と呆れて?いるんだ,と私は読みました。
> (それ以外の読み方ができるんでしょうか?)

 渡邊さんの意見はそのとおりでしょう。

> > > ABOFANさんの統計データ処理の問題点は,言ってしま
> > > えば「再現性がない」ことに尽きると思います。
> > > 誰がやっても同じ結果が出る,これが科学の基本条件です。
> > > ところが,ABOFANさんのデータ処理は,科学の枠組み
> > > ではできないABOFANさんだけができる処理ですから,
> > > 少なくとも科学とは言えません。

> > ??? ですから、この記述は渡邊さん自身(前掲書)
> >によって否定されていることになるはずですが…。

> 上記のとおり,私は否定されているとは考えません。

 ??? 上記のとおり−正しい統計処理をしてみると,心理学者自分らの定義した「性格」と相関が見られた−なら再現性があるということですから、否定されているのではないのですか?

> また,性格の定義が同様だからといって,心理学者が正しい
> 統計処理をしだしたことがABOFANさん独自の統計処理
> を正当化する根拠にはならないのではありませんか?

 ??? この論理からするとなるはずですよ。渡邊さんも認める“正しい統計処理”をしてみると,(性格)心理学者自分らの定義した「性格」と相関が見られたと。つまり、再現性があるということです。違うのですか? それとも、渡邊さんの「有意差の出る」という意見自体が間違っているのですか?

 これは単純に統計処理の問題ですので、行動主義が正しいかどうか(「性格」が存在するかどうか)ということとは別問題なはずですが?

> でも,このHPの肝心要である統計データの処理に,はっき
> りと間違った部分があればマズイですよね,科学なんですか
> ら。
> 私が一番最初に言ったのは,その一部のせいで科学とは言え
> なくなっているのは惜しいなぁ,ということです。

 科学的ということなら、抽象的な言い方でなく、具体的な反論が必要だと思いますがいかがですか?

 具体的に、私のHPのこの部分というふうに指摘していただかないと…。次回にでもぜひお願いします。

メール(その12) H17.3.27 23:22

No.1035 (その11)の「大型」です。

だいぶスッキリしてきました(^^)。

ABOFANさんが考える非科学の定義は私とは違っていて,
定義を変えるつもりはない,ということでしょうか。
でも同意はできなくても理解さえしていただければと思いま
す。

私は(日常の)「諺を言うという行為」「オマジナイという
行為」が,対象の“とらえかた”として,科学的に吟味して
いるわけではない,といった意味で(私のいう)非科学の例
にあげたわけです。
まぁ,諺やオマジナイの妥当性を科学的に分析するのもアリ
といえばアリ?なんで,例としては良くなかったかも知れま
せんね。(揚げ足取りっぽく反論されて参りました(^^)。)

さて,聖書学に関する本の引用や日本神話を持ち出したとこ
ろから想像すると,ABOFANさんは科学あるいは非科学
を,カテゴリー?で括って(固定したものとして?)お考え
なのでしょうか。
“科学の定義をする必要性”などとおっしゃるところからも
それが伺えます。

私は最初のスタンスでも書いたとおり,科学?非科学?とい
うのは,対象をどうとらえ,どう扱うのか=アプローチの問
題だと考えています。
科学的なアプローチをすればそれは科学であり,そうでなけ
れば非科学だということです。
(かなり乱暴な言い方ですけどね。)

例えば,座禅についてであれば(またマズい例になっちゃう
かなぁ),個別的経験としての宗教的なとらえ方がある一方
で,心理学・生理学的なアプローチをすれば立派な科学でし
ょう。
また,ABOFANさんが例に出した薔薇の諺も,本来の諺
としての使い方ではなく,科学的な妥当性を吟味する,とい
うアプローチをするのであれば科学ですね(^^)。
ですから,ABOFANさんが「(私の定義によれば)宗教
も科学の対象であると判断させていただきます。」というの
は,対象に“なりえる”という意味で,おっしゃるとおりで
す。
(ただし,引用文の山本七平さんの主張には同意できません。
せっかくでしたが,この引用は理解の邪魔になっただけとい
うことです。できれば不必要な引用は避けていただければと
思います。)

また,その対象が見えようが見えまいが,同一性の記述さえ
できれば,科学の対象になりえます。
もちろん,目に見えない「性格」についても(記述さえでき
れば)同様に科学の対象になりえるでしょう。

およそどんな事象でも,科学としての何らかの見方・切り取
り方はできるでしょうから,科学なのか・そうでないのか,
は対象とする事物だけでは判断できません。
“それ”は科学なのか,を問うというのは(対象の定義の問
題を含めて)アプローチが科学的か,を問うことだと考えま
す。
こういう考え方は,ABOFANさんにとって全く理屈に合
いませんか?

おつきあいただきありがとうございます。今回のメールには、基本的には賛成です。

 では、具体的に、私のどのアプローチが科学的でないのでしょうか?

メール(その13) H17.4.6 22:09

No.1035 (その12)の「大型」です。

早速お返事をいただいたのですが,多忙だったためにメール
が遅れました。ごめんなさい。
まず前置きから。

私は,「○○という性格特性と△型には××の相関がある」
といった具体的な表現を抜きにした「血液型と性格に“何ら
かの”関係がある」という言説は科学的な仮説とはいえない
と考えています。

なぜなら,検証すべき要素の定義・条件とデータ(+メカニ
ズム)を示したうえで具体的相関を示した仮説でなければ再
現性の確認や反証が不可能ですから。(ABOFANさんが
お好きの?“反証可能性”が出てきちゃいました。)

したがって,「“何らかの”関係があるはずだ」というだけ
の主張には(反証できないという意味で)主張としての意味
はありません。
これは,「“何ら”関係などない」という(データの検証結
果としてではない)反論に対する再反論として言う場合であっ
たとしても,単に両者の主張が無意味だというだけの話です。

さて,ABOFANさんから「私の科学的でないアプローチ
を具体的に」とのことなので,サンプリングに関する問題点
をシロートなりに説明してみます。
(渡邊さんの「メール(その14)」あたりでさんざん説明
されていることですが(^^;。)

とは言っても,(推測)統計というのは極論すれば“方便”
なので,問題点を指摘したところでABOFANさんの逃げ
道?はあるでしょうね(^^)。
信頼すべき妥当な判断をするためには,方便にも方便なりの
妥当な使い方・ルールがある,ということをご理解いただけ
るといいのですが。

さて,このHPの「[血液型と性格]の謎を推理する」には,
「私の推理」というABOFANさんオリジナルの推理が公
開されています。
(煩雑なので引用は最小限にしますが,いつのまにか消えた
りしていないでしょうね(^^)。)
ここには,ご自身で“合格点だと思う”とした調査−検証の
ポイントとして,

> 1.回答者が均質でないといけない(つまり、同じ大学
> の大学生なんかがいちばんいい) 

とあります。
その理由は「ランダムサンプリングするとほとんどの場合血
液型による差がでないから」とのことです。

確かに,血液型と性格に何らかの相関があることを誰も発見?
していない時点での予備調査的な段階であれば,このような
調査も相関の発見のためには有効だろうと思います。
あるいは,“その大学生に特有の性質”の調査が目的なので
あればもちろんOKです。
しかし,このような特定の大学生だけのデータでは,推定で
きるのはあくまでもその大学生特有の相関です。
推定したい母集団での相関を調査するためには,母集団での
ランダムサンプリングが不可欠です。これは,採取したデー
タが母集団の性質を受け継いでいると想定するための大大大
前提です。

同じ「推理」の文中でABOFANさんご自身が「年齢,地
域,社会的地位などによって(性格相関の)傾向が違う」と
判断しているのですから,“同じ大学生”はまさにその“傾
向の違い(偏り)”がテキメンに現れる集団であると容易に
想像できるはずなのですが,それを問題視せずにむしろ“と
にかく差がでさえすれば好都合”だと捉えているように見受
けられます。
(“とにかく差がでればよい”はABOFANさんご自身の
言葉です。これでは相関について予断なく検証したとはとて
も言えないのではないか,と私は思います。)

ここで,ランダムサンプリングをしないと何故マズいのか,
具体的に話をします。
大学生だけを取りだしたとき(のみ)にはっきり差が見られ
たということは,大学生とは別のグループ(例えばゲートボ
ール倶楽部のシニアとか)には逆の相関があるためにランダ
ムサンプリングでは相殺されて差が少なくなっていたのでは
ないか,という可能性も考えられます。
大学生の△型に多かった性格特性○○が,シニアの場合には
逆に他よりも少ないのではないか,ということです。
仮にそうであった場合,(単に“関係がある”ではなく)科
学として真っ当な(具体的な定義・条件を記述した)仮説に
するためには,グループごとの(興味深い)相関の違いを記
述しなくてはいけません。
ランダムサンプリングしていない偏った(ABOFANさん
のいう“均質な”)データでは,母集団にある真の相関を誤っ
て過大にみてしまうおそれがあるばかりでなく,重要な相関
(がある可能性)を見落とすおそれがあるわけです。
ランダムサンプリングでないために母集団の性質を失ってし
まっている訳ですから当たり前です。
(当然ランダムサンプリングではグループごとの異なった相
関を検出できます。)

ABOFANさんの,「ランダムサンプリングをしてはいけ
ない」「とにかく差がでればよい」という手法では科学とし
て妥当性のある検証はできないことは理解していただけたで
しょうか?
これが,科学的でない(統計手法上の)アプローチの問題点
です。

と,ここまで書いてABOFANさんの返事を予想してみま
した。
「この私オリジナルの推理は“推理”であって,あくまでも
お遊びだから科学的アプローチをしているつもりはない。」
こういう返事だと,またもや参りますね(^^)。

もちろん,以前にも申し上げたとおり,このオリジナルな統
計?手法をABOFANさんの趣味・お遊びでなさるのは何
ら問題ありません。
ただ,科学という看板を下ろして「これは統計学とは違う私
独自の処理だ」と宣言していただかなければ誤解を招くでし
ょう。
私が言えるのはそれくらいです。

少々お待たせしました。

> しかし,このような特定の大学生だけのデータでは,推定で
> きるのはあくまでもその大学生特有の相関です。
> 推定したい母集団での相関を調査するためには,母集団での
> ランダムサンプリングが不可欠です。これは,採取したデー
> タが母集団の性質を受け継いでいると想定するための大大大
> 前提です。

 ruruさんからのメールと同じ内容(メール11)と思いますので再掲します。ランダムサンプリングは、社会調査などでは必要ですが、心理学では必ずしも必要ではないと思います。

−*−*−*−*−

 社会調査の場合は、現象に自然科学的な意味での再現性がないのですから、厳密なランダムサンプリングが必要になるのでしょう。もともとあまりアテにならない社会法則(失礼!)を抽出するのに、サンプルがいいかげんだったら、初めからお話になりませんから…。

 しつこいようですが、『社会調査演習[第2版]』13ページの「社会調査の意義」では、

 社会調査の最大の強みは,現地調査すなわちフィールドワークによって,発生している(あるいは過去に発生した)事象をそのままとらえようとする点にある.こうしてとらえられた事象は,特定の時点と場所において,特定の背景で発生した,厳密な意味での繰返しが不可能な一回性のものである.

 「特定の時点と場所において,特定の背景で発生した,厳密な意味での繰返しが不可能な一回性のもの」ということは、ポパーの言う「反証可能性」が(厳密な意味では)ないことになります。

 回答(その9)の繰り返しになりますが、『社会調査演習[第2版]』10ページから13ページには、「社会調査と心理学実験」としてこの2つの違いが解説されています。

(1)実験室と無作為配置

 社会調査が現地調査を基本とするのに対して,心理学実験は原則として特別に設定した実験室に被験者を集めて行う.実験室を用いるのは、被験者が受けるさまざまな影響(攪乱要因)をコントロールするためである.…
 実験室においては,被験者は実験群と対照群(統制群)という2つのグループに分けて扱われる.攪乱要因をコントロールした上で,実験群に対しては仮説に従って刺激(要因)が加えられ,その結果が刺激の加えられなかった対象群と比較されるのだが,内的攪乱要因のように既知ではあるがコントロール困難であったり,未知であるが故にコントロール不可能な攪乱要因に対応するためにとられる方策が,被験者への2つの群への無作為配置である.…

(2)社会調査における説明

 社会調査データを用いた説明の例は表1.2で示された.女性の性別役割意識について,「現在の状態を合理化・正当化するかたちで形成される」という説明が存在し,その説明から「現在の状態が提示された意見に近いほど肯定する傾向が強いであろう」という予想(仮説)が導かれる.調査の結果が予想(仮説)どおりであったとすれば,予想のもとになった説明も受け入れられるのである.
 この説明のしかたは,形式には[心理学]実験の場合と同一である.…ただし、実験と[社会]調査が大きく異なっている点は,実験では刺激が与えられる前に2群が作られるのに対して(事前配置),調査では,あらかじめ女性をランダムに2群に分け,一方の群の就業させたというわけではないことである(事後配置).したがって,現在就業者と専業主婦に分かれた人びとの意見が,それ以前には同じであったという保証は何もないのである.…

 この本でも、被験者を(想定する母集団から)ランダムサンプリングする必要があるとは書いてありません(ただし、グループ分けをする場合には被験者間のランダムサンプリングは必要です)。

 なぜなら、実験室では他の要因をコントロールできるからです。ランダムサンプリングは、あくまで結果の正確さを保証するためなので、きちんと要因をコントロールできるなら、必ずしもランダムサンプリングは必要ないということでしょう。

 たとえば、ある薬の有効性を調べる場合は、被験者は通常はランダムサンプリングして選んだりはしません。なぜなら、薬はどの人(あるいは特定の条件にある人)にも同じように効く(あるいは効かない)という無言の前提があるからです(まあ、これが本当に正しいかどうかは別ですが…)。従って、対照群をつくる際のランダムサンプリングだけが必要となります。血液型も同様だと思いますが。

 物理法則も同様で、要因をコントロールできる場合には、基本的にランダムサンプリングは不要です(物理法則は普遍的に成り立つというのが前提のため)。これが、社会調査と違う点だと思いますがいかがでしょうか?

メール(その14) H17.5.1 15:24

No.1035 (その13)の「大型」です。

お返事ありがとうございます。
GW中ですし,お互いにリフレッシュも必要でしょうから回答は
ゆっくりモードで結構ですよ(^^)。

今回いただいたお返事については,私が内容を理解できていない
のかも知れませんのでちょっと要点から確認をさせてください。

--------------------------------------------------------
(私が指摘した問題点)
ランダムではない(ABOFANさんのいう“均質”な)サンプ
ルでは母集団の性質が失われてしまい,性格についての相関を見
誤ってしまうおそれがある。

(ABOFANさんの回答)
性格への相関に影響を与える要因がうまくコントロールされてい
れば,サンプルはランダムでなくてもよい。
--------------------------------------------------------

ランダムだと相関が見られず,“均質”サンプルだと相関が出た,
というABOFANさんがあげた実例について,私は具体的な例
をあげて疑問点を指摘したつもりです。

再度書きますが,“均質”サンプルでは見落とされてしまうおそ
れがある「母集団には有る相関(前メール例では,ゲートボール
のシニアにある逆の相関)」について,どのような意味でコント
ロールされていて,ABOFANさんはなぜ(見落とされても)
問題がない,と判断なさるのでしょうか?

ランダムでなくても問題がない例(もあること)についてはもう
結構ですので,私があげた具体的な問題点〜回答に対する疑問点
について,よろしければ(GWリフレッシュ後にでも)ご回答を
お願いできますか?

お待たせしました。

> 再度書きますが,“均質”サンプルでは見落とされてしまうおそ
> れがある「母集団には有る相関(前メール例では,ゲートボール
> のシニアにある逆の相関)」について,どのような意味でコント
> ロールされていて,ABOFANさんはなぜ(見落とされても)
> 問題がない,と判断なさるのでしょうか?

 ちょっと確認させてください。

 私(というよりは一般的に)は、差があることに再現性があれば、それが特定の集団に限られたとしても、「血液型と性格に関係がある」と定義します。違うのですか?

【H17.5.18追記】

 その後、読者からこんなメールをいただきました。

メール(その5) H17.5.17 21:14

ご無沙汰しています。だいぶ前のメールから空いてしまいましたねえ。
GW中に話題になっている村上氏の本を読んでいました。ABOFANさんほど熱心ではないので近所の図書館に入るのを待ってたのでちょっと遅くなりましたが(^^;
なかなか面白いですけど、否定派の立場からもちょっと不満のある本ですね。タイプ1エラーの説明が間違っていたりとか・・・
全体的な印象として、この人は自分の商品である「ちゃんとした心理テスト」を売りたくて、そのために「今の心理テストは当たらないんだ」と言ってる感じがしました。最初に血液型を持ってきているのは、今ちょうど血液型のTV番組とかで流行ってるみたいだからそこを叩いて話題づくり・・・みたいな計算が透けて見えてちょっと萎えたかなー。

そんな感じの本でした。さてABOFANさんはどんな反応をするんだろ?と楽しみに待っていたのですが・・・期待の遙か斜め上をかっとんで行ってくれましたねー。
あれだけ今までランダムサンプリングしてなくてもいいって主張していて、否定的な結論のでる調査については「ランダムサンプリングしてないからダメ」って・・・ここまであからさまなダブルスタンダードを実例として見たのは初めてかも知れません(笑)。
すごいや。

さて、前回のメールについておくればせながら。メディア論に関しては私の言いたかったことはある程度伝わったかと思います。

さて、「血液型と性格が関係あるといえる定義」です。
私の回答は「どういう母集団の、どういう性格のどういう関係についてなのか言ってくれないと決められない」です。
そうしないと実験のやり方を考えることすら出来ませんからね。理系なら、これ以上言わなくてもおわかりでしょう(笑)


で、横やりですが大型さんとのメールの最後につっこみ。

>私(というよりは一般的に)は、差があることに再現性があれば、それが特定の集団に限られたとしても、「血液型と性格に関係がある」と定義します。違うのですか?

「差があるのが特定の集団に限られている」というのが判明しているのに全体について言及するというのがまず意味不明というか、普通は無意味だからやりませんね(笑)
そんな結果が出ているのならまず特定の集団で差が出ている理由を調べるのが先決でしょう。
 この定義の不自然さはABOFAN理論の根っこに迫ってる気がしますね。議論の展開を注目させてもらいます。

お久しぶりです。

 村上さんの本を読まれたのですね。なかなか面白い本だと思います。

 さて、

> タイプ1エラーの説明が間違っていたり

 17ページの記述のことでしょうか。「こういう結論を下して間違う確率」はタイプ1エラーだけのことで、タイプ2エラーは何の説明もありませんね。全くの間違いとは言えないとしても、統計の素人が読むと確かに誤解するかもしれませんね。

 ちなみに、私は読み過ごしてしまいました(苦笑)。

> この人は自分の商品である「ちゃんとした心理テスト」を売りたくて、そのために「今の心理テストは当たらないんだ」と言ってる感じがしました。

 まあ、それは言わずもがなのことですね…。(^^;;

> あれだけ今までランダムサンプリングしてなくてもいいって主張していて、

 これは私の書き方が悪かったので訂正しておきます。ご承知のように、私は必ずしもランダムサンプリングが必要とは言っていません。検定するデータが、正規分布なりχ2分布に従うなら、検定の対象にしてもいいだろうということです。

 しかし、村上さんは、自分でランダムサンプリングが必要と言っておきながら、否定の根拠となるデータはランダムサンプリングではありません。これは明らかにダブルスタンダードですよね(笑)。そういう意味です。

> 私の回答は「どういう母集団の、どういう性格のどういう関係についてなのか言ってくれないと決められない」です。
> そうしないと実験のやり方を考えることすら出来ませんからね。理系なら、これ以上言わなくてもおわかりでしょう(笑)

 いや、わかりません(笑)。

 志水一夫さんの『宜保愛子イジメを斬る』に面白い例があります(ちなみに、彼は文系ですが、この本はなかなか面白いです)。超能力の真偽を判定する実験をしたところ、同じ結果を肯定派は「超能力がある」、否定派は「超能力がない」と正反対の結論になってしまいました。

 なぜかというと、それは「超能力」の定義をきちんとしていなかったからです。かくかくしかじかの場合は「超能力」が存在する(存在しない)と事前にきちんと取り決めなかったのが失敗なのでした。

 理系なら、これ以上言わなくてもおわかりでしょう(笑)。

> で、横やりですが大型さんとのメールの最後につっこみ。

>>私(というよりは一般的に)は、差があることに再現性があれば、それが特定の集団に限られたとしても、「血液型と性格に関係がある」と定義します。違うのですか?

> 「差があるのが特定の集団に限られている」というのが判明しているのに全体について言及するというのがまず意味不明というか、普通は無意味だからやりませんね(笑)

 無意味ではありませんよ(笑)。

 国民性や県民性の差でも、男性と女性の差でもいいですが、特定の集団(条件)に限られたとしても、差があれば「県民性、国民性がある、男性と女性に差がある」と定義しています。違うのですか?

 ところで、私の村上さんに対する批判の他の部分には同感と考えていいのでしょうか?

 違うのであれば、今回のメールで指摘しているはずですからね。

 では。

メール(その15) H17.5.18 19:52

No.1035 (その14)の「大型」です。

質問に対する質問での回答ありがとうございます。

No.1023さんからも言及がありましたが,私なりの表現で説明を
試みたいと思います。

>  私(というよりは一般的に)は、差があることに再現性があ
> れば、それが特定の集団に限られたとしても、「血液型と性格
> に関係がある」と定義します。違うのですか?

特定の集団“だけ”に相関がみられた場合,その相関はその集
団“特有”の相関です。
ABOFANさんがこのHPに書かれているとおり,特定の集
団にはそれぞれ性格相関の傾向に違いがあるので,その集団に
特有の相関をそのまま一般化することはできません。
現に,ABOFANさんが「ランダムサンプリングだと差が出
ない」と,母集団には当てはまらない=一般化できないことを
ご自身で明言なさっているとおりですね。

したがって,特定の集団だけに差がみられたことをもって「血
液型と性格に関係がある」と一般化することは一般的に言って
も間違いだと思われます。
少なくとも,科学的に言って間違いであることは間違いないで
しょう。

ABOFANさんの引っ掛かり解消?のためになるのかどうか,
また私得意のつまらない例え話を出しちゃいましょう。

数式を計算するときの「加減より乗除を先に」だとか「カッコ
の内側から」などといった演算順序のルールは,高等数学の教
科書には(おそらく)載っていないだろうと思います。
でも,教科書に載っていないからといって,高等数学では演算
のルールを無視して良い,というわけではありませんよね。
算数レベルの説明は不要な読者を想定しているので省略してい
るだけです。
同様に,ある程度のレベルを想定した統計学の本だと,初歩的
なポイントを省略している可能性があります。
初心者向けの統計学入門書であれば,大切な部分の省略はおそ
らくないでしょうから,そのような本で再確認されたらABO
FANさんの疑問?は解消するのではないかな,と思います。

う〜ん、意図的に論点をずらしているとも思えないのですが、どうも議論がすれ違いますね。

> 特定の集団“だけ”に相関がみられた場合,その相関はその集
> 団“特有”の相関です。
> ABOFANさんがこのHPに書かれているとおり,特定の集
> 団にはそれぞれ性格相関の傾向に違いがあるので,その集団に
> 特有の相関をそのまま一般化することはできません。

 おっしゃるとおりです。

> したがって,特定の集団だけに差がみられたことをもって「血
> 液型と性格に関係がある」と一般化することは一般的に言って
> も間違いだと思われます。

 差を「一般化する」のではありません。「全く差がない」=「血液型と性格に関係がない」という仮説が棄却されたのですから、どんな関係かは別として、「関係がある」ことは間違いないということになります。

 違うのですか?

 例え話で説明します。AグループとBグループに「全く差がない」ことを証明しようとしましょう。簡単にするために、どちらのグループも円、三角形、四角形の3枚の色が付いた板で構成されるものとします。

 ここで、2つのグループの円と三角形の板が全く同じでも、四角形の板の大きさや色が厚さや重さが違えば、「全く差がない」とは言えないはずです。しかし、大型さんは「特定の板だけに差がみられたことをもって『AグループとBグループに差がある』」と一般化することは一般的に言っても間違い」ということになります。

 確かに、「差」をそう定義してしまえばそのとおりです。大型さんはそういう見解なのでしょう。しかし、一般的にはそうとは言えないでしょう。

 違うのですか?

 ところで、前回のメールでは、

> ランダムでなくても問題がない例(もあること)についてはもう
> 結構ですので,

 ということですから、

> --------------------------------------------------------
> (私が指摘した問題点)
> ランダムではない(ABOFANさんのいう“均質”な)サンプ
> ルでは母集団の性質が失われてしまい,性格についての相関を見
> 誤ってしまうおそれがある。
>
> (ABOFANさんの回答)
> 性格への相関に影響を与える要因がうまくコントロールされてい
> れば,サンプルはランダムでなくてもよい。
> ---------------------------------------------------------

 については、私の意見に同意したものと判断して、回答を省略しました。よろしいですね?

メール(その16) H17.5.20 23:50

No.1035 (その15)の「大型」です。

ある集団に特有の相関は一般化できない,という認識について
は同意していただけたようで,ありがとうございます。

しかし,いただいたメールの最後の部分,私の文章を肝心な質
問部分の前で切って,「ということですから、・・・同意した
ものと判断して、回答を省略しました。よろしいですね?」に
は参りました(泣)。

できれば,言及していない部分を同意とみなすのではなく,そ
のまま単に「言及していない」と受け取ってください。
申し訳ありませんが,こまかい部分まですべてに言及すると話
が拡散してしまうのであえて触れていない,ということもあり
ますから。
もちろん同意すべき部分にはちゃんと言及し,そうお返事して
いますのでご心配なく。

では,とりあえずABOFANさんの例え話に言及します。

“「全く差がない」ことを証明”しようとする例,とのこと。

まず,この“差”という用語の使い方は極めて不適切だと思わ
れます。
引用等の場合にしかたなく私も使いましたが,相互の関係性に
ついて記述する場合には“差”ではなく“相関(関係)”とい
った用語でないと非常にマズいです。
というのは,ABOFANさんにその意図がなくても,“差”
という用語を使うと,特定の相関ではない“何らかの相関”と
いう不確定なものまで全て含む意味合いを持ってしまうからで
す。
あらゆる相関が“差”という言葉で包含できてしまうために,
“差”は“何らかの相関”という意味をもってしまい,「差が
ある」という主張は反証できなくなってしまうわけです。
つまり科学的な言説ではなくなるということですね。
(以前にも説明しましたが,「○○と○○には“何らかの”相
関がある」という主張は,反証不可能なので科学的仮説になり
得ないことはご理解いただけますか?)

次に,「全く差がない」の“ない”について。
「〇〇が“ない”」という科学的仮説?は,原理的に実証が不
可能ですから仮説として立てること自体に無理があります。
(この“ない”ことを実証することの不可能性はご理解いただ
けますか?)
また,そもそも仮説というものは「現象を説明するため」に立
てるわけですから,「〇〇(に相関が)が“ない”」という仮
説なんて仮説としての意味がありませんね。
そのような二重に意味のない仮説?はABOFANさんが仮想
敵?として勝手に創造(想像?)したものではないか,と私は
勝手に想像してしまいます。

以上のように,ABOFANさんの例え話には最初の設定の段
階から問題がありますので,失礼ながら私なりに修正してみま
した。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 例え話で説明します。円,三角形,四角形の色が付いた板で
構成された集団(母集団)があるとします。ここで「この集団
の板の厚さと重さには正比例関係がある」という仮説を検証す
るとしましょう。

 ここで,構成する全ての板を調べる(全数調査)か,あるい
は適切なサンプリング調査であれば,実際の相関(例えば,円
形の板は厚さと重さが正比例,青い板は反比例,四角い板は厚
さに関係なく重さが一定,黄色い板は重さに関係なく厚さが一
定,母集団全体としては特に相関なし etc)を確認・推定する
ことができるでしょう。

 しかし,特定のグループ,例えば赤い板だけ,あるいは三角
の板だけをいくつか(ABOFANさんのいう“均質”な)サ
ンプルとして取り出し,板の厚さと重さの相関を確かめたとし
ても,それでは検証すべき正比例の相関が母集団にあるかどう
かは分かりません。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
いかがでしょうか?

さて前置き(長いな!)はこれくらいにして,前メールでの私
の要約
> --------------------------------------------------------
> (私が指摘した問題点)
> ランダムではない(ABOFANさんのいう“均質”な)サンプ
> ルでは母集団の性質が失われてしまい,性格についての相関を見
> 誤ってしまうおそれがある。
>
> (ABOFANさんの回答)
> 性格への相関に影響を与える要因がうまくコントロールされてい
> れば,サンプルはランダムでなくてもよい。
> ---------------------------------------------------------
は,ABOFANさんの側から私に向かって「同意したものと
判断」する,とおっしゃるくらいですから(要約としては)お
おむね妥当だったようです。

では,これをふまえて再々度,私が理解できない点を質問します。

> 再度書きますが,“均質”サンプルでは見落とされてしまうおそ
> れがある「母集団には有る相関(前メール例では,ゲートボール
> のシニアにある逆の相関)」について,どのような意味でコント
> ロールされていて,ABOFANさんはなぜ(見落とされても)
> 問題がない,と判断なさるのでしょうか?

できればこれに対するご説明は省略しないでくださいね。

素早いご返事ありがとうございます。

 まだまだ議論がすれ違っているようですね。

 さて、

> あらゆる相関が“差”という言葉で包含できてしまうために,
> “差”は“何らかの相関”という意味をもってしまい,「差が
> ある」という主張は反証できなくなってしまうわけです。

 ???

 「差」の統計的検定は、血液型のようなノンパラメトリック、つまり「正比例の相関」が扱えない場合の常識だと思うのですが…。

 それを否定されてしまうと、χ2検定や順位相関係数(説明は省略します)など、ノンパラメトリック検定の否定になってしまいますから、「血液型と性格」は科学や統計学では扱えない対象である、つまり非科学的なものということになります(もちろん、非科学的だから間違っている、ということでは必ずしもありません!)。しかし、現実にそのための統計的手法がいろいろと開発されているのですから、やはり違うと思います。

 ですから、(他の場合はともかく)血液型に関しては「正比例」の例えは不適切でしょう。

>> 再度書きますが,“均質”サンプルでは見落とされてしまうおそ
>> れがある「母集団には有る相関(前メール例では,ゲートボール
>> のシニアにある逆の相関)」について,どのような意味でコント
>> ロールされていて,ABOFANさんはなぜ(見落とされても)
>> 問題がない,と判断なさるのでしょうか?

> できればこれに対するご説明は省略しないでくださいね。

 これも泣けてきますね(T_T)。前回のメールにも書いたとおりなのですが…。

 では、例えで説明しましょう。

 物理法則は普遍的に成り立つことが原則ですが、どの理論にも「適用限界」があります。つまり、必ずしも普遍的に成り立つわけではありません。例えば、ニュートン力学は、宇宙レベルや素粒子レベルなら、相対性理論や量子力学を考慮しないと誤差が出ます。でも、ニュートン力学が間違っているという人はいないでしょう。

 我々が通常に生活する場合は、ニュートン力学だけで暮らしています。量子力学的には(成功する確率はともかくとして)トンネル効果で壁を通り抜けられるはずし、相対性理論によると重量物の近くを通れば(割合はともかく)その分寿命が延びます。

 でも、そんなことを考えて暮らしている人はいませんよね。

 あるいは、高速道路を運転するのに、空間が曲がっているからカーナビは全くアテにならない、と考えて運転する人はいないでしょう。

#もちろん、カーナビをあまりアテにすると、たまにひどい目にあいますが(笑)。

 以上は極端な例ですが、血液型と性格の関係がある条件を満たした場合(特定の集団や、特定の属性の集団)に成り立つとしても、その「適用範囲」だけで成り立てば特に問題はないと思います。

メール(その17) H17.5.22 13:21

No.1035 (その16)の「大型」です。

なるほど,ABOFANさんの比喩「AグループとBグループに
「全く差がない」ことを証明しようとしましょう」は,“順位”
の差,と読まないといけなかったんですね。
私は相関の差というふうに誤解していました。
前メールの「“差”という用語の使い方」の部分は誤解した部分
に対するものなのでごめんなさい撤回します。

私が比喩に「比例」を使った件については,もともとの例が,厚
さや重さなど「色板の物理的値」でしたから,それを受けて誤解
の余地のないように(※あくまでもサンプリングについての話で
すから)分りやすくしたつもりだったのですが,比例だと比喩に
ならないとおっしゃるなら他の相関に読み替えてください。

念のために(^^)再度修正しておきます。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
いまAグループとBグループの色板について「厚さと重さに差が
ある」ことを確かめるとします。
ランダムサンプリングの結果では両グループの厚さと重さに差は
みられませんでした。しかし,四角形の板には明らかな差がみら
れました。
この結果から,母集団には差が無いと推測されるので一般化はで
きませんが,四角形については何らかの特異性が予想されます。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

では話を戻しましょう。

>  以上は極端な例ですが、血液型と性格の関係がある条件を満たし
> た場合(特定の集団や、特定の属性の集団)に成り立つとしても、
> その「適用範囲」だけで成り立てば特に問題はないと思います。

これはおっしゃるとおりです。
特定の集団に成り立つ場合には,「適用範囲」はその特定の集団
だけであり,「適用範囲」を守れば問題はありません。

申し訳ありませんが,私にはABOFANさんの回答がご自身の
主張の否定になっているように読めてしまいます。
また誤読をしていたらいけませんので,できれば分りやすい説明
を希望して再々々度(^^)私が理解できない点を質問します。

> 再度書きますが,“均質”サンプルでは見落とされてしまうおそ
> れがある「母集団には有る相関(前メール例では,ゲートボール
> のシニアにある逆の相関)」について,どのような意味でコント
> ロールされていて,ABOFANさんはなぜ(見落とされても)
> 問題がない,と判断なさるのでしょうか?

よろしくお願いします。

(追伸1)
興味深い議論になっているようですので,No.1049「Jさんからの
メール」のコーナーを作ってはいかがでしょうか?

(追伸2)
送信したメールについて,ABOFANさんのお返事とセットで
公開処理されているようです。うまく送信できているか心配にな
ることがあるので,ご面倒でしょうがお返事なしで早めに公開し
ていただけたらと思います。

まず、例え話の部分ですが、

> 念のために(^^)再度修正しておきます。
> −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
> いまAグループとBグループの色板について「厚さと重さに差が
> ある」ことを確かめるとします。
> ランダムサンプリングの結果では両グループの厚さと重さに差は
> みられませんでした。しかし,四角形の板には明らかな差がみら
> れました。
> この結果から,母集団には差が無いと推測されるので一般化はで
> きませんが,四角形については何らかの特異性が予想されます。
> −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 「 ランダムサンプリングの結果では両グループの厚さと重さに差は みられませんでした」というのは、例え話としては不適切でしょう。なぜなら、渡邊さんも認める“正しい統計処理”をしてみると,(性格)心理学者自分らの定義した「性格」と相関が見られたのは明らかだからです。つまり、(ランダムサンプリングの有無にかかわらず)再現性があるということです。

 強いて言うなら「ランダムサンプリングの結果にかかわらず」でしょう。あるいは、「ランダムサンプリングでは、事前の予想より差が小さくなる傾向がある」でしょう。

#違うというなら、松井豊さんの論文について具体的に反論をください。

 また、「母集団には差が無いと推測される」のではなく、「母集団には差があるかどうかは不明ですが」でしょう。

 従って、例え話は次のようになります。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
いまAグループとBグループの色板について「差が ある」つまり
「どの板も全く同じとはいえない」ことを確かめるとします。
調査の結果、円と三角形の色板では差がありませんでした。
しかし、四角形の板には明らかな差が見られ れました。
結論として、AグループとBグループの色板について「どの板も
全く同じとはいえない」つまり「差がある」ことが確かめられました。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

> 再度書きますが,“均質”サンプルでは見落とされてしまうおそ
> れがある「母集団には有る相関(前メール例では,ゲートボール
> のシニアにある逆の相関)」について,どのような意味でコント
> ロールされていて,ABOFANさんはなぜ(見落とされても)
> 問題がない,と判断なさるのでしょうか?

 確かに、そういう可能性はあるでしょう。私も否定はしません。
 もっとも、現時点では議論が拡散するから話題にしていません…。
 まず、具体的な差のあるなしの議論が優先でしょう。
 まだ、その段階に達していないと思います。違うのですか?

> (追伸1)
> 興味深い議論になっているようですので,No.1049「Jさんからの
> メール」のコーナーを作ってはいかがでしょうか?

 今後メールが来るようなら考えようと思います。

> (追伸2)
> 送信したメールについて,ABOFANさんのお返事とセットで
> 公開処理されているようです。うまく送信できているか心配にな
> ることがあるので,ご面倒でしょうがお返事なしで早めに公開し
> ていただけたらと思います。

 これは、おっしゃるとおりにしました。

 では。

メール(その18) H17.5.25 22:16

No.1035 (その17)の「大型」です。

早速(追伸2)の要望に応えていただきありがとうございます。

まず些細な指摘から。

>  「ランダムサンプリングの結果では両グループの厚さと重さ
> に差はみられませんでした」というのは、例え話としては不適
> 切でしょう。なぜなら、渡邊さんも認める“正しい統計処理”
> をしてみると,(性格)心理学者自分らの定義した「性格」と
> 相関が見られたのは明らかだからです。つまり、(ランダムサ
> ンプリングの有無にかかわらず)再現性があるということです。

私がここで問題点として指摘しているのは,メール(その13)
で最初に言ったとおり「ABOFANさんオリジナルの推理」
の内容についてです。
例え話として,私が「ランダムでは差がみられなかった」とし
たのは,ABOFANさんが上記推理の中で「ランダムサンプ
リングするとほとんどの場合血液型による差がでないから」と
するご自身の理由づけに沿っただけですので,不適切と言われ
るならABOFANさん自身の判断が不適切ということになり
ます。
私はどちらでもいいので,それをABOFANさんの矛盾とし
て指摘はしませんが,お間違えのないように願います。

では本題です。

> > 再度書きますが,“均質”サンプルでは見落とされてしまうおそ
> > れがある「母集団には有る相関(前メール例では,ゲートボール
> > のシニアにある逆の相関)」について,どのような意味でコント
> > ロールされていて,ABOFANさんはなぜ(見落とされても)
> > 問題がない,と判断なさるのでしょうか?

> 確かに、そういう可能性はあるでしょう。私も否定はしません。
> もっとも、現時点では議論が拡散するから話題にしていません…。
> まず、具体的な差のあるなしの議論が優先でしょう。
> まだ、その段階に達していないと思います。違うのですか?

はい,残念ながら大きな勘違いをされているようです。

(とりあえず,ABOFANさんの「要因をコントロールでき
る場合云々」は撤回なさったと受け取ってよろしいですね?)

私が指摘しているのは,科学的でない“アプローチ”ですから,
「具体的な差のあるなしの議論が優先」ということは全くあり
ません。
私は最初から差のあるなしなど気にしていないのですから,具
体的な差のあるなしの議論は始まることもないでしょう。

私は,ABOFANさんがおっしゃる「そういう可能性はある
でしょう」のまさにその「可能性があること」を問題視しない
ことの問題=非科学性を指摘しているわけです。
ようやく私の意図の起点を伝えることができたようです。

ですから「議論が拡散する」どころか,それこそがここで私が
指摘しているABOFANさん“オリジナルの推理”の問題点
であり,私が指摘する議論のポイントです。

繰り返し同じ質問をしているのですが,お答えがご自身の主張
の否定になっている,という私の指摘に対する反論がなく,そ
れは後回しにして欲しい,とはどういうことでしょうか。

また同じ質問を繰り返すのも何なんで,ちょっと表現を変えて
みます。

ABOFANさんのいう“均質な”サンプルは,母集団の性質
を保持していないことをご存知なのに,それを問題視しないだ
けでなく,逆に望ましいとするのは,「とにかく差がでればよ
い」というABOFANさんの個人的好み以外に,どのような
理由があるのですか?
(他には特にないのであればそうお答え願えますか?)

【H17.6.4 追記】

その後、読者からこんなメールをいただきました。

Red_Ball12.gif (916 バイト)No.1066 AB型男性のるてさんから H17.5.29 23:46

1.面白いですか?

まあまあ(^^)

2.お気に入りのページ

入門&新常識?!

3.血液型と性格の関係は?

ある

4.メッセージ:

こんにちは。時々思い出したようにこのページを見ていろんな議論が沸騰するのを見ています。

ところで大型さんと進行中の議論を読んでいて、「認識そのものについて限界がある」という事を両者の間で同期できているのかなぁと気になりました。

「醜いアヒルの子の定理」というんですが、ご存知でしょうか?
(http://www.rd.mmtr.or.jp/~bunryu/ahiru1.htmとか)

ある内容が科学的/非科学的という戦いは煮詰めるとここに行き着いてしまうため、究極的な決着は見ないんじゃないかという気がします。(もちろん血液型と性格の関連が、そもそも「性格そのもの」が実在するのかどうかという事も(笑))

横やりみたいですが、では。

「醜いアヒルの子の定理」は知りませんでした。

 もっとも、私の論理は基本的に心理学によるものですから、直接科学的/非科学的の議論になるはずはないんですが…(笑)。

 性格の定義になってしまうと、血液型でなく心理学の問題ですよね。

なるほど、だんだんわかってきました。

> 私は,ABOFANさんがおっしゃる「そういう可能性はある
> でしょう」のまさにその「可能性があること」を問題視しない
> ことの問題=非科学性を指摘しているわけです。
> ようやく私の意図の起点を伝えることができたようです。

 これは、科学的には、観測できない限り問題にしないことになっているはずです。

 まぁ、私の専門ではないので、詳しくは忘れてしまってたのですが、こんな面白い例があります。

 それは、すべての物体は膨張(縮小)しているという命題です。しかし、すべての物体が膨張(縮小)しているなら、測定する物差しも同じだけ膨張(縮小)しているので、本当かどうかはわかりません。(笑)

 したがって、この命題は反証可能性がないので、科学的には証明できません。

 ということで、一般的にはこの命題は取り上げない(≒否定される)ことになります。

 つまり、「そういう可能性がある」ことと、だから「非科学的」であることは別物です。ご存じのとおり、科学はあくまで「反証可能性」がないといけないのです。

> ABOFANさんのいう“均質な”サンプルは,母集団の性質
> を保持していないことをご存知なのに,それを問題視しないだ
> けでなく,逆に望ましいとするのは,「とにかく差がでればよ
> い」というABOFANさんの個人的好み以外に,どのような
> 理由があるのですか?

 何回も述べたとおりです。これが、一般的に背理法を使って2つのグループが違うことを証明する方法です。

 背理法はご存じですよね?

 なお、そのページには次のとおり補足説明を加えました。

【H17.6.4 追記】

 大型さんから、「ランダムサンプリング」をするとほとんどの場合は差が出ないのは、科学的におかしいのではないかという質問がありましたので、誤解のないよう補足しておきます。

 「ほとんどの場合は差が出ない」というのは、「ほとんどの場合は数百人のサンプルでは統計的な有意差が出ない」という意味です。

 たとえば、物性の研究をするのなら、比較する以外の条件ははできるだけコントロールして揃えようとします。つまり、「ランダムサンプリング」はしません。なぜなら、その方が正確に差が測定できるからです。

 当然のことながら、サンプル数を増やせば有意差が出ることになります。その具体例はこちらです。

メール(その19) H17.6.5 22:51

No.1035 (その18)の「大型」です。

前々メール(追伸1)の要望にも応えていただきありがとうございます。

最初に,要望(と言うかクレーム)をひとつ。

> なお、そのページには次のとおり補足説明を加えました。

> 【H17.6.4 追記】
>  大型さんから、「ランダムサンプリング」をするとほと
> んどの場合は差が出ないのは、科学的におかしいのではな
> いかという質問がありましたので、誤解のないよう補足し
> ておきます。

私はそのようなことを言っていませんので,その質問に関する
部分は削除をお願いします。

では本題に入りましょう。

> > 私は,ABOFANさんがおっしゃる「そういう可能性はある
> > でしょう」のまさにその「可能性があること」を問題視しない
> > ことの問題=非科学性を指摘しているわけです。
> > ようやく私の意図の起点を伝えることができたようです。

>  これは、科学的には、観測できない限り問題にしないことに
> なっているはずです。

ここでABOFANさんが「そういう可能性はあるでしょう」
とおっしゃるとおり,観測すべき観測可能なものを「とにかく
差がでればよい」という理由で観測していないから問題なわけ
です。
私が具体的な例としてあげたものは観測可能なものですから当
然問題にしなければいけません。

では次にいきます。

>  つまり、「そういう可能性がある」ことと、だから「非科学
> 的」であることは別物です。ご存じのとおり、科学はあくまで
> 「反証可能性」がないといけないのです。

ABOFANさんは,「そういう可能性がある」の部分を「科
学的でない命題」に読み変えたわけですね。
私はそんなことを言っていませんので,ABOFANさんがご
自身で勝手に読み変えたものをご自身で否定?なさっても意味
はありません。
(ナナメ読みしている人には「一見反論できているように見え
る(かも?)」という意味はあるかも知れませんが。)

では次にいきます。

> > ABOFANさんのいう“均質な”サンプルは,母集団の性質
> > を保持していないことをご存知なのに,それを問題視しないだ
> > けでなく,逆に望ましいとするのは,「とにかく差がでればよ
> > い」というABOFANさんの個人的好み以外に,どのような
> > 理由があるのですか?

>  何回も述べたとおりです。これが、一般的に背理法を使って
> 2つのグループが違うことを証明する方法です。

背理法と来ましたか(^^)。
ですから,背理法だろうが何だろうが,“均質な”サンプルで
「2つのグループが違うことを証明」できても,それはその
“均質な”集団について言えるだけですね。
母集団には言えないことは何回も述べたとおりです。
一般的な検証方法には全くなっていませんので,個人的好みの
他には特に理由なし,と理解してよろしいですか?。

(追伸)
No.1066のるてさんから指摘をいただいた件。
おそらく,類似とか同一性といった面白い話ができそうな認識
の話は(したくても)できないと思います。
現状で私が指摘しているのはもっとずっと基本的な統計の初歩
レベルの話ですから(^^)。

う〜ん、またわからなくなりました。(@_@)

>> 【H17.6.4 追記】
>>  大型さんから、「ランダムサンプリング」をするとほと
>> んどの場合は差が出ないのは、科学的におかしいのではな
>> いかという質問がありましたので、誤解のないよう補足し
>> ておきます。

> 私はそのようなことを言っていませんので,その質問に関する
> 部分は削除をお願いします。

 この部分を再度引用してみます。

> 私がここで問題点として指摘しているのは,メール(その13)
> で最初に言ったとおり「ABOFANさんオリジナルの推理」
> の内容についてです。
> 例え話として,私が「ランダムでは差がみられなかった」とし
> たのは,ABOFANさんが上記推理の中で「ランダムサンプ
> リングするとほとんどの場合血液型による差がでないから」と
> するご自身の理由づけに沿っただけですので,不適切と言われ
> るならABOFANさん自身の判断が不適切ということになり
> ます。

 ???

 「そのようなことを言っていません」いうことなら、この例え話は撤回する(?)するということですか?
 そういう意味ならH17.6.4付けの追記は削除しますが…。
 しかし、そうとも思えないので次回のメールを待ちます。

> ここでABOFANさんが「そういう可能性はあるでしょう」
> とおっしゃるとおり,観測すべき観測可能なものを「とにかく
> 差がでればよい」という理由で観測していないから問題なわけ
> です。
> 私が具体的な例としてあげたものは観測可能なものですから当
> 然問題にしなければいけません。

 原理的に観測可能ということと、実際に観測可能(データが存在する)ということは違いますよ。
 反論するなら、具体的なデータがないといけないはずですが?
 元の例え話でも、原理的には観測できるはずだ、と言っていたと記憶しています。

 ですから、問題にするのはかまいませんが、大型さんは現時点で具体的なデータを示していないですよね?
 データを示さない限り「非科学的」ということになりませんか?

> ですから,背理法だろうが何だろうが,“均質な”サンプルで
> 「2つのグループが違うことを証明」できても,それはその
> “均質な”集団について言えるだけですね。
> 母集団には言えないことは何回も述べたとおりです。
> 一般的な検証方法には全くなっていませんので,個人的好みの
> 他には特に理由なし,と理解してよろしいですか?。

 いえ、母集団全体に言えることになります(笑)。

 なぜなら、

 1.仮に「“均質な”集団だけ」に差があるとし、“均質でない”集団(?)では差がないと仮定します。

 つまり、母集団の一部分に差があり、それ以外は差がないのですから、母集団全体からランダムサンプリングしたデータなら2つの集団の加重平均になるので、結局は「必ず差がある」ことになります。

 ここで「差がある」の定義に戻ると、母集団全体からランダムサンプリングしたデータで差があるのですから、当然のことながら「差がある」ことになります。

 2.反対に、「“均質な”集団だけ」に差があり、母集団全体からランダムサンプリングをしてみると差がないと仮定します。

 この場合は、「“均質な”集団だけ」に差があるのではなく、“均質でない”集団(?)では逆の差が出ていることになり、母集団全体では相殺されて差がなくなっているのは明らかです。つまり、「“均質な”集団」では差があり、“均質でない”集団(?)ではちょうどその逆の差が出ていることになります。

 「差がある」の定義に戻ると、2つにグループ分けすると、どちらも差には再現性が認められることから、やはり明らかに差があることになります。

 ただし、大型さんの定義によると、この2番目の場合は「差がない」ということになるようです。

 これは定義の違いですから、私にはなんともいいようがありません。

 これで一件落着でしょうか?

メール(その20) H17.6.6 22:51

No.1035 (その19)の「大型」です。

素早いお返事ありがとうございます。
回答のなかに疑問に思う点がいくつかありますので,解明をよ
ろしくお願いします。

> > 例え話として,私が「ランダムでは差がみられなかった」とし
> > たのは,ABOFANさんが上記推理の中で「ランダムサンプ
> > リングするとほとんどの場合血液型による差がでないから」と
> > するご自身の理由づけに沿っただけですので,不適切と言われ
> > るならABOFANさん自身の判断が不適切ということになり
> > ます。

>  ???

>  「そのようなことを言っていません」いうことなら、この
> 例え話は撤回する(?)するということですか?

引用なさるのであれば,私の文章のそのすぐあとの

「私はどちらでもいいので,それをABOFANさんの矛盾と
して指摘はしませんが,お間違えのないように願います。」

まで含めたほうがより適切だったように思われます。
私にとって,差のあるなしはどちらでもよくて,単にABOF
ANさんがそう書いているからとりあえずそれに沿ってみただ
け,とはっきり書いていますから。

そもそも私には「差が出ないのは、科学的におかしいのではな
いか」という質問をする意図も理由もありませんし,引用なさっ
た私のこの文章では明示的にも文脈的にもそのような質問をし
ていません。

> 【H17.6.4 追記】
>  大型さんから、「ランダムサンプリング」をするとほとんど
> の場合は差が出ないのは、科学的におかしいのではないかとい
> う質問がありましたので、

私の勘違いだといけませんので,私がそのような質問をした具
体的な箇所をはっきり示していただけますか?
もしそのような箇所が見当たらないのであれば,ABOFAN
さんに追記を直すことを再度要望します。

念のために一応言っておきますが,もしABOFANさんが件
の追記(私が質問したから云々の部分)を直す場合には,HP
記事の修正だけにしてくださいね。
間違ってもこのやりとりのメール内容を公開後に修正するよう
なルール違反はなさらないようにお願いします。

では次の疑問点をお尋ねします。

>  原理的に観測可能ということと、実際に観測可能(データ
> が存在する)ということは違いますよ。

私が例にあげたものは原理的にも実際にも観測可能なものです
ので,ABOFANさんの反論?は全く見当違いだと思われま
す。

> 反論するなら、具体的なデータがないといけないはずですが?

これも全く見当違いで,そのようなことはありません。
何度も言いますが,私が指摘しているのは“アプローチ”の問
題ですから,データ自体を云々することは基本的にありません。

>  元の例え話でも、原理的には観測できるはずだ、と言っていた
> と記憶しています。

これはABOFANさんの記憶ちがいだと思われます。
具体的な箇所をはっきり示していただけますか?

> データを示さない限り「非科学的」ということになりませんか?

これも全く見当違いです。
何度も言いますが,私が指摘しているのは“アプローチ”の問
題ですから,データ自体を云々することは基本的にありません。

では次の疑問点をお尋ねします。

(“均質な”サンプルで相関を確認できる範囲について)

> いえ、母集団全体に言えることになります(笑)。
> なぜなら、

「なぜなら」以降には本来根拠の説明が書いてあるはずなので
すが,なぜか根拠の説明になっているようには読めません。
ここは指摘すべきことが多いので,申し訳ありませんが指摘は
とりあえず絞らせてください。
説明部分の引用が長くなってしまいますが,

>  2.反対に、「“均質な”集団だけ」に差があり、母集団全体
> からランダムサンプリングをしてみると差がないと仮定します。

>  この場合は、「“均質な”集団だけ」に差があるのではなく、
> “均質でない”集団(?)では逆の差が出ていることになり、母
> 集団全体では相殺されて差がなくなっているのは明らかです。つ
> まり、「“均質な”集団」では差があり、“均質でない”集団
> (?)ではちょうどその逆の差が出ていることになります。

>  「差がある」の定義に戻ると、2つにグループ分けすると、ど
> ちらも差には再現性が認められることから、やはり明らかに差が
> あることになります。

この最後の部分「どちらも差には再現性が認められることから」
の「どちらも」は何と何を指しているのでしょうか?
もし「均質な集団」と「均質でない集団」を指しているのであ
れば,「母集団に差があること」の説明になっていないのです
が,これは読み方が違うのですか?

仮定として,母集団には差がないとしているのですが,ABO
FANさんの言う「やはり明らかに差があることになる」は何
がどう「やはり」なのですか?
私にはどうしても

> いえ、母集団全体に言えることになります(笑)。

の根拠が説明できているようには読めません。
どうか解明をよろしくお願いします。

> これで一件落着でしょうか?

結局,失礼ながらABOFANさんの回答について殆ど全てを
否定した形になってしまいましたので,一件落着をご希望なの
かも知れませんが,全然そうではないようです。

う〜ん、ますますわからなくなりました。(@_@)

> 私にとって,差のあるなしはどちらでもよくて,単にABOF
> ANさんがそう書いているからとりあえずそれに沿ってみただ
> け,とはっきり書いていますから。

> そもそも私には「差が出ないのは、科学的におかしいのではな
> いか」という質問をする意図も理由もありませんし,引用なさっ
> た私のこの文章では明示的にも文脈的にもそのような質問をし
> ていません。

 ???

 それなら、私の文章の書き方が悪かったから、意味を誤解したと言うことですか?

#そうとも思えませんが…。

 となると、やはり(私の文章が悪かったため)前言を撤回するとしか判断できません。

 それなら申し訳ありませんと謝っておきますが、違う意味のような気もしますし…。

 まぁ、この点を追求しても何も得られないと思いますので、この程度にとどめておきます。(^^;;

>> 【H17.6.4 追記】
>>  大型さんから、「ランダムサンプリング」をするとほとんど
>> の場合は差が出ないのは、科学的におかしいのではないかとい
>> う質問がありましたので、

> 私の勘違いだといけませんので,私がそのような質問をした具
> 体的な箇所をはっきり示していただけますか?

 具体的には前回と同じ箇所です。

 では、ご要望のとおり全文を引用します。

> 私がここで問題点として指摘しているのは,メール(その13)
> で最初に言ったとおり「ABOFANさんオリジナルの推理」
> の内容についてです。
> 例え話として,私が「ランダムでは差がみられなかった」とし
> たのは,ABOFANさんが上記推理の中で「ランダムサンプ
> リングするとほとんどの場合血液型による差がでないから」と
> するご自身の理由づけに沿っただけですので,不適切と言われ
> るならABOFANさん自身の判断が不適切ということになり
> ます。
> 私はどちらでもいいので,それをABOFANさんの矛盾とし
> て指摘はしませんが,お間違えのないように願います。

 素直に読むと、「ランダムサンプリングするとほとんどの場合血液型による差がでない」という記述が(科学的ではないから?)不適切ということですよね? 私はそう解釈しました。

 「どちらでもいいので」とありますが、もう一つの選択肢が示されていないので、それなら「ランダムサンプリングするとほとんどの場合血液型による差がでる」なら適切なのだろうと判断するしかありません。違うのですか?

> 間違ってもこのやりとりのメール内容を公開後に修正するよう
> なルール違反はなさらないようにお願いします。

 う〜ん、どこかでそんな事件に遭遇したのでしょうか?

 普通はそんな面倒なことはしないで、ページごとばっさりカットという方が多いと思われます(笑)。

#もちろん、まだそんなことをするつもりはありません。

> これも全く見当違いで,そのようなことはありません。
> 何度も言いますが,私が指摘しているのは“アプローチ”の問
> 題ですから,データ自体を云々することは基本的にありません。

 ???

 これだけでは意味不明です。私は“アプローチ”の方法論さえ科学的であれば、“アプローチ”のやりかたは自由だと思っていますが、議論が拡散するのでこれ以上は触れません。

>>  元の例え話でも、原理的には観測できるはずだ、と言っていた
>> と記憶しています。

> これはABOFANさんの記憶ちがいだと思われます。
> 具体的な箇所をはっきり示していただけますか?

 確か、何か我々の宇宙に絶対的な基準があって、と記憶しています。

> この最後の部分「どちらも差には再現性が認められることから」
> の「どちらも」は何と何を指しているのでしょうか?
> もし「均質な集団」と「均質でない集団」を指しているのであ
> れば,「母集団に差があること」の説明になっていないのです
> が,これは読み方が違うのですか?

 読み方ではなくて、論理的にそういう可能性しかないということです。

 私の説明がわかりにくいかもしれないので、大型さんの定義に沿って、単純に「均質な集団」=「学生」、「均質でない集団」=「学生以外」ということにします。これでも意味は変わらないでしょう。

 以下は、前回のメールと同じことを書きます。

 1.仮に「学生」に差があるとし、「学生以外」では差がないと仮定します。

 つまり、母集団の一部分に差があり、それ以外は差がないのですから、母集団全体からランダムサンプリングしたデータなら2つの集団の加重平均になるので、結局は「必ず差がある」ことになります。

 ここで「差がある」の定義に戻ると、母集団全体からランダムサンプリングしたデータで差があるのですから、当然のことながら「差がある」ことになります。

 2.反対に、「学生だけ」に差があり、母集団全体からランダムサンプリングをしてみると差がないと仮定します。

 この場合は、「学生だけ」に差があるのではなく、「学生以外」では逆の差が出ていることになり、母集団全体では相殺されて差がなくなっているのは明らかです。

 「差がある」の定義に戻ると、2つにグループ分けすると、どちらも差には再現性が認められることから、(母集団全体では相殺されて差がなくとも)やはり明らかに差があることになります。

 ただし、大型さんの定義によると、この2番目の場合は「差がない」ということになるようです。

 これは定義の違いですから、私にはなんともいいようがありません。

 これで一件落着でしょうか?(笑)

 余談ですが、また例え話で説明してみます。

 一般的に、食塩を多く摂取すると、血圧が上がることが知られています。しかし、現在では研究が進み、体質によっては食塩を多く摂取しても血圧が上がらない人もいることがわかっています。だからといって、食塩の摂取量と血圧は全く関係ないとは言えないでしょう。
 普通の医者なら、血圧が高い人には食塩を控えるようアドバイスしますから。

メール(その21) H17.6.6 22:51

No.1035 (その20)の「大型」です。

かなり低レベルのやりとりになってしまいますが,私自身のこ
とについて間違いを書かれたまま黙って見過ごすわけにはいか
ないので仕方ありませんね。
他の部分については別メールで後ほど指摘することにして,と
りあえずABOFANさんの間違い(というよりウソ)の部分
を決着させましょう。

ABOFANさんは,私が「「ランダムサンプリング」をする
とほとんどの場合は差が出ないのは、科学的におかしいのでは
ないか」という質問をした,とおっしゃる。
私は,そんな質問などしていない,ウソだと否定している。

ことは単純です。その質問箇所を具体的に示していただければ
いいだけですね。
それができないのであれば間違いを認めてください。

>  まぁ、この点を追求しても何も得られないと思いますので、
> この程度にとどめておきます。(^^;;

ウソを書かれて不利益を被った被害者当人のこの私に向かって
「この程度にとどめておきます。」とは何という言い草でしょ
う(^^)。

ABOFANさんは,苦し紛れなのか(私が具体的な“箇所”
の提示を要求しているにもかかわらず)長々と無意味な引用を
なさっていますが,今度こそ誤魔化さずに誠実な回答をお願い
します。

ひょっとすると,ABOFANさんは「ちょっと勘違いしただ
けなのに何でそんなに拘るのだろう」と訝っているのかも知れ
ませんね。
でも,私がこのウソを“絶対に”看過できないのは,まかり間
違ってもこんな質問をするわけがなく,そんな質問をしたこと
にされてしまうと私のスタンスと矛盾してしまうからです。

なお,ABOFANさんが長々と引用した文章については,ど
う読んでも質問だとは解釈できないことは前メールで説明済み
ですし,ABOFANさんは,はっきりと「質問がありました
ので」と書いていますから,解釈云々では言い訳にもなりませ
ん。

再度書きますが,私がしたとおっしゃるその“質問”の“具体
的箇所”を示してください。
それができないのであれば間違いを認めてください。

(追伸)
ABOFANさんの回答の中にちょっと気になる言葉があった
ので念のために言っておきます。
この,言った言わない,のゴタゴタに乗じて,ABOFANさ
んのオリジナルの推理を掲載した問題のページを「ページごと
ばっさりカット」など,私が最初に指摘した問題点の証拠隠滅
を謀る,なんて卑劣なことはなさらないでしょうね。
まさかね(^^)。

私の間違い(?)とされる部分を引用します。

− * − * − * − * − * − * −

@大型さんのメールから…太字は私が追加

>  「ランダムサンプリングの結果では両グループの厚さと重さ
> に差はみられませんでした」というのは、例え話としては不適
> 切でしょう。なぜなら、渡邊さんも認める“正しい統計処理”
> をしてみると,(性格)心理学者自分らの定義した「性格」と
> 相関が見られたのは明らかだからです。つまり、(ランダムサ
> ンプリングの有無にかかわらず)再現性があるということです。

私がここで問題点として指摘しているのは,メール(その13)
で最初に言ったとおり「ABOFANさんオリジナルの推理」
の内容についてです。

例え話として,私が「ランダムでは差がみられなかった」とし
たのは,ABOFANさんが上記推理の中で「ランダムサンプ
リングするとほとんどの場合血液型による差がでないから」と
するご自身の理由づけに沿っただけ
ですので,不適切と言われ
るならABOFANさん自身の判断が不適切ということになり
ます。
私はどちらでもいいので,それをABOFANさんの矛盾とし
て指摘はしませんが,お間違えのないように願います。

− * − * − * − * − * − * −

A大型さんが示す「ランダムサンプリングするとほとんどの場合血液型による差がでないから」と思われる部分…太字

Red_Ball12.gif (916 バイト)その1…回答者が均質でないといけない

 血液型による性格の差は案外少なく、質問の内容にもよりますが、せいぜい10〜20%程度しかありません。しかも、同じ血液型でも、年齢、地域、性別、社会的地位などによって傾向が違ってくるものがかなり多いのです。だから、 「ランダムサンプリング」をするとほとんどの場合は差が出ません。つまり、ポピュラーな心理学的手法である「ランダムサンプリング」をしてはいけないのです!
 逆に、大学生のデータを見ると、どのデータでもはっきりとした差が出ています。これは、年齢、地域、社会的地位などの差が少なく、非常に均質な集団であるからです。だから、血液型による差がどのデータでもはっきりと現れているといえます。

【H17.6.4 追記】

 大型さんから、「ランダムサンプリング」をするとほとんどの場合は差が出ないのは、科学的におかしいのではないかという質問がありましたので、誤解のないよう補足しておきます。

 「ほとんどの場合は差が出ない」というのは、「ほとんどの場合は数百人のサンプルでは統計的な有意差が出ない」という意味です。

 たとえば、物性の研究をするのなら、比較する以外の条件ははできるだけコントロールして揃えようとします。つまり、「ランダムサンプリング」はしません。なぜなら、その方が正確に差が測定できるからです。

 当然のことながら、サンプル数を増やせば有意差が出ることになります。その具体例はこちらです。

[注:メール(その24)にあるように、H17.6.11付けで大型さんに関する部分を削除しました]

− * − * − * − * − * − * −

 以上でいいでしょうか?

 次に、「ランダムでは差がみられなかった」とし たのは,ABOFANさんが上記推理の中で「ランダムサンプ リングするとほとんどの場合血液型による差がでないから」と するご自身の理由づけに沿っただけとのことですが、これは私の文章が悪かったと思いますので修正しました。

 従って、「不適切と言われ るならABOFANさん自身の判断が不適切ということになり ます」とのことですから、以上のように修正すると私の判断は適切だったということになる…はずです。ここまではいいでしょうか?

 言うまでもなく、「オリジナルの推理」では−せいぜい10〜20%程度ですが−差が出ているのと書いているのですから、ランダムサンプリングでは差が全くなくなるというように読めてしまうのは私の表現が悪いというとしかありません。

 ここで、大型さんの指摘に戻ると、

> 私が「「ランダムサンプリング」をする
> とほとんどの場合は差が出ないのは、科学的におかしいのでは
> ないか」という質問をした,とおっしゃる。
> 私は,そんな質問などしていない,ウソだと否定している。

 ここは、今読み返すと、確かに「科学的におかしい」は適切な表現ではありません。10〜20%程度の差がランダムサンプリングだと全くなくなるというのは「論理的におかしい」、という指摘があったと書いた方がよかったと思います。(^^;;

 そういう意味で書いたつもりですが、確かに今読み返すと誤解を招く表現だったことは認めます。

 よろしいでしょうか?

 これでよければ、H17.6.4 追記の追記についてはそう訂正します。

> ウソを書かれて不利益を被った被害者当人のこの私に向かって
> 「この程度にとどめておきます。」とは何という言い草でしょ
> う(^^)。

 ウソを書いたつもりはありません。経緯は上のとおりです。

 大型さんの文章の意味がわからなかったため、誤解を招き不快に感じたなら申し訳ありません。m(._.)m

> この,言った言わない,のゴタゴタに乗じて,ABOFANさ
> んのオリジナルの推理を掲載した問題のページを「ページごと
> ばっさりカット」など,私が最初に指摘した問題点の証拠隠滅
> を謀る,なんて卑劣なことはなさらないでしょうね。
> まさかね(^^)。

 これも誤解を招く表現ですね(笑)。

 私の経験では、こんな場合には「証拠隠滅」をされた場合の方が多いです(苦笑)。ただ、「証拠隠滅」は(仮に卑劣であっても必ずしも)違法ではありませんから、それがいやなら初めから他人にメールを出してはいけません。従って、卑劣なことはしてはいけない、という要求は無意味です(笑)。

#どうしても「証拠隠滅」がいやというなら、法律的手段も含めて抗議するしかありません。

 ま、ということを書いているぐらいですから、私はいわゆる証拠隠滅はするつもりはありません。もっとも、そんなの私にわざわざ言われなくともわかってるよ、と返事が返ってくるでしょうから、これ以上ヤボなことは申しません。

 よろしいでしょうか?

 とこで、かなり前の質問ですが、たまには私の質問にも答えてくださいませんか?

 大型さんが「血液型と性格は関係ある」と認める条件は何でしょうか? メール(その6)ではお答えいただいていません。

> No.1035 (その5)の「大型」です。
>
> いきなり「血液型と性格の関係」の話を持ち出さない
>でください。(そんな話ではありませんよ。)

 というコメントをいただいただけです。

 ruruさんから、こちらに掲載してほしいという要望があったので、掲載しておきます。

ruruさんからのメール(その14) H17.6.8 23:17 [抜粋]

他の方のコーナーを見ていたら、いずれは触れて置かなくては、というところがありました。
ということで、本メールはちょっと私のメールのところではなく、
>O型男性の大型さんから
のコーナーに記載して下さい。

> 1.仮に「“均質な”集団だけ」に差があるとし、“均質でない”集団(?)では差がないと仮定します。
> つまり、母集団の一部分に差があり、それ以外は差がないのですから、
>母集団全体からランダムサンプリングしたデータなら2つの集団の加重平均になるので、

ぶーっぶーーーーーーー。この時点ですでにはずれです。
なんでランダムサンプリングすると加重平均なのか。

“均質な”集団が有意抽出なのであれば、“均質でない”集団(?)がどのような結果でも矛盾しません。

具体的な事例を出します。

例えば、母集団を1億人(日本国民全体、わかりやすくするため)、ランダムサンプリングした結果を1000人、“均質な”集団を100人とします。

ある質問にはいと答えた人といいえと答えた人の割合

A:
“均質な”集団     80人/20人
母集団        5千万人/5千万人
ランダムサンプリング 500人/500人


B:
“均質な”集団     80人/20人
母集団        2千万人/8千万人
ランダムサンプリング 200人/800人

C:
“均質な”集団     80人/20人
母集団        8千万人/2千万人
ランダムサンプリング 800人/200人

どれでも矛盾しません。


もしあなたが“均質でない”集団を補集合と見なした場合、どうなるかやってみましょう。

A’:
“均質な”集 団     80人/20人
母集団            5千万人/5千万人
“均質でない”集団(?)4999万9920人/4999万9980人

B’:
“均質な”集団     80人/20人
母集団        2千万人/8千万人
“均質でない”集団(?)1999万9920人/7999万9980人

C’:
“均質な”集団     80人/20人
母集団        8千万人/2千万人
“均質でない”集団(?)7999万9920人/1999万9980人

どのパターンでも矛盾しません。で、ここからランダムサンプリングすると、上のABCの結果になりますね、たぶん。


>母集団全体からランダムサンプリングしたデータなら2つの集団の加重平均になるので、

どこが間違っているのか?それは有効桁数です。
一般的にサンプリングした場合、補集合はかなり巨大になります。ですから、加重平均という考え方は使えません。
加重平均になるには、両方の桁数がある程度そろっていないといけませんよね。
例えるなら、日本国内に流通している紙幣の種類の発行枚数の比率とあなたの財布の中身を比べるような物です。

>結局は「必ず差がある」ことになります。
あなたがいっているのはCのケースでしょうか。でも、上をみればわかるとおり、AもBも十分成り立ちます。
Aの場合、差はありません。有効桁数を考えてみて下さいね。100sだとせいぜい3桁。普通、これを=と見なします。

だから、差があるとはいえません。
2についても全く同じ。

ということで、有意抽出した結果では、母集団の分布はわかりません。
で、結局“均質な”集団の割合がどうであろうとも、差に再現性はありません。


再現性をえるにはどうすればいいのか?その答えの1つがサンプリングなのですよ。

これが統計学の基本です。
あなたの根本的な間違いの原点です。

メール(その22) H17.6.8 21:32

No.1035 (その21)の「大型」です。

いつも素早い回答ありがとうございます。

しかし内容については一件落着になっていないのが残念です。

実をいうと,ABOFANさんの勘違い?の理由(のひとつ)
が分った(ような)気がしています。

例えば「ランダムでは差があるのかどうなのか」について言え
ば,肯定の立場でないのならば否定なんだ,といった二者択一
で例外なし,といった決めつけをなさっているのではありませ
んか?

同様のことを何度も申し上げているはずなのですが,私の立場
は(私が判断の根拠となるものを得ていない限り)肯定でも否
定でもない「分からない」という立場です。
ですから,ABOFANさんの判断の根拠について私が吟味で
きていない部分については,そのABOFANさんの判断が適
切かどうかを私が判断することはできません。

このことを踏まえて,ABOFANさんが,私の提示した比喩
のうち「ランダムだと差がでない」の部分が不適切だと指摘し
た件について,要点をまとめてみます。

・論点(比喩の主旨)は,ランダムサンプリングでない標本は
 母集団を代表できるのか,であり,指摘の部分(=ランダム
 での差の有無)は(少なくとも私にとって)論点とは特に関
 係がない。
・また,指摘の部分は,比喩での仮定に際して単にABOFA
 Nさん自身の言葉に沿っただけであり,私の意見ではない。
・したがって,指摘の部分について,私としては(差の有無の
 設定がどうであれ)特にこだわりはない。
・比喩は論点の理解を助けるためのものであり,比喩の設定が
 適切かといった「論点以外の“判断”」を持ち込むつもりは
 ない。
・したがって,指摘の部分について,私自身は不適切だともそ
 うでないとも言っていないし,言うつもりもない。

比喩の件について,ここまでの認識はよろしいでしょうか?

その後,ABOFANさんは,「ランダムサンプリングをする
とほとんどの場合は差が出ないのは、科学的におかしいのでは
ないか」という質問を私がした,という間違ったことを公表し
ました。(私は,データ自体に関する指摘などしていませんし,
するつもりもありません。)

大げさなようですが,これは私の存在に関わる事柄です。
ここでABOFANさんとのやりとりをしている私のスタンス
の否定になっているんですから。

このことに対するABOFANさんの今回の解明の結論がこの
部分でしょうか。

>  大型さんの文章の意味がわからなかったため、誤解を招き
> 不快に感じたなら申し訳ありません。m(._.)m

申し訳ありませんが,今回のメールでは(意地悪でも何でもな
く本当に)意味不明ですので,以下の点をご説明ください。

(1) 私の文章の“どの部分の”意味がわからなかったのですか?
(2) (1)によって“なぜ”私が書いていないことを書いていると
  思ってしまったのですか?
(3) 「誤解を招き」とは“誰が何を”誤解したのですか?

しつこいようですが,ここがハッキリしないと一件落着&名誉
回復できませんのでどうかよろしくお願いします。

はぁ、そういうことですか。

> 例えば「ランダムでは差があるのかどうなのか」について言え
> ば,肯定の立場でないのならば否定なんだ,といった二者択一
> で例外なし,といった決めつけをなさっているのではありませ
> んか?

 たぶん、大型さんはそう認識しているのだろうと推測します。

> 比喩の件について,ここまでの認識はよろしいでしょうか?

 一応いいということにします。またわからない場合もあるときは、再度確認しますのでよろしくお願いします。

#おそらく、まだ共通の前提に立ってはいないと思いますが、話を前に進めたいのでいったん打ち切らせてください。(^^;;

> 大げさなようですが,これは私の存在に関わる事柄です。
> ここでABOFANさんとのやりとりをしている私のスタンス
> の否定になっているんですから。

 はぁ、そうですか。

 私はそういう印象は受けませんでしたが、そうだというなら私がそう認めるしか選択肢がないようです…。たぶん、私が誤解していたのでしょう。

#おそらく、まだ共通の前提に立ってはいないと思いますが、話を前に進めたいのでいったん打ち切らせてください。(^^;;

> 申し訳ありませんが,今回のメールでは(意地悪でも何でもな
> く本当に)意味不明ですので,以下の点をご説明ください。

 これ以上説明してもたぶんムダだと思います…。私としては非常に丁寧に説明したつもりです。

> しつこいようですが,ここがハッキリしないと一件落着&名誉
> 回復できませんのでどうかよろしくお願いします。

 私が大型さんの名誉を傷つけたとおっしゃいますが(名誉回復が必要ということなら、傷付けたのだろうと推測しますが、違うならその旨おっしゃってください)が、そんなつもりは全くありません。

 しかし、私が謝るなら大型さんが名誉回復して、今後の議論が進むということなら(私自身が謝る理由を納得したわけではありませんから、大変不本意ではありますが)謝ります。よろしいですか?

 では、そういうことで議論を前に進めさせてください。よろしいですか?

> 同様のことを何度も申し上げているはずなのですが,私の立場
> は(私が判断の根拠となるものを得ていない限り)肯定でも否
> 定でもない「分からない」という立場です。
> ですから,ABOFANさんの判断の根拠について私が吟味で
> きていない部分については,そのABOFANさんの判断が適
> 切かどうかを私が判断することはできません。

 では、3回目のお願いです。「判断の根拠」を示していただけませんか?

 どうかよろしくお願いします。m(._.)m

メール(その23) H17.6.9 20:57

No.1035 (その22)の「大型」です。

回答ありがとうございます。
ごめんなさい,まだ打ち切るわけにはいきません。

> はぁ、そういうことですか。

とおっしゃりながら,

>  私が大型さんの名誉を傷つけたとおっしゃいますが(名誉
> 回復が必要ということなら、傷付けたのだろうと推測します
> が、違うならその旨おっしゃってください)が、そんなつも
> りは全くありません。

ということは,理解なさっていませんね。

ABOFANさんが説明をしなければいけないこと,を理解し
ていただくために,私とABOFANさんの立場を入れ替えた
かたちにして説明します。
以下の例えでご理解いただけるでしょうか。

+++++
仮に,私が「ABOFANさんから“データによって確認でき
ている仮説があとになって反証されるのはおかしいのではない
か”という質問がありましたので・・・云々」と書いたとしま
しょう。(これはあくまでも説明のための例ですよ)
おそらくABOFANさんは「そんな質問などしていない」と
抗議なさるでしょう。
それに対して私が「私としてはそのように(質問していると)
解釈しましたが,ハテ???」などと回答したとすると,どう
お感じになりますか?
+++++

私の考えとは全く違うことを,勝手に“私が言った(書いた)
ことにされてしまった”ということです。
私は明示的にも文脈的にも件の質問など書いていないのですか
ら,これは「私はそう解釈しました」という身勝手な解釈論め
いたお返事で済ませられることでは断じてありませんよね。
少なくとも私が理解できるような説明(釈明)を求めるのは当
然でしょう?
私が抗議しているのはこういうことだと理解してください。

(まだABOFANさんがご自分の解釈に間違いがないとお思
いなのでしたら,国語の時間(^^)になってしまいますが,それ
ならそれで私はいいですよ。ABOFANさんが(納得できな
いまでも)理解ができるまでお付き合いしましょう。)

そのうえで,ABOFANさんの間違い(私が書いていないこ
とを書いた,としたこと)について,ABOFANさんの言葉
で総括し一件落着させてください。
こんなことを長々と続けたくはありませんのでよろしくお願い
します。

他の事項についてはこれが一件落着してからです。

はぁ、正直よくわかりません。

>>  私が大型さんの名誉を傷つけたとおっしゃいますが(名誉
>> 回復が必要ということなら、傷付けたのだろうと推測します
>> が、違うならその旨おっしゃってください)が、そんなつも
>> りは全くありません。

> ということは,理解なさっていませんね。

 「理解」の意味がよくわかりませんが、たぶん私が大型さんの気持ちを理解していない、という意味だと推測します…。

 「そんなつもりは全くありません」は、それこそ字句どおり悪意はなかったという意味です。ただ、結果として不本意ながら私が大型さんの名誉を傷つけたということなら大変申し訳ありません。m(._.)m

> 以下の例えでご理解いただけるでしょうか。

 はい、これは理解しました。

> 私の考えとは全く違うことを,勝手に“私が言った(書いた)
> ことにされてしまった”ということです。

 はい、理解しました。

> 私は明示的にも文脈的にも件の質問など書いていないのですか
> ら,これは「私はそう解釈しました」という身勝手な解釈論め
> いたお返事で済ませられることでは断じてありませんよね。

  いや、私だったらほとんど問題にしません。あえて例は示しませんが、他のページの私宛のメールを見ていただければ、事情は十分おわかりいただけるかと思います。

> 少なくとも私が理解できるような説明(釈明)を求めるのは当
> 然でしょう?
> 私が抗議しているのはこういうことだと理解してください。

 はい、理解しました。ただ、私が大型さんの立場だったら、何回か要求してダメだったらあきらめることが多いです。

 何回説明しても相手がわからなければ、インターネットの議論ではそれ以上何かやろうとしても、あまり意味はありませんから…。もし私がやるとしたら、かけひきのテクニックとして使うぐらいしか、説明(釈明)を要求する意味が思いつきません(大型さんのことを言っているのではありませんので念のため)。

 なお、相手が回答しない場合でも、相手の質問には極力回答するようにしています(もっとも、私の回答で相手が満足するかどうかは別の問題ですが…)。とにかく、なるべく相手の質問には回答するよう絶えず努力はしています。

#例えば、前回の私の「判断の根拠」を示していただけませんか?というような質問には、極力回答するようにしています。

> (まだABOFANさんがご自分の解釈に間違いがないとお思
> いなのでしたら,国語の時間(^^)になってしまいますが,それ
> ならそれで私はいいですよ。ABOFANさんが(納得できな
> いまでも)理解ができるまでお付き合いしましょう。)

 はい、私の解釈に間違いがあったことは認めます。

> そのうえで,ABOFANさんの間違い(私が書いていないこ
> とを書いた,としたこと)について,ABOFANさんの言葉
> で総括し一件落着させてください。

 総括は前回のメールに書いたとおりです。

 正直、前回の謝罪以上のことはメールでできるとも思えません。何をすればいいのでしょうか? よろしければ教えてください。

> 他の事項についてはこれが一件落着してからです。

 これは率直に言って、意味が理解できません。私なら、相手が謝罪すれば普通はその話題はおしまいにして、次の話題に進むようにしていますが…。あるいは、同時並行で議論を進める場合もあります。あえて例は示しませんが、他のページの私宛のメールを見ていただければ、事情は十分おわかりいただけるかと思います。

 なお、念のために誤解のないように書いておきますと、大型さんに私のやり方を押しつようとする気は毛頭ありません。

 以上、何か問題があるなら、申し訳ありませんが、再度わかりやすく説明してください。よろしくお願いします。m(._.)m

 また、よろしければ「判断の根拠」を示していただけると幸いです。

メール(その24) H17.6.10 19:40

No.1035 (その23)の「大型」です。

意固地になっていると思われているだろうなあ,と思いながら
少しは恐縮しつつお返事します。

一件落着が見えてきているんで言いますが,私もまさかここま
でコジれるとは思っていませんでした。
私はてっきり,誰か他の方の言葉と勘違いしたとか,単純な誤
解や早とちりだろうと・・・。
そういうお返事でしたら即一件落着でした。
ところが私のクレームに対するお返事はそうではなかった。
人違いでも誤解でもないと,私の文章を引用までなさる。
寛容な(^^)私ですが,これには半ばキレましたね。
でも結局,

> はい、私の解釈に間違いがあったことは認めます。

ということですから間違いについては了承します。
ありがとうございました。
あとは,例の【H17.6.4 追記】の部分ですね。
とりあえず追記の部分の削除をお願いします。
そのうえで,ABOFANさんが補足説明の必要性を感じてお
られるのならもちろんご自由になさってください。
(もし私とのやりとりのなかで必要性を感じたというのであれ
ば,そのように書いていただいても結構です。)

>  正直、前回の謝罪以上のことはメールでできるとも思えません。
> 何をすればいいのでしょうか? よろしければ教えてください。

前回の謝罪?ってこれなんですけど・・・(泣)。

>  しかし、私が謝るなら大型さんが名誉回復して、今後の議論が
> 進むということなら(私自身が謝る理由を納得したわけではあり
> ませんから、大変不本意ではありますが)謝ります。よろしいで
> すか?

私は人並みの寛容さは持ち合わせているつもりなんですが,こ
れを“謝罪”だと気持ちよく受けいれるほどの寛容さはありま
せん。・・・ですが,・・・もういいことにします。
今回のメールにもお詫びを書いてくださっていますし。
いろいろ小難しいことを言いましたが,対応ありがとうござい
ました。

とりあえずは“追記”が直らないと私のスタンスと矛盾したま
まなので,修正をよろしくお願いします。
(もう直っているかも知れませんが。)

・・・と,これだけではABOFANさんガッカリだと思われ
るので,遥か遠くに流れた(^^)本来すべき返事に戻る前にご質
問にお答えしましょう。

ご質問は,
1.私が「血液型と性格は関係ある」と認める条件
2.(無作為抽出で差があるかについての)私の「判断の根拠」
でよろしいでしょうか。

まず,1.について
以前にも同様なことを言いましたが,一般的な日常語としての
“性格”ではなく,科学の土俵に乗せるための「性格」の場合
は,その同一性をどのように記述し測定するのか,がまず問題
になるかと思います。
おそらく「性格」は人により千差万別で,同じ「性格」は2つ
とないでしょうし,同一人であっても時間・時期や状況・環境
によって変わる(ところがある)でしょう。
(これはある意味血液型でも同じで,血液型などというものが
もともとあるわけではなくて,千差万別の血液についてある同
一性を勝手に決めることで分類しているわけですね。)
その千差万別の「性格」にどのような同一性を見出すか(決め
るか)がまず問題になるかと思われます。
次に,「性格」を分類し切り出す同一性を決めたとして,それ
をどのように測定するのかが問題ですね。
科学の土俵に乗っけて問題ないような,妥当性なり再現性なり
を備えた「性格」の測定方法があるのかどうか。
私は勉強不足(^^)で以上2つの問題が現状でクリヤできている
とは思えません。
上記の問題がクリヤできたならば,測定の結果によって「関係
があるかどうか」は判断できるでしょうね。

次に,2.について
私にとって「判断の根拠」となるためには1.の条件を備えて
いる必要がありますので,現状では私に「判断の根拠」はあり
ません。

こんな回答ではABOFANさんはご不満かも知れませんが,
これははぐらかしでもなんでもなく,私の精一杯の誠実な答え
です。

【おまけ】
つい最近出版された「考える脳 考えるコンピューター」とい
う本にはドキドキさせられました。
各種書評には簡単にアクセスできるでしょうから簡単な紹介に
とどめますが,この本は脳の機能としての「知能」についての
統合的な仮説を提示しています。論文ではなく一般書で発表し
たことにも重要な意味がある,との著者の意図にも頷けました。
「性格」も脳の機能であるとすれば,この仮説は今後の「性格」
の解明に役立つところがあるのかも知れませんよ。

ありがとうございました。

> 意固地になっていると思われているだろうなあ,

 いえ。単なるやりとりのテクニックだと思っていました。

#この程度のことは、珍しくないものですから…。

> 一件落着が見えてきているんで言いますが,私もまさかここま
> でコジれるとは思っていませんでした。

 はい、私も「謝罪」を要求されるとは思っていませんでした。(^^;;

> 私はてっきり,誰か他の方の言葉と勘違いしたとか,単純な誤
> 解や早とちりだろうと・・・。

 「単純」とは思っていませんが、誤解だったのは確かです。詳しくは後述します。

> あとは,例の【H17.6.4 追記】の部分ですね。
> とりあえず追記の部分の削除をお願いします。

 はい、大型さんに関する部分は削除しました。これでよろしいでしょうか?

> 本来すべき返事に戻る前にご質問にお答えしましょう。

 ありがとうございました。

 ただ、それならそう初めにいっていただければ、と思います。(^^;;

 理系の人に割と多い考え方なので、私も「誤解」はしなかったと思います。私も、そういう考え方自体に反対するつもりはありません。

 だいたい、科学の土俵に乗せるための「性格」なら、このサイトで論じるべき範囲のものだとは思っていません。私は「性格」のプロではありませんから…(「性格」の定義については後述します)。

 読めばおわかりのように、私は性格心理学の方法論を使って、血液型と性格は関係あると結論づけられるデータや論理を示しているだけです。従って、性格心理学などでは科学の土俵に乗せるための「性格」なんか定義も分析できない、というのが大型さんの意見であるとするなら(そうとしか考えられませんが)、私に反論してもあまり意味があるとも思えません。少なくとも、(前述のように)私はそういう意見に反対するつもりは全くありません。

 以上の前提で、私の「誤解」が生じたことをご理解ください。

 率直に言うと、そういう“無意味”なメールを20通以上送ってこられるということは、何らかの悪意があると考えざるを得ませんでした(失礼!)。

#サイトを公開している以上、そういう可能性があることは承知していますので。

 ただ、揚げ足を取るわけではありませんが、大型さんは性格を否定しているわけではないでしょう。

> おそらく「性格」は人により千差万別で,同じ「性格」は2つ
> とないでしょうし,同一人であっても時間・時期や状況・環境
> によって変わる(ところがある)でしょう。

 これはもっともですが、では知り合いのAさん(Bさん、Cさん…)は○○な性格だと本当に言えるのか、という問題が生じます(もし、そう言えるのであれば、「性格」が科学的に定義可能ということになりますし、そうでないなら非科学的なことを信じているのか、あるいは「性格」は存在しないことになります)。大型さんのおすすめの本で「性格」がどう定義されているかはわかりませんが、この手の本ではその多くが性格心理学による「性格」を採用しています。また、仮に独自に「性格」の定義をしているとしても、一般に言われている「性格」のすべてを網羅できるかというと、かなり疑問です。従って、大型さんがおっしゃることは矛盾してしてしまいます。

 まぁ、この本を読んでいないので確かなことは言えないのですが、私が読んだ理系の本ではそういう傾向があることは確かです。

> (これはある意味血液型でも同じで,血液型などというものが
> もともとあるわけではなくて,千差万別の血液についてある同
> 一性を勝手に決めることで分類しているわけですね。)

 そういう面もあります。しかし、「性格」のような曖昧な定義ではありません。また、「千差万別」という考え方もありますが、生物的均質性という考え方もあります。「勝手に決める」という見方もありますし、下等生物でも高等生物でも「血液」はほとんど変わらない、という見方もできます。

> 「性格」も脳の機能であるとすれば,この仮説は今後の「性格」
> の解明に役立つところがあるのかも知れませんよ。

 必ずしもそうは言えません。なぜなら、性格は直接測定することはできないので、その代わりに「行動」を測定して性格と定義しているからです。従って、仮に脳というコンピュータが同じだとしても、体という「行動」をする周辺機器が違うとするなら、「行動」つまり「性格」も違ってきます。

 また、ホルモンは脳の機能に影響があるので、ホルモンを造っている臓器(例えば肝臓や腎臓)の状態が性格に影響を与えることがわかっています。従って、脳の機能だけを分析しても必ずしも性格のすべてが解明できるわけではありません。

 もう少しトータルに体系的に考える必要があるようです。

 ただ、この本の意義がないということでありませんので念のため。

メール(その25) H17.6.12 14:41

No.1035 (その24)の「大型」です。

【追記】の修正ありがとうございました。
やっと矛盾が解消されてひとまずホッとしました。

でもこんなやりとりの直後なのにABOFANさんホント言葉
に無頓着というか不用意ですねぇ(^^)。
私をカッとさせるための作戦なんでしょうか??

> はい、私も「謝罪」を要求されるとは思っていませんでした。(^^;;

私がいつ“「謝罪」を要求”しました??
“訂正してください”“間違いを認めてください”とお願いは
しましたが。
あとは要求ではなくABOFANさんが“謝罪”だとおっしゃ
る言葉に対してのツッコミだけでしょう??
なんてツッコミはやめときます(^^)。
(と言いながら書いてるじゃないか!とツッコまないでくださ
いね。)

さて,質問に回答した私の認識・スタンスに対して,

> ただ、それならそう初めにいっていただければ、と思います。(^^;;

これはとっくに言っているつもりだったのですが・・・。
まぁ多くの方々とやりとりをしていたら仕方がないのかも知れ
ませんね。
以前のメールから,私が言ったそれらしき部分を引用します。
(ちょっと長くてごめんなさい。)
−−−−−
メール(その9)
>心理学でいう性格が「実在するかどうか」については(議論が
>分かれていることを理解したうえで)私は「分かりません!」
>と自信をもって(笑)きっぱり言います。

メール(その10)
>それから,性格が科学の対象になるのか,について。
>性格に対応するものをうまくパターン化(=記述)できれば
>大丈夫なのかもしれないなぁと思っている程度,とりあえず
>それくらいの認識です。

メール(その11)
>もちろん全否定をしているわけではありません。ABOFA
>Nさんが綿密妥当な処理をしている部分も多いでしょうし大
>いに評価もすべきだと思っています。
>でも,このHPの肝心要である統計データの処理に,はっき
>りと間違った部分があればマズイですよね,科学なんですか
>ら。
>私が一番最初に言ったのは,その一部のせいで科学とは言え
>なくなっているのは惜しいなぁ,ということです。

メール(その12)
>私は最初のスタンスでも書いたとおり,科学?非科学?とい
>うのは,対象をどうとらえ,どう扱うのか=アプローチの問
>題だと考えています。
>科学的なアプローチをすればそれは科学であり,そうでなけ
>れば非科学だということです。
>(かなり乱暴な言い方ですけどね。)

>また,その対象が見えようが見えまいが,同一性の記述さえ
>できれば,科学の対象になりえます。
>もちろん,目に見えない「性格」についても(記述さえでき
>れば)同様に科学の対象になりえるでしょう。
−−−−−
私は一貫しているつもりなんですがいかがでしょう。

> 以上の前提で、私の「誤解」が生じたことをご理解ください。

予断や勘違いはよくあることですから理解はしますが,返事を焦
らずに以前のメールを確認するくらいはしていただほうがありが
たいな,と思います。(私も気をつけます(^^;。)

蒸し返すつもりはありませんが,ABOFANさんが無用な言い
訳?をなさるんでちょっとだけ。
「誤解」する要因が仮にあったとしても,“〜という疑問がある
ようなので”といった表現にしかなりようがないですよね。
(この表現だったとしてもクレームはつけます,でも「誤解,間
違いだ」とは言いますが,“質問がありましたので”に対しての
ように「ウソだ」とは言いません。)
はい,以上この件は終わり!

>  率直に言うと、そういう“無意味”なメールを20通以上
> 送ってこられるということは、何らかの悪意があると考えざ
> るを得ませんでした(失礼!)。

あはは,まぁ指摘や批判に“悪意”めいた要素が全くないとは
言えないかも知れませんが,少なくとも私には動機として不純
な悪意はないつもりです。

それから,私のメールが“無意味”なのかについて。
もしABOFANさんが,血液型と性格の関係を検証する手法
は必ずしも“科学的な方法”でなくてもかまわない,とお考え
でしたらそのとおり,私の指摘は無意味です。
例えば「とにかく差がでればいい」なんて考え方に対してであ
ればホント無意味です(^^)。
でも,そうではないはずです,おそらく,ですよね,でしょ?

それでは,余談?のために遥か彼方に取り残されていたお返事
を順につづけます。

メール(その18)に対するお返事
例の【追記】の内容について。(修正後もここは同じですね)
>  たとえば、物性の研究をするのなら、比較する以外の条件は
> はできるだけコントロールして揃えようとします。つまり、
> 「ランダムサンプリング」はしません。なぜなら、その方が正
> 確に差が測定できるからです。

ちょっと意味が掴めないんですが,物性の研究の場合にはラン
ダムサンプリングすると測定誤差が大きくなってしまう,とい
うことですか?
できれば簡単な具体例をあげていただければ私にも理解ができ
るかも知れませんのでよろしくお願いします。

(蛇足)
前メールで紹介した本について。

> もう少しトータルに体系的に考える必要があるようです。

読まずに何でそんなことが言えるのかなぁ。と感心してしまい
ました。そこがABOFANさんと私の能力の違いなんでしょ
うね(^^)。

もちろんこの本では脳だけでなく脳と感覚器官や四肢等を含め
た身体全体の統合した機能として(トータルに体系的に)知能
を論じていますよ。
ただし,あくまでも「知能」についての画期的な仮説で,性格
についての明確な言及は(たぶん)なかったと思います。
けれども,意識や感情や性格も脳の機能を(勝手に)そう分類
しているだけで,同様なメカニズムの地続きなんじゃないかな
と私は思っていますし(うまく説明できるような根拠はありま
せんが),この本の仮説も「知能」だけに限定したメカニズム
を論じているわけではない(総合的な仮説だと私は受けとった)
ので,性格とは何か,について確信とまではいえませんが少な
くとも興味深い示唆は得られたと感じています。

ありがとうございました。

> 【追記】の修正ありがとうございました。
> やっと矛盾が解消されてひとまずホッとしました。

 よかったです。

> でもこんなやりとりの直後なのにABOFANさんホント言葉
> に無頓着というか不用意ですねぇ(^^)。
> 私をカッとさせるための作戦なんでしょうか??

 いや、無頓着ではありません。今まで言いたかったことが言えなかっただけです。(^^;;
 インターネット上で「カッ」となっても、特にいいことはないと思います。

#もっとも、あえて止めようとも思いませんが…。

> さて,質問に回答した私の認識・スタンスに対して,

>> ただ、それならそう初めにいっていただければ、と思います。(^^;;

> これはとっくに言っているつもりだったのですが・・・。

 いや、言っていませんよ。私の最初の質問はこれです。

> では、たまには私からも質問させてください。大型さんが「血液型と性格は関係ある」と認める条件は何でしょうか?

 しかし、その6では、

> いきなり「血液型と性格の関係」の話を持ち出さない
> でください。(そんな話ではありませんよ。)

 2回目は省略して、3回目のお願いは、

> では、3回目のお願いです。「判断の根拠」を示していただけませんか?
> どうかよろしくお願いします。m(._.)m

 しかし、メールその23では、

> 他の事項についてはこれが一件落着してからです。

 とあります。

> 私は一貫しているつもりなんですがいかがでしょう。

 はい、一貫していることは認めます。しかし、私の再三の質問に返事をしていただけなかったことも確かだと思います。

> 「誤解」する要因が仮にあったとしても,“〜という疑問がある
> ようなので”といった表現にしかなりようがないですよね。

 私の再三の質問に答えていただけないなら、「誤解」するのも無理がないと思われませんか?

> はい,以上この件は終わり!

 了解しました。

> それから,私のメールが“無意味”なのかについて。
> もしABOFANさんが,血液型と性格の関係を検証する手法
> は必ずしも“科学的な方法”でなくてもかまわない,とお考え
> でしたらそのとおり,私の指摘は無意味です。

 ??? まだ誤解されているようですね。私は、一応は性格心理学の方法論を認めていますが?

 大型さんの主張は、

  1. 性格人理学は“科学的な方法”ではない
  2. 性格心理学は“科学的な方法”だが、私の分析・データ・論理 etc.は“科学的な方法”でない

 のどちらなのでしょう?

 私は1だと判断しているのですが、明確には書いていないのでわかりません。

 もしそうだとしたら、ここで私と論争しても無意味でしょう。論争は性格心理学者とすべきだと思われますがいかがですか?

#私は性格心理学のプロではありません。

 2とするなら、私に対する反論は、もっと具体的な例をあげてするべきだと思いますがいかがですか?

> 例えば「とにかく差がでればいい」なんて考え方に対してであ
> ればホント無意味です(^^)。
> でも,そうではないはずです,おそらく,ですよね,でしょ?

 大変失礼ですが、データ・マイニングってご存じですか?
 では、データ・マイニングは無意味なのですか?
 一部の業界では割とポピュラーな方法だと思います。高価なソフトもありますよね。あれって経費の無駄遣いなのですか?

> ちょっと意味が掴めないんですが,物性の研究の場合にはラン
> ダムサンプリングすると測定誤差が大きくなってしまう,とい
> うことですか?
> できれば簡単な具体例をあげていただければ私にも理解ができ
> るかも知れませんのでよろしくお願いします。

 極端な例を示します。例えば、水の密度を正確に測定すると仮定します。1回では測定誤差が大きくなってしまいますから、日時や場所や測定方法などを変えて、何回も測定を実施する必要があるでしょう。この場合は、当然のことながら、温度や不純物などの条件をきちんと管理しないといけないですよね。水だからといって、0度から100度までランダムサンプリングのデータじゃないと認めないという人はいません。

 血液型も同様です。きちんと他の(余計な影響を与えそうな)条件を管理しないといけません。つまり、基本的にランダムサンプリングはいけない、ということになります。

 ただ、血液型が水の密度の測定と違うのは、水の場合の「温度」や「不純物」のように、余計な影響を与えそうなパラメータが事前にはっきりしない点です。まぁ、常識的に考えられるのは、性別や年齢です。従って、大学生のデータなどが一番無難と思われます(ランダムサンプリングの場合より差が大きく出る?)。実際にデータを確認してみたところ、確かにランダムサンプリングでは、予想以上に差が少なくなる場合が多いようです。

>> もう少しトータルに体系的に考える必要があるようです。

> 読まずに何でそんなことが言えるのかなぁ。と感心してしまい
> ました。そこがABOFANさんと私の能力の違いなんでしょ
> うね(^^)。

 同様な本は何冊も読みました。私の感想としては、一般的に生物・医学(あるいは一部の心理学)の本の方が面白くて参考になります。例えば、D4DR、脳内物質、DNA、ミネソタ双生児 、性格検査、血液型物質…。

 ただ、この本がどうかのかはわかりません。

#著者がコンピュータ屋のようですから、あまり血液型には関係なさそうだ、という私の経験に基づく推測をしているだけです。

 失礼しました。

メール(その26) H17.6.12 14:41

No.1035 (その25)の「大型」です。

早速のお返事ありがとうございます。

> > 「誤解」する要因が仮にあったとしても,“〜という疑問がある
> > ようなので”といった表現にしかなりようがないですよね。

>  私の再三の質問に答えていただけないなら、「誤解」するの
> も無理がないと思われませんか?

ホント不思議です。
ABOFANさんは何故ここで余計なひとことをおっしゃるん
でしょうね(^^)。
私がせっかく「はい,以上この件は終わり!」って言ったのに
まだ続けたいんでしょうか??

おっしゃるとおり「誤解」の要因として,私がさっさと質問に
お返事しなかったことを認めましょう。
でも,私は誤解自体は問題にしていないって言ったでしょ?
誤解だったならば即一件落着だったんだって言ったでしょ?
誤解自体ではなく言っていないことを引用までして「言った」
と『ウソ』をつかれたことにキレたんだって言ったでしょ?

ここは『ウソ』には目をつぶって「誤解」ということで一件落
着しましょう,もう終わりましょうって言っているんですから,
この件に対してもう釈明なさらないでくださいね。
ホントにもうこの件は低レベルだからやめましょうよ。

> > それから,私のメールが“無意味”なのかについて。
> > もしABOFANさんが,血液型と性格の関係を検証する手法
> > は必ずしも“科学的な方法”でなくてもかまわない,とお考え
> > でしたらそのとおり,私の指摘は無意味です。

>  ??? まだ誤解されているようですね。私は、一応は性格
> 心理学の方法論を認めていますが?

ABOFANさんが「一応」「認めている」ことなんかお聞き
していませんよ。
「ABOFANさんがどう考えているか」を聞いています。
血液型と性格の関係を検証する手法は必ずしも“科学的な方法”
でなくてもかまわない,とお考えですか?

>  大型さんの主張は、
> 性格人理学は“科学的な方法”ではない
> 性格心理学は“科学的な方法”だが、私の分析・データ・論理
>  etc.は“科学的な方法”でない
>  のどちらなのでしょう?

どちらでもありません。
性格心理学は“科学的な方法”かどうかは知りません。
ABOFANさんの分析・データ・論理etc.には“科学的な方法”
でないところがあり,それを指摘しています。

> > 例えば「とにかく差がでればいい」なんて考え方に対してであ
> > ればホント無意味です(^^)。
> > でも,そうではないはずです,おそらく,ですよね,でしょ?

>  大変失礼ですが、データ・マイニングってご存じですか?
>  では、データ・マイニングは無意味なのですか?

何らかの相関を「見つけ出すこと」が無意味だ,などと言って
いるわけではありません。
「とにかく差がでればいい」と,科学的に妥当性のないやりか
たまで認める考え方に対しては無意味だ,という意味です。

> > ちょっと意味が掴めないんですが,物性の研究の場合にはラン
> > ダムサンプリングすると測定誤差が大きくなってしまう,とい
> > うことですか?

>  極端な例を示します。例えば、水の密度を正確に測定すると
> 仮定します。1回では測定誤差が大きくなってしまいますから、
> 日時や場所や測定方法などを変えて、何回も測定を実施する必
> 要があるでしょう。この場合は、当然のことながら、温度や不
> 純物などの条件をきちんと管理しないといけないですよね。水
> だからといって、0度から100度までランダムサンプリング
> のデータじゃないと認めないという人はいません。

密度は温度と圧力に依存しますから,温度を変えたら測定すべ
き数値の前提条件となる状態が違ってしまいます。
測定状態,測定条件をさまざまに(ランダムに?)変えること
がランダムサンプリングではなくて,測定する試料を母集団か
ら無作為に抽出するのがランダムサンプリングです。
ABOFANさんの例はランダムサンプリングの説明になって
いませんね。
この例で言えば,母集団である“測定すべき水”のどの部分か
らも満遍なく偏りがないような方法でサンプリングするのがラ
ンダムサンプリングです。
具体的に言うと,測定すべき水の不純物?などに偏りがないよ
うによくかき混ぜて,水のなかのどの部分も同様な測定チャン
スになるように測定することだと思いますがいかがでしょう?
当然,ランダムサンプリングすると測定誤差は小さくなります。
ランダムサンプリングで誤差が大きくなる物性の例は本当にあ
るんですか? 教えてください。

> #著者がコンピュータ屋のようですから、あまり血液型には
> 関係なさそうだ、という私の経験に基づく推測をしているだ
> けです。

予断をもった推測をなさるのはしかたありませんが,著者はコン
ピューターの専門家であると同時に脳神経科学の専門家でもあり
ます。だからこそ片方の側からだけでは行き詰まっていた問題に
画期的な橋渡しができたんじゃないかな,と思います。

ありがとうございました。

> 誤解自体ではなく言っていないことを引用までして「言った」
> と『ウソ』をつかれたことにキレたんだって言ったでしょ?

 『ウソ』をついたつもりはありません。
 私が誤解した根拠を示しただけです。
 それを『ウソ』と解釈するということなら、大変悲しいことですがしょうがありません。
 謝罪を取り消すつもりはありませんので、再度申し訳ありませんと言うしかないです。

> ここは『ウソ』には目をつぶって「誤解」ということで一件落
> 着しましょう,もう終わりましょうって言っているんですから,

 はい、よろしくお願いします。

> この件に対してもう釈明なさらないでくださいね。
> ホントにもうこの件は低レベルだからやめましょうよ。

 これも同じく、釈明をしているつもりはありません。
 単に私が誤解した根拠を示しているだけです。
 それを釈明と解釈するということなら、大変悲しいことですがしょうがありません。
 よろしくお願いします。

> ABOFANさんが「一応」「認めている」ことなんかお聞き
> していませんよ。
> 「ABOFANさんがどう考えているか」を聞いています。

 この質問には、初めからお答えするつもりはありません。理由は、メールその7の回答に書いたとおりです。

再現性や信頼性の問題や、性格や行動の測定法の議論になると、かなり面倒なことになるので、ここでは省略します。また、性格の実体は何か、という議論もかなり長くなるので、やはり省略します。

いずれにしても、詳しくは教科書に書いてあるとおりですので、興味があるなら読んでみてください。

 このとおりです。

> 血液型と性格の関係を検証する手法は必ずしも“科学的な方法”
> でなくてもかまわない,とお考えですか?

 メールその7の回答に書いたとおりです。
 もし、きちんとこの議論をするとなると、本が何冊も書けてしまう分量になります。(^^;;
 ですから、ここで性格心理学の妥当性を議論するつもりはありません。
 もっとも、議論を拒否するつもりはありませんので、教科書を読んで疑問点があるなら、その点に限ってお答えします。

 大型さんからのメール24で、

こんな回答ではABOFANさんはご不満かも知れませんが,
これははぐらかしでもなんでもなく,私の精一杯の誠実な答え
です。

 とありますが、全く同じ気持ちです。

 ただ、これではたぶん不満だろうと思われるので、性格心理学の科学的な妥当性を(個人的に)どう考えるかという質問に読み替えてお答えします。従って、大型さんがコメントするのは自由ですが、回答はいたしません。

 性格検査と行動との相関は、一般的に0.8程度とされています。この相関係数の算出方法が妥当かどうか、あるいは0.8で性格検査が正しいと認めてしまっていいのか議論をすると、相当面倒なことになります。従って、ここで一々説明はしません。詳しくは性格心理学の教科書をご覧ください。

 相関係数が0.8程度では、一般の自然科学(特に物理学)ではかなり不満な水準です。しかし、生物学・医学などでは遺伝子の影響でこの程度のものはいくらでもあります。しかし、だから生物学や遺伝子は間違っているとか、使い物にならないという人はいません。

 ご承知のように、D4DRなどでも、遺伝子の性格への影響は質問紙法による性格検査によって測定しています。だから、D4DRは非科学的だという人は聞いたことがありません。心理学以外の学会でも、私が知る限り特に問題視はされていないようです。

 誤差を考慮してうまく使いこなすのが一番現実的なのではないでしょうか。

 それを、相関係数が0.8だから、心理学は自然科学じゃないから…といって頭から否定するのはどうかと思います。逆に100パーセント信じてしまってもいけませんけれども。

 以上は個人的な感想ですので、これ以上の回答はしません。それこそ本が何冊も書けてしまうような分量になってしまいますので…。

> 何らかの相関を「見つけ出すこと」が無意味だ,などと言って
> いるわけではありません。
> 「とにかく差がでればいい」と,科学的に妥当性のないやりか
> たまで認める考え方に対しては無意味だ,という意味です。

 このコメントで、HPを少し修正しましたのでご覧ください。
 ただ、私から言わせれば、大型さんの言うことは「誤解」か「ウソ」です。

#もっとも、大型さんのようにクレームを付けたりはしません。(^^;;

 十分ご承知でしょうが、データ・マイニングの場合(いや、それ以外でも同じですが)は、そのデータや傾向が妥当かどうかチェックをします。あるいは、仮説を立ててたりします。文字どおり「とにかく差がでればいい」という意味ではありません。それは、その部分だけではなく、一連の文章を読んでいただければおわかりいただけると思います。

 それでも私のやり方が科学的ではないということなら、「とにかく差がでればいい」の具体的な問題点をあげて反論していただきたいと思います。

> 密度は温度と圧力に依存しますから,温度を変えたら測定すべ
> き数値の前提条件となる状態が違ってしまいます。
> 測定状態,測定条件をさまざまに(ランダムに?)変えること
> がランダムサンプリングではなくて,測定する試料を母集団か
> ら無作為に抽出するのがランダムサンプリングです。
> ABOFANさんの例はランダムサンプリングの説明になって
> いませんね。

 これも、私から言わせれば、大型さんの言うことは「誤解」か「ウソ」です。(^^;;

 どのパラメータが測定値に影響を及ぼすのかが不明だから、ランダムサンプリングはダメと言っているのです。それがわかっていれば、初めから「関係がある」と言えることになってしまいますから。(^^;;

 最初は、温度も圧力も関係なくランダムサンプリングをしてしまうこともあるかもしれません。とにかく、関係がアプリオリにわかっているのではないのです。

 データ・マイニングも同じでしょう。初めから何らかの関係がわかっているわけではないのです。試行錯誤的に法則性を導き出し、仮説を立てるから、最初は「とにかく差がでればいい」のです。仮説の妥当性は、時間をかけて検証するしかありません。最初から「とにかく差がでればいい」を否定してしまったら、データ・マイニングの全否定になってしまいます。ゴミのデータは山ほどでるでしょうが、それはやむをうないと思います。

> ランダムサンプリングで誤差が大きくなる物性の例は本当にあ
> るんですか? 教えてください。

 ランダムサンプリングをすると、制御や測定できない、あるいは未知・不明なパラメータにより妙な誤差が出てしまうかもしれません。

 話を血液型に戻すと、以上のことから、なるべく均一の条件で、血液型だけが違うグループを観察するのが妥当ということになります。

 そういう意味です。

> 予断をもった推測をなさるのはしかたありませんが,著者はコン
> ピューターの専門家であると同時に脳神経科学の専門家でもあり
> ます。だからこそ片方の側からだけでは行き詰まっていた問題に
> 画期的な橋渡しができたんじゃないかな,と思います。

 それは大変失礼しました。では、なんとか入手して読んでみようと思います。

 乱文失礼しました。

メール(その27) H17.6.13 22:51

No.1035 (その26)の「大型」です。

私もちょっと悲しいです。
いらない墓穴を掘っているんじゃありませんか?

>  『ウソ』をついたつもりはありません。
>  私が誤解した根拠を示しただけです。
>  それを『ウソ』と解釈するということなら、大変悲しいこと
> ですがしょうがありません。

いいでしょう。
ABOFANさんの心情・認識としての嘘,これはなかったん
だろうと認めましょう。
「疑問に感じているはず」という(私にも要因があり根拠のあ
る)誤解が,なぜか,いつのまにか「実際に質問があった」と
いう認識に変わっちゃったんですね。
なるほど,現実に質問があった,質問のメールを読んだ,とい
う事実認識をしてしまったら,ABOFANさん本人としては
(その時点では)嘘をついているとは思いませんね。
しかし,(書いた時に)意識的な嘘はなかったと認めるとして
も,なさったこと自体は「事実とは異なること」を書いた,す
なわち『ウソ』であったことは間違いないですよね。
意識的な虚偽という意味の『嘘』ではなくて,事実ではないと
いう意味の『ウソ』です。これはご理解いただけますか?
(心理的抵抗が少ないように配慮してカタカナにしてあったん
ですけどね。)

失礼ながら,言葉には無頓着なようでいて,ご自分に向けられ
た『ウソ』という言葉には敏感ですね(^^)。
心情として否定したい気持ちも分からないではありませんが,
この件を引っ張ってもあまり得策だとは思えません。
こういう事ははあっさりスッと流しちゃったほうがいいですよ。
余計なお世話ですが(^^)。

> > ABOFANさんが「一応」「認めている」ことなんかお聞き
> > していませんよ。
> > 「ABOFANさんがどう考えているか」を聞いています。

>  この質問には、初めからお答えするつもりはありません。理由は、
> メールその7の回答に書いたとおりです。

>  ただ、これではたぶん不満だろうと思われるので、性格心理学の
> 科学的な妥当性を(個人的に)どう考えるかという質問に読み替え
> てお答えします。従って、大型さんがコメントするのは自由ですが、
> 回答はいたしません。

個人的な考えに対する質問に“読み替える”もなにも,お聞き
したのは「ABOFANさんがどう考えているか」ですし,こ
のサイトは何らかの集団を代表したものではなくて個人的なも
のでしょう?
ABOFANさんは何かの代表ですか?
(あ,この個人サイトの代表ですね(^^)。)
個人的な見解以外ありえないじゃないですか。

とりあえず,
血液型と性格の関係を検証する手法は必ずしも“科学的な方法”
でなくてもかまわないかどうかについて,
ABOFANさんは“科学的な方法”を“誤差をどう考慮する
か”などに勝手に読みかえてお答えのようです。
回答するつもりがないようですから,ご自分の基準は(暫定と
しても)特に決めていない,というような意味合いにとらえて
おきます。

> > 「とにかく差がでればいい」と,科学的に妥当性のないやりか
> > たまで認める考え方に対しては無意味だ,という意味です。

> このコメントで、HPを少し修正しましたのでご覧ください。

はい,直すべきだと思われた部分は面目など気にせずどんどん
直してくださいね。
どこを直したのかちょっと探したので,今後は,どのように修
正したのかメール中に書いていただけるとありがたいです。
でも,今回の修正についていえば,結局同じことを言っている
ようで,私には修正(追記)の意義が掴めませんでした。

>  それでも私のやり方が科学的ではないということなら、
> 「とにかく差がでればいい」の具体的な問題点をあげて反
> 論していただきたいと思います。

はい,途中で枝道に逸れてしまいましたが,それをいま継続し
ているわけです。

>  どのパラメータが測定値に影響を及ぼすのかが不明だから、
> ランダムサンプリングはダメと言っているのです。それがわ
> かっていれば、初めから「関係がある」と言えることになっ
> てしまいますから。(^^;;

>  ランダムサンプリングをすると、制御や測定できない、あ
> るいは未知・不明なパラメータにより妙な誤差が出てしまう
> かもしれません。

なるほど,ABOFANさんの「水の密度」の例は,水の密度
と相関のあるパラメーターを見つけることを目的とした測定と
いうことですね。
「水の密度を正確に測定すると仮定します」とのことなので,
私は,てっきり「水の密度を正確に測定する」のが目的なのだ
ろうと勘違いしていました。
そのためには,ABOFANさん曰く,日時や場所や測定方法
などを変えて何回も測定する必要があると。
で,温度を0度から100度まで変えた測定はランダムサンプ
リングになるから誤差が大きくなりダメだと。
私にはサッパリ分かりません。
温度を0度から100度まで変えた条件で測定をすると,なぜ
密度と相関のあるパラメーターの測定誤差が大きくなるのです
か??

ありがとうございました。

> なさったこと自体は「事実とは異なること」を書いた,す
> なわち『ウソ』であったことは間違いないですよね。
> 意識的な虚偽という意味の『嘘』ではなくて,事実ではないと
> いう意味の『ウソ』です。これはご理解いただけますか?

 はい、理解しました。

> 心情として否定したい気持ちも分からないではありませんが,

 ???
 誤解したのは認めました。
 特に否定はしていませんが?

> この件を引っ張ってもあまり得策だとは思えません。
> こういう事ははあっさりスッと流しちゃったほうがいいですよ。
> 余計なお世話ですが(^^)。

 アドバイスありがとうございます。

> 個人的な考えに対する質問に“読み替える”もなにも,お聞き
> したのは「ABOFANさんがどう考えているか」ですし,こ
> のサイトは何らかの集団を代表したものではなくて個人的なも
> のでしょう?

 ???
 このサイトでは、性格心理学が正しいかどうかという議論をするつもりはありません。それは、性格心理学の問題だと思います。
 どうしてもということなら、前回書いたとおり、まず性格心理学の教科書を読んでいただきたいのですが…。
 性格心理学を初歩から説明するのは大変なので、さすがにここではご容赦ください。

> ABOFANさんは何かの代表ですか?
> (あ,この個人サイトの代表ですね(^^)。)
> 個人的な見解以外ありえないじゃないですか。

 大型さんの定義によると、これは「ウソ」(私の定義では「誤解」)です。このサイトでは、開設当初から性格心理学についての個人的な見解は公開していません。また、今後とも公開するつもりもありません(前回は申し訳なかったので書いたので、あくまで例外です)。そういうことは専門家や専門書に譲る、というのがサイト開設当初からのスタンスです。

#クレームは付けません。(^^;;

> 回答するつもりがないようですから,ご自分の基準は(暫定と
> しても)特に決めていない,というような意味合いにとらえて
> おきます。

 これは「ウソ」です(笑)。一応正しいものとして扱うということです。

#クレームは付けません。(^^;;

 しつこいようですが、性格心理学の教科書を読んでから質問していただけませんか?

 仮に、性格という対象もよくわからず、分析方法も理解しようとしないで「非科学的」と決めつける(?)なら、それはあまり科学的とは思えません。

 しつこいようですが、大型さんからのメール24で、

こんな回答ではABOFANさんはご不満かも知れませんが,
これははぐらかしでもなんでもなく,私の精一杯の誠実な答え
です。

 とありますが、全く同じ気持ちです。

>>  どのパラメータが測定値に影響を及ぼすのかが不明だから、
>> ランダムサンプリングはダメと言っているのです。それがわ
>> かっていれば、初めから「関係がある」と言えることになっ
>> てしまいますから。(^^;;

>>  ランダムサンプリングをすると、制御や測定できない、あ
>> るいは未知・不明なパラメータにより妙な誤差が出てしまう
>> かもしれません。

> なるほど,ABOFANさんの「水の密度」の例は,水の密度
> と相関のあるパラメーターを見つけることを目的とした測定と
> いうことですね。

 これも「ウソ」です(笑)。例え話だから余計わかりにくくなってしまったようで、その点は反省しています。

#クレームは付けません。(^^;;

> 温度を0度から100度まで変えた条件で測定をすると,なぜ
> 密度と相関のあるパラメーターの測定誤差が大きくなるのです
> か??

 温度が密度に影響を与えることがわからないなら、誤って温度についてもランダムサンプリングしてしまう可能性がある、ということです。

メール(その28) H17.6.14 19:41

No.1035 (その27)の「大型」です。

追記の件,なぜこれほどまでに引っ張るんでしょう。
せっかくのアドバイスが・・・(;_;)。
やっぱり余計なお世話だと思われたのでしょうか。

> > なさったこと自体は「事実とは異なること」を書いた,す
> > なわち『ウソ』であったことは間違いないですよね。
> > 意識的な虚偽という意味の『嘘』ではなくて,事実ではないと
> > いう意味の『ウソ』です。これはご理解いただけますか?

> はい、理解しました。

(『ウソ』ということばを)
> > 心情として否定したい気持ちも分からないではありませんが,

>  ???
>  誤解したのは認めました。
>  特に否定はしていませんが?

特に否定はしていないとおっしゃいますが,このとおり前メー
ルで否定していますね。

> > 誤解自体ではなく言っていないことを引用までして「言った」
> > と『ウソ』をつかれたことにキレたんだって言ったでしょ?

> 『ウソ』をついたつもりはありません。

これは否定ではないんですか??

つぎに,ABOFANさんのスタンスについて。

>  このサイトでは、開設当初から性格心理学についての個人的
> な見解は公開していません。また、今後とも公開するつもりも
> ありません(前回は申し訳なかったので書いたので、あくまで
> 例外です)。

了解しました。
簡単に手の内を明かすわけにはいかないんだと理解しておきま
す。
・・・とおっしゃりながら,そのすぐあとにこうあります。

>  一応正しいものとして扱うということです。

「個人的な見解は公開しない」けれども「一応正しいものとし
て扱う」わけですか。
この絶妙な言い回しはとっても科学的ですね。
感心したのでクレームはつけません(^^)。

>  仮に、性格という対象もよくわからず、分析方法も理解しよ
> うとしないで「非科学的」と決めつける(?)なら、それはあ
> まり科学的とは思えません。

これはおおむね同感です。
対象の定義や分析方法が理解できていなければ,その部分につ
いての判断はできませんから。
もちろん,その他の理解できている部分については判断ができ
ますから,場合によっては(決めつけるのは傲慢ですが)非科
学的だと論評していいと思います。

さて,ABOFANさんの「水の例え話」について。
難しい理屈のはずはないんですがよく理解できません。

> > 温度を0度から100度まで変えた条件で測定をすると,なぜ
> > 密度と相関のあるパラメーターの測定誤差が大きくなるのです
> > か??

>  温度が密度に影響を与えることがわからないなら、誤って温度
> についてもランダムサンプリングしてしまう可能性がある、とい
> うことです。

「温度についてのランダムサンプリング」というのは具体的に
どのような試料抽出方法のことですか?
そして,そのような試料抽出をすると何の誤差が大きくなるの
ですか?

返事は少々お待ちください。

> 追記の件,なぜこれほどまでに引っ張るんでしょう。

 理由は割と単純で、大型さんがメールに書いているからです。
 問答無用で打ち切りますということなら、当然のことながら私も打ち切ります。(^^;;

> 特に否定はしていないとおっしゃいますが,このとおり前メー
> ルで否定していますね。

 「誤解」の根拠を示したということですが?
 私はかくかくかしかじかの文脈で「誤解」した、という根拠です。

>> 『ウソ』をついたつもりはありません。

> これは否定ではないんですか??

 主観的には『ウソ』をついたつもりはありません。
 しかし、そういう経緯で「誤解」したいうことです。

>簡単に手の内を明かすわけにはいかないんだと理解しておきま
>す。

 これは明らかに「ウソ」ですよ。完全に手の内を明かしているじゃないですか。
 性格心理学は、私の個人的見解でどうなるものではないので、公開しても無意味(?)という事実を述べているだけです。

 性格心理学の妥当性は、すでに多くの専門家による議論がなされています。現在の私には、それ以上のレベルで議論することや新たな情報を提供することはできません。従って、性格心理学の妥当性を議論するのなら、それらの議論をチェックしてから始めるべきだという意味です。

 専門家の議論より私の個人的見解を優先するということであれば、科学的な態度とは言えないでしょう。
 個人的見解があるとしても、あくまでもこれらの議論をベースとすべきです。

 どうしても個人的見解を公開せよということであれば、そのベースとなる専門家の議論がわからなければいけませんから、前回はそのさわりを提供しました。よりきちんとした形で議論をするのであれば、非常に膨大な文献リストが必要で、とうてい気軽にできるようなボリュームではありません。

#いや、そのリストを読むつもりだ、ということであれぱ話は別です。

 大型さんの要望は、科学的なことはどうでもいい、あくまで私の個人的見解を提供せよ、ということではないでしょう?

 よろしいですか?

> ・・・とおっしゃりながら,そのすぐあとにこうあります。

> >  一応正しいものとして扱うということです。

> 「個人的な見解は公開しない」けれども「一応正しいものとし
> て扱う」わけですか。
> この絶妙な言い回しはとっても科学的ですね。
> 感心したのでクレームはつけません(^^)。

 善意に解釈します。(^^)

>>  仮に、性格という対象もよくわからず、分析方法も理解しよ
>> うとしないで「非科学的」と決めつける(?)なら、それはあ
>> まり科学的とは思えません。

> これはおおむね同感です。

 ありがとうございます。

> 「温度についてのランダムサンプリング」というのは具体的に
> どのような試料抽出方法のことですか?
> そして,そのような試料抽出をすると何の誤差が大きくなるの
> ですか?

 例え話がわかりにくくて申し訳ありません。ランダムなノイズが入る場合に、どのような測定方法なら誤差が比較的少なくなるか、という話ですので、例え話を変えます。(^^;;

 もし、電子工学をご存じでしたから、差動アンプ(differential amplifier)を思い浮かべてください。信号の伝送路に(ランダムな)ノイズが入ってくる場合には、その差分だけを伝送すると誤差が少なくなるという原理を応用しています。パソコンでいうと、PCIでは不要でしたが、PCI Expressの測定器では必要になる技術です。

 あるいは、一昔前のテレビアンテナに使われていた平行フィーダー線を思い浮かべてください。同じ条件の2本の信号線を近づけて配置することにより、(ランダムな)外部からのノイズが打ち消されて鮮明な画像が伝送できる、という仕組みです。もっとも、最近はほとんどがより性能アップした同軸ケーブルになってしまいましたが。(^^;;

 残念ながら、電子工学以外にはうまい例え話が浮かんできません…。

メール(その29) H17.6.19 22:25

お返事ありがとうございます。

> > 追記の件,なぜこれほどまでに引っ張るんでしょう。

>  理由は割と単純で、大型さんがメールに書いているからです。
>  問答無用で打ち切りますということなら、当然のことながら私
> も打ち切ります。(^^;;

よく分かりました。
問答無用で打ち切る,などという失礼なことはしたくないので,
とりあえず失礼のないようにちゃんと言及することにします。

お読みになっているとは思いますが「誤解をした経緯」も「意
識的な嘘ではない(つもり)」もメール27の時点で私は了承
しています,ご確認ください。

ここでいう『ウソ』はABOFANさんと私の双方で諒解でき
た「事実ではない」という意味の『ウソ』だが,ウソには「意
図的な虚偽」という意味“も”あることを考えて,私は「心情
として否定したい気持ちも分からないではありませんが,」と
言ったわけです。
それに対してABOFANさんが,

>  特に否定はしていませんが?

とおっしゃったから続いているわけですよ。

> >> 『ウソ』をついたつもりはありません。

> > これは否定ではないんですか??

> 主観的には『ウソ』をついたつもりはありません。
> しかし、そういう経緯で「誤解」したいうことです。

『ウソ』について,相互で諒解した「事実ではない」を「主観
的な」に意味をすりかえて,回答の代わりに,すでに私が了承
している「誤解をした経緯」と「意識的な嘘ではない」を繰り
返しているだけですね。

念のためにメール(その27)および,その回答をよくお読み
ください。

再度お尋ねします。
相互諒解済みの,事実ではないという意味の『ウソ』だ,と説
明している私に対して,ABOFANさんは「『ウソ』をつい
たつもりはありません。」という『ウソ』を否定した形の発言
をなさっているのは事実ですね?
(流行している(^^)質問形式にしてみます。)
無視しないではい・いいえで答えて下さいね。

つぎにいきます。
「血液型と性格の関係を検証する手法は必ずしも“科学的な方
法”でなくてもかまわない,とお考えですか?」という私の質
問に対するABOFANさんの個人的見解の要点は,
「性格検査と行動の相関係数は物理学などの場合と違って低い
が,だからといって科学的でないとはいえない」
といった感じでよろしいでしょうか?

つぎにいきます。
ABOFANさんの「水の例え話」について。
まだ理解ができていないのに,今度は電子工学の話に変えられ
るとサッパリ分からなくなりますので当初の例のままでお願い
します。
以下について再度質問しますのでよろしくお願いします。

「温度についてのランダムサンプリング」というのは具体的に
どのような試料抽出方法のことですか?
そして,そのような試料抽出をすると何の誤差が大きくなるの
ですか?

ご返事ありがとうございます。

> 再度お尋ねします。
> 相互諒解済みの,事実ではないという意味の『ウソ』だ,と説
> 明している私に対して,ABOFANさんは「『ウソ』をつい
> たつもりはありません。」という『ウソ』を否定した形の発言
> をなさっているのは事実ですね?
> (流行している(^^)質問形式にしてみます。)
> 無視しないではい・いいえで答えて下さいね。

 解釈のしかただと思います。
 そのように『ウソ』を定義するなら、不本意ながら「はい」というしかありません。
 私は、それは「ウソ」というべきだとは思いません。
 単にそれだけです。

> 「血液型と性格の関係を検証する手法は必ずしも“科学的な方
> 法”でなくてもかまわない,とお考えですか?」という私の質
> 問に対するABOFANさんの個人的見解の要点は,
> 「性格検査と行動の相関係数は物理学などの場合と違って低い
> が,だからといって科学的でないとはいえない」
> といった感じでよろしいでしょうか?

 いえ、全然よくありません。
 私から言えば、これは『ウソ』です(笑)。

 メール(その26)の回答からそのように判断したのだと思いますが、実際はもっと複雑です。あの要約にはかなり異論もあると思います。特に、渡邊さんのような行動心理学の立場からすると、私のあの要約は完全に間違いということになります。

 この点を議論すると、ますます泥沼に入ると思いますので、正直打ち切りたいのが本音です。

 まず、現在の性格検査がどのような方法で作成されたかがわからないと、相関係数の話にはなりません。また、相関係数0.8の根拠がどうかという話もありますし…。

 「相関係数が物理学などの場合と違って低い」の定義さえ、こんな感じで相当面倒なのに、「だからといって科学的でないとはいえない」という議論になったら、その何倍も面倒なことになります。

 だから、ここでは「一応正しいものとして扱う」としか答えられません。議論が拡散するだけだと思います。

 もう少し詳しく知りたいのであれば、例えば、

 といった参考文献をご覧ください。また、私の要約はこちらをご覧ください。

 実はそれだけではなく、性格心理学が少々怪しいとしても、背理法によって「全く同じではない」という証明をすることが可能かという問題もあります。

 ごくごく簡単に要約してもこんな感じです。
 これ以上大型さんにわかりやすく説明する自信は全くありません。(^^;;
 どうしても知りたいなら、性格心理学の専門書を読んでください、としか言えません。

 大型さんは「性格心理学は信用できない」、私は「一応正しいものとして扱う」という意見の相違を認めるだけでいいと思いますが?

> 「温度についてのランダムサンプリング」というのは具体的に
> どのような試料抽出方法のことですか?
> そして,そのような試料抽出をすると何の誤差が大きくなるの
> ですか?

 私は、具体的な方法を述べているつもりはありません。温度が密度に影響するかどうかわからない時点で、きちんとしたランダムサンプリングをしたとするなら(温度についてもランダムサンプリングがされている可能性が高くなるので)、結果として正確な測定値が得られない可能性が高くなるという意味です。

 これは繰り返し述べているとおりです。

メール(その30) H17.6.20 20:20

No.1035 (その29)の「大型」です。

素早いお返事ありがとうございます。

>  そのように『ウソ』を定義するなら、不本意ながら「はい」
> というしかありません。

「そのように定義するなら」と,いかにも知らなかったように
おっしゃいますが,ABOFANさんは以下引用のとおり,す
でに理解なさっているはずですよ。

(メール(その27)に対する返事)
> > なさったこと自体は「事実とは異なること」を書いた,す
> > なわち『ウソ』であったことは間違いないですよね。
> > 意識的な虚偽という意味の『嘘』ではなくて,事実ではないと
> > いう意味の『ウソ』です。これはご理解いただけますか?

> はい、理解しました。

理解なさっているはずなのに,また文脈からみても明らかなの
に「そのように定義するなら」と空惚けた回答をなさるのには
感心したのでクレームは・・・控えめにします(^^)。

また,「不本意ながら「はい」というしかありません」とおっ
しゃいますが,そもそも「ウソ」という言葉の“事実ではない
こと”という意味は,国語辞典に載っているごく一般的な意味
(のひとつ)です。
ABOFANさんにとってはまさしく不本意かも知れませんが
ご自身の目で国語辞典をご確認ください。

> 私は、それは「ウソ」というべきだとは思いません。

前述のとおり,ABOFANさんは言葉の意味について理解は
なさっているはずです。
ところが,事実とはちがうことをウソと「いうべきだとは思い
ません」ということは,理解はしたが同意はしていない,とい
う意味だと理解します。

余計なお世話ですが,そのABOFANさんの言語感覚は一般
的な国語辞典とは差があるようです。

つぎに,性格検査と行動の相関について。

>  この点を議論すると、ますます泥沼に入ると思いますので、
> 正直打ち切りたいのが本音です。

了解しました。この点についてはとりあえず打ち切りましょう。

>  大型さんは「性格心理学は信用できない」、私は「一応正し
> いものとして扱う」という意見の相違を認めるだけでいいと思
> いますが?

私の意見とした「性格心理学は信用できない」はABOFAN
さんの誤解で,間違っています。
私は「信用できない」と判断するための根拠を得ていませんの
で,信用できるかできないかの判断はできませんから意見とし
てはいわば保留です。

何度も申し上げますが,世の中“認めるか認めないか”といっ
た二者択一ではありません。
これはご理解いただけるでしょうか。
この件についての詳細は,メール(その24)の後半部分をご
確認ください。

つぎに,水の例え話について。
ランダムサンプリングすると誤差が大きくなるケースについて,
別に具体的手法についての詳細説明をお願いしているのではあ
りません。
例え話をするのは,詳細を省いた身近な例によって理解を助け
るためでしょう。
私に理解させようと例をあげたABOFANさんは,説明にあ
たってご自分のなかにイメージをお持ちのはずです。
ABOFANさんの「私の推理」の根幹部分でしょうから尚更
です。
とりあえずの概略イメージが掴める程度でかまいませんので,
以下について回答をよろしくお願いします。

「温度についてのランダムサンプリング」というのは,概略的
にはどのような試料抽出のことですか?
そして,そのような試料抽出をすると何の誤差が大きくなるの
ですか?

万一,件のABOFANさんの例が間違いあるいは不適当で,
ランダムサンプリングに対する私の考え(メール(その26)
後半))が妥当ということでしたら,撤回してそのようにおっ
しゃってくださいますか。

迅速なご返事ありがとうございます。

> ところが,事実とはちがうことをウソと「いうべきだとは思い
> ません」ということは,理解はしたが同意はしていない,とい
> う意味だと理解します。

> 余計なお世話ですが,そのABOFANさんの言語感覚は一般
> 的な国語辞典とは差があるようです。

 ???

 手元の『スーパーニッポニカ』で「嘘」を調べてみました。

1 本当でないことを、相手が信じるように伝えることば。いつわり。そらごと。虚言。
虚偽。*波形本狂言・富士松「うそをいわぬ人に聞た」
2 正しくないこと。誤り。間違い。「うそ字」
3 (多く「なければ」「なくては」「ないと」などの表現のあとにきて)適当はでないこと。不当。「これを見なければうそだ」
(C)小学館

 大型さんのおっしゃる「ウソ」の意味は、1や3ではなくて2だということでしょうか?

 もしそうなら、初めから「正しくない」「誤り」「間違い」と言えばいいのであって、2つ以上意味がある言葉をわざわざ使う必要はないと思いますが…。

> 私の意見とした「性格心理学は信用できない」はABOFAN
> さんの誤解で,間違っています。

 そうですか…。了解しました。

> 私は「信用できない」と判断するための根拠を得ていませんの
> で,信用できるかできないかの判断はできませんから意見とし
> てはいわば保留です。

 はい、ではどういう条件なら「信用できる」のでしょうか?

 性格心理学を理解していないから保留なのか、それとも性格心理学が完全に信用できないから保留なのでしょうか?
 メール(その24)を読んでもわからなかったので教えてください。

> 「温度についてのランダムサンプリング」というのは,概略的
> にはどのような試料抽出のことですか?
> そして,そのような試料抽出をすると何の誤差が大きくなるの
> ですか?

 う〜ん、正直言って困りました。これでわからないなら、例え話が不適当だったというしかありません…。

 密度を正確に測定する(これが性格の測定に相当します)とした場合、ランダムサンプリングが必要だというのは、一般論としては正しいのです。しかし、アプリオリに温度や圧力(これが性別や年齢や環境に相当します)が密度に影響を及ぼすとわかっていない場合にランダムサンプリングをすると仮定すると、温度や圧力が一定でない環境で密度を測定する可能性が高くなります。 つまり、結果として測定値に誤差が生じる可能性が高くなるのです。

 アプリオリに温度や圧力が密度に影響を及ぼすとわかっているのであれば、そんなマヌケなこと(温度や圧力を無視したランダムサンプリング)はしません。そういう意味です。

メール(その31) H17.6.22 19:54

No.1035 (その30)の「大型」です。

わざわざ辞典で確認していただきありがとうございます。

多くの言葉には複数の意味があり,言葉の意味は使われた文脈
に依存することはご理解いただけたでしょうか。
実際には,言葉には辞典に載っている以上の多義性があって,
例えば反語的な用法など,文脈によっては全く逆の意味になる
言葉さえたくさんあります。
要するに,用語(だけ)に注目するのではなく,文脈を捉えな
ければコミュニケーションは成り立たないということです。

>  大型さんのおっしゃる「ウソ」の意味は、1や3ではなくて
> 2だということでしょうか?
>  もしそうなら、初めから「正しくない」「誤り」「間違い」
> と言えばいいのであって、2つ以上意味がある言葉をわざわざ
> 使う必要はないと思いますが…。

前述のように,言葉には複数の意味がありますから,そのよう
な(多義性のある)言葉を使わずにコミュニケーションするな
どということは殆ど無理だと私は思います。
具体的な指摘はとりあえずやめておきますが,当のABOFA
Nさんご自身も多義性のある言葉を使っていますよ。
(ついこの間にも意識的?にお使いでしたよね。)
ご自分ができていないことを相手に指摘しないでくださいね。

そもそもの原因は,ABOFANさんが文脈をよく把握できて
いなかったこと,さらには一般的な言葉の意味を認めていない,
というABOFANさんの言語感覚なのですから,これ以上無
用な理屈をこねないほうがいいですよ。

ついでにもっと言えば,根本は「私が書いてもいないことをA
BOFANさんが実際に読んだ!」という,ホントに摩訶不思
議な怪奇現象が原因なんですけどね(^^)。

(性格心理学は信用できるのかどうかについて)
>  性格心理学を理解していないから保留なのか、それとも性格
> 心理学が完全に信用できないから保留なのでしょうか?
>  メール(その24)を読んでもわからなかったので教えてく
> ださい。

性格心理学を云々する前提となる「性格」の定義や測定手段に
ついて,(私が“勝手に”あるべきだと考えている)“厳密に
科学的な妥当性”がなさそうだということです。
回答するとすれば,選択肢のどちらでもなく「信用すべきもの
かどうかが判断できないから保留」です。
私は,前提となるもの(性格)がよく分からない,という理由
で,性格心理学自体を信用できない,と判断することは好みま
せん。それだけのことです。
件のメールを読んでお分かりにならなかったのは,私の書き方
の問題なのかABOFANさんの読解力の問題なのかはお読み
になっている(かも知れない)みなさんの判断にお任せしまし
ょう。

(水の例え話について)
>  アプリオリに温度や圧力が密度に影響を及ぼすとわかってい
> るのであれば、そんなマヌケなこと(温度や圧力を無視したラ
> ンダムサンプリング)はしません。そういう意味です。

まさか,温度や圧力といった測定条件をランダムに変えること
がランダムサンプリングだ,というようなマヌケな勘違いはな
さっていないでしょうが,念のためにお聞きします。
失礼ながら,ABOFANさんは,ランダムサンプリングは何
のためにするのか,という「ランダムサンプリングの目的」を
ご存知ですか?

言っておきますが,ランダムサンプリングは「マヌケなことを
して場を和やかにする」のが目的,なんてマヌケな回答はなし
ですよ(^^)。

またまた迅速なご返事ありがとうございます。

> 多くの言葉には複数の意味があり,言葉の意味は使われた文脈
> に依存することはご理解いただけたでしょうか。

 はい、わかりました。

> 具体的な指摘はとりあえずやめておきますが,当のABOFA
> Nさんご自身も多義性のある言葉を使っていますよ。
> (ついこの間にも意識的?にお使いでしたよね。)

 おっしゃるとおりです。

> ご自分ができていないことを相手に指摘しないでくださいね。

 ???

 失礼ながら、具体的なケースと一般的なケースを混同されていませんか?
 私は、普通は(?)「正しくない」「誤り」「間違い」と言われることを、大型さんが「ウソ」と呼ぶ理由を尋ねようとしただけですが?

> ついでにもっと言えば,根本は「私が書いてもいないことをA
> BOFANさんが実際に読んだ!」という,ホントに摩訶不思
> 議な怪奇現象が原因なんですけどね(^^)。

 ???

 前回の回答に書いたとおり、それなら「ウソ」ではありえませんが?
 少なくとも私の手元の国語辞典には、そういう意味はありませんでした。
 文脈や言語感覚の問題とは思えないのですが…。

> 性格心理学を云々する前提となる「性格」の定義や測定手段に
> ついて,(私が“勝手に”あるべきだと考えている)“厳密に
> 科学的な妥当性”がなさそうだということです。

 ???

 申し訳ありませんが、これでは私にはさっぱりわかりません。
 お手数ですが、再度具体的に説明いただければ幸いです。
 手の内を見せたくないということでもないですよね?

> (水の例え話について)

 私の例え話が悪かったのでしょうか…。
 例え話はイメージをつかんでもらうためのものですから、厳密には本物とは違うものです。
 私の思うイメージをわかっていただけなくて残念です。

メール(その32) H17.6.28 20:34

No.1035 (その31)の「大型」です。

色々とお疲れさまです。

(多義性のある言葉をABOFANさんも使っているので)
> > ご自分ができていないことを相手に指摘しないでくださいね。

> 失礼ながら、具体的なケースと一般的なケースを混同されていませ
> んか?

私が使ったのもABOFANさんがわざわざ使ったのも「ウソ」
という言葉で,どちらも具体的なケースですよ。
私がどう混同している(と判断された)のかご説明ください。

>  2つ以上意味がある言葉をわざわざ使う必要はないと思いま
> すが…。

と,おっしゃるABOFANさんの疑義について,「不適当だ
と思われるが何故なのか」という疑問だと受け取って回答しま
した。まったくの誤解であればご指摘ください。

ABOFANさんの折角の意向?を全く無視するのも何なんで,
ストレートに「不適当ではない」とお答えせずに少しヒネって
「文脈からも語義からも不適当ではないし,(辞典とは差があ
りそうな)あなたが不適当だと感じたとしても,同様のこと
をしているあなたに理由を尋ねられる筋合いはない。」という
思いを行間に込めて最前の答え方をしてみたわけです。
(こんな説明まで普通するかなぁ・・・。)

(経緯の説明部分について)
>  前回の回答に書いたとおり、それなら「ウソ」ではありえま
> せんが?
>  少なくとも私の手元の国語辞典には、そういう意味はありま
> せんでした。
>  文脈や言語感覚の問題とは思えないのですが…。

文脈把握はともかく,言語感覚の問題はあるかと思われます。
私はまず「そもそもの原因は,・・・」と書いています。
問題の発端となった「追記事件(^^)」の原因について述べてい
るわけですね。
(何でしたら“そもそも”を辞典でお調べください。)
その後に「ついでにもっと言えば,根本は・・」と,「事件」
の根本原因について説明しています。
その追記事件の根本原因が怪奇現象であれ他の何であれ,当初
の「追記」に事実でないことが書かれていたことは間違いない
んですから,その部分は「ウソ」です。
お聞きしますが,国語辞典のどこを調べて「そういう意味はあ
りませんでした」とおっしゃっているんですか?

(私の「性格心理学」に対するスタンスについて)
> > 性格心理学を云々する前提となる「性格」の定義や測定手段に
> > ついて,(私が“勝手に”あるべきだと考えている)“厳密に
> > 科学的な妥当性”がなさそうだということです。

>  ???
>  申し訳ありませんが、これでは私にはさっぱりわかりません。
>  お手数ですが、再度具体的に説明いただければ幸いです。

「性格」に対する私の考えについてはメール(その24)で説
明済みで,それに対するお返事によれば(少なくとも)そうい
うスタンスもアリだという意味での理解はなさっています。
ABOFANさんは,はっきりと「そういう考え方自体に反対
するつもりはありません。」とおっしゃっていますから,さっ
ぱりわかっていないはずはありません。
形勢不利とみての話題そらし作戦じゃないんでしょうね。

(水の例え話について)
>  私の思うイメージをわかっていただけなくて残念です。

まさかこのお返事で済ますつもりではないですよね。
なぜか質問に触れていただけないので再度お尋ねします。

ABOFANさんは,ランダムサンプリングは何のためにする
のかという「ランダムサンプリングの目的」をご存知ですか?

掲載が遅れて申し訳ありませんでした。

> 私が使ったのもABOFANさんがわざわざ使ったのも「ウソ」
> という言葉で,どちらも具体的なケースですよ。
> 私がどう混同している(と判断された)のかご説明ください。

 前回書いたとおりですが…。

 念のため再掲しておくと、「私は、普通は(?)「正しくない」「誤り」「間違い」と言われることを、大型さんが「ウソ」と呼ぶ理由を尋ねようとしただけですが?」。

> と,おっしゃるABOFANさんの疑義について,「不適当だ
> と思われるが何故なのか」という疑問だと受け取って回答しま
> した。まったくの誤解であればご指摘ください。

 はい、質問の意図はおっしゃるとおりです。

> その追記事件の根本原因が怪奇現象であれ他の何であれ,当初
> の「追記」に事実でないことが書かれていたことは間違いない
> んですから,その部分は「ウソ」です。

 それなら、単純に「事実でない(と判断した)」と書けばいいのではないでしょうか?

#言語感覚の違いなのでしょうか…。

> お聞きしますが,国語辞典のどこを調べて「そういう意味はあ
> りませんでした」とおっしゃっているんですか?

 ??? わざわざ、「誤解」されやすいような、(大型さんによれば、「ウソ」だという「ウソ」を?)書くことはないと思うんですが…。

 もっとも、それは言語感覚の違いだということなら、これ以上議論してもムダだと思います…。

> 「性格」に対する私の考えについてはメール(その24)で説
> 明済みで,それに対するお返事によれば(少なくとも)そうい
> うスタンスもアリだという意味での理解はなさっています。
> ABOFANさんは,はっきりと「そういう考え方自体に反対
> するつもりはありません。」とおっしゃっていますから,さっ
> ぱりわかっていないはずはありません。
> 形勢不利とみての話題そらし作戦じゃないんでしょうね。

 ???

 相手の考え方や立場を認めるのは、議論の第一歩だと思うのですが…。
 個人的にどんなことを信じても自由ですが、科学的に正しいかどうかは個人の信条とは別問題です。
 ですから私は、相互主義の立場に立って、大型さんの考え方に自体に反対するつもりはありませんと書きました。

 もちろん、科学的な議論となれば話は別ですが、大型さんはそこまで踏み込むつもりがない、と私は判断しました。ただそれだけです。

> (水の例え話について)
> >  私の思うイメージをわかっていただけなくて残念です。

> まさかこのお返事で済ますつもりではないですよね。
> なぜか質問に触れていただけないので再度お尋ねします。

 ??? 例え話が悪かったので引っ込めただけですが。

> ABOFANさんは,ランダムサンプリングは何のためにする
> のかという「ランダムサンプリングの目的」をご存知ですか?

 それは統計学の入門書を読めば書いてあります。しかし、教科書には(なぜか?)書いてないこともあります。

 ランダムサンプリングは、少し詳しく考察した結果をアップするつもりです。お楽しみに(笑)。

[H17.8.7追記]

  ランダムサンプリングについてはこちらです。

メール(その33) H17.8.10 20:43

No.1035 (その32)の「大型」です。

お返事ありがとうございます。
送信したメールが1ヵ月以上掲載されなかったので,もう終わ
りなのかな?と思っていましたが掲載&お返事をいただき安心
しました。

ABOFANさんの“少し詳しく考察した結果”については,
じっくり読ませていただいたうえで後ほど(このやりとりの中
でよければ)感想などを述べさせていただくとして,とりあえ
ずの質問をいくつかさせてください。

(まずは軽く“水の例え話”から)
> > >  私の思うイメージをわかっていただけなくて残念です。

> > まさかこのお返事で済ますつもりではないですよね。
> > なぜか質問に触れていただけないので再度お尋ねします。

>  ??? 例え話が悪かったので引っ込めただけですが。

何と比べて悪い例なのか分かりませんが,引っ込めるのであれ
ば代わりの適当な例を出してくださいますか?
それができないのであれば,例え話による説明ができなかった
元々の説を引っ込めるか,元々の説が他に例の無い特殊なもの
である理由の説明をお願いします。

※ここでいう元々の説というのは「(血液型の場合)母集団の
特性をうまく検出するにはランダムサンプリングではダメ」と
いうものですから念のため。

(打ち切らせてくれない(^^)“ウソ”について)
> > お聞きしますが,国語辞典のどこを調べて「そういう意味はあ
> > りませんでした」とおっしゃっているんですか?

>  ??? わざわざ、「誤解」されやすいような、(大型さんに
> よれば、「ウソ」だという「ウソ」を?)書くことはないと思う
> んですが…。

嘘という言葉の説明として「事実とはちがうこと」といった意
味あいを載せていないお茶目な(^^)国語辞典には興味がありま
す。「新明解」は用例等の記載がユニークな辞典として知られ
ていますが,それ以上に個性的な辞典なのかも知れませんね。
ABOFANさんがお調べになったという,そのお手元の国語
辞典の名称を是非教えてください。

(「性格」に対する私の考えについて)
> > ABOFANさんは,はっきりと「そういう考え方自体に反対
> > するつもりはありません。」とおっしゃっていますから,さっ
> > ぱりわかっていないはずはありません。
> > 形勢不利とみての話題そらし作戦じゃないんでしょうね。

>  相手の考え方や立場を認めるのは、議論の第一歩だと思うのです
> が…。
>  個人的にどんなことを信じても自由ですが、科学的に正しいかど
> うかは個人の信条とは別問題です。
>  ですから私は、相互主義の立場に立って、大型さんの考え方に自
> 体に反対するつもりはありませんと書きました。

私は,議論の第一歩は,相手の意見を“理解する”ことだと思っ
ています。理解することなしには,その意見について判断のし
ようがないでしょう?
その意味で,ABOFANさんが「さっぱりわからない」こと
について「反対するつもりはない」と,考え方自体については
認める評価をし,そのような立場もアリだという判断ができた,
ということは私にとって大いに不思議です。

私は,そのような「さっぱりわかっていないにもかかわらず,
それを評価あるいは判断する」という無責任な態度は全く科学
的ではない(科学以前か?)と考えますが,いかがですか?
(「さっぱりわかりません」というのはウソだったのかな?)

ご心配いただき、ありがとうございます。

 最初は1週間ぐらいストップの予定だったのですが、なんだかんだで1月以上になってしまいました。(^^;;

 さて、

> 何と比べて悪い例なのか分かりませんが,引っ込めるのであれ
> ば代わりの適当な例を出してくださいますか?
> それができないのであれば,例え話による説明ができなかった
> 元々の説を引っ込めるか,元々の説が他に例の無い特殊なもの
> である理由の説明をお願いします。

 代わりの例え話はよくわからない、ということですのでこちらも引っ込めました。(^^;;

> (打ち切らせてくれない(^^)“ウソ”について)

 ??? 「打ち切らせてくれない」のはウソです。(^^)
 単に、大型さんから打ち切らない限り、私からは積極的に打ち切らない、ということなのですが…。

>> > お聞きしますが,国語辞典のどこを調べて「そういう意味はあ
>> > りませんでした」とおっしゃっているんですか?

>>  ??? わざわざ、「誤解」されやすいような、(大型さんに
>> よれば、「ウソ」だという「ウソ」を?)書くことはないと思う
>> んですが…。

> 嘘という言葉の説明として「事実とはちがうこと」といった意
> 味あいを載せていないお茶目な(^^)国語辞典には興味がありま
> す。「新明解」は用例等の記載がユニークな辞典として知られ
> ていますが,それ以上に個性的な辞典なのかも知れませんね。
> ABOFANさんがお調べになったという,そのお手元の国語
> 辞典の名称を是非教えてください。

 ???

 随分すれ違っていますね。
 私は、わざわざ、「誤解」されやすいような言葉を使うことはないだろうということなのですが。
 「ウソ」は「事実とはちがうこと」にプラスして「意図的に相手をだます」というニュアンスがあると思います。
 いや、「意図的にではない」ということなら「事実とはちがうこと」と言い換えても問題ないということになりますか?

 でも、やっぱりイヤだ、ということならやはりニュアンスの違いを意識しているということにならないのでしょうか?

 念のためにメール(その30)の回答を再掲します。

手元の『スーパーニッポニカ』で「嘘」を調べてみました。

1 本当でないことを、相手が信じるように伝えることば。いつわり。そらごと。虚言。
虚偽。*波形本狂言・富士松「うそをいわぬ人に聞た」
2 正しくないこと。誤り。間違い。「うそ字」
3 (多く「なければ」「なくては」「ないと」などの表現のあとにきて)適当はでないこと。不当。「これを見なければうそだ」
(C)小学館

 普通の人は1と解釈すると思います。

 いや、普通は2と解釈するなら、言語感覚の違いというしかありません…。

> 私は,議論の第一歩は,相手の意見を“理解する”ことだと思っ
> ています。理解することなしには,その意見について判断のし
> ようがないでしょう?

 それは「ウソ」や「例え話」の解釈で見たとおり、「ウソ」ではないのでしょうか。(^^)
 まさに養老孟司さんの『バカの壁』のとおりです。

 違いますか?

メール(その34) H17.8.13 20:32

No.1035 (その33)の「大型」です。

素早いお返事ありがとうございます。

(水の例え話について)
>  代わりの例え話はよくわからない、ということですので
> こちらも引っ込めました。(^^;;

そう簡単に例え話で説明できるようなそんじょそこらの説とは
わけが違う,ABOFANオリジナルの説なんだ!ということ
でしょうか?
そういうことであれば無理強いはしませんので,例え話の件は
とりあえず結構です。

(なかなか終わらない(^^)“ウソ”について)
『スーパーニッポニカ』には(にも),ちゃんと“正しくない
こと。誤り。間違い。”が載っていることは分かりました。

私は「少なくとも私の手元の国語辞典には、そういう意味はあ
りませんでした」とABOFANさんがおっしゃった,“事実
とはちがうこと,といった意味あいが載っていない”国語辞典
名をお聞きしています。

私の説明を否定する根拠としておっしゃったことですから,参
照文献名を明かさないのはルール違反じゃありませんか?
勿体ぶらずにササッと教えてください。

(「性格」に対する私の考えについて)
> > 私は,議論の第一歩は,相手の意見を“理解する”ことだと思っ
> > ています。理解することなしには,その意見について判断のし
> > ようがないでしょう?

>  それは「ウソ」や「例え話」の解釈で見たとおり、「ウソ」
> ではないのでしょうか。(^^)
>  まさに養老孟司さんの『バカの壁』のとおりです。

ベストセラー本にどのような感化を受けたのか分かりませんが
(ある意味面白い本であることは認めますが),ABOFAN
さんは「理解するしない,わかるわからない」といったことに
説明なしに特別な意味を持たせているのですか?

性格に対する私の考えについて,ABOFANさんは「さっぱ
りわからない」けれども「相互主義の立場でその考え方や立場
を認めた」わけですよね?
でもABOFANさんは,メール(その24)に対するお返事
で,
>  ただ、それならそう初めにいっていただければ、と思いま
> す。(^^;;
>  理系の人に割と多い考え方なので、私も「誤解」はしなか
> ったと思います。私も、そういう考え方自体に反対するつも
> りはありません。

こうおっしゃっています。
どう読んでも,私の考えを(立場は違うが)理解はなさってい
るように受けとれますよ?
ABOFANさんは,“性格に対する私の考え”を「さっぱり
わかっていない」のに「理系の人に割と多い考え方なので,そ
ういう考え方自体に反対しない」と判断ができる特殊な能力を
お持ちなのですか?
※「さっぱりわかっていない」というのは文字どおり「さっぱ
りわかっていない」という意味ですよね?
ひょっとしてABOFANさんオリジナルの特別な意味がある
んですか?

(ついでに「ランダムサンプリングは必要ですか?」について)
すでに多くの指摘がされているので,重複していないと思われ
るところをひとつ。

ABOFANさんは,「血液型と性格」のデータの母集団を自
然数的な無限大とおっしゃっていますが,ご自身が仮定として
持ち出したタイムマシンを使えば,種としてのホモサピエンス
の始まりと終わりを確認できるわけですから,当然(ABOF
AN説でいう)母集団は有限ですよね?
そもそも,ABOFANさん自身が「ホモサピエンスの種とし
ての寿命は有限だ」とおっしゃっているんですから矛盾してい
ませんか?

ご心配いただき、ありがとうございます。

> (水の例え話について)
> >  代わりの例え話はよくわからない、ということですので
> > こちらも引っ込めました。(^^;;

> そう簡単に例え話で説明できるようなそんじょそこらの説とは
> わけが違う,ABOFANオリジナルの説なんだ!ということ
> でしょうか?
> そういうことであれば無理強いはしませんので,例え話の件は
> とりあえず結構です。

 はい、よろしくお願いします。別に「ABOFANオリジナルの説」ではありません。電子工学の初歩的な話ですので、割とわかりやすかったかと思ったのですが、残念ながら違ったようです。そういう意味では特殊な説なのかもしれません。(^^;;

 なお、申し訳ありませんが、この件はこれ以上回答しませんのでよろしくお願いします。

> 私は「少なくとも私の手元の国語辞典には、そういう意味はあ
> りませんでした」とABOFANさんがおっしゃった,“事実
> とはちがうこと,といった意味あいが載っていない”国語辞典
> 名をお聞きしています。

 では、もう一度メール(その31)から引用しますと、

> ついでにもっと言えば,根本は「私が書いてもいないことをA
> BOFANさんが実際に読んだ!」という,ホントに摩訶不思
>  議な怪奇現象が原因なんですけどね(^^)。

 そのまま素直に解釈すると、これは「錯覚」や「幻覚」だと思われますが?
 それとも「誤解」なのですか?

 念のために、『スーパーニッポニカ』で調べてみました。

【国語辞典】 実際には感覚刺激や対象がないのに、それが実在しているように感覚的に認知したり、認知したと感じる感覚。幻影の知覚。広義には錯覚を含む。幻感。「幻覚に悩まされる」 (C)小学館

【百科事典】 19世紀に完成された精神医学における錯覚および幻覚の定義は、対象を誤って知覚する場合を錯覚というのに対して、幻覚は、対象なくして知覚する場合をいう。…
(C)小学館

 私は、少なくとも日本語の文字は正しく認識しました。ただ、その意味の解釈が違っていたことは認めるしかないでしょう。ここまでは同意していただけると思います。

 では、大型さんによると、「書いてもいないことを実際に読んだホントに摩訶不思議な怪奇現象」は「誤解」なのでしょうか?

 もしそうだというなら、これも「誤解」というしかないです。

#通常は「誤解」に怪奇現象という意味はないと思うんですが…。

 あるいは、ある種の「錯覚」ということなのでしょうか?

 それとも、大型さんにとっては、大型さん自身が「書いてもいないことを実際に読んだホントに摩訶不思議な怪奇現象」と感じたのことは(本当かどうかは別として)主観的な事実だということなのでしょうか?

 いや、どれでもないのでしょうか?

 ところで、前回の私の質問、

> 私は、わざわざ、「誤解」されやすいような言葉を使うことはないだろうということなのですが。
> 「ウソ」は「事実とはちがうこと」にプラスして「意図的に相手をだます」というニュアンスがあると思います。
> いや、「意図的にではない」ということなら「事実とはちがうこと」と言い換えても問題ないということになりますか?

 にはお答えがないようなのですが、大型さんも同意したということでいいですか?

> ABOFANさんは,“性格に対する私の考え”を「さっぱり
> わかっていない」のに「理系の人に割と多い考え方なので,そ
> ういう考え方自体に反対しない」と判断ができる特殊な能力を
> お持ちなのですか?

 お答えする前に、関係すると思われるメール(その32)を再掲しておきます。

> (私の「性格心理学」に対するスタンスについて)
> > > 性格心理学を云々する前提となる「性格」の定義や測定手段に
> > > ついて,(私が“勝手に”あるべきだと考えている)“厳密に
> > > 科学的な妥当性”がなさそうだということです。

> >  ???
> >  申し訳ありませんが、これでは私にはさっぱりわかりません。
> >  お手数ですが、再度具体的に説明いただければ幸いです。

> 「性格」に対する私の考えについてはメール(その24)で説
> 明済みで,それに対するお返事によれば(少なくとも)そうい
> うスタンスもアリだという意味での理解はなさっています。
> ABOFANさんは,はっきりと「そういう考え方自体に反対
> するつもりはありません。」とおっしゃっていますから,さっ
> ぱりわかっていないはずはありません。
> 形勢不利とみての話題そらし作戦じゃないんでしょうね。

 ここで、『性格心理学を云々する前提となる「性格」の定義や測定手段について,(私が“勝手に”あるべきだと考えている)“厳密に科学的な妥当性”がなさそうだということです。』とありますが、このような考え方は(理系には)割とポピュラーなものですから、「理系の人に割と多い考え方なので,そういう考え方自体に反対しない」と書きました。

 しかし、くせ者は「私が“勝手に”あるべきだと考えている」というところです。この部分の(個別具体的な)説明は大型さんからはまだないようですから、その部分は私にはさっぱり理解できません。もし、大型さんが何も書いてないのに「“勝手に”あるべきだと考えている」ことが全てわかる人がいたら、きっと超能力者か「錯覚」か「幻覚」か「ウソ」か「誤解」のいずれかでしょう(笑)。

> ABOFANさんは,「血液型と性格」のデータの母集団を自
> 然数的な無限大とおっしゃっていますが,ご自身が仮定として
> 持ち出したタイムマシンを使えば,種としてのホモサピエンス
> の始まりと終わりを確認できるわけですから,当然(ABOF
> AN説でいう)母集団は有限ですよね?
> そもそも,ABOFANさん自身が「ホモサピエンスの種とし
> ての寿命は有限だ」とおっしゃっているんですから矛盾してい
> ませんか?

 では、ホモサピエンスの種としての寿命を、具体的に有限な自然数(単位も含む)で示していただけないですか?

メール(その35) H17.8.16 20:09

No.1035 (その34)の「大型」です。

ホントに素早いお返事ですね,驚異的です。
前メールは13日の夜に送ったのですが,次の日の朝にはもう
私のメールだけでなくお返事もあわせて掲載されているんです
から・・・。

素早いせいなのでしょうか?お返事には誤解にもとづくところ
があるようですので再度説明をしますね。

--------------------------------------------------------
(水の例え話について)
>  はい、よろしくお願いします。別に「ABOFANオリジ
> ナルの説」ではありません。

私が「オリジナルの説」と言っているのは「[血液型と性格]
の謎を推理する」のなかの「私の推理」というABOFANさ
んの説のことです。
「血液型ではランダムサンプリングだとダメ説」と言い換えて
もいいですが。
もし「説」ではない「推理」だとおっしゃるのなら訂正します。

>  なお、申し訳ありませんが、この件はこれ以上回答しませ
> んのでよろしくお願いします。

やり取りの相手に対して問答無用とばかりにこのような宣言を
なさるのはアリなんですか?(これは敗北宣言?)

回答の無理強いなどしませんが,できれば「回答しません」と
おっしゃるのはナゼなのか,理由くらいは教えてください。

--------------------------------------------------------
(やっぱり終わらない(^^)“ウソ”について)
> > ついでにもっと言えば,根本は「私が書いてもいないことをA
> > BOFANさんが実際に読んだ!」という,ホントに摩訶不思
> >  議な怪奇現象が原因なんですけどね(^^)。

>  そのまま素直に解釈すると、これは「錯覚」や「幻覚」だ
> と思われますが?

私が書いてもいないことをABOFANさんが読んだ,という
ことを,ご自身が「錯覚」や「幻覚」だったんだと思うのであ
れば,それはそれで結構です。
私は件の質問など一切していないのに,なぜかABOFANさ
んは「質問があった」と事実ではないことを書いたんですから
「錯覚」や「幻覚」が原因ということもあり得るでしょうね。

ということは,ABOFANさんが確認したところ「そういう
意味はありませんでした」とおっしゃる国語辞典には,例えば

“正しくないこと。誤り。間違い。ただし「錯覚」や「幻覚」
が原因である場合を除く。”

とでも書いてあったのでしょうか?
ますます興味が湧いてきましたので,焦らさずにその国語辞典
名を教えてください。

>  私は、少なくとも日本語の文字は正しく認識しました。た
> だ、その意味の解釈が違っていたことは認めるしかないでし
> ょう。ここまでは同意していただけると思います。

ここは笑うところだと受けとっていいですか?
例の「水の例え話」と同様にギャグですよね。
もし「日本語の文字は正しく認識」できていたのなら,私は質問
など書いていないのに「質問がありました」などと幻覚めいたこ
とを書けるわけがないでしょう?
ABOFANさんのディスプレイは,私が書いていないことも書
いたように表示されるお茶目なディスプレイなんでしょうか。
そんな楽しいディスプレイなら型番を教えていただきたいもので
す。

> > 私は、わざわざ、「誤解」されやすいような言葉を使うこと
> >はないだろうということなのですが。
> > 「ウソ」は「事実とはちがうこと」にプラスして「意図的に
> >相手をだます」というニュアンスがあると思います。
> > いや、「意図的にではない」ということなら「事実とはちが
> >うこと」と言い換えても問題ないということになりますか?

>  にはお答えがないようなのですが、大型さんも同意したとい
> うことでいいですか?

前回はお答えせずに失礼しましたが,これも残念ながら同意で
きません。

メール(その32)に書いたとおり,多くの言葉には複数の意
味があり,言葉の意味は使われた文脈に依存します。
このことをABOFANさんにはご理解いただけていないので
しょうか・・・。

私が“ウソ”という言葉を辞書に載っていないような特殊な意
味あるいは用法で説明も無く使ったのならともかく,文脈から
も明らかなように「事実とはちがうこと」を指して,一般的な,
誤解のおそれがないであろう用法で使ったんですよ?

ABOFANさんは特定の言葉に特定のニュアンスが必ずある
とお考えなのかも知れません。あるいは特定の言葉の一般的な
多義性を受けつけられないのかも知れません。
でもそれはあくまでもABOFANさん特有の言語感覚であっ
て,一般的な辞書とは差があるようです。
「わざわざ、「誤解」されやすいような言葉を使うことはない
だろう」とおっしゃるABOFANさんの感覚自体が一般的で
はないということです。
ですから,辞書にある一般的な意味・文脈で使った私に対して
「使うことはないだろう」などと言うのは不適切だと思います
が,いかがですか?

それに,私がくり返し教えてください!とお願いしている例の
「お茶目な国語辞典」がもし本当にあったとしても,ABOF
ANさんお得意?の「表現の自由」の観点からしてどうなのか
なぁ・・・。

--------------------------------------------------------
(「性格」に対する私の考えについて)
>  しかし、くせ者は「私が“勝手に”あるべきだと考えている」
> というところです。この部分の(個別具体的な)説明は大型さ
> んからはまだないようですから、その部分は私にはさっぱり理
> 解できません。もし、大型さんが何も書いてないのに「“勝手
> に”あるべきだと考えている」ことが全てわかる人がいたら、
> きっと超能力者か「錯覚」か「幻覚」か「ウソ」か「誤解」の
> いずれかでしょう(笑)。

ABOFANさんが“さっぱりわからない”のは「[性格]に
対する私の考え」自体ではなくて「私(大型)が科学的に妥当
と考える性格の測定手段など」といった,私があるべきだと考
えている前提の“その部分”だけなのですね。

主張自体はわかっているが,主張の前提となる部分はさっぱり
わからない,という意味ですか・・・。
勝手なすり変え,とまでは言わないにしろ,あまり素敵な解釈
ではない気がしますが(^^)まあいいでしょう付き合います。

くり返しになりますが,メール(その24)を参照ください。
私が“あるべきだと考えている”のは“科学的に妥当と思われ
る測定手段など”であり,それが備えるべき前提条件について
も,“性格の分類(同一性)の定義と再現性のある測定方法”
だと,判断の理由も含めて具体的に書いていますよね。
「この部分の(個別具体的な)説明は大型さんからはまだない
ようですから」ですって?
お願いですからちゃんと読んでくださいな。

備えるべき条件は既に具体的に説明しているのですから,私が
“あるべきだと考えていること”は,別に超能力者じゃなくて
も普通の読解力がある人ならわかるでしょう。

まさか“備えるべき前提条件”ではなく,その“ないもの自体”
を個別具体的に示せ,なんて理不尽な要求ではないんでしょ
う?(ないものは示せるわけがないでしょ?)

結局,メール(その31)での,私の「性格(心理学)に対す
るスタンス」に関してABOFANさんが“さっぱりわからな
い”のは何なんですか?
お盆に免じて助け舟を出しますが,ABOFANさんはちょっ
と筆が滑っただけで“さっぱりわかりません”はちょっと言い
過ぎだったんでしょう?違いますか?

--------------------------------------------------------
(「ランダムサンプリングは必要ですか?」について)
>  では、ホモサピエンスの種としての寿命を、具体的に有限な
> 自然数(単位も含む)で示していただけないですか?

大笑いまではしませんが(小笑いしました),ABOFANさ
んはこんな面白い質問でどういう議論展開を想定しているんで
しょう。

そもそも「血液型と性格」の母集団が無限である,という珍妙
な説の根拠のなかでタイムマシンなどというものを仮定として
持ちこんだのはABOFANさんですよ。
それを受けて,その(タイムマシンなんか持ちこんだ)仮定だ
と無限になりませんよ,有限ですよ,と指摘して差し上げたわ
けです。

でも,仮定から導く理論的な話ではなく,実際に具体的な数字
を示せ,とおっしゃるのなら,いいでしょう示して差し上げま
す。ただし,ABOFANさんが仮定したタイムマシンを実際
に用意していただかないといけません。
用意さえしていただければ,実際に確認してして具体的な数字
は出せるでしょう。時間はかかるかも知れませんが・・・いや
時間はかかりませんね,タイムマシンですから。

余談ですが“自然数(単位も含む)”なんてフレーズから,思
わず子どもの言い争いをイメージしてしまいました。
「ボクがいつそんなこと言ったんだよ!何月何日何曜日,何時
何分何十秒!!」
いましたねぇ,こんなこましゃくれたガキ(^^)。

いえね,これは単なる私の個人的なイメージであってABOF
ANさんがガキだなんて失礼な意味で言っているわけじゃあり
ませんよ。くれぐれも誤解なさいませんように。

ご返事ありがとうございます。

 ゆっくりで結構ですよ。
 不思議なことに、今回はなぜか文字化けしています。
 残念ながら元の文字がわからないのでそのまま掲載しておきます。(^^;; [修正しました H17.8.21]

> (水の例え話について)
> >  はい、よろしくお願いします。別に「ABOFANオリジ
> > ナルの説」ではありません。

> 私が「オリジナルの説」と言っているのは「[血液型と性格]
> の謎を推理する」のなかの「私の推理」というABOFANさ
> んの説のことです。
> 「血液型ではランダムサンプリングだとダメ説」と言い換えて
> もいいですが。
> もし「説」ではない「推理」だとおっしゃるのなら訂正します。

 それならオリジナルかもしれませんね。f(^^;;

 別の面から説明すると、ruruさんからのメールランダムサンプリングは必要ですか?のように、ランダムサンプリングは非現実的ということです。

>>  なお、申し訳ありませんが、この件はこれ以上回答しませ
>> んのでよろしくお願いします。

> やり取りの相手に対して問答無用とばかりにこのような宣言を
> なさるのはアリなんですか?(これは敗北宣言?)

 大変失礼な言い方かもしれませんが、いくら私が一生懸命説明してもわからないようですので…。

#説明が悪いと言われればそれまでですが、まさにナントカの壁ですよ。f(^^;;
#もちろん、前回は書き忘れましたが、お互い様ということです(笑)。

> 回答の無理強いなどしませんが,できれば「回答しません」と
> おっしゃるのはナゼなのか,理由くらいは教えてください。

 前述の通り、たぶんこれ以上何を説明しても理解してもらえないだろう、と思ったものですから(詳しくは後述します)。

> ますます興味が湧いてきましたので,焦らさずにその国語辞典
> 名を教えてください。

 失礼ですが、思わず笑い出してしまいました。

 なぜなら、

> 私は、わざわざ、「誤解」されやすいような言葉を使うことはないだろうということなのですが。
> 「ウソ」は「事実とはちがうこと」にプラスして「意図的に相手をだます」というニュアンスがあると思います。
> いや、「意図的にではない」ということなら「事実とはちがうこと」と言い換えても問題ないということになりますか?

  という私の再三の質問(最後の行)にはお答えがないようなのです(後述)が、やり取りの相手に対して問答無用とばかりに何の宣言もせずに無視するのはアリなんですか?(これは敗北宣言?・笑)

 また、

 「書いてもいないことを実際に読んだホントに摩訶不思議な怪奇現象」は「ウソ」と同じなのでしょうか?
 これにも、なぜか答えていただけないようですね。

 ですので、今回はあえてこの部分にはお答えしません。

> 「わざわざ、「誤解」されやすいような言葉を使うことはない
> だろう」とおっしゃるABOFANさんの感覚自体が一般的で
> はないということです。
> ですから,辞書にある一般的な意味・文脈で使った私に対して
> 「使うことはないだろう」などと言うのは不適切だと思います
> が,いかがですか?

 残念ながら、質問の意図がよく伝わっていないようですね…。私の質問は最後の行の「言い換えても問題ない」かどうかということです。

> いや、「意図的にではない」ということなら「事実とはちがうこと」と言い換えても問題ないということになりますか?

 お手数ですが、この部分のお答えをお願いします。

> ABOFANさんが“さっぱりわからない”のは「[性格]に
> 対する私の考え」自体ではなくて「私(大型)が科学的に妥当
> と考える性格の測定手段など」といった,私があるべきだと考
> えている前提の“その部分”だけなのですね。

 おっしゃるとおりです。

> 備えるべき条件は既に具体的に説明しているのですから,私が
> “あるべきだと考えていること”は,別に超能力者じゃなくて
> も普通の読解力がある人ならわかるでしょう。

 いや、わかりません(笑)。少なくとも、このお答えは科学的ではありません。

 科学的であるなら、具体的に○○の場合には性格の測定手段は存在する、そうでない場合は存在しないと言えなければなりません。基準があいまいではダメなはずです。

 不穏当な例かもしれませんが、志水一夫さんの『宜保愛子イジメを斬る!!』には、疑似科学を否定する大槻さん(現在は早稲田大学名誉教授)を批判するこんな文章が掲載されています(80〜81ページ)。

 さて、ご存じのように[大槻]キョージュは、もし超能力の存在が証明されたら早稲田大学の教授を退職する称して、辞表を持参し、しばしばTVや週刊誌などで見せびらかしており…
 言っちゃ何だが、これ、よくある陳腐なトリックである。アメリカには、この種の宣言をしている人が少なからずいる。
 ナチスのユダヤ人虐殺を立証した人には100万ドル進呈します、といった類だ。
 しかし、こういう場合は、結局その人本人を納得させうるような証拠を提出するというのが条件なので、何が出てこようとも「まだまだ、そんなものは証拠の内に入らない」とさえ言っていれば、彼は賞金を払う必要はないし、それでいて世間には、いかにも彼の主張が正しくて、例えばナチスのユダヤ人虐殺には明確な証拠がないような印象を与えることができるというわけである。
 しかも、すでに述べたように(「物理の基本原則に反する」ので)何があっても超能力は認めないというのだから、両方表のコインで賭をしているようなものである。

 いくら説明しても、具体的な基準を示さずに「まだまだ、そんなものはダメだ」というのであれば、同じことになりませんか?

 大型さんは「人間−状況論争」も性格テストの根拠に関心があるとも思えません。ここで説明すると、非常に膨大な量になるので勘弁していただきたいのですが、時間があればさわりでも読んでいただき、感想をおっしゃっていただければ、私にも具体的なイメージがわかるというものです。

#読んでいただくのは強制ではありませんので、念のため。

> そもそも「血液型と性格」の母集団が無限である,という珍妙
> な説の根拠のなかでタイムマシンなどというものを仮定として
> 持ちこんだのはABOFANさんですよ。
> それを受けて,その(タイムマシンなんか持ちこんだ)仮定だ
> と無限になりませんよ,有限ですよ,と指摘して差し上げたわ
> けです。

 ジョークをわかっていただけないのは残念です。(^^;;

> でも,仮定から導く理論的な話ではなく,実際に具体的な数字
> を示せ,とおっしゃるのなら,いいでしょう示して差し上げま
> す。ただし,ABOFANさんが仮定したタイムマシンを実際
> に用意していただかないといけません。
> 用意さえしていただければ,実際に確認してして具体的な数字
> は出せるでしょう。時間はかかるかも知れませんが・・・いや
> 時間はかかりませんね,タイムマシンですから。

 これはジョークなのでしょうか(笑)。

 では、ジョークでお返しします。このアイコンがタイムマシンです。では、具体的な数字をどうぞ!

 ついでに、もう一つジョークです。私は、ランダムサンプリングは必要ですか?でこう書いています。

ホモ・サピエンスの種としての寿命は有限でしょうが、○○万年と決めることは(少なくとも現在は)できません。ですから、サンプル数は自然数的な無限大と仮定するしかありません。

 「サンプル数は自然数的な無限大と仮定するしかありません」です。これは「幻覚」それとも「ウソ」あるいは「誤解」なのでしょうか(笑)。それとも、敗北宣言なのでしょうか?

 最後は真面目な話です。しつこいようですが、ホモサピエンスの種としての寿命を、具体的に有限な自然数(単位も含む)で示していただけないですか?

 では。

メール(その36) H17.8.19 19:19

No.1035 (その35)の「大型」です。

お返事ありがとうございます。

(水の例え話について)
> > 回答の無理強いなどしませんが,できれば「回答しません」と
> > おっしゃるのはナゼなのか,理由くらいは教えてください。

>  前述の通り、たぶんこれ以上何を説明しても理解してもらえな
> いだろう、と思ったものですから(詳しくは後述します)。

なるほど,そういう意味でしたら了解です。
これは敗北宣言?と言ったのは私の勘違いでしたね。

--------------------------------------------------------
(まだ終わらない(^^)“ウソ”と国語辞典について)
> > 「ウソ」は「事実とはちがうこと」にプラスして「意図的に
> 相手をだます」というニュアンスがあると思います。
> > いや、「意図的にではない」ということなら「事実とはちが
> うこと」と言い換えても問題ないということになりますか?
>  という私の再三の質問(最後の行)にはお答えがないような
> のです(後述)が、やり取りの相手に対して問答無用とばかり
> に何の宣言もせずに無視するのはアリなんですか?(これは敗
> 北宣言?・笑)

これは失礼しました。
うっかりしていたようで,意識して回答しなかったわけではあ
りませんので遅ればせながら回答します。

どのようなレベルで問題ないのか,という問題はありますが,
“ウソ”は,私がそのときに「私の表現したいニュアンス」を
表現するために“選んだ言葉”ですから,他の言葉に言い換え
ることには問題があります。
言い換えることによって私の意図とはニュアンスが変わってし
まうということです。

>  「書いてもいないことを実際に読んだホントに摩訶不思議な
> 怪奇現象」は「ウソ」と同じなのでしょうか?
>  これにも、なぜか答えていただけないようですね。

>  ですので、今回はあえてこの部分にはお答えしません。

これまた失礼しました!
ABOFANさんが私の説明を否定する根拠とした国語辞典名
を明かせるかどうかに関わる重要なポイントだとは思っていま
せんでした(^^;。

これはメール(その31)で“ウソ”という言葉の意味につい
てやりとりしていた時の文章ですね。
ABOFANさんが「事実とは異なること(すなわちここで言
う“ウソ”)」を書いた根本原因を指して,私は「書いてもい
ないことを実際に読んだホントに摩訶不思議な怪奇現象」と言っ
たわけです。
これは,「原因」と「結果」の関係ですから「同じ」ではあり
ません。

ABOFANさんの水の例え話(^^)で説明してみます。
メール(その26)に対するお返事
>  ランダムサンプリングをすると、制御や測定できない、ある
> いは未知・不明なパラメータにより妙な誤差が出てしまうかも
> しれません。
ここで,原因=ランダムサンプリング,結果=妙な誤差,です
から,ABOFANさんの質問にあてはめると,「ランダムサ
ンプリング」は「妙な誤差」と同じなのでしょうか?,という
問いになってしまいます。

ついでに言えば,この問いが無意味であることに気づきそうな
ことを,前メールにも以下のとおり書いているんですが・・・。

>ということは,ABOFANさんが確認したところ「そういう
>意味はありませんでした」とおっしゃる国語辞典には,例えば

>“正しくないこと。誤り。間違い。ただし「錯覚」や「幻覚」
>が原因である場合を除く。”

>とでも書いてあったのでしょうか?
>ますます興味が湧いてきましたので,焦らさずにその国語辞典
>名を教えてください。

さて,私の回答待ちで保留になっていた件の国語辞典名を明かし
ていただけますか?

--------------------------------------------------------
(“さっぱりわからない”について)
> > ABOFANさんが“さっぱりわからない”のは「[性格]に
> > 対する私の考え」自体ではなくて「私(大型)が科学的に妥当
> > と考える性格の測定手段など」といった,私があるべきだと考
> > えている前提の“その部分”だけなのですね。

>  おっしゃるとおりです。

私が考える,科学的に妥当といえるために性格測定手段が備え
るべき前提条件,については,もう何度も言うように,メール
(その24)で説明しています。
そこに書いてある説明で意図を読み取って欲しい,というレベ
ルではなくて「前提条件そのもの」を説明しているんですから,
これで何が“さっぱりわからない”のでしょうね。

読解力を云々するのは失礼ですが,要するにひとことで言えば
私の基準は「厳密に科学的な妥当性」です。
念のためにポイントを書いておきます。
・性格の分類(客観的な同一性)
・測定の妥当性(再現性のある測定方法)
これがさっぱりわかりませんか?

> > 備えるべき条件は既に具体的に説明しているのですから,私が
> > “あるべきだと考えていること”は,別に超能力者じゃなくて
> > も普通の読解力がある人ならわかるでしょう。

>  いや、わかりません(笑)。少なくとも、このお答えは科学的
> ではありません。

これがいわゆる“語るに落ちる”ということでしょうね。
ABOFANさんは“さっぱりわからない”ことであっても,
科学的かそうでないか,を判断できる超科学的?な判断力をお
持ちのようです(^^)。

>  科学的であるなら、具体的に○○の場合には性格の測定手段
> は存在する、そうでない場合は存在しないと言えなければなり
> ません。基準があいまいではダメなはずです。

私の基準は前述のとおりです。
では,私からも同じ質問をさせてください。
「基準があいまいではダメなはずです」とおっしゃるABOF
ANさん自身のお考えはどうなのでしょうか。
性格の測定手段がある,という立場なら,その測定手段が妥当
だとABOFANさんが判断した“具体的な基準”を示してく
ださいますか?

--------------------------------------------------------
(大槻教授批判?について)
>  いくら説明しても、具体的な基準を示さずに「まだまだ、そ
> んなものはダメだ」というのであれば、同じことになりません
> か?

とおっしゃるABOFANさんご自身は,諸説ある心理学的方
法論を,(好都合なものを恣意的に使うため?)個別具体的に
は示さないまま,「一応正しいものとして扱う」として個人的
な判断基準を示していないのではありませんか?
(このABOFANさんの立場には以前に感心(^^)したのでク
レームはつけなかったのですが,まさにダブルスタンダードな
ので蒸し返すかたちになってしまいました。)

--------------------------------------------------------
(「ランダムサンプリングは必要ですか?」について)
> > そもそも「血液型と性格」の母集団が無限である,という珍妙
> > な説の根拠のなかでタイムマシンなどというものを仮定として
> > 持ちこんだのはABOFANさんですよ。
> > それを受けて,その(タイムマシンなんか持ちこんだ)仮定だ
> > と無限になりませんよ,有限ですよ,と指摘して差し上げたわ
> > けです。

>  ジョークをわかっていただけないのは残念です。(^^;;

いえいえわかっていますよ。
話を柔らかくするためにジョークを挟むこと自体はもちろん構
いません,私も好きですから(^^)。
でもそのジョークのために論旨に矛盾が生じたらマズいですよ
ね。もっとも,そのジョーク(タイムマシン)をとりあげなく
ても件の主張が矛盾していることに変わりはありませんが。

> > でも,仮定から導く理論的な話ではなく,実際に具体的な数字
> > を示せ,とおっしゃるのなら,いいでしょう示して差し上げま
> > す。ただし,ABOFANさんが仮定したタイムマシンを実際
> > に用意していただかないといけません。
> > 用意さえしていただければ,実際に確認してして具体的な数字
> > は出せるでしょう。時間はかかるかも知れませんが・・・いや
> > 時間はかかりませんね,タイムマシンですから。

>  これはジョークなのでしょうか(笑)。

もちろんジョークですよ(^^)。
でもジョークなりにリクツは通ってるでしょ?

>  では、ジョークでお返しします。このアイコン_がタイムマシ
> ンです。では、具体的な数字をどうぞ!

そのアイコンでどうやってタイムトラベルしたらいいんでしょ
う(^^)。
私が,実際に用意していただけたら,と言ったのは「タイムマ
シンのアイコン」ではなく「タイムマシン」ですってば(^^)。

> ホモ・サピエンスの種としての寿命は有限でしょうが、○○万
> 年と決めることは(少なくとも現在は)できません。ですから、
> サンプル数は自然数的な無限大と仮定するしかありません。

>  「サンプル数は自然数的な無限大と仮定するしかありません」
> です。これは「幻覚」それとも「ウソ」あるいは「誤解」なの
> でしょうか(笑)。それとも、敗北宣言なのでしょうか?

ABOFANさん自身が「ホモ・サピエンスの種としての寿命
は有限」とおっしゃっていながら,「サンプル数は自然数的な
無限大と仮定」とするのは矛盾しています。
有限のものから無限のサンプリングなんて,いったいどのよう
なリクツなんですか?

そもそも,いま決められないからサンプル数が無限大だと仮定
するしかない,というのはとんでもない飛躍でしょう。
その論理だと,例えば「これから死ぬまで(^^)毎日日記をつけ
よう」と決心した人があらかじめ必要な日記帳を用意する場合,
無限の日記帳を用意しないと足りないことになりませんか?

回答をその選択肢から選ぶとすれば,無限についての誤解から
生じたという意味で「誤解」でしょうね。

>  最後は真面目な話です。しつこいようですが、ホモサピエン
> スの種としての寿命を、具体的に有限な自然数(単位も含む)
> で示していただけないですか?

では真面目にお答えします。
私は,ABOFANさんが提示した仮定では(でも)母集団は
有限のはずだ,と矛盾を示しただけでそれ以上のことを主張し
ているわけではありませんから具体的な数を示すことはできま
せん。
具体的な数字を示すためには,タイムマシンの用意,という私
の出した条件を満たしていただかなければいけません(^^)
用意していただけますか?(^^)。

ところで,ABOFANさんがおっしゃるタイムマシンという
のは,タイムトラベルができる一般的な意味のタイムマシンで
すよね?

ご返事ありがとうございます。

> どのようなレベルで問題ないのか,という問題はありますが,
> “ウソ”は,私がそのときに「私の表現したいニュアンス」を
> 表現するために“選んだ言葉”ですから,他の言葉に言い換え
> ることには問題があります。
> 言い換えることによって私の意図とはニュアンスが変わってし
> まうということです。

 ???

 これって、「ウソ」は国語辞典の意味とは違うってことですよね。それなら、「ウソ」は「事実でないこと」とも違うってことになりますか?
 ということは、大型さんの質問が初めから無意味になりませんか?

 それなら了解です。だから、あえて前回は国語辞典の回答はしませんでした。

> 私が考える,科学的に妥当といえるために性格測定手段が備え
> るべき前提条件,については,もう何度も言うように,メール
> (その24)で説明しています。
> そこに書いてある説明で意図を読み取って欲しい,というレベ
> ルではなくて「前提条件そのもの」を説明しているんですから,
> これで何が“さっぱりわからない”のでしょうね。

 これについては、すでに心理学でかなりの議論がされているのです。それを知らない、あるいは知るつもりもないということなら、この点でこれ以上議論をしても意味があるとは思えません。少なくとも、私は議論するつもりはありません。

> 私の基準は前述のとおりです。
> では,私からも同じ質問をさせてください。
> 「基準があいまいではダメなはずです」とおっしゃるABOF
> ANさん自身のお考えはどうなのでしょうか。
> 性格の測定手段がある,という立場なら,その測定手段が妥当
> だとABOFANさんが判断した“具体的な基準”を示してく
> ださいますか?

 これは飛躍した論理ではありませんか?
 たとえ性格の定義が厳密でなくとも、質問紙法で性格をある程度測定できるとするなら、「血液型と性格」の議論は可能なはずですが…。

>>  いくら説明しても、具体的な基準を示さずに「まだまだ、そ
>> んなものはダメだ」というのであれば、同じことになりません
>> か?

>とおっしゃるABOFANさんご自身は,諸説ある心理学的方
>法論を,(好都合なものを恣意的に使うため?)個別具体的に
>は示さないまま,「一応正しいものとして扱う」として個人的
>な判断基準を示していないのではありませんか?

 前述のとおりです。

> そのアイコンでどうやってタイムトラベルしたらいいんでしょ
> う(^^)。

 まだ私しかできませんから、大型さんには無理かもしれません(笑)。

> そもそも,いま決められないからサンプル数が無限大だと仮定
> するしかない,というのはとんでもない飛躍でしょう。

 いえ、統計的にはそれでいいはずです。

> その論理だと,例えば「これから死ぬまで(^^)毎日日記をつけ
> よう」と決心した人があらかじめ必要な日記帳を用意する場合,
> 無限の日記帳を用意しないと足りないことになりませんか?

 数学的にはそのとおりです。

> では真面目にお答えします。
> 私は,ABOFANさんが提示した仮定では(でも)母集団は
> 有限のはずだ,と矛盾を示しただけでそれ以上のことを主張し
> ているわけではありませんから具体的な数を示すことはできま
> せん。

 はい、これが数学的な無限の定義ということなります。

> ところで,ABOFANさんがおっしゃるタイムマシンという
> のは,タイムトラベルができる一般的な意味のタイムマシンで
> すよね?

 はい、おっしゃるとおりです。(^^)

メール(その37) H17.8.25 22:31

No.1035 (その36)の「大型」です。

お返事ありがとうございます。

--------------------------------------------------------
(終わるかな?(^^)“ウソ”と国語辞典について)
> > どのようなレベルで問題ないのか,という問題はありますが,
> > “ウソ”は,私がそのときに「私の表現したいニュアンス」を
> > 表現するために“選んだ言葉”ですから,他の言葉に言い換え
> > ることには問題があります。
> > 言い換えることによって私の意図とはニュアンスが変わってし
> > まうということです。

>  ???

>  これって、「ウソ」は国語辞典の意味とは違うってこと
> ですよね。それなら、「ウソ」は「事実でないこと」とも
> 違うってことになりますか?
>  ということは、大型さんの質問が初めから無意味になり
> ませんか?

それはABOFANさんの大きな勘違いです。
複数のやりとりを並行しているのでお忘れなんでしょうか。

私の言語感覚によって選んだ「ウソ」という言葉は,何回も説
明しているとおり一般的な国語辞典の意味とズレてなんかいま
せん。
私が使った「ウソ」は,メール(その30)に対するお返事で,
ABOFANさんご自身が「手元の『スーパーニッポニカ』で
「嘘」を調べてみました」と,引用をなさっているとおりの意
味で,一般の国語辞典にあるように「事実でないこと」を含意
します。
もっとも,ABOFANさんの言語感覚(と件のお茶目な国語
辞典)とは違うのかも知れませんが(^^)それは私の責任ではあ
りません。

ゴタゴタが始まった(^^)メール(その21)あたりの時点でA
BOFANさんの真意が不明(勘違いかも?)でしたから,あ
えて「虚偽,作り事」などという言葉を使わずに,意識的な偽
りだけでなく事実でないことも意味する「ウソ」を使い,さら
に心理的な抵抗感も考えてカタカナにしたことはすでに説明済
みです。

何度も言いますが,私が言う「ウソ」は国語辞典どおりなのに,
ABOFANさんが「そういう意味はありませんでした」とおっ
しゃるからこそ,私の言語感覚と異なる興味深いその辞典名を
教えてください,とお願いしているのです。

以上のとおり,私の質問は無意味ではありません。
これで明かしていただけますよね?件の国語辞典名。

>  それなら了解です。だから、あえて前回は国語辞典の回
> 答はしませんでした。

前記のとおり“それなら”の部分を否定しましたので“だから,
あえて”とある回答拒否の理由はもうないでしょう?
今度こそ国語辞典名の回答をお願いします。まだ粘りますか?

--------------------------------------------------------
(私のスタンスが“さっぱりわからない”について)
> > 私が考える,科学的に妥当といえるために性格測定手段が備え
> > るべき前提条件,については,もう何度も言うように,メール
> > (その24)で説明しています。
> > そこに書いてある説明で意図を読み取って欲しい,というレベ
> > ルではなくて「前提条件そのもの」を説明しているんですから,
> > これで何が“さっぱりわからない”のでしょうね。

>  これについては、すでに心理学でかなりの議論がされて
> いるのです。それを知らない、あるいは知るつもりもない
> ということなら、この点でこれ以上議論をしても意味があ
> るとは思えません。少なくとも、私は議論するつもりはあ
> りません。

これも勘違いですね。
論旨を意識的にスリ替えているんじゃないですよね?

私が言っているのは,スタンス自体についての議論ではなくて,
「私の性格に対するスタンス」について,「ABOFANさん
が“さっぱりわからない”はずはないでしょう?」ということ
ですよ。
“これ(性格のとらえ方・定義)”について心理学でどんな議
論がなされているのか,を私が知らない(とABOFANさん
は想像している)ことで無意味になることではありません。
  
むしろ,心理学で既にその議論がされていることをご存知のA
BOFANさん“だからこそ”私のスタンスについて“さっぱ
りわからない”はずはありません。
その議論をご存知だったこともあって,私のスタンスを(アリ
だと)認めたわけでしょうし。
繰り返しお尋ねしますが,いったい何が“さっぱりわからない”
んでしょうか?

どうもABOFANさんは,前回指摘した“語るに落ちる”に
上塗りをなさっているようです。
(次は仕上げ塗りでしょうかね。)

> > 私の基準は前述のとおりです。
> > では,私からも同じ質問をさせてください。
> > 「基準があいまいではダメなはずです」とおっしゃるABOF
> > ANさん自身のお考えはどうなのでしょうか。
> > 性格の測定手段がある,という立場なら,その測定手段が妥当
> > だとABOFANさんが判断した“具体的な基準”を示してく
> > ださいますか?

>  これは飛躍した論理ではありませんか?
>  たとえ性格の定義が厳密でなくとも、質問紙法で性格を
> ある程度測定できるとするなら、「血液型と性格」の議論
> は可能なはずですが…。

ご自身が要求した“具体的な基準”を私が同様に求めたら,そ
れは“飛躍した論理”だ,とおっしゃるのはずいぶん身勝手な
リクツに読めてしまいますが,ABOFANさんが言う“飛躍
した論理”には辞書にない特殊?な意味があるんでしょうか(^^)。
もしそうなら語意の説明をしてください。

何れにせよ「基準があいまいではダメなはずです」とおっしゃ
るABOFANさんが,“定義が厳密でなくとも”“ある程度
測定できる”ことをもって科学的だと容認できるのは矛盾して
いませんか?
矛盾ではないとおっしゃるなら,ABOFANさんが主張する
のは「議論は可能」である,ということだけで,性格心理学が
「厳密には科学ではない」ことは認めるわけですか?

> >>  いくら説明しても、具体的な基準を示さずに「まだまだ、そ
> >> んなものはダメだ」というのであれば、同じことになりません
> >> か?

> >とおっしゃるABOFANさんご自身は,諸説ある心理学的方
> >法論を,(好都合なものを恣意的に使うため?)個別具体的に
> >は示さないまま,「一応正しいものとして扱う」として個人的
> >な判断基準を示していないのではありませんか?

>  前述のとおりです。

前述のとおり,ということは,ABOFANさんは性格の定義
が厳密でなく,心理学的方法論の妥当性について具体的な判断
基準は示さない(示せない)ことを認めるわけですね?

--------------------------------------------------------
(「ランダムサンプリングは必要ですか?」について)
> > そのアイコンでどうやってタイムトラベルしたらいいんでしょ
> > う(^^)。

>  まだ私しかできませんから、大型さんには無理かもしれ
> ません(笑)。

なるほど私には無理っぽいですね。
その“ABOFANさんしかできない”という特性(特殊性?)
は「ランダムサンプリングは必要ですか?」をはじめとするこ
のHPの内容,あるいは言語感覚などにも共通しているように
思えてしまいます。

> > そもそも,いま決められないからサンプル数が無限大だと仮定
> > するしかない,というのはとんでもない飛躍でしょう。

>  いえ、統計的にはそれでいいはずです。

統計学では有限のものから無限のサンプリングができるのです
か?
それは有限集合の基本原理に反しているような気がするんです
が?(真)部分集合は全体集合よりも小さいはずです。
(ここでいう全体集合は,おっしゃるとおり有限ですよね。)

> > その論理だと,例えば「これから死ぬまで(^^)毎日日記をつけ
> > よう」と決心した人があらかじめ必要な日記帳を用意する場合,
> > 無限の日記帳を用意しないと足りないことになりませんか?

>  数学的にはそのとおりです。

数学的にはそうなるわけですか。
私は,この場合には統計による平均余寿命などから必要冊数を
求めるのが妥当な判断だと思いますが?

> > 私は,ABOFANさんが提示した仮定では(でも)母集団は
> > 有限のはずだ,と矛盾を示しただけでそれ以上のことを主張し
> > ているわけではありませんから具体的な数を示すことはできま
> > せん。

>  はい、これが数学的な無限の定義ということなります。

現時点でわからないもの,単に未確定な数量,が“無限”なん
ですか?それが数学での定義だと?
そのリクツだと,上の例でいう日記帳の人の余寿命も無限にな
ってしまいませんか?
その“数学”はタイムマシンアイコンのようにABOFANさ
んだけ,の特殊なものなのではありませんか?

ご返事ありがとうございます。

> 私の言語感覚によって選んだ「ウソ」という言葉は,何回も説
> 明しているとおり一般的な国語辞典の意味とズレてなんかいま
> せん。
> 私が使った「ウソ」は,メール(その30)に対するお返事で,
> ABOFANさんご自身が「手元の『スーパーニッポニカ』で
> 「嘘」を調べてみました」と,引用をなさっているとおりの意
> 味で,一般の国語辞典にあるように「事実でないこと」を含意
> します。

 ???

 メールその27では、「心理的抵抗が少ないように配慮してカタカナにしてあったんですけどね」とあります。つまり、「嘘」と「ウソ」ではニュアンスが違うことを大型さん自身が認めているのではないでしょうか? 少なくとも私はそう受け取りました。

 それに、国語辞典に「ウソ」が掲載されているとも思えないのですが…。ちみに、手元の国語辞典(『スーパーニッポニカ』と『Bookshelf』)には掲載されていませんでした。

 更に、

> どのようなレベルで問題ないのか,という問題はありますが,
> “ウソ”は,私がそのときに「私の表現したいニュアンス」を
> 表現するために“選んだ言葉”ですから,他の言葉に言い換え
> ることには問題があります。
> 言い換えることによって私の意図とはニュアンスが変わってし
> まうということです。

 とあるので、一般の国語辞典の意味とはニュアンスが変わってしまうということにならないのですか?

 国語辞典と全く意味(ニュアンス?)が同じであれば、言い換えが可能なはずですし…。大型さん自身が自分の言葉を否定しているのではないでしょうか?

 それとも、意味(ニュアンス?)が全く同じでも言い換えは不可能なのですか?

> むしろ,心理学で既にその議論がされていることをご存知のA
> BOFANさん“だからこそ”私のスタンスについて“さっぱ
> りわからない”はずはありません。
> その議論をご存知だったこともあって,私のスタンスを(アリ
> だと)認めたわけでしょうし。

 はい、そういう意味では以前から立場は認めています。

> 繰り返しお尋ねしますが,いったい何が“さっぱりわからない”
> んでしょうか?

 再三言っているとおり、私には具体的な条件が不明ということです。

> ご自身が要求した“具体的な基準”を私が同様に求めたら,そ
> れは“飛躍した論理”だ,とおっしゃるのはずいぶん身勝手な
> リクツに読めてしまいますが,ABOFANさんが言う“飛躍
> した論理”には辞書にない特殊?な意味があるんでしょうか(^^)。
> もしそうなら語意の説明をしてください。

 自分で“具体的な基準”を示さないで、私には“具体的な基準”を求めるのはいかがかと思いますが…。

> 何れにせよ「基準があいまいではダメなはずです」とおっしゃ
> るABOFANさんが,“定義が厳密でなくとも”“ある程度
> 測定できる”ことをもって科学的だと容認できるのは矛盾して
> いませんか?

 ???

 性格を厳密に定義し測定が可能なことと、性格に差があることが測定可能なこととは違うはずですが?

 両者を混同されていませんか?

> 矛盾ではないとおっしゃるなら,ABOFANさんが主張する
> のは「議論は可能」である,ということだけで,性格心理学が
> 「厳密には科学ではない」ことは認めるわけですか?

 まだまだ自然科学的な厳密さはないと思います。しかし、「性格に差があることが測定可能」でしょう。

> 統計学では有限のものから無限のサンプリングができるのです
> か?
> それは有限集合の基本原理に反しているような気がするんです
> が?(真)部分集合は全体集合よりも小さいはずです。
> (ここでいう全体集合は,おっしゃるとおり有限ですよね。)

 まず、統計学の教科書を読んでください。できれば、心理学の教科書もお願いします(笑)。

> 数学的にはそうなるわけですか。

 はい、そうなります。

> 現時点でわからないもの,単に未確定な数量,が“無限”なん
> ですか?それが数学での定義だと?

 統計学や数学の入門書を読まれてはいかがでしょうか?

メール(その38) H17.8.28 12:09

No.1035 (その37)の「大型」です。

楽しいお返事ありがとうございます。

--------------------------------------------------------
(つづきますねぇ“ウソ”と国語辞典について)
>  メールその27では、「心理的抵抗が少ないように配慮
> してカタカナにしてあったんですけどね」とあります。つ
> まり、「嘘」と「ウソ」ではニュアンスが違うことを大型
> さん自身が認めているのではないでしょうか? 少なくと
> も私はそう受け取りました。

既にご説明したとおり,“ウソ”は私が表現したいニュアンス
によって選んだ“言葉”で,その言葉を表記としてカタカナに
したのは単なるついでです。
ニュアンスの違いを表現するためにカタカナにした,とはひと
言も書いていませんので,誤解をなさらないようにお願いしま
す。
ちなみに,引用なさった私のメールのオリジナルは,
>(心理的抵抗が少ないように配慮してカタカナにしてあった
>んですけどね。)
のように主要なことだとは受けとられないようにカッコ書きに
しています。
また,前メールでも,“さらに・・・”と書いていますから,
付け加えでついでにカタカナにしたことは分かるかと思ってい
ましたが私の見込み違いでしたね,失礼しました。

いずれにしても,私としては選んだ言葉自体が重要で,文字表
記は二の次ですから,もしご希望でしたら,“嘘”でも“うそ”
でも“USO”でもABOFANさんが国語辞典を引きやすい
日本語表記に訂正しますからおっしゃってください。

それにしても不思議なのは,メール(その30)に対するお返
事の時点で,ABOFANさんはちゃんと漢字の“嘘”を調べ
ているんですよね。漢字の“嘘”を調べたその結果「そういう
意味はありませんでした」と。
上記の,カタカナにした意図,はメール27の時点で既に言っ
ていますから,いま,表記がカタカナだから辞典と違う,など
とおっしゃるのは後づけのゴマカシではありませんか?

あらためてお聞きします。
原因が,「勘違い」なのか「誤解」なのか「怪奇現象」なのか,
はたまた「意図的なもの」なのかはさておき,ABOFANさ
んが,私の行為について「事実とは異なること」を書き,それ
を私が「ウソだ」と言ったところ,ABOFANさんは「ウソ
というべきでない」とし,さらに,国語辞典にそういう意味は
なかったとおっしゃいました。
私は一般的な国語辞典どおりだと説明し,事実とは異なること
といった意味あいが載っていないその国語辞典名を教えて欲し
い,と要求しています。

経緯はこれでいいですか?
もしABOFANさんの認識と違う部分があれば具体的にご指
摘ください。

>  それに、国語辞典に「ウソ」が掲載されているとも思え
> ないのですが…。ちみに、手元の国語辞典(『スーパーニッ
> ポニカ』と『Bookshelf』)には掲載されていませんでした。

ABOFANさんではありませんが,これには大爆笑でした。
苦し紛れのギャグでなく真面目だとするとちょっと心配。

> > どのようなレベルで問題ないのか,という問題はありますが,
> > “ウソ”は,私がそのときに「私の表現したいニュアンス」を
> > 表現するために“選んだ言葉”ですから,他の言葉に言い換え
> > ることには問題があります。
> > 言い換えることによって私の意図とはニュアンスが変わってし
> > まうということです。

>  とあるので、一般の国語辞典の意味とはニュアンスが変
> わってしまうということにならないのですか?

なりません。
再三説明しているとおり,私がそのとき使った“ウソ”は一般
的な辞典の意味どおりです。
他の言葉に言い換えるとニュアンスが変わる,という書いてあ
るそのとおりの意味に受けとってください。

>  国語辞典と全く意味(ニュアンス?)が同じであれば、
> 言い換えが可能なはずですし…。大型さん自身が自分の言
> 葉を否定しているのではないでしょうか?

>  それとも、意味(ニュアンス?)が全く同じでも言い換
> えは不可能なのですか?

再三説明しているとおり,他の言葉に言い換えるとニュアンス
が変わる,という書いてあるそのとおりの意味に受けとってく
ださい。
繰り返しますが,私が表現したいこととニュアンスが違う他の
言葉に言い換えることには問題があります。

もっとも,ABOFANさんにとって「ニュアンスが同じだか
ら言い換え可能だ」と思う別の言葉がもしあれば,その時にご
自身がお使いになればいいいでしょう。
一般的な意味から大きく外れていなければ,それはABOFA
Nさんの言語感覚ですから,私がとやかく言うことではありま
せん。
逆の立場で言えば,一般的な国語辞典にある語義どおりに使っ
た私の言葉に対して,ABOFANさんは,とやかく言うだけ
でなく「そういう意味はありませんでした」とまでおっしゃる
から,その根拠となる辞典を明らかにしてほしいと言っている
わけです。

--------------------------------------------------------
(私のスタンスが“さっぱりわからない”について)
> > むしろ,心理学で既にその議論がされていることをご存知のA
> > BOFANさん“だからこそ”私のスタンスについて“さっぱ
> > りわからない”はずはありません。
> > その議論をご存知だったこともあって,私のスタンスを(アリ
> > だと)認めたわけでしょうし。

>  はい、そういう意味では以前から立場は認めています。

> > 繰り返しお尋ねしますが,いったい何が“さっぱりわからない”
> > んでしょうか?

>  再三言っているとおり、私には具体的な条件が不明とい
> うことです。

私の「性格に対するスタンス」について,心理学で議論になっ
ている事項であることを認識したうえでその立場を認めている
のに,その立場の根拠となる「具体的な条件」が明らかでない
場合に,ABOFANさんの言語感覚では私の考え方が“さっ
ぱりわからない”と表現するんでしょうか?

だとすると,私としては既に「具体的な条件」を説明している
つもりなのですが,ABOFANさんに言わせると不足してい
るようです。

では,あらためて説明を試みたいと思います。
メール(その24)で既に説明している「私が“性格”を科学
の土俵に乗せる条件」について,ABOFANさんがさっぱり
わからない状態からわかる状態にするためには,具体的な条件
として何が足りないのか,どのような追加記述が必要なのかを
教えてください。

> > 何れにせよ「基準があいまいではダメなはずです」とおっしゃ
> > るABOFANさんが,“定義が厳密でなくとも”“ある程度
> > 測定できる”ことをもって科学的だと容認できるのは矛盾して
> > いませんか?

>  ???

>  性格を厳密に定義し測定が可能なことと、性格に差があ
> ることが測定可能なこととは違うはずですが?

>  両者を混同されていませんか?

ということは,ABOFANさんの見解は「性格を厳密に定義
し測定」できているとはいえないが,「性格に差があることは
測定可能」だ,ということでいいですか?
「性格を定義し測定」する部分については,ABOFANさん
の「基準があいまいではダメなはずです」を適用しない,とい
うことですね?
だとすると,「性格を定義し測定」の部分には科学に求められ
るはずの「基準があいまいではダメなはずです」を適用しない
のはなぜですか?

--------------------------------------------------------
(「ランダムサンプリングは必要ですか?」について)
> > 統計学では有限のものから無限のサンプリングができるのです
> > か?
> > それは有限集合の基本原理に反しているような気がするんです
> > が?(真)部分集合は全体集合よりも小さいはずです。
> > (ここでいう全体集合は,おっしゃるとおり有限ですよね。)

>  まず、統計学の教科書を読んでください。できれば、心
> 理学の教科書もお願いします(笑)。

質問には全く答えずに「教科書を読んでください」とはずいぶ
んですね。
有限のものから無限のサンプリングが可能,というのは一般的
な常識からは外れた考え方だと思われますが,それは統計学の
どの教科書に書いていますか?
また,将来確定するが現時点では未確定な数量を指して,それ
が無限の定義だと記載している数学の教科書を教えてください。

ひょっとすると,ABOFANさんが根拠とする教科書(とか
国語辞典)は現世界とは別の世界の教科書なんでしょうか??
なにしろABOFANさんはタイムマシンアイコンでタイムト
ラベルができるようですから(^^)。

まだまだ続くようですね。

> あらためてお聞きします。
> 原因が,「勘違い」なのか「誤解」なのか「怪奇現象」なのか,
> はたまた「意図的なもの」なのかはさておき,ABOFANさ
> んが,私の行為について「事実とは異なること」を書き,それ
> を私が「ウソだ」と言ったところ,ABOFANさんは「ウソ
> というべきでない」とし,さらに,国語辞典にそういう意味は
> なかったとおっしゃいました。
> 私は一般的な国語辞典どおりだと説明し,事実とは異なること
> といった意味あいが載っていないその国語辞典名を教えて欲し
> い,と要求しています。

 ???

 「事実と異なる」のは認めざるをえませんが、言い換えができないということは、「国語辞典にそういう意味はなかった」ことになりませんか?

 全く同じ意味なら、特に問題なく言い換えができるはずですが…。

> 繰り返しますが,私が表現したいこととニュアンスが違う他の
> 言葉に言い換えることには問題があります。

 繰り返しになりますが、言い換えると問題があるということは、「国語辞典にそういう意味はなかった」としか判断できませんが? その「ニュアンス」が説明できない限り…。

 この点は、前回の回答でも述べたとおりです。

> メール(その24)で既に説明している「私が“性格”を科学
> の土俵に乗せる条件」について,ABOFANさんがさっぱり
> わからない状態からわかる状態にするためには,具体的な条件
> として何が足りないのか,どのような追加記述が必要なのかを
> 教えてください。

 メール(その35)の回答に書いたとおりです。科学的であるなら、具体的に○○の場合には性格の測定手段は存在する、そうでない場合は存在しないと言えなければなりません。基準があいまいではダメなはずです。

 私は、この条件が示されていないと思います。

> ということは,ABOFANさんの見解は「性格を厳密に定義
> し測定」できているとはいえないが,「性格に差があることは
> 測定可能」だ,ということでいいですか?

 はい、それで結構です。ただ、「性格の測定手段は存在する」と一緒に議論すると混乱すると思いますよ。

> 「性格を定義し測定」する部分については,ABOFANさん
> の「基準があいまいではダメなはずです」を適用しない,とい
> うことですね?
だとすると,「性格を定義し測定」の部分には科学に求められ
るはずの「基準があいまいではダメなはずです」を適用しない
のはなぜですか?

 この議論は混乱しますね、たぶん。背理法を使うと簡単に理解できると思うのですが…。

 混乱を防ぐためには、まず大型さんから、具体的に○○の場合には性格の測定手段は存在する、という条件を出していただきたいのですが、面倒なのでまず私から具体例を出しましょう。

 現在心理学で使われている性格検査は、性格を測定できると思いますか?

 仮に測定できるとすると、@正確に測定できるのか、それともA割といいかげんなのでしょうか?
 あるいは、B全く信用できないのでしょうか?

 私は、たぶんBと答えると予想しているのですが(笑)。

 Bと答えたとすると、現実のどんな方法なら性格が測定できると思いますか? そんな方法は全く存在しないのでしょうか?

 なお、ここらへんは、性格の一貫性論争のごくごくさわりの部分です。本当は、参考文献を読んでもらえるなら説明は不要です。長くなるようなら、申し訳ありませんが説明は打ち切らせていただきます。

> 質問には全く答えずに「教科書を読んでください」とはずいぶ
> んですね。

 ここは統計学の定義を議論する場ではないと思いますが…。
 私は国語辞典は調べました。大型さんは統計の教科書は調べないのですか?

> 有限のものから無限のサンプリングが可能,というのは一般的
> な常識からは外れた考え方だと思われますが,それは統計学の
> どの教科書に書いていますか?

 ruruさんとの議論にありますよ。例えばサイコロの目です。出典は林周二『統計学講義』第2版です。

> また,将来確定するが現時点では未確定な数量を指して,それ
> が無限の定義だと記載している数学の教科書を教えてください。

 繰り返しになりますが、私は国語辞典は調べました。大型さんは統計や数学の教科書は調べないのですか?

メール(その39) H17.9.1 20:44

No.1035 (その38)の「大型」です。

--------------------------------------------------------
(“ウソ”と国語辞典について)
> > 私は一般的な国語辞典どおりだと説明し,事実とは異なること
> > といった意味あいが載っていないその国語辞典名を教えて欲し
> > い,と要求しています。

>  ???

>  「事実と異なる」のは認めざるをえませんが、言い換え
> ができないということは、「国語辞典にそういう意味はな
> かった」ことになりませんか?

とりあえずひとつ指摘をさせてください。
私は,言い換えが「できない」と言っているのではなくて言い
換えには「問題がある」と言っています。意味が違いますので,
軽々しく言い換えをなさらないようにお願いします。
この時点で,「言っていないことを持ちだして否定」するのは
詭弁にもならない間違った論理だから却下,と切って捨てても
いいのですが,それでは少々不親切なので説明をつづけます。

ABOFANさんが,私について事実とは異なることを書いた
という事象を,私がどのような言葉で表現すればいいか。
表現する事象には,今までのやりとりの経緯や,それらにもと
づくABOFANさんに対する印象,そしてどのような文脈に
よるのか等々が関わってきます。
それらによる私の情動・心情によって表現したいニュアンスが
成り立っているのですから,その微妙なニュアンス=心理的現
象すべてを言葉で(言葉以外でも)表現することは困難です。
完全に表現することは困難だけれども,何とかしてニュアンス
を近づけたい,そのような思いで“辞書上では同様な意味を持
ついくつかの言葉の中から相応しい言葉を選ぶ”わけです。

もっとも,これは表現をする私の側の問題で,そのニュアンス
が相手に伝わるかどうかは分かりません。
しかし,伝わるかどうか分からないから,とニュアンスの表現
を最初から放棄して「辞書上で同じ意味の言葉ならどれでも同
じ」という考え方は言語表現としてあまりにも貧しいと私は思
います。
自然言語は,厳密に定義された論理記号と違って辞書的な意味
に微妙なニュアンスをつけ加えることができるはずです。

以上のように,辞書上の意味が同様の言葉でも,言い換えるこ
とによって私が表現したいニュアンスが変わる場合には問題が
あります。
逆にいえば,言い換えに問題がある言葉であっても辞書上の意
味が違うとは限らない,ということです。

これで,ある言葉について「言い換えることに問題がある」場
合であっても,それらの言葉が「辞典での意味が違うとは言え
ない」ことに,同意はできないとしても,理解はしていただけ
ましたか?

また,仮にABOFANさんが「辞書上の意味が同じ言葉なら
言い換えても同じだ」という強い信念をお持ちだとしても,私
に対して「言い換えても同じはずだ」と,ご自分のその言語感
覚を押しつけるのはどうかと思いますがいかがでしょう?

ところで,前メールの,
> それにしても不思議なのは,メール(その30)に対するお返
> 事の時点で,ABOFANさんはちゃんと漢字の“嘘”を調べ
> ているんですよね。漢字の“嘘”を調べたその結果「そういう
> 意味はありませんでした」と。
> 上記の,カタカナにした意図,はメール27の時点で既に言っ
> ていますから,いま,表記がカタカナだから辞典と違う,など
> とおっしゃるのは後づけのゴマカシではありませんか?

にはコメントがないようですが,私が指摘したとおり後づけの
ゴマカシだったと受けとってよろしいですか?

--------------------------------------------------------
(私のスタンスが“さっぱりわからない”について)
> > メール(その24)で既に説明している「私が“性格”を科学
> > の土俵に乗せる条件」について,ABOFANさんがさっぱり
> > わからない状態からわかる状態にするためには,具体的な条件
> > として何が足りないのか,どのような追加記述が必要なのかを
> > 教えてください。

>  メール(その35)の回答に書いたとおりです。科学的
> であるなら、具体的に○○の場合には性格の測定手段は存
> 在する、そうでない場合は存在しないと言えなければなり
> ません。基準があいまいではダメなはずです。

>  私は、この条件が示されていないと思います。

はい,ABOFANさんがそう思っている,というのは充分わ
かっています。
ですから,既に説明している私の条件に何をつけ加えたらいい
のですか?とお尋ねしているのです。
「性格の分類(客観的な同一性),測定の妥当性(再現性)」
と示しているのですが,これで,何が足りなくて,私が考える
条件がさっぱりわからないんですか?

> > ということは,ABOFANさんの見解は「性格を厳密に定義
> > し測定」できているとはいえないが,「性格に差があることは
> > 測定可能」だ,ということでいいですか?

>  はい、それで結構です。ただ、「性格の測定手段は存在
> する」と一緒に議論すると混乱すると思いますよ。

「性格を厳密に定義し測定できているとはいえない」というA
BOFANさんの見解が明確にわかっただけでも一歩前進した
ような気がします。ありがとうございました。

> > だとすると,「性格を定義し測定」の部分には科学に求められ
> > るはずの「基準があいまいではダメなはずです」を適用しない
> > のはなぜですか?

>  この議論は混乱しますね、たぶん。背理法を使うと簡単
> に理解できると思うのですが…。

興味がありますので,その簡単に理解できるような方法でご説
明いただけますか?

>  混乱を防ぐためには、まず大型さんから、具体的に○○
> の場合には性格の測定手段は存在する、という条件を出し
> ていただきたいのですが、面倒なのでまず私から具体例を
> 出しましょう。

>  現在心理学で使われている性格検査は、性格を測定でき
> ると思いますか?

申し訳ありませんが,この質問ではどのような検査法を想定し
ているのか分かりません。
具体的なひとつの検査法ですか?それとも現在一般的な検査方
法全般を想定しているのでしょうか?
これは質問の具体的内容が判明してから考えさせてください。

>  仮に測定できるとすると、@正確に測定できるのか、そ
> れともA割といいかげんなのでしょうか?
>  あるいは、B全く信用できないのでしょうか?
>  私は、たぶんBと答えると予想しているのですが(笑)。

現時点で,性格を厳密に定義し測定できているとはいえない,
と認めるABOFANさんが,測定の妥当性についての議論を
棚上げにして,具体的測定方法も示さずに,測定の信頼性につ
いて私に質問する,というのはとっても科学的ですね。
非常に感心したのでとっても適切なお答えをします。
  わかりません。
これだけだと素っ気ないので説明しますと,質問が「とっても
科学的」なので,根拠をもとに判断した回答などできない,と
いうことです。
このような議論の場で根拠のない判断はできませんから,AB
OFANさんが予想したBなどと無根拠に答えることはありえ
ません。
このことは既にメール(その30)と(その31)あたりで説
明しているのですが・・・。
私の場合は,こういったやりとりの場で理解・判断なしに見解
を言うことを好みませんし,自分の理解・判断なしに教科書や
論文等を鵜呑みにすることも好みません。

>  ここは統計学の定義を議論する場ではないと思いますが…。
>  私は国語辞典は調べました。大型さんは統計の教科書は
> 調べないのですか?

私は国語のお勉強をする場でもないと思っているのですが,成
り行き上おつきあいしています。
もちろん,必要だと思われたのであれば国語辞典を引くのを止
めたりはしませんが。
当然,私も必要によって参考文献を調べています。

> > 有限のものから無限のサンプリングが可能,というのは一般的
> > な常識からは外れた考え方だと思われますが,それは統計学の
> > どの教科書に書いていますか?

>  ruruさんとの議論にありますよ。例えばサイコロの
> 目です。出典は林周二『統計学講義』第2版です。

確認したところruruさんとの議論では具体的な内容までは
示されていないようです。
出典の本ではサイコロの目で「有限のものから無限のサンプリ
ングが可能」であることを例示しているのでしょうか。

どう考えても妥当な例は思いつかないのですが,例えば千回振っ
た時の出目(これが有限母集団ですね)から乱数を使ってn回
目の出目をサンプリングする,これが(意味があるかはともか
く)サイコロの出目の場合の無作為抽出になると考えられます
が,これでは無限のサンプリングなどとうてい不可能です。
その教科書ではサイコロを使ったどのような例で「有限のもの
から無限のサンプリング」を説明していたのか教えていただけ
ますか?

> > また,将来確定するが現時点では未確定な数量を指して,それ
> > が無限の定義だと記載している数学の教科書を教えてください。

>  繰り返しになりますが、私は国語辞典は調べました。大
> 型さんは統計や数学の教科書は調べないのですか?

もちろん調べました。
数学での無限の定義は,集合論の場合「全体と部分の一対一対
応が可能な集合」です。
「将来確定するが現時点では未確定な数量」を「無限」とする
定義は残念ながら見つけられませんでした。
ABOFANさんのいうこの無限の定義は大きな勘違いなので
はありませんか?

掲載が少々遅れました。

 さて、まだまだ続くようですね。

> 私は,言い換えが「できない」と言っているのではなくて言い
> 換えには「問題がある」と言っています。意味が違いますので,
> 軽々しく言い換えをなさらないようにお願いします。
> この時点で,「言っていないことを持ちだして否定」するのは
> 詭弁にもならない間違った論理だから却下,と切って捨てても
> いいのですが,それでは少々不親切なので説明をつづけます。

 はい、では問題があっても言い換えは可能、と判断させていただきます。

> 逆にいえば,言い換えに問題がある言葉であっても辞書上の意
> 味が違うとは限らない,ということです。

> これで,ある言葉について「言い換えることに問題がある」場
> 合であっても,それらの言葉が「辞典での意味が違うとは言え
> ない」ことに,同意はできないとしても,理解はしていただけ
> ましたか?

 ???

 普通は、言い換えることに問題があるなら意味が違うのではないでしょうか?

 あるいは、言い換えることに問題があるなら、「辞典での意味が違うとは言えない」にしても「同じとは言えない」ということですよね?
 文章を書く場合は、あまりに同じ言葉が続くと読みにくくなるので、同じような意味ならときどき言い換えたりするのが普通だと思います。言い換えができない、あるいは問題があるなら、やはり違った意味と判断するのが普通だと思いますが…。

> また,仮にABOFANさんが「辞書上の意味が同じ言葉なら
> 言い換えても同じだ」という強い信念をお持ちだとしても,私
> に対して「言い換えても同じはずだ」と,ご自分のその言語感
> 覚を押しつけるのはどうかと思いますがいかがでしょう?

 それは信念ではないと思いますが…。
 それなら、言葉はひとつひとつ意味が違う、つまり「事実と異なる」と「ウソ」は(厳密には)意味が違うと解釈した方がすっきりします。

> ところで,前メールの,
> > それにしても不思議なのは,メール(その30)に対するお返
> > 事の時点で,ABOFANさんはちゃんと漢字の“嘘”を調べ
> > ているんですよね。漢字の“嘘”を調べたその結果「そういう
> > 意味はありませんでした」と。
> > 上記の,カタカナにした意図,はメール27の時点で既に言っ
> > ていますから,いま,表記がカタカナだから辞典と違う,など
> > とおっしゃるのは後づけのゴマカシではありませんか?

 前回述べたとおりです。

 メールその27では、「心理的抵抗が少ないように配慮してカタカナにしてあったんですけどね」とあります。つまり、「嘘」と「ウソ」ではニュアンスが違うことを大型さん自身が認めているのではないでしょうか? 少なくとも私はそう受け取りました。

 では、「嘘」と「ウソ」は全く意味が同じである、ということになりますか? それなら、「心理的抵抗が少ないように…」は撤回すると考えていいのでしょうか?

> 「性格の分類(客観的な同一性),測定の妥当性(再現性)」
> と示しているのですが,これで,何が足りなくて,私が考える
> 条件がさっぱりわからないんですか?

 はい、では具体例をあげます。現在の性格検査がどのような条件を満たせばよいのでしょうか?

>>  この議論は混乱しますね、たぶん。背理法を使うと簡単
>> に理解できると思うのですが…。

> 興味がありますので,その簡単に理解できるような方法でご説
> 明いただけますか?

 現状の性格検査は、正確に性格を測定できないとしても、仮に性格が違うとすると何らかの差が出るものとします。

 次は背理法を使えばOKです。

>>  現在心理学で使われている性格検査は、性格を測定でき
>> ると思いますか?

> 申し訳ありませんが,この質問ではどのような検査法を想定し
> ているのか分かりません。
> 具体的なひとつの検査法ですか?それとも現在一般的な検査方
> 法全般を想定しているのでしょうか?
> これは質問の具体的内容が判明してから考えさせてください。

 どれでもいいのですが、例えば日本でポピュラーなYGでもいいです。

>>  仮に測定できるとすると、@正確に測定できるのか、そ
>> れともA割といいかげんなのでしょうか?
>>  あるいは、B全く信用できないのでしょうか?
>>  私は、たぶんBと答えると予想しているのですが(笑)。

> 現時点で,性格を厳密に定義し測定できているとはいえない,
> と認めるABOFANさんが,測定の妥当性についての議論を
> 棚上げにして,具体的測定方法も示さずに,測定の信頼性につ
> いて私に質問する,というのはとっても科学的ですね。
>  非常に感心したのでとっても適切なお答えをします。
>  わかりません。

 はい、前述のようにYGではどうでしょうか?

>> > 有限のものから無限のサンプリングが可能,というのは一般的
>> > な常識からは外れた考え方だと思われますが,それは統計学の
>> > どの教科書に書いていますか?

>>  ruruさんとの議論にありますよ。例えばサイコロの
>> 目です。出典は林周二『統計学講義』第2版です。

> 確認したところruruさんとの議論では具体的な内容までは
> 示されていないようです。

 ベルヌーイ試行ですね。

メール(その40) H17.9.12 21:46

お返事ありがとうございます。
ご都合で掲載が遅れるのは構いませんが,掲載はなぜか回答と
セットですね。
お返事のほうはゆっくりで結構なんですが,できればお送りし
たメールをとりあえず掲載していただけませんか。

--------------------------------------------------------
(“ウソ”についての国語の時間)
言葉の意味とニュアンスについては前メール以上の説明はでき
そうにありません。個人の主観である言語感覚の問題ですから
同意できないのはしかたありませんが,理解さえしていただけ
なかったようなのは残念です。
真っ当に正面から攻めても,ABOFANさんが「そう思わな
い」のではどうしようもありません。
共約不可能ということでしょうか(^^)。

今回のお返事にある,「普通は、・・・」「・・・と判断する
のが普通だと思いますが…。」「・・・と解釈した方がすっき
りします。」等々から,ABOFANさんの言語感覚がよくわ
かりました。

>  はい、では問題があっても言い換えは可能、と判断させ
> ていただきます。

はい,もう面倒なのでそう判断していただいて結構です。

言葉のニュアンスや言い換えの可否,を言語感覚の面で理解し
ていただくのはとりあえず諦めて路線変更します。
今度は,今まであえて尋ねていなかった主観が入る余地のない
部分について確認することにしましょう。

というわけで,メール(その31)にもどります。
簡単に経緯を確認しますと,ABOFANさんが私の行為につ
いて事実とは異なることを書いた原因をさして,私は「私が書
いてもいないことをABOFANさんが実際に読んだ!という,
ホントに摩訶不思議な怪奇現象」と表現しました。
ここまではよろしいでしょうか?
これを受けてABOFANさんがこう応じています。

> 前回の回答に書いたとおり、それなら「ウソ」ではありえ
>ませんが?
> 少なくとも私の手元の国語辞典には、そういう意味はあり
>せんでした。
> 文脈や言語感覚の問題とは思えないのですが…。

まさにそのとおり,この部分は文脈や言語感覚の問題ではあり
ません。辞典に載っているかいないか,の問題ですから。
で,今まであえて尋ねていなかったことをお聞きします。
私が,“摩訶不思議な怪奇現象”が原因だと考えられる“事実
とは異なること”を「ウソ」と表現したことに対して,ABO
FANさんが手元の国語辞典でそういう意味はなかったとおっ
しゃったのは「どのような意味」ですか?
できれば冗長な引用やすり替えをなさらずにストレートに,○
○○という意味を調べたところなかった,とお答えいただけま
すか?
(まさか,もう記憶にない,なんておっしゃいませんよね。)

--------------------------------------------------------
(私のスタンスが“さっぱりわからない”について)
> > 「性格の分類(客観的な同一性),測定の妥当性(再現性)」
> > と示しているのですが,これで,何が足りなくて,私が考える
> > 条件がさっぱりわからないんですか?

>  はい、では具体例をあげます。現在の性格検査がどのよ
> うな条件を満たせばよいのでしょうか?

申し訳ありませんが,このお答えのどこが条件の具体例になっ
ているんでしょうか?
性格を科学として扱うための条件,なのですから,何らかの方
法で測定しないと科学にならない以上,性格を性格検査に置き
換えても条件の説明としては同じことです。
私が示していないとおっしゃる「具体的条件」の部分を示して
いただけますか?

(「性格を定義し測定」の基準があいまいでもよい理屈)
>  現状の性格検査は、正確に性格を測定できないとしても、
> 仮に性格が違うとすると何らかの差が出るものとします。

>  次は背理法を使えばOKです。

「次は背理法を使えば」も何も肝心の前提がトンデモですよ。

正確に性格を測定できていなかったら,その「何らかの差」が
性格の違いによるものなのか,別の何かの違いによるものなの
か,正確でないための単なる誤差なのか,勘違いなのか,怪奇
現象なのか(^^)が判断できないでしょう?
「あいまいでもよい」ことの根拠づけなのに「あいまいでも大
丈夫だとする」なんて前提を無根拠にくっつけたら論理として
ダメでしょ??
大笑いしたらいいのか心配したらいいのか悩むような底抜けの
ジョークは結構ですから,トンデモじゃない真っ当な理屈を示
していただけますか?

(性格検査の妥当性について)
>  どれでもいいのですが、例えば日本でポピュラーなYG
> でもいいです。

ABOFANさんオリジナルの検査法だと困るなぁ,と思って
いたのでひと安心しました。
ではとりあえずYG性格検査について考えてみます。

質問紙法ですから,まず思いつくのは,被験者自身が認識して
いない言動や心情にかかわる部分は測定できないと思われます
が,被験者自身が認識できていないものは性格とは無関係なの
ですか?
また,同じ理由で,被験者に性格検査だと気づかれずに測定す
ることは難しく,少なくとも何らかのテストだと勘づかれずに
実施することはほとんど不可能だと思われますが,だとすると
例えば「何らかのテストを受けたときに思わず身構えてしまい
普段とは違う回答をしてしまう」ような特徴に関係したものを
検出することは困難だと思いますし,同様のことを「意識的に
するような特徴」となればほとんど検出不可能なのではありま
せんか?
さらにいえば,ヘソ曲がりな人が悪意で偏った回答をすること
も充分ありえますが,それをコントロールすることは可能です
か?
もし,上記に関わるような事項が性格(検査)には無関係で,
検査結果には影響を与えないのであれば,なにかその根拠とな
るようなものはありますか?
上記の疑問に関わることに答えは出ていないのか,既に出てい
るのか,それは問わないことになっているのか,そもそも問い
自体がおかしいのか,どうなんでしょう?

例えば「意識的に偏らせた回答が検査結果に影響しないように
コントロールすることは不可能だ」ということを根拠をもって
確信できたならば,私の回答は,YG性格検査は「信用できな
い」になるでしょうが,今のところそこまでの確信はありませ
ん。
上記の疑問に対するABOFANさんのお答えによって変わる
可能性はありますが,今の時点で私が思うYG性格検査の妥当
性は「わからない」としておきます。

ご参考までに,性格を科学的に測定する,ということについて,
私のイメージを書いてみます。
例えば,ものの「色」を科学として扱う場合にはどうするでし
ょうか。
虹の色分け(表現する色数)が国や地域によって7色だったり
5色あるいは3色だったりするように,千差万別の色をどのよ
うに分類し名づけるかに客観的な根拠といえるものはありませ
ん。
身近な例だと,ある微妙な色を,人によっては「青」と言った
り「緑」と言ったりしますよね。
もっと言えば,ある色を当事者が感覚としてどのように捉えて
いるかなんて比較も確認もしようがありません。

つまり,色自体について測定・検証をする時に,色名や感覚を
もとにしても(色についての)科学的な検証にはならないとい
うことです。
で,夏休みの理科自由研究レベルでもない限り,色を科学的に
扱う場合には客観性や再現性に問題のない,光の波長(または
可視光スペクトル)という厳密な尺度を使うでしょう。

私が思うには,性格の測定方法として,色についての光の波長
にあたるような厳密な尺度がないのではありませんか?。
YG性格検査について前述した私の疑問がそのとおりであれば,
質問紙形式の性格検査は客観性や再現性のある科学的な尺度と
はとても言えないと思いますがいかがでしょう?

--------------------------------------------------------
(「ランダムサンプリングは必要ですか?」について)
> > 確認したところruruさんとの議論では具体的な内容までは
> > 示されていないようです。

>  ベルヌーイ試行ですね。

ベルヌーイ試行での,連続独立の試行回数nは無限ではないの
で,有限のものから無限のサンプリングが可能,という例には
なりません。
ABOFANさんがベルヌーイ試行を理解なさっていて,有限
のものから無限のサンプリングが可能だ,とおっしゃるなら概
略で結構ですので,どのようにサイコロを使うのか,私が前回
示したように具体的に説明していただけますか?

(数学での無限の定義について)
>「将来確定するが現時点では未確定な数量」を「無限」とする
>定義は残念ながら見つけられませんでした。
>ABOFANさんのいうこの無限の定義は大きな勘違いなので
>はありませんか?

この部分にはコメントがありませんが,指摘したとおりABO
FANさんの大きな勘違いだったのですか?
勘違いではないのでしたら,数学で「将来確定するが現時点で
は未確定な数量」を「無限」だとする定義の出典を示していた
だけますか?

今回も掲載が少々遅れました。(^^;;

 少々忙しかったものですからご容赦ください。

>  はい、では問題があっても言い換えは可能、と判断させ
> ていただきます。

> はい,もう面倒なのでそう判断していただいて結構です。

 お手数をおかけしました。

> 今度は,今まであえて尋ねていなかった主観が入る余地のない
> 部分について確認することにしましょう。

 了解しました。

>私が,“摩訶不思議な怪奇現象”が原因だと考えられる“事実
>とは異なること”を「ウソ」と表現したことに対して,ABO
>FANさんが手元の国語辞典でそういう意味はなかったとおっ
>しゃったのは「どのような意味」ですか?
>できれば冗長な引用やすり替えをなさらずにストレートに,○
>○○という意味を調べたところなかった,とお答えいただけま
>すか?

 ???

 私は“摩訶不思議な怪奇現象”は体験していません。
 いや、どうしても私が“摩訶不思議な怪奇現象”を体験したというなら、何らかの形で証明する必要がありますが、現実には私以外に証明しようがありません。

 ですから、この質問は無意味だと思いますが?

>性格を科学として扱うための条件,なのですから,何らかの方
>法で測定しないと科学にならない以上,性格を性格検査に置き
>換えても条件の説明としては同じことです。
>私が示していないとおっしゃる「具体的条件」の部分を示して
>いただけますか?

 それは、(大型さんが)主観的に認める(認めない)の問題のように感じられます。“超能力”の定義(つまり、「具体的条件」)だってあるのですから、性格の定義があっても何の不思議もないと思います。

> 正確に性格を測定できていなかったら,その「何らかの差」が
> 性格の違いによるものなのか,別の何かの違いによるものなの
> か,正確でないための単なる誤差なのか,勘違いなのか,怪奇
> 現象なのか(^^)が判断できないでしょう?

 他の(性格に影響を与えると思われる)条件をコントロールできればOKのはずですが…。

> 質問紙法ですから,まず思いつくのは,被験者自身が認識して
> いない言動や心情にかかわる部分は測定できないと思われます
> が,被験者自身が認識できていないものは性格とは無関係なの
> ですか?

 前半はそのとおりですが、後半はちょっと違います。YGの結果が血液型によって差があるかどうか調べるだけです。それで差が出れば「関係ある」となりますし、そうでなけれぱ「関係があるとは言えない」ということになります。

#もっとも、自分で意識していない「深層心理」を読む方法もあるそうですが、YGで可能かどうかは知りません。

 (一部の)性格に差があることを証明すればいいのだから、何もすべての性格を調べる必要はないはずです。

> また,同じ理由で,被験者に性格検査だと気づかれずに測定す
> ることは難しく,少なくとも何らかのテストだと勘づかれずに
> 実施することはほとんど不可能だと思われますが,だとすると
> 例えば「何らかのテストを受けたときに思わず身構えてしまい
> 普段とは違う回答をしてしまう」ような特徴に関係したものを
> 検出することは困難だと思いますし,同様のことを「意識的に
> するような特徴」となればほとんど検出不可能なのではありま
> せんか?

 おっしゃるとおりですが、結果に差が出れば「関係ある」ということは言えるはずです。なぜなら、「何らかのテストを受けたときに思わず身構えてしまい普段とは違う回答をしてしまう」のも、(広義には)性格と言えるはずだからです。「意識的にするような特徴」は、前述のように問題とはなりません。

>さらにいえば,ヘソ曲がりな人が悪意で偏った回答をすること
>も充分ありえますが,それをコントロールすることは可能です
>か?

 この仮定は非現実的でしょう。例えば、世論調査は「ヘソ曲がりな人が悪意で偏った回答をすることも充分ありえます」ということなら、全く信用できなくなってしまいます(笑)。確かにそういう見方があることは否定しませんが、いくらなんでも極端だと思います。

 例えば、先日の総選挙は正確な民意を反映していないはずだ。なぜなら、「ヘソ曲がりな人が悪意で偏った回答をすることも充分ありえます」ということなら、民主主義は機能しません(笑)。

 心理学実験でも同様で、そういう要因はあらかじめ取り除いてあると仮定しています。これは、どちらかというと、心理学者の能力を信用するかどうかの問題ではないでしょうか?

>もし,上記に関わるような事項が性格(検査)には無関係で,
>検査結果には影響を与えないのであれば,なにかその根拠とな
>るようなものはありますか?
>上記の疑問に関わることに答えは出ていないのか,既に出てい
>るのか,それは問わないことになっているのか,そもそも問い
>自体がおかしいのか,どうなんでしょう?

 前述のとおり、つまり「そもそも問い自体がおかしい」というのが私の答えです。

>例えば「意識的に偏らせた回答が検査結果に影響しないように
>コントロールすることは不可能だ」ということを根拠をもって
>確信できたならば,私の回答は,YG性格検査は「信用できな
>い」になるでしょうが,今のところそこまでの確信はありませ
>ん。

 では、どのような条件なら確信できるのでしょうか?

>上記の疑問に対するABOFANさんのお答えによって変わる
>可能性はありますが,今の時点で私が思うYG性格検査の妥当
>性は「わからない」としておきます。

 わかりました。

>私が思うには,性格の測定方法として,色についての光の波長
>にあたるような厳密な尺度がないのではありませんか?。
>YG性格検査について前述した私の疑問がそのとおりであれば,
>質問紙形式の性格検査は客観性や再現性のある科学的な尺度と
>はとても言えないと思いますがいかがでしょう?

 失礼ながら、大型さんは人間の視覚特性についてあまり詳しくないのではないかと思います。

 わかりやすいように、今回は「色」ではなくテレビの「画質」を例にしましょう。ご存じのように、現在のアナログテレビでは、電波の強度などによって受信画質が違ってきます。どの程度の画質なら許容できるのかは人によって様々です。電波の強度が十分でも、妨害電波の状況によっては、画質が極端に悪化する場合もありますから、いくらデータを正確に測定しても人間の感覚と全く同じにすることは現実には不可能です。なお、受信障害の例は、こちらを参照してください。

 では、「画質」はどう評価するというと、普通は人間による5段階になります。

5…妨害が認められない
4…妨害があるが気にならない
3…妨害が気になるが邪魔にならない
2…妨害がひどく邪魔になる
1…妨害のため受信不能

 確かどっかに統一基準があったと記憶しているのですが、残念ながら見つかりませんでした。で、この中で、「画質」が2以下(3以下だったかも?)の人が電波障害対策の対象になるはずです。

ちなみに、放送局の送り出しレベルでは5ですが、一般家庭で受信する場合は4以下になるのが普通です。

 そう考えると、「色」は割と単純な例であって、「性格」のような極めて複雑なものに無理やり測定値をあてはめるのは、少々無謀(?)だと思われますがいかがでしょうか?

 「画質」の正確な測定値が得られないから、電波障害対策なんて無意味ということにはならないでしょう?

#もちろん電波強度などの“客観的”で“科学的”なデータも測定しますが、あくまでも参考値扱いです。

>ベルヌーイ試行での,連続独立の試行回数nは無限ではないの
>で,有限のものから無限のサンプリングが可能,という例には
>なりません。

 ベルヌーイ試行はlim(n→∞)としても構わないはずですが?

> 数学で「将来確定するが現時点で
> は未確定な数量」を「無限」だとする定義の出典を示していた
> だけますか?

 上と同じです。

【追記】

 YGについて追記しておきます。

> 例えば「何らかのテストを受けたときに思わず身構えてしまい
> 普段とは違う回答をしてしまう」ような特徴に関係したものを
> 検出することは困難だと思いますし,同様のことを「意識的に
> するような特徴」となればほとんど検出不可能なのではありま
> せんか?

 これって、実際にデータを把握しているのですか? それとも単なる推測なのでしょうか?

>もし,上記に関わるような事項が性格(検査)には無関係で,
>検査結果には影響を与えないのであれば,なにかその根拠とな
>るようなものはありますか?

 大型さん自身は、何か根拠をお持ちですか? それとも単なる推測なのでしょうか?

メール(その41) H17.9.24 21:33

No.1035 (その40)の大型です。

お返事ありがとうございます。
論旨から逸れがちになるようなので戻すのにひと苦労です(^^)。

--------------------------------------------------------
(“ウソ”についての国語の時間)
> >私が,“摩訶不思議な怪奇現象”が原因だと考えられる“事実
> >とは異なること”を「ウソ」と表現したことに対して,ABO
> >FANさんが手元の国語辞典でそういう意味はなかったとおっ
> >しゃったのは「どのような意味」ですか?
> >できれば冗長な引用やすり替えをなさらずにストレートに,○
> >○○という意味を調べたところなかった,とお答えいただけま
> >すか?

>  ???

>  私は“摩訶不思議な怪奇現象”は体験していません。
>  いや、どうしても私が“摩訶不思議な怪奇現象”を体験
> したというなら、何らかの形で証明する必要がありますが、
> 現実には私以外に証明しようがありません。

>  ですから、この質問は無意味だと思いますが?

「ですから」とあるので,その前段は私の質問が無意味である
理由の説明になっているはずなのですが,申し訳ありませんが
その理由にあたる部分は誤解によるもののようです。

“摩訶不思議な怪奇現象”は,私が書いていない質問をABO
FANさんが読んだ,という事象に対する私なりの原因推理で
あって,「・・が原因だと考えられる」と書いているとおり,
ABOFANさんに同意を求めている事柄ではありませんし,
ましてや証明を求めてなどいません。
「どうしても・・・・というなら」なんて,どこから思いつい
たんでしょう。
もしABOFANさんが,件の事象を不思議だと思わないので
あれば,それはそれでまったく構いませんし,どう思ったかを
“証明”する必要など全然ありません。というより,ご自身の
体験についての主観の問題ですから,どう感じるかなんて他人
がとやかく言えることではありませんよね。

前メールで,主観が入る余地がない部分に路線変更する,と申
し上げており,ABOFANさんは了解をなさっているんです
からこんな枝葉の部分に拘泥なさらないようよろしくお願いし
ます。

何れにしても,ABOFANさんは私の言葉の(辞典上の)意
味について否定をなさったんですから決して無意味でなんかあ
りませんし,説明すべきでしょう?
ABOFANさんが手元の国語辞典でそういう意味はなかった
とおっしゃったのは「どのような意味」ですか?

--------------------------------------------------------
(私のスタンスが“さっぱりわからない”について)
> >性格を科学として扱うための条件,なのですから,何らかの方
> >法で測定しないと科学にならない以上,性格を性格検査に置き
> >換えても条件の説明としては同じことです。
> >私が示していないとおっしゃる「具体的条件」の部分を示して
> >いただけますか?

>  それは、(大型さんが)主観的に認める(認めない)の
> 問題のように感じられます。“超能力”の定義(つまり、
> 「具体的条件」)だってあるのですから、性格の定義があ
> っても何の不思議もないと思います。

これにはちょっとビックリ(というか脱力)しました。
ものごとを切り分け規定する“定義”と,その規定されたもの
を測定する科学的方法が持つべき“具体的条件”を同一視して
いるとしか読めませんが,ジョークでしょうか。

ABOFANさんが指摘したこと,すなわち,私がまだ示して
いない「科学として扱うための“性格”が持つべき条件」をお
聞きしているのに,お答えは「定義があっても何の不思議もな
いと思います」だなんて・・・すり替えているうえに問いの答
えにもなっていない,としか読めないのですが・・・。

私としては具体的条件を既に充分示していると認識しています
ので,足りないとおっしゃるものが何なのか教えていただかな
いと示しようがありません。
くり返しになりますが,私が示していないとおっしゃる性格の
測定が持つべき「具体的条件」の足りない部分を示していただ
けますか?

> > 正確に性格を測定できていなかったら,その「何らかの差」が
> > 性格の違いによるものなのか,別の何かの違いによるものなの
> > か,正確でないための単なる誤差なのか,勘違いなのか,怪奇
> > 現象なのか(^^)が判断できないでしょう?

>  他の(性格に影響を与えると思われる)条件をコントロ
> ールできればOKのはずですが…。

何度も同様のことを言いますが,無根拠に「条件をコントロー
ルできれば」なんて前提をくっつけるのはABOFANさんの
論理ではOKなんですか?
逆にいえば,コントロールできていなければNGということで
すよ。
測定に影響を与えると考えられる条件(要因)をコントロール
する方法があるんですか?
そして,測定時にそのコントロール方法で統制できていること
を確認できるんですか?
これらがクリアできなければ「OK」にはならないはずですよ
ね。
前回のトンデモ,「正確に測定できないとしても・・・差がで
るものとします」もそうですが,科学を標榜するのであれば,
少なくとも妥当性のある論理ステップを踏まないといけないで
しょう?科学の看板を下ろすのであれば別ですが。

とりあえずこの部分での質問ですが,YG性格検査の場合どの
ようにして測定結果への影響要因をコントロールしているので
すか?

で,もし可能であれば,丸大ハンバーグ法でも背理法でも何で
もいいですから,この部分の当初の質問である“「性格を定義
し測定」の部分には科学に求められるはずの「基準があいまい
ではダメなはずです」を適用しないのはなぜですか?”の答え
につなげていただければ大変ありがたいのですが。

> > 質問紙法ですから,まず思いつくのは,被験者自身が認識して
> > いない言動や心情にかかわる部分は測定できないと思われます
> > が,被験者自身が認識できていないものは性格とは無関係なの
> > ですか?

>  前半はそのとおりですが、後半はちょっと違います。Y
> Gの結果が血液型によって差があるかどうか調べるだけで
> す。それで差が出れば「関係ある」となりますし、そうで
> なけれぱ「関係があるとは言えない」ということになりま
> す。

前半の「被験者自身が認識していない言動や心情にかかわる部
分は測定できない」がそのとおりであれば,その性格検査は性
格を正確に測定できていませんから,仮に何らかの差があって
もそれはあくまでも「YG性格検査結果」の差であって性格の
差なのかどうかは分からないと思いますがいかがですか?

>  (一部の)性格に差があることを証明すればいいのだか
> ら、何もすべての性格を調べる必要はないはずです。

今までのやりとりでは,測定できているのが本当に「性格」の
一部分といえるのか,ということさえ明確ではなさそうです。
性格を正確に測定できていなければ,検出した差が「測定法に
起因する不可避な不正確さによるもの」あるいは「性格ではな
い他の要因によるもの」という指摘を否定できないでしょう?

だいいちABOFANさんご自身が「差はあまり大きくない」
とおっしゃっているのですから,仮に検証する対象が一部の性
格要素だけだとしても,肝心の測定結果が不正確なのですから
小さな差の検出なんてとても無理だとは思いませんか?

> > また,同じ理由で,被験者に性格検査だと気づかれずに測定す
> > ることは難しく,少なくとも何らかのテストだと勘づかれずに
> > 実施することはほとんど不可能だと思われますが,だとすると
> > 例えば「何らかのテストを受けたときに思わず身構えてしまい
> > 普段とは違う回答をしてしまう」ような特徴に関係したものを
> > 検出することは困難だと思いますし,同様のことを「意識的に
> > するような特徴」となればほとんど検出不可能なのではありま
> > せんか?

>  おっしゃるとおりですが、結果に差が出れば「関係ある」
> ということは言えるはずです。なぜなら、「何らかのテス
> トを受けたときに思わず身構えてしまい普段とは違う回答
> をしてしまう」のも、(広義には)性格と言えるはずだか
> らです。「意識的にするような特徴」は、前述のように問
> 題とはなりません。

測定をすること自体の影響で「性格」の測定結果が変わっても
それを含めて「性格」なんだ,ということは,測定(YG性格
検査)を行わなければ現れなかった行動(すなわち本来であれ
ばしなかった行動)であっても測定結果として(補正などせず
に)そのまま採用するということですね。
だとすると,この測定方法は,検査時に被験者に影響を与えな
い“本来あるべき検査方法”とは結果が異なりますから,性格
を正確に測定できているとはとても言えないと思われますがい
かがですか?
後段の「前述のように」は申し訳ありませんが何を指している
のかが不明のため文意が分かりません。

> >さらにいえば,ヘソ曲がりな人が悪意で偏った回答をすること
> >も充分ありえますが,それをコントロールすることは可能です
> >か?

>  この仮定は非現実的でしょう。例えば、世論調査は「ヘ
> ソ曲がりな人が悪意で偏った回答をすることも充分ありえ
> ます」ということなら、全く信用できなくなってしまいま
> す(笑)。確かにそういう見方があることは否定しません
> が、いくらなんでも極端だと思います。

測定の科学的正確性と世論調査の妥当性を同一視なさるという
ことは,性格の測定は世論調査なみの正確さしかないというこ
とでしょうか?
世論調査などのアンケートについていえば,私は実体験から
「意識的にどのような回答をすることも可能」だということを
知っています。私個人の回答の正確性を調査者がコントロール
することは不可能だということです。
受けたことのないYG性格検査の正確性については断言できま
せんが,アンケートなどと同様な不正確さがあると考えてよろ
しいですか?

>  例えば、先日の総選挙は正確な民意を反映していないは
> ずだ。なぜなら、「ヘソ曲がりな人が悪意で偏った回答を
> することも充分ありえます」ということなら、民主主義は
> 機能しません(笑)。

「可能」であることと「現実」はどうなのかを同一視していま
すね。
ABOFANさんが,先日の選挙が民意を正しく反映していな
い可能性はない,とお考えなら(文脈からはそう受けとれます
が)私は特にコメントする気になれません。
タイムマシンアイコン(^^)で未来の状況を確認したうえで自信
をもっておっしゃっているのかも知れませんが(笑)。
現実に民主主義が機能しているかどうかについても議論するつ
もりはありませんので悪しからず。

>  心理学実験でも同様で、そういう要因はあらかじめ取り
> 除いてあると仮定しています。これは、どちらかというと、
> 心理学者の能力を信用するかどうかの問題ではないでしょ
> うか?

測定者個人の「能力」を「信用」するかどうかが問題であると
すれば,性格の測定には客観性も再現性もないことになります
がそれで本当にいいのですか?

> >もし,上記に関わるような事項が性格(検査)には無関係で,
> >検査結果には影響を与えないのであれば,なにかその根拠とな
> >るようなものはありますか?
> >上記の疑問に関わることに答えは出ていないのか,既に出てい
> >るのか,それは問わないことになっているのか,そもそも問い
> >自体がおかしいのか,どうなんでしょう?

>  前述のとおり、つまり「そもそも問い自体がおかしい」
> というのが私の答えです。

測定の正確性を問うことを許さない,無条件で正確だと仮定す
る,ということであれば,YG性格検査は科学的な測定法では
ない,ということになりますが,それでいいのですか?

> >例えば「意識的に偏らせた回答が検査結果に影響しないように
> >コントロールすることは不可能だ」ということを根拠をもって
> >確信できたならば,私の回答は,YG性格検査は「信用できな
> >い」になるでしょうが,今のところそこまでの確信はありませ
> >ん。

>  では、どのような条件なら確信できるのでしょうか?

私が実際にYG性格検査を受けて,意識的に偏らせた回答をす
ることが可能であることを確認できたなら,信用できないこと
を確信できます。
これは機会をつくれば簡単に確認できそうです。

> >私が思うには,性格の測定方法として,色についての光の波長
> >にあたるような厳密な尺度がないのではありませんか?。
> >YG性格検査について前述した私の疑問がそのとおりであれば,
> >質問紙形式の性格検査は客観性や再現性のある科学的な尺度と
> >はとても言えないと思いますがいかがでしょう?

>  失礼ながら、大型さんは人間の視覚特性についてあまり
> 詳しくないのではないかと思います。

はい,何せ素人ですから(^^)。
専門家はだしのABOFANさんには,機会をつくって例えば
クオリア問題などについてじっくり解説していただきたいもの
です。(もちろんこれは冗談です。)

>  そう考えると、「色」は割と単純な例であって、「性格」
> のような極めて複雑なものに無理やり測定値をあてはめる
> のは、少々無謀(?)だと思われますがいかがでしょうか?

>  「画質」の正確な測定値が得られないから、電波障害対
> 策なんて無意味ということにはならないでしょう?

失礼ですが,このやりとりの趣旨を考えてお返事なさっていま
すか?
意識的なすり替えかどうかは分かりませんが,脊髄反射のよう
に(失礼)単に反論しているだけじゃありませんよね?

私は,今のところない(と思われる)性格を測定する科学的に
厳密な尺度のイメージとして,色を例にして主観的なものと厳
密な尺度を対比してみました。
反論?として,主観的な尺度が“役に立っている”例をあげて
どうするんですか(苦笑)。
「性格」と同様に「画質」にも客観的尺度はないが,主観的尺
度でもちゃんと役に立っているぞ!ということをおっしゃりた
かったのですか?(で,それが何か??)
おっしゃるまでもなく,科学的に厳密ではない主観的な尺度で
あっても実社会で有用なものはゴマンとあります。
アマチュア無線でいうRSレポートなんかもそうですよね。
ここで問題にしているのは「役に立つか立たないか」ではなく
て科学的な論証に耐える「科学的に厳密な尺度」なのかどうか
です。

前メールで私が書いた部分をABOFANさんは以下のとおり引
用までしてますよ,
 > 私が思うには,性格の測定方法として,色についての光の波長
 > にあたるような厳密な尺度がないのではありませんか?。
尺度が科学的に厳密なのかどうか,というやりとりの趣旨を忘れ
た「脊髄反論」にはまったく参りますね。

ところで,ABOFANさんが「色」の認識は単純で「性格」
は複雑だ,と評価されるのは自由ですが,“性格は複雑だから
測定値をあてはめるのは無謀”などとおっしゃるのはヒジョー
に「科学的」で感心してしまいました。
「性格」に厳密な測定尺度を求めるかどうかの判断に,「無謀」
かどうかという主観的な判断基準をもってくるわけですね。
(まさかとは思いますが,ABOFANさんは「無謀」かどう
かの客観的基準をお持ちですか?)
失礼ですが,ABOFANさんは「科学の看板」を下ろす必要
はないようです。
もう看板跡形もありませんから(ホント失礼)。

--------------------------------------------------------
(「ランダムサンプリングは必要ですか?」について)
> >ベルヌーイ試行での,連続独立の試行回数nは無限ではないの
> >で,有限のものから無限のサンプリングが可能,という例には
> >なりません。

>  ベルヌーイ試行はlim(n→∞)としても構わないはずですが?

> > 数学で「将来確定するが現時点で
> > は未確定な数量」を「無限」だとする定義の出典を示していた
> > だけますか?

>  上と同じです。

おっしゃったことに根拠や自信があるのなら,誤魔化さないで
きちんと説明していただけますか。
「構わないはずですが?」とトボケないで,有限のものから無
限のサンプリングが可能な方法について,概略で結構ですので,
どのようにサイコロを使うのか,私が示したように具体的に説
明していただけますか?
(根拠も自信もないとしても書いた責任はありますよね。)

また,無限の定義についても「上と同じです」とトボケないで
お答え願えますか?

上の引用では,私のオリジナルメールで「数学で」の前にあっ
た「勘違いではないのでしたら,」をナゼか消していますが,
やっぱり図星で,ホントに勘違いだったからABOFANさん
思わず消しちゃったのでしょうか?

> 【追記】

>  YGについて追記しておきます。

> > 例えば「何らかのテストを受けたときに思わず身構えてしまい
> > 普段とは違う回答をしてしまう」ような特徴に関係したものを
> > 検出することは困難だと思いますし,同様のことを「意識的に
> > するような特徴」となればほとんど検出不可能なのではありま
> > せんか?

>  これって、実際にデータを把握しているのですか? そ
> れとも単なる推測なのでしょうか?

> >もし,上記に関わるような事項が性格(検査)には無関係で,
> >検査結果には影響を与えないのであれば,なにかその根拠とな
> >るようなものはありますか?

>  大型さん自身は、何か根拠をお持ちですか? それとも
> 単なる推測なのでしょうか?

YG性格検査の測定結果は妥当だと考えられるか,というAB
OFANさんの問いに対して,私は素人ながら(^^)結果に影響
を与える要因をあげてみたわけです。
YG性格検査に関して考えられる影響要因について,私がそれ
を思いついた根拠を言え,データを出せ,とおっしゃるんです
か?(苦笑)

人並み以上に日夜研究されているABOFANさんなら,素人
が思いつくような影響要素のコントロール方法など簡単に解説
してくださるものと期待していたのですが,どうもそうではな
いようですね。
逆に,こんな素人が思いつくようなことなのに,測定に影響が
ないことを説明できずに屁理屈でしか反論できないとなると全
くお話になりませんよ(^^)。

はぐらかしだ,と言われては心外なので念のためにはっきり書
いておきます。
【追記】でのABOFANさんの質問については,YG性格検
査に関して私が可能性として考える影響要因を,単なる推測だ
とおっしゃるのはそのとおりです。
で,その容易に推測できるような影響要因さえYG性格検査で
はコントロールできていない,ということで本当によろしいの
ですか?

お待たせしました。

> “摩訶不思議な怪奇現象”は,私が書いていない質問をABO
> FANさんが読んだ,という事象に対する私なりの原因推理で
> あって,「・・が原因だと考えられる」と書いているとおり,

 しかし、メール31ではこうなっています。

> ついでにもっと言えば,根本は「私が書いてもいないことをA
> BOFANさんが実際に読んだ!」という,ホントに摩訶不思
> 議な怪奇現象が原因なんですけどね(^^)。

 つまり、どこにも「・・が原因だと考えられる」なんて書いてありません。どっちが本当なのですか?
 これでは答えようがありません(苦笑)。

 ところで、大型さんのスタンスが矛盾している(?)ことは、自分自身が認めているように思えます。

> 私としては具体的条件を既に充分示していると認識しています
> ので,足りないとおっしゃるものが何なのか教えていただかな
> いと示しようがありません。
> くり返しになりますが,私が示していないとおっしゃる性格の
> 測定が持つべき「具体的条件」の足りない部分を示していただ
> けますか?

 しかし、「具体的条件」にはこうあります。

> 【追記】でのABOFANさんの質問については,YG性格検
> 査に関して私が可能性として考える影響要因を,単なる推測だ
> とおっしゃるのはそのとおりです。

 「推測」では、正直答えようがありません…。推測するだけでよいなら、どんなことでも証明や否定ができてしまいますから。

#ましてや、その推測が正しいかどうかは大型さんが判断する(?)というのならなおさらです。

 志水一夫さんの『宜保愛子イジメを斬る!!』には、疑似科学を否定する大槻さん(現在は早稲田大学名誉教授)を批判するこんな文章が掲載されています(80〜81ページ)。

 さて、ご存じのように[大槻]キョージュは、もし超能力の存在が証明されたら早稲田大学の教授を退職する称して、辞表を持参し、しばしばTVや週刊誌などで見せびらかしており…
 言っちゃ何だが、これ、よくある陳腐なトリックである。アメリカには、この種の宣言をしている人が少なからずいる。
 ナチスのユダヤ人虐殺を立証した人[注:つまり立証責任です]には100万ドル進呈します、といった類だ。
 しかし、こういう場合は、結局その人本人を納得させうるような証拠を提出するというのが条件なので、何が出てこようとも「まだまだ、そんなものは証拠の内に入らない」とさえ言っていれば、彼は賞金を払う必要はないし、それでいて世間には、いかにも彼の主張が正しくて、例えばナチスのユダヤ人虐殺には明確な証拠がないような印象を与えることができるというわけである。
 しかも、すでに述べたように(「物理の基本原則に反する」ので)何があっても超能力は認めないというのだから、両方表のコインで賭をしているようなものである。

 ご参考までに。

 なお、これらの「推測」についての回答は、基本的に性格検査の教科書に書いてあります。ですから、まずは性格検査の入門書をお読みいただくことをお願いします。

 私ここで性格検査の詳細な説明をしようとは思いません。(^^;;

 ベルヌーイ試行についても同じです。

> おっしゃったことに根拠や自信があるのなら,誤魔化さないで
> きちんと説明していただけますか。

 まず入門書を読んでいただけませんか? 
 ここで確率の詳細な説明をしようとは思いませんから。(^^;;

メール(その42) H17.10.2 17:46

No.1035 (その41)の大型です。

誠実な(^^)お返事ありがとうございます。

--------------------------------------------------------
(辞典にはなかった“ウソ”の意味について)
いつまでもしつこいなぁ,と思われているかも知れませんね。
でもこの件を曖昧にするつもりはありませんので悪しからず。

で,曖昧にしたくない理由をちょっと説明します。

まず,このHP記事の【追記】として,ABOFANさんが私
の言動に関して「ウソ」を書いたこと。(発端はメール19)
その件についてあれこれやりとりをした後に,私が「はい,以
上この件は終わり(メール25)」とか「ホントにもうこの件
は低レベルだからやめましょうよ。(メール26)」とか「こ
の件を引っ張ってもあまり得策だとは思えません。こういう事
はあっさりスッと流しちゃったほうがいいですよ。(メール2
7)」など,幕引きを促したのに,ABOFANさんが余計な
ひとことで引っ張った,ということ。

さらに,ABOFANさんが開き直った?ように「問答無用で
打ち切りますということなら、当然のことながら私も打ち切り
ます。(^^;;(28への返事)」などと,さも続けても困らない
ような物言いをなさったことも私からはやめたくない理由です。
(もちろんこれは私の側の言い分で,ABOFANさんの認識
は違うかも知れません。)

そして,現時点でいちばん大きなもうひとつの理由が,ABO
FANさんの言動に不誠実さを感じている,ということ。

ABOFANさんは「辞典にそのような意味はなかった」と,
私が使った言葉遣いを否定したのですが,その説明がうまくつ
かないことに気づいたので何とか誤魔化そうとしているのでは
ないか,と思えてしかたがないんですよ。

もちろん,これが私の思い違いであれば本当に失礼な話で,誤
魔化しではなくおっしゃるように辞典にないのが事実であれば,
邪推したことの非礼を深くお詫びしなければいけません。
でもね,この件については,辞典に載っている・いない,の単
純な話なのにくり返しお尋ねしても回答していただけないんで
すから,間違いを認めたくないからはぐらかしている,としか
思えないんです。

そういえば,ABOFANさんは不誠実?に関連して,No.1023
さんのメール13に以下のようなコメントがありましたね。

> 大型さんはやりとりを通じて「ABOFANはこんなに信用できな
> い奴なんだ」ということを示すことでほかの読者がABOFANの
> 内容を信じないようにする、という戦略のように見えますが、
> これも私の勝手な推測なので間違っていたらすみません。

狙った戦略というよりも成り行きで指摘せざるを得なくなった,
という感じでしょうか。(科学性とか論理性などとは違って,
こういう場での言動の誠実さ−人間性というと大袈裟かな−は
好みや嗜好の問題ではないと思っていますので。)
このやりとりを始めたのも,科学のルールから外れていません
か?っていう単なるお節介ですし。
そもそもABOFANさんと違って,私はタイムトラベルなど
できませんから(メール36へのお返事参照),相手の返事を
あらかじめ読んだうえでの戦略なんて無理ですよ(^^)。

それはそうと,これで本当に辞典になかったとしたら,ABO
FANさんの先を読んだワナともいえる作戦にまんまとはまっ
たことになりますね(^^)。
もしそうだったらホント脱帽です。成り行きを期待しましょう。

それでは今回のお返事に戻ります。

>  つまり、どこにも「・・が原因だと考えられる」なんて書
> いてありません。どっちが本当なのですか?
>  これでは答えようがありません(苦笑)。

ホント強烈な屁理屈全開ですね。
私がメール40に「・・が原因だと考えられる」と書いている
のは本当です。で私は,メール40を指して“「・・が原因だ
と考えられる」と書いているとおり”と書いたのですから,私
が指していない部分をもってきて「ここには書いていないがど
っちが本当?」などと屁理屈をこねられても参りますね。

答えるとすれば,どちらにしても「私は怪奇現象の証明など求
めていない」というのが適切でしょう。

だいたいやりとりの趣旨から逸れまくってますよ。(いつもの
ことですが。)
ABOFANさんはメール40へのお返事で,

>  私は“摩訶不思議な怪奇現象”は体験していません。
>  いや、どうしても私が“摩訶不思議な怪奇現象”を体験
> したというなら、何らかの形で証明する必要がありますが、
> 現実には私以外に証明しようがありません。

>  ですから、この質問は無意味だと思いますが?

と,質問には答えないで(答えられないので?)屁理屈をおっ
しゃったので,私は証明など求めていないので必要ない,した
がって私の質問は無意味ではない,という(私に言わせればど
んな意味があるんだ?という)ことを説明したわけです。
もしも,もしも,私が「怪奇現象の証明」を要求しているよう
に受けとれる部分があったならば示してください。
証明を要求をされたように誤解なさらないよう,意味の説明な
り表現の修正なりの処置をしますから。

いずれにしても,私は怪奇現象であることの証明など求めてい
ませんので安心して?お答えくださいますか。
メール31へのお返事で,ABOFANさんが手元の国語辞典
で「そういう意味はなかった」とおっしゃったのは「どのよう
な意味」ですか?
(もし私の邪推が当たっていたのであれば,きちんと辞典の件
撤回してくださいね。)

--------------------------------------------------------
(私のスタンスが“さっぱりわからない”について)
>  ところで、大型さんのスタンスが矛盾している(?)こと
> は、自分自身が認めているように思えます。

> > 私としては具体的条件を既に充分示していると認識しています
> > ので,足りないとおっしゃるものが何なのか教えていただかな
> > いと示しようがありません。
> > くり返しになりますが,私が示していないとおっしゃる性格の
> > 測定が持つべき「具体的条件」の足りない部分を示していただ
> > けますか?

>  しかし、「具体的条件」にはこうあります。

> > 【追記】でのABOFANさんの質問については,YG性格検
> > 査に関して私が可能性として考える影響要因を,単なる推測だ
> > とおっしゃるのはそのとおりです。

>  「推測」では、正直答えようがありません…。推測するだ
> けでよいなら、どんなことでも証明や否定ができてしまいま
> すから。

> #ましてや、その推測が正しいかどうかは大型さんが判断す
> る(?)というのならなおさらです。

私が推測して示したのは,はっきりと書いてあるとおりYG性
格検査についての「影響要因」です。
YG性格検査の信頼性についての見解を尋ねられたから,信頼
できるかどうかわからない,と判断する理由として,測定結果
に影響すると考えられる要因をあげたわけです。
決して科学的測定と認めるための「具体的条件」なんかじゃあ
りませんよ。
矛盾?しているのは私のスタンスではなく,ABOFANさん
のこの問いですね。

>  なお、これらの「推測」についての回答は、基本的に性格
> 検査の教科書に書いてあります。ですから、性格検査の入門
> 書をお読みいただくことをお願いします。

教科書に答えが書いてある,ということは,私がYG性格検査
の「影響要因」として推測したことには合理性があり,あなが
ち的外れではなかったということですね。
とりあえずひと安心です。ありがとうございました。

念のために確認しますが,上に引用したABOFANさんの屁
理屈,“「推測」では、正直答えようがありません…。”は,
ご自身の「教科書に答えが書いてある」=すなわち合理的な推
測である,によって否定されたという理解でよろしいですね?

で,お願いをされちゃいましたが,性格検査の教科書は読むま
でもないでしょう。
書いてある答えは基本的に「それを問うこと自体がおかしい」
あるいは「要因はあらかじめ取り除いてあると仮定している」
というABOFANさんの見解に沿ったものと考えられますか
らね。(ABOFANさんの見解は基本的に教科書に沿ったも
のでしょう?)

>  私ここで性格検査の詳細な説明をしようとは思いません。
> (^^;;

そんな滅相もない(^^)詳細な説明など求めていませんよ。

でも,なかなかお答えいただけない質問,“「性格を定義し測
定」の部分には科学に求められるはずの「基準があいまいでは
ダメなはずです」を適用しないのはなぜですか?”についての
背理法?での証明のほうは楽しみに待っているのですが・・・。
(簡単に説明できるんですよね,ハイリホーで。)

--------------------------------------------------------
(「ランダムサンプリングは必要ですか?」について)
>  ベルヌーイ試行についても同じです。

> > おっしゃったことに根拠や自信があるのなら,誤魔化さないで
> > きちんと説明していただけますか。

>  まず入門書を読んでいただけませんか? 
>  ここで確率の詳細な説明をしようとは思いませんから。(^^;;

性格検査にしてもベルヌーイ試行にしても,ABOFANさん
はなぜか私が求めてなどいない「“詳細な”説明」をもちだし
て説明自体を拒否?なさいますね。でもそれではやりとりが成
り立ちませんよ。
有限の母集団から無限のサンプリングをするのにサイコロをど
のように使うのか,私がメール39に書いた程度の概略で結構
ですから示していただけますか?
(これも,もしABOFANさんの勘違いであれば撤回してく
ださいね。)

それからもうひとつ再質問。
数学で「将来確定するが現時点では未確定な数量」を「無限」
だとする定義の出典を示していただけますか?

#私はどれも一応ひととおり調べたうえでお尋ねしていますの
で,「ベルヌーイ試行」も「無限の定義」も失礼ながらABO
FANさんがご自分の間違いを誤魔化しているという不誠実な
匂いが濃厚ですよ。ホント失礼。

【ちょっと蛇足】
Jさんのメールに対するいつものお返事,「質問(と思われる)
部分にだけ回答します。ご了承ください。」はとっても不誠実
だと思いますよ。
だってJさんはABOFANさんの科学性・論理性を具体的に
根本的に否定しているんですから。
私みたいなシロートの隙だらけなメールに対してなら屁理屈も
こねられるけど,Jさんの指摘にはグウの音も出ないからとて
も触れられない,ということでしょうか?

メールありがとうございます。

> そして,現時点でいちばん大きなもうひとつの理由が,ABO
> FANさんの言動に不誠実さを感じている,ということ。

 人間のどんな行動を誠実・不誠実に感じるかは自由だと思います…。

> でもね,この件については,辞典に載っている・いない,の単
> 純な話なのにくり返しお尋ねしても回答していただけないんで
> すから,間違いを認めたくないからはぐらかしている,としか
> 思えないんです。

 ??? メール31は撤回して、メール40が正しいということでしょうか?

>>  つまり、どこにも「・・が原因だと考えられる」なんて書
>> いてありません。どっちが本当なのですか?
>>  これでは答えようがありません(苦笑)。

> ホント強烈な屁理屈全開ですね。
> 私がメール40に「・・が原因だと考えられる」と書いている
> のは本当です。で私は,メール40を指して“「・・が原因だ
> と考えられる」と書いているとおり”と書いたのですから,私
> が指していない部分をもってきて「ここには書いていないがど
> っちが本当?」などと屁理屈をこねられても参りますね。

 しつこいようですが、メール31は撤回して、メール40が正しいということでしょうか?

 私には、メール31と40は違う意味にしか解釈できませんから、どちらが正しいか(?)を言ってもらわないと回答しようがありません…。

#私は、メール31に対しては回答しています。

> と,質問には答えないで(答えられないので?)屁理屈をおっ
> しゃったので,私は証明など求めていないので必要ない,した
> がって私の質問は無意味ではない,という(私に言わせればど
> んな意味があるんだ?という)ことを説明したわけです。
> もしも,もしも,私が「怪奇現象の証明」を要求しているよう
> に受けとれる部分があったならば示してください。
> 証明を要求をされたように誤解なさらないよう,意味の説明な
> り表現の修正なりの処置をしますから。

 はい、ではメール31は(間違いなので?)撤回しメール40が正しい、と判断させていただきますが、よろしいですか?

> 私が推測して示したのは,はっきりと書いてあるとおりYG性
> 格検査についての「影響要因」です。
> YG性格検査の信頼性についての見解を尋ねられたから,信頼
> できるかどうかわからない,と判断する理由として,測定結果
> に影響すると考えられる要因をあげたわけです。
> 決して科学的測定と認めるための「具体的条件」なんかじゃあ
> りませんよ。

 はい、ではまず性格検査の入門書をお読みください。

> 念のために確認しますが,上に引用したABOFANさんの屁
> 理屈,“「推測」では、正直答えようがありません…。”は,
> ご自身の「教科書に答えが書いてある」=すなわち合理的な推
> 測である,によって否定されたという理解でよろしいですね?

 はい、YG性格検査は、本人が「ウソ」をついている場合は、あまり正しい結果が出ない(?)とされています。

> 書いてある答えは基本的に「それを問うこと自体がおかしい」
> あるいは「要因はあらかじめ取り除いてあると仮定している」
> というABOFANさんの見解に沿ったものと考えられますか
> らね。(ABOFANさんの見解は基本的に教科書に沿ったも
> のでしょう?)

 おっしゃるとおりです。

> でも,なかなかお答えいただけない質問,“「性格を定義し測
> 定」の部分には科学に求められるはずの「基準があいまいでは
> ダメなはずです」を適用しないのはなぜですか?”についての
> 背理法?での証明のほうは楽しみに待っているのですが・・・。
> (簡単に説明できるんですよね,ハイリホーで。)

 私に質問するまでもなく単純な話だと思いますが…。

> 性格検査にしてもベルヌーイ試行にしても,ABOFANさん
> はなぜか私が求めてなどいない「“詳細な”説明」をもちだし
> て説明自体を拒否?なさいますね。でもそれではやりとりが成
> り立ちませんよ。

 はい、「誠実」「不誠実」と同じで、「“詳細な”説明」は客観的に定義するのは難しいと思いますので…。

> 有限の母集団から無限のサンプリングをするのにサイコロをど
> のように使うのか,私がメール39に書いた程度の概略で結構
> ですから示していただけますか?
> (これも,もしABOFANさんの勘違いであれば撤回してく
> ださいね。)

 はい、メール40の回答でご不満なら、まず入門書を読んでいただけけますか?

> それからもうひとつ再質問。
> 数学で「将来確定するが現時点では未確定な数量」を「無限」
> だとする定義の出典を示していただけますか?

 同じく、メール40の回答でご不満なら、まず入門書を読んでいただけけますか?

> #私はどれも一応ひととおり調べたうえでお尋ねしていますの
> で,「ベルヌーイ試行」も「無限の定義」も失礼ながらABO
> FANさんがご自分の間違いを誤魔化しているという不誠実な
> 匂いが濃厚ですよ。ホント失礼。

 よろしければ、私に質問するだけではなく、ご自分で調べた結果なり根拠なりを示していただけますか?

> 【ちょっと蛇足】
> Jさんのメールに対するいつものお返事,「質問(と思われる)
> 部分にだけ回答します。ご了承ください。」はとっても不誠実
> だと思いますよ。
> だってJさんはABOFANさんの科学性・論理性を具体的に
> 根本的に否定しているんですから。
> 私みたいなシロートの隙だらけなメールに対してなら屁理屈も
> こねられるけど,Jさんの指摘にはグウの音も出ないからとて
> も触れられない,ということでしょうか?

 本当ですか!

 それなら、私に返事をしなかった人は、「グウの音も出ないからとても触れられない,ということでしょうか?」

 ところで、Jさんからはしばらく回答がないようですが、それは私の質問に「グウの音も出ないからとても触れられない,ということでしょうか?」。

メール(その43) H17.10.8 18:42

No.1035 (その42)の大型です。

お返事ありがとうございます。
やりとりの雰囲気では,辞典の件はどうやら「回答できるのに
あえて伏せている」といったABOFANさんのワナ(^^)では
なさそうなのでとりあえず一安心です。

--------------------------------------------------------
(国語辞典の件にこだわっている理由について)
> > そして,現時点でいちばん大きなもうひとつの理由が,ABO
> > FANさんの言動に不誠実さを感じている,ということ。

>  人間のどんな行動を誠実・不誠実に感じるかは自由だと思い
> ます…。

うれしいことに見解が一致しましたね。
私がABOFANさんに対して不誠実さを感じていることを認
めていただきありがとうございます。
ABOFANさんの不誠実さは言わば「確信犯」ということで
しょうか。

#もし実生活でABOFANさんをご存知のかたがこのHPを
見ているとしたら,そういった対応をせざるを得ない気持ちも
わからないではないんですけどね。(まぁこれは邪推です。)

>  私には、メール31と40は違う意味にしか解釈できませ
> んから、どちらが正しいか(?)を言ってもらわないと回答
> しようがありません…。

メール31と40は意味がどのように違うのですか?
そして,その違いのためになぜ私の質問に回答できないのです
か?

> #私は、メール31に対しては回答しています。

その回答が,私の言葉に対する辞典レベルでの否定だったから
説明をお願いしています。
「回答しています」とのことですが,その回答自体がこの件の
問題なわけです。おわかりでしょうか?

お忘れだといけませんので再度書きます。
私が,“摩訶不思議な怪奇現象”が原因だと考えられる“事実
とは異なること”を「ウソ」と表現したことに対して,ABO
FANさんが手元の国語辞典でそういう意味はなかったとおっ
しゃったのは「どのような意味」ですか?

> > もしも,もしも,私が「怪奇現象の証明」を要求しているよう
> > に受けとれる部分があったならば示してください。
> > 証明を要求をされたように誤解なさらないよう,意味の説明な
> > り表現の修正なりの処置をしますから。

>  はい、ではメール31は(間違いなので?)撤回しメール
> 40が正しい、と判断させていただきますが、よろしいです
> か?

メール31も40もどちらも間違いではないと考えていますの
でご心配なく。
上にも書きましたが,両者の意味がどのように違い,なぜその
ために辞典に関する質問に回答できないのかご説明ください。

ところで,私から「怪奇現象の証明」を要求しているように受
けとれる部分,を示していただけませんが,そのような部分は
ない,ということでよろしいですか?

--------------------------------------------------------
(私のスタンスが“さっぱりわからない”について)
> > 書いてある答えは基本的に「それを問うこと自体がおかしい」
> > あるいは「要因はあらかじめ取り除いてあると仮定している」
> > というABOFANさんの見解に沿ったものと考えられますか
> > らね。(ABOFANさんの見解は基本的に教科書に沿ったも
> > のでしょう?)

>  おっしゃるとおりです。

ありがとうございます,私の認識は的外れではなかったようで
すね。
ということは,私が科学的測定としてクリヤすべきと考えてい
る「客観性・再現性」は(少なくとも)YG性格検査にはない,
ということでよろしいですか?

では話を戻しましょう。
具体的条件を示していないからスタンスがさっぱりわからない,
とおっしゃるABOFANさんの認識では,「具体的条件」と
して私があげていないもの(これを再々お尋ねしているのです
が)があるはずですから,YG性格検査が科学的測定としてク
リヤしている(私があげていない)条件を教えていただけます
か?

> > でも,なかなかお答えいただけない質問,“「性格を定義し測
> > 定」の部分には科学に求められるはずの「基準があいまいでは
> > ダメなはずです」を適用しないのはなぜですか?”についての
> > 背理法?での証明のほうは楽しみに待っているのですが・・・。
> > (簡単に説明できるんですよね,ハイリホーで。)

>  私に質問するまでもなく単純な話だと思いますが…。

私にとっては聞くまでもないことでは全くありませんので簡単
にご説明をお願いします。
これだけ焦らされるといやがうえにも期待が高まりますね(^^)。

> > 性格検査にしてもベルヌーイ試行にしても,ABOFANさん
> > はなぜか私が求めてなどいない「“詳細な”説明」をもちだし
> > て説明自体を拒否?なさいますね。でもそれではやりとりが成
> > り立ちませんよ。

>  はい、「誠実」「不誠実」と同じで、「“詳細な”説明」
> は客観的に定義するのは難しいと思いますので…。

うれしいことにこれも見解が一致しましたね。
おっしゃるとおり,ここで詳細な説明はできないから,なんて
ことを回答拒否の理由にしたらダメですよね。
あれ?これは私のほうから「詳細な説明」を求めたのであれば
回答を拒否する屁理屈としては(苦しいながらも)成り立ちま
すが,そうではありませんよ。
メール41へのお返事で,
> 私ここで性格検査の詳細な説明をしようとは思いません。(^^;;
> ベルヌーイ試行についても同じです。
このとおり「詳細な説明」をもちだしたのはABOFANさん
です。なにやら「脊髄反論」の匂いがしますね(失礼)。

基準があいまいでもOKな理由を,背理法で“簡単に”理解で
きる,とおっしゃったのはABOFANさんで,私はそのとお
り“簡単に”説明してください,とお願いしています。

ベルヌーイ試行についても前メールで,
> 有限の母集団から無限のサンプリングをするのにサイコロをど
> のように使うのか,私がメール39に書いた程度の概略で結構
> ですから示していただけますか?
のように,簡単な説明をお願いしています。

にもかかわらず「詳細な説明をしようとは思いません」とまる
でトンチンカンな理由で説明拒否なさるのは,ABOFANさ
んの主張が間違い(あるいは勘違い)だから誤魔化していると
いうことなのではありませんか?
勘違いでも誤魔化しでもないのであればご説明願います。

--------------------------------------------------------
(「ランダムサンプリングは必要ですか?」について)
> > #私はどれも一応ひととおり調べたうえでお尋ねしていますの
> > で,「ベルヌーイ試行」も「無限の定義」も失礼ながらABO
> > FANさんがご自分の間違いを誤魔化しているという不誠実な
> > 匂いが濃厚ですよ。ホント失礼。

>  よろしければ、私に質問するだけではなく、ご自分で調べた
> 結果なり根拠なりを示していただけますか?

私が調べた結果,ABOFANさんのおっしゃることが間違い
だと思われるので失礼ながら確認しているわけです。
「ベルヌーイ試行」と「無限の定義」については,どちらもメ
ール39に調べた結果なり根拠なりをちゃんと示していますが,
お読みになっていないんでしょうか?

ここでも質問を再度書いておきます。
「ベルヌーイ試行」と「無限の定義」について,ABOFAN
さんの見解は間違っていると思いますので(詳細はメール39)
説明なり根拠の提示なりをお願いできますか?

くどいようですが「既に回答しています」などと誤魔化される
可能性が大なので念を押しておきましょう。

「ベルヌーイ試行」については「サイコロを使って有限の母集
団から無限のサンプリング」の方法をお尋ねしています。

> ベルヌーイ試行はlim(n→∞)としても構わないはずですが?

といった誤魔化しでなく,できるとおっしゃったサイコロの使
い方を簡単に示してください。
(私はそんなことはできないと考えています。)

「無限の定義」については,数学で「将来確定するが現時点で
は未確定な数量」が「無限」だ,とおっしゃる定義の出典をお
尋ねしています。

> 数学的にはそのとおりです。

だけではABOFANさんの脳内だけの定義じゃないか??と
言いたくなります(失礼)。
私は調べた上での数学的定義を示していますので(メール39)
主張なさる定義について根拠の説明をお願いします。

--------------------------------------------------------
(【ちょっと蛇足】について)
私が指摘した趣旨である「JさんはABOFANさんの科学性・
論理性を具体的に根本的に否定しているんですから。」の部分
には一切コメントなさっていない,ということを回答の趣旨と
して受けとっておきます。
これはある意味とっても誠実な回答ですね,ありがとうござい
ました。

またまた長文のメールありがとうございます。回答と掲載が遅れて申し訳ありません。

> メール31も40もどちらも間違いではないと考えていますの
> でご心配なく。
> 上にも書きましたが,両者の意味がどのように違い,なぜその
> ために辞典に関する質問に回答できないのかご説明ください。

 再三書いているつもりなのですが…。理解していただけないようなので、しつこいようですがもう一度説明します。メール(その31)では、

> 「私が書いてもいないことをA BOFANさんが実際に読んだ!」とい
> う,ホントに摩訶不思 議な怪奇現象が原因なんですけどね(^^)。

 私はこの「摩訶不思議な怪奇現象」は体験していません。また、体験しようがしまいが、怪奇現象があった(なかった)ことを大型さんに証明することは不可能です。従って、この部分については、「摩訶不思議な怪奇現象が原因」ということであれば、私は「そんなことはなかった」と否定するしかありません。原因となるものがないのだから、結果も「ない」としか答えようがありません。よろしいですか?

 しかし、大型さんは絶対に「摩訶不思議な怪奇現象」はあった、と言っているように感じました。

 ここまではよろしいですか?

> ところで,私から「怪奇現象の証明」を要求しているように受
> けとれる部分,を示していただけませんが,そのような部分は
> ない,ということでよろしいですか?

 大型さんが「怪奇現象の証明」を要求しているのではなく、「怪奇現象はあった」と断定しているということです。

 従って、「摩訶不思議な怪奇現象が原因」ということであれば、私は「そんなことはなかった」と否定するしかありません。

> ということは,私が科学的測定としてクリヤすべきと考えてい
> る「客観性・再現性」は(少なくとも)YG性格検査にはない,
> ということでよろしいですか?

 心理学なんて勉強していないが、もともと心理学なんて怪しげな学問だから「客観性・再現性」は(少なくとも)YG性格検査にはない、という意味だろうと推測します。違いますか?

 もしそうだというなら、これは科学的態度とは言えないと思いますがどうでしょうか?

 怪しかろうが何だろうが、まず対象を観察するのが科学の基本だと思います。オカルトだから、というように頭ごなしに否定するのなら、それはもはや科学ではありません。

 いや、違うというなら、ぜひ心理学の入門書を読んでいただくことをお願いします。

 あるいは既に読んでいるということなら、その入門書に基づいて質問していただければお答えするつもりです。

 よろしくお願いします。

>> > 定」の部分には科学に求められるはずの「基準があいまいでは
>> > ダメなはずです」を適用しないのはなぜですか?”についての
>> > 背理法?での証明のほうは楽しみに待っているのですが・・・。
>> > (簡単に説明できるんですよね,ハイリホーで。)

>>  私に質問するまでもなく単純な話だと思いますが…。

>私にとっては聞くまでもないことでは全くありませんので簡単
>にご説明をお願いします。
>これだけ焦らされるといやがうえにも期待が高まりますね(^^)。

 答えようと思ったのですが、今は止めておきます。
 心理学の入門書を読んでいただければお答えしますが、たぶん読む気もないのでしょうし、それではあまり意味もないかなと…。

 また、論争のテクニックとしても、メール31と40の問題が片付いてから回答することにします。

> 基準があいまいでもOKな理由を,背理法で“簡単に”理解で
> きる,とおっしゃったのはABOFANさんで,私はそのとお
> り“簡単に”説明してください,とお願いしています。

 前述のとおりです。

>ベルヌーイ試行についても前メールで,
>> 有限の母集団から無限のサンプリングをするのにサイコロをど
>> のように使うのか,私がメール39に書いた程度の概略で結構
>> ですから示していただけますか?
>のように,簡単な説明をお願いしています。

>にもかかわらず「詳細な説明をしようとは思いません」とまる
>でトンチンカンな理由で説明拒否なさるのは,ABOFANさ
>んの主張が間違い(あるいは勘違い)だから誤魔化していると
>いうことなのではありませんか?
>勘違いでも誤魔化しでもないのであればご説明願います。

 答えてもいいのですが、メール31と40の件が片付いてからにしようと思います。
 なお、内容については、ruruさんのページを読んでいただければ、ある程度おわかりかと思います。

 と言うことで、大変申し訳ありませんが、今回はメール31と40の件だけについて回答しました。

 どうかご了承ください。m(._.)m

メール(その44) H17.12.11 19:09

No.1035 (その43)の大型です。

2ヵ月も音沙汰なしだったので,もうメールの掲載をしていた
だけないのかな?と心配していたのですがやっと更新されまし
たね,お返事ありがとうございます。

--------------------------------------------------------
(念のために)
この件の発端となった「[血液型と性格]の謎を推理する」の
【追記】はもう修正されていますし,遥か記憶の彼方になって
いるかも知れませんので,思い違いのないよう念のためにメー
ル(18)に対するお返事から該当部分を記しておきます。
私が「そんな質問などしていない」と異議をとなえた発端の部
分です。
********************************************************
> なお、そのページには次のとおり補足説明を加えました。
>【H17.6.4 追記】
> 大型さんから、「ランダムサンプリング」をするとほとん
>どの場合は差が出ないのは、科学的におかしいのではないか
>という質問がありましたので、誤解のないよう補足しておき
>ます。
********************************************************

では本題。
--------------------------------------------------------
(やっぱり「国語の時間」は続きますね)
>> 「私が書いてもいないことをABOFANさんが実際に読んだ!」とい
>> う,ホントに摩訶不思議な怪奇現象が原因なんですけどね(^^)。

> 私はこの「摩訶不思議な怪奇現象」は体験していません。ま
>た、体験しようがしまいが、怪奇現象があった(なかった)こ
>とを大型さんに証明することは不可能です。従って、この部分
>については、「摩訶不思議な怪奇現象が原因」ということであ
>れば、私は「そんなことはなかった」と否定するしかありませ
>ん。原因となるものがないのだから、結果も「ない」としか答
>えようがありません。よろしいですか?

全然よろしくありません(^^)
失礼な言い方になりますが,ABOFANさんは「文脈をとら
える・主旨を掴む」って基本的なことに無頓着じゃありません
か?
(まぁ基本を守ってたら言葉尻をとらえて屁理屈をこねる,な
んてことできませんからABOFANさんの存在が危うくなり
ますね。これまた失礼。)

『「私が書いてもいないことをABOFANさんが実際に読ん
だ!」という,ホントに摩訶不思議な怪奇現象が原因』
これは「原因」について,「事象」と「その事象に対するコメ
ント」を併記しているわけですよ。
「私が書いてもいないことをABOFANさんが実際に読んだ」
の部分が原因となる「事象」で,「ホントに摩訶不思議な怪奇
現象」が「その事象に対するコメント」にあたるわけです。
ABOFANさんがナゼか疑問に感じており,そのためにお調
べになった国語辞典名をお答えいただけない「私が考えている
この件の原因に確信があるのかどうか」について言えば,AB
OFANさんの【追記】にあった言葉「・・・質問がありまし
たので」を言葉どおりに受けとる,という前提において確信が
あります。
「質問がありました」というのは,「私が質問を書き」「それ
をABOFANさんが読んだ」という事象が共になければ成り
立ちませんから。

もっとも,常識的に考えると「書いてもいないことを読む」と
いうのはヘンですから,原因についてのやりとりのなかで時に
「言葉どおりに受けとるとすればそう考えるしかない」といっ
たニュアンスの書き方にもなるわけです。
ABOFANさんの言葉どおりに受けとって「・・・が原因だ」
という表現になったり,いやいや常識では信じられないんだけ
れどもやっぱり「・・・が原因だと考えられる」という表現に
なったり,ということですね。

何れにしても,主旨は「私が書いてもいないことをABOFA
Nさんが読んだ」という(私にとって驚くべき)ことです。
これで,メール31と40の件(ABOFANさんがついたウ
ソの原因)についての私の考えと表現についてご理解いただけ
たでしょうか。

もちろん「原因」についての「私の(感じた確固たる)コメン
ト」であるところの「摩訶不思議な怪奇現象」をABOFAN
さんが否定なさるのは全然構いませんよ。不思議に思う思わな
いは感性・感覚の問題ですから。
でも,私が示した肝心の部分である,原因としての「事象」に
触れていないのはナゼなんでしょう??
ABOFANさんが「私が示した主旨に触れるのは不利だから
枝葉のコメント部分にイチャモンをつけて誤魔化そうとしてい
る」ように読めてしまいますねぇ(失礼)
私が示した,原因としての「事象=書いてもいないことを読ん
だ」がもし間違いなのであればコメント部分の表現なんかにイ
チャモンをつけずに事象自体を否定すれば良さそうなものです
が・・・。

> 原因となるものがないのだから、結果も「ない」としか答
>えようがありません。よろしいですか?

肝心の主旨「書いてもいないことを読んだ」って部分を外して
おいて,「原因となるものがない」なんてねぇ。
また,ここでいう「結果」というのは何を指すんでしょう?
ナナメ読みすると何となく反論できているようにもみえる至極
絶妙な誤魔化しかたで感心してしまいました(^^)

メール(31)あたりのやりとりの主旨からすると,その「結
果」というのは「ABOFANさんが事実とは異なることを書
いた」ことを指しているように読めますが??
ABOFANさんまさかこれを否定なさるんですか??
私の読み方がもし間違っているのであれば,ABOFANさん
が「ない」とおっしゃった「結果」が何を指しているのか教え
てください。

> と言うことで、大変申し訳ありませんが、今回はメール31
>と40の件だけについて回答しました。

ということですので,とりあえずこの件をすっきり片付けまし
ょう。
私が事象として示したこと,
「私が書いてもいないことをABOFANさんが実際に読んだ」
これをABOFANさんは否定なさるわけですか?
それともこれを事実として認めますか?

--------------------------------------------------------
(ちょっと溜息まじりのひとりごと)
「ぜひ心理学の入門書を読んでいただくことをお願いします。」
「あるいは既に読んでいるということなら、その入門書に基づ
いて質問していただければお答えするつもりです。」
なんて言われてもねぇ・・・。
私なりに基本的な部分は勉強しているつもりなんだけど,専門
家に「何もわかっていない」などとナイスな評価を受けている
ABOFANさんに心理学の入門書に基づいた質問をして得ら
れるものがあるんだろうか??

大変お待たせしました。

> 何れにしても,主旨は「私が書いてもいないことをABOFA
> Nさんが読んだ」という(私にとって驚くべき)ことです。
> これで,メール31と40の件(ABOFANさんがついたウ
> ソの原因)についての私の考えと表現についてご理解いただけ
> たでしょうか。

 はい、「ウソ」の部分を除いて同感です(笑)。

#なお、「ウソ」の部分は大型さん自ら撤回されていると判断させていただきます。

>> 原因となるものがないのだから、結果も「ない」としか答
>>えようがありません。よろしいですか?

> 肝心の主旨「書いてもいないことを読んだ」って部分を外して
> おいて,「原因となるものがない」なんてねぇ。
> また,ここでいう「結果」というのは何を指すんでしょう?
> ナナメ読みすると何となく反論できているようにもみえる至極
> 絶妙な誤魔化しかたで感心してしまいました(^^)

 論理的、字句通りに解釈してはいけないのでしょうか?

> 私が事象として示したこと,
> 「私が書いてもいないことをABOFANさんが実際に読んだ」
> これをABOFANさんは否定なさるわけですか?
> それともこれを事実として認めますか?

 論理的、字句通りに解釈した結果は前回のメールに書いたとおりです。

#いや、そうではない、かくかくしかじかに訂正するということなら、その限りではありません。

> -------------------------------------------------------
> (ちょっと溜息まじりのひとりごと)
> 「ぜひ心理学の入門書を読んでいただくことをお願いします。」
> 「あるいは既に読んでいるということなら、その入門書に基づ
> いて質問していただければお答えするつもりです。」
> なんて言われてもねぇ・・・。
> 私なりに基本的な部分は勉強しているつもりなんだけど,専門
> 家に「何もわかっていない」などとナイスな評価を受けている
> ABOFANさんに心理学の入門書に基づいた質問をして得ら
> れるものがあるんだろうか??

 専門家のいうことを頭から信じるなら、大型さんのメールを掲載するだけでいいはずで、私の反論は不要と思います。(笑)

#あるいは、大型さんもNo.10xxさんのように心理学者(それとも医師?)なのかもしれませんね。(^^;;

 失礼しました。

メール(その45) H18.1.28 18:08

No.1035 (その44)の大型です。

メールの掲載もままならないほどお忙しいようでお疲れさまで
す。(最近はそうでもないのかな?)
それはそうと,ABOFANさんのお返事が,私にははぐらか
しのように読めてしまうのは質問の意味がうまく伝わらなかっ
たせいでしょうか。
国語辞典の出番がないように,もう少し分かりやすい質問にし
てみますね。

(メール42へのお返事から)
>  私はこの「摩訶不思議な怪奇現象」は体験していません。
>また、体験しようがしまいが、怪奇現象があった(なかった)
>ことを大型さんに証明することは不可能です。従って、この部
>分については、「摩訶不思議な怪奇現象が原因」ということで
>あれば、私は「そんなことはなかった」と否定するしかありま
>せん。原因となるものがないのだから、結果も「ない」としか
>答えようがありません。よろしいですか?

ABOFANさんが「摩訶不思議な怪奇現象」だと感じていな
いのはよく分かりました。
タイムトラベルができるABOFANさんですから少々のこと
ではちっとも不思議だと思わないんでしょう。
とりあえずここでは2点質問。
(保留してある件にすすむため具体的・明確なお返事をお願い
します。「すでに回答ずみ」なんてゴマカシは無しですよ。)

(質問1)
“「ランダムサンプリング」をするとほとんどの場合は差が出
ないのは、科学的におかしいのではないか”という質問をAB
OFANさんは実際に読んだのですか?
(YESでしたら私のメールの具体的箇所を示してください。)

(質問2)
“原因となるものがないのだから、結果も「ない」”とここで
おっしゃる“結果”とは何を指しているのですか?
(具体的に示してくださいね。)

つづいて今回のお返事について。
> #なお、「ウソ」の部分は大型さん自ら撤回されていると
>判断させていただきます。

(質問3)
私は国語辞典の字義どおりだと言っています。決して「ウソ」
を撤回などしていないのですが,ABOFANさんが撤回した
と判断した根拠は何ですか?
(具体的な箇所を示してくださいね。)

ひとりごとの部分にもコメントをいただいたので。
> > 私なりに基本的な部分は勉強しているつもりなんだけど,専門
> > 家に「何もわかっていない」などとナイスな評価を受けている
> > ABOFANさんに心理学の入門書に基づいた質問をして得ら
> > れるものがあるんだろうか??

>  専門家のいうことを頭から信じるなら、大型さんのメール
> を掲載するだけでいいはずで、私の反論は不要と思います。
> (笑)

お送りしたメールを掲載するときに,単に掲載するだけにせず
ABOFANさんの反論をくっつけているのは,ABOFAN
さんが専門家のいうことを信じていないから(そのまま掲載す
ると専門家の見方どおりになっちゃう),という素直な解釈で
いいのかな?(まぁそれならそれで結構ですが。)

もひとつ。
「科学」の標榜をやめる手もありますよってNo.1175にゃんさん
から提案されていますね。
私からもとうの昔メール(10)あたりで「科学の看板下ろし
たらどうか」とお勧めしてるんですよね。
それから延々とレベルが高いのか低いのかビミョーな(^^)やり
とりをしていると。
(ところで,なぜかNo.1175は2つありますね。)

ついでに。
No.1175にゃんさんへのお返事にこうあります。
>  読めばおわかりのように、Jさんの意見は非常に抽象的で
> す。それ自体は悪いことではないし、Jさんの言うことが間
> 違っているとも言えません。

>  しかし、私の論理が間違っているというなら、個別具体的
> に指摘すればいいのであって、それをしない(?)というこ
> とは、逆にJさんが反論できないことを自ら証明しているこ
> とになりませんか?

ABOFANさんの見解としては「Jさんの指摘は個別具体的
でなく抽象的なために反論になっていない」ということでしょ
うか??
「読めばおわかりのように」ってアナタそんなおわかり方をす
る人はABOFANさん以外に居るんでしょうか?

例えば「風のうわさで小耳に挟んだところによると血液型肯定
派は○○○という立場らしいが云々」あるいは「HPの行間か
らそこはかとなく感じられるイメージからすると云々」などと
ワケワカランことをABOFANさんに対して(仮にですよ)
指摘したとすると,それは事実に基づく具体的なものじゃあり
ませんからABOFANさんが返事できなくてもそれは無理な
いでしょう。
でも,Jさんの指摘は,他でもない「ABOFANさんのこの
HP」に公開されている,イメージなどではない「具体的な掲
載事項」に対してのものですよ?
個別具体的に「この部分の方法論が間違っている」「この部分
の考え方が間違っている」と指摘しているわけです。
Jさんの指摘はこの通りどう読んでも具体的です。
http://www010.upp.so-net.ne.jp/abofan/no1049.htm
どこが抽象的なんですか??

ひょっとして「データ(いじり)原理主義者」のABOFAN
さんは(失礼),データによる指摘以外は正当な指摘だとは認
め(たく)ない!って主義なのかな?
だとするとそれは非常にズルイと思うなぁ。科学の看板下ろし
たなら別ですが。

大変お待たせしました。

> ABOFANさんが「摩訶不思議な怪奇現象」だと感じていな
> いのはよく分かりました。

 ありがとうございます。

> タイムトラベルができるABOFANさんですから少々のこと
> ではちっとも不思議だと思わないんでしょう。

 これはジョークで言っていると解釈させていただきます。(笑)

> (保留してある件にすすむため具体的・明確なお返事をお願い
> します。「すでに回答ずみ」なんてゴマカシは無しですよ。)

 すでに解決済みだと思うのですが…。随分こだわっているのですね。

> (質問1)
> “「ランダムサンプリング」をするとほとんどの場合は差が出
> ないのは、科学的におかしいのではないか”という質問をAB
> OFANさんは実際に読んだのですか?
> (YESでしたら私のメールの具体的箇所を示してください。)

 以前に回答したとおりです。これ以上は、大型さんが「摩訶不思議な怪奇現象」があったかどうか判断してもらわないと不可能です。それが書いてないので回答しようがありません。

> (質問2)
> “原因となるものがないのだから、結果も「ない」”とここで
> おっしゃる“結果”とは何を指しているのですか?
> (具体的に示してくださいね。)

 質問1と同じです。

> (質問3)
> 私は国語辞典の字義どおりだと言っています。決して「ウソ」
> を撤回などしていないのですが,ABOFANさんが撤回した
> と判断した根拠は何ですか?
>(具体的な箇所を示してくださいね。)

 言い換えはダメという時点で(実質的に)撤回したと判断しました。
 大型さんがどう感じているかどうかはともかく、私はそう判断しているというのは、以前にもそう書いてあるはずですが。

> お送りしたメールを掲載するときに,単に掲載するだけにせず
> ABOFANさんの反論をくっつけているのは,ABOFAN
> さんが専門家のいうことを信じていないから(そのまま掲載す
> ると専門家の見方どおりになっちゃう),という素直な解釈で
> いいのかな?(まぁそれならそれで結構ですが。)

 たぶん、大型さんから反論を要求されているからじゃないですか。(笑)

> もひとつ。
> 「科学」の標榜をやめる手もありますよってNo.1175にゃんさん
> から提案されていますね。
> 私からもとうの昔メール(10)あたりで「科学の看板下ろし
> たらどうか」とお勧めしてるんですよね。
> それから延々とレベルが高いのか低いのかビミョーな(^^)やり
> とりをしていると。

 そんなに私に“科学”の看板を掲げられると都合が悪いのでしょうか?
 ABOFANって、そんなに影響力があるということなのでしょうか。(笑)

> (ところで,なぜかNo.1175は2つありますね。)

 申し訳ありません。私のミスです。m(._.)m
 番号を付け替えました。

> ABOFANさんの見解としては「Jさんの指摘は個別具体的
> でなく抽象的なために反論になっていない」ということでしょ
> うか??
> 「読めばおわかりのように」ってアナタそんなおわかり方をす
> る人はABOFANさん以外に居るんでしょうか?

 私はいると思いますが、他の人のメールが来ないので、本当にそうかどうかは現時点ではわかりません。

> 例えば「風のうわさで小耳に挟んだところによると血液型肯定
> 派は○○○という立場らしいが云々」あるいは「HPの行間か
> らそこはかとなく感じられるイメージからすると云々」などと
> ワケワカランことをABOFANさんに対して(仮にですよ)
> 指摘したとすると,それは事実に基づく具体的なものじゃあり
> ませんからABOFANさんが返事できなくてもそれは無理な
> いでしょう。

 それは、ケース・バイ・ケースです。返事ができる場合とできない場合があります。

> でも,Jさんの指摘は,他でもない「ABOFANさんのこの
> HP」に公開されている,イメージなどではない「具体的な掲
> 載事項」に対してのものですよ?
> 個別具体的に「この部分の方法論が間違っている」「この部分
> の考え方が間違っている」と指摘しているわけです。
> Jさんの指摘はこの通りどう読んでも具体的です。
> http://www010.upp.so-net.ne.jp/abofan/no1049.htm
> どこが抽象的なんですか??

 例えば、最初のメールでは、「どんな現象を性格ととらえ、具体的にはどのように計測したものを性格とするのかが抜けている」とあります。これは、判断基準・論理構成を読めばわかるとおり、基本的に性格心理学のものを使っています。また、「何者を対象に、どのような事を調べると、回答率の差が10〜20%出るのかという必要不可欠な要素が抜けてますよ。」とのことですが、これはデータが示してあります。他も同じ調子です。

 反論をするぐらいなら、せめてJさんにそのぐらいはよく読んでいただきたいと思います。

> ひょっとして「データ(いじり)原理主義者」のABOFAN
> さんは(失礼),データによる指摘以外は正当な指摘だとは認
> め(たく)ない!って主義なのかな?
> だとするとそれは非常にズルイと思うなぁ。科学の看板下ろし
> たなら別ですが。

 私は、データがいじれない(?)から、「どんな現象を性格ととらえ…」と反論(?)するしかないのかなあ、と推測しています。
 しかし、それなら私に有利になるだけですが…本当はどうなのでしょうか?

メール(その46) H18.1.29 20:53

No.1035 (その45)の大型です。

なかなか進展しないんで肝心の話に戻れませんねぇ(^^)。

> > タイムトラベルができるABOFANさんですから少々のこと
> > ではちっとも不思議だと思わないんでしょう。

>  これはジョークで言っていると解釈させていただきます。
> (笑)

決してジョークではありませんよ(キッパリ!)。
メール(36)での(ABOFANさんの要求にこたえるには
実際に行って確認する必要があるが)タイムトラベルができる
のか?という私の問いに対して,ABOFANさんは誇らしげ
にこう回答しています。

>  まだ私しかできませんから、大型さんには無理かもしれま
> せん(笑)。

タイムトラベルができるっていうのもウソだったんですか!?

さて,何をどう勘違いされているのか,私の質問に対して具体
的なお返事がまだのようです。

再掲(質問1)
> > “「ランダムサンプリング」をするとほとんどの場合は差が出
> > ないのは、科学的におかしいのではないか”という質問をAB
> > OFANさんは実際に読んだのですか?
> > (YESでしたら私のメールの具体的箇所を示してください。)

>  以前に回答したとおりです。これ以上は、大型さんが「摩
> 訶不思議な怪奇現象」があったかどうか判断してもらわない
> と不可能です。それが書いてないので回答しようがありませ
> ん。

この質問の文面に書いてあるとおり読んでください。
どこにも「以前の回答(?)“以上の”答えを」なんて書いて
いませんし求めてなどいません。
この質問は,具体的に書いているこの文字列を読みましたか?
という単純な問いなのですから,解釈も判断要素もありません。
単なる事実関係の確認ですから,実際に読んだかどうかをお答
えください。

再掲(質問2)
> > “原因となるものがないのだから、結果も「ない」”とここで
> > おっしゃる“結果”とは何を指しているのですか?
> > (具体的に示してくださいね。)

>  質問1と同じです。

質問1と同じ?
回答しようがない,という意味でしょうか??まさか!
ABOFANさんがおっしゃったご自身の言葉が示しているも
のですよ。
この質問にも判断要素はありません。
原因のありなしについて尋ねているのではなく,単純に“結果”
とは何を指しているんですか?と聞いているだけですから。
ご自身が分からないはずはないでしょう?
忘れたのでしたらメールを読み返して思い出してください。
もしかすると思わず出てしまった無意味な脊髄反論だったのか
も知れませんね。
“結果”が指すものを答えられないようでしたら撤回してくだ
さい。

再掲(質問3)
> > 私は国語辞典の字義どおりだと言っています。決して「ウソ」
> > を撤回などしていないのですが,ABOFANさんが撤回した
> > と判断した根拠は何ですか?
> >(具体的な箇所を示してくださいね。)

>  言い換えはダメという時点で(実質的に)撤回したと判断
> しました。
>  大型さんがどう感じているかどうかはともかく、私はそう
> 判断しているというのは、以前にもそう書いてあるはずです
> が。

確かに私は,特定の場面で使った「ウソ」という言葉を,例え
ば「事実とはちがうこと」などに言い換えることには問題があ
るとくり返し言っていました。
ですが,さんざん説明してもABOFANさんが納得してくれ
ないものですから,根負けしてこうお返事しています。

(メール40)
> >  はい、では問題があっても言い換えは可能、と判断させ
> > ていただきます。

> はい,もう面倒なのでそう判断していただいて結構です。

やりとりのすえ結局“言い換えは可能”ということになってい
ますからABOFANさんの判断根拠は勘違いですね。
「私がウソを撤回した」という判断は撤回しますか?
それとも,もし他に根拠があれば示してください。

ついでに(^^)。
>  そんなに私に“科学”の看板を掲げられると都合が悪いの
> でしょうか?
>  ABOFANって、そんなに影響力があるということなの
> でしょうか。(笑)

そうではなくて「科学の看板」の件はいわばお節介ですね。
間違ってますよってことです。でも迷惑じゃないはずですよね。
ABOFANさんご自身がこんなふうに宣言してますから。
(ABOUTページ)
> 私が不勉強のため、間違い等も多数あるかと思います。
> ここが間違っているよ、あそこが違うよと感じた方は、ご
> 意見・ご質問を私へお寄せください。もちろん、反論も大
> 歓迎です。

それからJさんの件も。
> > ABOFANさんの見解としては「Jさんの指摘は個別具体的
> > でなく抽象的なために反論になっていない」ということでしょ
> > うか??
> > 「読めばおわかりのように」ってアナタそんなおわかり方をす
> > る人はABOFANさん以外に居るんでしょうか?

>  私はいると思いますが、他の人のメールが来ないので、本
> 当にそうかどうかは現時点ではわかりません。

メールを読む限り,Jさんについて言及したかたは(ABOF
ANさん以外)みな「具体的で真っ当な指摘である」という見
解のようですよ。

>  私は、データがいじれない(?)から、「どんな現象を性
> 格ととらえ…」と反論(?)するしかないのかなあ、と推測
> しています。

ABOFANさんはデータいじり(だけ?)がお好きなんでし
ょうが,その評価以前に肝心な“いじりかた”=科学的方法論
が間違ってますよってことなんですけどね。

今回も素早いご返事をありがとうございます。

> この質問は,具体的に書いているこの文字列を読みましたか?
> という単純な問いなのですから,解釈も判断要素もありません。
> 単なる事実関係の確認ですから,実際に読んだかどうかをお答
> えください。

 ???
 だから、怪奇現象があったかどうか答えていただかないと、私は回答しようがないということなのですが…。

> 原因のありなしについて尋ねているのではなく,単純に“結果”
> とは何を指しているんですか?と聞いているだけですから。
> ご自身が分からないはずはないでしょう?

 上に書いたとおりです。大型さんに怪奇現象があったかどうか答えていただかないと…。

> ですが,さんざん説明してもABOFANさんが納得してくれ
> ないものですから,根負けしてこうお返事しています。

 ??? 納得するしないの話ではないと思うのですが…。

> (メール40)
>> >  はい、では問題があっても言い換えは可能、と判断させ
>> > ていただきます。

>> はい,もう面倒なのでそう判断していただいて結構です。

> やりとりのすえ結局“言い換えは可能”ということになってい
> ますからABOFANさんの判断根拠は勘違いですね。
> 「私がウソを撤回した」という判断は撤回しますか?
> それとも,もし他に根拠があれば示してください。

 では、再度確認させてください。
 言い換えは可能なのでしょうか?
 つまり、「もう面倒なのでそう判断していただいて結構です」とは「私[大型さん]がウソを撤回した」と同じ意味なのですか?

> ABOFANさんご自身がこんなふうに宣言してますから。
> (ABOUTページ)
> > 私が不勉強のため、間違い等も多数あるかと思います。
> > ここが間違っているよ、あそこが違うよと感じた方は、ご
> > 意見・ご質問を私へお寄せください。もちろん、反論も大
> > 歓迎です。

 まさしく、おっしゃるとおりです。(笑)

> メールを読む限り,Jさんについて言及したかたは(ABOF
> ANさん以外)みな「具体的で真っ当な指摘である」という見
> 解のようですよ。

 それなら、ほとんどの心理学者は黙ってしまった(?)から、私が正しいことになってしまいます。(笑)

> ABOFANさんはデータいじり(だけ?)がお好きなんでし
> ょうが,その評価以前に肝心な“いじりかた”=科学的方法論
> が間違ってますよってことなんですけどね。

 他の人には、反論できないからだと判断される可能性もありますよね…。いいのかなぁ?

 失礼しました。

メール(その47) H18.2.2 22:08

No.1035 (その46)の大型です。

素早いお返事をありがとうございます。

> > この質問は,具体的に書いているこの文字列を読みましたか?
> > という単純な問いなのですから,解釈も判断要素もありません。
> > 単なる事実関係の確認ですから,実際に読んだかどうかをお答
> > えください。

>  ???
>  だから、怪奇現象があったかどうか答えていただかないと、
> 私は回答しようがないということなのですが…。

失礼しました,私の意図を示しておけばよかったですね。

私が言う「怪奇現象」って評価は,あくまでも「ABOFAN
さんが「質問を読んだ」ってことを前提にしています。
私はメール44で,怪奇現象とする前提をこう書いています。

> ABOFANさんがナゼか疑問に感じており,そのためにお調
> べになった国語辞典名をお答えいただけない「私が考えている
> この件の原因に確信があるのかどうか」について言えば,AB
> OFANさんの【追記】にあった言葉「・・・質問がありまし
> たので」を言葉どおりに受けとる,という前提において確信が
> あります。

こんなこと説明するまでもありませんが,読んだのであれば
「怪奇現象」だ,と評したわけです。
ですから,「はっきりしろ」とおっしゃるなら,ABOFAN
さんが質問を読んだのかどうか,という事実関係を先にはっき
りしていただかなければ「怪奇現象」なのかどうかは決まりま
せん。
もちろん,もし「質問を読んでいない」というのであれば「怪
奇現象」だと評したことを謹んで撤回いたします。

ABOFANさんが,件の質問を
 読んだ → “怪奇現象”は「撤回しません」
 読んでいない → “怪奇現象”を「撤回します」
このように自動的に一意に決まります。

くどいようですが,読んだのかどうか事実関係を教えていただ
かないことには「怪奇現象」だと評価したことが妥当なのかを
決められない,ということです。よろしいでしょうか。

これで保留になっている質問にお答えいただけますよね?
念のために質問を再度書いておきます。

(質問1)
“「ランダムサンプリング」をするとほとんどの場合は差が出
ないのは、科学的におかしいのではないか”という質問をAB
OFANさんは実際に読んだのですか?
(YESでしたら私のメールの具体的箇所を示してください。)

(質問2)
“原因となるものがないのだから、結果も「ない」”とここで
おっしゃる“結果”とは何を指しているのですか?
(具体的に示してくださいね。)

(質問3)
私は国語辞典の字義どおりだと言っています。決して「ウソ」
を撤回などしていないのですが,ABOFANさんが撤回した
と判断した根拠は何ですか?
(具体的な箇所を示してくださいね。)

今回のお返事について続けます。

>  では、再度確認させてください。
>  言い換えは可能なのでしょうか?
>  つまり、「もう面倒なのでそう判断していただいて結構
> です」とは「私[大型さん]がウソを撤回した」と同じ意
> 味なのですか?

はい,言い換えは可能です。
“つまり”の後の部分は???質問の意味が不明です。

「もう面倒なのでそう判断していただいて結構です」と,私は
言いました。
「私[大型さん]がウソを撤回した」という事実はありません。

意味の無い自明な質問に思えますが,後半部の答えは「同じ意
味なワケがありません」です。

それから,意識的にかどうか分かりませんが,タイムトラベル
の部分にはコメントがありませんね。

> >  まだ私しかできませんから、大型さんには無理かもしれま
> > せん(笑)。

> タイムトラベルができるっていうのもウソだったんですか!?

そのときの議論のポイント部分(私が答えられるかどうか)だっ
たのに「タイムトラベルできる」ってウソなんですか?

大変お待たせしました。

> 私が言う「怪奇現象」って評価は,あくまでも「ABOFAN
> さんが「質問を読んだ」ってことを前提にしています。
> 私はメール44で,怪奇現象とする前提をこう書いています。

>> ABOFANさんがナゼか疑問に感じており,そのためにお調
>> べになった国語辞典名をお答えいただけない「私が考えている
>> この件の原因に確信があるのかどうか」について言えば,AB
>> OFANさんの【追記】にあった言葉「・・・質問がありまし
>> たので」を言葉どおりに受けとる,という前提において確信が
>> あります。

> こんなこと説明するまでもありませんが,読んだのであれば
> 「怪奇現象」だ,と評したわけです。

 しかし、メール(その41)に戻ると、

> “摩訶不思議な怪奇現象”は,私が書いていない質問をABO
> FANさんが読んだ,という事象に対する私なりの原因推理で
> あって,「・・が原因だと考えられる」と書いているとおり,

 つまり、以前の大型さんは“摩訶不思議な怪奇現象”は“ウソ”の「原因」と言っているのであって、「読んだのであれば『怪奇現象』」とは読み取れませんでした。前言(メール41)を撤回するということでしょうか?

 申し訳ありませんが、回答する前にちょっと確認したく。

メール(その48) H18.4.5 12:30

No.1035 (その47)の大型です。

お返事ありがとうございます。

私のメールがときに矛盾しているように受け取られるのは表現
があいまいで厳密さが足りないからでしょうか。
それなりに考えて書いているつもりなんですが,やはりどこか
落ちがあるようです。
誤解のおそれがないように書くというのは思いのほか難しいも
のですね。
さて,問題のメール41について説明してみます。

> > こんなこと説明するまでもありませんが,読んだのであれば
> > 「怪奇現象」だ,と評したわけです。

>  しかし、メール(その41)に戻ると、

> > “摩訶不思議な怪奇現象”は,私が書いていない質問をABO
> > FANさんが読んだ,という事象に対する私なりの原因推理で
> > あって,「・・が原因だと考えられる」と書いているとおり,

>  つまり、以前の大型さんは“摩訶不思議な怪奇現象”は
> “ウソ”の「原因」と言っているのであって、「読んだの
> であれば『怪奇現象』」とは読み取れませんでした。前言
> (メール41)を撤回するということでしょうか?

文脈をとらえるまでもなく,上記引用部分には,“ABOFA
Nさんが読んだ,という事象に対する”と書いています。
言及する対象をはっきり「読んだという事象」としていますか
ら,すなわち“「読んだのであれば」という前提である”と読
み取れるはずなのですがいかがでしょう?
少なくとも「読んだことを前提としない=読んでいないとして
もそう考える」という意味には解釈できないと思います。

また,ABOFANさんは,“・・・と書いているとおり,”
で引用を切っていますが,メール原文ではそのあとに,“AB
OFANさんに同意を求めている事柄ではありませんし,まし
てや証明を求めてなどいません。”と続いています。
文脈からみて,“読んだ”ことを前提にした,原因についての
私の“主観・感想”であることは容易に読み取れると思われま
すがいかがでしょうか?

以上の説明で,引用文は「“原因は怪奇現象なんだ”という主
張」が主旨なのではなく,「“読んだのであれば怪奇現象”と
いう見解の披露」だ,ということを理解いただけますか?
できればそのように読み取ってください。

もし,この説明でも納得いただけないのであれば,メール41
の部分を以下のように訂正します。

--------------------------------------------------------
(メール41部分訂正前)
“摩訶不思議な怪奇現象”は,私が書いていない質問をABO
FANさんが読んだ,という事象に対する私なりの原因推理で
あって,「・・が原因だと考えられる」と書いているとおり,
ABOFANさんに同意を求めている事柄ではありませんし,
ましてや証明を求めてなどいません。
「どうしても・・・・というなら」なんて,どこから思いつい
たんでしょう。
もしABOFANさんが,件の事象を不思議だと思わないので
あれば,それはそれでまったく構いませんし,どう思ったかを
“証明”する必要など全然ありません。というより,ご自身の
体験についての主観の問題ですから,どう感じるかなんて他人
がとやかく言えることではありませんよね。

(訂正後)
“摩訶不思議な怪奇現象”は,私が書いていない質問をABO
FANさんが読んだ,という事象があったことを前提にしたそ
の事象に対する私の主観的見解であって,「・・が原因だと考
えられる」と書いているとおり,ABOFANさんに同意を求
めている事柄ではありませんし,ましてや証明を求めてなどい
ません。
「どうしても・・・・というなら」なんて,どこから思いつい
たんでしょう。
もしABOFANさんが,件の事象を不思議だと思わないので
あれば,それはそれでまったく構いませんし,どう思ったかを
“証明”する必要など全然ありません。というより,ご自身の
体験についての主観の問題ですから,どう感じるかなんて他人
がとやかく言えることではありませんよね。
--------------------------------------------------------

>  申し訳ありませんが、回答する前にちょっと確認したく。

上の説明・訂正で諒解できたでしょうか?

“怪奇現象”という見解を撤回するかどうかについては,くり
返しになりますが,
 ABOFANさんが,件の質問を
  読んだ →    “怪奇現象”は「撤回しません」
  読んでいない → “怪奇現象”を「撤回します」
このように自動的に一意に決まりますのでそのようにご判断く
ださい。

以上確認できましたら,以下にメール45の質問を再掲します
ので回答よろしくお願いします。

(質問1)
“「ランダムサンプリング」をするとほとんどの場合は差が出
ないのは、科学的におかしいのではないか”という質問をAB
OFANさんは実際に読んだのですか?
(YESでしたら私のメールの具体的箇所を示してください。)

(質問2)
“原因となるものがないのだから、結果も「ない」”とここで
おっしゃる“結果”とは何を指しているのですか?
(具体的に示してくださいね。)

(質問3)
私は国語辞典の字義どおりだと言っています。決して「ウソ」
を撤回などしていないのですが,ABOFANさんが撤回した
と判断した根拠は何ですか?
(具体的な箇所を示してくださいね。)

丁重なご返事ありがとうございます。

 しかし、「怪奇現象」については、私のポリシーとして非常にこだわっている部分ですので、大型さんがそう感じるとすれば心外です。従って、大型さんのポリシーと同様に、外部から見て「怪奇現象」だ、ということなら現時点で回答するつもりはありません。

 大変勝手ではありますが、よろしくお願いいたします。m(._.)m

メール(その49) H18.4.8 10:38

No.1035 (その48)の大型です。

お返事ありがとうございます。

残念ながら私の意図がまだうまく伝わっていないようなので再
度説明します。

>      「怪奇現象」については、私のポリシーとして
> 非常にこだわっている部分ですので、大型さんがそう感じ
> るとすれば心外です。

仮に,私が書いていない質問をABOFANさんが「実際に読
んだ」ということであれば,私が不思議に思うのは至極当然の
感覚で,それをABOFANさんが心外に感じることはないだ
ろうと思われます。
ですから,私が「怪奇現象」だと評したことが心外だ,とおっ
しゃるからには,ABOFANさんは「件の質問を“読んでい
ない”」のは間違いないものと想像できます。
私はくり返し,件の質問をABOFANさんが読んでいないの
であれば「怪奇現象」と評したことを撤回する,と言っている
のはご存知のはずです。

はっきり言いましょう。
私は,挑発的な表現の「怪奇現象」を撤回したいんだけれども,
ABOFANさんに何度お尋ねしても明確に「読んでいない」
とお答えいただけないので撤回できずにいるわけです。

“「ランダムサンプリング」をするとほとんどの場合は差が出
ないのは、科学的におかしいのではないか”という質問をAB
OFANさんは実際に読んだのですか?
お茶目なディスプレイでもない限り,まさかそんなはずはあり
ませんよね。
「読んでいない」と言ってさえいただければ,私は喜んで,そ
して謹んで「怪奇現象」を撤回します。

ABOFANさんのポリシーに反しており,心外に思っている
状況は私にとっても心苦しいので,どうかお答えをもとに「怪
奇現象」の撤回をさせてください。

>           従って、大型さんのポリシーと同様
> に、外部から見て「怪奇現象」だ、ということなら現時点
> で回答するつもりはありません。

ポリシーに反するから,という理由で私が回答自体を拒否した
ことはないつもりですが,その点にはとりあえずこだわらない
でおきましょう。
お返事によると拒否なさる理由は“外部から見て「怪奇現象」
だ、ということなら”とのことです。
次回は,ABOFANさんが「読んでいない」と明言→自動的
に私の「怪奇現象」発言は撤回,という流れですから,これで
回答いただけるはずですね。

追伸:
実は,自分自身で実証してみる必要があると思ったので,先日
YG性格検査を試してみました。
今回実施したのはウイズダムマネジメントという会社のYGテ
ストです。
この脇道から本論に戻ったら,私の実体験をふまえた性格検査
に関する議論もできると思います。

再度丁重なご返事ありがとうございます。

 趣旨はほぼ了解しましたが、今までで懲りていますので、念のため再度確認させていただきます。
 “怪奇現象”の質問は、無条件で撤回ということではないのですね?
 私は、この質問は撤回して、改めて怪奇現象と関係ない質問をするものだと思っていましたので…。

#もちろん、それで質問の内容が変わるわけではない、と理解しています。

 これが確認できたら、メール(その48)の質問の回答に移ろうと思います。
 よろしくお願いします。

メール(その50) H18.4.9 8:14

No.1035 (その49)の大型です。

>  “怪奇現象”の質問は、無条件で撤回ということではな
> いのですね?

怪奇現象“の質問”を撤回するのではありません。
怪奇現象と評したこと,を条件つきで撤回ということです。
メール47以降に何度も書いているとおり,
 ABOFANさんが,件の質問を
  読んだ →    “怪奇現象”は「撤回しません」
  読んでいない → “怪奇現象”を「撤回します」
このように自動的に一意に決まりますのでそのようにご判断く
ださい。

>  私は、この質問は撤回して、改めて怪奇現象と関係ない
> 質問をするものだと思っていましたので…。

なかなか意味が伝わらず難儀しているだけで,決して質問の撤
回はしていません。
(今までで懲りたので,なぜ私が質問を撤回したと思われたの
かについては聞きません。)

> #もちろん、それで質問の内容が変わるわけではない、と
> 理解しています。

ご理解のとおりメール45(46,47,48に再掲)の質問
への回答をよろしくお願いします。

大変お待たせしました。

> 私は,挑発的な表現の「怪奇現象」を撤回したいんだけれども,
> ABOFANさんに何度お尋ねしても明確に「読んでいない」
> とお答えいただけないので撤回できずにいるわけです。

 ちょっと意地悪な言い方ですが、大型さんに『挑発的な表現の「怪奇現象」を撤回』させない(「無条件」には撤回しない)ためなら、私は敢えて回答しない方がいいのでしょうか?(笑)

 大型さんがどうしても無条件で撤回しないなら、この部分の議論は棚上げして、次の議論に行きたいと思いますがどうでしょうか?

#私も大分懲りましたからね…。(*_*)

メール(その51) H18.9.21 11:11 [表示が間違っていたので訂正しました]

No.1035 (その50)の大型です。

お返事ありがとうございます。

それにしても,“「ランダムサンプリング」をするとほとんど
の場合は差が出ないのは、科学的におかしいのではないか”と
いう質問をABOFANさんは実際に読んではいない,という
当然の回答をここまで渋るのはなぜなんでしょうね?
回答さえいただければ,「怪奇現象」と評したことを撤回する
と私は何度も言っているのに・・・(これはまぁ独り言です)

さて,無条件で撤回しないなら怪奇現象の件は棚上げ,などと
はABOFANさん妙なことをおっしゃいますね。

ABOFANさんはメール49への返事で「無条件の撤回では
ないことが確認できたら質問の回答に移る」というようにおっ
しゃっていますよ。
メール43への返事でも,保留になっている議論は怪奇現象の
件が片付いてから,云々とあります。
また,メール48への返事には,(ABOFANさんは)「怪
奇現象」についてはポリシーとして非常にこだわっている,と
のことなので間違っても棚上げになんかできないはずです。
また,私がこの件を棚上げできない理由はメール29にあると
おりです。

という訳で,ABOFANさんの怪奇現象棚上げ提案はお受け
できません。
とりあえず片付けたいので,メール45への回答を今度こそよ
ろしくお願いします。

念のため,以下に経緯となる部分をつけて質問を再掲しておき
ます。

メール18への返事
> なお、そのページには次のとおり補足説明を加えました。

>【H17.6.4 追記】
> 大型さんから、「ランダムサンプリング」をするとほとん
>どの場合は差が出ないのは、科学的におかしいのではないか
>という質問がありましたので、誤解のないよう補足しておき
>ます。

(質問1)
“「ランダムサンプリング」をするとほとんどの場合は差が出
ないのは、科学的におかしいのではないか”という質問をAB
OFANさんは実際に読んだのですか?
(YESでしたら私のメールの具体的箇所を示してください。)

メール43への返事
> 私はこの「摩訶不思議な怪奇現象」は体験していません。
>また、体験しようがしまいが、怪奇現象があった(なかった)
>ことを大型さんに証明することは不可能です。従って、この
>部分については、「摩訶不思議な怪奇現象が原因」というこ
>とであれば、私は「そんなことはなかった」と否定するしか
>ありません。原因となるものがないのだから、結果も「ない」
>としか答えようがありません。よろしいですか?

(質問2)
“原因となるものがないのだから、結果も「ない」”とここで
おっしゃる“結果”とは何を指しているのですか?
(具体的に示してくださいね。)

メール45への返事
> 言い換えはダメという時点で(実質的に)撤回したと判断
>しました。
> 大型さんがどう感じているかどうかはともかく、私はそう
>判断しているというのは、以前にもそう書いてあるはずです
>が。

メール46
>やりとりのすえ結局“言い換えは可能”ということになってい
>ますからABOFANさんの判断根拠は勘違いですね。
>「私がウソを撤回した」という判断は撤回しますか?
>それとも,もし他に根拠があれば示してください。

(質問3)
私は国語辞典の字義どおりだと言っています。決して「ウソ」
を撤回などしていないのですが,ABOFANさんが撤回した
と判断した根拠は何ですか?
(具体的な箇所を示してくださいね。)

よろしくお願いします。

素早いご返事をありがとうございます。

> それにしても,“「ランダムサンプリング」をするとほとんど
> の場合は差が出ないのは、科学的におかしいのではないか”と
> いう質問をABOFANさんは実際に読んではいない,という
> 当然の回答をここまで渋るのはなぜなんでしょうね?

 正直、私も大分懲りましたからね…。(*_*)

 メール48と49への私の返事の書き方が悪く、意味が曖昧に取れるようですので、再度書いておきます。メール48への返事が本意です。それは、以下のとおりです。

> 従って、大型さんのポリシーと同様に、外部から見て「怪奇現象」だ、ということなら現時点で回答するつもりはありません。

 この点について回答がないようなので、次に進むには棚上げしか現実に方法がないのではないかと思いますが?

メール(その52) H18.9.22 10:00 [8.22だったので訂正しました]

No.1035 (その51)の大型です。

ごめんなさい,どういう意味なのかはっきりしないのでご説明
ください。

>> 従って、大型さんのポリシーと同様に、外部から見て「怪
>>奇現象」だ、ということなら現時点で回答するつもりはあり
>>ません。

> この点について回答がないようなので、次に進むには棚上
>げしか現実に方法がないのではないかと思いますが?

私は,怪奇現象だ,という頑なな主張など決してしていないの
ですが・・・メールの文字の部分を読んでいただいてます?。
逆に,怪奇現象と評したことを撤回させて欲しい,と繰り返し
お願いしています。
私が書いていない質問をABOFANさんが読んだ,なんてこ
とは普通ないでしょうから「読んでいないんですね」というの
は本来聞くまでもないことです。
にもかかわらず,ABOFANさんは答えを拒む。
拒むということはひょっとして読んだのかも??と,ありえな
い怪奇現象なのにスッキリと消えてくれない・・・。

「怪奇現象」を否定しているABOFANさん自身が,「怪奇
現象撤回」を拒んでいる構図です。
まさに,ABOFANさんが自分で自分の足を踏んでいるから
前に進めないんです。

で,上に引用した部分の意味不明点に戻ります。
「この点について回答がない」とおっしゃるABOFANさん
の疑問点は何で,この点で私が回答していないのはどんな質問
ですか?

もしその疑問点が既になくなったのであれば前メールの質問へ
の回答をよろしくお願いします。

それから,前メールのタイトル部分ですが,
>メール(その51) H18.4.9 8:14
と,日時がメール50と同じになっているので訂正をお願いし
ます。

ついでに,トップページ「メールあれこれ」の更新日が更新さ
れていないようなのでよろしくお願いします。

私のうっかりミスで、誤記があったようで申し訳ありません。

 前回のメールの日時とトップページの日付を訂正しました。

 さて、私は別に回答を拒否しているわけではありません。大型さんが回答を拒否している(と私は判断しています)ので、私も回答を保留している(つもり)だけなのですが…。

 この状態を打破するには、とりあえず棚上げにするしかないと思いますがいかがでしょうか?

 よろしくお願いします。

メール(その53) H18.9.23 11:28 [その52だったので訂正しました]

No.1035 (その52)の大型です。

メールの内容がうまく伝わっていないようです。

> さて、私は別に回答を拒否しているわけではありません。
>大型さんが回答を拒否している(と私は判断しています)の
>で、私も回答を保留している(つもり)だけなのですが…。

前メールで私は,
「この点について回答がない」とおっしゃるABOFANさん
の疑問点は何で,この点で私が回答していないのはどんな質問
ですか?
と尋ねました。

皮肉でもなんでもなく,ABOFANさんの質問内容が分から
ないので尋ねたのですが,それを無視して「回答を拒否してい
る」とはずいぶんですね。
回答しますから,私が回答拒否しているとおっしゃる質問内容
を教えてください。

> この状態を打破するには、とりあえず棚上げにするしかな
>いと思いますがいかがでしょうか?

質問内容さえ教えていただければ回答しますのでABOFAN
さんの回答保留状態はすぐに解消するはずです。
よろしくお願いします。

前々回のメールを再掲します。

> それにしても,“「ランダムサンプリング」をするとほとんど
> の場合は差が出ないのは、科学的におかしいのではないか”と
> いう質問をABOFANさんは実際に読んではいない,という
> 当然の回答をここまで渋るのはなぜなんでしょうね?

 しつこくて申し割あけませんが、かなりのメール(その34)へのご返事で、私はこう書いています。

> 私は、少なくとも日本語の文字は正しく認識しました。

 これが、大型さんのいう「実際に読んではいない」と同じ意味でいいのですか?

 しかし、大型さんは再三「当然の回答をここまで渋る」とまでおっしゃっているので、違う意味と解釈するしかありません。ですから、私はこれ以上答えようがない、というのが正直なところなのですが…。

メール(その54) H18.9.28 11:42

No.1035 (その52ではなく本当は53)の大型です。

やりとりが行き詰まっているのは,私(大型)の側が回答を拒
否しているのが原因だ,とおっしゃるので「私が回答拒否して
いるものがあるのなら答えるから提示して欲しい」と再々お願
いしました。
しかし今回も,私が求めている「大型が回答拒否中の質問」を
はっきり示していただけないまま,行き詰まらせていることの
言い逃れ?をなさっているように読めてしまいます。

> > それにしても,“「ランダムサンプリング」をするとほとんど
> > の場合は差が出ないのは、科学的におかしいのではないか”と
> > いう質問をABOFANさんは実際に読んではいない,という
> > 当然の回答をここまで渋るのはなぜなんでしょうね?

>  しつこくて申し割あけませんが、かなりのメール(その
> 34)へのご返事で、私はこう書いています。

> > 私は、少なくとも日本語の文字は正しく認識しました。

>  これが、大型さんのいう「実際に読んではいない」と同
> じ意味でいいのですか?

「日本語の文字は正しく認識しました。」というABOFAN
さんの主張が何の意味をもつのか,あるいはどのような意図で
言ったのか・・・。
これはまさか“「ランダムサンプリング」をするとほとんどの
場合は差が出ないのは、科学的におかしいのではないか”とい
う質問を実際に読み正しく認識しました,って意味じゃありま
せんよね?まさかね。
単にメールはきちんと読んでますよ,ってことでしょうか。
読まずに返事を書く,なんてことはしていませんよ,って意味
でしょうか。
ひょっとすると,他の人からも何度か指摘されている「ろくに
読んでないのでは?」への脊髄反論かも知れません。

いずれにしても,やりとりしているメールの文章をちゃんと読
む,ってことは当たり前のことです。
その当たり前のことができていると自ら主張するABOFAN
さんですから,ご自分が「実際に読んではいない」のかどうな
のか,がご自身で分からないはずはありませんよね。

ですから,「同じ意味でいいのですか?」に対する私の答えは,
同じ意味違う意味云々以前に異同を問う対偶レベルが合ってま
せん,になりますか。
無理やり答えるなら,前者は後者の大前提です。
きちんと読んでいる,ことによって,ある特定の文を読んだの
かどうかの回答をすることができる,ということ。
言い方を変えれば,「ボクはどっちなのか答えを知ってるもー
ん」だけでは答えたことにならない,というわけですね。

>  しかし、大型さんは再三「当然の回答をここまで渋る」
> とまでおっしゃっているので、違う意味と解釈するしかあ
> りません。ですから、私はこれ以上答えようがない、とい
> うのが正直なところなのですが…。

違う意味と解釈する??云々については,上に書いたとおり異
同を問う対偶レベルが合っていない(意味不明の問い)と思わ
れます。
まぁそれはどうあれ,「文字を正しく認識した」ことと「質問
を実際に読んだのかどうか(の答え)」とが,同じであろうが
違おうが(^^)その異同は,ABOFANさんが質問を読んだの
かどうかという“事実関係”には関わりませんし,それを答え
られるか,にも関わらないと思われます。

それから「私はこれ以上答えようがない」というのは何らかの
答えがあったうえでの「これ以上」ですよね,本来の意味は。
私がたずねている「読んだのかどうか」の答えはYESかNO
か,なんですけど・・・。
これ以上ない単純なYES−NOの返答をせずにおいて「これ
以上答えようがない」というのは回答拒否?と解釈したくなり
ますね。

だらだらと書きましたが,要するにABOFANさんが答えら
れないというリクツはリクツが通っていない,ということです。

ということで,棚上げの原因だとおっしゃる肝心の問題に戻り
ましょう。

メール52の質問内容をくりかえします。
「この点について回答がない」とおっしゃるABOFANさん
の疑問点は何で,この点で私が回答していないのはどんな質問
ですか?
もしその疑問点が既になくなったのであればメール51の質問
への回答をよろしくお願いします。

またまた私のうっかりミスで、誤記があったようで申し訳ありません。

 早速訂正しました。

 前々回のメール(その52)の再掲です。

> 私は,怪奇現象だ,という頑なな主張など決してしていないの
> ですが・・・メールの文字の部分を読んでいただいてます?。
> 逆に,怪奇現象と評したことを撤回させて欲しい,と繰り返し
> お願いしています。
> 私が書いていない質問をABOFANさんが読んだ,なんてこ
> とは普通ないでしょうから「読んでいないんですね」というの
> は本来聞くまでもないことです。

 これには、前回も、

> 私は、少なくとも日本語の文字は正しく認識しました。

 と回答しています。私の判断では、これは「読んでいない」と同じ意味(たぶん?)ですが、大型さんにとっては違う意味なのかもしれません。

 なぜなら、大型さんは、再三、

> にもかかわらず,ABOFANさんは答えを拒む。

 とおっしゃっているからです。

 もちろん、普通だったら、私もここまで回答を保留したりはしません。あっさり「読んでいない」と答えているはずです。

 しかし、以前のように、ちょっとした“行き違い”で「ポリシーに反する」といった展開になり、“謝罪”したつもりでもなかなか“誤解”が解けない…となっても困るので、回答を躊躇しているというのが本音のところです。(^^;;

 ですから、この回答でどうしてもダメなら棚上げしかないと考えています。

 よろしくお願いします。

メール(その55) H18.10.1 23:28

No.1035 (その54)の大型です。

恐縮ですがちょっとした間違いをもうひとつ。
メール52の日付が8月になっていますのでこれも訂正をお願
いします。

さて「読んだのかどうか?」の件,なんとかやっと回答をいた
だけました。
ほんと嬉しいですねぇ,ありがとうございます。

>  もちろん、普通だったら、私もここまで回答を保留した
> りはしません。あっさり「読んでいない」と答えているは
> ずです。

はっきり「読んでいない」と答えても,私が誤解をして「読ん
だ」と受けとったら困るからと躊躇していたわけですね。
いくらなんでもこの言葉で誤解はしませんから,はっきり「読
んでいない」と答えるのに躊躇は不要ですよ。

何にせよ,やっと(文脈上としてではありますが)件の質問は
「読んでいない」ことを示していただいたので,この点は了解
いたしました。

それをうけて私のほうも,読んでいないのであれば不思議でも
何でもありませんから「怪奇現象」と評したことを謹んで撤回
します。

で,これは少々余談ですが,

> > 私は、少なくとも日本語の文字は正しく認識しました。

>  と回答しています。私の判断では、これは「読んでいな
> い」と同じ意味(たぶん?)ですが、大型さんにとっては
> 違う意味なのかもしれません。

ご自分で書いた回答なのにその意味がはっきりせず,ABOF
ANさんご自身にとっても意味の「判断」を要する,というこ
とですか??
ご自分の文章の意味がはっきりしないとなると,文章は矛盾だ
らけでしょうね。
それではやりとりの相手である私などは途方に暮れてしまいま
す。
できれば,あとになって「自分の言葉の意味を判断」しなくて
もいいように,考えをまとめ伝えたいことをはっきり認識して
お書きになったほうがいいと思います。

では,一歩前進したところで話をもどしましょう。
「質問を読んだのか?(質問1)」については「読んでいない」
との返事をもらいましたので回答不要です。

メール51の(質問2)と(質問3)の回答をよろしくお願い
します。

なお,ABOFANさんがいま読み返してみて,ご自身でも意
味がはっきり認識できていなかった,というのであれば訂正な
り撤回なりしていただければいいと思います。

ご返事ありがとうございます。

> 恐縮ですがちょっとした間違いをもうひとつ。
> メール52の日付が8月になっていますのでこれも訂正をお願
> いします。

 たびたびのミスで申し訳ありません。訂正しました。m(._.)m

 ところで、前回の返事で私の意図が誤解されているようですので、再度確認しておきます。

> さて「読んだのかどうか?」の件,なんとかやっと回答をいた
> だけました。
> ほんと嬉しいですねぇ,ありがとうございます。

 ??? 私は別に何の回答もしているつもりはありませんが…。
 それは前回も書いたとおりですので、念のために再掲しておきます。

>> 私は、少なくとも日本語の文字は正しく認識しました。
> と回答しています。私の判断では、これは「読んでいない」と同じ意味(たぶん?)ですが、大型
> さんにとっては違う意味なのかもしれません。

 従って、大型さんは、前回の私の返事で「私は、少なくとも日本語の文字は正しく認識しました。」と「読んでいない」とは同じ意味(たぶん?)と解釈していただいたことになります。

 違うのでしょうか?

 なお、「たぶん?」は、大型さんの判断にかかるので、私はこの2つの文章は同じ意味だと思いますが、大型さんは違うかもしれませんし、ひょっとして国語辞典(にそんな定義があるとも思えませんが…)にも書いていないかもしれない、という意味です。

メール(その55) H18.10.8 12:26 [正しくは、その56です。スミマセン]

No.1035 (その55)の大型です。

>  ところで、前回の返事で私の意図が誤解されているよう
> ですので、再度確認しておきます。

“こくごの時間”がつづきますね(^^)
これは私の誤解ではなくて,ABOFANさんの文章表現の問
題だろうと考えています。

> > さて「読んだのかどうか?」の件,なんとかやっと回答をいた
> > だけました。
> > ほんと嬉しいですねぇ,ありがとうございます。

>  ??? 私は別に何の回答もしているつもりはありませ
> んが…。

ABOFANさんにはそのつもりがないのかも知れませんが,
明らかな回答をいただいています。
認識がないようですので解説しますと,
前回お返事の以下の部分

>  もちろん、普通だったら、私もここまで回答を保留した
> りはしません。あっさり「読んでいない」と答えているは
> ずです。

うっかり本心を書いてしまったのでしょうが,これは,明らか
に実際には「読んでいない」ということを意味します。
ABOFANさんは「読んでいない」と答えているわけです。

例えば,『ゼッタイに怒らないんだったら「ぼくガラス割った」
って正直に言ってたよ』と言う子どもは“実際にガラスを割っ
ている”んです。
これはもう意図とか読解とかいうレベルじゃなくて,こくごの
ドリルにも出せないくらいの・・・

> >> 私は、少なくとも日本語の文字は正しく認識しました。
> > と回答しています。私の判断では、これは「読んでいない」
> >と同じ意味(たぶん?)ですが、大型
> > さんにとっては違う意味なのかもしれません。

>  従って、大型さんは、前回の私の返事で「私は、少なく
> とも日本語の文字は正しく認識しました。」と「読んでい
> ない」とは同じ意味(たぶん?)と解釈していただいたこ
> とになります。

異同のレベルからして意図不明,という私の前々メールは読み
落としたんでしょうね(たぶん?)
「私は、少なくとも日本語の文字は正しく認識しました。」は
ABOFANさんが書いた文章です。
この文章の意味・意図は私にはうまく解釈できません。

ここでいう“日本語の文字”が,やりとりしたメール全体を指
しているのか?それとも特定の言葉を指しているのか?
はたまた“私が書いてもいない例の質問”を指しているんでし
ょうか??
読んでいない文字は,正しくもなにも「認識」なんかできない
でしょうしねぇ・・・

何を指しているのか分かりませんが,正しく認識した,という
ことでしたら,とりあえずご同慶の至りです,とでも申し上げ
ておきましょうか(^^)

一方「読んでいない」の語は文脈上特殊な使い方などしていま
せんから文字通り「読んでいない」という意味です。
解釈云々などという余地はありません。

この2つを“同じ意味?”などと問うことが可能なんですか?

>  違うのでしょうか?

上にも書いたとおり前者の意味が不明なので回答不能です。
ABOFANさんの脳内では「私は、少なくとも日本語の文字
は正しく認識しました。」は「読んでいない」という意味だ,
とおっしゃるなら「ABOFANさんにとっては同じ意味なん
でしょうね」とお答えしましょう。

>  なお、「たぶん?」は、大型さんの判断にかかるので、
> 私はこの2つの文章は同じ意味だと思いますが、大型さん
> は違うかもしれませんし、ひょっとして国語辞典(にそん
> な定義があるとも思えませんが…)にも書いていないかも
> しれない、という意味です。

上記のとおり,どちらの文章も私が意味を判断する余地があり
ません。
前者の「私は、少なくとも日本語の文字は正しく認識しまし
た。」は発言者のABOFANさんに意味を説明(判断?)
していただかないと分からない文章ですし,後者の「読んでい
ない」は判断する余地なく「読んでいない」という意味ですか
ら。
ご理解いただけますか?

さて余談が長くなりましたが,保留の原因とおっしゃるABO
FANさんのポリシー「怪奇現象」を私は撤回していますので
話を進めましょう。
メール51の(質問2)と(質問3)の回答をよろしくお願い
します。

ご返事ありがとうございます。

 ただ、今回のご返事は少々不満です。メール(その55)を再度確認させていただきますが、

> うっかり本心を書いてしまったのでしょうが,これは,明らか
> に実際には「読んでいない」ということを意味します。
> ABOFANさんは「読んでいない」と答えているわけです。

 つまり、私は(少なくとも大型さんに対しては)明確に「読んでいない」とは書いていないということですよね?

 それなら、大型さんはメール(その55)で「ウソ」を書いているということになります。違うのでしょうか?

メール(その57) H18.10.10 0:35

No.1035 (その55ではなく56)の大型です。

質問返し?に答える前にちょっと確認します。
私の前メールに対してコメントなしの部分は特に異存がないと
受けとっていいのですか?

例えば,「認識した云々」と「読んでいない」が同じ意味か?
と問うことの無意味さについて。
それから,上記の問いには私が判断できる余地はないこと,す
なわち「たぶん?」の無意味さ。

もし異存がないのでしたらそれで結構です。

さて「回答なしの質問返し」にお答えします。

>  ただ、今回のご返事は少々不満です。メール(その55)
> を再度確認させていただきますが、

> > うっかり本心を書いてしまったのでしょうが,これは,明らか
> > に実際には「読んでいない」ということを意味します。
> > ABOFANさんは「読んでいない」と答えているわけです。

>  つまり、私は(少なくとも大型さんに対しては)明確に
> 「読んでいない」とは書いていないということですよね?

そのとおりです。
ですから私は,“明確に「読んでいない」と書いている”とは
言っていません。

私がここで言っているのは,文脈からみた意味あいとして明ら
かだ,ということです。
ですから私は上の引用のとおり「・・・意味します」「・・・
わけです」という表現をしています。
ABOFANさんのことですから「わけです」に疑問をもつか
も知れませんので前もって説明しておきましょう。
ここでの“わけ”は「当然そのように判断できる」といった意
味あいです。
ついでに,メール55の最後の部分,
>「質問を読んだのか?(質問1)」については「読んでいない」
>との返事をもらいましたので回答不要です。
ここで「との返事」の“と”は「表現の内容がそれを表す」と
いうことで,「という意味の返事」という意味あいです。

そもそも,はっきり文字列として書いているんなら,答えを受
けとるのに“文脈上としてではありますが(メール55)”な
どとつける必要はないでしょう?
「日本語の文字は正しく認識しました」と豪語?なさるABO
FANさんなんですからしっかり読んでくださいね。

>  それなら、大型さんはメール(その55)で「ウソ」を
> 書いているということになります。違うのでしょうか?

上で説明しているとおりです。
私はウソを書いていますか?
どこがどうウソなのかご説明願います。

ご返事ありがとうございます。

> 例えば,「認識した云々」と「読んでいない」が同じ意味か?
> と問うことの無意味さについて。

 私は同じだと思っていまたので、念のため確認しただけです。しかし、大型さんは違うとのことですから、問いの意味はあると思いますが…。

> それから,上記の問いには私が判断できる余地はないこと,す
> なわち「たぶん?」の無意味さ。

 私は判断できる余地はあると思っていましたが…。

> 私がここで言っているのは,文脈からみた意味あいとして明ら
> かだ,ということです。

 私も、大型さんにとっても、同じ意味だとしか解釈できませんが…。

 つまり、私の判断だと、私自身も大型さんも「認識した云々」と「読んでいない」が同じ意味、ということになります。

#もっとも、私は「読んでいない」とは書いてはいませんが…。

 違うのでしょうか?

メール(その58) H18.10.28 2:33

No.1035 (その57)の大型です。

> > 例えば,「認識した云々」と「読んでいない」が同じ意味か?
> > と問うことの無意味さについて。

>  私は同じだと思っていまたので、念のため確認しただけで
> す。しかし、大型さんは違うとのことですから、問いの意味
> はあると思いますが…。

私は,同じ意味かと問うことが無意味である理由を縷々説明し
ました。
これに対してABOFANさんには反論の説明をしていただき
たいわけです。
「同じだと思っていました」「意味はあると思いますが」だけ
では議論がすすまないことはご理解いただけますよね?
ご自分の意見なのですからご説明ください。

> > それから,上記の問いには私が判断できる余地はないこと,す
> > なわち「たぶん?」の無意味さ。

>  私は判断できる余地はあると思っていましたが…。

上と同様に「あると思っていましたが」だけではなくご説明く
ださい。
説明できないのであれば取り下げますか?

> > 私がここで言っているのは,文脈からみた意味あいとして明ら
> > かだ,ということです。

>  私も、大型さんにとっても、同じ意味だとしか解釈できま
> せんが…。

この部分,ABOFANさん混乱していませんか?
私が「返事は文脈からみて“読んでいない”ということになる」
と言っている部分に対して,ABOFANさんは「“認識した”
と“読んでいない”の意味の異同」という別件について返答し
ているように読めます。

>  つまり、私の判断だと、私自身も大型さんも「認識した云
> 々」と「読んでいない」が同じ意味、ということになります。

恐縮ですが,なにがどう「つまり」なんでしょうか?
「つまり」の前段にあるべき「同じ意味である理由」の説明が
ないのでサッパリ分かりません。

> #もっとも、私は「読んでいない」とは書いてはいませんが…。

>  違うのでしょうか?

文字列として書いてあるのではなく文脈上の意味あいだという
ことは既に説明しています。
これをふまえて,お答えのなかった私の前メールの問い,
--------------------
>  それなら、大型さんはメール(その55)で「ウソ」を
> 書いているということになります。違うのでしょうか?
上で説明しているとおりです。
私はウソを書いていますか?
どこがどうウソなのかご説明願います。
--------------------
に回答願います。

あわせて,メール51の(質問2)(質問3)への回答もよろ
しくお願いします。

ご返事ありがとうございます。

> 私は,同じ意味かと問うことが無意味である理由を縷々説明し
> ました。
> これに対してABOFANさんには反論の説明をしていただき
> たいわけです。

 私にとっては意味がありますが、大型さんにとっては意味がありません。それでいいのではないですか?

> 「同じだと思っていました」「意味はあると思いますが」だけ
> では議論がすすまないことはご理解いただけますよね?
> ご自分の意見なのですからご説明ください。

 単に私が確認しているだけですが…。

> 上と同様に「あると思っていましたが」だけではなくご説明く
> ださい。
> 説明できないのであれば取り下げますか?

 「私にとって意味がある」ことを他の人に客観的に説明することは不可能でしょう、たぶん。

> 私が「返事は文脈からみて“読んでいない”ということになる」

 はい、おっしゃるとおりです。

> と言っている部分に対して,ABOFANさんは「“認識した”
> と“読んでいない”の意味の異同」という別件について返答し
> ているように読めます。

 しつこいようですが、私にとっては同じ意味だと思っていますから。

> 恐縮ですが,なにがどう「つまり」なんでしょうか?
> 「つまり」の前段にあるべき「同じ意味である理由」の説明が
> ないのでサッパリ分かりません。

 意味や定義の問題で議論しても、正直これ以上議論が進展するとは思えません。

>> #もっとも、私は「読んでいない」とは書いてはいませんが…。

>>  違うのでしょうか?

> 文字列として書いてあるのではなく文脈上の意味あいだという
> ことは既に説明しています。

 はい、では「読んではいない」と解釈していいでしょうか?

> これをふまえて,お答えのなかった私の前メールの問い,

 大変申し訳ありませんが、読んだかどうかがはっきりしていないので、お答えできかねます。

 よろしくお願いします。m(._.)m

メール(その59) H18.11.20 14:39

No.1035 (その58)の大型です。

> > 私は,同じ意味かと問うことが無意味である理由を縷々説明し
> > ました。
> > これに対してABOFANさんには反論の説明をしていただき
> > たいわけです。

>  私にとっては意味がありますが、大型さんにとっては意味
> がありません。
> それでいいのではないですか?

私は自分の意見について根拠なり理由なりを説明しましたが,
ABOFANさんは,私が求めた根拠の説明をせずに「それで
いいのでは」と,うやむやにしたいわけですかね。
これはつまり「根拠を説明できない」ということであり,もっ
と言えば「説明できる根拠がない」のだと理解しておきましょ
うか。
考えがあっておっしゃったのかどうか分かりませんが,メール
53への返事にある以下の質問
> > 私は、少なくとも日本語の文字は正しく認識しました。
> これが、大型さんのいう「実際に読んではいない」と同じ
> 意味でいいのですか?
こんな意味不明なことを根拠なく問われるこちらの身にもなっ
てください(^^)

> > 「同じだと思っていました」「意味はあると思いますが」だけ
> > では議論がすすまないことはご理解いただけますよね?
> > ご自分の意見なのですからご説明ください。

>  単に私が確認しているだけですが…。

何のための確認なんでしょう。
確認した結果,私の見解と正反対だったのですから「思います
が」だけではなく説明していただかないと・・・。
根拠のないただの思いつきなら,このような議論の場で私に言
わずに街のポストにでも言ってくださいな(^^)

>  「私にとって意味がある」ことを他の人に客観的に説明す
> ることは不可能でしょう、たぶん。

説明できないということは,ABOFANさん独特の感覚的・
情緒的なものなんでしょうね。
でもね,そういう「オレの気持ちが他人に分かってたまるか!」
なんてのを議論の中身の部分で持ち出したらアウトなんじゃな
いですか?
きちんと説明してもらわないと議論になりませんよ,違います
か?

> > 恐縮ですが,なにがどう「つまり」なんでしょうか?
> > 「つまり」の前段にあるべき「同じ意味である理由」の説明が
> > ないのでサッパリ分かりません。

>  意味や定義の問題で議論しても、正直これ以上議論が進展
> するとは思えません。

前述のとおり,これは決して「意味や定義」の問題,ではあり
ません。
議論が進展しないのは,ABOFANさんがご自分の意見につ
いての理由や意味を「説明しない」のが原因です。

> > 文字列として書いてあるのではなく文脈上の意味あいだという
> > ことは既に説明しています。

>  はい、では「読んではいない」と解釈していいでしょうか?

ご自分で書いた文章の意味について「・・・と解釈していいで
しょうか?」なんて尋ねるのはもちろんギャグですよね。
あまり笑えませんが。

>  大変申し訳ありませんが、読んだかどうかがはっきりして
> いないので、お答えできかねます。

読んだかどうかがはっきりしていない,って??,問題にして
いるのは「ABOFANさんが」読んだのかどうか,なんです
よ。
あなたは事実関係として自分が読んだのかどうかということが
分からないんですか?
そんな訳ないですよね,まさかね。
「こくごの時間」じゃなくて「認知症の・・・」になっちゃう。

さて,なかなかご説明いただけないんですが,私はウソを書い
たのか,という点をとりあえず明らかにしましょうか。
まさか「ウソを書いた」なんてことを根拠なく言ったんじゃな
いでしょうから。
メール57の質問を以下に再掲します。

>  それなら、大型さんはメール(その55)で「ウソ」を
> 書いているということになります。違うのでしょうか?
上で説明しているとおりです。
私はウソを書いていますか?
どこがどうウソなのかご説明願います。

大変お待たせしました。

 残念ながら全然議論が進展しませんね。(*_*)

 私の論点は簡単です。メール(その56)の私の答を再掲しておきます。、

>> さて「読んだのかどうか?」の件,なんとかやっと回答をいた
>> だけました。
>> ほんと嬉しいですねぇ,ありがとうございます。

> ??? 私は別に何の回答もしているつもりはありませんが…。
> それは前回も書いたとおりですので、念のために再掲しておきます。

 明らかに私は回答していないはずですが、大型さんは回答していると言っているのだから、大型さんの定義によれば「ウソ」ということになります。

 違うのでしょうか??

 なお、大変勝手で申し訳ありませんが、次回のメールからは、メールについてのお知らせが適用になりますので、よろしくお願いいたします。m(._.)m

 もちろん、突然基準を変更するのは怪しからん、という批判は甘んじて受けます。

 どうかよろしくお願いいたします。m(._.)m

メール(その60) H19.2.22 23:40

No.1035 (その59)の大型です。

お返事ありがとうございます。

今回のお返事で,私に対して「回答している・していない」の
問題について質問を投げかけたうえで,なお書きで「お知らせ」
を適用する,と宣言なさっていますね。

まさか“「お知らせ」適用”の宣言をしたメールのなかで,そ
の宣言が適用になる(返事を掲載しない)言いっ放しの質問を
する,などという理不尽は,いくらABOFANさんでもしな
いでしょうから,少なくともこの「回答している・していない」
の問題については話を続けていいものと受け取っておきます。

では,私がしてもいない質問をABOFANさんが読んだのか
どうか,についてABOFANさんは「回答している・してい
ない」の問題について話を続けます。

さて,メール58への返事には,

> > 私が「返事は文脈からみて“読んでいない”ということになる」

>  はい、おっしゃるとおりです。

このとおりABOFANさんご自身も,読んでいないという意
味の回答を“している”という認識をお持ちでした。

言葉の意味は文脈に依存する,という基本的なことは,今まで
のやりとりのなかで何度もでてきましたし,メール31への返
事でABOFANさんは,

> > 多くの言葉には複数の意味があり,言葉の意味は使われた文脈
> > に依存することはご理解いただけたでしょうか。

>  はい、わかりました。

このとおり理解なさっているはずですよね。

ところが,今回のお返事では,

>  明らかに私は回答していないはずですが

このように,回答“していない”とおっしゃいます。

私はハッキリと(言うまでもないことですが)「文脈上の意味」
だと言っていますし,ABOFANさんも「言葉の意味は文脈
による」ことをちゃんと認識していましたよね。
だとすると,私に対して「ウソ」だ,などと言うのは理不尽す
ぎます。

いまABOFANさんは,言葉の意味を軽視(無視?)して目
に映る記号としての文字列のみを見ているように思えますが,
どこかの時点で言葉の意味に対する認識が変わったんでしょう
か?

やはり、残念ながら全然議論が進展しないようですね。(*_*)

> まさか“「お知らせ」適用”の宣言をしたメールのなかで,そ
> の宣言が適用になる(返事を掲載しない)言いっ放しの質問を
> する,などという理不尽は,いくらABOFANさんでもしな
> いでしょうから,少なくともこの「回答している・していない」
> の問題については話を続けていいものと受け取っておきます。

 もちろん、そのとおりです。(^^)

> いまABOFANさんは,言葉の意味を軽視(無視?)して目
> に映る記号としての文字列のみを見ているように思えますが,
> どこかの時点で言葉の意味に対する認識が変わったんでしょう
> か?

 私は変えたつもりはありません。例えば、メール58の返事で私は、

> つまり、私は(少なくとも大型さんに対しては)明確に「読んでいない」とは書いていないということですよね?

 と書いています。

 文脈を「明確」かつ客観的に定義するのは、不可能ではないでしょうが、現実問題として非常に難しいと思います。

 極論ですが、文章上では○○と書いてあるが、文脈上は逆に××と解釈すべきである、ということを証明するには非常に膨大な(例えば、私のホームページとか…苦笑)な記述が必要になります。

 元々、私の「文脈」ではそんなことを質問しているつもりはありません。

 正直、大型さんがそこまで「文脈」にこだわる理由がわかりません。

 「文脈」にこだわらずに、素直にそのまま解釈していいと思うのですが…。

メール(その61) H19.2.27 22:10

No.1035 (その60)の大型です。

お返事ありがとうございます。

> 正直、大型さんがそこまで「文脈」にこだわる理由がわかり
>ません。

ではお分かりいただけるかどうか説明してみますね。

メール54への返事にあるABOFANさんの以下の回答,

>  もちろん、普通だったら、私もここまで回答を保留した
> りはしません。あっさり「読んでいない」と答えているは
> ずです。

を受けて,私は返事(メール55)でこう書いています。

>何にせよ,やっと(文脈上としてではありますが)件の質問は
>「読んでいない」ことを示していただいたので,この点は了解
>いたしました。

文脈にこだわる理由は?なんて言われても困りますね。
私はこのとおりはじめから,文脈上だ,って言っていますよ。
だいいち理由も何も文脈にこだわらなくてどうするんですか。

表面上の文字列だけみて文脈を軽視するっていうのは決定的に
とんでもない話ですよ。
例えば会計帳簿でいうと,金額の数字がそのままなら入金でも
出金でもどっちに付けてもいいじゃないか,ってくらいのとん
でもなさでしょうかね。
それにこのケースの「文脈」は難しい読解など要りません。
発言者や題材に関わる予備知識を要するようなレベルの「文脈」
ではなく,その文章単体で分かる簡単な文脈。
単に「文章の意味」っていわば“こくご”レベルの話です。

(こくごのもんだい)
下の文章を読んで,この人物「私」がここで話題になっている
ものを読んだのかどうかについて正しく説明している文を番号
で答えなさい。

>  もちろん、普通だったら、私もここまで回答を保留した
> りはしません。あっさり「読んでいない」と答えているは
> ずです。
(1)「私」がそれを読んだのかどうかは分からない
(2)「私」はそれを読んでいる
(3)「私」はそれを読んでいない

このレベルのこくごが分かりませんか?
なんて,こんなこと書かれたらABOFANさんムカつくで
しょ?
当然お分かりのはずですよね。

以上の文脈の話をふまえて再確認させてください。
ABOFANさんの以下の回答
>  もちろん、普通だったら、私もここまで回答を保留した
> りはしません。あっさり「読んでいない」と答えているは
> ずです。
は,明らかに「読んでいない」ことを意味しているので,以下に
あげるようなその後の弁明
>??? 私は別に何の回答もしているつもりはありませんが…。
はABOFANさんの思い違いですよね?

お待たせしました。

> 文脈にこだわる理由は?なんて言われても困りますね。
> 私はこのとおりはじめから,文脈上だ,って言っていますよ。
> だいいち理由も何も文脈にこだわらなくてどうするんですか。

 ???

 念のため、私の「文脈」では、メール(その54)の返事に書いたとおりです。一応再掲しておくと、

> 大型さんは、前回の私の返事で「私は、少なくとも日本語の文字は正しく認識しました。」
> と「読んでいない」とは同じ意味(たぶん?)と解釈していただいたことになります。

 これは、大型さんによると、明確に違うということなので、私の「文脈」とは違ってきます。ですから、わざわざ、

> もちろん、普通だったら、私もここまで回答を保留したりはしません。あっさり「読んでいな
> い」と答えているはずです。

 と書いているのです。つまり、明確には「読んでいない」とは書いていないのです。おわかりでしょうか?

 まぁ、この点については、これ以上いくら議論しても一致点は見いだせないと思いますので、棚上げにするしかないかと思っています。

 しつこいようですが、文脈上の議論ではなく、実際に私が「読んでない」と書いてあるか、と質問しているつもりなのですが、大型さんからは未だに回答をいただいていません。

 もちろん、普通に考えると、「文脈上」書いてあるというのは、実際には書いていないということと私は解釈しているのですが…。

 そして、大型さんの定義によると、これは「ウソ」ということですから、私はオウム返しにそう言っているだけです。決して私が「ウソ」と言っているわけではありません。

 よろしいでしょうか?

> 以上の文脈の話をふまえて再確認させてください。
> ABOFANさんの以下の回答
> >  もちろん、普通だったら、私もここまで回答を保留した
> > りはしません。あっさり「読んでいない」と答えているは
> > ずです。
> は,明らかに「読んでいない」ことを意味しているので,以下に
> あげるようなその後の弁明
> >??? 私は別に何の回答もしているつもりはありませんが…。
> はABOFANさんの思い違いですよね?

 ですから、思い違いではありません。明確に「読んでいない」と書いてあるか、というのが私の質問です。ですから、文脈とは関係ありません。

 よろしいでしょうか?

メール(その62) H19.3.8 21:50

お返事ありがとうございます。

>> 大型さんは、前回の私の返事で「私は、少なくとも日本語の
>>文字は正しく認識しました。」
>> と「読んでいない」とは同じ意味(たぶん?)と解釈してい
>>ただいたことになります。

> これは、大型さんによると、明確に違うということなので、

え??ちょっと待ってくださいね,それウソですよ。
私は両者が「明確に違う」などと言うわけがありません。
ABOFANさんの表現が具体的じゃないので,質問の意味が
分からないんですから。
質問が理解できていないのに「明確に違う」なんて私には答え
られません。
これが,意味不明の問いである,ということについてはメール
54,55などで既に指摘していますのでご確認ください。

ちょっと心配なので“具体的じゃないので意味不明”というと
ころをもう少し説明しておきましょう。
問題のABOFANさんの問い,「私は、少なくとも日本語の
文字は正しく認識しました」と「読んでいない」が同じなのか
違うのか,については,「日本語の文字」はどの語句を指すの
か,「正しく認識」としてどう認識したのか,を具体的に示し
ていただければ私にも同じなのかどうかの判断ができるだろう
と思います。
例えば具体的に,「差が出ないのは、科学的におかしいのでは
ないかという質問」を「確かに読んだ」というのであれば,こ
れは「読んでいない」とは相容れませんから“違う”というこ
とですね。

この「日本語の文字」はどの語句を指すのか,「正しく認識」
としてどう認識したのか,については私からの質問ですから回
答をお願いします。

さて,今回のABOFANさんの弁明は前提が間違っているの
で,その段階で切って捨てていいんですが,一応内容をみてみ
ますと,私にとって何とも理解に苦しむ論理としか読めません。

(a)「私は、少なくとも日本語の文字は正しく認識しました」
(b)「読んでいない」
(c)「私の「文脈」とは違ってきます」
ここで,(a)と(b)とが明確に違うと(c)が成り立ち,その結果と
してABOFANさんは「文章の意味を無視」しちゃうわけで
すか?これでは脈絡がなくて理解できません。

何度も書きますが,ABOFANさんは明らかに,読んでいな
いことを意味する回答を“している”のに,“何の回答もして
いるつもりはない”というのは「文章の意味を無視」している
ことになります。
前衛詩じゃないんですから「文章の意味を無視」なんて全くの
トンデモです。
ましてや議論でやりとりしている当人がこんな言語認識という
のは・・・ホント勘弁してください。
お分かりいただけますか?

> まぁ、この点については、これ以上いくら議論しても一致
>点は見いだせないと思いますので、棚上げにするしかないか
>と思っています。

「測定の妥当性についての議論」「怪奇現象の件」につづいて
この「読んでいない?の件」もABOFANさんにとって棚上
げにしたい状況になったんでしょうか?

ここで私なりにABOFANさんの心理を状況と言語行動から
分析してみますね。
さて以下の推理は当たっているでしょうか?

 私に対してハッキリ「読んでいない」と答えると「ウソと怪
 奇現象」の件などで議論状況が不利になりそうだから出来れ
 ば答えたくない。
 しかし,求められた回答を下手に拒否していると卑劣だと思
 われそうだ。
 だから,答えないのは大型の側にも一因がある,という印象
 を与えたくて「普通だったら・・・・と答えている」と当て
 付けめいた言い方をしてみた。
 しかし,改めて指摘されるとなるほど明らかに“回答したか
 たちになっている”ので失敗だったな,と思い弁明に苦慮し
 ている。

おおむねこんな感じでしょうか。
もちろんこれはあくまでも私の想像ですよ(^^)

次の部分はABOFANさんが私のメールを読み落としたため
でしょうね。

> しつこいようですが、文脈上の議論ではなく、実際に私が
>「読んでない」と書いてあるか、と質問しているつもりなの
>ですが、大型さんからは未だに回答をいただいていません。

既にはっきりと回答していますのでメール57を読んでくださ
い。
念のために引用しておきます。
 ----------
 >  つまり、私は(少なくとも大型さんに対しては)明確に
 > 「読んでいない」とは書いていないということですよね?

 そのとおりです。
 ですから私は,“明確に「読んでいない」と書いている”とは
 言っていません。

 私がここで言っているのは,文脈からみた意味あいとして明ら
 かだ,ということです。
 ですから私は上の引用のとおり「・・・意味します」「・・・
 わけです」という表現をしています。
 ----------

つづいてABOFANさんの「解釈」について。

> もちろん、普通に考えると、「文脈上」書いてあるという
>のは、実際には書いていないということと私は解釈している
>のですが…。

そのABOFANさんの「解釈」は間違いでしょう。
これは例を示せば事足りると思います。

 例文:「私は○○を読んでいない。」
この単純な文は,文脈上「私は○○を読んでいない」という意
味として書いてあり,実際に「私は○○を読んでいない」と書
いてあります。
文脈上書いてあることが実際に書いてありますからABOFA
Nさんの「解釈」は失礼ながら間違っています。
よろしいでしょうか?

ABOFANさんの要望?である「棚上げに」が,「ウヤムヤ
にしたい」ということではないならハッキリさせましょう。
まだ腑に落ちないのでしたらできる限り解説しますからお尋ね
ください。

では再度お聞きします。
ABOFANさんの以下の回答
>  もちろん、普通だったら、私もここまで回答を保留した
> りはしません。あっさり「読んでいない」と答えているは
> ずです。
は,明らかに「読んでいない」ことを意味しているので,以下に
あげるようなその後の弁明
>??? 私は別に何の回答もしているつもりはありませんが…。
はABOFANさんの思い違いですよね?

お待たせしました。

>>> 大型さんは、前回の私の返事で「私は、少なくとも日本語の
>>>文字は正しく認識しました。」
>>> と「読んでいない」とは同じ意味(たぶん?)と解釈してい
>>>ただいたことになります。

[中略]

> ましてや議論でやりとりしている当人がこんな言語認識という
> のは・・・ホント勘弁してください。
> お分かりいただけますか?

 ???

 もともとどちらも大型さんの質問がベースになっていますから、その中で「私は、少なくとも日本語の文字は正しく認識しました」と「読んでいない」を、大型さんの「文脈」によって大型さん自身がどう解釈するかの問題です。正直、私に質問されても答えようがありません…。

 もし、本当に定義が不明ということなら、メールその55の回答は意味不明になります。念のために引用しておくと、

> さて「読んだのかどうか?」の件,なんとかやっと回答をいた
> だけました。
> ほんと嬉しいですねぇ,ありがとうございます。

 これは私が回答しているという意味にしか解釈しようがありません。少なくとも、私には「文脈」で判断したという意味にはとれません。いや、「回答」は読む方の「文脈」で判断してもいいということなら、明らかに書いた人(私)の意図とは違うのですから、本人の意図(私は客観的な事実と思いますが)に正反対の解釈をしても何の問題もない、ということになります。その論理を適用すれば、結局、私はもともと「ウソ」なんかついていない、ということになります。

 そういう意味と判断していいのでしょうか?

> 何度も書きますが,ABOFANさんは明らかに,読んでいな
> いことを意味する回答を“している”のに,“何の回答もして
> いるつもりはない”というのは「文章の意味を無視」している
> ことになります。
> 前衛詩じゃないんですから「文章の意味を無視」なんて全くの
> トンデモです。

 ???

 どうやら、私の質問に回答していただけないようですね。

 しつこいようですが、私の質問は文脈とは関係なく、実際に書いてあるかどうかということです。いや、大型さんの「文脈」としては、そう判断しなかったというのであれば、「誤解」(大型さん自身の言葉によれば「ウソ」)ということになります。

>> まぁ、この点については、これ以上いくら議論しても一致
>>点は見いだせないと思いますので、棚上げにするしかないか
>>と思っています。

>「測定の妥当性についての議論」「怪奇現象の件」につづいて
>この「読んでいない?の件」もABOFANさんにとって棚上
>げにしたい状況になったんでしょうか?

 これはいくら「文脈」上でも、でもそんな解釈はできないですよね。(笑)

 大型さんから、回答を得られていない以上、これ以上議論してもムダですから、棚上げにせざるのでないか、という意見(というよりは推測)を述べているだけです。決して私の意図ではありません。

> ここで私なりにABOFANさんの心理を状況と言語行動から
> 分析してみますね。
> さて以下の推理は当たっているでしょうか?

[中略]

> おおむねこんな感じでしょうか。
> もちろんこれはあくまでも私の想像ですよ(^^)

 ですから、全く当たっていません。(笑)

 では、私なりに大型さんの心理を状況と言語行動から
 分析してみますね。
 さて以下の推理は当たっているでしょうか?

 私に対してハッキリ「読んでいない」と答えると「ウソと怪
 奇現象」の件などで議論状況が不利になりそうだから出来れ
 ば答えたくない。
 しかし,求められた回答を下手に拒否していると卑劣だと思
 われそうだ。
 だから,答えないのは大型の側にも一因がある,という印象
 を与えたくて「普通だったら・・・・と答えている」と当て
 付けめいた言い方をしてみた。
 しかし,改めて指摘されるとなるほど明らかに“回答したか
 たちになっている”ので失敗だったな,と思い弁明に苦慮し
 ている。

> 次の部分はABOFANさんが私のメールを読み落としたため
> でしょうね。

>> しつこいようですが、文脈上の議論ではなく、実際に私が
>>「読んでない」と書いてあるか、と質問しているつもりなの
>>ですが、大型さんからは未だに回答をいただいていません。

>既にはっきりと回答していますのでメール57を読んでくださ
>い。
>念のために引用しておきます。

 ???

 それなら、前出の大型さんのメール55は、(大型さんの定義によると)「ウソ」ということになります。本当によろしいですか?

> つづいてABOFANさんの「解釈」について。

>> もちろん、普通に考えると、「文脈上」書いてあるという
>>のは、実際には書いていないということと私は解釈している
>>のですが…。

>そのABOFANさんの「解釈」は間違いでしょう。
>これは例を示せば事足りると思います。

 ???

 それなら読む方で任意に「文脈」を解釈すれば、どんなことでも言えることになりませんか?

> ABOFANさんの要望?である「棚上げに」が,「ウヤムヤ
> にしたい」ということではないならハッキリさせましょう。
> まだ腑に落ちないのでしたらできる限り解説しますからお尋ね
> ください。

 ???

 ウヤムヤになんかしていませんが…。ただ、大型さんが回答していないだけですよ。少なくとも、私の「文脈」ではそうです。(苦笑)

>では再度お聞きします。
>ABOFANさんの以下の回答
>>  もちろん、普通だったら、私もここまで回答を保留した
>> りはしません。あっさり「読んでいない」と答えているは
>> ずです。
>は,明らかに「読んでいない」ことを意味しているので,以下に
>あげるようなその後の弁明
>>??? 私は別に何の回答もしているつもりはありませんが…。
>はABOFANさんの思い違いですよね?

 どうもおわかりになっていないようですね。

 今までの議論から、大型さんの私の「文脈」の解釈は、同じ文章でも随分と違う、いや、正反対の場合もあるということがわかりました。従って、あっさりと「読んでいない」と答えないのは、そのためです。

 ですから、あくまで「文脈」を無視して、書いてある文章だけ、意味があいまいな部分を一歩一歩確認している、というのが現在の作業です。

 確認作業が済んでいない以上、すぐに「読んでいない」と答えるつもりもありません。

 もっとも、その現状を、大型さんの「文脈」で、どう解釈するかは別の問題です。

 よろしいでしょうか?

メール(その63) H19.3.15 16:53

No.1035 (その62)の大型です。

なかなか議論が噛み合いませんね。
噛み合わせるためには基本的な部分を押さえる必要があるよう
なので,今回はちょっと書き方を変えてみます。
ABOFANさんの返事を引用してこまかく個別に指摘,とい
うのは(してもいいんですが)きりが無さそうですし。
また元の書き方に戻すかも知れないんですけどね。

では始めます。

お返事の最後の部分に書いてあるように,ABOFANさんは,
「あくまで「文脈」を無視して、書いてある文章だけ」という
文章の読み方を主張しているように読めます。
これってどう捉えたらいいんでしょうか。

書いてある“文章”というのは,ある規則で“語をならべる”
ことによってつくります。
なぜ規則にそって“語をならべる”のかというと,“意味”を
表現するためですよね。
規則にそって語をならべていない,意味を表現しようという意
図のない文章を考えてみましょうか。
例えば「日本語のしました少なく私は。」という文章は文字ど
おり意味がありません,というよりもこれは文章ではありませ
ん。
一般に,文章を書く,というのはすなわち“意味”を表現する,
ということです。
言いかえると,“書いてある文章”は必ず“意味を表現”して
いて,文章の本質は表現している“意味”である,といっても
いいかと思います。
そうすると当然,“文章を読む”というのは“意味”を読み取
ることだ,ということになりますね。

ここで,“文章”をレベル分けして考えてみます。
(1)個々の文字(アルファベットあるいは表意文字)
(2)(1)のならびによる個々の語
(3)(2)があらわす語の意味
(4)(2)のならびによる文章
(5)(4)があらわす文章の意味

一般に文章の目的は意味を表現することなので,文章を読むと
きには文章の意味をつかむ必要があります。
まして議論をしているメールの文章では(5)のレベルに達し
ない捉え方をしてはいけませんよね。
議論のなかで意識的に(3)とか(4)とかのレベルにとどめ
た見かたをする,というのはとんでもないことで,いわば意思
疎通の否定です。
とすると,「書いてある文章だけ」という読み方,であっても
(5)のレベルまでとらえる必要があり,そうでなければちゃ
んと文章を読んだことにはならないと考えられます。
ここまでよろしいですか?

一方,“文脈”という語を易しく言い換えるとすると“文章の
意味”と言っていいかと思います。
いくつかの文章どうしのつながりによって全体で表現される意
味もありますが,それも含めて“文章の意味”と考えていいで
しょう。

例文を出しましょうか。
|今日ぼくは映画館に行った。
|そこでおいしいポップコーンを食べた。

ここで2行目の“そこ”は“映画館”を指しますね。
ポップコーンを食べたのは“ぼく”です
文脈すなわち文章の意味を捉えることで2行目が意味する内容
が分かるわけです。
でもこれって誰もが普通にできる当たり前のことです。
ABOFANさんもできますよね。
ここまでよろしいですか?

ここで,ABOFANさんが主張している“「文脈」を無視”
について考えてみましょう。
同じ例文を使いましょうか。
|今日ぼくは映画館に行った。
|そこでおいしいポップコーンを食べた。

文脈を無視するような人がもしいたら,“そこ”とは“倉庫”
か?“靴の裏”か?って言うかも知れませんね。
でもそんな人は普通いません,まともな言語能力があれば文脈
を無視するなんてあり得ませんから。
ここまでよろしいですか?

以上のことがちゃんと理解できれば,ABOFANさんが言う
「あくまで「文脈」を無視して」という見方は,“とてもでき
ない”ことであり“してはならない”ことだと納得していただ
けるのかなと期待しています。
いかがでしょうか?
もし疑問点があればお答えします。
異論があるようでしたら補足説明ができるように具体的にご説
明くださいね。
よろしくお願いします。

ご丁寧なメールをありがとうございます。

 しかし、残念ながら、どんどん議論がそれていってしまいますね。

 私は、文脈を全く無視しろ、と言っているのではありませんよ。文脈以前に、書いてある、書いてないの問題で意見が一致していないので、そういう事実を述べているだけです。

 では、再度整理します。

 メール(その54)に対する私の返事

> もちろん、普通だったら、私もここまで回答を保留したりはしません。あっさり「読んでいない」と答えているはずです。

 メール(その55)

> さて「読んだのかどうか?」の件,なんとかやっと回答をいた
> だけました。

 メール(その57)

>> > うっかり本心を書いてしまったのでしょうが,これは,明らか
>> > に実際には「読んでいない」ということを意味します。
>> > ABOFANさんは「読んでいない」と答えているわけです。
>
>>  つまり、私は(少なくとも大型さんに対しては)明確に
>> 「読んでいない」とは書いていないということですよね?
>
> そのとおりです。
> ですから私は,“明確に「読んでいない」と書いている”とは
> 言っていません。
>
> 私がここで言っているのは,文脈からみた意味あいとして明ら
> かだ,ということです。
> ですから私は上の引用のとおり「・・・意味します」「・・・
> わけです」という表現をしています。

 次に、メール(その62)

> 既にはっきりと回答していますのでメール57を読んでくださ
> い。
> 念のために引用しておきます。
>  ----------
>  >  つまり、私は(少なくとも大型さんに対しては)明確に
>  > 「読んでいない」とは書いていないということですよね?
>
>  そのとおりです。
>  ですから私は,“明確に「読んでいない」と書いている”とは
>  言っていません。
>
>  私がここで言っているのは,文脈からみた意味あいとして明ら
>  かだ,ということです。
>  ですから私は上の引用のとおり「・・・意味します」「・・・
>  わけです」という表現をしています。

 以上のことを整理すると、

  1. 私は明確に「読んでいない」とは書いていない
  2. しかし、大型さんの判断では、私が「読んでいない」のは、文脈からみた意味あいとして明らかである

 まず、1については、大型さんも同意したのでOKです。ですから、ここまではいいですね。

 それを受けて、メール(その55)は、大型さんの「文脈」では、こう解釈するべきだ(?)ということになります。[]内が私の補足です。

さて「読んだのかどうか?」の件,なんとかやっと回答をいた だけました。[たとえ、私が明確に回答していなくとも、私が「読んでいない」のは、文脈からみた意味あいとして明らかである]

 しかし、私の「文脈」ではそういう意味ではありませんし、仮に、そう解釈すべきだということであれば、私にとっては「ウソ」ということになります。なぜなら、大型さんが、「私が明確に回答していなくとも、私が「読んでいない」のは、文脈からみた意味あいとして明らかである」という趣旨であれば、明らかに別な回答をしたからです。

 ですから、この点では譲るつもりはありません。

 いや、それなら、大型さんが文章を変えるというなら話は別です。

 次に、2について議論してもいいのですが、混乱しそうなので、次回の返事を待ってからにします。

 よろしくお願いします。

メール(その64) H19.3.21 4:54

No.1035 (その63)の大型です。

お返事ありがとうございます。
食い違いの部分がおおむね分かってきましたので,今回はでき
るだけポイントを絞って説明したいと思います。
ポイントは絞っているつもりですが,そのぶん結構くどい説明
になっている点はご容赦ください。

ABOFANさんの例のお返事が「読んでいない,という意味
の回答」になっているのかどうか。
今回のお返事では「この点では譲るつもりはありません」との
ことですね。
なるほどそうですか。
私の場合は,やりとりのなかで認識が変わり納得できれば,当
然自分の主張を撤回したり譲ったりするつもりでいます。
そのための議論ですからね。
基本的に私には“譲るつもりのない点”はありません。

さて,ABOFANさんのおっしゃる「ですから、この点では
譲るつもりはありません」の前段にある以下の説明

> しかし、私の「文脈」ではそういう意味ではありませんし、
>仮に、そう解釈すべきだということであれば、私にとっては
>「ウソ」ということになります。なぜなら、大型さんが、
>「私が明確に回答していなくとも、私が「読んでいない」の
>は、文脈からみた意味あいとして明らかである」という趣旨
>であれば、明らかに別な回答をしたからです。

ここが若干分かりにくかったのですが,主旨としては以下のよ
うな意味ではないかと捉えています。

|ABOFANさんが例のお返事をするときに,「読んでいな
|い,という意味の回答」として私大型に受けとられるおそれ
|があると認識できていたならば,そのような返事はしなかっ
|た。

ABOFANさんがおっしゃる,譲るつもりがない“この点”
というのは,少なくともABOFANさんが『例のお返事を
“書いた時点では”そういう認識をしていなかった』というこ
とでしょうか。
もしそうなら,高飛車に聞こえる「譲るつもりはありません」
という宣言?も分からないではありません。
認識の当否ではなく,過去には確かにそう認識していなかった,
という認識の有無についての事実関係ですからね。

その点は了解するとして,これから私が説明するのは,ABO
FANさんの過去の認識自体についてではなく(それは誰にも
否定できませんから),あくまでも「例のお返事をどう捉える
のか」ということです。

では,例の返事を「読んでいない,という意味の回答」として
受けとることができるのかどうかを検討してみましょう。

例の(メール54に対するABOFANさんのお返事)
> もちろん、普通だったら、私もここまで回答を保留したりは
>しません。あっさり「読んでいない」と答えているはずです。

このお返事内容が,ABOFANさんご自身の事実関係として,
(1)“読んでいない”場合には成り立つ
(2)“読んでいない”場合以外では成り立たない
といえるのかどうか。
上に引用したお返事をみてこの両者が正しいとすれば,その返
事は“読んでいない”を意味する回答になっている,と判断で
きるでしょう。
問題の文章内容○○○は,△△の場合には成り立ち,△△以外
では成り立たない場合には,○○○はすなわち△△であること
を意味する,ということです。
この理路はご理解いただけますよね。

算数でいうと,「その整数は2で割り切れた」は「その数は偶
数」である場合には成り立ち,「その数は偶数」である場合以
外では成り立ちません。
ですから,「その整数は2で割り切れた」ということは「その
数は偶数」であることを自動的に意味します。
これは,発言者としては「単に計算結果を示しただけで,その
数が偶数であることを示すつもりはなかった」としても文意の
理路としてそうなります。

ここで,事実関係の条件づけをより具体的にしてみましょう。
ABOFANさんの行動の事実関係としては“読んでいる”か
“読んでいない”かのどちらかであり,例外(どちらでもない
こと)はない,とみることができます。
要するに,「“読んでいない”場合以外」というのはすなわち
“読んでいる”ということです。
したがって,(2)を判断する際には「“読んでいない”場合
以外では成り立たない」に代えて「“読んでいる”場合では成
り立たない」ことを確かめれば足りることになります。

つまり,理路を変えずに条件を具体的に書きかえると,
(1)“読んでいない”場合には成り立つ
(2)“読んでいる”場合では成り立たない
ことを確かめればいいことになります。

どうでしょうか?
ABOFANさんが“読んでいない”場合には『・・・あっさ
り「読んでいない」と答えているはずです』は当然成り立ちま
すね。
一方,“読んでいる”場合では『・・・あっさり「読んでいな
い」と答えているはずです』は矛盾していて成り立ちません。
このとおり(1)と(2)どちらも正しいですよね。
したがって,例のお返事は“読んでいない”ことを意味する,
すなわち,読んでいるのかどうかを知りたい人にとって「読ん
でいない,という意味の回答」として受けとることができるわ
けです。

念のために簡単な別の例を示してみますね。
例文を
『お父さんに叱られると思ったから,ぼくガラスを割ったって
言えなかった』
という「ぼくの言葉」にしましょう。
ある事情があったために何かをしなかった,という,例のお返
事と同様の意味構造の文です。

この例文で,ぼくの行動の事実関係として,ガラスを割ったの
かどうかを判断できるか確かめてみます。

ぼくは「ガラスを割った・割っていない」,はどちらかが正し
く,かつ例外はないと考えていいので同様の論理条件と考えて
いいでしょう。
例文の「ぼくの言葉」をみると,
(1)“割った”場合には成り立つ
(2)“割っていない”場合では成り立たない
の両者がともに正しいので,例文の内容によって「ぼくはガラ
スを割った」ことが分かります。

つまり,“ぼく”がガラスを割ったのかそうでないのかを知り
たい人(例えば母親)にとって『お父さんに叱られると思った
から,ぼくガラスを割ったって言えなかった』という言葉は
「ぼくがガラスを割った」ということを意味する回答として受
けとれるわけです。
ですからこのあと母親は例えば「わかったからちゃんとゴメン
ナサイしなさい」って諭すわけですよね。

例の「お返事」に戻りましょう。
> もちろん、普通だったら、私もここまで回答を保留したりは
>しません。あっさり「読んでいない」と答えているはずです。

ここまでの説明で,このお返事は,「読んでいるのか・読んで
いないのか」を知りたい人(私です)にとって,当人が何の回
答もしているつもりがなくても,明らかに「読んでいないこと
を意味する回答になっている」ということをご理解いただけた
と思います。

さらに言うと,これは他でもない「読んでいるのかどうか」に
ついて議論しているときのお返事ですし,それを教えて欲しい
と回答を求めているこの私に対してのお返事ですからね。
回答になっていると受けとられるのは心外,というのはかなり
苦しい弁明のように私には感じられます。

長々と書いてしまったのでまとめておきます。

冒頭申し上げたとおり,ABOFANさんは『「読んでいない,
という意味の回答」として受けとられるとは認識していなかっ
た』ということであれば,それについて了解しました。
もし,このことを認識していたなら別の返事をしていた,とい
うことについても,そうであれば了解しました。
一方,例のお返事は,発言者の意図はどうあれ,明らかに『読
んでいないことを意味する回答になっている』ということにつ
いて,ABOFANさんは同意していただけますよね?

毎回ご丁寧なメールをありがとうございます。

 ただ、残念ながら、ますます議論がそれていってしまいますね。(*_*)

> ABOFANさんの例のお返事が「読んでいない,という意味
> の回答」になっているのかどうか。
> 今回のお返事では「この点では譲るつもりはありません」との
> ことですね。
> なるほどそうですか。
> 私の場合は,やりとりのなかで認識が変わり納得できれば,当
> 然自分の主張を撤回したり譲ったりするつもりでいます。
> そのための議論ですからね。
> 基本的に私には“譲るつもりのない点”はありません。

 ???

 どうもおわかりになっていないようですね。私の本意ではないのですが、どうやらハッキリと明確に言った方がいいと思うので、そうしましょう。

 私の「文脈」では、私がしつこく主張しているのは、大型さんが私が「ウソ」を付いているという文脈と(全く?)同じものです。少なくとも、私は意図的にそういう“文脈”で書いています。しかし、大型さん自身は、大型さんは「ウソ」を付いていないと主張しているようです(本当は大型さんがどう思っているのかわかりませんが…)。

 私の「文脈」では、「私は、少なくとも日本語の文字は正しく認識しました。」 は大型さんが「読んでない」と言うのとイコールです。つまり、大型さんが「読んでない」と判断するのは、私が回答したからではないということに(少なくとも私の「文脈」では)なります。

 しかし、この点(「私は、少なくとも日本語の文字は正しく認識しました。」 は大型さんが「読んでない」と言うのとイコール)は、大型さん自身が認めていないようなので、私は「読んでない」とは回答していないのです。

 いや、私の「文脈」は(一般的に)そう解釈すべきではない、という解釈は(私はともかく、少なくとも大型さん自身によると)ダメ…なはずです。なぜなら、私にとっては「誤解」(確かに誤解したのは申し訳ありませんでしたが…)でも、大型さんの「文脈」では「ウソ」と解釈すべきだからです。

 なお、以上の解釈や「文脈」は、大型さんの反論は受け付けられません。なぜなら、大型さん自身がそうしているからです。少なくとも、私の「文脈」ではそうなります。

 失礼しました。

メール(その65) H19.3.29 21:08

No.1035 (その64)の大型です。

お返事ありがとうございます。

> ただ、残念ながら、ますます議論がそれていってしまいま
>すね。(*_*)

私はそうでもないだろうと思っているんですけどね。
多少異論があってもあえて枝葉には拘らずにお互いが理解でき
る部分を広げていく,という進め方さえすれば徐々に収束する
のではないかと。
私はそのように持っていくつもりなので,多少横道に逸れたも
のの,本論にもどる目星がつきつつあると期待しています。

ついでの余談ですが,議論をすすめるうえで「どちらかが正し
くて他方は誤っている」あるいは「勝つか負けるか」といった
レベルの二分法に陥らないように気をつけるべきではないかと
思うんですよね。
意見の対立があった場合に,異なった見方を生み出す認識構造
の違いにまで立ち返ってお互いを見直すことによって,相手を
全否定するのではなくて歩み寄るべきところを見つけ,できる
だけ建設的な議論をすすめるべきだろうと考えています。
そのためにはお互いに認識の枠組みを知らなければいけません
から,実のある議論をするうえで「説明や回答を拒否する」あ
るいは「反論を受けつけない」という態度は非常に好ましくな
いなぁと思います。
要するに「実のある議論よりも負けないことが大事」といった
姿勢は極めて非生産的な態度だろうということです。
まぁこの点はお互いに気をつけましょう。

> どうもおわかりになっていないようですね。私の本意では
>ないのですが、どうやらハッキリと明確に言った方がいいと
>思うので、そうしましょう。

はい実はそうなんです。
今回のこのお返事にも,私にとって意味がつかみにくい部分が
あったので,私の読み方が間違っている可能性があります。
間違っている部分についてはABOFANさんが意図した意味
あいをハッキリ明確に示していただければ議論はうまく進むと
思いますのでよろしくお願いします。

では本題に入ります。
ウソにまつわる言語認識の問題。
このあたりは言語コミュニケーションの基本に関わる問題です
から「まぁいいか」で流してしまうと今後の議論自体が成り立
たなくなってしまうおそれがあります。
やはり認識をすり合わせておくべきでしょう。

> 私の「文脈」では、私がしつこく主張しているのは、大型
>さんが私が「ウソ」を付いているという文脈と(全く?)同
>じものです。少なくとも、私は意図的にそういう“文脈”で
>書いています。しかし、大型さん自身は、大型さんは「ウソ」
>を付いていないと主張しているようです(本当は大型さんが
>どう思っているのかわかりませんが…)。

私はABOFANさんのお返事をうけて『さて「読んだのかど
うか?」の件,なんとかやっと回答をいただけました』と認識
しました。
この認識は,ABOFANさんに言わせれば「誤解」だから,
すなわち「ウソ」ということになる,という図式でしょうか?
とりあえずそういう理解で検討してみましょう。

まず,最初の「追記ウソ事件」を振り返ってみるとこうです。
ABOFANさんが「誤解」をして追記に事実と違うことを書
き,それを私が「ウソ」だと指摘したところ,ABOFANさ
んは「誤解」があったことは認めるけれども「ウソ」ではない
と否定しました。
つまり,ABOFANさんは『「誤解」だけれども「ウソ」で
はない』と主張しているわけです。

今回の場合は,ABOFANさんのお返事の意味についての私
の認識はABOFANさんに言わせると「誤解」だから「ウソ」
ということになる,という主張でしょうか。
つまり,私の認識は『ABOFANさんにとって「誤解」だか
ら「ウソ」になる』ということですよね?

要するに,「誤解」による言説について,私が「ウソ」だと言
うのはダメで,ABOFANさんが「ウソ」だと言うのはOK
ということですか?
ABOFANさんは,同じ文脈になるよう意図して言った,と
のことですが,私には矛盾しているように思えます。
この私の理解のしかたは間違っているんでしょうか?

この,私の認識は「ウソ」なのか,の件について,ABOFA
Nさんは「意図的に書いた」とのことですので,当然それなり
の理路があるはずです。
もう少し噛み砕いてご説明いただけますか?

それからもう1点。
ABOFANさんの返事を「読んでいない」という意味に受け
とった私の認識について。
この認識は「誤解」ではなくて妥当なのではなかろうか,とい
うことは前々メール以降しつこいくらいに説明しているつもり
なのですが,直接に明確な同意はいただいていないようです。

これについては,ABOFANさんがメール58へのお返事で
> > 私が「返事は文脈からみて“読んでいない”ということになる」
> はい、おっしゃるとおりです。
とのことですので既に同意いただいていると受けとってよろし
いですね?

> なお、以上の解釈や「文脈」は、大型さんの反論は受け付
>けられません。なぜなら、大型さん自身がそうしているから
>です。少なくとも、私の「文脈」ではそうなります。

私は間違っても「反論を受け付けない」ようなことはしていな
いつもりです。
逆に,「よく理解ができないから説明して欲しい」と,私から
「反論の追加を要求」している状況だと考えています。
言うまでもないことですが,今までのメールを含めた私の言説
に対する反論は当然受け付けます。

以上について,私の誤解あるいは認識違いの部分があるかも知
れませんが,その場合はABOFANさんの認識のし方を含め
てお返事のなかでご説明ください。
認識構造のベースとなる部分が明らかになればお互いの理解が
すすみ議論が進展するはずです。
その際に,例えば「そう解釈“できない”」といった不可能性
に関するものについては,直接に根拠を説明しにくいケースが
あるかも知れません。
その場合には,私が説明した内容に対する具体的反論というか
たちで結構です。
そのために私はくどいまでに噛み砕いた説明をしたんですから
ね。
ではよろしくお願いします。

ご返事ありがとうございます。

> この認識は,ABOFANさんに言わせれば「誤解」だから,
> すなわち「ウソ」ということになる,という図式でしょうか?

 私の「文脈」では、私の判断ではなく、大型さんの論理を当てはめると、ということです。

 つまり、私が「ウソ」と言っているのではなく、あくまで大型さんが私に対して言っていること(論理と文脈)を、大型さん自身の文章に当てはめると、「ウソ」ということになるはずです。

 しかし、大型さんは、私は「ウソ」だが、大型さん自身は「ウソ」ではないと主張しています。

 これは(少なくとも私にとっては)ダブルスタンダードではないか、ということです。

メール(その66) H19.4.7 12:23

No.1035 (その65)の大型です。

おっしゃりたいことの意味あいはだいたい分かりました。

ABOFANさんは『原因が「誤解」でも事実と違うならそれ
は「ウソ」だ』という用法に同意なさったわけではありません
よね。
あくまでも,『原因が「誤解」でも事実と違っていればそれは
「ウソ」だ』という私の論理をそっくり私に対して使った,と
いう筋書きだと思われます。
要するに,採用することによって『私が「ウソ」を言ったこと
になる』ことを示す「否定するために仮定した論理」というこ
とですね。

でもそれはあくまでも『私が「誤解」をしている』ことを前提
にしないと成り立たない理屈ですよね。
しかし今回の「回答の意味」の件では,私の認識が“誤解では
ない”ことをそれはもうくどいほどに説明しています。

これに対して,私の認識が“誤解である”ことをちゃんと説明
しないままに“誤解である”ことを前提にして「ダブルスタン
ダードでは?」などとおっしゃるのはABOFANさんの勇み
足ではありませんか?

「誤解」ではない,という私の主張に対する反論説明をせずに,
相手が認めていない前提を根拠にして難癖をつける,というの
は話の理屈がとおっていませんし,少なくとも議論のうえでは
非常によろしくないと思われます。

念のために確認しますが,「追記の件」でのやりとりではAB
OFANさん自身が「誤解していたこと」を認めているのに対
して,今回の「回答の意味」では既にしつこく説明していると
おり私自身は誤解などしていないと考えています。

今までこれだけやりとりをしているわけですから,例の「回答
の意味」をどう認識するかについてABOFANさんが分かっ
ていないはずはありませんし,少なくとも私に説明できる程度
にはお考えのはずです。
くり返しお願いしますが,「返事は文脈からみて“読んでいな
い”ということになる」という私の認識が「誤解」であること
をご説明いただけますか?
私の「誤解」がなければ成り立たない「ダブルスタンダードで
は?」という指摘の前に,私が「誤解」をしていることの説明
が必要です。

ご返事ありがとうございます。

 今回のメールの真意は不明ですが、私の「文脈」では、大型さん自身が「誤解」している、つまり「ウソ」だと認めてしまったことになります。

#ちょっと不思議ですが…。

 念のために、メール(その64)への私の返事を再掲しておきますと、

 私の「文脈」では、「私は、少なくとも日本語の文字は正しく認識しました。」 は大型さんが「読んでない」と言うのとイコールです。つまり、大型さんが「読んでない」と判断するのは、私が回答したからではないということに(少なくとも私の「文脈」では)なります。

 今までこの返事は(少なくとも明確には)いただけませんでしたし、私はこの件についてまだ「読んでない」とは回答していません。しかし、今回のメール(その66)では、大型さん自身が「誤解」だと認めた(?)ようですから、大型さん自身の認識が変わったと考えるしかありません。

 つまり、大型さん自身が「ウソ」と認めてしまったことになります。

 よろしいですか?

メール(その67) H19.4.13 12:23

No.1035 (その66)の大型です。

今回おっしゃっていることの要点はこうでしょうか?

a.「正しく認識云々」の件について私(大型)はまだ回答をし
 ていない。
b.メール66によると私(大型)は「誤解」をしていたと認め
 ているようだ。

これについては申し訳ありませんが両方とも異議ありです。
どちらもABOFANさんの勘違いだと思われます。

まずa.について。
この件については「質問の意味が分からないために回答できな
い」旨の回答をしており,ABOFANさんに質問の意味につ
いて説明していただきたいとお願いして回答を待っている段階
です。

経緯について説明しましょう。
「私は、少なくとも日本語の文字は正しく認識しました。」と
「読んでいない」とは同じ意味なのか,という質問については
『意味不明の質問なので答えられない』旨を何度もお答えして
います。(メール35,54,55,56,59,62参照)

そして,質問の内容が分かれば回答できるので『「日本語の文
字」はどの語句を指すのか,「正しく認識」としてどう認識し
たのか,を具体的に示してほしい』とお願いしています。
(メール56,62参照)

失礼な言い方になって申し訳ないのですが,ここではABOF
ANさんの「文脈」でどのような認識をしたのか自体が問題に
なっていますので,単に「正しく認識した」だけでは認識の中
身が分かりません。
ですから,具体的にABOFANさんが「どう認識したのか」
を示していただく必要があります。

ここでいう「日本語の文字」とはどの語句を指すのか,「正し
く認識」としてどう認識したのか,については私が返事をする
ために必要な情報ですからぜひとも教えてください。
教えていただければ『「私は、少なくとも日本語の文字は正し
く認識しました。」と「読んでいない」とは同じ意味なのか』
という問いに回答できます。

私が想像するABOFANさんの回答はこうです。

●「日本語の文字」が指す語句→“「ランダムサンプリング」
をするとほとんどの場合は差が出ないのは、科学的におかしい
のではないか”
●「正しく認識」→上記の質問を読んでいない

これでおおむね合っていますか?

つぎにb.について。
「読んだのかどうか?」の件については,私がABOFANさ
んのお返事を「読んでいない」という意味に受けとったことが
誤解“ではない”ことをこれまでくどいほどに説明しています。
(メール56,61,64,66参照)

再度引用しますが,例のABOFANさんのお返事

> もちろん、普通だったら、私もここまで回答を保留したりは
>しません。あっさり「読んでいない」と答えているはずです。

の意味について,今のところ私自身の理解(事実関係として読
んでいない)が「誤解」だとは考えていませんので,「誤解」
だったと認めるようなことは書いていないはずです。
私の前メール66の内容も,終始“誤解ではない”ことを主張
し,もし誤解ならばそれを説明していただく必要があることを
示し,説明をお願いしている,というものです。
ABOFANさんの「文脈」で,「私が誤解だと認めているよ
うに」読めたのはメール66のどの部分でしょうか?
もし曖昧で逆の意味に受けとれるようなところがあればお詫び
して訂正しますので,該当個所とその読解のご説明をお願いし
ます。

回答が大変遅れて申し訳ありません。

 ただ、内容は???です。

 大変しつこくて申し訳ありませんが、メール(その64)への私の返事を再掲しておきますと、

 私の「文脈」では、「私は、少なくとも日本語の文字は正しく認識しました。」 は大型さんが「読んでない」と言うのとイコールです。つまり、大型さんが「読んでない」と判断するのは、私が回答したからではないということに(少なくとも私の「文脈」では)なります。

 今までこの返事は(少なくとも明確には)いただけませんでしたし、私はこの件についてまだ「読んでない」とは回答していません。

 仮に、大型さんが「質問の意味が分からないために回答できない」なら、「読んでない」とイコールにはなりません。従って、大型さんが「読んでない」と判断したことを(大型さん自身が)撤回することになります。

#このケースはありえないでしょう?

 ここまではよろしいですか?

 しかし、大型さんの「文脈」では「読んでない」と判断しています(事実関係として読んでいない)。となると──大型さん自身がどのようなプロセスで判断したかには直接関係なく──大型さんの「文脈」では「私は、少なくとも日本語の文字は正しく認識しました。」 は「読んでない」とイコールだということになります。

 ここまではよろしいですか?

 私はこの件についてまだ「読んでない」とは回答していませんから、何らかの理由で大型さん自身の認識が変わったと考えるしかありません。

 ここまではよろしいですか?

 念のために書いておきますが、私は元々「私は、少なくとも日本語の文字は正しく認識しました。」と書いている意味や文脈は変えているつもりはありません。

 ということは、大型さん自身が「ウソ」と認めてしまった、と考えるしかありません。

 よろしいですか?

メール(その68) H19.5.10 17:53

No.1035 (その67)の大型です。

> 回答が大変遅れて申し訳ありません。

遅れるのは構いませんが肝心の回答はぜひとも明確にお願いし
ます。
私の読解力が足りないのかも知れませんが,回答として読みと
ることができませんでした。
いちおう質問を再掲しておきます。

(メール67の私からの質問事項)
(1)
|ここでいう「日本語の文字」とはどの語句を指すのか,「正し
|く認識」としてどう認識したのか,については私が返事をする
|ために必要な情報ですからぜひとも教えてください。

(2)
|ABOFANさんの「文脈」で,「私が誤解だと認めているよ
|うに」読めたのはメール66のどの部分でしょうか?
|もし曖昧で逆の意味に受けとれるようなところがあればお詫び
|して訂正しますので,該当個所とその読解のご説明をお願いし
|ます。

ひとつめの質問事項については,そもそも個別具体的な語句・
認識についておっしゃったのではないならお答えしにくいかも
知れませんね。
私が書いていない質問を表示するお茶目なディスプレイだとか,
書いていない質問を読んだという怪奇現象は“なかった”とい
う意味あいで「私は、少なくとも日本語の文字は正しく認識し
ました」とおっしゃったんでしょうか。
でも,もしそうだとすると,私が書いていない質問について
「・・・という質問がありましたので」と追記(メール18へ
の返事)したABOFANさんの認識=誤解は「正しい認識」
なんですか?
変な言い方になりますが,仮にお茶目なディスプレイとか怪奇
現象がなぜか“あって”,ABOFANさんが私の質問を主観
として“読んだ”のであれば,「・・・という質問がありまし
たので」と書いた行為はABOFANさんの感覚としては「正
しい認識」ということになります。
でも,ABOFANさんは「怪奇現象」をあれほど否定してい
ましたから,これはありえない仮定ですね。
以上いろいろ考えてみてもどうもよく理解できないんですが,
ABOFANさんにとっての「日本語の文字を正しく認識」と
いうのはどういうことなんでしょうか?
このあたりが分からないので『「正しく認識」と「読んでいな
い」はイコール?』という質問にお答えできないわけです。

ふたつめの質問事項については,私が誤解だと認めているよう
に読める部分が「メール66に“ある”」のではなくて,私が
「イコールどうこうの質問」に“回答していない”(とABO
FANさんが受け取っている)から誤解だと判断する,という
ことでしょうか。
この「イコールどうこうの質問」については返答のかたちで後
述します。

回答にうつりますが,今回は逐一返答という形にしてみます。

>  ただ、内容は???です。

その“???”は「同意できない」ではなくて「理解できない」
という意味でしょうか。
私のメールに意味不明な部分があるのでしたら,その意味不明
な部分を具体的に示していただけるとありがたいです。

>  大変しつこくて申し訳ありませんが、メール(その64)
> への私の返事を再掲しておきますと、

>  私の「文脈」では、「私は、少なくとも日本語の文字は
> 正しく認識しました。」は大型さんが「読んでない」と言
> うのとイコールです。つまり、大型さんが「読んでない」
> と判断するのは、私が回答したからではないということに
> (少なくとも私の「文脈」では)なります。

申し訳ありませんが,そのABOFANさんの理解は間違って
いるようです。
私が「ABOFANさんは読んでいない」と判断したのは,
『もちろん、普通だったら、私もここまで回答を保留したりは
しません。あっさり「読んでいない」と答えているはずです』
(メール54への返事)というABOFANさんの回答を読ん
だからです。
これは何度も書いていますよね。
ABOFANさんの認識で何と何がイコールであろうがなかろ
うが,それはこの私の判断とは関係ありません。
第一,私はそのABOFANさんが言いだした「イコールどう
こうの質問」の意味が未だに理解できていないんですから判断
理由になるはずがありません。

>  今までこの返事は(少なくとも明確には)いただけませ
> んでしたし、私はこの件についてまだ「読んでない」とは
> 回答していません。

何度も書いていますが,「イコールどうこうの質問」について
は質問の意味が不明なので説明してほしい,と明確に意味不明
個所を示して返事をしています。
後半の記述については,メール58への返事で,
> > 私が「返事は文脈からみて“読んでいない”ということになる」
> はい、おっしゃるとおりです。
と回答いただいていますし,文章の意味についてくどい話もし
ていますので蒸し返すのはやめておきます。

>  仮に、大型さんが「質問の意味が分からないために回答
> できない」なら、「読んでない」とイコールにはなりませ
> ん。従って、大型さんが「読んでない」と判断したことを
> (大型さん自身が)撤回することになります。

前段の「イコールどうこうの質問」については,くり返し「質
問の意味が分からない」とお答えしているのですが,その(意
味不明という)答えを受けてABOFANさんが「意味が分か
らないならば,イコールには“なりません”」と判断なさるの
はどういう理屈でしょうか?
私は,質問の意味が分からないから回答できない,すなわち
「イコールかどうか“判断できない”」と言っているんですが,
その私の返事を根拠にしてABOFANさんが「イコールには
“なりません”」と判断できてしまうというのは何とも不思議
です。
「イコールに“なるかどうか不明”」 ならば 「イコールに
“ならない”」
この論理はABOFANさんとしては大丈夫なのかも知れませ
んが,私には受け入れられません。

さらに,後段の「従って、」以降について。
ABOFANさんが発した(私のあずかり知らない)「イコー
ルどうこうの質問」の結果が,私の主張撤回の根拠になるとい
うのはどういう理屈でしょうか?
仮に「イコールにならない」とすれば「私が判断を撤回」する
ことになる,というABOFANさんの考え方について,私に
はその筋道が理解できません。
私が「ABOFANさんは読んでいない」と判断した根拠は,
前述のとおり『・・・あっさり「読んでいない」と答えている
はずです』というABOFANさんの回答です。
この判断の妥当性についてはもうくどいほどに説明(メール
56,61,64,66)していますし,ABOFANさんも
「はい、おっしゃるとおりです」(メール58への返事)と同
意なさっています。
ですから,もし私の判断が(形のうえで)根拠を失うとすれば,
『・・・あっさり「読んでいない」と答えているはずです』と
いう(うっかり書いてしまった?)回答をABOFANさんが
取り消す場合で,それ以外にはないと思われます。
その場合でも,形式として根拠を失うだけであって,(私の判
断根拠をなくす作戦として取り消すわけで,取り消したという
事実は残りますから)私が「実際には読んでいないということ
を知った」という事実は消えません。
くり返しますが,ABOFANさんが考えた(私が意味を理解
できない)「イコールどうこうの質問」の結果いかんによって,
私の(ABOFANさんは読んでいないという)判断が根拠を
失うというのはどういう理屈でしょうか?

> #このケースはありえないでしょう?

前述のとおり,ご説明の内容に間違いがあり理屈に合わないよ
うに読めますので,これが「ありえない」ことには同意します。

>  ここまではよろしいですか?

申し訳ありませんが,前述のとおり内容に間違いがあり理屈に
合わないように読めます。

>  しかし、大型さんの「文脈」では「読んでない」と判断
> しています(事実関係として読んでいない)。となると─
> ─大型さん自身がどのようなプロセスで判断したかには直
> 接関係なく──大型さんの「文脈」では「私は、少なくと
> も日本語の文字は正しく認識しました。」 は「読んでな
> い」とイコールだということになります。

何度も言いますが,私が「ABOFANさんは例の質問を実際
には読んでいない」と判断したのは,ABOFANさんが回答
として
>  もちろん、普通だったら、私もここまで回答を保留した
> りはしません。あっさり「読んでいない」と答えているは
> ずです。
と書いているからです。
ABOFANさんがおっしゃる『私のこの判断プロセスがどう
あれ,私が「読んでいない」と判断しているとすれば「正しく
認識」と「読んでいない」がイコールだということになる』と
いうのはどういう理屈なのか理解できません。

>  ここまではよろしいですか?

申し訳ありませんが,私には理屈に合わないように読めます。

>  私はこの件についてまだ「読んでない」とは回答してい
> ませんから、何らかの理由で大型さん自身の認識が変わっ
> たと考えるしかありません。

私は「あっさり・・・答えているはずです」という回答を読ん
で「読んでいない」という意味として受けとっています。
この認識については最初からずっと変わっていません。
私の認識が変わったと思われたのであればそれはABOFAN
さんの誤解であり誤認識です。

>  ここまではよろしいですか?

申し訳ありませんが,私の認識は変わっていませんので「認識
が変わったと考えるしかありません」は間違っています。

>  念のために書いておきますが、私は元々「私は、少なく
> とも日本語の文字は正しく認識しました。」と書いている
> 意味や文脈は変えているつもりはありません。

>  ということは、大型さん自身が「ウソ」と認めてしまっ
> た、と考えるしかありません。

ABOFANさんが文章の意味を途中で変えたりしていない,
ということが「私がウソと認めた(その事実はありませんが)」
とABOFANさんが判断する根拠になる,という理屈が理解
できません。

>  よろしいですか?

申し訳ありませんが,以上のとおりほぼ全ての部分が意味不明
あるいは異論ありです。

私の理解力が足りないためだとしたら申し訳ないのですが,冒
頭の再掲質問2件とあわせてご回答ご説明をお願いします。

正式な返事は少々お待ちください。

 ただ、私の主張は極めて単純です。

 大型さんが私に対して「ウソ」と言っているのと同じ文脈で、私は大型さんの文章が「ウソ」だと言っているのです。この場合、私の文脈が不当だ、というのは通りません。なぜなら、私は大型さんが私に取る態度と同じ態度を取っているつもりだからです。少なくとも私の文脈では…。

 いや、同じ態度ではないから不当だ、という主張も通りません。なぜなら、「不当」かどうかは、大型さん自身が判断しているのであって、何らかの基準に基づいているのではないからです。大型さんもそう認めていたはずで、だから私は私独自の基準で大型さんは「不当」と判断しています。

 私は一歩も譲るつもりはありません。

 だから、何度も言っているように棚上げにしてはどうですか、と提案しているのです。

 それがいやなら、いつまでも平行線です。私は自分の主張を曲げるつもりはありません。

 と言った方が簡単なのでしょうか?

 しかし、これをきちんと引用・論証 etc. して返事をすると、かなりの時間がかかるので、返事は少々お待ちください、と毎回お願いしています。

 よろしいですか?

メール(その69) H19.9.5 13:40

正式な返事をノンビリお待ちしています。

申し訳ありません、もうしばらくお待ちください。


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最終更新日:平成19年5月11日