ABO FAN


Red_Ball12.gif (916 バイト)No.1023 O型男性の匿名希望さんから H17.2.19 15:24

1.面白いですか?

とっても(^O^)

2.お気に入りのページ

E−MAIL

3.血液型と性格の関係は?

ない

4.メッセージ:

このメールのコーナーを見ていると、肯定する人は占いと同レベル(周囲の人間を見て「あー当たってるよねー」とか言う以上のことはあまり深く考えてない)の人が多いですよね。
むしろABOFANさんは肯定派の中では異端なんじゃないですかね。
論争になった時に肯定論者の援軍(ある程度以上の論理的な発言ができる人)が来る事がほとんどないし。最大素数さんくらい?

ここや他の掲示板なんかでの論争を読んで「なるほど血液型と性格には関係があるのか」という考えに至った人って本当にいるんでしょうか?いるのなら是非意見を聞かせて頂きたいなあ、というのが正直な実感です。
なにしろABOFANさんの論理はずっと一緒なので、さすがに読み飽きて来たのですよ(笑)他の肯定派の人の「論理的な」意見が聞きたいです。

面白いメールありがとうございます。No.1024&1025と一緒に回答します。

#念のため、No.1026の回答も読んでみてくださいね。

> ここや他の掲示板なんかでの論争を読んで「なるほど血液型と性格には関係があるのか」という考
> えに至った人って本当にいるんでしょうか?

 少数ですがいますよ。なるほど、もっともだって納得した人が…。

#インターネットで検索すると出てきます。

 もっとも、否定論者も似たようなもので、「他のホームページや他の掲示板なんかでの論争を読んで『なるほど血液型と性格には関係がないのか』という考 えに至った人って本当にいるんでしょうか?」という質問に答えられる人は極めて少数でしょう(笑)。

 否定論者のパターンはだいたい、

  1. 否定する人は占いと同レベル(周囲の人間を見て「あー当たってないよねー」とか言う以上のことはあまり深く考えてない)の人。
  2. 専門家(≒心理学者)が関係ないといているのだから関係ない。だから、血液型は疑似科学でオカルトだ。実は、否定の根拠となる内容は理解できないが、専門家が言っているのだから、たぶん間違いないのだろう、という人。
  3. 過去に「B型はマイペース」などと根拠のない決めつけ(?)で傷ついた。こんな差別的で有害なことが正しいはずがない、という人
  4. 性格検査等で統計的な差がない。だから否定するんだ、という人。

 といったところでしょう。このメールのコーナーを見ていると、1〜3がほとんどのようです。

 なお、4の立場を取る人(≒心理学者)は、ごく少数を除いて沈黙してしまいました。少なくとも、明確な根拠を示す人は、現状では皆無といっていい状態と言っても過言ではありません。

 同じようなことは、鈴木淳史さんが著書の『占いの力』(洋泉社 H16.9)で書いています。

 科学、ここでは自然科学といったほうがいいだろうけど、それを成り立たせているものは3つある。実証性と再現性と論理性である。つまり、何回やっても、誰がやっても、同じ結果になって、その筋道が矛盾でないもの。
 …血液型性格判断も、血液型という存在自体はハッきりしているものの、それが示そうという性格というやつはつねにボンヤリしているというアンバランスな存在。片方ハッキリ、もう一方がボンヤリ、これこそ占いの王道といっていいのかもしれない。

 私も同感です。心理学者がきちんと性格の定義を示せば問題はありません。つまり、責任は主に心理学者にある…ということになります。

 ということで、匿名希望さんも、ぜひ性格の定義をお願いします。m(._.)m

メール(その2) H17.3.6 16:50

丁寧なご返事ありがとうございます。マジメな論争は他の人がいろいろやってくれてるし、あまり「この人を論破しよう」とか思わずに、暇つぶしの雑談に付き合ってくだされば幸いです。
ABOFANという人の思考回路の謎に迫るのが私の目的ですから(笑)。

> 少数ですがいますよ。なるほど、もっともだって納得した人が…。
>#インターネットで検索すると出てきます。
> もっとも、否定論者も似たようなもので、「他のホームページや他の掲示板なんかでの論争を読んで『なるほど血液型と性格には関係がないのか』という考えに至った人って本当にいるんでしょうか?」という質問に答えられる人は極めて少数でしょう(笑)。
インターネットで検索すると出てきますよ(笑)。とりあえずこちらのサイト名でgoogle検索してみたりするとよいんじゃないでしょうか。

まあお互い自分に都合の悪い意見はなかなか目に入らないもので、確証バイアスってやつの典型的な実例ですね(笑)

ふむ、否定論者のパターン分けですか。これはどういう基準なんでしょうねえ。随分と重要なパターンが抜けてるんじゃありません?
 ・専門家の言っている内容を理解し、否定の根拠も理解している。
少なくとも私はこのつもりなんですが。そんなにいませんかこういう人?ABOFANさんのなかでは否定の根拠は存在しない事になっているからそんな人もいないんでしょうか。

で、1〜3は議論を横から見ているいわば素人がどういう態度を取るかの分類のようですが、専門家が否定するパターンが4の「統計的な差がない。」1種類ってことはないでしょう。少なくとも「○○さんからのメール」のコーナーが作られるような方々はそれぞれ違った切り口だったはずですが。

まあ、この辺は「ああまた否定派イメージを悪くするために情報操作を試みてるなー」ぐらいでみんな流し読みすると思うんでいいんですけど。
気になるのは次の文章です。

> 私も同感です。心理学者がきちんと性格の定義を示せば問題はありません。つまり、責任は主に心理学者にある…ということになります。

ええと、つまり心理学者が性格の定義をきちんとできていないという認識なのですか?
だとしたら心理学者のデータからは決して「血液型と性格に関係がある」とは言えませんよねえ。

じゃあABOFANさんはどのデータから「血液型と性格に関係がある」と主張していて、そのデータではどのように性格が定義されているのでしょうか?よろしければお教えくださいな。

ご返事ありがとうございます。

> 随分と重要なパターンが抜けてるんじゃありません?
>  ・専門家の言っている内容を理解し、否定の根拠も理解している。
> 少なくとも私はこのつもりなんですが。そんなにいませんかこういう人?

 専門家以外にはほとんどいません。現に、No.1023さんだって、その「専門家の言っている内容」は説明していませんから、私には内容がわかりません。ぜひ説明をお願いします。

> 少なくとも「○○さんからのメール」のコーナーが作られるような方々はそれぞれ違った切り口だったはずですが。

 確かに全員とは言いませんが、専門家のほとんどがこのパターンでした。

> ええと、つまり心理学者が性格の定義をきちんとできていないという認識なのですか?

 いや、データで差があることがほぼ明らかになってしまったので、こうでもしないと「否定」の根拠がないということです(笑)。ただし、性格心理学者にとっては名誉な話ではありません(笑)。私の定義は、基本的には性格心理学者の定義と同じです。

 では、No.1023さんの性格の定義はどうなのですか?

メール(その3) H17.3.10 21:17

やっぱり、ひたすら「論破しよう」って方向でムキになるんですねえ(^^;
肯定論者は何を考えているんだろう、どういう経緯をたどって「関係ある」って結論を出しちゃうんだろう、という部分を知りたいという私の欲求をかなえるためにはちょっとでも付き合わないといけないんでしょうか。

> 専門家以外にはほとんどいません。現に、No.1023さんだって、その「専門家の言っている内容」は説明していませんから、私には内容がわかりません。ぜひ説明をお願いします。
 自分にとってまずいところは最初は書かないで、突っ込まれると「ほとんどない」と言い訳するってパターンは正直見飽きたので最初からちゃんと正確に書いてほしいですね。

で、私の否定の根拠ですが、ものすごく簡潔にいうと「関係あるという根拠がないから」です。
こういうとまたABOFANさんが山のように過去ログをコピペしてくるのが嫌なんですよねー。先に前提を書いときますけど、
・デフォルトは「ない」だから、あるという根拠もないという根拠もなければ「ない」と考える
・統計的有意差がある、と主張されているデータはどれもサンプリングや調査手法に問題があったり、恣意的で不適切な分析が行われている
という2点でもって「ない」と結論付けています。


> 確かに全員とは言いませんが、専門家のほとんどがこのパターンでした。
 もっとも有名な否定論と言っても良いと思われる「ABOFANへの手紙」の渡邊氏はこのパターンにあてはまりません。(統計の部分にも触れていますが、どちらかというと性格の定義についての議論がメインでしょう)私の認識もこの論争をベースにしているので、どうか既出の話題の再掲は避けてくださるよう重ねてお願いします。

>> ええと、つまり心理学者が性格の定義をきちんとできていないという認識なのですか?
> いや、データで差があることがほぼ明らかになってしまったので、こうでもしないと「否定」の根拠がないということです(笑)。
 その「差がある」と主張するデータの信頼がおけるかどうかという議論は過去にもされていますし、今も続いています。そもそも信頼できるデータなどない、というラディカルな意見もそれなりに説得力があると思っていますが。

>ただし、性格心理学者にとっては名誉な話ではありません(笑)。私の定義は、基本的には性格心理学者の定義と同じです。

 私の大きな疑問のひとつは、「定説を疑えというのが理系の常識」とか言いながらその「性格心理学の定義は正しいのか」という部分は疑わないのはなぜなのですか?という点です。

 私は正直疑っています。性格が、なんか適当な調査をしてこの条件に当てはまる人はこういう性格、みたいな単純な定義付けができるものとは思えません。「はっきりと定義のできるものではない」というのは定義とはいえませんかね?
まあ、あえていうなら相互作用論が一番納得がいく立場ですね。

 例えば、数字の上ではなんか血液型別に偏ったデータが出たとします。私の思考のアルゴリズムを追ってみると、こんな感じですかね。

 1.直感的に「これはありえない、なにかおかしい」と感じて、まずデータを疑う。
 2.データに問題がなければ、結論を導く論理の過程や、前提条件(「性格の定義」はここですね)になにかおかしい点がないか疑う。
 3.1・2で疑わしい点がなくなって初めて、血液型別の偏りという事実を認め、「なぜそんなことになるのか?」という点に興味を持つ(たぶん)

3.までは到達したことがないので予想ですけど。ABOFANさんがなんか偏ったデータ(偏ってないデータも)を見たときはどういう思考の経路をたどるのですか?

またまた、早速のご返事ありがとうございます。

> で、私の否定の根拠ですが、ものすごく簡潔にいうと「関係あるという根拠がないから」です。
>こういうとまたABOFANさんが山のように過去ログをコピペしてくるのが嫌なんですよねー。先に前提を書いときますけど、
> ・デフォルトは「ない」だから、あるという根拠もないという根拠もなければ「ない」と考える
> ・統計的有意差がある、と主張されているデータはどれもサンプリングや調査手法に問題があったり、恣意的で不適切な分析が行われている
> という2点でもって「ない」と結論付けています。

 はあ、そうですか。既によくご存知のとおり、この場合、かくかくしかじかの条件を満たす場合、「関係がある」という条件を提示しなければ科学的ではありません(反証可能性がゼロになってしまうので)。従って、その条件がないので、申し訳ありませんが回答しようがありません。(^^;;


>> 確かに全員とは言いませんが、専門家のほとんどがこのパターンでした。
> もっとも有名な否定論と言っても良いと思われる「ABOFANへの手紙」の渡邊氏はこのパターンにあてはまりません。

 はあ、そうですか。あまりここには書きたくなかったのですが…そう書かれては説明せざるをえません。渡邊さんは、日常生活では「性格」も「血液型」も信じているのですよ! No.1023さんも、日常生活ではそうなのですか?

(でも、彼は、心理学者という“科学者”としては「性格」も「血液型」も信じてないのです。ここらへんは、未だに理解不能です。(*_*))

> 私の大きな疑問のひとつは、「定説を疑えというのが理系の常識」とか言いながらその「性格心理学の定義は正しいのか」という部分は疑わないのはなぜなのですか?という点です。

 ??? 私は性格心理学自体を全否定しているのではありません。(性格)心理学者の否定の根拠や論理がおかしいと指摘しているつもりなのですが…。その結果、ほとんどの否定論者は沈黙してしまいました。あるいは、大村さんのように“転向”してしまった人もいます。

#性格心理学を否定したら、(性格)心理学者の否定の根拠や論理も否定できませんよね(笑)。

> 私は正直疑っています。性格が、なんか適当な調査をしてこの条件に当てはまる人はこういう性格、みたいな単純な定義付けができるものとは思えません。

 失礼ですが、性格検査の妥当性はどうやって検証するかご存じですか? 知っていて否定するなら、それも一つの見識です。しかし、「思う」「思わない」レベルでは、科学とは言えないと思いますがどうでしょう?

> 「はっきりと定義のできるものではない」というのは定義とはいえませんかね?

 民主主義だってはっきり定義なんかできませんよ(笑)。現実には、国によってバラバラで、統一的な定義なんてできるはずがありません。では、「民主主義」は存在しないのですか? あるいは「 宇宙」はどうですか?

#そう言うなら、それはそれで一つの見識です。

> 例えば、数字の上ではなんか血液型別に偏ったデータが出たとします。私の思考のアルゴリズムを追ってみると、こんな感じですかね。

>  1.直感的に「これはありえない、なにかおかしい」と感じて、まずデータを疑う。
>  2.データに問題がなければ、結論を導く論理の過程や、前提条件(「性格の定義」はここですね)になにかおかしい点がないか疑う。
> 3.1・2で疑わしい点がなくなって初めて、血液型別の偏りという事実を認め、「なぜそんなことになるのか?」という点に興味を持つ(たぶん)

 冒頭に書いたとおり、反証可能性がゼロになってしまうので、これでは回答のしようがありません。「関係がある」という条件を提示していただけないでしょうか?

> 3.までは到達したことがないので予想ですけど。ABOFANさんがなんか偏ったデータ(偏ってないデータも)を見たときはどういう思考の経路をたどるのですか?

 「偏ったデータ」の定義が不明ですが、きちんとした「有意差があるデータ」なら認めます。考え方は統計学の教科書どおりです。

メール(その4) H17.3.16 14:58

毎回付き合っていただいてありがとうございます。ちょっと面白い発言を引き出せたかな?

 ありなしの論争は最初からする気がないので、打ち切ってくださってありがとうございます(笑)。
 科学のルールとか反証可能性とか、やっぱりわかってないんだなーとは思いますけど、専門家があれだけ丁寧に(それこそシロウトの私にもわかるように)説明して理解できない人に素人がどうこういってもわかってはもらえないでしょうし、その点はあきらめています(笑)。
 そもそも、私が論争をするとしたら性格心理学者に対して「その定義おかしいんじゃないの?」という話になるべきで、議論の相手はABOFANさんではないでしょうしね。


 心理学者の話をふってきてくれたので、一言。

>はあ、そうですか。あまりここには書きたくなかったのですが…そう書かれては説明せざるをえません。渡邊さんは、日常生活では「性格」も「血液型」も信じているのですよ! No.1023さんも、日常生活ではそうなのですか?

http://www.obihiro.ac.jp/~psychology/abofan/abofan2.html#18
 この辺りですね。私は日常生活のレベルでも血液型(と性格の関係、という意味ですよね?)は全く信じていませんが、性格の存在は信じていますよ。それが何か?

>(でも、彼は、心理学者という“科学者”としては「性格」も「血液型」も信じてないのです。ここらへんは、未だに理解不能です。(*_*))

 え、なんでです?自分が日常生活で科学的ではないことを信じたり、それに従って行動したりすることと、科学的な話をするときに科学的に思考することを区別するのなんて当たり前じゃないですか。それができなきゃ科学者なんてつとまらないでしょう。
 ABOFANさんが理解できないのは、泳げない人が「他の人はどうして泳げるのか」がさっぱり理解できないようなものだと思います。そんなこと言ったって泳げるんだもの、としか言いようがないですよねえ(笑)。

 例えば仮に、心理学者でも血液型と性格に関係があるのではないかと考えてデータを取ったり研究を続けている人がいたとして、現時点で「ある」と言えるだけのデータがないとしたら、TVとか雑誌の記事で心理学者としての見解を聞かれたら「ない」と答えるでしょう。
 そういう人が「お、これは関係ある証拠になるかも?」と思うようなデータを得たとしたら「面白いよこの結果!」と当然言うでしょうし、その後追試でやっぱりダメだったら「やっぱりない」と言うでしょう。言うことがコロコロ変わること自体を非難するのは筋違いではないですかね?
 私も心理学者を全面的に擁護するわけではないのですが、この点に関してはどうも的はずれな気がします。そもそも雑誌やTVのコメントなんて編集されてるに決まってるんですから、行間を勝手に深読みしすぎるのはABOFANさんの悪いクセだと思うのですがどうでしょう。

メールありがとうございます。

> ありなしの論争は最初からする気がないので、打ち切ってくださってありがとうございます(笑)。

 私の方から打ち切っているつもりはないのですが(笑)。ただ、科学的論争をするつもりなら、具体的に私の論理のおかしいところを指摘してください。私は、No.1023さんの方が論争を一方的に打ち切ったと解釈していますが…。違うのでしょうか?

> 科学のルールとか反証可能性とか、やっぱりわかってないんだなーとは思いますけど、

 ここで行うのは、抽象的な科学のルールの話ではなく、「ありなし」の論争だと思っていたのですが…。

> そもそも、私が論争をするとしたら性格心理学者に対して「その定義おかしいんじゃないの?」という話になるべきで、議論の相手はABOFANさんではないでしょうしね。

 おっしゃるとおりです。

> 私は日常生活のレベルでも血液型(と性格の関係、という意味ですよね?)は全く信じていませんが、性格の存在は信じていますよ。それが何か?

 それは不思議ではないと思います。

> (でも、彼は、心理学者という“科学者”としては「性格」も「血液型」も信じてないのです。ここらへんは、未だに理解不能です。(*_*))

> え、なんでです?自分が日常生活で科学的ではないことを信じたり、それに従って行動したりすることと、科学的な話をするときに科学的に思考することを区別するのなんて当たり前じゃないですか。

 ??? 理系の私にとっては当たり前ではないですが…。

 例えば、「気」の存在を信じている科学者がいます(ちなみに、私は信じていません…笑)。しかし、それはその人が気の存在が「科学的」であると思うから信じているので、科学的でないことを信じているのではありません。性格も同じだと思うのですが…。

 性格を科学的に解明できないとするなら、性格心理学の方法論が悪いのであって、それは性格が「科学的でない」から信じているのではありません。No.1023さんは違うのですか?

> それができなきゃ科学者なんてつとまらないでしょう。

 ??? 科学者はオカルト信者じゃないとつとまらないのですか?

> 例えば仮に、心理学者でも血液型と性格に関係があるのではないかと考えてデータを取ったり研究を続けている人がいたとして、現時点で「ある」と言えるだけのデータがないとしたら、TVとか雑誌の記事で心理学者としての見解を聞かれたら「ない」と答えるでしょう。

 そんなことはないと思いますが…。「気」や「モノポール(磁気単極子)」や「量子コンピュータ」は、現時点で「ある」と言えるだけのデータはありませんが、TVや雑誌の記事で(信じている人が)科学者としての見解を聞かれたら「ある」と答えるでしょう。当然ながら、解説書も山のように(?)出版されています。

> そもそも雑誌やTVのコメントなんて編集されてるに決まってるんですから、行間を勝手に深読みしすぎるのはABOFANさんの悪いクセだと思うのですがどうでしょう。

 雑誌にもよりますが、通常の取材の場合は出版前に原稿を見せてもらえますので、あまりひどい場合は修正が可能です(そうでない場合もありますが…)。TVのコメントの場合はわかりませんが、少なくともまともなメディアなら、ニュアンスが変わることはあっても、「白」が「黒」になることはないはずです。

 もちろん、某放送局や某新聞社のように、最初から特定の意図を持って取材するなら別ですが、それだからといって、すべてのメディアがそうだと決めつけるのはいかがかと思います。

 No.1023さんは、どういう根拠で「雑誌やTVのコメントなんて編集されてる」から全く信用できない(?)と思っているのでしょうか? そう断定する「科学的」な根拠はあるのですか?

 アポロは月へ行かなかったのでしょうか?

メール(その5) H17.3.23 22:26

ああ、ついにここに入れられてしまいましたねえ。
最初からずっと「あり・なしの論争」になりたくないと主張してきたのに・・・悲しいです。やはりABOFANさんにとって「血液型と性格が関係ない」と思う人は全て論破すべき敵でしかないのですね。

>
>  私の方から打ち切っているつもりはないのですが(笑)。ただ、科学的論争をするつもりなら、具体的に私の論理のおかしいところを指摘してください。私は、No.1023さんの方が論争を一方的に打ち切ったと解釈していますが…。違うのでしょうか?

違います。私は最初から科学的論争などしかけてないじゃないですか・・・
肯定論者と否定論者の間には不毛な罵りあいしかないというんじゃ悲しいと思って、なにか論争以外のコミュニケーションが取れないものかと思ったのですよ。

ま、不毛な論争を止めてくれるならいいですけど。

さて、科学的じゃない論争のほうはもうちょっと(笑)。

> > え、なんでです?自分が日常生活で科学的ではないことを信じたり、それに従って行動したりすることと、科学的な話をするときに科学的に思考することを区別するのなんて当たり前じゃないですか。
>
>  ??? 理系の私にとっては当たり前ではないですが…。

お願いですから理系の評判を落とすのは止めてくださいよ。私も理系出身として悲しいです。たまたまABOFANさんに当たり前じゃなかったからといって、理系にとって当たり前じゃないという推定はできません。これはランダムサンプリングしてないからですね(笑)


>  例えば、「気」の存在を信じている科学者がいます(ちなみに、私は信じていません…笑)。しかし、それはその人が気の存在が「科学的」であると思うから信じているので、科学的でないことを信じているのではありません。性格も同じだと思うのですが…。

根本的に間違っていますよ。私は「日常生活で非科学的なことを信じていても、科学的思考をするべき時にはすることができる能力」が、科学者なら必須だと言っているのです。

そんな例を出してくること自体が、ABOFANさんにその能力がないことの証明です。


>  そんなことはないと思いますが…。「気」や「モノポール(磁気単極子)」や「量子コンピュータ」は、現時点で「ある」と言えるだけのデータはありませんが、TVや雑誌の記事で(信じている人が)科学者としての見解を聞かれたら「ある」と答えるでしょう。当然ながら、解説書も山のように(?)出版されています。

私が例えとしてあげたのは、例えば気なら「現在の時点であるという確かな証拠があるのか」と聞かれたら「ない」と答えるのがまともな科学者であろうということです。予測や主張と現時点で証明されているかどうかをいっしょくたにしないでください。

この辺も仮説と検証の話を飽きるほどしてたじゃないですか・・・


最後に訂正と補足。
> > そもそも雑誌やTVのコメントなんて編集されてるに決まってるんですから、行間を勝手に深読みしすぎるのはABOFANさんの悪いクセだと思うのですがどうでしょう。
>
(中略)
>  No.1023さんは、どういう根拠で「雑誌やTVのコメントなんて編集されてる」から全く信用できない(?)と思っているのでしょうか? そう断定する「科学的」な根拠はあるのですか?

ああ、私は編集の仕事に携わっていて、まさに「偉い学者さんのコメントを取ってきて字数に収まるようにぶった切って編集する」という仕事をしてきたんですよ。科学的な根拠ではないと言われればその通りですが、経験則というやつです。

ABOFANさんがコメントした学者さんの言わんとしたことを誤読しているに違いないと思うのも、私が自分の言いたいことをちっとも理解してもらえないという正に今経験している事象からの予測です。全く科学的ではないですね(笑)、でも日常生活で私がそう確信するのには全く問題はないのです(笑)。

メールありがとうございます。ここまでのメールを何回か読み返して、やっと意味がわかりました。(^^;;

 今までの失礼はご容赦ください。

 さて、私の論理はこちらです。しかし、それではわかりにくいので、再度説明することにします。

 基本的には、心理学者が示す「血液型と性格に関係がある」という条件を満たすデータを示しているだけです。具体的には、大村さん坂元さんのデータです。現在までのところ、反論はほとんどありません(つまり、関係があるということが、実質的に認められたことになります)。

#もっとも、これらは文系や心理学者向けの説明ですので、理系向けには別な説明を考える必要があります。

 理系向けの説明としては、「性格」の定義を明確にすることが必要です。No.1023さんも理系とのことですので、よくおわかりかと思いますが、だいたい理系の人間は心理学なんて全然信用していません(苦笑)。心理学を信用しないのには根拠がないわけではなく、血液型と性格の論文などを読めばわかりますが、学術的なレベルは無茶苦…いや、あまり高いとは言えないものが多いようだからです。

 そんな論文を読んだ理系は、血液型なんか全くオカルトだ、と信じている人も多いようで、確かにそう信じている理系が多くても不思議ではありません。

 しかし、性格が正確に定義できないからといって、血液型なんかオカルトだ、と頭から否定するのは本来の理系的な発想ではないですよね?

 そこで、背理法で考えてみることにします。仮に、血液型によって性格に全く差がないとしたら、△型は○○な性格といった質問の回答には、血液型によって差が出ないはずです。しかし、実際には有意な差が出ています(自己暗示かどうかは別途検証します…)。

 従って、性格の定義はどうあれ、血液型により性格に差があることは認めざるを得ないことになります。

 以上、ごく簡単に説明しました。

 さて、

> ・デフォルトは「ない」だから、あるという根拠もないという根拠もなければ「ない」と考える

 これは、「あるという根拠」の定義を明確にしないといけないと思います。もっとも、心理学者のように(認めると困るので)無闇にレベルを高くするなんていうウラワザを使う人はいないでしょうが。

#心理学者自身のデータだって、学会誌でさえそんなレベルのデータはほとんどありません…笑。

> ・統計的有意差がある、と主張されているデータはどれもサンプリングや調査手法に問題があったり、恣意的で不適切な分析が行われている

 これは具体的に、坂元さんのデータを見て判断してください。

> という2点でもって「ない」と結論付けています。

 それなら、どのような方法で実験をすれば「ある」と判断できるのか、具体例で説明する義務があるはずです。理系なら、これ以上言わなくてもおわかりでしょう。

> 私が例えとしてあげたのは、例えば気なら「現在の時点であるという確かな証拠があるのか」と聞かれたら「ない」と答えるのがまともな科学者であろうということです。予測や主張と現時点で証明されているかどうかをいっしょくたにしないでください。

 これは偏見だと思います。超心理学のちゃんとした学会もありますよ。でも、私は気は信じていません(笑)。気やモノポールがダメなら「中間子」でもいいですよ。当時の物理学の大御所がどう言ったかはよくご存じでしょう。結局、大御所が間違っていて、「中間子」はノーベル賞をもらいました。飛行機やロケットは、技術的に実現不可能と信じられていたのはあまりにも有名です。血液型とどう違うのでしょう?

 さて、マスメディアですが、まともな会社なら、通常は全くのウソは流しません。ただし、ある事実を意図的に隠蔽することはありえるかもしれません。しかし、複数のメディアの報道内容を確認することにより事実に近づくことは可能です。メディアだからダメ、というのはあまりにも単純化した見方ではないでしょうか? そこらへんは、関係者なら十分ご存じのはずです。

 おっしゃるように、メディアの言うことを盲信してはいけませんが、このように、ウラを取ることによりその情報の信頼性をチェックすることは十分に可能です。私も、できるだけウラを取るようにしています。

 大村さんの場合は、クロニンジャーの文献や、過去の血液型の文献との整合性を調べれば、メディアの内容が正しいかどうかは、おおよその見当が付きます。私のHPは、そういう方針で情報を掲載しているつもりです。

 重々ご承知のように、公開情報を分析することが諜報活動の基本です。くどいようですが、頭からメディアの情報を否定するのはどうかと思いますが、いかがでしょう?

メール(その5) H17.5.23 22:26

ご無沙汰しています。だいぶ前のメールから空いてしまいましたねえ。
GW中に話題になっている村上氏の本を読んでいました。ABOFANさんほど熱心ではないので近所の図書館に入るのを待ってたのでちょっと遅くなりましたが(^^;
なかなか面白いですけど、否定派の立場からもちょっと不満のある本ですね。タイプ1エラーの説明が間違っていたりとか・・・
全体的な印象として、この人は自分の商品である「ちゃんとした心理テスト」を売りたくて、そのために「今の心理テストは当たらないんだ」と言ってる感じがしました。最初に血液型を持ってきているのは、今ちょうど血液型のTV番組とかで流行ってるみたいだからそこを叩いて話題づくり・・・みたいな計算が透けて見えてちょっと萎えたかなー。

そんな感じの本でした。さてABOFANさんはどんな反応をするんだろ?と楽しみに待っていたのですが・・・期待の遙か斜め上をかっとんで行ってくれましたねー。
あれだけ今までランダムサンプリングしてなくてもいいって主張していて、否定的な結論のでる調査については「ランダムサンプリングしてないからダメ」って・・・ここまであからさまなダブルスタンダードを実例として見たのは初めてかも知れません(笑)。
すごいや。

さて、前回のメールについておくればせながら。メディア論に関しては私の言いたかったことはある程度伝わったかと思います。

さて、「血液型と性格が関係あるといえる定義」です。
私の回答は「どういう母集団の、どういう性格のどういう関係についてなのか言ってくれないと決められない」です。
そうしないと実験のやり方を考えることすら出来ませんからね。理系なら、これ以上言わなくてもおわかりでしょう(笑)


で、横やりですが大型さんとのメールの最後につっこみ。

>私(というよりは一般的に)は、差があることに再現性があれば、それが特定の集団に限られたとしても、「血液型と性格に関係がある」と定義します。違うのですか?

「差があるのが特定の集団に限られている」というのが判明しているのに全体について言及するというのがまず意味不明というか、普通は無意味だからやりませんね(笑)
そんな結果が出ているのならまず特定の集団で差が出ている理由を調べるのが先決でしょう。
 この定義の不自然さはABOFAN理論の根っこに迫ってる気がしますね。議論の展開を注目させてもらいます。

お久しぶりです。

 村上さんの本を読まれたのですね。なかなか面白い本だと思います。

 さて、

> タイプ1エラーの説明が間違っていたり

 17ページの記述のことでしょうか。「こういう結論を下して間違う確率」はタイプ1エラーだけのことで、タイプ2エラーは何の説明もありませんね。全くの間違いとは言えないとしても、統計の素人が読むと確かに誤解するかもしれませんね。

 ちなみに、私は読み過ごしてしまいました(苦笑)。

> この人は自分の商品である「ちゃんとした心理テスト」を売りたくて、そのために「今の心理テストは当たらないんだ」と言ってる感じがしました。

 まあ、それは言わずもがなのことですね…。(^^;;

> あれだけ今までランダムサンプリングしてなくてもいいって主張していて、

 これは私の書き方が悪かったので訂正しておきます。ご承知のように、私は必ずしもランダムサンプリングが必要とは言っていません。検定するデータが、正規分布なりχ2分布に従うなら、検定の対象にしてもいいだろうということです。

 しかし、村上さんは、自分でランダムサンプリングが必要と言っておきながら、否定の根拠となるデータはランダムサンプリングではありません。これは明らかにダブルスタンダードですよね(笑)。そういう意味です。

> 私の回答は「どういう母集団の、どういう性格のどういう関係についてなのか言ってくれないと決められない」です。
> そうしないと実験のやり方を考えることすら出来ませんからね。理系なら、これ以上言わなくてもおわかりでしょう(笑)

 いや、わかりません(笑)。

 志水一夫さんの『宜保愛子イジメを斬る』に面白い例があります(ちなみに、彼は文系ですが、この本はなかなか面白いです)。超能力の真偽を判定する実験をしたところ、同じ結果を肯定派は「超能力がある」、否定派は「超能力がない」と正反対の結論になってしまいました。

 なぜかというと、それは「超能力」の定義をきちんとしていなかったからです。かくかくしかじかの場合は「超能力」が存在する(存在しない)と事前にきちんと取り決めなかったのが失敗なのでした。

 理系なら、これ以上言わなくてもおわかりでしょう(笑)。

> で、横やりですが大型さんとのメールの最後につっこみ。

>>私(というよりは一般的に)は、差があることに再現性があれば、それが特定の集団に限られたとしても、「血液型と性格に関係がある」と定義します。違うのですか?

> 「差があるのが特定の集団に限られている」というのが判明しているのに全体について言及するというのがまず意味不明というか、普通は無意味だからやりませんね(笑)

 無意味ではありませんよ(笑)。

 国民性や県民性の差でも、男性と女性の差でもいいですが、特定の集団(条件)に限られたとしても、差があれば「県民性、国民性、男性と女性に差がある」と定義しています。違うのですか?

 ところで、私の村上さんに対する批判の他の部分には同感と考えていいのでしょうか?

 違うのであれば、今回のメールで指摘しているはずですからね。

 では。

メール(その6) H17.5.24 0:49

どうもです。とりあえず一つは収穫が得られたかなあ。


> > 私の回答は「どういう母集団の、どういう性格のどういう関係についてなのか言ってくれないと決められない」です。
> > そうしないと実験のやり方を考えることすら出来ませんからね。理系なら、これ以上言わなくてもおわかりでしょう(笑)
>
>  いや、わかりません(笑)。

確認しておきます。
「(関係が)あるという定義を明確にして欲しい」という問い(要望)に対し、「どういう母集団の、どういう性格のどういう関係についてなのか言ってくれないと決められない」という私の指摘が、「ABOFANさんはわからなかった」のですね。

それを確認しておけば十分です。私からの補足はありません(笑)。
ちなみに私は、第三者が見て「1023が間違っている、ABOFANが正しい」と思うことはほとんどありえないだろう、と判断した場合はABOFANさんの問いを無視することがあります。それに対して「1023さんは沈黙してしまいました」とか書くのはご自由にどうぞ。

>国民性や県民性の差でも、男性と女性の差でもいいですが、特定の集団(条件)に限られたとしても、差があれば「県民性、国民性、男性と女性に差がある」と定義しています。違うのですか?

そっちは「差がある」で血液型では「関係がある」と記述しているのはどうしてですか?
と、細かい突っ込みをしておいた上で。
その定義では事実上、「任意の」人間をグループ分けする基準と性格に関係があることになってしまうので無意味であるということですね。
人間をなんか適当に4つ(でなくてもいいですが)にグループ分けして、どんな集団にどんな調査を行っても4つのグループ内で全く差が出ない、ということはほとんどありえません。
大型さんも書いてますが「なんらかの差がある」というのが命題として無意味だというのはそういう理由もあります。常に真では調査する意味がないですからね。

お早いご返事ありがとうございます。

>> > 私の回答は「どういう母集団の、どういう性格のどういう関係についてなのか言ってくれないと決められない」です。
>> > そうしないと実験のやり方を考えることすら出来ませんからね。理系なら、これ以上言わなくてもおわかりでしょう(笑)
>>
>>  いや、わかりません(笑)。

> 確認しておきます。
>「(関係が)あるという定義を明確にして欲しい」という問い(要望)に対し、「どういう母集団の、どういう性格のどういう関係
> についてなのか言ってくれないと決められない」という私の指摘が、「ABOFANさんはわからなかった」のですね。

> それを確認しておけば十分です。私からの補足はありません(笑)。

 ???

 その定義を含めてという意味だったのですが。なぜ示せないのでしょうか? 一般的な定義はないということなのでしょうか?

 とはいっても、これ以上質問してもどうやらムダのようですね…残念ながら。

#具体的には、松井さん坂元さんの例があります。

> ちなみに私は、第三者が見て「1023が間違っている、ABOFANが正しい」と思うことはほとんどありえないだろう、と判断した
> 場合はABOFANさんの問いを無視することがあります。

 ま、それはしょうがないと思います。ただ、そうなら私も全く同じことが言えることもお忘れなく。

#ちなみに、これは理系とは関係ないですよね?

> そっちは「差がある」で血液型では「関係がある」と記述しているのはどうしてですか?
> と、細かい突っ込みをしておいた上で。

 通常は、「関係がある」=「統計的に有意差がある」ということですから、私は同じ意味で使っていたつもりです。そういうことなら、今回はどちらかに統一しても構いません。

> 人間をなんか適当に4つ(でなくてもいいですが)にグループ分けして、どんな集団にどんな調査を行っても4つのグループ内で
> 全く差が出ない、ということはほとんどありえません。

 心理学者の血液型についてのほとんどの実験結果(=全く差がない)は間違っている、ということですね?

 ありがとうごさいます。

メール(その7) H17.6.2 20:49

どうも。前回はもういいや、と思ったんですけど、思い直して「定義」の話をちょっとしてみようかと思います。

前のメールで提示された例を見てみようかと探していたんですけど、見つかりませんでした・・・
>志水一夫さんの『宜保愛子イジメを斬る』に面白い例があります
(以下引用略)

見つからなかったのでアレなんですが、肯定派は「超能力が存在する」という結論になりやすいような定義を主張し、否定派はその逆を主張したということなんでしょうか。

そうだとすると血液型と性格の関係でも似たような状況かもしれませんね。「血液型と性格に関係がある」という結論を出すために関係かあるかどうかの条件を「ある」となりやすいように決めるというのは本末転倒もいいところだと思うのですが。

ABOFAN定義の問題点は、その定義だと実際には関係がなくても「ある」という結論になってしまうことです。ということを前回のメールで書いたのですが、それに対しての反応が

>心理学者の血液型についてのほとんどの実験結果(=全く差がない)は間違っている、ということですね?

というのはちょっと意味がわかりません。返答になってないし、そもそも「実験結果が間違っている」というのはどういうことですか?ウソの結果をねつ造したってこと?

ご返事ありがとうございます。

 ただ、今回のメールの内容から察するに、心理学(特に血液型についての研究)には詳しくないと感じられます。

 私の論理は、基本的には性格心理学によるものです。つまり、性格心理学によって「血液型と性格は関係ある」と結論付けられるデータを示しているだけです(詳しくはこちら)。従って、それ以前の「母集団」や「性格」云々の話になるなら、性格心理学がおかしいのであって、私とは直接の関係があるはずがありません(笑)。

 いや、そうではない、性格心理学がおかしいのだ、ということなのかもしれません。それなら、性格心理学に代わる定義なり論理なり体系なりを示していただかないと、議論になるはずがありません。違うのですか?

>>心理学者の血液型についてのほとんどの実験結果(=全く差がない)は間違っている、ということですね?

> というのはちょっと意味がわかりません。

 この返事では、論文をほとんど読んでらっしゃらないのは明らかです。どれでもいいですから、まずは読んでみてください。私は、それが正しい理系の態度だと信じています。

 なお、『宜保愛子イジメを斬る』には、こんな面白い話もあります。→詳しくはこちら

 志水一夫さんの『宜保愛子イジメを斬る!!』には、疑似科学を否定する大槻さん(現在は早稲田大学名誉教授)を批判するこんな文章が掲載されています(80〜81ページ)。

 さて、ご存じのように[大槻]キョージュは、もし超能力の存在が証明されたら早稲田大学の教授を退職する称して、辞表を持参し、しばしばTVや週刊誌などで見せびらかしており…
 言っちゃ何だが、これ、よくある陳腐なトリックである。アメリカには、この種の宣言をしている人が少なからずいる。
 ナチスのユダヤ人虐殺を立証した人[注:つまり立証責任です]には100万ドル進呈します、といった類だ。
 しかし、こういう場合は、結局その人本人を納得させうるような証拠を提出するというのが条件なので、何が出てこようとも「まだまだ、そんなものは証拠の内に入らない」とさえ言っていれば、彼は賞金を払う必要はないし、それでいて世間には、いかにも彼の主張が正しくて、例えばナチスのユダヤ人虐殺には明確な証拠がないような印象を与えることができるというわけである。
 しかも、すでに述べたように(「物理の基本原則に反する」ので)何があっても超能力は認めないというのだから、両方表のコインで賭をしているようなものである。

 大槻さんは、血液型にも否定的です。しかし、『通販生活』などに掲載された否定の論理は、否定論者の心理学者にも(あまりにも強引だと)疑問視されているのが現状です。ヒトダマの研究で有名になった科学者らしくはないと思うんですが…。

 私は超能力を信じているわけではありませんが、あまりにもヒステリックな否定論には反発を感じます。データを見ると、一般の人もそのようです。つまり、「科学真理教(?)」は説得の方法としては逆効果なのです。こんなことをしても、決して科学の進歩には貢献しないと思うんですが…。

メール(その8) H17.6.16 2:17

ruruさんも復活なされて、メールの数も量も増えてきましたねー。
ああいうふうに根気よく詰めていく作業はなかなかできませんね。尊敬。

さて、ABOFANさんの「心理学には詳しくないようです」が出てしまいました(笑)。だいたい触れたくない話題になるとコレが出ますねー。
つまりここはあまり突っ込まれたくないとこだってことですね(笑)

確かに正式な論文を一式読んだことはないですけど、エスプリとか性格心理学入門みたいな本は読んだし、能見さんの著作も少しは読んでますよー。正比古さんは熱意と文章力がすごいですね。このジャンルでは五島勉氏に匹敵する文豪だと私は評価してますよ(笑)。
それに比べると息子さんは商売オンリーでつまんないなー。この人本当に血液型性格学信じてるのかな?って思うくらい文章が淡泊。
おっと横道にそれました。

以前のメールで性格心理学が正しいかどうかをABOFANさんと争う気はないと、私も自分で書いたはずなんですがね。ABOFANさんはそっちは完全に(性格)心理学者に丸投げってことでいいんですよね?

でもこれ性格心理学以前の問題ですよ。一般的に類型Aと、特性Bの関係があるかどうかの基準をどこにするかって時に、「ある」のハードルが甘すぎるとなんでも「ある」になってしまい、結局意味のある結論は得られないって話なんですがね。

私がここでしたいのは、じゃあどうすれば適正な基準になるか、って話じゃないんです、残念ながら(笑)。ほとんどハードルがないに等しい、どんな適当な類型でも関係があることになってしまうような基準を主張までして、「血液型と性格が関係ある」という結論を導きたがるのは何故か、という点なんですよね。最初の方のメールの話題に戻って来ちゃいましたけど。

それは言いたくない、ってことなら残念ながら私の話はここまでです。

ご返事ありがとうございます。

> ruruさんも復活なされて、メールの数も量も増えてきましたねー。
> ああいうふうに根気よく詰めていく作業はなかなかできませんね。尊敬。

 ruruさんの熱意はすばらしいです。

> さて、ABOFANさんの「心理学には詳しくないようです」が出てしまいました(笑)。だいたい触れたくない
> 話題になるとコレが出ますねー。
> つまりここはあまり突っ込まれたくないとこだってことですね(笑)

 ??? そういうつもりはないですが。
 ただ、性格心理学について初歩から説明を要望するのはご遠慮ください。
 単にそれだけです。

> エスプリとか性格心理学入門みたいな本は読んだし、能見さんの著作も少しは読んでますよー。

 そうですか。

> 以前のメールで性格心理学が正しいかどうかをABOFANさんと争う気はないと、私も自分で書いた
> はずなんですがね。ABOFANさんはそっちは完全に(性格)心理学者に丸投げってことでいいんですよね?

 了解しました。基本的には「(性格)心理学者に丸投げ」は語弊をおそれずに言えばそのとおりです。
 その中で個別的な疑問点があるのなら、議論には応じます。

> でもこれ性格心理学以前の問題ですよ。一般的に類型Aと、特性Bの関係があるかどうかの基準をどこに
> するかって時に、「ある」のハードルが甘すぎるとなんでも「ある」になってしまい、結局意味のある結論は得
> られないって話なんですがね。
> 私がここでしたいのは、じゃあどうすれば適正な基準になるか、って話じゃないんです、残念ながら(笑)。

 ???

 率直に言って、これは理系の文章とは思えません。具体的な「ある」「なし」の基準を設定してもらえるなら、議論になると思いませんか?

 「適正な基準」をNo.1023さんが恣意的に決められるなら、それは科学ではありません。

親愛なる読者諸君、科学の発見の中から選り好みをし、私の尊大な気まぐれのままに、あるいは受け入れ、あるいは捨てる自由を認めさせてもらえるなら、諸君が証明したいことを何でも証明してお目にかけよう。

−アイザック・アジモフ

 とあります。もちろん、私の基準が正しいというつもりはありません。

 しつこいようですが、「適正な基準」をNo.1023さんが恣意的に決められるというなら、それは理系の議論とは思えません。

メール(その9) H17.6.16 2:17

ABOFANさん、たくさんのメールへの返答を並行してやってるうちに混乱してませんか?
私は返答せかしたりしませんよ。私自身もメールの間隔は不定に開いてますし。

> > でもこれ性格心理学以前の問題ですよ。一般的に類型Aと、特性Bの関係があるかどうかの基準をどこに
> > するかって時に、「ある」のハードルが甘すぎるとなんでも「ある」になってしまい、結局意味のある結論は得
> > られないって話なんですがね。
> > 私がここでしたいのは、じゃあどうすれば適正な基準になるか、って話じゃないんです、残念ながら(笑)。
>
>  ???

いや、パラグラフの切り方がおかしいですよ(笑)
その後に続く文章がずっと言ってる「私の聞きたいこと」なんですけど。

私がいつ適正な基準を恣意的に決めた(もしくは、決められると書いた)んですか?ABOFANさんが出してきた基準に「それおかしくない?」って指摘はしましたけど、そのことでしょうか?
そもそも「ここでしたいのは〜って話じゃないんです」って私の文章読んでないんですか?…読んでるけど無視してるんですね、きっと。

私の聞きたいことに答えてくれる気は無さそうだし、この誤解だけ解いたら終了かなあ。

ご返事ありがとうございます。

> 私は返答せかしたりしませんよ。

 ???

 どの部分を読んでそう判断されたのでしょうか?

> 私の聞きたいことに答えてくれる気は無さそうだし、

 ???

 これは、No.1023さん自身のルールによっています。例えば、メール(その6)では、

> 第三者が見て「1023が間違っている、ABOFANが正しい」と思うことはほとんどありえないだろう、
> と判断した場合はABOFANさんの問いを無視することがあります。

 ということですから、特に答えなくても問題ないかと…。

メール(その10) H17.7.15 17:24

前回のメールからだいぶ間が空きましたが、冷静になれましたか?>ABOFANさん
私が恣意的な基準を掲げたり、それを「適正だ」と主張したりしていないということは了解していただけたでしょうか。

>「適正な基準」をNo.1023さんが恣意的に決められるというなら
私も自分のメールを読み直しましたが(結構書いたなー、自分でも驚き(笑))こんなことは一言も書いていません。
ABOFANさんもご確認下さい。

私に可能と思われるのは次のようなことですね。
・基準が適正かどうかを議論すること
・そもそも「適正な基準を決める」ことが可能な命題なのかを議論すること

議論、やりたいですか?私はあんまりやりたくないですが。


>これは、No.1023さん自身のルールによっています。
とか書いてますけど、読者(いるのかな)に「あ、質問を無視した、反論できないから逃げたな」って思われるリスクは当然自分で背負ってくださいね(笑)

私も自分のことに関するリスクは当然覚悟してますから。


それにしても、ABOFANさんの「ランダムサンプリングしなくていいんだ理論」もなかなかバリエーション豊富ですね(笑)
・ランダムサンプリングすると差が出ないからダメ理論
・心理学者もみんなやってないよ理論
・社会調査と心理学実験は違うんだよ理論

あと他になにかありましたっけ?さすがにゆずれない一線ですね。
まあ、個々の理論の破綻はruruさんが明らかにしてくださってますから触れません。

それより、ABOFANさんはまず「血液型と性格は関係がある」って結論ありきで、そういう結論が出るためにはランダムサンプリングを否定せざるを得ないっていう構造のほうが興味深いですね。
最初にその結論を出してしまった動機ってのが知りたいんですよ、ホントに。
まあ答えてくれないようなので諦めモードですが。

ご返事ありがとうございます。

 ではちょっとだけ。

> 読者(いるのかな)に「あ、質問を無視した、反論できないから逃げたな」って思われるリスクは当然自分で背負ってくださいね(笑)

 ???

 言っていることがわかりません。No.1023さんが私の質問を無視している限り、私も無視するということです。それでも私がリスクを負うと解釈するということなのでしょうか?

> それにしても、ABOFANさんの「ランダムサンプリングしなくていいんだ理論」もなかなかバリエーション豊富ですね(笑)

 はい、ランダムサンプリングは、ちょっと詳しく考察した結果をアップするつもりです。お楽しみに(笑)。

[H17.8.7追記]

  ランダムサンプリングについてはこちらです。

メール(その11) H17.8.10 17:24

お久しぶりですね。更新に気づくのが遅れてしまいました。
ランダムサンプリングのページ、私のメールがきっかけの一つになったんでしょうか?だとしたらコメントしないといけないですかねえ。
既にいくつかコメントがついてますけど。

んーと、まず匿名希望さんと同じことになっちゃいますけど。
>1.正確な統計的な推測をするためには、ランダムサンプリングが必要
>2.母集団が無限である場合は(ただし有限の連続量を除く)、ランダムサンプリングは原理的に不可能

まず、無限の母集団に対して統計的推測って何?っていう突っ込みがあるんですけどね。
そもそも統計的推測は有限母集団に対してするものです。

まあそれはともかく、1は認めていただいたということで。
そしてその下のほうに
 
>、「血液型と性格」のデータのランダムサンプリングは、原理的にも現実的にも不可能

とあります。
これはABOFANさんの主張ということでよろしいですよね?

そうすると、必然的に結論は

「血液型と性格」の統計的な推測は不可能である

しかありえません。
#まさか「原理的にも現実的にも不可能だから、ランダムサンプリングしなくてよい」なんて言いませんよね?


これは母集団を無限としているからです。
つまり、「現代の日本人」というように限定をつけない限り、「血液型と性格に統計的な関係がある」という主張は常に間違っています。
だから私はメールその5で
>さて、「血液型と性格が関係あるといえる定義」です。
>私の回答は「どういう母集団の、どういう性格のどういう関係についてなのか言ってくれないと決められない」です。

と書いたのです。

>ところで、「血液型と性格」のデータの母集団ってなんでしょう?
って、そりゃこっちがアンタに聞いてるんだよ(笑)!って思わず突っ込んでしまいましたよ。


ちなみに。今回は「性格」を「データの測定結果」という意味で使っています。測定結果が違えば性格が違うと言えるのか?という性格心理学自体への疑問はとりあえず棚上げして、測定結果に差があるかどうかって点に絞ってます。言わずもがなのことですが。

ご返事ありがとうございます。

 今回もちょっとだけ。

> ランダムサンプリングのページ、私のメールがきっかけの一つになったんでしょうか?

 いえ、ruruさんがきっかけですので、他の方は直接の関係はありません。

#もっとも、ランダムサンプリングにコメントした方にもお返事はしています。

> まず、無限の母集団に対して統計的推測って何?っていう突っ込みがあるんですけどね。
> そもそも統計的推測は有限母集団に対してするものです。

 例えば、物理法則は無限の母集団に対して(ある種の)統計的推測と言えるのではないでしょうか?

>>、「血液型と性格」のデータのランダムサンプリングは、原理的にも現実的にも不可能

> とあります。
> これはABOFANさんの主張ということでよろしいですよね?

 おっしゃるとおりです。

> そうすると、必然的に結論は

> 「血液型と性格」の統計的な推測は不可能である

> しかありえません。

 いえ、そうではないと思います。

メール(その11) H17.8.11 17:24

>いえ、そうではないと思います。
違います。前提条件もきっちり書いてあるでしょ?
母集団が無限集合だとする限り、絶対に「統計的な関係がある」というのは間違い。
ちゃんと統計の教科書持ってるんですから、ちゃんと読んでください。教科書に書いてあることを理解してない人が、「教科書に載ってないけど正しいことがあります!」なんて言ったって誰も信じませんよ。

ご返事ありがとうございます。

 社会調査と心理学では方法論が違うと思っていますので…。

 両方の教科書を読まれてはいかがですか?

メール(その12) H17.8.26 20:26

ruruさんのメールのページがそろそろ分量が多くなってきたのでできればそろそろページを分割していただけないでしょうか?
AirH'Phoneから見ようとしたらメモリ不足で見ることができませんでした(^^;

で、まあ時間があるんで心理学の教科書をちょっと読んでみたんですけど、入門の教科書では実験手法みたいなのにはなかなか触れていませんねえ。
でも、行われていることは「サンプルから母集団の特性を推測すること」以外の何物でもないように見えるのですが。推測統計の原則が適用されない要因などどこにもありませんよ?

ついでに言うと心理学の研究で「過去から未来の人類全体」を母集団にしている例なんて皆無でしたよ。たいていは「現代の日本人」(海外の研究の紹介なら当然その国の人)です。

「現実的にランダムサンプリングが不可能」→「現実的に可能な集団を母集団と想定して調べる」○
「現実的にランダムサンプリングが不可能」→「ランダムサンプリングしなくてもよい」×

です。

ご返事ありがとうございます。

 ruruさんのページは、そろそろ分割を考えています。

 確かに、一般的な入門書(解説書)では方法論に触れているケースは少ないと思います。では、ruruさんのページから抜粋します。

 社会調査が現地調査を基本とするのに対して,心理学実験は原則として特別に設定した実験室に被験者を集めて行う.実験室を用いるのは、被験者が受けるさまざまな影響(攪乱要因)をコントロールするためである.…
 実験室においては,被験者は実験群と対照群(統制群)という2つのグループに分けて扱われる.攪乱要因をコントロールした上で,実験群に対しては仮説に従って刺激(要因)が加えられ,その結果が刺激の加えられなかった対象群と比較されるのだが,内的攪乱要因のように既知ではあるがコントロール困難であったり,未知であるが故にコントロール不可能な攪乱要因に対応するためにとられる方策が,被験者への2つの群への無作為配置である.…

原純輔・海野道郎 『社会調査演習[第2版]』 東京大学出版会 10〜13ページ

 このように、普通は刺激に対する反応を見ているので、必ずしも「サンプルから母集団の特性を推測すること」ではありません。

> 心理学の研究で「過去から未来の人類全体」を母集団にしている例なんて皆無でしたよ。

 性格テストはどうなるのですか? 現在実施されている性格テストは、数十年前に正規化が行われているものが大部分ですが?

メール(その13) H17.10.1 18:28

また間が空きました。ほかの方とのやり取りに突っ込みを入れたい部分もあったのですが、仕事に追われてまとめきれずにいるうちに話題が流れてしまったりでタイミングを逃してしまっています。

性格テストの件も結局ABOFANさんの勘違いで反論する前に終わってしまったみたいだし(笑)
時間を見つけて勉強はしていますよ。心理学実験についても必要があれば調べてみるつもりです。
ABOFANさんはいつも「入門書を読んでください」「文献を読んでください」というばかりで、具体的な書名や文献名や書いてある箇所を提示してくれないので大変ですがね(笑)

さて、今回の返信ですが。
>このように、普通は刺激に対する反応を見ているので、必ずしも「サンプルから母集団の特性を推測すること」ではありません。

また概念レベルで混乱があるようですね。
心理学実験が刺激に対する反応を見ているというのは異論がないですが、その結果が一般的に成り立つと考えるのは「母集団の特性を推測すること」そのものではありませんか?
で、一般化ができるためには(少なくとも想定母集団において)撹乱要因がコントロールできることが必要であるわけですが(ここはまさか異論ないですよね?)、
その要因の統制が、心理学的には「できることになっている」根拠が知りたいんですけどね。

渡邊さんも手紙(14)の追伸で「ほんと,ある筈なんですが,どうも見あたらないんですよ.」と述べています。専門家が探して見つからないものを素人が見つけるのは大変なので、ABOFANさんがご存知でしたら文献の名前だけでも教えてほしいと思います。

あともう一つ書こうと思っていてタイミングを逃していたこと。
ABOFANさんは「回収率が100%でなかったら厳密な意味でのランダムサンプリングとは言えないのではないか?」と書いていますが。
もちろんruruさんの言うとおりランダムサンプリングとは「抽出段階での概念」なので言えますよ。ただ、確かに回収率が低いと結果の信頼性が落ちるのは間違いないです。

でも、「厳密な意味で」というなら、信頼性に関しては
ランダムサンプリングして回収率の高い調査>ランダムサンプリングして回収率の低い調査>>>>(越えられない壁)>>>ランダムサンプリングしてない調査
ですよ。
有意抽出のデータは「厳密に言えば」信頼性がそもそもゼロなのです。そこをご理解ください。

あと細かい突込みをいくつか。
・ふぐさんへのメールの返信より
>最近の論争については同感です。
> 横道に入ったり、妙な揚げ足取りが多いような感じで、読んで面白いのは少なくなってきたような気がします。(^^;;
横道にそれる直前のやり取りを見て、「どちらが話をそらしたのか」に注目すると、大体どっちが間違っているのかがわかりますね(笑)。
NATROMさんとのやり取りの最終章は凄かったなあ。あれはまさに芸術的なそらし方でした(笑)。

・ruruさんのメール29への返事より
> 私は“詭弁論理学”は習っていません(笑)。
習ってないということは、生まれつきの天才なんですね、ABOFANさんは。そりゃみんなが勝てないわけだ。

私はそもそも論破しようとかあまり思っていません。ABOFANさんはご自分でも「私には「説得」は意味がありません(笑)。」と書いていますね(渡邊さんへの返事24より)。
この言葉の真意もはっきりとはわからないのですが、字面通りに読めば「ABOFANはこっちがどんなに正しい理屈を説明しても自分が間違っているとは認めない」ということでしょう。
その点、ruruさんが「説得しよう」という陥穽にはまっていないかがちょっと心配ですね。余計なお世話かもしれませんが。
大型さんはやりとりを通じて「ABOFANはこんなに信用できない奴なんだ」ということを示すことでほかの読者がABOFANの内容を信じないようにする、という戦略のように見えますが、これも私の勝手な推測なので間違っていたらすみません。

お久しぶりです。

> 性格テストの件も結局ABOFANさんの勘違いで反論する前に終わってしまったみたいだし(笑)

 ??? どの部分でしょうか?

> ABOFANさんはいつも「入門書を読んでください」「文献を読んでください」というばかりで、具体的
> な書名や文献名や書いてある箇所を提示してくれないので大変ですがね(笑)

 ぜひ、少し大きな図書館で、お好きな入門書をお読みください。

> その要因の統制が、心理学的には「できることになっている」根拠が知りたいんですけどね。

 上に同じです。

> 有意抽出のデータは「厳密に言えば」信頼性がそもそもゼロなのです。そこをご理解ください。

 ではおたずねしますが、物理法則は信頼性がそもそもゼロなのでしょうか?

> NATROMさんとのやり取りの最終章は凄かったなあ。あれはまさに芸術的なそらし方でした(笑)。

 はい、なぜか(?)私の質問にNATROMさんから答えがいただけませんでした。ほとんどの心理学者もなぜか(?)そのようです(笑)。

> その点、ruruさんが「説得しよう」という陥穽にはまっていないかがちょっと心配ですね。

 もともと、社会調査の方法論を心理学に適用しようとすること自体に無理があると思いますが…。

> 余計なお世話かもしれませんが。

 私もそう思います(笑)。

> 大型さんはやりとりを通じて「ABOFANはこんなに信用できない奴なんだ」ということを示すことでほ
> かの読者がABOFANの内容を信じないようにする、という戦略のように見えますが、

 たぶんそうではないと思います。議論を楽しんでいるだけではないでしょうか?

> これも私の勝手な推測なので間違っていたらすみません。

 これは、大型さん自身から聞かないとなんとも言えません。

メール(その14) H17.10.8 22:03

今回もまた短いですが。

>> 性格テストの件も結局ABOFANさんの勘違いで反論する前に終わってしまったみた
いだし(笑)
> ??? どの部分でしょうか?

私の書いた
>> 心理学の研究で「過去から未来の人類全体」を母集団にしている例なんて皆無で
したよ。
に対してのABOFANさんの返答がこれだったわけですが。
>性格テストはどうなるのですか? 現在実施されている性格テストは、数十年前に
正規化が行われているものが大部分ですが?

結局正規化でなく標準化の勘違いだったんでしょ?
で、標準化ってのは対象母集団と調べたい項目がまず有って、それを正しく調べられ
ことを保証するための手続きでしょ?
むしろ母集団の特性に合わせてのローカライズですよ、やってることは。

次。
>ではおたずねしますが、物理法則は信頼性がそもそもゼロなのでしょうか?
斉一性原理について、とても都合のよい誤解をしていますね。科学哲学の入門書でも
読んでみたらどうですか(笑)?

ついでに。
>ぜひ、少し大きな図書館で、お好きな入門書をお読みください。

ええと、具体的な根拠を示さない理由はなんですか?
1.何を要求されているのかわからない。
2.別に自分が示す義務はないと考えている。
3.根拠を探し出して示すのは手間がかかるので、忙しい中では無理。
4.実は根拠なんてないので出したくても出せない。

1.だったら自分の説明不足が原因かも知れないので、一応質問しておきます。まあ
今私は「どーせ4.だろ」と思ってますけど。別に私にどう思われても関係ないね(私
は心理学者じゃないですからね)、ということでしたら無視してくださって結構です。

回答と掲載が遅れて申し訳ありません。

> むしろ母集団の特性に合わせてのローカライズですよ、やってることは。

 違うと思います。ローカライズはしてますが、基本的に「母集団の特性に合わせて」ということはしていないはずです。それじゃなければ、平均が中間付近に来ないことを説明できません(笑)。また、性格の国際比較もできません。

 それと、「正規化」でなく「標準化」の方が正しいようですね。失礼しました。

> ええと、具体的な根拠を示さない理由はなんですか?
> 1.何を要求されているのかわからない。
> 2.別に自分が示す義務はないと考えている。
> 3.根拠を探し出して示すのは手間がかかるので、忙しい中では無理。
> 4.実は根拠なんてないので出したくても出せない。

 4以外の全てがあてはまりますが、基本的には2です。

メール(その15) H17.10.17 20:28

更新がないようですが、とりあえずまた、前回書き残した細かい突っ込みをいろいろと。
結構前のメールのが多いです。今頃言うなよ、で済まされるかな(笑)

>No.1034 O型男性のなるほどさんからのメールより
> ちゃんとした科学として扱ってもらえないの最大の理由は「タブー」だからです。
「最大の理由」としてまず出てくるのが陰謀論ってのは情けないですね。血液型性格説は間違いですって自分で認めたようなものじゃありません?
というか、結局「血液型性格説が間違っているとされている理由」を理解してないからこういうふうにしか言えないんでしょうけど。

あとこれも今更ですが、本当に酷いと思ったものだったので。
>No.1074 B型男性のこもすけさんからのメールより

>>渡邊さんの主張は大きくまとめると次の2つになります。

>>1.渡邊さんを含めて多くの心理学者は、日常生活では血液型と性格の関係を信じている(本当です!)
>>2.しかし、行動心理学(渡邊さん)の立場では、「性格」は存在しないことになっているため、血液型と性格の関係は存在するはずがないことになる

私が国語の教師で、長文読解の問題だったら0点付けるかなあ。
確かにそういう文章はありますが、明らかに本論ですらない部分を「大きくまとめると」の1つ目に持ってきますか?

私がまとめるとしたらこうかな。
「現在の性格心理学の方法論の上では、血液型と性格には関係があることになってしまう。だから、性格心理学は間違っている。」
実は最初に読んだときは誤読してまして、「関係がない」ことをアプリオリに仮定してるんじゃないのかよ、とか恥ずかしい勘違いをして憤ったりもしたものです(汗)
ちゃんと読んで、今はある程度理解していると思っていますが。

まあ少なくとも一番の主張は「今の性格心理学は問題だらけだ」ってことでしょ。

この手の捻じ曲げは私への返信にもありますね。
>> NATROMさんとのやり取りの最終章は凄かったなあ。あれはまさに芸術的なそらし方でした(笑)。
> はい、なぜか(?)私の質問にNATROMさんから答えがいただけませんでした。ほとんどの心理学者もなぜか(?)そのようです(笑)。

あのやりとりについて、そんな認識をするのはABOFANさん本人以外に何人いるかは不明ですが、少なくとも私は

・血液型と性格は関係がある、というきちんとした医学的な根拠があるというABO FANの主張は間違っていて、ABO FANの医学論文についての議論がきわめて杜撰である
・ABO FANは、間違った計算結果をそのまま載せている。たとえ引用元が間違っていたとしても、ABO FANに都合のよい結果であるからといって間違ったまま載せている

という指摘にABOFANさんが反論できないので全然関係ない話題を無理やり持ち出した上に、「特にコメントがないということは、素直に考えると私と同意見ということでしょう」なんて妄言を言い出した、と認識しています。
ついでにいうと、上記の2点についてはABOFANさんはきちんとした反論をするべきだと思いますよ。
どんなに論文や根拠となる文献を提示しても「どうせ捏造だろ」と思われて終わってしまうのはいやでしょう?
#「どうせ捏造だろ」と決め付けるほうに非がある、という予想される反論には「んなわけないだろ」とあらかじめ答えておきます。狼少年の言うことを信じなかった村人は責められるべきでしょうか?

たびたびメールをありがとうございます。

>>No.1034 O型男性のなるほどさんからのメールより
>> ちゃんとした科学として扱ってもらえないの最大の理由は「タブー」だからです。
> 「最大の理由」としてまず出てくるのが陰謀論ってのは情けないですね。血液型性格説は間違いで
> すって自分で認めたようなものじゃありません?

 はあ? 日本の血液型研究の第一人者(残念ながら非公開)がこう言っているのですが?

#ちなみに、渡邊さんも同意見です。

 タブーじゃないというのは、どこからの情報なのでしょうか?

> 「現在の性格心理学の方法論の上では、血液型と性格には関係があることになってしまう。だか
> ら、性格心理学は間違っている。」

 これは明らかに間違いです。なぜなら、最新の著書『「モード性格」論』(H17.11)では、全く逆の主張(現在の性格心理学の方法論の上では、血液型と性格には関係はない)をしているからです。

#あるいは、メールそのものの内容が間違いという可能性もあります。

> 実は最初に読んだときは誤読してまして、「関係がない」ことをアプリオリに仮定してるんじゃないの
> かよ、とか恥ずかしい勘違いをして憤ったりもしたものです(汗)

 いえ、ですから勘違いではありません。

> ちゃんと読んで、今はある程度理解していると思っていますが。

 ですから明らかに間違いです。

> まあ少なくとも一番の主張は「今の性格心理学は問題だらけだ」ってことでしょ。

 まだ『「モード性格」論』を精読していないのですが、少なくとも「問題だらけだ」とは主張していないと思います。

> ・血液型と性格は関係がある、というきちんとした医学的な根拠があるというABO FANの主張は間違っていて、
> ABO FANの医学論文についての議論がきわめて杜撰である

 私は医学は専門外ですし、確かに論証がおかしい部分が全くないとは言えません。(^^;;

> ・ABO FANは、間違った計算結果をそのまま載せている。たとえ引用元が間違っていたとしても、ABO FANに都
> 合のよい結果であるからといって間違ったまま載せている

 百歩譲って「医学論文についての議論がきわめて杜撰」と認めるとしても、私の反論の部分については回答がないことは事実です。彼の血液型のページ自身は更新されているようですので、興味がなくなったのではなく、回答する気がないということしか考えられません。それが、「グウの音も出ない」のか「呆れて物が言えない」のかはわかりません。(^^;;

 ただ、一般的には回答しないのは不利だと思われてしまうので、私は何らかの理由があるのだと推測しています。

> どんなに論文や根拠となる文献を提示しても「どうせ捏造だろ」と思われて終わってしまうのはいやでしょう?

 私はそんなことはありません。

> #「どうせ捏造だろ」と決め付けるほうに非がある、という予想される反論には「んなわけないだろ」とあらかじめ答え
> ておきます。狼少年の言うことを信じなかった村人は責められるべきでしょうか?

 それなら、結局は私が正しいことになりませんか? 別な例え話の方がいいと思います(笑)。

メール(その16) H17.12.7 20:28

更新、再開されていたんですね。余りにも間が空いたので気付いていませんでした(笑)

まずはメール14の返信へのレスです。

> > むしろ母集団の特性に合わせてのローカライズですよ、やってることは。
>
>  違うと思います。ローカライズはしてますが、基本的に「母集団の特性に合わせて」ということはしていないはずです。それじゃなければ、平均が中間付近に来ないことを説明できません(笑)。また、性格の国際比較もできません。

言葉が悪かったようですいません。母集団固有の事情に合わせて、というべきだったでしょうか?
ともあれ、文化や遺伝的形質に差があるなど、そのままでは比較できないものをあえて比較するための手続きであるということですね。

どちらにしろ、ある想定母集団についてテストした結果が、ほかの集団についても一般化できるという根拠ではないことは確かですが。

> > ええと、具体的な根拠を示さない理由はなんですか?
> > 1.何を要求されているのかわからない。
> > 2.別に自分が示す義務はないと考えている。
> > 3.根拠を探し出して示すのは手間がかかるので、忙しい中では無理。
> > 4.実は根拠なんてないので出したくても出せない。
>
>  4以外の全てがあてはまりますが、基本的には2です。

おお、ありがとうございます。確かに私は論争を仕掛けているつもりはあまりないので2だと言われれば納得するしかありません(笑)
あ、でも「1023は心理学者じゃないから別に説得とかしなくてもいいや」と考えているのか、そもそも「自分に立証責任がない」と考えているのかでだいぶ違いますね。
んじゃちょっと試しに質問。
「もし私が心理学者で、はっきりと論争を挑んできていたら、ABOFANさんは具体的な根拠を示して回答しますか?」

仮定の質問には答えないと言われればそれまでですが。

-----
さて、メール15への返信についてもレス。
>  はあ? 日本の血液型研究の第一人者(残念ながら非公開)がこう言っているのですが?
非公開なものを根拠といわれても。
> #ちなみに、渡邊さんも同意見です。
渡邊さんは確かにタブーの存在については「そういうのもあったかも知れない」と認めていますが、それが「科学として扱ってもらえない最大の理由である」とは言っていません。
氏は「血液型性格学が科学として扱ってもらえないのは科学として満たさないといけない条件を満たしていないから」と言っていて、そのことについての説明も十分に行っています。
なので「同意見」というのは全く間違いです。

>  タブーじゃないというのは、どこからの情報なのでしょうか?
もともとの私の発言は、『最大の理由がタブー』という主張に対して、「なんで血液型性格説が科学的に間違っているとされるのかというのが理解できないからタブーとか言うしかないのか、情けないなあ」という意味のコメントをしています。
実際にタブーがあるかどうかについてコメントしたわけではありません。

ところで、『「モード性格」論』は私も読みました。といってもまだ通読しただけですが。
渡邊さんの執筆部分は基本的にここでのメールのやりとりのダイジェストといった感じで、それに加えて、(後半でABOFANさんの「間違いの指摘」にエネルギーを費やさなければもっと語りたかったであろう(笑))新しい性格理論についての話などもあり面白かったですね。
で、どこが「全く逆の主張」なんですか?

> 「現在の性格心理学の方法論の上では、血液型と性格には関係があることになってしまう。だから、性格心理学は間違っている。」

これは
「実際には関係がないのに、(理論上は)関係があるというデータが出てしまう可能性がある、だから現在の性格心理学の方法論は問題がある」
ということで、それと
「現在の性格心理学の方法論の上で(現時点で)血液型と性格の関係を示すデータが出ていない」
ということは特に矛盾しませんよ。まあ私の最初の文が「既に現在の性格心理学の方法論の上では関係があるという結果になるデータが出ている」というように読めなくもないので、その点に関しては私の書き方が悪かったです。



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>> ・ABO FANは、間違った計算結果をそのまま載せている。たとえ引用元が間違っていたとしても、ABO FANに都合のよい結果であるからといって間違ったまま載せている
> 百歩譲って「医学論文についての議論がきわめて杜撰」と認めるとしても、
おーい(笑)。つながってませんよ前後の文章。


> > #「どうせ捏造だろ」と決め付けるほうに非がある、という予想される反論には「んなわけないだろ」とあらかじめ答え
> > ておきます。狼少年の言うことを信じなかった村人は責められるべきでしょうか?
>
>  それなら、結局は私が正しいことになりませんか? 別な例え話の方がいいと思います(笑)。

確かに例えがまずかったですね(笑)寓話から引き出される解釈というのは人それぞれだということを失念していました。
「過去に嘘をついて、謝罪も反省もしない人の言うことを頭から信じずどうせ嘘だろうと決めつけること」は妥当か?という話です。

メールをありがとうございます。

>> > むしろ母集団の特性に合わせてのローカライズですよ、やってることは。
>>
>>  違うと思います。ローカライズはしてますが、基本的に「母集団の特性に合わせて」ということはしていないはずです。それじゃなければ、平均が中間付近に来ないことを説明できません(笑)。また、性格の国際比較もできません。

> 言葉が悪かったようですいません。母集団固有の事情に合わせて、というべきだったでしょうか?

 ??? 母集団固有の事情に合わせたら、その性格検査の妥当性自体がなくなりませんか?

> ともあれ、文化や遺伝的形質に差があるなど、そのままでは比較できないものをあえて比較するための手続きであるということですね。

 ??? そのままで比較できないなら、どう頑張っても比較できないのではないですか?
 比較ができるということは、その性格検査が文化や遺伝的形質を超える何らかの普遍性を持っていると仮定しているのでは?

> どちらにしろ、ある想定母集団についてテストした結果が、ほかの集団についても一般化できるという根拠ではないことは確かですが。

 しつこいようですが、それなら性格検査自体がナンセンスになりませんか?
 それなら、初めからローカライズ不能でしょう。

> 「もし私が心理学者で、はっきりと論争を挑んできていたら、ABOFANさんは具体的な根拠を示して回答しますか?」

 それなら、ぜひ挑んできてください(笑)。

>>  はあ? 日本の血液型研究の第一人者(残念ながら非公開)がこう言っているのですが?
> 非公開なものを根拠といわれても。

 自分で調べないで根拠を否定できるのでしょうか? 新聞の無署名記事や情報源が隠匿されているものは全て根拠がないのでしょうか?

>> #ちなみに、渡邊さんも同意見です。
> 渡邊さんは確かにタブーの存在については「そういうのもあったかも知れない」と認めていますが、それが「科学として扱ってもらえない最大の理由である」とは言っていません。
> 氏は「血液型性格学が科学として扱ってもらえないのは科学として満たさないといけない条件を満たしていないから」と言っていて、そのことについての説明も十分に行っています。
> なので「同意見」というのは全く間違いです。
>>  タブーじゃないというのは、どこからの情報なのでしょうか?
> もともとの私の発言は、『最大の理由がタブー』という主張に対して、「なんで血液型性格説が科学的に間違っているとされるのかというのが理解できないからタブーとか言うしかないのか、情けないなあ」という意味のコメントをしています。
> 実際にタブーがあるかどうかについてコメントしたわけではありません。

 ??? これは全くの間違いではないのですか?

 佐藤達哉+渡邊芳之+尾見康博さん 『心理学論の誕生』 H12.6 北大路書房

佐藤[達哉氏] まあ、怒りというとボクの場合は、血液型性格判断の研究を某誌に投稿したときのことがありますね。レフリーがわけの分からないことを書いてきて、さらにけしからんことに、データがついているからダメだと言ってきて。某誌の他の論文にはデータのついているのがあるのにさ。それなのにオレらのだけ(笑)ダメだっていうわけ(と自分には思えた)。

 今の大学生が興味を持つようなことを卒論で取り扱おうとしても、なかなか認めてもらえないことが多い。
 「超能力は存在するか」なんてことはとにかくタブーなのである。
 いわゆる血液型性格判断についても同様である。やってはいけない。
 血液型性格判断ブームの研究については近年事情が変わってきたが、タブーとなるテーマであることは変わりがない。
  ……
 心理学は実証的学問なんだから、仮説をたてて検証させればすむことなのに、頭からテーマを押さえ込むようなやり方はなくしてほしいものだと思う。

渡邊[芳之氏] そんなことだから、血液型性格判断のデータが統計的に有意★50だったりするとアタフタするんだよ。

★50 一部の心理学者が統計的手法で血液型性格判断を否定しようとしたため、血液型性格判断賛成陣営も統計を勉強し始め、最近では実際に有意差の出る(つまり血液型と性格に関連があるという)データを提出しはじめている。また、彼らは心理学の統計の用法の問題点(サンプリングの問題点等)も理解するようになり、(血液型性格判断を批判している)心理学という学問のあり方に対してかなりまっとうな批判も出るようになってきた。これらのことに対し、最初のうちは積極的に批判の論陣を張っていた心理学者たちの多くは沈黙している。

> ところで、『「モード性格」論』は私も読みました。といってもまだ通読しただけですが。
> 渡邊さんの執筆部分は基本的にここでのメールのやりとりのダイジェストといった感じで、それに加えて、(後半でABOFANさんの「間違いの指摘」にエネルギーを費やさなければもっと語りたかったであろう(笑))新しい性格理論についての話などもあり面白かったですね。
> で、どこが「全く逆の主張」なんですか?

 行動心理学者が性格(検査)を認めるのですか?

#趣旨替えしたなら話は別ですが、そういう記述も見あたらないようです。

>>> ・ABO FANは、間違った計算結果をそのまま載せている。たとえ引用元が間違っていたとしても、ABO FANに都合のよい結果であるからといって間違ったまま載せている
>> 百歩譲って「医学論文についての議論がきわめて杜撰」と認めるとしても、
> おーい(笑)。つながってませんよ前後の文章。

 医学の根拠がどうであろうが、心理学のデータと直接の関係はありません(心理学者も同意見です)。そういう意味では、NATROMさんの反論は、私に対する(まともな?)反論とは言えないと思います。逆に、(血液型の本質部分である)心理学の部分は、NATROMさんをもってしても反論できなかった(?)、という証明になるのではないでしょうか?

> 「過去に嘘をついて、謝罪も反省もしない人の言うことを頭から信じずどうせ嘘だろうと決めつけること」は妥当か?という話です。

 「嘘」の具体的な指摘がないので、答えようがないというのが正直なところです。
 また、私に「反省」を要求するのは自由です、しかし、反省は他人に強制されるべきものではなく自主的にするべきものだ、というのが私の意見です。仮に、私が「反省しています」と書けば反省したことになるのですか?

 また、その人が「反省」や「謝罪」をすることと、その人の説が正しいかどうかは別の問題のはずですが…。

 失礼しました。

メール(その17) H17.12.18 19:57

すっかり寒くなってきましたね。お体にはお気をつけて。

さてさて、どうもすれ違っているようです。

>比較ができるということは、その性格検査が文化や遺伝的形質を超える何らかの普遍性を持っていると仮定しているのでは?

これについては異存はありません。ただし、性格特性には普遍性のあるものとないものはありますよね。
比べることが不可能、あるいは意味のない性格特性がある以上、「一般的に○○と性格に関係がある」とは言えないことは自明でしょう。

・○○と関係がある性格特性が存在する。
・一般的に○○と性格に関係がある。
この2つは全然違う概念で、上が成り立つからと言って下が成り立つわけではないということには同意されますか?

---
タブーについて

だから「タブーのあるなし」が問題ではないと言ってるじゃないですか。
「科学的に認められないのは、血液型性格説が間違っているからだ」ということを認めずにタブーのせいにすることを非難しているの。

---
モード性格論について

本の感想については議論してもしょうがないので、ABOFANさんがそう読んだのならしょうがないですかね。
でも、第3章以外もちゃんと読みましょうよ(笑)、とだけは言っておきます。

性格心理学の前提を認めようが認めまいが、どっちにしろ血液型性格説が間違っているという
結論には変わりないわけで、一般の読者に「血液型と性格の関係はない」ということを
理解してもらうためにどう書けば有効か、という考察の結果なんでしょう、多分。

※「一般の読者」ってのは私が最初に書いた「占いのレベルで信じてる人」ですね。

---
嘘について

辞書ひいて定義で議論しだすと大型さんの二の舞になりそうなので、とりあえず表現はなんでもいいです。

少なくとも今日現在でまだ
http://www010.upp.so-net.ne.jp/abofan/mystery.htm
において
「大学生のデータふたたび」という段落に

>血液型 回答者数 比  率
>O 29.7% 57.7%
>A 36.7% 54.7%
>B 22.5% 50.7%
>AB 11.1% 41.2%
>合計  613人   −
> このデータは、回答者数が613人と少ないにもかかわらず、危険率はなんと0.1%以下です! しかも、「10.未来に対して楽観的である」についても危険率は5%以下でちゃんと差が出ているのです。

という記述が残っています。
「危険率はなんと0.1%以下です!」は明らかに事実に反していますね。

お待たせしました。

 今年の冬は寒くて大変ですね。お互いに体には気をつけましょう。

>>比較ができるということは、その性格検査が文化や遺伝的形質を超える何らかの普遍性を持っていると仮定しているのでは?

> これについては異存はありません。ただし、性格特性には普遍性のあるものとないものはありますよね。
> 比べることが不可能、あるいは意味のない性格特性がある以上、「一般的に○○と性格に関係がある」とは言えないことは自明でしょう。

 ほとんどの日本の性格検査は外国の翻案のはず(例えばYG)ですから、「普遍性がない」というなら自己否定になると思いますが…。

> 「科学的に認められないのは、血液型性格説が間違っているからだ」ということを認めずにタブーのせいにすることを非難しているの。

 そうでもしない限り、反論が来ないのだからしょうがないです。(*_*)

#ということは、まさにタブーということになりませんか?

> 本の感想については議論してもしょうがないので、ABOFANさんがそう読んだのならしょうがないですかね。

 まさかNo.1023さんが関係者だとも思えませんが、「感想」ではなくて「事実」ということです。
 文章ではそう書いてあるが、真意はそうではないから行間を読んでください、ということはないですよね?

#大村さんのFBI効果を紹介して、行動心理学はないと思います。
#まさか、No.1023さんは本気でそう思っているのですか?

> でも、第3章以外もちゃんと読みましょうよ(笑)、とだけは言っておきます。

 残念ながら、その時間で(翻訳でもいいから)外国の文献を読んだ方がはるかに面白いです。(^^;;

#ABOFANがネタかも(?)という部分もありますしね…。

> 性格心理学の前提を認めようが認めまいが、どっちにしろ血液型性格説が間違っているという
> 結論には変わりないわけで、一般の読者に「血液型と性格の関係はない」ということを
> 理解してもらうためにどう書けば有効か、という考察の結果なんでしょう、多分。

 ??? 性格心理学の前提を認めているのか認めていないのかどっちなのでしょうか?
 まさか、それこそ『モード性格論』ということではないですよね。(笑)
 それとも、一般の読者にはそんなことはどうでもいい、ということなのでしょうか?

 私は「一般の読者」ではありませんから、これではコメントしようがありません。
 また、これでは「一般の読者」をバカにしていることにならないのでしょうか?

> 「危険率はなんと0.1%以下です!」は明らかに事実に反していますね。

 『モード性格論』を読んでいるということは、ほぼ間違いなく心理学か医学関係者かだと思います。それなら、原典を入手するのは簡単でしょうから、ぜひ検定をやり直してみてください。それで違うということならお答えします。

メール(その18) H18.1.30 20:05

見逃してました。
長らく更新がないとなかなか更新に気づけませんね(^^;

>ほとんどの日本の性格検査は外国の翻案のはず(例えばYG)ですから、「普遍性がない」というなら自己否定になると思いますが…。
普遍性のあるものもないものもあるよね、と言っているだけですが。
全ての性格特性に普遍性があると主張なさるんですか?
性格検査で測るものだけが性格特性ですか?それなら「(一般に)性格と関係ある」なんて言わずにちゃんと限定かけてください。

>> 「科学的に認められないのは、血液型性格説が間違っているからだ」ということを認めずにタブーのせいにすることを非難しているの。
>そうでもしない限り、反論が来ないのだからしょうがないです。(*_*)

素直に読むと、ABOFANさんは「科学的に認められないのは、血液型性格説が間違っているからだ」ということを認めずにタブーのせいに」していることは認めてくださったようです(笑)
ありがとうございます!

ABOFANさんに血液型性格説が間違っているって認めさせたのって結構快挙かも(笑)

> まさかNo.1023さんが関係者だとも思えませんが、「感想」ではなくて「事実」ということです。
>#大村さんのFBI効果を紹介して、行動心理学はないと思います。
>#まさか、No.1023さんは本気でそう思っているのですか?

FBI効果と行動心理学が矛盾しているとか本気で思っているのがABOFANさんだけってことじゃないですかね。


>> 性格心理学の前提を認めようが認めまいが、どっちにしろ血液型性格説が間違っている
> ??? 性格心理学の前提を認めているのか認めていないのかどっちなのでしょうか?

これはどちらかというとABOFANさんが、血液型と性格に関係があるかどうか、がこのページの主旨であるという旨の発言をたびたびなさっているので、
「あるなしだけを問題にするなら」性格心理学の前提が正しかろうが正しくなかろうが血液型と性格の関係は否定されるから別にいいんじゃない?
と言ってみたのです。
そもそもABOFANさん2つの説が矛盾してるって言ってるだけで、どちらの説も論駁してないし(笑)

> 『モード性格論』を読んでいるということは、ほぼ間違いなく心理学か医学関係者かだと思います。
違います。前にも書きませんでしたっけ?しがないフリーの編集屋ですよ。
実は血液型番組が続出していたころに、きちんと否定する特集ができないかと画策してたんですが、進まないうちにBPOの警告が効いたのか下火になって、時期を逸してしまいました・・・

>ぜひ検定をやり直してみてください。それで違うということならお答えします。
これも上のといっしょ。
・原典の検定は正しい。
 →ABOFANは自説に都合のいいように結果を捏造した。
・原典の段階で間違っている。
 →ABOFANは計算ミスを知りながら、自説に都合のいいミスなのでそのまま掲載した。

このどちらでも「ABOFANが根拠として出してくるものは信用できない」という結論には変わりありません。
まあ、ABOFANさんが私の結論を否定する必要を特に感じないということならこのままでも一向に構いませんよ私はw

ruruさんとのやり取りに突っ込みたいこともあるんですがとりあえず様子見します。機会があれば。

お待たせしました。

>>ほとんどの日本の性格検査は外国の翻案のはず(例えばYG)ですから、「普遍性がない」というなら自己否定になると思いますが…。
> 普遍性のあるものもないものもあるよね、と言っているだけですが。
> 全ての性格特性に普遍性があると主張なさるんですか?
> 性格検査で測るものだけが性格特性ですか?それなら「(一般に)性格と関係ある」なんて言わずにちゃんと限定かけてください。

 ??? ということは、少なくとも普遍性がある部分は比較できますよね。
 普遍性がないというなら、個別具体的に指摘していただきたく。
 また、性格検査で有意差が出れば、心理学者は「(一般に)性格と関係ある」と言わないのですか?

>>> 「科学的に認められないのは、血液型性格説が間違っているからだ」ということを認めずにタブーのせいにすることを非難しているの。
>>そうでもしない限り、反論が来ないのだからしょうがないです。(*_*)

> 素直に読むと、ABOFANさんは「科学的に認められないのは、血液型性格説が間違っているからだ」ということを認めずにタブーのせいに」していることは認めてくださったようです(笑)
> ありがとうございます!

> ABOFANさんに血液型性格説が間違っているって認めさせたのって結構快挙かも(笑)

 なるほど、そういう解釈もあるのですね…。
 No.1023さんは、素直に読むと、私に反論が来ないのはタブーのせいと認めていただいたようで大変ありがたいです。(笑)

> FBI効果と行動心理学が矛盾しているとか本気で思っているのがABOFANさんだけってことじゃないですかね。

 ??? 大村さんが性格心理学者であることを否定されるのでしょうか?

> 「あるなしだけを問題にするなら」性格心理学の前提が正しかろうが正しくなかろうが血液型と性格の関係は否定されるから別にいいんじゃない?
> と言ってみたのです。

 ??? これは論理的に必ずしも正しくないと思いますが?

> そもそもABOFANさん2つの説が矛盾してるって言ってるだけで、どちらの説も論駁してないし(笑)

 No.1023さんがどちらの説も正しい(?)とおっしゃっているようなので、反論しても意味がないと思っています。(笑)

>> 『モード性格論』を読んでいるということは、ほぼ間違いなく心理学か医学関係者かだと思います。
> 違います。前にも書きませんでしたっけ?しがないフリーの編集屋ですよ。
> 実は血液型番組が続出していたころに、きちんと否定する特集ができないかと画策してたんですが、進まないうちにBPOの警告が効いたのか下火になって、時期を逸してしまいました・・・

 No.1023さんが編集者かどうかは確認しようがないので、大変申し訳ありませんが、ここではこれ以上は議論しようとは思いません。

 余談ですが、BPOが血液型の差別を問題として取り上げるのはいいのですが、科学的云々を言うのはおかしいです。BPOにはそんな能力も権限もありません。また、公開された資料を読む限り、科学的な根拠については何も触れていないようです。そのうち、“科学的”云々を議論した部分の会議録の公開(実名入り)でも要求しようと思っているのですが、残念ながら時間が取れません。

>>ぜひ検定をやり直してみてください。それで違うということならお答えします。
> これも上のといっしょ。
> ・原典の検定は正しい。
> →ABOFANは自説に都合のいいように結果を捏造した。

 ??? 原典どおりに引用して捏造になるのですか?

> ・原典の段階で間違っている。
>  →ABOFANは計算ミスを知りながら、自説に都合のいいミスなのでそのまま掲載した。

 たぶん、No.1023さんは原典を読まれていないのではないでしょうか?
 それでは、間違っているかどうか確認しようがないと思いますが?

> このどちらでも「ABOFANが根拠として出してくるものは信用できない」という結論には変わりありません。

 ??? 原典を読んでいない(?)のにそこまで断定できるのでしょうか?

> まあ、ABOFANさんが私の結論を否定する必要を特に感じないということならこのままでも一向に構いませんよ私はw

 否定以前に、私には理解しがたい文章が多いような気がします…。

 失礼しました。

メール(その19) H18.2.13 16:29

こうやってメールのやりとりをしていると、問題は結局心理学がどうとか統計がどうとかいう以前の日本語の読解の問題なんだなー、と実感します。


> > 全ての性格特性に普遍性があると主張なさるんですか?
> > 性格検査で測るものだけが性格特性ですか?それなら「(一般に)性格と関係ある」なんて言わずにちゃんと限定かけてください。
>
>  ??? ということは、少なくとも普遍性がある部分は比較できますよね。
>  普遍性がないというなら、個別具体的に指摘していただきたく。

ちょっと整理。
ABOFANさんもhttp://www010.upp.so-net.ne.jp/abofan/taiwan.htmlの最後で
>2.性格テストで定義する性格特性は、一般の人が使うものとは違っている。
と書いていますよね。
ABOFANさんが血液型と性格に関係があると主張するときの「性格」は、一般の人が使っている意味とは違うものですか?
ここを確認しないと混乱するばかりなので・・・

>  また、性格検査で有意差が出れば、心理学者は「(一般に)性格と関係ある」と言わないのですか?
「(有意差が出た)この性格特性については、これこれこういう相関関係がある」と言うでしょう。
少なくとも相関関係が検出される性格特性と検出されない性格特性が混在している(というか、実際には検出されない特性が大部分ですよね)状態を「一般に性格と関係がある」なんて言う人がいたらそれは日本語力の欠如以外の何者でもありません。

さて次の点は少し詳しく。

> > そもそもABOFANさん2つの説が矛盾してるって言ってるだけで、どちらの説も論駁してないし(笑)
>  No.1023さんがどちらの説も正しい(?)とおっしゃっているようなので、反論しても意味がないと思っています。(笑)

これは全く違います。「どちらかが正しければそれでよい」という意味のことは書きました。
確かに専門の心理学者でもない私には性格心理学の前提が正しいのかどうかを判断することは難しいかも知れません。しかし、
・前提が正しいと仮定した場合に、血液型性格説が否定される論理展開
・前提が正しくないと仮定した場合に、血液型性格説が否定される論理展開
この2つがどちらも正しいなら少なくとも血液型性格説が否定されることには間違いありません。


次の問題もそう。
「ABOFANさんが自分のページ(http://www010.upp.so-net.ne.jp/abofan/mystery.htm)に記載した数字からは危険率0.1%という数字は出てこない」
これはABOFANの記述だけから確定できる事実。

で、
1.原典もこの数字である場合の論理展開
2.原典ではこの数字ではない場合の論理展開
においてどちらも「ABOFANは自説の根拠の提示において不誠実で、信用できない」という結論に達したので、別に原典を確認しなくても結論を出して構わないと考えているわけです。

繰り返しますが、「どちらかが正しいのならそれでよい」と「どちらも正しい」は全然別の主張です。とりあえず
>  No.1023さんがどちらの説も正しい(?)とおっしゃっているようなので
この点ははっきりと「違います」と言っておきます。

大変お待たせしました。

> 「一般に性格と関係がある」なんて言う人がいたらそれは日本語力の欠如以外の何者でもありません。

 D4DRの経緯はご存じないですか?

> ・前提が正しいと仮定した場合に、血液型性格説が否定される論理展開
> ・前提が正しくないと仮定した場合に、血液型性格説が否定される論理展開
> この2つがどちらも正しいなら少なくとも血液型性格説が否定されることには間違いありません。

 前提は正しいのか正しくないのかどちらなのでしょうか?

> 1.原典もこの数字である場合の論理展開
> 2.原典ではこの数字ではない場合の論理展開

 では、原典はお読みになっていないのですか?

 以上のことを明らかにしてから議論に進みたいと思います。

メール(その20) H18.4.6 0:34

> 大変お待たせしました。

更新はお気になさらずに。こっちだって問いかけに反応できずに放置しちゃうこともあるわけですから。

> > 「一般に性格と関係がある」なんて言う人がいたらそれは日本語力の欠如以外の何者でもありません。
>
>  D4DRの経緯はご存じないですか?

質問の意図が不明ですが、D4DRの存在は知っていますがそれがこの話題とどうつながるのかはさっぱりわかりません。

> > ・前提が正しいと仮定した場合に、血液型性格説が否定される論理展開
> > ・前提が正しくないと仮定した場合に、血液型性格説が否定される論理展開
> > この2つがどちらも正しいなら少なくとも血液型性格説が否定されることには間違いありません。
>
>  前提は正しいのか正しくないのかどちらなのでしょうか?

過去のメールで繰り返して「どちらかを確定しなくても血液型性格説は否定できる」という主張をしているのですが、無視ですか?
まず、私がどちらかを確定しないと議論ができないという根拠を示してください。

>
> > 1.原典もこの数字である場合の論理展開
> > 2.原典ではこの数字ではない場合の論理展開
>
>  では、原典はお読みになっていないのですか?

過去のメールで繰り返して「原典は読まなくてもABOFANの資料提示は信用できないと結論できる」という主張をしているのですが、無視ですか?
まず、私が原典を読まないと議論ができないという根拠を示してください。

>  以上のことを明らかにしてから議論に進みたいと思います。

以上について納得のいく理由がABOFANさんから述べられたら明らかにしたいと思います。

これだけでは印象が悪いので、最近の話題からも。
ニセ科学シンポジウム、私は菊池誠さんのブログで知りました。
血液型は特にメイントピックではないというのはその通りですね。だからといって血液型がニセ科学ではない、などというわけではありませんが。

菊池さんのブログではニセ科学について、「信じてしまう人にどういう風に言えば間違いだということがわかってもらえるか」ということがよく議論されていて、非常に面白いです。
>科学とコミュニケーションの問題
 http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1130480344
の5〜13あたりはABOFANさんにおすすめ。
#そういえば、ABOFANさんの言う「関係がある」って、相関関係と因果関係のどっちなんですかね。
#否定派が「関係はない」っていうときも省略していてわかりにくい部分もありますけど、
#まあ大別して「相関があっても因果があるとは言えない」「そもそも相関はない」の2
#つ(この2つ、矛盾しませんよ!わかってますか?)だとは思いますが。

きくちさんは「ビリーバーは説得できない」ということをよく言ってますね。相手に納得する能力がなければどんなに説明しても無理だ、とも。
「私に説得は無意味です」とおっしゃるABOFANさんはまさに血液型のビリーバーそのものですね(笑)

大変お待たせしました。

>>  D4DRの経緯はご存じないですか?

> 質問の意図が不明ですが、D4DRの存在は知っていますがそれがこの話題とどうつながるのかはさっぱりわかりません。

 では確認させていただきますが、D4DRはABO式血液型と同様に遺伝子ですが、「一般に性格と関係がある」と言えますか?

>> > ・前提が正しいと仮定した場合に、血液型性格説が否定される論理展開
>> > ・前提が正しくないと仮定した場合に、血液型性格説が否定される論理展開
>> > この2つがどちらも正しいなら少なくとも血液型性格説が否定されることには間違いありません。
>>
>>  前提は正しいのか正しくないのかどちらなのでしょうか?

> 過去のメールで繰り返して「どちらかを確定しなくても血液型性格説は否定できる」という主張をしているのですが、無視ですか?

 そうではなく、No.1023さんがどう思うか質問しているのですが…。

> まず、私がどちらかを確定しないと議論ができないという根拠を示してください。

 ??? 質問に答えていただけないようなので、私も同様にこれ以降の質問にはお答えしません。

 あしからずご了承ください。

メール(その21) H18.4.7 2:08

今日はたまたま見たら更新されていたので素早くレス返しときます。

> では確認させていただきますが、D4DRはABO式血液型と同様に遺伝子ですが、「一般に性格と関係がある」と言えますか?

言えません。D4DRが関係があると言われているのは新奇性追求でしょ?はっきり限定されています。

> ??? 質問に答えていただけないようなので、私も同様にこれ以降の質問にはお答えしません。
はいはいいつものパターン。順番をごまかしています。

1.私が「どちらかを確定しなくても血液型性格説は否定できる」という主張をした
2.ABOFANさんが「どっちなんですか、それを聞かないと議論ができません」と言った
3.私が「聞かないと議論ができないという理由がない、あるなら示せ」と言った

まず、ABOFANさんが「私が2.の質問に答えないと議論ができない」理由を示し、それが納得いくものならば私が答えるというのがスジであり、質問に答えずに止めているのはABOFANさんです。

素早いご返事ですね。

 さて、

>> では確認させていただきますが、D4DRはABO式血液型と同様に遺伝子ですが、「一般に性格と関係がある」と言えますか?

> 言えません。D4DRが関係があると言われているのは新奇性追求でしょ?はっきり限定されています。

 この言い方では、男女、年齢、県民性による性格の差もないことになりますが…。

 では、血液型は「はっきり限定されて」いるが、性格と関係あると言えるのですね?

>> ??? 質問に答えていただけないようなので、私も同様にこれ以降の質問にはお答えしません。
> はいはいいつものパターン。順番をごまかしています。

> 1.私が「どちらかを確定しなくても血液型性格説は否定できる」という主張をした
> 2.ABOFANさんが「どっちなんですか、それを聞かないと議論ができません」と言った
> 3.私が「聞かないと議論ができないという理由がない、あるなら示せ」と言った

> まず、ABOFANさんが「私が2.の質問に答えないと議論ができない」理由を示し、それが納得いくものならば私が答えるというのがスジであり、質問に答えずに止めているのはABOFANさんです。

 要するに答えたくないということですか?(苦笑)
 それならしょうがありません…。

 1.は正しいです。ただ、2.はそうおっしゃるなら質問を変えましょう。「どっちなんですか」だけにします。ですから、3.をおっしゃる理由はありません。(笑)

 これで答えていただけると思うのですが…。

メール(その22) H18.4.13 14:47

> > 言えません。D4DRが関係があると言われているのは新奇性追求でしょ?はっきり限定されています。
>
>  この言い方では、男女、年齢、県民性による性格の差もないことになりますが…。

元々の質問が「『一般に関係ある』といえるか」であることを再確認。その文脈を受け継ぐなら「一般に関係ある」とは言えませんね。

というか、「一般に関係がある」の否定がどうして「性格の差もない」になるのか。
・NOT (ALL 関係がある)
・ALL (NOT 関係がある)
の違い、判りますか?
「一般に血液型と性格は関係がある」は、(ALL 関係がある)としか解釈できない。それを否定している(上のほう)のと、限定をつけずに「性格と関係がない」と書く(下のほう)のは違う概念です。
だからきちんと条件を明記しないとダメなんですよ。

>  では、血液型は「はっきり限定されて」いるが、性格と関係あると言えるのですね?
言えません。D4DRには一応論文もあるし、追試も行われているようです。血液型と一緒にしちゃダメ。
前提条件の限定は必要条件で、十分条件ではありません。

> 要するに答えたくないということですか?(苦笑)
違います。
私が個人的にどう思っているのかを知りたいだけなら、最初のほうのメールではっきりと『100%正しいとは思ってない』ということを書いたはずです。

心理学の専門家じゃないから本当のところどうなのかを確信を持って言えるわけじゃない。しかしどうも素朴な直感から乖離した結論のように思える。そんな感じです。

いっぽう、ABOFANさんは「関係があるのかどうか」に拘っている。それを問題にするのならば、心理学の前提が正しくても正しくなくても、結論として否定されるのだから、前提の正否は問題にする必要はありません。

#血液型性格説(というかABOFAN理論)は高度な心理学の知見によって否定されているのではなく、素人でもわかるレベルの明白な間違いによって否定されていることは、改めて指摘しておきます。

大変お待たせしました。

> 「一般に血液型と性格は関係がある」は、(ALL 関係がある)としか解釈できない。
> それを否定している(上のほう)のと、限定をつけずに「性格と関係がない」と書く
> (下のほう)のは違う概念です。
> だからきちんと条件を明記しないとダメなんですよ。

 すみません、誤解を招くよううな文章だったので訂正します。

 再度確認させていただきますが、D4DRはABO式血液型と同様に遺伝子ですが、「特定の性格因子と相関がある」と言えますか? ご承知のとおり、これはYESですよね?

>>  では、血液型は「はっきり限定されて」いるが、性格と関係あると言えるのですね?
> 言えません。D4DRには一応論文もあるし、追試も行われているようです。血液型と一緒にしちゃダメ。
> 前提条件の限定は必要条件で、十分条件ではありません。

 とありますが、次には、

> 心理学の専門家じゃないから本当のところどうなのかを確信を持って言えるわけじゃない。
> しかしどうも素朴な直感から乖離した結論のように思える。そんな感じです。

 これって、矛盾しませんか? 少なくとも私はそう感じますが…。

> いっぽう、ABOFANさんは「関係があるのかどうか」に拘っている。それを問題にするのならば、
> 心理学の前提が正しくても正しくなくても、結論として否定されるのだから、前提の正否は問題
> にする必要はありません。

 ??? 要するに私の質問に答えたくないのでしょうか? 私にはそう感じられますが…。
 なぜなら、メール22にはこうあるからです。

> ABOFANさんが「私が2.の質問に答えないと議論ができない」理由を示し、それが納得いくもの
> ならば私が答える

 No.1023さんが納得する前提を示していただかないと、科学的な議論にはならないと思うんですが…。
 違いますか?

> #血液型性格説(というかABOFAN理論)は高度な心理学の知見によって否定されているの
> ではなく、素人でもわかるレベルの明白な間違いによって否定されていることは、改めて指摘
> しておきます。

 はぁ、「素朴な直感から乖離した結論」ということなのでしょうか?

メール(その23) H18.10.2 1:00 [2通のメールをまとめました]

ABO FANの更新が再開されていたことを別のブログで知りました。
10周年とはたいしたものですね。その情熱がどこから来るのか知りたいものです。

もう忘れていたような前の話題、一応片付けておきます。

>再度確認させていただきますが、D4DRはABO式血液型と同様に遺伝子ですが、「特定の性格因子と相関がある」と言えますか? ご承知のとおり、これはYESですよね?

Yes。もちろん、「特定の性格因子と相関がある」からといって「一般に関係がある」とは言えません。

次の段落。以前にも書きましたが、自分が「こう思う」ということと、科学的な知識に照らし合わせて「こう判断できる」ことは違います。

血液型の性格に、「現時点で科学的には関連があると言えない」のは単なる事実です。
心理学の前提が100%正しいと思えないのは私の主観です。
この2つは次元が違うのだから矛盾のしようがありません。

> > ABOFANさんが「私が2.の質問に答えないと議論ができない」理由を示し、それが納得いくもの
> > ならば私が答える
>
>  No.1023さんが納得する前提を示していただかないと、科学的な議論にはならないと思うんですが…。
>  違いますか?
メール21はこうですね。
1.私が「どちらかを確定しなくても血液型性格説は否定できる」という主張をした
2.ABOFANさんが「どっちなんですか、それを聞かないと議論ができません」と言った
3.私が「聞かないと議論ができないという理由がない、あるなら示せ」と言った

その後、ABOFANさんが返信で質問を変更されました。
>ただ、2.はそうおっしゃるなら質問を変えましょう。「どっちなんですか」だけにします。ですから、3.をおっしゃる理由はありません。(笑)
なので今はこうです。
1.私が「どちらかを確定しなくても血液型性格説は否定できる」という主張をした
2.ABOFANさんが「どっちなんですか」と言った

つまり、現状はどうなっているかというと、
「私が血液型性格説は否定できる、という主張をしたところ、ABOFANは沈黙してしまいました!」
ということになっています(笑)。
なので現時点で私から何かを付け加える必要はありませんね。

さて、今回更新に気付いたのは例の「究極の血液型心理検査」のサイトの関連でした。
本業のほうでこういう啓蒙企画を提案しつつも力不足で通せなかった私としてはちくしょう、うまくやったなあ、って感じなのですが(笑)。

で、ABOFANさんの必死な反論をざっと読んでみましたが、残念ながらバーナム効果の概念を勘違いされているようですね。
バーナム効果は定量的な定理ではなく、実験結果に対する解釈です。これはあくまでも「「血液型性格判断は否定されている」ことを前提に、当たるような気がするのはバーナム効果という現象ですよ」という説明ですね。

血液型と性格に関係があると言えないということは、もちろんバーナム効果には無関係に成立します。

その後のYGに関する言及も全く見当違い。バーナム効果は「渡された結果を正しいと思ってしまうこと」なのです。

例えば身体測定とかを考えてみてください。体重が実際には50kgだと測定された人に、「60kgでした」と告げて、「ああ、60kgなのか、そんなもんだろうな」と思ってしまうのがバーナム効果。
ABOFANさんの主張はバーナム効果があるからといって「体重計がデタラメだ」と言ってるようなもんです。それは「少なくともこの現象からは言えない」。

*−−*−−*−−*−−*−−*−−*

まだ前回のメールが掲載されてませんが、書き忘れと補足を。

> > #血液型性格説(というかABOFAN理論)は高度な心理学の知見によって否定されているの
> > ではなく、素人でもわかるレベルの明白な間違いによって否定されていることは、改めて指摘
> > しておきます。
>
>  はぁ、「素朴な直感から乖離した結論」ということなのでしょうか?

とりあえずパッと挙げられるものだけでも
・相関関係と因果関係の違いがわかっていない
・推測統計が「何から」「何を」推測するかという概念がわかっていない
・立証責任の原理がわかっていない
・必要条件と十分条件がわかっていない
・逆・裏・対偶といった論理学の基本がわかっていない
・「みんなやってるから」が根拠になると思っている
・バーナム効果の概念がわかっていない
・別々の人が別々の意見を言うことを「矛盾」だと思っている
・「IF A THEN B」と「IF NOT A THEN B」が矛盾すると思っている

探せば他にもいくらでもあるはずですがざっとこれだけでも十分でしょう。

あとメールへの返信に横レス。
○No.1324 くらいんさんからのメールへの返信
> ランダムサンプリングの問題は、結局はその人が「血液型と性格」をどういう立場で考えるのか、という問題に帰着することになるのでしょう。
> 同様に、ランダムサンプリングが可能か不可能かという議論も、その人の立場によると思います。

立場!確かに立場は全く違いますね。
ただこの場合2つの立場はそれぞれ「科学」と、「疑似科学」もしくは「トンデモ」と呼ばれるものですが(笑)
もちろん「科学」の立場は、”推測統計を使うならランダムサンプリングは必要であり、推測できるのはランダムサンプリングが可能な母集団である”です。

○No.1321 男性の蚊の係長さんからのメールへの返信

> > 一般に、肯定論を唱えるよりも否定論を唱えようとする事自体が生易しいものではないのだと思えますし・・。
>  そのとおりで、否定する方が大変です。能見正比古さんもそう言ってますし。

この方もABOFANさんも能見さんも判ってないというだけの話ですね。
”「関係がないという証拠」というものは,論理的にも,実際的にも得ることができない”
だから「科学ルール」では肯定論者が根拠を提出してそれが妥当かどうかで判定されるわけです。

で、血液型性格説の肯定論者が今「証拠だ」と主張しているモノが、「証拠とは言えない」ことは別に大変でもなんでもありません。科学者ならもちろん、素人でもはっきり間違いが指摘できる程度のモノ。

ご返事ありがとうございます。

> ABO FANの更新が再開されていたことを別のブログで知りました。

 へ〜、それは嬉しいです。

> 10周年とはたいしたものですね。その情熱がどこから来るのか知りたいものです。

 まあ、趣味でやってますから続いているのでしょう。(笑)

> 「特定の性格因子と相関がある」からといって「一般に関係がある」とは言えません。

 どうやら、言い方の違いのようですね。わかりました。私は、「特定の性格因子と相関がある」なら「一般に関係がある」と思うのですが、ここでこれ以上深く突っ込むつもりはありません。

> 血液型の性格に、「現時点で科学的には関連があると言えない」のは単なる事実です。
> 心理学の前提が100%正しいと思えないのは私の主観です。
> この2つは次元が違うのだから矛盾のしようがありません。

 つまり、心理学は科学的じゃないから、No.1023さんは認めないと言うことでしょうか?
 それなら態度が一貫していますので私にも理解できます。(笑)

> メール21はこうですね。
> 1.私が「どちらかを確定しなくても血液型性格説は否定できる」という主張をした
> 2.ABOFANさんが「どっちなんですか、それを聞かないと議論ができません」と言った
> 3.私が「聞かないと議論ができないという理由がない、あるなら示せ」と言った

> その後、ABOFANさんが返信で質問を変更されました。
> >ただ、2.はそうおっしゃるなら質問を変えましょう。「どっちなんですか」だけにします。ですから、3.をおっしゃる理由はありません。(笑)
> なので今はこうです。
> 1.私が「どちらかを確定しなくても血液型性格説は否定できる」という主張をした
> 2.ABOFANさんが「どっちなんですか」と言った

> つまり、現状はどうなっているかというと、
> 「私が血液型性格説は否定できる、という主張をしたところ、ABOFANは沈黙してしまいました!」
> ということになっています(笑)。
> なので現時点で私から何かを付け加える必要はありませんね。

 う〜ん、意図的にそうおっしゃっているのでしょうか?

 こういう議論では、ある質問に対しては必ず回答しないと議論が進みません。本人だけの判断で、相手のある質問には答えないというのはいかがなものでしょうか?

 データの解釈をどうしてもしたくないなら、それでもいいのですが、そうでもなさそうだし…。

#少なくとも、「どちらかを確定しなくても血液型性格説は否定できる」にはならないはずですが?

 更に問題と思われるのは、「聞かないと議論ができないという理由がない、あるなら示せ」という主張です。もちろん、示すことは可能ですが、その理由が正当なものかどうか判断するのはNo.1023さん自身でしょう?

 ここで、ちょっと例え話を出しましょう。

 志水一夫さんの『宜保愛子イジメを斬る!!』には、疑似科学を否定する大槻さん(現在は早稲田大学名誉教授)を批判するこんな文章が掲載されています(80〜81ページ)。

 さて、ご存じのように[大槻]キョージュは、もし超能力の存在が証明されたら早稲田大学の教授を退職する称して、辞表を持参し、しばしばTVや週刊誌などで見せびらかしており…
 言っちゃ何だが、これ、よくある陳腐なトリックである。アメリカには、この種の宣言をしている人が少なからずいる。
 ナチスのユダヤ人虐殺を立証した人には100万ドル進呈します、といった類だ。
 しかし、こういう場合は、結局その人本人を納得させうるような証拠を提出するというのが条件なので、何が出てこようとも「まだまだ、そんなものは証拠の内に入らない」とさえ言っていれば、彼は賞金を払う必要はないし、それでいて世間には、いかにも彼の主張が正しくて、例えばナチスのユダヤ人虐殺には明確な証拠がないような印象を与えることができるというわけである。
 しかも、すでに述べたように(「物理の基本原則に反する」ので)何があっても超能力は認めないというのだから、両方表のコインで賭をしているようなものである。

 読者に大槻さんのような印象を与える(失礼!)のはいかがなものでしょうか? 逆効果になると思いませんか?

> さて、今回更新に気付いたのは例の「究極の血液型心理検査」のサイトの関連でした。
> 本業のほうでこういう啓蒙企画を提案しつつも力不足で通せなかった私としてはちくしょ
> う、うまくやったなあ、って感じなのですが(笑)。

 なるほど、その業界の方ですか…。となると、私の知っている方は、非常に限られますね。(^^;;
 しかし、あれだけ間違った(?)内容でも企画が通ってしまうのでしょうか?
 出版業界は不思議です。(@_@)

#まあ、科学的な厳密さを追求すればそんなに売れませんし、読者が楽しめればいいのでしょうから、ね。

> で、ABOFANさんの必死な反論をざっと読んでみましたが、残念ながらバーナム効果の
> 概念を勘違いされているようですね。

 そんなことはないと思いますが?
 ネットサーフィンをしてみると、否定論者でもバーナム効果の解釈は松岡さんより私の方が正しいとされているようです。

> とりあえずパッと挙げられるものだけでも
> ・相関関係と因果関係の違いがわかっていない
> ・推測統計が「何から」「何を」推測するかという概念がわかっていない
> ・立証責任の原理がわかっていない
> ・必要条件と十分条件がわかっていない
> ・逆・裏・対偶といった論理学の基本がわかっていない
> ・「みんなやってるから」が根拠になると思っている
> ・バーナム効果の概念がわかっていない
> ・別々の人が別々の意見を言うことを「矛盾」だと思っている
>・ 「IF A THEN B」と「IF NOT A THEN B」が矛盾すると思っている

 具体的な議論をいただけないので、大変申し訳ありませんが回答しようがありません。m(._.)m

> もちろん「科学」の立場は、”推測統計を使うならランダムサンプリングは必要であり、

 例えば、天文学や進化論はどうしますか? 惑星にはランダムサンプリングが必要なのでしょうか?

> で、血液型性格説の肯定論者が今「証拠だ」と主張しているモノが、「証拠とは言えない」ことは
> 別に大変でもなんでもありません。科学者ならもちろん、素人でもはっきり間違いが指摘できる程度のモノ。

 具体的な議論をいただけないので、大変申し訳ありませんが回答しようがありません。m(._.)m

 失礼しました。

メール(その24) H18.10.8 22:28

> > 「特定の性格因子と相関がある」からといって「一般に関係がある」とは言えません。
>
>  どうやら、言い方の違いのようですね。わかりました。私は、「特定の性格因子と相関がある」なら「一般に関係がある」と思うのですが、ここでこれ以上深く突っ込むつもりはありません。

では、「特定の性格因子と相関がある」なら「一般に関係がある」というのは「ABOFANさんがそう思っているだけ」ということで決着ですね。
前回出した「ABOFANわかってないことリスト」に「『一般』という言葉の意味を知らない」も追加ですね。

>  こういう議論では、ある質問に対しては必ず回答しないと議論が進みません。本人だけの判断で、相手のある質問には答えないというのはいかがなものでしょうか?

なら、まずは「必ず回答しないと議論が進まない理由」を示してください。それがもし、私が「お、これは答えないと読者にABOFANに分があると思われてしまう」と思うくらい妥当な理由なら答えますよ。


> #少なくとも、「どちらかを確定しなくても血液型性格説は否定できる」にはならないはずですが?

なんの根拠も示していませんね。

>  更に問題と思われるのは、「聞かないと議論ができないという理由がない、あるなら示せ」という主張です。もちろん、示すことは可能ですが、その理由が正当なものかどうか判断するのはNo.1023さん自身でしょう?

例えばもし私がむちゃな判断基準で理由を却下したとして、ABOFANさんがその判断基準を的確に批判すれば、私の発言は読者に「間違いである」と認識され、「1023が答えないのは逃げているからだ」と思われるでしょう。
そうなる自信があるなら遠慮なく、「回答しないと議論が進まない理由」を提示すればいいのです。


> 具体的な議論をいただけないので、大変申し訳ありませんが回答しようがありません。m(._.)m
「『具体的』という言葉の意味を知らない」もリストに追加ですかね。
っていうか、
> ・推測統計が「何から」「何を」推測するかという概念がわかっていない
> ・立証責任の原理がわかっていない
> ・必要条件と十分条件がわかっていない
> ・「みんなやってるから」が根拠になると思っている
> ・バーナム効果の概念がわかっていない
> ・ 「IF A THEN B」と「IF NOT A THEN B」が矛盾すると思っている
この辺私とメールでやりとりした内容じゃないですか。しかも下の方はここ数回のメールでやったことだし。
過去のメールのやり取りをなかったことにするんなら、せめてHDDが壊れたとかなんとか嘘をついてでもログを消去しないとダメですよ(笑)

ご返事ありがとうございます。

> では、「特定の性格因子と相関がある」なら「一般に関係がある」というのは「ABOFANさんがそう思っ
> ているだけ」ということで決着ですね。

 ??? 私は、「一般」の逆は「特定の条件下」だと思うのですが…。「特定の性格因子」とは違うと思います。

 正確に言えば、「(特定の性格因子と)一般に相関がある」ということになると思いますが、深くは突っ込みません…。

> なら、まずは「必ず回答しないと議論が進まない理由」を示してください。それがもし、私が「お、これは答えない
> と読者にABOFANに分があると思われてしまう」と思うくらい妥当な理由なら答えますよ。

 やっぱり、No.1023さんが「妥当な理由」を判断するのですね…。

 これについては後述します。

>> #少なくとも、「どちらかを確定しなくても血液型性格説は否定できる」にはならないはずですが?

> なんの根拠も示していませんね。

 これについては後述します。

> 例えばもし私がむちゃな判断基準で理由を却下したとして、ABOFANさんがその判断基準を的確に
> 批判すれば、私の発言は読者に「間違いである」と認識され、

 これについては後述します。

>> 具体的な議論をいただけないので、大変申し訳ありませんが回答しようがありません。m(._.)m
> 「『具体的』という言葉の意味を知らない」もリストに追加ですかね。
> っていうか、
>> ・推測統計が「何から」「何を」推測するかという概念がわかっていない
>> ・立証責任の原理がわかっていない
>> ・必要条件と十分条件がわかっていない
>> ・「みんなやってるから」が根拠になると思っている
>> ・バーナム効果の概念がわかっていない
>> ・ 「IF A THEN B」と「IF NOT A THEN B」が矛盾すると思っている
>> この辺私とメールでやりとりした内容じゃないですか。しかも下の方はここ数回のメールでやったことだし。
> 過去のメールのやり取りをなかったことにするんなら、せめてHDDが壊れたとかなんとか嘘をついてでもロ
> グを消去しないとダメですよ(笑)

 ??? メールをやりとりしたことは事実ですが、議論にはなってないではないでしょうか?

 さて、本題に移ります。

 しつこいようですが、前回の例え話を再掲します。

 志水一夫さんの『宜保愛子イジメを斬る!!』には、疑似科学を否定する大槻さん(現在は早稲田大学名誉教授)を批判するこんな文章が掲載されています(80〜81ページ)。

 さて、ご存じのように[大槻]キョージュは、もし超能力の存在が証明されたら早稲田大学の教授を退職する称して、辞表を持参し、しばしばTVや週刊誌などで見せびらかしており…
 言っちゃ何だが、これ、よくある陳腐なトリックである。アメリカには、この種の宣言をしている人が少なからずいる。
 ナチスのユダヤ人虐殺を立証した人には100万ドル進呈します、といった類だ。
 しかし、こういう場合は、結局その人本人を納得させうるような証拠を提出するというのが条件なので、何が出てこようとも「まだまだ、そんなものは証拠の内に入らない」とさえ言っていれば、彼は賞金を払う必要はないし、それでいて世間には、いかにも彼の主張が正しくて、例えばナチスのユダヤ人虐殺には明確な証拠がないような印象を与えることができるというわけである。
 しかも、すでに述べたように(「物理の基本原則に反する」ので)何があっても超能力は認めないというのだから、両方表のコインで賭をしているようなものである。

 また、以前に引用したアイザック・アジモフの言葉も示しておきます。

親愛なる読者諸君、科学の発見の中から選り好みをし、私の尊大な気まぐれのままに、あるいは受け入れ、あるいは捨てる自由を認めさせてもらえるなら、諸君が証明したいことを何でも証明してお目にかけよう。

−アイザック・アジモフ

 となると、No.1023さんは、どこかの国の総理大臣の熱心な支持者なのかもしれません。なにしろ、彼は、「適切に判断します」というのが口癖でしたから…。もちろん、政治家であれば、下した判断が本当に適切かどうかは、世論調査なり次の選挙なりではっきりするはずですが、今回の議論のようにレフリーがいないし、読者の反応もほとんどないのでは、本当に「適切」かどうかは誰にもわかりません。(笑)

 だから、志水さんや、アジモフさんのような考えもあるわけです。

 これで、質問には全て答えたことになるはずです。しかし、No.1023さんは、なぜか私の質問には答えていただけないようです。そこで、念のためにその質問を再掲します。

>> もちろん「科学」の立場は、”推測統計を使うならランダムサンプリングは必要であり、

> 例えば、天文学や進化論はどうしますか? 惑星にはランダムサンプリングが必要なのでしょうか?

 次回はぜひ回答のほどよろしくお願いします。m(._.)m

メール(その25) H18.10.13 1:34

返事が早いのはいいのですが、
> > なんの根拠も示していませんね。
>  これについては後述します。

この点についてどこにも後述されていません。うっかりミスですか?それとも意図的に誤魔化そうとしてますか?

> これで、質問には全て答えたことになるはずです。
なので、答えていません。

>> #少なくとも、「どちらかを確定しなくても血液型性格説は否定できる」にはならないはずですが?
全く根拠がない(少なくとも、ABOFANさんから根拠は示されていない)主張です。再確認。

また、
>  ??? 私は、「一般」の逆は「特定の条件下」だと思うのですが…。「特定の性格因子」とは違うと思います。
>
>  正確に言えば、「(特定の性格因子と)一般に相関がある」ということになると思いますが、深くは突っ込みません…。
「一般」の逆?
どっから出てきたんですかそんな話。
ABOFANさんが”「特定の性格因子と相関がある」なら「一般に関係がある」と思う”と言ったんでしょ。
だったら「一般」の言葉の意味を知らないか、意図的にねじ曲げて使っているかどっちかです。
あなたは10回に1回ヒットを打つ打者を「一般的にヒットを打つ」と言うんですか?
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%B0%EC%C8%CC&search_history=&kind=&kwassist=0&mode=0&jn.x=32&jn.y=8
> (1)いろいろの事物・場合に広く認められ、成り立つこと。特別でないこと。普遍。
> ⇔特殊
> (ア)普通であること。通常。
> (イ)普通の人々。世間。
> (ウ)基本的・概括的なこと。全般にわたること。
> (2)同一であること。同様であること。


> ??? メールをやりとりしたことは事実ですが、議論にはなってないではないでしょうか?

確かに、私はただ「間違いを指摘した」だけで、それにABOFANさんが有効な反論を何もしなかったというだけなので、議論にはなってないかも知れませんね。その点に関しては訂正します。


また、志水氏の引用以下のABOFANさんの主張ですが、それは全て「ABOFANさんが「必ず回答しないと議論が進まない理由」を提示し、私がその理由に文句を付けて回答を拒否した場合」に初めて問題になることですので、万が一そういう事態になったときには、その時改めて取り合おうと思います。
#余談ですが、トンデモさんは「そんな珍説が正しいという証拠があるなら論文を学会に発表しろよ」と言われるとしばしばこう言います−「既存の学説に固執する学会が判断を下すのだから没になるに決まっている」−と。もちろん、これは言い訳に過ぎず、実際は証拠なんてありはしない、ということは言うまでもないでしょう。

現時点でどうなっているかまとめ。
・「どちらかを確定しなくても血液型性格説は否定できる」根拠(*)を私は示した。ABOFANさんから根拠をともなった具体的な反論はない。
・「必ず回答しないと議論が進まない理由」をABOFANさんは提示しない。

(*)「1.もしAならBである」「2.もしAでないときBである」「3.1・2がどちらも正しいとき、Aが真であるか偽であるかに関わらず、Bである」

とりあえず「必ず回答しないと議論が進まない理由」をどうぞ。提示されない以上、「必ず回答しないと議論が進まない」は「根拠のない主張」です。
「回答しないならこれ以上こちらも回答しません」といういつもの手を使いますか?その場合、
1.私が「どちらかを確定しなくても血液型性格説は否定できる」という主張をした
2.ABOFANさんは「どちらかを確定しないと否定できない」ことも、「血液型性格説が否定できない」ことも示さなかった

で話はストップということになりますからね。私はそれなら別に構わないと思っていますよ。

最後に。
> >> もちろん「科学」の立場は、”推測統計を使うならランダムサンプリングは必要であり、
> > 例えば、天文学や進化論はどうしますか? 惑星にはランダムサンプリングが必要なのでしょうか?

とりあえず、せめて天文学なり進化論なりで「ランダムサンプリングせずに推測統計を行っている実例」の一つくらい挙げてみてくれませんか。
おそらくそれによって、
> ・推測統計が「何から」「何を」推測するかという概念がわかっていない
が証明されると思います(笑)

ご返事ありがとうございます。

>> > なんの根拠も示していませんね。
>>  これについては後述します。

> この点についてどこにも後述されていません。うっかりミスですか?それとも意図的に誤魔化そうとしてますか?

>> これで、質問には全て答えたことになるはずです。
> なので、答えていません。

 さて、本題に移ります…以降です。

> ABOFANさんが”「特定の性格因子と相関がある」なら「一般に関係がある」と思う”と言ったんでしょ。
> だったら「一般」の言葉の意味を知らないか、意図的にねじ曲げて使っているかどっちかです。

 定義の問題かと思いますが…。例えば、日本人には一般に成り立つ、ということになりますよね?

> それにABOFANさんが有効な反論を何もしなかったというだけなので

 一般に成り立つ、とは思えませんが。(笑)

> また、志水氏の引用以下のABOFANさんの主張ですが、それは全て「ABOFANさんが「必ず回答し
> ないと議論が進まない理由」を提示し、私がその理由に文句を付けて回答を拒否した場合」に初め
> て問題になることですので、万が一そういう事態になったときには、その時改めて取り合おうと思います。

 では、回答拒否(?)、と判断させていただきます。(^^;;

> 「既存の学説に固執する学会が判断を下すのだから没になるに決まっている」−と。もちろん、これは
> 言い訳に過ぎず、実際は証拠なんてありはしない、ということは言うまでもないでしょう。

 では、毎日新聞の「発掘捏造」のスクープはウソと言うことですね?

> ・「どちらかを確定しなくても血液型性格説は否定できる」根拠(*)を私は示した。

 No.1023さん自身がそう認めていることは、私も認めます。

> ABOFANさんから根拠をともなった具体的な反論はない。
> ・「必ず回答しないと議論が進まない理由」をABOFANさんは提示しない。

 No.1023さん自身がそう認めていることは、私も認めます。

> とりあえず「必ず回答しないと議論が進まない理由」をどうぞ。提示されない以上、「必ず回答しないと
> 議論が進まない」は「根拠のない主張」です。
> 「回答しないならこれ以上こちらも回答しません」といういつもの手を使いますか?その場合、

 はい、ご期待にこたえてそうさせていただきます。(笑)

> 1.私が「どちらかを確定しなくても血液型性格説は否定できる」という主張をした
> 2.ABOFANさんは「どちらかを確定しないと否定できない」ことも、「血液型性格説が否定できない」ことも示さなかった

> で話はストップということになりますからね。私はそれなら別に構わないと思っていますよ。

 はい、私も結構です。(笑)

> とりあえず、せめて天文学なり進化論なりで「ランダムサンプリングせずに推測統計を行っている実例」
> の一つくらい挙げてみてくれませんか。

 きちんとランダムサンプリングした例って聞いたことがありませんが、あるんでしょうか?

メール(その26) H18.10.27 1:15

>定義の問題かと思いますが…。
何が?
私が認識している「一般」という言葉の定義は示しましたから、定義の問題だというならABOFANさんの認識している「一般」という言葉の定義を示してください。ちゃんと根拠つきで。

>例えば、日本人には一般に成り立つ、ということになりますよね?
だから、何が?
「特定の性格因子との相関」が、「日本人について一般的に」と考えて良いですか?
それだったらやっぱり、「性格について一般的に」は成り立たないじゃないですか。
修飾語と被修飾語が明確に分かるように書いていない。
↑これ、「ABOFANさんは日本語が苦手」の具体的な根拠になってますね。


> > それにABOFANさんが有効な反論を何もしなかったというだけなので
>
>  一般に成り立つ、とは思えませんが。(笑)
だから、何が?
これは本当にわからない。
まあ、少なくともABOFANさんは「一般」という言葉に「普通であること。通常。」という意味があることは認識しているようですので、その点だけでも収穫としましょう。

それを踏まえて。
「ごく一部の性格について限定された集団で成り立つ」という現実を、
事実そのままの表現でなく、
「普通、通常に広く成り立つ」という意味に容易に解釈されうる「一般に〜である」という表現をすることは科学を自称するものにとって妥当な態度と言えるでしょうか?

別に科学でなくても、なるべく事実に即した、誤解を招く可能性の少ない表現をするというのはごく基本的なことではありませんか?

次。
> では、回答拒否(?)、と判断させていただきます。(^^;;
ええと、私は「質問に回答しないといけない理由」があれば答える、とずっと言ってきましたよね?
「私が質問に答えない」と判断したと言うことはつまり、「私が質問に回答しないといけない理由」はない、と認めたということですね。

結構です。また、

> > 1.私が「どちらかを確定しなくても血液型性格説は否定できる」という主張をした
> > 2.ABOFANさんは「どちらかを確定しないと否定できない」ことも、「血液型性格説が否定できない」ことも示さなかった
>
> > で話はストップということになりますからね。私はそれなら別に構わないと思っていますよ。
>
>  はい、私も結構です。(笑)

これも認めてもらったので、この話は決着ですね。

最後。
> > とりあえず、せめて天文学なり進化論なりで「ランダムサンプリングせずに推測統計を行っている実例」
> > の一つくらい挙げてみてくれませんか。
>
>  きちんとランダムサンプリングした例って聞いたことがありませんが、あるんでしょうか?

いやだから、「ランダムサンプリングした例」があるかないかはこの際関係ないんで。
「ランダムサンプリングせずに推測統計を行っている実例」の有無が問題なんだから、実例を挙げてください。ある(と思った)から言ったんでしょ?

ご返事ありがとうございます。

 ほぼ予想通りの内容のようです。

> 「特定の性格因子との相関」が、「日本人について一般的に」と考えて良いですか?
> それだったらやっぱり、「性格について一般的に」は成り立たないじゃないですか。

 はい、ではこう解釈させていただきます。「万有引力の法則は、一般には成り立たず、近代以降かつ地球近辺でのみ成り立つ」と。つまり、普遍的に成り立たないので物理法則でない、と。

>> では、回答拒否(?)、と判断させていただきます。(^^;;
> ええと、私は「質問に回答しないといけない理由」があれば答える、とずっと言ってきましたよね?

 その「質問に回答しないといけない理由」は、No.1023さん自身ですよね? それでは、単にNo.1023さんが「回答したくない」のか本当に「質問に回答しないといけない理由」がないかのは、第三者が客観的に判断しようがないのではないですか?

> 「私が質問に答えない」と判断したと言うことはつまり、「私が質問に回答しないといけない理由」はな
> い、と認めたということですね。

 上に書いたとおり、私は認めてはいません。

>> > 1.私が「どちらかを確定しなくても血液型性格説は否定できる」という主張をした
>> > 2.ABOFANさんは「どちらかを確定しないと否定できない」ことも、「血液型性格説が否定できない」ことも示さなかった
>>
>> で話はストップということになりますからね。私はそれなら別に構わないと思っていますよ。
>>
>>  はい、私も結構です。(笑)

> これも認めてもらったので、この話は決着ですね。

 はい、単にNo.1023さんが「回答したくない」のか本当に「質問に回答しないといけない理由」がないかのは、第三者が客観的に判断しようがなく、No.1023さん自身も示すつもりがなかった、と判断させていただきます。

> いやだから、「ランダムサンプリングした例」があるかないかはこの際関係ないんで。
> 「ランダムサンプリングせずに推測統計を行っている実例」の有無が問題なんだから、実例を
> 挙げてください。ある(と思った)から言ったんでしょ>?

 はい、単にNo.1023さんが「回答したくない」のか本当に「質問に回答しないといけない理由」がないかのは、第三者が客観的に判断しようがなく、No.1023さん自身も示すつもりがなかった、と判断させていただきます。

 どうもお疲れ様でした。

メール(その27) H18.11.15 21:16

前回の回答で気になったところ。
> > ・「どちらかを確定しなくても血液型性格説は否定できる」根拠(*)を私は示した。
>
>  No.1023さん自身がそう認めていることは、私も認めます。
>
> > ABOFANさんから根拠をともなった具体的な反論はない。
> > ・「必ず回答しないと議論が進まない理由」をABOFANさんは提示しない。
>
>  No.1023さん自身がそう認めていることは、私も認めます。

客観的事実を「相手の主観」だと言い張る、というのは詭弁の中でもかなり稚拙な部類に入ると思いますがね。
> > ・「どちらかを確定しなくても血液型性格説は否定できる」根拠(*)を私は示した。
> >   ABOFANさんから根拠をともなった具体的な反論はない。
> > ・「必ず回答しないと議論が進まない理由」をABOFANさんは提示しない。
もちろん、これは主観ではなく客観的事実。
まあ、ABOFANさんは「客観的事実は違う」、という主張はされていないようですからw、重ねて言及する必要もないでしょう。

しかし今回の回答は特に酷い日本語ですね。正直意味不明で困りました。
> > 「特定の性格因子との相関」が、「日本人について一般的に」と考えて良いですか?
> > それだったらやっぱり、「性格について一般的に」は成り立たないじゃないですか。
>
>  はい、ではこう解釈させていただきます。「万有引力の法則は、一般には成り立たず、近代以降かつ地球近辺でのみ成り立つ」と。つまり、普遍的に成り立たないので物理法則でない、と。

意味不明です。私の発言をどう受けたらそうなるのか。そもそも「日本人には一般に成り立つ」って何が?、という点について、私がABOFANさんの意図を推測した解釈は合っていたんですか?とりあえずそれだけでも教えてほしいのですが。

> その「質問に回答しないといけない理由」は、No.1023さん自身ですよね?
意味不明です。日本語で書いてください。

> それでは、単にNo.1023さんが「回答したくない」のか本当に「質問に回答しないといけない理由」がないかのは、第三者が客観的に判断しようがないのではないですか?

いいえ、ABOFANさんが「質問に回答しないといけない理由」を示し、私がそれに対して回答するなり拒否するなりすれば、第三者は両者の言い分を見て判断できます。
今、第三者が判断できないのは「ABOFANは本当に『1023が質問に回答しないといけない理由』を持っているのか」で、判断できないのはABOFANさんが理由を提示しないからです。

>  はい、単にNo.1023さんが「回答したくない」のか本当に「質問に回答しないといけない理由」がないかのは、第三者が客観的に判断しようがなく、No.1023さん自身も示すつもりがなかった、と判断させていただきます。

そもそもの私の主張は「その質問(心理学の前提は正しいのか)の答えがどちらでも、血液型と性格の関係は否定される」というものです。
つまり、「質問に答える必要はない」。
(これについてはメール19あたりから延々と書いていますので、この点については第三者が判断をすることができますよ。)

順番としてABOFANさんは、まず「1023が質問に答える必要がある」ことを示さないとダメでしょう。それについてABOFANさんから主張があれば回答する用意はずっとしているのですが、何度言っても「質問に答える必要がある理由」を示してくれない。
これは私の主観は全く入っていない客観的事実ですよ。
事実に反するというなら「質問に答える必要がある理由」を提示している場所を示してください。

で、提示があるまでは、私は「ABOFANが理由を示さないのは実は理由なんてないから」だと判断します。第三者が私と同じ判断をするかどうかは不明ですが、少なくとも判断材料は与えています。



あと、最後の段落はコピペミスとしか思えないので、正直反応できません。すいませんが理解できる日本語でお願いします。

*−−−−*−−−−*−−−−*−−−−*−−−−*−−−−*

間が空いていますが、ちょっとだけ、第三者向けに追記しておきます。

そもそもABOFANさんの論法がなんで無茶かというと、
1.ABOFAN「Aに回答してください」
2.1023「Aに回答しないといけない理由は何ですか?」
3.ABOFAN「Aに答えないならこちらも答えません」

と、クリアしないといけない前提条件の依存関係をねじまげているからです。
こんな感じの例を考えるとわかりやすいのではないでしょうか。

〜〜
ある日、あなたの家に覚えのない請求書が届きました。連絡先が書いてあったので電話してみて次のような会話をしました。
相手「請求書の通り金を払ってください」
あなた「請求が正当であるという根拠は何ですか?」
相手「金を払わないのならこちらも答えません」
〜〜

賢明なる読者の皆様ならば、この例え話の相手が架空請求の悪徳業者であることと、ABOFANさんの論法がこの例え話の相手と全く同じであることを理解してくださると期待しています。

ついでにABOFANさんの根拠を出さない言い訳はまだ続きます。
4.1023「Aに回答しないといけない理由を示してください」
5.ABOFAN「理由が妥当かを貴方が判断するのでは、正当な理由を示しても却下される恐れがあります」
一理ある、と思ってしまった人はいるでしょうか?でも、ちょっと待って、ABOFANさんの立場になって考えてみてください。
もしABOFANさんが「正当な理由」を持っているとして、ここで提示しないことは合理的でしょうか?
<提示する場合>
・1023が正当な理由だと認め、回答する→何の問題もなし
・1023が正当な理由だと認めず、回答しない→理由が本当に正当ならば、1023が認めないことが「難癖」であると示すことは容易。

<提示しない場合>
・第三者が「ABOFANは正当な理由を持っている」と考えてくれるか、「ABOFANは正当な理由など持っていないので理由を言わないために言い訳している」と考えられてしまうかは不明。むしろ後者の可能性が高い。

見たとおり、1023がそれを認めるかどうかに関わらず、明らかに提示する方が(ABOFANさんにとって)有利です。
つまり、「ABOFANは正当な理由を提示できるが、それをしない」合理的な理由は「ない」のです。


さて、現実にABOFANさんは理由を提示していません。この現実に対する説明として、「実は理由なんてものはない」という仮説を私は提示します。これは現実をうまく説明し、反証可能性がある(※)仮説です(笑)
(※)ABOFANさんが「正当な理由を提示する」ことによって反証可能。逆に、それ以外の方法で反証するのは極めて困難

読者の皆様には、「反証可能性があって、現在のところ反証されていない仮説」は、とりあえず今のところは正しい、という判断をしてもらえることを期待しています。

お待たせしました。

> そもそも「日本人には一般に成り立つ」って何が?、という点について、私がABOFANさん
> の意図を推測した解釈は合っていたんですか?とりあえずそれだけでも教えてほしいのですが。

 はい、では同様にこの「質問に回答しないといけない理由」を示し、私がそれに対して回答するなり拒否するなりすれば、第三者は両者の言い分を見て判断できます。No.1023さんは、ぜひ私が「質問に回答しないといけない理由」を示してぐたさい。まず隗から始めよです。

> いいえ、ABOFANさんが「質問に回答しないといけない理由」を示し、私がそれに対して回答す
> るなり拒否するなりすれば、第三者は両者の言い分を見て判断できます。

 はい、では同様にこの「質問に回答しないといけない理由」を示し、私がそれに対して回答するなり拒否するなりすれば、第三者は両者の言い分を見て判断できます。No.1023さんは、ぜひ私が「質問に回答しないといけない理由」を示してぐたさい。

> で、提示があるまでは、私は「ABOFANが理由を示さないのは実は理由なんてないから」だと判断します。
> 第三者が私と同じ判断をするかどうかは不明ですが、少なくとも判断材料は与えています。

 はい、では「No.1023さんが私の質問に回答しないのは、実は回答できないからだ」だと判断します。第三者が私と同じ判断をするかどうかは不明ですが、少なくとも判断材料は与えています。

> 読者の皆様には、「反証可能性があって、現在のところ反証されていない仮説」は、とりあえず今のところ
> は正しい、という判断をしてもらえることを期待しています。

 はい、では読者の皆さんの判断にお任せすることにしましょう。

 なお、大変勝手で申し訳ありませんが、次回のメールからは、メールについてのお知らせが適用になりますので、よろしくお願いいたします。m(._.)m

 もちろん、突然基準を変更するのは怪しからん、という批判は甘んじて受けます。

 どうかよろしくお願いいたします。m(._.)m

メール(その28) H19.2.20 22:55

[このメールは「公開不可」とのことでしたが、入力ミスと思われますのでそのまま公開させていただきます]

お久しぶりです。
更新が止まっている間にいろいろとありましたね。菊池先生の「まん延するニセ科学」がウェブで話題になったり、あるあるの捏造が発覚したり。
過去のあるあるの血液型番組が捏造かどうかについては、「捏造ではないと考える理由はない」という立場を表明しておきます。


> > そもそも「日本人には一般に成り立つ」って何が?、という点について、私がABOFANさん
> > の意図を推測した解釈は合っていたんですか?とりあえずそれだけでも教えてほしいのですが。
>
>  はい、では同様にこの「質問に回答しないといけない理由」を示し、私がそれに対して回答するなり拒否するなりすれば、第三者は両者の言い分を見て判断できます。No.1023さんは、ぜひ私が「質問に回答しないといけない理由」を示してぐたさい。まず隗から始めよです。

ABOFANさんの返信25の
> 定義の問題かと思いますが…。例えば、日本人には一般に成り立つ、ということになりますよね?
これの「日本人には一般に成り立つ」について、「何が」成り立つのか、ABOFANさんの意図が不明でしたが、とりあえずこうではないか?と推測してメール26で返答しました。しかし、それに対するさらなるABOFANさんの26に対する返答が
> はい、ではこう解釈させていただきます。「万有引力の法則は、一般には成り立たず、近代以降かつ地球近辺でのみ成り立つ」と。つまり、普遍的に成り立たないので物理法則でない、と。
という、更にさっぱり理解不能なものだったので、ABOFANさんの論理展開を少しでも理解するために、そもそもの私の推測は間違っていたのではないか?というところから確認しようと思ったのですが。
これで回答になりましたか?

次。これはシンプル。
>  はい、では同様にこの「質問に回答しないといけない理由」を示し、私がそれに対して回答するなり拒否するなりすれば、第三者は両者の言い分を見て判断できます。No.1023さんは、ぜひ私が「質問に回答しないといけない理由」を示してぐたさい。

よっぽど自明に正しい主張でない限り、主張に根拠が示されていなければ「その主張は正しいという根拠はあるのか」と問い返すのは議論として当然のことですね。
ABOFANさんが「1023がこの質問に答えないと議論が出来ない」という、どうみても「自明に正しくはない」主張をしているから、私は「根拠はなんですか」と質問しました。以上。


まあ、ここ2回の適当なコピペ返答で、ABOFANさんはもう話を続けたくないんだな、という意志は十分伝わりました。この辺が潮時ですかね。
なんかメール掲載基準とか言って、恣意的に不都合なメール掲載しないで済むようなルール作ってるし。
ルールがABOFANさんに都合が良すぎて、逆に「理詰めで来られて反論が出来なくなりました、という敗北宣言」だと受け取られないといいですね(笑)

ちょっと掲載基準を読んでみましたが、んー。
>私と議論を希望する場合は、血液型と性格は関係ある(ない)という第三者にも明確に判断できる基準を提示する

まあ論文の有無じゃないですかね。普通に考えて。
もちろん査読通った論文だって間違えていることはいくらでもあるわけですが、「査読通った論文にすらなってない主張」が正しい可能性は論文になった主張よりも遙かに低いということは間違いないわけで。
「血液型と性格に関係がある可能性」というときに考えないといけないのは、「科学的に正しいとされている結論が間違っている可能性」のほうではなくて、「論文にすらなってないタワゴトがたまたま正しい可能性」のほうで、そんなものは0だとみなしても一向に差し支えない、というのがトンデモやニセ科学に引っかからないためには重要な考え方だと思いますよ。


最後にエール(?)を。
血液型と性格の議論は「現在の話」と「未来の話」に分けることができます。
1.現時点で、「血液型と性格は関係がある」と言えるか?(=「ある」という証拠があるか?)
2.将来的に、「血液型と性格は関係がある」という証拠は見つかると予想されるか?

で、1.については議論の余地なく「No」です。今までABOFANさんが「これはあるという証拠じゃないのか」と挙げた「データ」とやらは、全て「あるという証拠とは言えない」ことが過去に様々な方によって明確に示されています。渡邊さんとのやりとりの後半なんかはほとんど「このデータはなぜあるという証拠となり得ないか」の説明に費やされています。これは議論になるような問題ではなく、「理解できる」か「理解できない」だけの問題です。

2.については議論の余地があります。ただしこの議論を生産的な物とするためには、1.が「No」であることを理解している必要があるでしょう。ABOFANさんと2.について議論が出来る日が来るといいですね。
では。

エールありがとうございます。

> 菊池先生の「まん延するニセ科学」がウェブで話題になったり

 なぜか「血液型は」ほとんど触れてませんでしたね。

> 過去のあるあるの血液型番組が捏造かどうかについては、「捏造ではないと考える理由はない」
> という立場を表明しておきます。

 ???

 意味がよくわかりませんが、根拠を示していない(?)ということは、過去のあるあるの血液型番組が捏造かどうかは、判断する材料や基準を示すつもりがないと言う意味でしょうか?

> これで回答になりましたか?

 申し訳ありませんが、なっていないと判断させていただきます。

> よっぽど自明に正しい主張でない限り、主張に根拠が示されていなければ「その主張は正しいと
> いう根拠はあるのか」と問い返すのは議論として当然のことですね。

 では「自明に正しい主張」かどうか、第三者はどのような基準で判断すればいいのでしょうか?

#もちろん、No.1023さん自身が「自明に正しい主張」かどうか判断する、というのはダメですよ。(笑)

> ABOFANさんが「1023がこの質問に答えないと議論が出来ない」という、どうみても「自明に正しく
> はない」主張をしているから、私は「根拠はなんですか」と質問しました。以上。

 では「自明に正しくはない主張」かどうか、第三者はどのような基準で判断すればいいのでしょうか?

#もちろん、No.1023さん自身が「自明に正しくはない主張」かどうか判断する、というのはダメですよ。(笑)

> まあ、ここ2回の適当なコピペ返答で、ABOFANさんはもう話を続けたくないんだな、という意志は十分
> 伝わりました。この辺が潮時ですかね。

 はい、No.1023さんはもう話を続けたくないんだな、という意志は十分伝わりました。この辺が潮時ですかね。(苦笑)

> ルールがABOFANさんに都合が良すぎて、逆に「理詰めで来られて反論が出来なくなりました、という敗
> 北宣言」だと受け取られないといいですね(笑)

 いや、そう受け取られても一向に構いません。(笑)

 なぜなら、ルールを決めても決めなくとも、No.1023さんの受け取り方は関係ないと思われるからです。それなら、No.1023さんが、以前に私の「勝利宣言」をしていただいたのでしょうか?

>ちょっと掲載基準を読んでみましたが、んー。
>>私と議論を希望する場合は、血液型と性格は関係ある(ない)という第三者にも明確に判断できる基準を提示する
> まあ論文の有無じゃないですかね。普通に考えて。

 はい、では今回のNo.1023さんのメールは、論文の引用がないので、「第三者にも明確に判断できる基準」の提示がないと判断させていただきます。

> 「論文にすらなってないタワゴトがたまたま正しい可能性」のほうで、そんなものは0だとみなしても一向に
> 差し支えない、というのがトンデモやニセ科学に引っかからないためには重要な考え方だと思いますよ。

 それはどうでしょうか? それなら、坂元論文は他の査読を通った論文より多くの心理学者に引用・紹介されています。言い換えると、多くの心理学者はトンデモやニセ科学に引っかかってしまった(?)ということになってしまいますが…。

#ちなみに、ruruさんの主張とは正反対になります。

> 今までABOFANさんが「これはあるという証拠じゃないのか」と挙げた「データ」とやらは、全て「あるという
> 証拠とは言えない」ことが過去に様々な方によって明確に示されています。

 はい、では今回のNo.1023さんのメールは、論文の引用がないので、「第三者にも明確に判断できる基準」の提示がないと判断させていただきます。

> 渡邊さんとのやりとりの後半なんかはほとんど「このデータはなぜあるという証拠となり得ないか」の説明に
> 費やされています。これは議論になるような問題ではなく、「理解できる」か「理解できない」だけの問題です。

 確かに、No.1023さんは、渡邊さんを理解していないようです。(苦笑)
 『「モード」性格論』をもう一度よく読むと、たぶん考えが変わると思いますよ。

> 2.については議論の余地があります。ただしこの議論を生産的な物とするためには、1.が「No」であるこ
> とを理解している必要があるでしょう。ABOFANさんと2.について議論が出来る日が来るといいですね。

 私も、No.1023さんが『「モード」性格論』をもう一度よく読むことを期待しています。

 では。


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最終更新日:平成19年2月21日