Kahumoku ’Ohana ハワイアン・スタイル 体験記
体験記 NO 1 体験記 NO 2 体験記 NO 3  体験記 NO 4  体験記 NO 5
体験記 NO 6 体験記 NO7  TOP
 アイクリエイト

体験記 NO3



このたびの渡ハはWS参加のためなので、観光はほぼ諦めていました。しかし初日にボルケーノ、そして2日目にはブラックサンドビーチ!そこはとても美しいところで、ホヌに会えることでも有名です。雲が多く太陽は見えなかったけど、海でのE Ala Eも感動的でした。お昼まで散策したり、2連式で帆のついたカヌーに乗りました。海から一望するビーチは素晴らしく、ご機嫌です!私たちが特に気に入ったのは、ヤシの木に囲まれハスの花が咲く、浜のすぐ上にある大きな池です。この世のものとは思えない美しさにウットリです。


お昼になるとここでもケオキ達がランチを用意してくれました!お陰様でお腹も一杯になり、この日は昼過ぎまでブラックサンドビーチを堪能しました。もー最高です!すっかり観光モードでしたが、戻ってからカナニ・エノスのフラと、ジョン・ケアヴェのスラックキーギター個人レッスンを受けました。
フラは途中参加でしたが、カヒコ(古典)でタロ芋のお話です。泥沼をスティックで突いたり、タロ芋を潰したりする動作がとても面白かったです。クムフラであるカナニの詠唱も素晴らしく、草を踏みしめ自然を感じながら踊るのは爽快でした。足の裏は真っ黒ですがこの後インターバル無しにジョンさんのレッスンにギターを担いで走りました。こちらも草の上に椅子を置き緑の中でギターレッスンです!前日に習ったDチューニングの曲を、ずーっと一緒に弾きながら丁寧に教えてくださいました。最後に、来年パハラに来るか聞かれ、迷わずイエスと答えたところ、来年会った時に成果を聞かせて!と言われました。頑張って練習しないといけません!



Taka&Naomiは、いつかハワイにスラックキーギターやスチールギターの勉強をしに行きたい!という願望が以前からあり、パハラ行きの大きな目的はスラックキーギターのWSにありました。この旅では現役のスラックキーマスターであるデニス・カマカヒ、レッドワード・カアパナ、ジョン・ケアヴェから直接指導を受けることができました。レッスンでは日本ではお馴染みのタブ譜は一切使用しません。ケオキ・カフモクもそうでしたが皆さん熱心でずっと一緒に弾いてお手本を見せてくれます。自分が普段弾いている奏法を教えてくださいます。得がたい体験をさせて頂き、感動と感謝の気持ちでいっぱいです。


読者の皆様はスラックキーギターをご存知でしょうか?奏者それぞれに受け継いだスタイルがあります。'2014年スラックキーギターフェスティバル'のデニス・カマカヒさんの紹介文の中にこんな記述がありました。引用-デニスは、多くのスラックキーマスター、特にギャビー・パヒヌイ、アッタ・アイザックス、サニー・チリングワース、レナード・クワンとレイ・カーネからインスピレーションを得ている。「彼らは私たちのすべての祖父でした」とデニス氏は述べています。「私たちの大半は、これらの5人のマスターから学んだ。 ・・・」引用終。かつてスラッキーギターのチューニングと奏法は秘密にされてきて、家族間でのみ受け継がれてきたものでした。しかしギャビーのような名プレーヤーが表舞台に立ち、ハワイアンルネサンスが起こり、ブームとなったスラッキーは次世代に引き継がれていきました。
現在ハワイではいくつかのWSで現役ミュージシャンから直接スラックキーギターの奏法を学ぶことができます。
スラックキーギターをご存知ない方のために少しご説明させていただきます。ウクレレやスチールギターは楽器の固有名詞です。一方スラックキーギターは、そう言う楽器があるわけではなく、普通のギターを使います。しかし一般的なレギュラーチューニングではなく、主に弦を緩めたオープンチューニングで、チューニングの種類もたくさんあります。最もポピュラーで教則本も出版されているのが、タロパッチと言う名のついたGチューニングです。開放弦でジャラーンと弾いてそのままキレイな和音になっているのが特徴です。その他のチューニングも同様です。名前に注目すると、スラックとは弛めるという意味で、キーを弛める。つまりチューニングのことです。
ではオープンチューニングでハワイアンミュージックを弾けばスラックキーギターと言えるのでしょうか?ハワイアンスラックキーギターの明確な定義は無いにしろ、単にチューニングだけでなく、ハワイに伝わりハワイで育まれたギター奏法から紡がれる独特のリズムや音があって初めてスラックキーギターと言えるのだと思います。ですから我々はハワイの伝統に敬意を表し、単なるオープンチューニングの演奏とは意識的に区別しないと、知らない人に間違った認識を植え付けることになりかねません。彼らが伝えようとしていることをしっかり受け止め、どう伝えていくか。大きな課題を貰った気がします。
これからも行ける限りはパハラのWSに参加したいと思っています。子供達の成長もとても楽しみです。
今月も最後までお読みいただきありがとうございます。連載三回目になりましたが、このようにハワイでの体験を皆様にお伝えできることに喜びを感じております。機会を与えてくださった編集長の東海林さんに心よりお礼を申し上げます。拙い文章ですがこれからもよろしくお願い致します。Naomi




 
                      HOME
 
Copyright 2013 i create. All rights reserved