体験記 NO2 2014年1月
ALOHA!どんなお正月を迎えられましたか?2014年も皆様にとって素晴らしい一年でありますように!
Taka&NaomiもHawaiian Musicを弾いたり聴いたり踊ったり、楽しく突き進みたいと思います。
「Kahumoku
‘Ohana Hawaiian Music&Lifestyl Workshop」体験記第二弾は、新年にふさわしく日の出のお話からスタートです。本年もよろしくお願い致します。
WS初日の朝はE
Ala
Eで明けました。 早朝5時起き。目指すはヴォルケーノ。急げーーー日の出前に到着するのだー! 車を飛ばします。少し空が明るくなってきました。
走れど変わらない溶岩の景色。所々で白い煙が上がっているのを見ると、ハワイは火山の島なんだなーとあらためて思います。
ハワイ火山国立公園のハレマウマウ火口を眼下に見下ろす場所にそれぞれの車で来た仲間が集まってきます。
煙がもくもくと上がり、赤い溶岩も見えています。ハレマウマウ火口は、キラウエア・カルデラ内の広大な溶岩海原の中にできた大きな窪地で、直径900m、深さ85mもあるそうです。
ここには火の女神ペレが住むとか。タカさんはペレに魅せられたのでしょうか。何故かハイテンションで、柵をこえたところではしゃいでいたので、さすがに危ない!と捕獲(笑)本人曰く死ぬとこだったー、、、まさか自分が断崖にいるとは思ってもみなかったとか。
そう言う私も何か平常心では無い、心が震えるような感覚がありました。
この場所から太陽を呼び覚ますチャントを繰り返し唱えます。「エアラエーカライカヒキナ・・・・・エアラエー」手拍子を打ちますが、手のひらは少し膨らませてミュートするように3拍叩いて1拍休みます。皆は声を合わせ、ビギナーの私たちは太陽が姿を現すよう念じながらモゴモゴと、、、最後のエアラエーは調子良く合います!(汗)次までに覚えようと心に誓うNaomiでした。
雲が垂れ込めていましたが、空が赤く染まってきました。そして雲が切れ太陽が姿を見せました。しかし一瞬たりとも同じ景色ではありません。刻々と変化し、見る見るうちにあたりが明るくなってきました。
チャントを終えても皆しばらくはそこに立ったまま空や景色を眺めて時を共にします。E
Ala E初体験。感動的でした。
歴史の中、一度は奪われたネイティブハワイアンの文化。ハワイ語、フラ、チャントも例外ではありません。
E ALA Eの体験を通して、自然と共にあるハワイアンのスピリットを感じることができました。古来よりハワイに伝わってきた文化を、今こうして次世代に伝えていく活動は本当に素晴らしいことですし、WSの参加者はハワイ文化への理解をより深め、彼らが大切にしていることを知ることができます。
ハレマウマウを後に一路プランテーションハウスへ。用意された朝食の美味しいこと!満腹になると急に眠気が襲ってきました。しかーし、張り出されたスケジュールを見てまたまた興奮!WSはSlack
Key Guitarのクラスからスタートです♪
その前に毎朝行なわれるモーニングサークルがあります。庭に円形にイスを並べミーティングをします。そしてここでもチャントが唱えられます。ケオキの声が高らかに美しい緑の庭に響きます。
9時15分からはデニス・カマカヒ先生、そして10時45分からはジョン・ケアヴェ先生のスラックキーギターグループレッスンが各1時間15分ありました。
デニス先生はタロパッチという名前の付いたGチューニングで、基礎や弾語りの奏法を教えてくださいました。ジョン先生はDチューニングでオリジナル曲を教えてくださいました。
過去2回ケオキ・カフモク先生のWSが日光で開催されていて、私たちは2回とも参加しているのですが、そのときと同様、とにかく目の前でずっと弾いてお手本を見せてくださるのでとても勉強になります。(日光のWSについては別の機会に詳しく書きたいと思います。)
レッスンにタブ譜は使いません。先生の音と指使いを直に自分の耳と目に焼き付けようと必死で真似しながら覚えます。
何度も繰り返すうちに、先生と自分の演奏の違いに気づいたり、なるほどそう弾くのか!と感心したり。根気良くお手本を見せてくれる先生たちは本当にALOHAに満ちていると思いました。習うほうも彼らが伝えようとしていることをきちんと受け取らなくてはいけないとも思いました。音楽はもちろんのこと心も!ケオキがFacebookに書いていたこと「We
speak two languages.Music and Aloha」ステキだなって思います。
私たちも音楽とALOHAを人々に届けたいと思いました。
午後はジェイムス・ヒル先生のジャズウクレレ、そしてNaomiはデニス・カマカヒ先生のスラックキーギターパーソナルレッスンを受けました。初日から濃厚で頭が沸騰してしまいそうでしたが、緑に囲まれたプランテーションハウスはとても居心地が良く、せかせかした気分ではなくかえってゆったりした気持ちになっているのが不思議でなりませんでした。
ハワイという土地の持つ自然の力でしょうか?
ダーシー先生の合唱練習も終わり、夕食の前には皆で手を繋ぎ、ハワイ語の賛美歌を歌いお祈りします。そして夕食後はカニカピラ。夢のような一日が過ぎて行きます。
今回私たちのパハラ滞在は、日光のWSを主催する湯沢さんが率いるカネオヘ・グーーーーーッド・ガイズのメンバーと一緒に5人で一軒屋を借りて滞在しました。初参加の私たちは彼らに色々案内していただきお世話になりました。
ジョン先生を囲んで、お髭のカネオヘ・グーーーーーッド・ガイズ、Kouさん、Taka&Naomi
次回は、ホヌにも会えた絶景プナルウ・ブラック・サンド・ビーチのE Ala Eから、寝不足レポートをお届けします(笑)どうぞお楽しみに!Naomiでしたっ! |