平和と基本的人権を守ろう!仲間たちの連絡会

No97-2              webへいき連              2023年 4月

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原発回帰を許さない!4700名が怒りの声!

 久しぶりに代々木公園で開催された”さようなら原発全国集会”に、へいき連の仲間と参加してきました。岸田政 権による原発回帰政策(老朽頑発再稼働・原発寿命60年越え・リプレース・新増設)や福島原発汚染水の海洋放出に怒 れる4700名もの人が参加し、原発反対の声を上げました。
 集会は黙とうから始まりました。呼びかけ人でもあった大江健三郎さんを始め亡くなられた呼びかけ人や東日本大震 災・津波で亡くなられた方々をしのび、黙とうしました。
 最初に登壇した鎌田慧さんは、大江さんへの感謝の言葉を述べたあと「原発に回帰などできるはずがない。クリーンエ ネルギーというのはうそっぱちだ」と岸田政権を批判しました。高齢を押して登壇した澤地久枝さんは「原発は許したく ないという声をもっと上げていきましょう。これからです、頑張っていきましょう」と発言しました。
 集会終了後渋谷の街をデモしました。「岸田政権の原発回帰反対!」「老朽原発の再稼働やめろ!」「放射能汚染水を 海に捨てるな!」「フクシマを忘れない!」・・・・。
 東京電力福島第一原発事故から12年。今までの自民党政権がなしえなかった原発回帰。岸田首相はウクライナ危機を 利用し、強権政治をもって強行しよとしています。絶対に許せません。これからも原発反対の声を大きく上げていきたい と思います。
 岸田政治を許さない!

3月30日    「緑茶ハイ」

3.21さようなら原発全国集会に参加して

 3月21日代々木公園のさようなら原発全国集会に参加してから10日、依頼を受け報告の記事を書くこととなっ た。普段より忘れっぽくなっているジジイにとって10日は若い時のひと月位かそれ以上の時間が経っていると感じてい る今日この頃だが、今はYouTubeなる便利なものがあり、さようなら原発集会の模様も動画で見ることができるの は幸いだ。
 集会には鎌田聡さん、澤地久枝さんや我らがレモンちゃん(知っている人いるかな?)こと落合恵子さんが壇上に上り それぞれエールを送ってくれた。
 今この国の政府は、原発再稼働、停止期間の経年からの除外、小型原発の開発、原発の建替、と全く時代と逆行し、ウ クライナでさんざん脅威をあおっていておきながらこれらの原発政策を推進するという、全く思考停止の様相呈している。 昨日のラジオで金子勝さんが「安倍はまだ右翼的な思想を持っていたが岸田は何の思想もないまま只々首相をやりたいが ためにあらゆることを何も考えず、?をつき、無節操にやっていて、ある意味安倍以上に危険だ」といっていたが全く同 感である。
 集会で発せられた、澤地さんの「悪い政治に反対の声を」、落合さんの「悲観的にならず、楽観に流されずに声を上げ ていこう」のエール、重く受け止めねばと改めて思っている。急逝された大江健三郎さんが呼びかけた最後の集会でもあ った。
 末筆ですが、このところHI君が気迫を込めて原発関連の考察を「へいき連」紙上や連絡会に於いて発表してくれてい て頼もしい限りと思っていたところ、体調を崩し闘病生活に入ったことを知り、同君の一日も早い回復を祈っております。

4月1日     ゴマメのハギシリ


         追悼 大江健三郎さん 坂本龍一さん
         (さようなら原発での2ショット)

2023憲法大集会ポスター

2.24集会に参加して思ったこと

 ウクライナ侵略から1年、プーチンのロシアは、ウクライナ全土の学校や住宅や病院などに無差別のミサイル攻撃 を繰り返しています。とりわけ、東部地域バフムトでは膨大な戦死者をだしています。犯罪的にもヨーロッパ最大級のウ クライナ原発へのミサイル攻撃をくりかえし、数度にわたり全電源喪失しています。さらに、ロシア同盟国ベラルーシに 核兵器を配備していると言われています。
 他方ロシア国内では、「プーチンの戦争に反対」する人々の反戦の闘いが闘われています。集まっただけでも逮捕され 徹底的に弾圧されている中、命がけの反戦・反プーチンを闘っています。
 2月24日、『ロシアのウクライナ侵攻から1年。ウクライナに平和を!日比谷野音集会&デモ』がありました。実行 委委員会を代表して高田健さんが次のように挨拶しました。
 「ロシアの軍事侵攻に抗し闘っているウクライナの人々と軍事統制下のロシアで戦争と暴政に反対して闘っている人び とに敬意と連帯を表明しましょう。そして全世界で戦争反対の声を上げている人たちに敬意と連帯を表明します。そこに こそ戦争を止める源泉があります」「日本で戦争反対を訴える中にも、ウクライナが原因は論外としても、『どっちもど っち』という意見があります。しかし先の大戦・ファシズムとの闘いを思い出してみて下さい。『どっちもどっち』と言 ったでしょうか?」「戦争に便乗して、軍産複合体を利したり、軍事力増強を企てたり、自国利益を優先する各国権力者 に戦争を止めることはできません。全世界の平和を願う民衆の声こそが戦争を止める力であると確信します」
 高田さんの挨拶を聞いて、「侵略したのはプーチンのロシア、ウクライナは国と人民を守るため反撃している」「この ことを曖昧にしてはならない」と思いました。そして、「ロシア=労働者の母国」と言われていた過去に幻想をもって、 プーチンのウクライナ侵略をとらえては、ハッキリ間違いだと自覚させられました。

3月10日   ヒマワリと麦 憤怒の大地 ホロドモール