平和と基本的人権を守ろう!仲間たちの連絡会

No94-2              webへいき連              2022年12月

    読者・会員の声     2022ねんから2023年へ        ウサギかrトラへのバトンタッチのイラスト

新春特集です!

戦争を知らない為政者たちの宴の後は?

 新しい年を迎えても、唯々、「戦争のできる国」造りに一心不乱な岸田政権とそれを取り巻く輩たち、鉄槌を加えるにも、鉄槌になる 塊がない。リベラルな学者・文化人、学生、労働者、既存の圧倒的の情報の洪水の中に「それはおかしい」の声が聞こえづらい社会があ る。
 ここは、原点に返って、「民主主義とは、平和とは、戦争とは」を語る仲間の環を広げることにある。それぞれが出来る方法で展開す ることでしょう。コミュニケーションをするもいい!文書で情報を広めるのもいい!
 為政者達の戦前回帰の集大成にはさせない。「驕れる平家久しからずや」の風任せでは無関心と同じでしょう。嫌な予感に負けない強 い気持で発信力に磨きをかけます。
 昔は軍隊 今は自民党国防族 とみたり!

人ハ生年 無関心ではない私

2022年の漢字を書く写真

「戦」ではなく「闘」を仕組め

 2022年の漢字は「戦」であった。2023年は「闘」の年にしたい。
 防衛費増額のための増税が自民党内で議論されているが、野党は何をしているのだろうか、マスコミの取材で反対するのが唯一で具体 的な行動の提起はない、これでいいのだろうか。
 「戦」を無くすべき「闘」を仕組まなければいけない。
 60年安保、70年安保をおもいだせ! 憲法第九条をまもるために。   オーシャン

「戦」と「ていねいな説明」

 昨年、日本漢字能力検定会は「今年の漢字」を「戦」と発表した。ロシアによるウクライナ侵略戦争から始まり、「安全保障3文書」 の改定によって<戦争する軍事大国ニッポン>へと大きく舵をきった2022年にとって、たしかに「戦」はふさわしい一字と言えよう。
 しかし私たちにとって問題は、「敵基地攻撃能力の保有」を旗印に突き進む岸田政権の「戦」といかに向き合うのか、だ。良識のある 人々は、「戦」にたいして「NO!」を突きつけるだろ。
 だが、「戦」を否定するのではなく、岸田政権に「ていねいな説明」を求めて、「よし」としている人もいる。自称ジャーナリスト、 野党国会議員、労働組合指導者などだ。彼らは、岸田首相が自分の悪事を開き直るときの常套句である「ていねいな説明」、これと同じ 言葉を対置しているにすぎないのだ。だが、説明すればよいのか。岸田首相から「戦」なる悪事(=戦争国家への大転換)の説明を聞い てなんになるのか。彼らは、岸田首相を追及するふりをしているが、岸田首相の「戦」に反対しない。いや賛同しているのだ。
 このような国民の味方のふりをした・ニセのジャーナリスト、ニセの野党議員、ニセの労組指導者には、早々と退場してもらおう。 「ダメなものはダメ」と正々堂々と言える清々しい日本にしたいものだ。これが私のささやかな初夢。

星 一喝

◆ 今年、孫が小学生となる。幼稚園はコロナの3年間だった。小学校生活はどうなる。勇ましい 戦争ではなく平和を実感できる 6年間にしてあげたい。老い先短い私のささやかな希望である。
  私が3才、幼稚園入園の4月に日米講和条約発効。翌年自衛隊が発足した。まさか70年後名実ともの日本国軍?に。目の黒いうち は絶対に許さない!かわいい孫のためにも。

団塊ジイジ

軍事大国への道にしっかりと歯止めを

 新年を迎えるにあたって、2023年は岸田政権の今まで以上のタカ派、極右的な政策に目を光らせ、その実現を阻止するための 行動を起こさなければならないと思っています。
 40年以上も前に石橋政嗣氏は「非武装中立論」の「第二章非武装中立と自衛隊」の中で「軍事費の増額、軍事大国への道にしっかり と歯止めをかけることこそ、われわれの当面の最大の任務なのです。そして、それはまた国民生活を守る闘いでもあるのです。」と喝破 しています。
 決意を新たにしてこの闘いに臨みたいと思います。

ゴマメのハギシリ

闘う力を大きく結集しよう!

 なおも続くロシアのウクライナ侵略、終わりの見えないコロナ第8波、円安による物価高騰・生活苦の深まり、いっこうに上がら ない賃金と社会保障の削減、そして防衛費大増額=大増税と高まる戦争への足跡。なんとも暗く、憂鬱な新年の幕開けです。しかも、岸 田首相はすべての犠牲を勤労国民に押しつけ、政権の危機をのりきろうとしています。
 こんな息もできない閉塞状況を何としても打ち破っていかなければ、と思います。そのために、一人ひとりの腹の底からの怒りを結集 し、闘う力を大きく創っていきましょう。私もけついを新たに、がんばりたいと思います。

房総の山猫

◆ なかなか外出できなかったので、今年は鎌倉方面に行って歴史の街並みを楽しみたいと思って います。コロナの終息を祈って おります。
  PS:今年は年男です。             鎌倉殿の13人

◆ 腐敗、癒着、利権、汚職、私物化、隠蔽、改竄、虚偽答弁、偽装工作、統計偽装、無為無策、 責任転嫁、法の軽視、忖度と論 功行賞、捜査機関や司法への圧力、メディアへの圧力、日銀の奴 隷化、ヤラセによる金融市場の破壊…。自民党政治に慣れてしまった らこの国に未来はない。
 政権に寄り添う野党はいらない。働く者・弱者の立場に立った政治勢力の結集を!
                          黄金の3年を打ち破れ

    

こだわりをもって 19日行動へ

 岸田政権は先制攻撃(敵基地攻撃能力)できるよう、一遍の閣議決定で安保関連三文書を決定しました。これは日本の国是として きた”専守防衛”を形骸化させ、今までの国の形を変える暴挙と言えます。安倍・菅政権以上に危険な岸田政権を終了させるために、い ろいろな場で反対の声を上げていきたいと思います。毎月の19日、国会前行動には積極的に参加しようと思っています。岸田政治を許 さない!
 今年もよろしくお願いします。              緑茶ハイ

 (2023に思う)

歴史と古典に学び、交流◆働く者の党の復活・再生へ「橋頭堡」築きたい

 ▼私たちの敵は、中国でも北朝鮮でもロシアでもない。米帝であり、日帝だ。反帝、反独占資本、反自民…。反戦、反安保、反基 地、さらに反原発だ。守るべきは、生活、人権、平和、憲法だ。古典的と笑われ、揶揄されても、こうした整理の仕方がしっくりくる。
 身についた哲 学だ▼70年の人生、運動にはいくつかの分岐点があった。同じ過ちを、社会が、働く後輩が 繰り返さないよう、し っかり振り返り、反省し、教訓として伝えたい▼今年もキーワードは、 「学習と交流」。歴史と古典に学び、議論し交流する。付け加 えるとすれば「働く者の党の復 活・再生」。そのための「橋頭堡」構築。春の統一地方選は、貴重なチャンス。マイ候補と「 平和」 を語り合いたい。4年後は分からない。極力未練なく、悔いることなく終わることができるよう、日々努めたい。          2022年12月末   北条 恒