平和と基本的人権を守ろう!仲間たちの連絡会

 No94-1               webへいき連             2021年12月

へいき連

平和と基本的人権を守ろう
仲間たちの連絡会

yi1041@camel.plala.or.jp

全国消費者物価指数グラフ

2023年 全世界に反戦=平和の声を広げよう
会員・読者の皆さん。明けましておめでとうございます。

 2022年の『今年の漢字』に「戦」が選らばれました。戦争の「戦」、軍の「戦」(いくさ)です。2023年、『今年の漢 字』が「滅」とならなければ。「全滅、殲滅、消滅」のメツ、「日本滅亡」とならなければと思います。
 ロシアのプーチンによるウクライナ侵略、今年になってもロシア軍はウクライナのインフラ設備や住居など無差別にミサイルなどで攻 撃しています。
 ウクライナの労働者・市民は武器をとりロシアのプーチン軍にレジスタンスを闘っています。ロシアでは命がけでウクライナからの撤 退!プーチン打倒を労働者・市民が闘っています。私たちにできること、ウクライナ・露そして全世界の労働者・市民と連帯し反戦=平 和の声を日本の地で広げていくことではないでしょうか。

平和憲法否定、安全保障3文書改定閣議決定

岸田首相の写真  「安全保障3文書」改定を岸田政権は12月16日閣議決定しました。「戦争の放棄、交戦権・戦力の否定」を謳う憲法9条を破 壊する、「平和国家」とは思えない内容での改定です。しかし、自民党、マスコミはこぞって「防衛財源」をどうするか、「一部を増税 で」、「増税反対・社会保障費の削減で」、「国債で」「消費税で」と問題をずらしています。
 2023年~27年度で43兆円、GDPの2%以上・年11兆円の軍事費に拡大する。国家安全保障戦略、国家防衛戦略、防衛力整 備計画、岸田政権は、戦争準備に大きく舵を切りました。
 「敵が攻撃準備、ミサイルの発射を準備したと政府・自衛隊が判断」すれば、敵基地・重要拠点に「先制的に反撃」する、など。「勇 ましい声」がコダマしています。

想像してみよう戦争を 子供たち・家族・友人・・・は

 政府・防衛省は、中国、北朝鮮などと戦争する場合、自衛隊=日本国軍の戦力被害は想定しますが、一般の市民の被害については 想定しません。岸田政権は、「国民を守るため」と枕詞を並べますが「国体」を守るのです。「施設整備加速化予算」1兆6千億円を軍 事基地整備の費用に挙げています。しかし「市民を守る設備」は対象外です。
 想像してみよう、小さな島でミサイル基地が攻撃されたら? そこで生活している人々はどうなるのか? 青森県の六ヶ所村核燃料再 処理工場が、福井県の原発銀座が、茨城東海村核銀座施設が・・・被弾したら、小型核弾頭搭載ミサイルが私たちの頭上に落とされたら、 どうなるのか?
 子供たちは、家族は、友人たちは・・・?
 想像してみよう、日本軍が攻撃する「敵国」の子どもたちは?

平和と仲間の幸福を!

 労働組合はどうでしょう。膨らみ続ける膨大な軍事費・兵器開発・兵器生産・基地建設などの予算に群がる経営者に尻尾を振る一 部大企業労組幹部。労働者の代表ずらして、国葬・有識者会議にいそいそと参加する連合幹部。
 労働組合が政権にすり寄り反戦平和の闘いを放棄してよいのでしょうか。この様な労働組合を「平和と仲間の幸福」を求める労働組合 に変えていきましょう。
 労働者、市民は声をあげましょう。
 2023年、深まる米・日―中・露の「戦争的」対立、第三次世界戦争は人類破滅です。絶対に許してはなりません!

    階段に 残る人影 原爆碑    ヒロシマ、ナガサキ・オキナワに思いを寄せて