平和と基本的人権を守ろう!仲間たちの連絡会

 No93-1               webへいき連             2021年11月

へいき連

平和と基本的人権を守ろう
仲間たちの連絡会

yi1041@camel.plala.or.jp

全国消費者物価指数グラフ   物価上昇反対のデモの写真

円安を示す折れ線グラフ 物価高騰が止まらない

 総務省が発表した消費者物価指数は3.6%上昇40年8か月ぶり。中でも食料5.9%、穀類10.5%と低所得者に影響は大。 冬に向かって電気26.9%都市ガス29.3%上昇は死活問題だ。11月に入っても加工品を中心に物価高騰が止まらない。
 鳴り物入りの全国旅行支援、恩恵を受けるのは旅行に行ける人のみ。失業者・シングルマザー・非正規労働者・老人は路頭に迷うしか ない。
 過去のインフレ時、労働組合は生活危機突破一時金要求や物価メーデーに取り組んだ。しかし・・・、春闘要求すら政府と使用者の意 のまま、働く者・困窮国民のことなど考えている様子もない。

五輪 → 戦争 → 物価値上げ  悪の連鎖

第一回物価メーデーの写真  56年前、春闘共闘は第1回の物価メーデーを闘った。64年東京五輪・トンキン湾事件を口実とした米ベトナム戦争本格介入後の 「S40年不況」日本は猛烈なインフレに見舞われた。
 歴史は繰り返す・・・。「五輪 → 戦争 → 物価値上げ」当時の写真(左)「物価値上げ反対」とともに「ベトナム戦争反対」「佐藤 内閣打倒」のプラカードが見える。
 今、労働組合に求められているのは、「物価値上げ反対」「賃上げ」「社会保障改悪阻止」の春闘と結合した「反戦・平和の闘い」= 「悪の連鎖を断ち切る」闘いではないだろうか。
 ヨレヨレ岸田政権に媚を売っている場合ではない。

ファシストに豹変した岸田文雄

 「分断から協調へ」「新しい資本主義」「令和版所得倍増」、聞く耳をもった岸田文雄の政権公約のはずであった。しかし1年後、 「かすかな?期待」は見事に裏切られた。
 経済はアベノミクスの継承、GXは原発回帰、外交・安保政策は安倍以上の軍国主義者へと豹変した。聞く耳は米バイデンと都合よく 集めた有識者会議の声だけだった。
 年内に取りまとめるという「安保3文書改定」、有識者会議の報告は、敵基地攻撃能力の保有、研究開発・経済の軍事化、GDP2% の財源は増税・・・これを「聞く耳」で丸のみするならばアベ顔負けの右翼軍国主義者・ファシスト以外のなにものでもない。
 岸田が何故安倍を神格化するために国葬にしたのかがはっきりした。閣僚不祥事で一人ずつ辞めさせるのではなく、岸田文雄本人が政 権から退いてもらうしかない。

プーチンを投げ飛ばすウクライナの少年、バンクシーの絵

ウクライナ侵略反対! ウクライナに平和を!

    「プーチンを投げ飛ばすウクライナ少年」(バンクシー)