平和と基本的人権を守ろう!仲間たちの連絡会

No93-2              webへいき連              2022年11月

    読者・会員の声     安倍前首相国葬反対国会正門前大行動でのへいき連の旗の写真        安倍前首相国葬反対国会正門前大行動の写真

国会包囲し4200人が改憲・軍拡反対の声!

 憲法公布から75年の11月3日「武力で平和は作れない つなごう憲法をいかす未来へ」憲法大行動が開催されました。4200名 の参加者は国会正門前や衆議院会館前、国会図書館前など国会を取り囲むように集まり「改憲反対」「軍拡反対」と声を上げました。私 もへいき連の仲間と参加し「軍事費増大絶対反対!南西諸島に基地をつくるな!岸田政権、今すぐ退陣!」と声を上げてきました。
 集会は主催者挨拶、立憲野党挨拶、市民代表挨拶と続いたところで右翼の街宣車の大音量が響き(警察に守られ会場外の離れた道路か ら嫌がらせ)、集会での挨拶が聞こえづらくなった。街宣車は「9条で日本が守れるか!オ~?」と何度も参加者を威嚇するようにガナ ッテいました。これには私も閉口。「9条は国を守るためのものじゃネーよ!バーロー!」と心の中で反論しました。集会は無事に終了 したのですが後味の悪さが残りました。
 もともと日本国憲法は国の権力者に守らせるためのもので、9条は権力者を縛るためのもの。第二次大戦の反省から生まれ、二度と戦 争に国民を駆り出さないためのもの。日本は先の大戦で他国に攻め入り、2千万人ともいわれるアジアの犠牲者を生み、また日本人も3 百万人が命を落としました。この反省の上にできた日本国憲法。この平和憲法を守り通していくことが現代を生きる私たちの努めなので はないでしょうか。
 岸田政権は改憲発議(9条への自衛隊明記・緊急事態条項の新設)、原発の新設や再稼働年数の延長、防衛費GDP比2%の実現、敵 基地攻撃能力の獲得やトマホークの導入計画などを狙い、悪事の限りを尽くそうとしています。岸田政権打倒に向け、これからも声を上 げていこうと思います。

11月 4日  緑茶ハイ

Jアラートが発出されて思うこと

 11月3日7時51分、朝の情報番組を見ていると突然テレビ画面が変わり「『国民保護に関する情報』・ミサイル発射、北朝鮮 からミサイル発射された模様です。頑丈な建物の中、又は地下に避難してください」が大写しになった。今回の対象地域は宮城・山形・ 宮城だったが、テレビ局は一斉に通常番組を中止し約1時間にわたり避難呼びかけの放映を続けた。
 その後の二ユースでは、「7時48分頃には太平洋へ通過」「ミサイルは日本列島を超えず日本海で消失した」と報じた。Jアラート 発出は遅れと誤りでは余りにもお粗末すぎる。
 しかし、この時とばかり「もっと信頼性を上げるため防衛システムに予算が必要」と短絡的な発想がまかり通ってしまう。自民党国防 族議員や右翼言論界は「専守防衛なんて戯言」「敵基地攻撃能力の保持が世界のすう勢」とばかり、防衛予算増額(今年度から5年以内 にGDP2%以上)から一気に軍事大国にひた走るスタートになる危険性を感じた。
 一部マスコミでも「Jアラートは間に合わなかったら意味はない、国民の危機意識が高まらない」。防衛省OBは「Jアラートを鳴らし て定期的な訓練が必要」と国民に危機意識を煽っている感じ・・・不気味です。まるで戦時体制的な世論形勢のように思えるが?
 Jアラートがオオカミ少年では国民は安心安全の日々は過ごせません。ミサイルを日本に向けて撃たせないようにするのは「敵基地攻 撃能力の保持」でなく外交努力でしょう。

11月 5日  人ハ生年 だから憲法改悪反対!

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