ハル子のキッチン     トルコ料理
 
2009年10月31日 土曜日

   難易度    おいしさ   3段階評価だよ
白いんげん豆の煮込み

村上春樹はその著書「雨天炎天」の中で、申し訳ないがトルコ料理が苦手だといっています。トルコの内陸部は羊羊、羊がいっぱい、どこにいっても羊だらけでその独特のにおいが胃を締め付けて食欲などわかないというのです。もちろん自分の口に合わないというだけで、トルコ料理を誹謗するものではないとも言っています。
実は、ハル子パパも羊は苦手です。やっぱりその匂いが受け入れられないのです。
ところが、ハル子はへーきなのです。オーストラリアでラムの洗礼を受けたハル子は慣れているのか、食欲をそそる香りだというのです。我が家で繊細かつたくましいのはなんといってもハル子です。
そんなんやこんなんで、本当はラム肉で煮込むはずだったインゲン豆を鶏肉で煮込みました。豆も鶏肉も私は好きじゃないんだけれど、この料理はおいしいです。インゲン豆はお手軽に缶詰を使用しましたが、豆を水からもどしても手間はそんなに違いません。歯ごたえはもちろん缶詰より上なので、豆好きの方はぜひ豆から作ってみてください。



レシピ

アイコン 材料  3人分
 
  • 白いんげん豆の缶詰
  • 鶏もも肉
  • ニンニク
  • バター
  • タマネギ
  • サルチャ
    (トマトペースト)
  • 粉唐辛子
1缶400g、豆なら1.5Cをもどして
200ml
200g
1片みじん切り
30g
1/2玉みじん切り
大さじ3

小さじ1/2
小さじ1/2


アイコン 作り方 
 
  1. インゲン豆の缶詰を汁ごと鍋に入れ水を加え沸騰したら、小さく切った鶏もも肉を加えアクをとります。
    (豆を水からもどす場合は水を足しつつ豆が柔らかくなるまで煮てから使用します。)
  2. 小さなフライパンにバターを溶かし、ニンニクとタマネギのみじん切りをいためます。
    そこにサルチャ、塩、粉唐辛子を加えたら1の鍋に入れます。
  3. 少し煮込んだら完成です。