登った山 阿寒岳.斜里岳.羅臼岳.利尻岳.後方羊蹄山.大雪山.トムラウシ山
北海道入り(8.9日)曇り/雨
家→加平→浦和→白河→矢吹→八戸→大間(6:45=11:30)→函館(13:10=13:20)→室蘭→苫小牧→幸福駅(21:30)
この日は北海道に台風から変わった温帯低気圧が北海道に接近。仙台を越えたあたりから雨が降り始める。このため大間港からフェリーに乗り函館に着くまでは東京からここまで間に合うのか?ということと北海道に渡れるのかということで心配でした。無事北海道に着いたのですが一段と雨が激しくなりどしゃ降りの中を走り続けました。この影響でこの後国道5号線は一部通行止めになりました。道内のほかの箇所でもかなりの通行止めが発生しました。
阿寒岳(10日) 曇り
幸福駅→雌阿寒温泉(10:00)→雌阿寒岳(11:00=11:10)→雌阿寒温泉(12:00)→阿寒湖(13:00)→雄阿寒岳(15:10=15:20)→阿寒湖(16:30)→阿寒温泉→ライダーハウス(18:30)
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雌阿寒岳山頂
この日も前日の影響を受けているためかぐずついた天気でした。天気が良ければ雌阿寒岳は噴煙が上がっているのが見えるはずでした。山としては比較的楽な山でした。
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雄阿寒岳山頂
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阿寒湖より雄阿寒岳を望む
阿寒湖に到着し登山の準備を開始。雄阿寒岳は雌阿寒岳と違い多少登りがきつかった。この登山道で熊に襲われたとの看板があったのでおそるおそる登山をしました。頂上に着いたときは視界がまるっきり視界がなかった。この頂上は他の頂上とは違い8合目頂上となっていた。
斜里岳(11日)晴れ時々曇り
ライダーハウス→摩周湖(6:30)→江南斜里岳登山口(8:30=8:45)→(旧道 沢ルート 羽衣の滝)→斜里岳(10:10=11:00)→(新道 熊見峠)→江南斜里岳登山口(13:00=13:20)→羅臼温泉(15:30=16:00)→知床五湖→カムイワッカ温泉→岩尾別温泉(19:00)
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斜里岳旧道ルート(この右側のルートを登っていく)
この日の朝は小雨。それでもかなりの人がこの日も登っているようです。この日選んだルートは沢沿いのルート。多少の渡渉ありのルート。(このルートで足を滑らせ川に落ちてしまったがそれにもめげず頂上へ向かう。下るのにはかなり厳しいように感じられる。
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斜里岳山頂より(多分これは国後島の山ではないかと思う。羅臼にしては近すぎる。)
途中で新道(山沿いルート)と合流し稜線に出たら雲の上に出た。稜線に出たら頂上もしっかり見えもうひとがんばりする事とする。頂上に着き日本海もしっかり見えた。また東側の空を見たら多分国後島らしき位置の山が見る事ができた。
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斜里岳山頂を望む(熊見峠付近より)
下りルートは沢沿いのルートは止めて稜線沿いのルートを下った。このルートは登りルートより距離が遠く感じた。それとルートは新ルートであるのか完全にできあがっていないのか草木の酷い個所があった。また崩壊している個所が数箇所あった。
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カムイワッカ温泉付近よりの夕焼け(オホーツク海)
この日の移動距離はほとんどなかったので知床半島の知床五湖と羅臼温泉、カムイワッカ温泉、知床大橋の方まで行きました。
羅臼岳(12日)晴れ時々曇り
岩尾別温泉→羅臼平(7:00=7:10)→羅臼岳(8:00=9:00)→羅臼平→岩尾別温泉(11:00=11:45)→網走(14:00)→稚内 宗谷岬(18:10)→稚内港(19:00)
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羅臼平への最後の登り(山頂まではまだまだある)
羅臼平への登りは前日までに登った斜里岳、阿寒岳の登りとは違いかなりきついものがありました。羅臼平についたら何パーティかテントが張ってあるのを見て今度登るときはここに泊まり知床縦走をしてみたいと思いました。(熊の存在がかなり気になるところがあったので今回の山は避難小屋泊まりかピストンの山行になりました。)羅臼平は本州にはない地の果てというイメージが強くいい場所でした。
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羅臼岳山頂より
この日は前日同様に羅臼平以上は雲の上にありこの日は色丹諸島の山まで見ることができました。
利尻岳(13.14)日 晴れ/曇り
稚内港(6:30)→鴛泊(8:10=8:40)→利尻北麓キャンプ場(9:00)→利尻岳避難小屋(11:00)→利尻岳(12:00=15:30)→利尻岳避難小屋(17:30)
利尻岳避難小屋(5:30)→甘露水.3合目(8:30)→利尻町役場→鴛泊港(10:30=11:00)→稚内港(12:40)→ウロンナイ温泉→野寒布岬→稚内病院→宗谷岬
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長官山避難小屋より利尻岳を望む
鴛泊港に入って出足さい先悪くタクシーに乗り遅れ30分ロスしました。(島にはいる前に予約が必要です。)この日、北海道に入って初めて天候に恵まれました。長官山までの登りはダラダラの登りでした。
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利尻岳南峰山頂より利尻岳(北峰)を望む
頂上についてすぐに奥にある南峰山頂(利尻岳最高峰地)を登った。頂上付近は崩壊している箇所が多く登山しにくい状況になっていた。
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利尻岳山頂より
この山である事故に遭遇し1日避難小屋でビバークすることとなった。私にとって非常に貴重な体験となりました。
移動日(15日) 曇り
宗谷岬→稚内→名寄(8:00)→旭川(10:00)→千歳空港(13:00)→羊蹄自然公園(14:30)→倶知安温泉(15:00=16:00)→半月湖自然公園(16:30) この日は天候が悪いのと移動疲れをいやすために夜中の移動はしなかった。
後方羊蹄山(16日) 晴れ時々曇り
半月自然公園→後方羊諦山(7:00=8:00)→半月自然公園(10:00=10:30)→倶知安→小樽→旭川→旭岳温泉(15:50)
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後方羊諦山山頂より
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山頂より火口跡を望む
この日も今まで同様に低い位置に雲がかかっていました。途中4合目から5合目にかけては雨まで降ってきました。ただこの日も8合目以上は天候もよく快適な山登りを楽しむ事ができました。火口跡もはっきり見えました。この山は登りも下りも非常に楽な山でした。
大雪山(旭岳).トムラウシ山(16.17.18日) 雨/晴れ/曇り
16日 旭岳温泉(16:00)→旭岳石室(17:00)
17日 旭岳石室(5:00)→大雪山.旭岳(6:00)→間宮岳→白雲岳避難小屋(7:30=7:50)→忠別岳(10:00=10:30)→五色岳(11:30=12:00)→化雲平(13:00)→ヒサゴ沼(13:30)
18日 ヒサゴ沼(4:30)→分岐点(4:50=5:00)→トムラウシ山(6:10=6:30)→分岐点(7:10)→化雲岳(7:40=8:00)→天人峡温泉.羽衣の滝(11:00=14:30)→旭岳温泉(15:30)
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旭岳石室より旭岳を望む
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旭岳石室より十勝連峰を望む
この日は羊蹄山を登ったと高速道路を飛ばし一路旭川の旭岳温泉まで下界は曇りっきり。ロープウェイに乗って山頂駅から旭岳石室まで歩く。この場所は山頂駅まで非常に近いので石室で知り合った人と夕食を取りに行く。夜になって雲が低くなってきて旭岳の山頂がよくみえるようになった。
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化雲平よりトムラウシ岳を望む
この日は北海道山歩きの中で一番長い工程を歩く日となりました。この日は非常に天気もよくトムラウシ山、奥には十勝岳まで眺める事ができました。工程は非常に長かったのですが、天気が良くまたアップダウンもなく本州には無い景色を眺めながら歩いていたので楽に歩く事もできあっという間に目的地に着きました。
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山頂直下より頂上を望む
次の日、下山しなければならないので朝一番でトムラウシ山に登ってきました。前日以降と思ったのですが時間が無かったので途中で断念。この日は朝早く出発し猛スピードで頂上ピストンを開始。トムラウシ山の大きさを感じさせるかのように頂上まで3回の登りと平原歩きを繰り返しながら頂上に着く。この辺の自然は頂上直下まで水が豊富にあり沼までありました。(沼や熊草が多く頂上直下でも熊が出ても不思議ではない場所でした。)
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?第一お花畑より大雪山系を望む
途中前日にヒサゴ沼であったパーティーと会い、驚いていました。その後私が先に下山しました。 この日下山ルートも非常に長く前日とは違い辛いものがありました。ルートは前日からの雨で非常にぬかっており歩きづらい個所がかなりありました。途中お花畑があり北海道の山で最後にやっと満開のお花畑を見る事ができました。
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仙人峡 羽衣の滝
長い距離の下山路を歩き終えた後、今までの北海道の疲れを癒す為仙人峡温泉と旭岳温泉に浸かり疲れを癒しました。
帰路
旭岳温泉→美瑛(16:20)→富良野(17:00)→滝川(19:00)→室蘭(22:30=23:25)→青森(6:30)→浦和→三郷→家(17:00)
この後、美瑛の町中と丘を散策した。この後写真館の見学をし十勝.大雪の四季の写真を見て今度は違う時期に訪れようと思いました。この後室蘭まで走りフェーリーを乗り北海道を後にしました。 今回の旅行は色々なアクシデントがあり、色々な人と知り合う事もでき、また北海道の壮大な自然に親しむ事が出来自分にとって今までの旅行.登山の中で一番印象に深く残りそうな出来事ばかりで最高の夏休みを過ごす事ができました。来年もまた北海道散策をしたいと思っています。(今回行く事ができなかった十勝岳と幌尻岳は絶対に登りたい。)北海道という場所は自分の中での別天地だと思います。



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