光岳・聖岳

 

1997/7/18〜21
山行場所 南アルプス 光岳・聖岳
天候 晴れ
日程 津田沼(22:00)→花輪→飯田→易老渡(5:30=6:00)→面平(7:00=7:10)→易老岳(10:40=11:10)→光山荘(14:00=14:30)→光岳(15:00=15:30)→光山荘(16:00)
光山荘(6:00)→易老岳(7:30=8:00)→仁田岳(10:00=11:00)→茶臼岳(12:00=12:30)→河内岳(14:00=14:30)→聖平(16:00)
聖平(5:00)→聖岳(7:00=8:00)→聖平(9:30=10:00)→(13:00=1400)→易老渡→飯田→花輪
感想
今回は南アルプスでも非常に行きずらいとされている聖岳と光岳の縦走をしてきました。私の方が2ヶ月くらい本調子でなく山の方も殆ど行けるような状態ではなかったので、体調面で迷惑かけてしまうのではという心配しました。当日みな集合し花輪インターえ向かったのですが、連絡不足で出足から躓きそこで1時間のロスをしてしまいました。夜中ひたすら走り目指す目的地は南アルプス最南部の登山口易老渡へ。夜中高速を飛ばすのですが非常に遠いため着いたのがなんと翌日の5:30ごろ。もう仮眠を取る場所なども無いので、そのまま登山を開始。前晩は一睡もしないので非常につらいものになるのではと予想された。高低差で約2000mくらいもあるので徐々に登っていくこととしました。天候にも恵まれましたので暑さとの戦いでもあった。こんな状態で出発をしたので工程は40分に1本の割合で休憩をしながら易老岳を目指してひたすら登りつきました。この上りは急な勾配は2.3個所しかなかったので楽にクリアすることができました。ここからは尾根歩きになるので今までとは違い多少楽になると予想されます。一路方向を変えて光岳方面に向かって歩き始めました。尾根歩きであるのですが南アルプスの尾根歩きは大体500mのアップダウンが当然であったのですが、ここでの下りは約200mのダウンと400mの登りでした。途中睡眠をしていないせいか、睡魔とかなりの登りを続けてきたので疲れが感じてきて途中仮眠を取りました。登りきった後光岳の手前にあるに登り光岳と今まで来たルートと光岳を眺め今まで疲れが吹っ飛んでしまう感じでした。
光岳・聖岳
ちょっと行ったところが光岳の小屋。本日の目的地です。ここまでついた後カラ身で光岳の頂上と光岩まで行ってきました。(私が一番行きたかった場所)
光岳・聖岳

 

光岳・聖岳

 

光岳・聖岳

 

光岳・聖岳
次の日は元来た場所まで戻り一路向かうは聖岳へ。この日は前日とは違い睡眠も良く取ったので非常に快調に日程をこなす事ができました。易老岳から茶臼岳まではほとんど樹林帯歩き茶臼岳から上河内岳までは岩稜帯、上河内岳から聖平までは樹林帯の所を歩くような感じでした。このあたりは南アルプスのほかの場所とは違いアップダウンも少ないので快適に歩く事ができました。この日一番きつかったのは上河内岳と茶臼岳の登りでした。この日の日程は時間があったので仁田岳まで登る事ができました。2日目は非常にゆとりがあり南アルプスの主峰を眺めながらゆっくり歩く事ができました。3日目はもう一つのメインである聖岳に向かいました。この日も前日同様に天候に恵まれ3日間すべて天気で山行を終了する事ができました。この日は下山もしなければならなくまた聖岳の登りが非常にきつい事が前回来た時にわかっていたので早く出発する事としました。太陽が昇る前に出発したので頂上までは暑くならない内に頂上に着く事ができました。ルートは砂利道の急坂を登って行きました。ここを登るのはサブザックで行動していたので楽に着く事はできましたが、縦走用の荷物を持っていた場合は非常に苦労するような上り坂でした。頂上着いたら前には赤石岳.荒川岳、奥には塩見岳.北岳.仙丈岳、北アルプス槍ヶ岳.穂高岳まで見る事ができました。
光岳・聖岳
この後下山し分岐点から易老渡方面に向けて下山しました。下山路は非常に荒れておりまた非常に急登で距離も長く下るのは大変でした。西沢渡で沢を渡るのにユニークな人力滑車を乗って渡らなければならない個所がありました。(増水したらどうなるのでしょうか?)こうして南アルプス最南部の縦走は終了しました。非常に天候にも恵まれメンバーにも恵まれたので自分では楽な山行ができたと思います。逆ルートを登りに使用したり天候に恵まれなかったら2泊3日ではクリアするのは難しいコースだと感じました。
光岳・聖岳



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