「先生」
更新日:2010.10.6
先生という呼称
行政書士は「先生」と呼ばれる職業の一つです。
かくいう私も「先生」と呼んで頂けることがあります。
謙虚な私としては、そんな恐れ多い…などと心の中で思っているのです。
私の中で「先生」と呼べる職業は「教師」だけと言っても過言ではないからです。
「教師」と一番接点が多かったのは学生時代。
毎日の様に先生達と顔を合わせていた頃は、今となってはとても懐かしい。
当時は多少なり尊敬の念を抱いていましたが、最近になってより尊敬の念を抱く事となったのです。
教師という職業が聖職と表現されていたことを身に染みて分かります。
聖職達の言葉
最近は特に昔を振り返る事が多いのですが、当時の忘れ去られている記憶を蘇らせるアイテムとして、
学生時代の文集があります。
学生時代の文集の中でも、小学校の卒業文集が一番心に響きます。
入学から卒業まで関わった全ての教師達による、卒業生に宛てた文章が掲載されています。
卒業当時に読んだ時よりも、今読み返した衝撃の方が圧倒的に大きいのです。
一つ一つの文章を全て読んでみました。
国語の教師は万葉集から、理科の教師は星空から、其々の教師達の経験から来るメッセージは、
驚く事に、その全てが今の自分に足りないものを教えてくれている気がするのです。
多くの教師達の言葉の中には、早くに亡くなられた担任のものもあります。
私の中での「先生」は、この教師です。
「先生」の文章は何度となく読んできましたが、今回も心に響きました。
全てを紹介したい文章です。
しかし、それは出来ません。
生きていらしたら、この文章のその後の話をお聞かせ頂きたかったです。
目指す先生像
先生と呼ばれるに相応しい存在には、まだまだ遠く及びません。
日々研鑽と言えば綺麗に聞こえてしまいます。
やはり私は不言実行を通します。
不言実行
もう一つのプロフェスです。
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