同業・兼業者の皆様へお願い 

更新日21.10.1

行政書士として情報発信する意義の一つとして、このページを作りました。
行政書士の品格保持のためのお願いです。

結構厳しい内容ですが、真摯に受け止めて頂ければ幸いです。



自動車専門の行政書士の先生へ

これ以上のダンピング競争は辞めて下さい。

 自動車登録・車庫証明業務は特にひどすぎます。

 車関係の仕事をする知人や身内に行政書士を名乗ると、正直なところ馬鹿にされました。
 きっと弁護士であれば尊敬されたでしょう。行政書士のネームバリューが報酬の単価と共に低すぎます。
 安く車庫証明を請け負う資格、と思われています。決して法律家とは思ってくれません。

 行政書士報酬額統計を参考に、平均値を下回るような廉価で誘致するのは辞めませんか?。

 せっかくの努力で築き上げてきた車庫証明・自動車登録業務が、過剰な廉価戦争に因り、むしろ引き受けないほうがよい業務になってしまっています。

 一度値を下げたら二度と上げることはできません。
 そして、後進も育ちません。

 変な話ですが世襲制になっていると思います。新規参入は出来ません。



他資格で登録予定の方へ。
類似資格兼業者の方へ。

看板や表札・名刺に「行政書士」の文字を必ず入れてください。

 貴方も行政書士なのですから、行政書士のPRを積極的に行ってください。
 行政書士はおまけの資格ではありません。

 この資格を大切に扱ってください。

行政書士法・行政書士法施行規則を勉強してください。

 貴方の資格と違うことがあると思います。
 貴方が資格を取ったとき、その資格の勉強をしたはずです。
 行政書士になるのであれば、当然勉強するのが義務だと思います。

 最も多い問題が「補助者を登録しない」ことです。心当たりはありませんか?
 行政書士でない者に行政書士の業務をさせてはなりません。貴方の資格でも同じではありませんか?。
 ご自身が業務を行い、自分以外に業務を行わせる必要がある時に補助者を登録し、補助者にはあくまでも自分の補助として業務をさせてください。

 ※コラム「違反行政書士」もご覧下さい。



行政事務経験で登録予定者の方へ。

お小遣い稼ぎ、退職後の肩書き欲しさでの登録は辞めて下さい。

 名誉職でもありません。
 真剣に取り組む者に対して失礼ですし、行政書士軽視の原因になっています。

 逆にやる気のある方は大歓迎です。ぜひ貴方の経験を行政書士会に活かしてください。



 小林のコラムに関するご意見・ご感想は、「はじめに」をよくご覧の上、メール又は信書にてお願いします。