ぶどうの品種 栽培方法 成長 |
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< << 剪
定 >> > |
超弱剪定
当園で開発された新技術栽培方法。
無剪定の状態でスタートして、
夏季管理において剪定処理し
無駄のない枝葉つくり、太陽光線を十分活用し、
同化養分を高め、果房に集中的に転流させる。
この栽培方法を取り入れることによって
安定した差別化された商品が産出される。 |
短梢栽培
大粒種の種ナシぶどうの栽培として、
2幹仕立てU字形を取り入れ、
主幹の長さは6mに限定した短梢剪定で
密植栽培である。
夏季管理において剪定処理し、光合成を高め、
果房に養分を集中的に転流させる。
この栽培方法を取り入れることによって
差別化された高品質のぶどうが産出され、
多くの顧客の皆様より好評を受けている。
また、雨を防ぐため、自家製品のトンネルハウスを
利用して病果の発生を防いでいる。
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<< ジベレリン >> > |
ジベレリン処理とは・・・
ジベレリン処理は種ナシぶどうにするための処理であり、前処理と後処理の2回が必要です。
第1回ジベレリン処理前に房作り、摘房を始めます。
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第1回ジベレリン処理
12,5PP濃度のジベレリン+フルミット5ppmの
混用液を作り、手作業で浸せき処理。
ジベレリン処理の能率を上げるため
特殊な器具を利用し、処理作業をしています。
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第2回目ジベレリン処理
前処理後10日後に後処理として
20PPm〜25ppmのジベレリン濃度で
第1回目同様、一房ごとに慎重に処理を行う。
作業に際しての注意点
一房ごとに丁寧に房全体を浸す。
この処理が適切に行われてないと、
種ナシぶどうが産出されない。
これは種ナシぶどうを栽培する際の
もっとも重要な作業になります。
高品質の種ナシぶどうを産出するには
ジベレリン処理の適期を把握することが大切です。
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<< 摘 粒
>> > |
第2回目のジベ処理前後に第1回摘粒を行う。
摘粒を行う理由として粒を制限して肥大効果を促すために早めの摘粒を行う。
時期を逸すると指先で使って摘粒が出来なくなり、労力が非常にかかるようになるので重要な作業である。
第1回目の摘粒
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傷果、変形果を主に摘粒し、一房あたり25から30粒に制限して仕上げる。
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このようにして第1回目の摘粒を仕上げ,粒の肥大を待って第2回目の摘粒に入る。
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第2回目の摘粒
粒の間隔として果軸に3粒〜1粒に整理、房の形状を整える。
房の主軸上部には3粒、中部には2粒、下部には1粒とし、
円すい形になるように仕上げている。
このような房作りをしないと脱粒がしやすく秀品としての価値がなくなり、
贈答品としては不適である。
最終仕上げ
袋かけを行う前に適正着果の調整として、最終摘粒。
最終仕上げ摘粒はハサミを使って巨大になる粒を主として残し房型を整える。
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<< 夏季管理剪定 >> > |
「写真1」
棚面を明るくするために副梢のカット。
一律新梢のカット作業。
旺盛に伸びようとしている枝は必要枚数を取り、切り戻し作業。
上の写真の中の赤い印のものが新梢、副梢なのでカットします。
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副梢は2枚でカット、
新梢の先端は1m〜1m20で一律カット。
これは全枝葉に日照を当てるための
重要な作業である。
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新梢の伸びは温度変化、
土壌から吸収される養分のバランスで
発育状態に違いが出てくるので
全般にわたって管理しないと果実の成熟不良と
なるので注意している。
「写真1」より棚面が明るくなりました。
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<< 摘 房 >> > |
適正着果、優良果の確保、果実の成り過ぎ防止。
これらのためにも摘房は絶対に必要な作業である。
状態によっては葉面積の確保ため空枝なども必要となってくる。
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房の形状、果粒の肥大状況、着粒の具合を
総合して判断しながら摘房作業にあたる。
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摘房を行なうことによって、果実に十分な養分が
行き渡り、高品質のぶどうが生産される。
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<< 袋 か け >> > |
目標として新梢の伸びないもの(成長不良)の枝は空枝に摘房しながら適量数の袋かけ作業を行う。
10アール当たり2500〜3000枚の袋数を目標にする。
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優良果実を生産するため、果実の保護、
防虫害防止として絶対に必要な作業である。
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一部、雨よけ対策のなっていない露地栽培には
傘紙を利用し果実の保護を行っている。
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<< 収 穫 >> > |
春先より丹精を込めて徹底した管理作業に行った結果、各品種の収穫期を迎える。
これは当園の商標特許「蔵王乙女」の収穫の様子。
糖度は20度前後、果粒肥大は一粒25〜30gに肥大、一房重600g700gに達する。
伊豆錦は糖度18度〜20度に紫黒色に着色、粒の大きさ25g〜30g以上に肥大。
果粉ののり、また房の形状が目標以上の生育となり、努力と汗の結晶である。
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<< 選 果 >> > |
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<< 箱 詰 め >> > |
房揃いに選果後、
「3色詰め合わせ贈答用」
「大衆向けのパック詰め」
「2k箱(3房〜4房詰め)の予約販売顧客用に」
の箱詰め。用途別に箱詰め、選果される。
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