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西山ふるさと公園
秋葉山散策

 

 

 

西山ふるさと公園

 

全体写真

 

背景
 上山市街地に隣接する西山丘陵古くから人々の生活を支えてきた里山。
標高200bから400bの低山で、森林浴やハイキング、自然観察やバードウォッチング、山菜やキノコ採りなど、誰もが気軽の訪れることの出来る憩いの場、野生資源の宝庫として親しまれてきた。
動植物についても,ヒメサユリ、ニッコウキスゲ、モウセンゴケなど見ることができ、ハッチョウトンボ、ヒメギフチョウなど絶滅が危惧されている希少種も生息している。
また、周囲の国有林区域は、保険休養に広く利用されることを目的とした経塚山自然休養林に指定されており、散策路や登山路がネットワーク化されている。
このように、文化的にも価値のある生物の聖域ともいえる西山をこのまま構成に引き継いでいこうという市民レベル運動が興り、保全整備と適正開発を行っていこうとする西山エコミュージアム構想が策定された。
西山エコミュージアムとは....
西山一帯の自然や歴史をあるがままの姿で保全し、生活環境博物館として人々が訪れ、自然に親しみながら学習や休養が出来るように整備を図り、行政と市民、地域が一体となって活動と管理を行う。
目的
西山エコミュージアムの補完的な整備
今、私達の暮らしの傍らにある里山に対して、自然回帰やリフレッシュの空間として、さらに、自然観察や環境教育のフィールドとして利用したいという社会的な要請が年々高まっています。
上山市では、里山を市民共通の財産として後世に引き継ぐことにより、人々が潤い、子供たちが自然体験を得られる森林や生き物と共生する場として、西山エコミュージアム構想の理念に立って、秋葉山と百枚田の保全整備を行いました。

 

基本テーマ 生物と人間の共生

  ● 森林エリア●
秋葉山(あきばやま)
      テーマ→鳥と人が集う森
  野鳥の生息環境条件を整えながら、安全で気軽に訪れることが出来るよう森林散策歩道を整備し、林床植物の発生誘引を促進させるため、不要木や不良木の調整伐を行い、開けた空間に四季に変化する自生する固有の樹木の植栽を行った。

秋葉山散策

  ●田と水辺エリア●
百枚田(ひゃくまいだ)
     テーマ→昆虫の楽園

  水田の原形を保ちながらトンボ、蝶、甲虫類など生物の生息空間の形成を基本に、区域全体を5つに区分して、ゾーンごとの特性を生かす自生する固有の樹木や草本類の植栽を行い、観察周回連絡のための木歩道の整備と観察休憩棟を建設した。
総事業費(2ヵ年) 171,000円
整備対象面積 8,5ヘクタール
整備期間 平成8年度から9年度(2ヵ年)
  ◆公園の管理◆
 地域の人々や利用者、行政と三者一体となった組織的な管理連帯のネットワークとして、「西山ふるさと公園管理協力会」が保護管理に協力している。
  ◆市民活動◆
  公園の地元である「西山地区」は八幡堂川にホタルを復活させホタルの里作りに取り組む。ホタルが地区の代名詞になっている。「八幡丁地区」は秋葉神社の氏子として祭礼を行っている。「西山自然環境調査会」は自然探訪会を行うなど、西山の調査研究や保存活動を全市的に展開している。
中世の城郭址を護ろうとする「高楯城調査会」は城址や虚空蔵山の案内標識の整備、探訪会を行い、歴史文化遺産の保存に取り組んでいる。

 

有限会社 鈴木秀峰園

〒999-3155 山形県上山市鶴脛町2-6-27
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