No95-3　　　　　　　　　　　　　ｗｅｂへいき連　　　　　　　　　　　　　　2023年 2月

時代遅れのロックンロールバンド

～2022紅白歌合戦、５人の同級生の歌に感動～

　恒例の紅白歌合戦、子どもの頃からそうだったが、我々夫婦も家庭行事のようにテレビの前に集まって「紅白」を観て年越しをす るのが習慣となっていた。つまらなくなりつつあるこの番組の中で桑田佳祐、野口五郎、佐野元春、世良公則、Char（竹中尚人）の五人 がバンドを組んで登場するや、私は画面に吸い寄せられた。この５人の誰かのファンというわけでもないのだが、同世代の５人の歌に感 動したのである。
　曲名は「時代遅れのRock'n'Roll?Band」。彼らのことをあまり知らない私は初めて聞いたのであるが、不覚にも目頭が熱くなるほどに 感動したのである。
　曲と言い、歌詞と言い、本当に音楽とはすばらしい。自分が生きてきて、これから死んでいくだろうが、平和な世の中が続くことを本 当に祈りたい。時代遅れのロックンローラーたちよ、応援歌を本当にありがとう！

妻は隠れサザン



（歌詞は下記参照）

どうする労働組合 ！！

　「へいき連通信」１月号は、一直線に戦争と軍事大国化に突き進む岸田政権への危機感と怒りにあふれた発言・文章でいっぱいで した。日本の安保政策を大転換し、平和主義を根底から否定する「安保３文書」改定の暴挙に対するへいき連の仲間の皆さんの強い怒り と思いを、私も共有したいと思いました。
　ところがです。私たちの「ＮＴＴ労組新聞」の新年号(１/１第８８３号)には、「安保３文書」について何一つふれられてもいません。 こんな歴史的大転換になんの危機感を感じないのだとしたらあまりに脳天気だと言わなくてはなりません。組合のリーダーの皆さんは、 何を考え、組合員に何を訴えていこうとしているのでしょうか。
　「いや、安保３文書は前号（１２/２４第８８２号）で取り上げている」
と反論が返ってくるかもしれません。たしかに『主張』欄では「平和なくし
て労働運動なし－不断の努力を怠ってはならない」といわれています。しかし、平和の実現のため
に、これまでＮＴＴ労組は岸田政権の軍事大国化や憲法改悪の攻撃に反対してきたのでしょうか？　
ロシアのウクライナ侵略に反対する反戦闘争に取り組んできたのでしょうか？
　たんなるおしゃべりや評論ではなく、労働組合の責任ある＜行動＞こそ、が今求められています。私たちは、それをしっかりと注目し ていきましょう。
　　　どうする労働組合！！　　　どうする家康？？

　　　　　　　2023年1月12日　　　　　　　Ｂｅｅ