平和と基本的人権を守ろう!仲間たちの連絡会

No95-2              webへいき連              2023年 2月

    読者・会員の声     2022ねんから2023年へ        ウサギかrトラへのバトンタッチのイラスト

今年もいろいろ呟きます

 時の流れに身をまかせ、コロナワクチン接種は5回、インフルエンザ予防接種もしました。マスク生活も続けて、三密にも従いました。 後期高齢者は病に罹ったら大変ですから。
 岸田政府は閣議決定した「安保関連3文書」に基づき大幅な国防費増額を決定しました。財源として税金からの負担や、戦時体制と同 じような軍事国債や、将来に付けを回す国債の増額などを実施する予定ということです。
 それと引き換えに、コロナ予防接種の負担を感染症2類からに5類にして自己負担を厚労省は公言しています。窓口で支払う医療費の 負担増増も画策。国民健康保険・介護保険料の増額も目論んでいるようです。加えて国民年金の減額など、社会保障の財源が防衛費増額 の餌食になろうとしています。
 国防費を増額して国民の何を守るのですか。自民党の好む国家体制を守るのですか。自民党の色に染まったら、国民の命と生活は守れ ません。
 2023年、目を凝らして世間を見ていないと、「戦争のできる国」「新しい戦前」にいつの間にか変わってしまいます。「時の流れ に身をまかせ」なんて悠長なことは言っていられません。今こそ、私たちは大きな声で叫ばなければならなりません。「国家体制の生き る術でなく、私たちが求めるのは安全安心・平和な社会を生きる術だ」と。

1月7日  人ハ生年

23春闘スタートしたが?
電気料金値上げ分にもならない「賃上げ要求」

 昨年の暮れ電気料金が月10万円を超えた請求があったと報道があった。我が家の電気料金、ガス料金も大幅に増えた。驚くこと に万単位で値上がりしていたのだ。
 電気料金は20%以上、ガス料金は30%以上値上がりしている。食料品も7%以上、生活必需品が狂乱的に高騰した。さらには、電 気料金が28%以上、食料品も7000品目平均18%値上げが決定しているという。私たち労働者、年金生活者、市民は物価高騰に押 しつぶされそうだ、否すでにつぶされている。
 岸田政権は、「歴史的物価高」と言っているが、「物価対策」「経済再生」と称して大企業に支援金をバラマキ、生活苦に陥っている 労働者・市民、とりわけシングルママ・非正規労働者などへの支援策は無し、「子供対策のから騒ぎ」××したふり。しかも、軍事費だ けは倍増・1兆円以上に増額する。「国家の防衛は子供のため」と喚く女閣僚。(女性蔑視ではありません)
 こんな政府と財界との「日本経済再生」を協議することを23春闘の柱とする「連合」幹部は、「マクロの観点から賃上げ分3%、定 昇込み5%」を要求の目安にすると(NTT労組は2%、生活防衛分年10万円)。焼け石に水にもならない要求だ。
 労働組合は政府・企業と「経済の再生」の協議が重要で、生活危機に追いつめられている労働者・庶民は目に入らないのか。今、ホー ムレスや行き場を失しなった自殺者が増えている。

子を連れて 列車飛び込む 美国かな

 イギリスでは、狂乱物価のもと、生活苦に直面した看護労働者、鉄道・消防などの労働者が大幅賃上げ、物価値上げ反対を掲げ、 繰り返しストライキで闘っている。
 生きるために大きな声をあげ闘おう!
 半世紀前、「大幅賃上げ」を勝ちとった先輩の闘いを思い出せ!

1月25日  音楽寺の鐘を鳴らせ