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まえがき 準備するもの/基礎知識 範囲指定の基礎 色調補正 色調補正2 引き算の処理 レベル補正とヒストグラム レタッチの基礎

Photoshop基礎講座
グラフィックソフトの最高峰を簡単お手軽に使ってみよう!

準備するもの

 Adobe Photoshop(Ver.4.0以降)

 そんなに高度な作業をする訳でもないので、場合によってはVer.3.0以降でも
 何とかなるかも知れません。
 最近は雑誌の付録に30日限定の体験版が入っていることも多いようですから
 それを使うのも一つの手段ですね。
 もし古いパッケージを死蔵する人がいたら、速攻で強奪しましょう(笑)

 人によってはタブレットが必要だと言う方もいるようですが
 本編ではタブレットは使いません。結構場所も取りますし。
 もし買うのであれば、ワコム社製の一番小さいもので十分です。
 他社の製品ではペンの動力に特殊な電池を使うものやドライバの相性が悪い物が
 あったりするので、世話人はお勧めしません。


基礎知識

 保存に注意!
 初心者も中級者も陥りやすい単純ミスの中に、うっかりマスターに上書き保存してしまう
 事故があります。
 上書きしてはいけない書類はロックして読み取り専用にするか、マスターを開いたら
 即座に複製を作って保存し、マスターを閉じてしまうなどの回避策を行いましょう。

 また、バージョンによってはヒストリー機能が使えないので、フィルター操作や
 後戻りの効かない処理を行う時は処理前のデータを「別名で保存」などを使って
 残しておいてください。
 万が一フィルターが失敗しても、これで後戻りが効きます。
 これの応用として、常に一つ前の工程のデータを残すように作業して行けば、トラブルが
 起きても被害を小さく食い止めることが出来ます。



 これは、画像を加工する事を前提で考えた作業手順です。
 この流れをベースにして各自やりやすい手順を考えてください。

 基本的に、ハードディスクへ残すのは一つ前の工程のファイルと作業中のファイルだけです。
 二つ以上前の工程のファイルは使わない事が多いので捨ててもいいでしょう。
 全部の作業が終わったら最後のファイルをロックして読み取り専用にしてしまいます。

 速くてうるさいマシンは要らない
 グラフィックをやるからといって、最新型で最強のマシン構成が必要かというと
 そうではありません。
 相方が使っているVAIOはセレロン700MHzでメモリ128MBですが、レイヤーを
 多用するのでなければこれで十分すぎるほど実用になります。
 要は安いパーツでもそこそこの構成でも、安定性が高ければいいのです。
 贅沢を言えばメモリとハードディスクの空き容量が多いものがオススメ。

 無駄にお金を掛けてマシンの発熱を増やす必要はありません。

 ズーム操作と手のひらツールは必須
 どんなツールを使っていても、スペースバーを押している間は手のひらツールへ
 切り替わり、コマンドキーとプラス・マイナスキーでズーム操作ができます。
 これと同様に「やり直し」や範囲指定の解除もキーボード操作で行え、オプションキーで
 一時的に関連ツールへ切り替わります。
 覚えると作業が桁違いに速くなります。

 マウスをこまめに掃除しよう
 ボール式のマウスをお使いの方は今すぐマウスの掃除をしてください。
 細かな操作を多用するので、ポインタの動きが悪いとかなりのストレスになります。
 光学式をお使いの方も綿棒などでレンズを拭いてください。
 マウスパッドが洗える素材の方は石鹸でよく洗ってください。

 画像はモニタの真ん中で加工しよう
 最近は液晶モニタを主力に使ってる方も多いようですが、画像を加工する時は
 できるだけモニタの真ん中で作業するようにしましょう。
 液晶モニタは視野角が狭く、斜めから見ると極端に色が変わります。
 作業の際は必ず画面と視線を直角に保つよう注意してください。
 また、CRTより液晶の方が画像の輪郭がキツくなりますので、ぼかし/シャープ処理を
 する時はモニタ上よりも若干強く処理する必要がある事を覚えておきましょう。