初心者のためのフライトシミュレータ入門学校
COMPUTER PILOT ACADEMIY
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3.飛行訓練
いよいよ実機訓練の開始です。 さあ、コックピットに乗り込んでください。
飛行前にコクピットで最低限、次のチェックしてください。
お気に入りの飛行機は選択できましたか?
コクピットから周囲は確認できますか?
エルロン、エレベータ、フラップ、スロットは正しく動作しますか?
トラフィックパターンは決められた空域の中で速度、高度を維持し旋回を繰り返し短時間であらゆる監視と操作を求められます。
自己マネージメント訓練と言っても良いでしょう。
この訓練で、自由(自分の意思どおりに)に飛ぶと言う事はいかにP(Plan)-D(Do)-C(Check)-A(Action)を実践する必要性がわかると思います。
パターン例
航空機の離陸は通常、対気速度を稼ぐためアップウィンド(向い風)方向に向かって離陸します。
したがってトラフィックパターンに乗る場合はfig-3.3.1(滑走路を中心にトラフィックパターンを上から見た図です)のようにアップウィンド方向に離陸します。
規定高度に達したら、レフトターンをし「クロスウィンド レグ」に乗り、「ダウンウィンド レグ」、「ベース レグ」、「アップウィンド レグ」の順にレフトターンを繰り返し着陸許可が出るまで旋回を継続します。
注意
この説明は「fig-3.3.1の滑走路」を想定して旋回方向を指示しています。
あなたが使用している滑走路のポジションに合わせて方角を読み替えてください。
訓練条件
通常通り離陸上昇します(離陸方向はfig-3.3.3のように90°東で仮定します)、高度720ftを超えたあたりから水平飛行に移り800ftで高度を維持してください。
速度は約75ktを維持します。
水平飛行後左バンク60°を維持し180°左旋回を行います。(ダウンウインドレグに乗ることとなります)
旋回中速度(75kt)と高度(800ft)が維持されるようにスロットルとエレベータで調整してください。
旋回完了手前(165°付近から)ゆっくり180°で水平飛行になるようにバンクを戻して行きます。
このときも速度、高度の維持をスロットルとエレベータで微調整してください。
又、旋回中は「旋回釣合計」を監視してスリップ及びスキッドのないようにラダーで調整し「調和旋回」してください。
計器の見方は、
水平飛行:対気速度計→高度計→方向指示計→姿勢指示計
旋回飛行:対気速度計→高度計→方向指示計→旋回釣合計→姿勢指示計
自分で一連のチェックパターンを身につけまんべんなく集中する(矛盾しているようですが・・・)ように心がけてください。
姿勢の確認は慣れるまでは外の水平線と機体の一部(前面ダッシュボード、照準器など)で水平飛行位置を覚えてください。
(最初から「姿勢指示計」で合わせようとすると蛇行操作が頻発し、安定飛行が出来るようになりません。)
さあ、これでダウンウインドレグに入りました。
トラフィックパターンの始まりです速度75kt、高度800ftを維持し飛行してください。
訓練条件
旋回の正確性(ダウンウインド レグから滑走路へ180°左旋回し機体を滑走路センターに合わせる)を訓練します。
卒業試験(タッチ アンド ゴー)に欠かせない訓練なのでしっかり練習してください。
いよいよ実機訓練の開始です。 さあ、コックピットに乗り込んでください。
飛行前にコクピットで最低限、次のチェックしてください。
お気に入りの飛行機は選択できましたか?
コクピットから周囲は確認できますか?
エルロン、エレベータ、フラップ、スロットは正しく動作しますか?
3.3.トラフィックパターン
<飛行機を自在に飛ばす>トラフィックパターンは決められた空域の中で速度、高度を維持し旋回を繰り返し短時間であらゆる監視と操作を求められます。
自己マネージメント訓練と言っても良いでしょう。
この訓練で、自由(自分の意思どおりに)に飛ぶと言う事はいかにP(Plan)-D(Do)-C(Check)-A(Action)を実践する必要性がわかると思います。
パターン例
航空機の離陸は通常、対気速度を稼ぐためアップウィンド(向い風)方向に向かって離陸します。
したがってトラフィックパターンに乗る場合はfig-3.3.1(滑走路を中心にトラフィックパターンを上から見た図です)のようにアップウィンド方向に離陸します。
規定高度に達したら、レフトターンをし「クロスウィンド レグ」に乗り、「ダウンウィンド レグ」、「ベース レグ」、「アップウィンド レグ」の順にレフトターンを繰り返し着陸許可が出るまで旋回を継続します。
これは、多数の航空機が空港(基地)に殺到した場合などの順番待ちに使われることから、トラフィックパターンと呼ばれています。 又、四隅の矢印は旋回確認点を示しています。 fig-3.3.1の滑走路は東西(東09、西27)に延びている状況にあります。 トラフィックパターンをコンパス的に表すとfig-3.3.2のように半時計回りに「東」→「北」→「西」→「南」と巡回することとなります。 |
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fig-3.3.2 |
この説明は「fig-3.3.1の滑走路」を想定して旋回方向を指示しています。
あなたが使用している滑走路のポジションに合わせて方角を読み替えてください。
訓練条件
通常通り離陸上昇します(離陸方向はfig-3.3.3のように90°東で仮定します)、高度720ftを超えたあたりから水平飛行に移り800ftで高度を維持してください。
速度は約75ktを維持します。
水平飛行後左バンク60°を維持し180°左旋回を行います。(ダウンウインドレグに乗ることとなります)
旋回中速度(75kt)と高度(800ft)が維持されるようにスロットルとエレベータで調整してください。
旋回完了手前(165°付近から)ゆっくり180°で水平飛行になるようにバンクを戻して行きます。
このときも速度、高度の維持をスロットルとエレベータで微調整してください。
又、旋回中は「旋回釣合計」を監視してスリップ及びスキッドのないようにラダーで調整し「調和旋回」してください。
計器の見方は、
水平飛行:対気速度計→高度計→方向指示計→姿勢指示計
旋回飛行:対気速度計→高度計→方向指示計→旋回釣合計→姿勢指示計
自分で一連のチェックパターンを身につけまんべんなく集中する(矛盾しているようですが・・・)ように心がけてください。
姿勢の確認は慣れるまでは外の水平線と機体の一部(前面ダッシュボード、照準器など)で水平飛行位置を覚えてください。
(最初から「姿勢指示計」で合わせようとすると蛇行操作が頻発し、安定飛行が出来るようになりません。)
さあ、これでダウンウインドレグに入りました。
トラフィックパターンの始まりです速度75kt、高度800ftを維持し飛行してください。
fig-3.3.3
訓練項目 | 水平旋回訓練T |
目的・訓練方法 | 技術向上のコツ | 教習単位 | ||
目的 高度と速度を維持し、決められた方角に旋回できるようにします。 |
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50回 練習時間 5時間 以上 |
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訓練手順 | ||||
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fig-3.3.4 |
訓練条件
旋回の正確性(ダウンウインド レグから滑走路へ180°左旋回し機体を滑走路センターに合わせる)を訓練します。
卒業試験(タッチ アンド ゴー)に欠かせない訓練なのでしっかり練習してください。
fig-3.3.5
訓練項目 | 水平旋回訓練U |
目的・訓練方法 | 技術向上のコツ | 教習単位 | ||
目的 パターン1と同じです。 但し、この訓練はパターン1と違い旋回もかなりきつくよりすばやい操作が要求されます。 |
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30回 練習時間 3時間 以上 |
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訓練手順 | ||||
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fig-3.3.6 |