長くなりそうなので別ページにしました。これで少しは読みやすくなったと思います。
なお、MMさんからのメールも内容が関係しているのでこのページに掲載しました。 -- H13.8.10
元々のメールは、皆さんからのメールのページからです。
全然(--;;
3.血液型と性格の関係は?
ない
4.メッセージ:
相変わらず勝手な解釈をこねくりまわしておるようで。
「通算本塁打数ベスト10」と「通算本塁打200本以上の現役選手」では条件は一緒。
なぜならどちらも全野球人口からみればその割合の差は誤差の範疇に入るぐらいでしかないから。
「血液型」で本塁打が打てるなら「200本以上」でも差が出なければおかしいのだよ。
「ベスト10には血液型の影響が出るが200本以上まで拡げるなら差はでないのは当然」というなら
「血液型」に何の意味があるというのだね。
何万人、何十万人に一人に影響するかどうかというものを世間一般に押しつけるな。
だいたい、本塁打なんて100本だろうが500本だろうが大した違いはないのだよ。
まず、王貞治の本塁打率(本塁打数/打席数)は7.32%。次いで田淵幸一が6.89%。
野村克也や落合博満で5.5%。長島茂雄では4.83%でしかない。
つまりどんなホームランバッターといえども、実に90数%の打席でホームランを打っていない
のだな。また数十本〜100数十本程度打った選手だと1〜3%前後の数字になるわけで、
早い話、一軍でレギュラーだった選手の大部分が4%±3%程度の範囲でしかホームランを打って
いないのだよ。差にして最大約6%の範囲に個人差さえも吸収されてしまうのに、
これのどこをどうつついたら「血液型による有意な差」というものが見受けられると
いうんだろうか。
「うっちゃられ回数」と同様、野球を知らない人間の戯言というほかない。
ところで小泉内閣の支持率が80%超ということだけど、「保守本流の自民党をぶっこわしてでも
改革する」という小泉首相を「保守的なA型」が支持するわけがないから、やはり「変化を好むB型」の
割合が今までの人口比20%から60%くらいに増えたという分析をしているんだろうね、きっと。
メールありがとうございます。某掲示板ではお世話になりました。
ただ、今回はちょっと答えに窮しました。(^^;;
なぜなら、「本塁打なんて100本だろうが500本だろうが大した違いはない」と統計的検定をしないで言われても答えようがないからです(ワザとですか・笑)。次回にでも検定結果を教えていただければうれしいです。
「小泉内閣の支持率が80%超」というのはウソです。調査会社・時期・対象者…によってかなり違ってきます。少なくとも、全部80%以上ではないです。
でも、「本塁打なんて100本だろうが500本だろうが大した違いはない」ということなら、小泉内閣の支持率が20%だろうが80%だろうが「大した違いはない」はずですし、ましてや調査のサンプルは「何万人、何十万人に一人」なのですから、そんな結果から分析をしても意味がないのではありませんか?
mt_whさんは「小泉内閣の支持率が80%超」という調査結果を発表した新聞社やTV局に抗議のメールを送られているのではありませんか?
ちなみに、「保守的なA型」「変化を好むB型」は必ずしも正しくありません。一般的にそういうイメージで見られているとなると問題ですね。
>なぜなら、「本塁打なんて100本だろうが500本だろうが大した違いはない」と
>統計的検定をしないで言われても答えようがないからです(ワザとですか・笑)。
>次回にでも検定結果を教えていただければうれしいです。
「本塁打ベスト10」は統計的検定が済んでるんでしょうかね。
これは「生涯成績」のデータベースを「本塁打」をキー項目に降順ソートして上から10人を
抽出しただけではないの?「本塁打率」も同じデータベースを使用しているんだけど。
「全データから標準偏差とってばらつきまで示せ」というのでしょうか。自分はソートだけなのに。
「6%の範囲に集約される」といっているのに「ばらつき」といわれてもねぇ。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
>「小泉内閣の支持率が80%超」というのはウソです。
はっきり言ったね。どんなネタ元があるんでしょうか。独自調査しましたか。
サンプル数と年齢、性別等の情報と有効回答数の結果をぜひ掲載しておくれ。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
>調査会社・時期・対象者…によってかなり違ってきます。少なくとも、全部80%以上ではないです。
少なくとも全国紙4社と在京キー局の調査では全部そうだった。これは「統計的に有効」な調査方法で
実施されたと言うことだが。
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>でも、「本塁打なんて100本だろうが500本だろうが大した違いはない」ということなら、
>小泉内閣の支持率が20%だろうが80%だろうが「大した違いはない」はずです
100本と500本では本塁打率の差はおおよそ3〜4%。だから「大した違いはない」
支持率20%と80%の差は60%。だから「大した違いはある」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
>ましてや調査のサンプルは「何万人、何十万人に一人」なのですから、そんな結果から分析をしても
>意味がないのではありませんか?
「血液型教の統計」はそのとおり。いや、もっとひどいかも。
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> mt_whさんは「小泉内閣の支持率が80%超」という調査結果を発表した新聞社やTV局に
>抗議のメールを送られているのではありませんか?
????????????????? なんで俺が??????????? なんの為に???????
それは「調査結果はウソ」といっている人がやることでしょ。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
> ちなみに、「保守的なA型」「変化を好むB型」は必ずしも正しくありません。
「必ずしも」ではなく「正しくない」の。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
>一般的にそういうイメージで見られているとなると問題ですね。
一般的なイメージではなく、「血液型教の教え」なの。それが問題なの。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
>No.543 O型男性のどむさんから H13.7.31 23:55
>メールありがとうございます。う〜ん、人によるのではないでしょうか?
「人による」のだよ。そのとおり、分かっているではないか。
「活断層的思考」はご健在のようで。
早速のご回答ありがとうございます。
> 「本塁打ベスト10」は統計的検定が済んでるんでしょうかね。
では、ということで、『回復!スパスパ人間学』からのデータを示しておきます。なお、データの再チェックはしてませんのでご容赦を。
順位 選手氏名 本塁打数 血液型 1 王 貞治 868 O 2 野村克也 657 B 3 門田博光 567 B 4 山本浩二 536 B 5 落合博光 510 O 6 張本 勲 504 O 6 衣笠祥雄 504 O 8 大杉勝男 486 O 9 田淵幸一 474 A 10 土井正博 465 O
わざわざ計算するまでもないと思いますが…。ひょっとして判っていて聞いてるんでしょうか??
ということで、ぜひ次回にでも「本塁打なんて100本だろうが500本だろうが大した違いはない」の検定結果を教えてください。
#もっと詳しいデータはこちら
>>「小泉内閣の支持率が80%超」というのはウソです。
>はっきり言ったね。どんなネタ元があるんでしょうか。独自調査しましたか。
>少なくとも全国紙4社と在京キー局の調査では全部そうだった。
朝日新聞社の8月3日付HPでは、「朝日新聞社は参院選直後の1、2の両日、電話による全国世論調査を実施した。小泉内閣の支持率は69%で、参院選前の前回7月調査の77%から減った。」と書いてありました。 つまり、朝日新聞社は「全国紙4社」に入っていないということですか?
>100本と500本では本塁打率の差はおおよそ3〜4%。だから「大した違いはない」
日本国内での交通事故の死者はピーク時の約1万5千人が約1万人に減少しました。つまり、どちらも総人口との比率では約0.01%になります。だから増えても減っても「大した違いはない」。これでいいですか?
>支持率20%と80%の差は60%。だから「大した違いはある」
では、80%超と77%と69%ではどうですか?
>>ましてや調査のサンプルは「何万人、何十万人に一人」なのですから、そんな結果から分析をしても
>>意味がないのではありませんか?
>「血液型教の統計」はそのとおり。いや、もっとひどいかも。
−−−
>>ちなみに、「保守的なA型」「変化を好むB型」は必ずしも正しくありません。
>「必ずしも」ではなく「正しくない」の。
−−−
>>一般的にそういうイメージで見られているとなると問題ですね。
>一般的なイメージではなく、「血液型教の教え」なの。それが問題なの。
ではお願いします。「本塁打率」「保守的なA型」「変化を好むB型」「血液型教の教え」の「サンプル数と年齢、性別等の情報と有効回答数の結果をぜひ掲載しておくれ」と。
よろしくどうぞ。(^^)
【H13.8.7追記】
NHKの調査によると、小泉内閣の支持率は、5月が81%、6月が85%、7月が74%、8月が72%だそうです。
全然(--;;
3.血液型と性格の関係は?
ない
4.メッセージ:
横レスですが
No.545 mt_whさんへのレスより
>> 「本塁打ベスト10」は統計的検定が済んでるんでしょうかね。
> わざわざ計算するまでもないと思いますが…。
そんなこと言わずにきちんと計算しましょう。
本塁打ベスト10の血液型はO型6人、A型1人、B型3人。
ABO FANさん自身の「血液型統計入門」の計算式を使ってχ2乗値を計算しましょう。
(3.07−6)^2/3.07+(3.81−1)^2/3.81+(2.18−3)^2/2.18+(0.94−0)^2/0.94=6.12
危険率5%どころか危険率10%でも棄却できません。
これで本塁打ベスト10のデータは有意差が無いことが統計的に証明されました。
つまり、こんな意味の無いデータを持ち出してきた能見氏が間違っていて、否定派の意見が正しかったと言うことが統計的に証明されたと言うことですね。
あれあれ?これでいいんですか?(笑)
それに、ABO FANさんはこんな簡単な計算もしなかったんですか?
わざわざ計算していただきありがとうございました。一本取られましたね。(^^;;
しかし、χ2値には別な計算方法もあるのです。もちろん知っていますよね?
データを見ると一目瞭然ですが、O型とB型が圧倒的に多く、A型とAB型が圧倒的に少ないのです。
そこで、O型+B型 VS A型+AB型でχ2値を計算してみると、
(9−5.25)^2/5.25+(1−4.75)^2/4.75≒5.64
ですから、危険率2%で有意になります。
気分を変えて、A型+AB型が10人中1人以下である確率を計算してみましょう。これはご存じのとおり2項分布ですから、その確率は
(1−0.475)^10+10×(1−0.475)^9×0.475≒0.016
これまた、2%以下の確率になります。
では、通算安打記録ではどうでしょうか?
「通算安打ベスト10」の血液型はO型5人、A型1人、B型4人ですから、O型+B型 VS A型+AB型でχ2値を計算してみると、同じく2%以下で有意です。
同様に、A型+AB型が10人中1人以下である確率も2%以下になります。
それではというので、通算打点記録も計算してみると、O型4人、B型3人ですから、χ2値は6.33となり2%以下で有意です。
また、A型+AB型が7人中1人もいない確率は(1−0.475)^7≒0.011なので2%以下です。
念のため、ホームラン王獲得回数は、O型46回、A型12回、B型32回、AB型5回ですから、χ2値を計算してみるとなんと33.78となり、危険率は0.1%以下です。興味があるなら、打撃王、首位打者は自分で計算してみてくださいね。
ということで、打撃に関してはO型とB型が有利なのです。
野球に限らず、どうも瞬発力はO型とB型が有利のようで、手元のデータでは、陸上でも短距離はO型とB型が主力なのですが、長距離になるとA型とAB型が多くなります。
ちゃんと再現性があると思いますが、いかがなものでしょうか?
全然(--;;
3.血液型と性格の関係は?
ない
4.メッセージ:
>朝日新聞社の8月3日付HPでは、「朝日新聞社は参院選直後の1、2の両日、電話による
>全国世論調査を実施した。小泉内閣の支持率は69%で、参院選前の前回7月調査の77%から減った。」
>と書いてありました。つまり、朝日新聞社は「全国紙4社」に入っていないということですか?
>では、80%超と77%と69%ではどうですか?
これは言いがかりというもんだね。朝日も80%超の報道をしていたし。
調査の時期や対象で調査結果が変わると言うことは、「価値判断の基準や変化は血液型には関係ない」と
言うことを示しているんだろうね、ごく素直な考え方をすれば。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
>日本国内での交通事故の死者はピーク時の約1万5千人が約1万人に減少しました。
>つまり、どちらも総人口との比率では約0.01%になります。だから増えても減っても
>「大した違いはない」。これでいいですか?
「総人口」ですか。「血液型教」には無い言葉だと思っていた。
「総人口」を持ち出すと「血液型教の統計」など無意味なものになるんじゃないの?
「1本以上ホームランを打った選手」だと4:3:2:1になるのは当たり前なんでしょ?
このデータから言えるのは「年間1万人くらいは交通事故で死ぬ」とか「死因の○○%は交通事故」
というようなもんでしょ。それに減ったと言っても医療の発達で事故後しばらく生きていたりするため、
「事故死」にカウントされていないのも多いのよね。だからやっぱり「大した違いはない」といえそうだよ。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
>しかし、χ2値には別な計算方法もあるのです。もちろん知っていますよね?
つまり「有意な差らしきものが出た」都合の良い計算方法だけ採用する訳ね。
そういえば某掲示板でも統計に詳しい人たちからさんざんにいわれていたっけね。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
>ではお願いします。「本塁打率」「保守的なA型」「変化を好むB型」「血液型教の教え」の
>「サンプル数と年齢、性別等の情報と有効回答数の結果をぜひ掲載しておくれ」と。
以下「ABOFAN」のページより抜粋。
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
それから、能見正比古さんのほぼ全部の著書に紹介されているA型の気質特性を引用しておきます。
周囲や相手に心配る
人間関係の平穏望む
心を開くのが遅い
ルール慣習を尊重
秩序を重視する
行動や表現が抑制的
型にはまり易い思考
白黒善悪のケジメ
将来に対して悲観的
過去に楽観視の努力
完全主義完成目ざす
継続的努力に耐久力
現状維持無為に弱い
興味の集中継続弱い
神経の傷回復遅い
心に現状脱皮を願望
何かに役立つ生甲斐
「慣習や秩序を重視」して「型にはまりやすく」「継続的」な人が「変化を好む」とは思えない。
「心に現状脱皮を願望 」だって?「頑固な石頭」というイメージを和らげるための言い訳だな。
それから、能見正比古さんのほぼ全部の著書に紹介されているB型の気質特性を引用しておきます。
束縛嫌うマイペース
行動が型にはまらぬ
考え方型にはまらぬ
照れ性とヒネる表現
差別なく心を開放
周囲にとらわれない
慣習ルール気にせぬ
行動移行が早い
判断は正確さを重視
実用的具体的思考性
興味多方面で集中性
過去にややこだわる
将来には楽観的態度
感情の振幅が大きい
神経の傷は完全回復
脱家庭的傾向がある
興味関心重点の人生
「型にはまらず」、「慣習や周囲にとらわれない」人が「保守的」とは、到底思えない。
「過去にややこだわる」。これも「ルール無視」というようなイメージを抑えるために入れてあるな。
つまり「反対のこと」を書いて誰にでも当てはまりそうな感じにしてあるのだな。ただ基本は
「A=保守的」、「B=変化好き」というのが能見教祖の教えだしこのHPのオーナーも否定している様子はないし。
「本塁打率」はこちらで調べた限りどの選手も「4%±3%程度の範囲」だったのよ。少なくとも「本塁打率40%」というような選手はいなかった。
そもそも野球は「確率のスポーツ」であるから「パーセンテージでこの位」で終わりなんだけどね。
これを統計的検証したければデータはインターネットにあるからいくらでもやって。統計の単位は取ったけど忘れちまってさ。
でも「うっちゃり」もそうだったし、自分で調べるのはいやか。
「人による、○型でもいろいろ」とはどういうことや。たんなる失言かね。
早速のご返事をありがとうございます。しかし…、
>これは言いがかりというもんだね。朝日も80%超の報道をしていたし。
すみません。なにが「言いがかり」なのかよくわかりません。(^^;; 念のために、関係発言と思われる文章を最初から抜粋してみました。
太字が私の発言です。念のため、一般に全国紙と言われているはずの「朝日新聞」「読売新聞」「毎日新聞」のHPから検索してみたところ、次のような結果が得られました。
「読売新聞」8月7日付け
[8月]4、5の両日実施した全国世論調査(面接方式)で…内閣支持率は77・7%で、前回調査(6月30日、7月1日実施)より6・8ポイント減少し…
「毎日新聞」7月1日付け
全国電話世論調査[7月]で、小泉内閣に対する支持率は84%で、歴代最高だった前回調査(5月)の87%より3ポイント減少した…
以上をまとめると、下の表のようになります(「読売新聞」は小数点以下四捨五入)。
新聞社名 7月 8月 朝日新聞 77% 69% 読売新聞 85% 78% 毎日新聞 84% 未実施 (NHK) 74% 72%
従って、7月と8月に限ると、80%以上は太字のみとなります。どこが「言いがかり」で「朝日も80%超の報道をしていた」のでしょうか??
> 調査の時期や対象で調査結果が変わると言うことは、「価値判断の基準や変化は血液型には関係ない」と
??? 小泉内閣の支持率調査で血液型の調査をしたのですか??
> 「総人口」を持ち出すと「血液型教の統計」など無意味なものになるんじゃないの?
> 「1本以上ホームランを打った選手」だと4:3:2:1になるのは当たり前なんでしょ?
??? 「1本以上ホームランを打った選手」は総人口と等しくはないですよね?
それに、私は「『1本以上ホームランを打った選手』だと4:3:2:1になるのは当たり前」とは言ってませんが…。
> 減ったと言っても医療の発達で事故後しばらく生きていたりするため、「事故死」にカウントされていないのも多いのよね。
「どんなネタ元があるんでしょうか。独自調査しましたか。 サンプル数と年齢、性別等の情報と有効回答数の結果をぜひ掲載しておくれ。」という言葉って…。(^^;;
> だからやっぱり「大した違いはない」といえそうだよ。
交通事故の遺族や全国の警察本部が聞いたらきっと涙が出てくるでしょう…。(*_*)
> つまり「有意な差らしきものが出た」都合の良い計算方法だけ採用する訳ね。
??? 「有意な差らしきもの」のではなくて「有意差」が出ているのですが…。MMさんもそう言ってますよ。「有意な差らしきもの」てなんですか??
> そういえば某掲示板でも統計に詳しい人たちからさんざんにいわれていたっけね。
それはどの掲示板か知りません。が、ある掲示板では私が具体的なデータを要求したら黙ってしまった人がいたような気がします。(^^;;
>>ではお願いします。「本塁打率」「保守的なA型」「変化を好むB型」「血液型教の教え」の
>>「サンプル数と年齢、性別等の情報と有効回答数の結果をぜひ掲載しておくれ」と。
>以下「ABOFAN」のページより抜粋。
??? 結局、「ABOFAN」のどこにも書いてないということですか??
> つまり「反対のこと」を書いて誰にでも当てはまりそうな感じにしてあるのだな。ただ基本は
> 「A=保守的」、「B=変化好き」というのが能見教祖の教えだしこのHPのオーナーも否定している様子はないし。
??? 意味不明です。「誰にでも当てはまりそうな感じ」なら「A=保守的」「B=変化好き」になるのですか??
> 統計の単位は取ったけど忘れちまってさ。
??? 「野球は確率のスポーツ」だけど統計の対象ではないのですか??
全然(--;;
3.血液型と性格の関係は?
ない
4.メッセージ:
No.548のメールを送ったMMです。レス読みました。
もしかして反論しているつもりですか?
有意差があるデータを並べるのはいいとして、実際に有意差が無いと言う結果が出ていることをどう説明するのですか?
もし本当にO型、B型が有意に多いのであれば、ばらばらに計算しても有意差が出るはずなのに、出ていないのは何故ですか?
都合の悪いデータは完全無視ですか?
「O型+B型 VS A型+AB型で有意差が出る」
「O、A、B、AB型それぞれを比較すると有意差が出ない」
こういう『計算の仕方によって有意差が出たり出なかったりする』データを『再現性がある』とは言いません。
> 念のため、ホームラン王獲得回数は
ホームラン王獲得『回数』というのがトリックのタネですね。
同じ人が複数回ホームラン王をとれば、同じ人が何回もカウントされることになり、当然差が大きくなります。
ちなみに、王選手のホームラン王の回数は15回です。
たった一人を15回もカウントすれば、『見かけ上』の差が大きくなるのは当然ですが、それはあくまで『見かけ上』の話です。
> ちゃんと再現性があると思いますが、いかがなものでしょうか?
というわけで、再現性はありません。
というか、『再現性』と言う言葉の意味をちゃんと理解してください。
メールありがとうございます。某掲示板ではお世話になりました。
??? 全体的に意味不明です。まさか、タイプ2エラーと検定力という言葉はご存じですよね? χ2検定の特性も…。
次回にでも、読者の皆さんのために説明してくださいませんか? もっとも、どうしても面倒だ、ということなら私がしてもいいですが…。
おおっと、ABOFANさんがカイ2乗検定について説明を求めているぞ!
つうことで、今回、私こと深田はこっちのほうに出没して横レスをつけてみたいと思います
<カイ2乗検定とは>
ある複数の分類による分布において分類間に差が見出されるときに
「この分類に意味は無く、無作為に分類した場合と変わらない
よって分布に認められる差は、偶然の範囲による数値の変動で起こったものである」
という仮説(帰無仮説)を立て、
「意味が無い分類だった場合の予測値」と「実測値」の差を比較する事で
「意味が無い分類」だった場合の実測地の「全体的な」分布が生じる確率を求め
その確率が「偶然」と呼ぶにはあたらない値をとった場合
(「約束事として」1000回に1回や500回に1回という確率)
それを「有意差(偶然とは言えない差)」とし
有意差があった場合に初めて
「その分類が意味が無いものである」という仮説を棄却し
「分類と差が出たことには関係がある」
つまり「分類間に見られる差は分類要素が影響する差である」ということが言えるのです
(※注 深田の理解におけるカイ2乗検定です)
違いますか?
違うのなら訂正してください。
ところで、特性ってなんですか?特別な性質???
ぜひともABOFANさんから説明を聞きたいな
まぁそれはさておき、
これらの背景からABOFANさんの統計を見てみましょう
>しかし、χ2値には別な計算方法もあるのです。もちろん知っていますよね?
>データを見ると一目瞭然ですが、O型とB型が圧倒的に多く、A型とAB型が圧倒的に少ないのです。
>そこで、O型+B型 VS A型+AB型でχ2値を計算してみると、
>(9−5.25)^2/5.25+(1−4.75)^2/4.75≒5.64
>ですから、危険率2%で有意になります。
おや、私はそんな作為的なやり方を「別な計算方法」と思った事は無いですが
(つうか、統計の理解していない人が苦し紛れにやるやり方だと思っていました)
この「χ2の別な計算方法」はいったいどうなのでしょう?
まず、分類方法です
通常の血液型分類では普通4タイプにわけるようですが、
このケースの場合χ2検定では差は出ないようです
そこでABOFANさんのウルトラ統計ではO型+B型、A型+AB型に分けます
はてさて、この分類は「血液型の分類」として何か意味があるのでしょうか?
例えば『「O型とB型」および「A型とAB型」が性質的に類似している』
ということが「分かっている」のであれば有効な分類でしょうが
そもそも「関係あるのか無いのか」を論争としている中で「関係あるのが分かっている」
もクソもないので当然この理由は成り立ちません
...というか、ABOFANさん自身が分類方法を示唆しています
>O型とB型が圧倒的に多く、A型とAB型が圧倒的に少ないのです。
つまり、ABOFANさんがした分類とは、言葉を変えれば
「血液型別の得点の上位と下位に分ける」という方法であり
χ2検定で比較している実測値は
「血液型別の上位得点2位までを合わせた得点」と「血液型別の下位得点2位までを合わせた得点」
なのです。
ここまでくると、「おや?」と気付きはじめる人が多いでしょう
つまりABOFANさんがやっている比較というのは
例えるならば
「できのいい人」と「できの悪い人」に分類して「できのよさ」に差があるか比較する
という、なんだかわけのわからないことになってしまっているのです。
となると、ABOFANさんのウルトラ統計で出た有意差というのは何を示しているのかというと
「血液型別の上位得点2位までを合わせた得点」と「血液型別の下位得点2位までを合わせた得点」
の間に見られる得点差というのは「偶然」ではなく「必然」である
ということなのです
ではこれで、「血液型間で差がある」と言えるでしょうか?
はい、言えません。
こんな統計では、その差が「血液型間の差」か「上位得点2位・下位得点2位」に分けた事による
差であるかは分からないからです。
むしろ、純粋に「血液型4分類」で比較すると差が出ないというのであるから
「上位得点2位・下位得点2位」に分けた分類の効果が大きい事は明白ですので
このABOFANさんのウルトラ統計でおこなっているχ2検定で計っているものは
「物事を上位得点2位・下位得点2位に分類する」効果であり
一次的な分類は血液型だろうが、地域別でも星座別でも干支別でもなんでもかまわないのかもしれません
つうことで「有意差がある」というのには別に異論はあまりありませんが
それを「血液型分類の有効性」として述べたつもりであったなら、
それは大きな間違いとしかいいようがありません
...とはいえ、きっとχ2検定のしくみには熟知しているABOFANさんであるから
こんな愚にもつかない間違いを起こすはずも無く
只単に、『「上位得点2位・下位得点2位」という分類では差が見られやすいよ』
という、やもすればあたりまえの事を統計で示してくれただけでしょうから
みなさんも
「上位得点2位・下位得点2位」の分類の有効性しかわからないあの程度の統計で
あたかもABOFANさんが、「だから血液型間で差が見られると言って良い」と、
統計的にままったくおかしい事をが言っているかのように受け取るのは良くないとおもいまーーーーす
なんてね
言ってないよねそんなこと。ねぇABOFANさん♪
ただ「上位得点と下位得点には差がある」って当然に近いことを示しただけで
血液型とは何の関係もないんだよね♪
そ、そうだよね(懇願)
さてさて、ABOFANさんはあの統計で、「χ2検定のしくみ」を踏まえた上で
何をどのように分類し、何を比較し、そこで出た有意差から何を言いたかったのでしょう
あらためて皆さんに教えてやってくださいね♪
ではでは
追伸
もし、否定論者がO型+AB型 VS B型+A型で検定して「こうすれば差が無いじゃないか」
と言ったらABOFANさんは納得するとでもいうのでしょうか?
ご希望なので、こちら掲載しました。
私からの回答は、MMさんと同じです。アップした時間の関係で、読んでなかったのでしょうか?
えっと、答えになっていないようなのでもう一度出してみました
深田です
> 私からの回答は、MMさんと同じです。アップした時間の関係で、読んでなかったのでしょうか?
というのは1回目の返事と同じ?それとも2回目の↓と同じってことですか?
>全体的に意味不明です。まさか、タイプ2エラーと検定力という言葉はご存じですよね? χ2検定の特性も
…。
>次回にでも、読者の皆さんのために説明してくださいませんか?
>もっとも、どうしても面倒だ、ということなら私がしてもいいですが…。
↑をふまえてχ2検定について述べたつもりなのですが...
一応両方見ましたよ
あと、もし「意味不明」というのであれば、
何がどうABOFANさんの知識と照らし合わせて
「知らない」のかもしくは「異なる」のかはっきりさせてくださいな
ただ、ちなみにちゃんと読んでいれば分かると思いますが
MMさんの主旨と私の主旨は微妙に異なりますよ
MMさんは「データの再現性」について述べ、「そんなカイ2乗検定ってありじゃねーだろ」
と言っているのに対し(多分ね)、
私は
「別にやってもいいし、有意差があるっていってもかまわないけど、
結論としてカイ2乗検定で『何の効果』による差を検定しているのかをはっきりさせなよ」
ということを言ってます
これを理解した上での「私からの回答は、MMさんと同じです」だったのでしょうか????
まぁ反論が無いってことは、私が言うように
所詮あの「O型とB型」および「A型とAB型」の比較でカイ2乗検定したことは
(血液型とはほとんど関係なく)
『得点にばらつきが見られる4項目のうちの上位得点2位・下位得点2位に分けて比較すると差が大きくなる』
という、なかば明らかなことをわざわざ確かめるためのカイ2乗検定だった、ってことでしょうか?
まぁ、タイプ2エラー等の、言い訳にもってこいの言葉だけはご存知のようですが
「帰無仮説の本来の扱い」
(わざわざ差が出やすいように作為的に組替えておいて、どんな風に帰無仮説を説明するのか見ものです)
「果たしてその方法でいったい何の差を測っているのか」
を「血液型の差」をベースに語りたいがために本来測っているものを見失ってしまう本末転倒さ
がうまく説明いくように
χ2検定の「特性」とかいうものを含めて
ぜひとも「統計の正しい使い方」をABOFANさん自身に語って欲しいものです
特に「差が無いもの」として取り扱おうという帰無仮説による検定をするときに
わざと差が出るように組替えてから検定する愚行の正当性を
「帰無仮説」を立てる理由とともに、とくとお話になってくださいな
(まさか、「帰無仮説」は形式的なもので...なんていい始めたら、
「私統計しりませ〜ん」って公言するようなものですからね)
「2つに分けるのは差を出すために必要だから」
なんて、統計の概念を無視した答えではないことを祈ります
少なくとも、統計では何をどう測った上で何が言えるかを踏まえたうえで話しましょうや
mt_whさんやMMさんが掲げる統計上の問題の指摘に対し
ABOFANさんは「そうじゃない」「意味がわからない」「〜を知らないのですか」
という、まったく空虚な反論ばかりの印象を受けます
理論的に正しいということがうまくABOFAN自身で説明できないんであれば
ちゃんと「統計の危険性」をベースに反論しているmt_whさんやMMさんに軍配をあげざろうえませんよね
※ 統計は厳密におこなってこそ統計の意味があるのであって
なんでもいいから差を出して、なんでもいいから血液の差って言ってたら
統計を使う意味すら無くなってしまいますよ
そのうちABOFANさんが「引き算でも差は差」とか言い出さないか心配です
(そっちのほうが素人でもわかる間違いなので罪は低いと言えますが...)
あ、それ以前に、私のχ2検定の説明に間違った箇所はありましたか?
あるというのであれば訂正を、無いと言うのであればその旨教えてください
つうことで横レスはとりあえず終了
あとは暫く自分のコーナーのほうにせいを出しましょう
では
すみません。MMさんからの返事を待っています。一緒に回答した方が読者にとって読みやすいと思いますので…。
全然(--;;
3.血液型と性格の関係は?
ない
4.メッセージ:
深田さんがとても丁寧なレスを付けていらっしゃるので、余計なレスは不要でしょう。
>MMさんは「データの再現性」について述べ、「そんなカイ2乗検定ってありじゃねーだろ」
>と言っているのに対し(多分ね)、
そう言うことです。
ホームラン王獲得回数の件はいいですよね?
データが水増しされていれば、当然計算結果も間違っているというだけですから。
ところで
>某掲示板ではお世話になりました。
これどういう意味ですか?
それにもう一つ
> ??? 「有意な差らしきもの」のではなくて「有意差」が出ているのですが…。MMさんもそう言ってますよ。
そう言う意味で言っているんじゃありません。
「意味不明」とか言いながら、都合の言い解釈をして人の名前を出さないでください。
素早いレスポンスありがとうございます。
>>MMさんは「データの再現性」について述べ、「そんなカイ2乗検定ってありじゃねーだろ」
>>と言っているのに対し(多分ね)、
>そう言うことです。
すみません。意味がわからないので再度確認させていただきます。m(._.)m
メール(その1)で、「もし本当にO型、B型が有意に多いのであれば、ばらばらに計算しても有意差が出るはず」とおっしゃってますよね。しかし、「もし本当にO型、B型が有意に多い」場合でも、今回のように必ずしも「ばらばらに計算しても有意差が出る」ことに はならないはずです。その理由は、「検定力」「タイプ2エラー」「χ2検定の特性」というキーワードで簡単に説明できるはずですし…。
このように、「もし本当にO型、B型が有意に多いのであれば、ばらばらに計算しても有意差が出るはず」というのは表現として適当ではありませんから、あえて「意味不明」と書かせていただきました。
となると、一番可能性が高いのは、そんなことは重々承知の上での「引っかけ」だということです。だから、その意味も込めて「意味不明」と書かせていただきました。 その上で、私からではなくMMさんから説明してもらうために、「読者の皆さんのために説明してくださいませんか?」とお願いしたのです。
よろしいでしょうか?
しつこいようですが、この質問は「引っかけ」ですか?
>ホームラン王獲得回数の件はいいですよね?
>データが水増しされていれば、当然計算結果も間違っているというだけですから。
ホームラン王獲得回数については、能見さんの『【血液型】おもしろ読本』にデータがあったので、最新のデータを追加したものを書いておきます。
●プロ野球ホームラン王の血液型…H10.2現在の表に私がデータを追加
O型(48) A型(12) B型(32) AB型(5) 中島 治康2
大下 弘3
青田 昇5
藤村富美男3
別当 薫1
杉山 悟1
王 貞治15
大杉 勝男2
土井 正博1
落合 博満5
大島 康徳1
秋山 幸二1
大豊 泰昭1
デストラーデ3
ペタジーニ1
松井 秀喜2
中村 紀洋1川上 哲治2
小鶴 誠1
佐藤 孝夫1
山内 和弘2
田淵 幸一1
宇野 勝1
江藤 智2
山崎 武司1
ホージー 1松木謙治郎1
中西 太5
野村 克也9
長嶋 茂雄2
森 徹1
中田 昌宏1
長池 徳二3
山本 浩二4
掛布 雅之3
門田 博光3鶴岡 一人1
町田 行彦1
ノ ー ス2
小久保裕紀1不明者
戦後14
戦前9
ここで、獲得回数別にもう少し詳しく分析してみたのが次の表です。
プロ野球ホームラン王の獲得回数別血液型
区 分
O型 A型 B型 AB型 χ2値 危険率 1回以上 17人 9人 10人 4人 4.57 <0.25 2回以上 9人 3人 7人 1人 6.14 <0.25 3回以上 6人 −
6人 −
11.53 <0.01 延人数(回数) 48回 12回 32回 5回 35.43 <0.001
見ればわかるとおり、獲得回数が増えるほどO型やB型の比率が高くなり、χ2値が大きく(=危険率が小さく)なっていることがわかります。これの結果を見る限り、「データが水増しされていれば、当然計算結果も間違っている」とは言えないと思いますがいかがでしょうか?
>ところで
>>某掲示板ではお世話になりました。
>これどういう意味ですか?
私の勘違いで別な方のようですね。すみませんでした。m(._.)m
>それにもう一つ
>> ??? 「有意な差らしきもの」のではなくて「有意差」が出ているのですが…。MMさんもそう言ってますよ。
>そう言う意味で言っているんじゃありません。
>「意味不明」とか言いながら、都合の言い解釈をして人の名前を出さないでください。
上に書いたように、「有意差」が出ている、という部分は意味不明ではありません。
全然(--;;
3.血液型と性格の関係は?
ない
4.メッセージ:
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
小泉内閣の支持率が産経新聞社・FNN(フジニュースネットワーク)の合同世論調査をはじめ報道各社のほとんどの世論調査で八〇%を超えたことで、自民党内には衆院の単独過半数を目指し、七月の参院選にあわせた「衆参同日選挙」の可能性を模索する動きも出てきそうだ。
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小泉内閣、85%前後の高支持率を維持 各紙調査
2001.05.29
Web posted at: 4:41 PM JST (0741 GMT)
(CNN) 小泉純一郎内閣は発足後1カ月が過ぎても85%前後の高支持率を維持している。朝日新聞社と毎日新聞社が実施した最新世論調査では支持率は発足当時より、さらに上昇し、読売新聞社の調査でも85%を維持している。ハンセン病訴訟の控訴断念を決断したことなどが高支持率維持に結び付いているとみられる。内閣発足直後は期待感から支持率が高めに出る傾向があるが、1カ月後の調査でも高支持率を維持するのは極めて異例だ。
朝日新聞が26、27の両日実施した電話調査によると、小泉純一郎内閣の支持率は84%で、同社調査で最高を記録した先月の調査(小泉内閣発足直後)の78%を上回った。不支持率は6%だった。
毎日新聞の25、26両日の電話調査では、支持率は87%で、歴代最高を記録した前回4月調査の85%より2ポイント上昇した。不支持率は前回より1ポイント減の4%だった。
読売新聞が26、27両日実施した面接方式の調査では、支持率は85・5%で、歴代内閣で最高を記録した。不支持率は5・7%で過去最低だった。ただ、内閣発足直後の先月末に実施した電話調査の87・1%よりはわづかに下降した。
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>従って、7月と8月に限ると、80%以上は太字のみとなります。どこが「言いがかり」で「朝日も
>80%超の報道をしていた」のでしょうか??
なんで7月8月に限る必要がある?産経もCNNもうそつきか。
この調査結果にこれほど噛みつくのはなんでか?
それは、この調査結果では「血液型による動向の違い」など無いのが明白であるため、データに難癖を付けて調査そのものを「大したものではない、無意味である」としたいからやね。もうバレバレ。あんたくらいのもんやからね、「この調査結果はウソ」なんてゆうのんは。
あ、こんなん書いたら「その根拠は」なんてゆうてきそうやね。危ない、危ない。
そっちこそ抗議のメールを送りなさい。新聞社から回答がきたら公表してや。>それに、私は「『1本以上ホームランを打った選手』だと4:3:2:1になるのは当たり前」とは
>言ってませんが…。
『極論を言うと、「通算本塁打1本以上の現役選手」なら間違いなく全員(?)があてはまる訳だから、日本人の平均と(ほぼ)一致しますよね。』……誰の台詞やねん。「一致する(のが当たり前)」とゆうとんやないか。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
>それはどの掲示板か知りません。
http://www.excite.co.jp/boards/のことである。あまりにも無礼な受け答えゆう「もうレスはいらない」とまでいわれておったの。忘れとるんやったらもういっぺん見ときなはれ。「雑談」の中の「血液型と性格の関連って? 更新作者 root 」や。
このHP見てる人も覗いてみなはれ。ABOFAN氏の活躍ぶりを堪能できまっせ。
改めて覗いてみると……見事なまでに変わっていない態度に感心。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
>??? 結局、「ABOFAN」のどこにも書いてないということですか??
なにをゆうてんのか、さっぱりわからへん。書いてあったから引用してるんやん。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
>> つまり「反対のこと」を書いて誰にでも当てはまりそうな感じにしてあるのだな。ただ基本は
>> 「A=保守的」、「B=変化好き」というのが能見教祖の教えだしこのHPのオーナーも否定して
>>いる様子はないし。
> ??? 意味不明です。「誰にでも当てはまりそうな感じ」なら「A=保守的」「B=変化好き」
>になるのですか??
思考回路がどっかねじれとるんやな。「基本は」と言う意味は理解できひんか。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
>> 統計の単位は取ったけど忘れちまってさ。
> ??? 「野球は確率のスポーツ」だけど統計の対象ではないのですか??
誰がそんなことゆうとんねん。データはあんねんから、好きなだけ閲覧していくらでも「統計的検定をせい」とゆうとるやろ。「うっちゃり」でもそうゆうてたやん。
ま、どこをどう読んだら出てくるのかサッパリ分からない、人を食ったつもりなのか、突飛と言うよりも正に「活断層的思考」の賜物というべき問いかけを繰り返し、相手が閉口し、呆れてものが言えなくなったら、それで「反論できなくさせた、議論に勝った」と本気で思い込んでいるというのがはっきり認識できた。これは「血液型」をうんぬんする以前に、まともに議論ができる人間ではないということやな。自分から振った話題を「自分はどうでもいいけど、やりたい人がいるからやらせとけ」なんて発言もあったし。
なにをいっても「蛙の面に水」やろうけどね。図星射されたら「(苦笑)」なんぞでごまかそうとするし。元々議論しようとも、改心させようとも考えてなかったけど、こういった無礼な態度だけは改めたほうがいいぞ。何が無礼かわからんというならなにをかいわんや、やな。
これまた素早いレスポンスありがとうございます。
まず、小泉内閣の支持率についてです。
引用元(CNN?)がはっきりしないので、これだけではなんともコメントできません。
いずれにせよ、メール(その1)で「小泉内閣の支持率が80%超ということだけど」、メール(その2)で「少なくとも全国紙4社と在京キー局の調査では全部そうだった。」とのことですが、少なくとも7月以降はそうではありませんよね? よろしいですか?
>>それに、私は「『1本以上ホームランを打った選手』だと4:3:2:1になるのは当たり前」とは
>>言ってませんが…。
>『極論を言うと、「通算本塁打1本以上の現役選手」なら間違いなく全員(?)があてはまる訳
> だから、日本人の平均と(ほぼ)一致しますよね。』……誰の台詞やねん。「一致する(のが
> 当たり前)」とゆうとんやないか。
??? 私は、日本人の血液型分布が0:A:B:AB=4:3:2:1とは言ってませんが…。
掲示板の紹介ありがとうございます。確かに、相手に失礼に思われることはあったかもしれません。ご容赦ください。
>>??? 結局、「ABOFAN」のどこにも書いてないということですか??
> なにをゆうてんのか、さっぱりわからへん。書いてあったから引用してるんやん。
すみません。「ABOFAN」(あるいは能見さんの本)のどこに「基本はA=保守的」あるいは「基本はB=変化好き」と書いてあるのですか?
しつこいようですが、引用元がはっきりしないと返事しようがないのです。
>>??? 「野球は確率のスポーツ」だけど統計の対象ではないのですか??
> 誰がそんなことゆうとんねん。データはあんねんから、好きなだけ閲覧していくらでも「統計的検定をせい」とゆうとるやろ。
はい、MMさんの返事に書かせていただきました。
では。
全然(--;;
3.血液型と性格の関係は?
ない
4.メッセージ:
> しつこいようですが、この質問は「引っかけ」ですか?
何を勘違いしているのか知りませんが、「引っかけ」でもなんでもありません。文字通りの意味です。
もし本当にO型、B型が多いのであれば、(O+B):(A+AB)だけでなく、O:A:B:ABの計算で有意差が出るはずです。
(O+B):(A+AB)での計算の問題点は深田さんが丁寧に説明して下さっています。
「簡単な説明」とやらを聞かせて下さい。
>プロ野球ホームラン王の獲得回数別血液型
見ればわかる通り、「1回以上」つまり「ホームラン王を獲得したことのある選手」であればO:A:B:AB=17人:9人:10人:4人であり、危険率<0.25の「有意差が無い」というデータでしかありません。
O:A:B:AB=48回:12回:32回:5回というのは同じ選手を何度もカウントして水増ししたデータであり、そんなデータを使った計算は当然間違いだと言っているんです。
>上に書いたように、「有意差」が出ている、という部分は意味不明ではありません。
私は『「有意な差らしきもの」のではなくて「有意差」が出ている』などとは思っていません。まるで私がそう考えているかのような書き方は止めてくださいと言っているのです。
う〜ん、ちょっと困りましたね。(*_*)
本当に今までのメールが「文字通りの意味」ということなら、たぶん高校1年生程度(ひいき目に見ても高校2〜3年生程度…)の学力ですから、確率・統計の基礎からの説明が必要になってしまいます(ちなみに、χ2検定は大学教養程度)。到底「簡単な説明」では終わりそうもありません。しかし、基礎から説明するほどの時間はないし…。
しつこいようですがもう一度質問させてください。 「検定力」「タイプ2エラー」「χ2検定の特性」ってわかりますか?
今まで再三質問して答えていただけないようなので、次回の回答がなければ大変失礼ながら「わからない」と判断させていただきます。都合により極力「簡単な説明」とさせていただきますので、どうかご了承ください。(^^;;
全然(--;;
3.血液型と性格の関係は?
ない
4.メッセージ:
>しつこいようですがもう一度質問させてください。 「検定力」「タイプ2エラー」「χ2検定の特性」ってわかりますか?
わかります。
誰も言葉の意味から説明しろなんて言ってません。
もし理解できなければ、あらためて質問するなり自分で調べるなりしますから、基礎は分かっているものとして説明して頂いて結構です。
う〜ん、そうですか…。
私の理解では、もし「検定力」「タイプ2エラー」「χ2検定の特性」がわかっているということなら、「引っかけ」以外に解釈しようがないのですが…。
まあ、そんなことを言ってもしょうがないので少し説明することにしましょう。(^^;;
> もし本当にO型、B型が多いのであれば、(O+B):(A+AB)だけでなく、O:A:B:ABの計算で有意差が出るはずです。
この文章は私には意味不明です。なぜなら、いくら有意差があったにしても、統計的検定では「本当にO型、B型が多い」かどうかはわからないからです。おわかりですよね? 従って、文章の前半は意味不明となります。あるいは、全くの冗談なのか…。もっとも、MMさんが全数調査を行っているなら、「本当にO型、B型が多い」かどうかわかるので、そういう意味なのですか? それなら、ぜひその全数調査のデータを教えていただけると幸いなのですが。
#読者の方のために書いておくと、本当に=100%、という意味です。
あるいは別の可能性もあります。MMさんの「本当に」は、「統計的に」という意味だということです。しかし、それなら冗談としか解釈しようがありません(笑)。なぜなら、もし「本当にO型、B型が多い
」としても、必ずしも「(O+B):(A+AB)だけでなく、O:A:B:ABの計算で有意差が出る
」とは限らないからです。更に不思議なことに、MMさんは「タイプ2エラー」がわかっているということですから、冗談でないとすると引っかけ以外に考えようがありません。一般的に、タイプ2エラーは必ず正となりますから…。
そろそろ、本当の意味を教えていただけないでしょうか?
#ここでも読者の方のために書いておくと、タイプ2エラーとは、本当は差があるのに差がないと判定する誤りのことです。
#危険率は普通はタイプ1エラーの確率で、本当は差がないのに差があると判定する誤りのことです。
では後半に移ります。
なぜ、(O+B):(A+AB)では有意差が検出されるのに、O:A:B:ABでは有意差は認められないのでしょうか? それは、「χ2検定の特性」を考えればすぐわかります。χ2検定と言うぐらいですから、結果は元のパラメータの2乗 のオーダーで効いてくるからです。実際に計算してもいいのですが、それは「χ2検定の特性」をご存じのMMさんにお任せしましょう。私にばっかり説明させないでください(笑)。
この程度なら「基礎は分かっている」レベルですよね。(^^;;
とは言っても、私のレベルはせいぜいこんなものですから、タカがしれています。あまり難しい説明はご遠慮ください(大笑)。
全然(--;;
3.血液型と性格の関係は?
ない
4.メッセージ:
「抗議のメール」の宛先 CNNと産経新聞のHPである。
http://cnn.co.jp/2001/JAPAN/05/28/koizumi.support.rate/
http://www.sankei.co.jp/databox/paper/0105/01/paper/today/politics/01pol003.htm
なんで7月8月に限る必要がある。それともなにか、5月と7月では日本人の血液型比率に大きな変化があったとでもゆうのんか?
5月の時点ではどうやってん。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
>すみません。「ABOFAN」(あるいは能見さんの本)のどこに「基本はA=保守的」
>あるいは「基本はB=変化好き」と書いてあるのですか?
> しつこいようですが、引用元がはっきりしないと返事しようがないのです。
「慣習や秩序を重視」して「型にはまりやすく」「継続的」な人が「変化を好む」とは思えない。
「型にはまらず」、「慣習や周囲にとらわれない」人が「保守的」とは、到底思えない。
それとも「血液型」の教えでは別の判断ができるのかね。あの羅列からはそういう「基本の性格」が
見出せるのよ。「私には見出せません」というなら、それは御大さんの国語力の問題やで。
もっとも文章の読解力に長けてるとも思えへんねんけど。
++++++++++++++++++++++++++++++++
<参考資料>
http://www.b-stone.net/MaeterWorld/blood.html
A型の人は調和的性格を持ち合わせています。
慎重で用心深いのも特徴の一つで、自分を表現する際には、比較的細やかなところまで気を遣う
繊細な人が多いようです。
比較的保守的な部分があるので、自分のスタイルをとても大切にして、安定した環境を求めます。
当然、急激に変化していくような環境は好みません。
B型の人は積極性に優れ、外向的性格を持ち合わせています。
しっかりとした自分というものを持っているだけではなく、それを周囲に対して押しつけていく
積極性があるので、孤立することを嫌います。
また、安定した環境よりも流動的に変化していく環境を好むので、新しいものにはとても興味を
示すタイプが多いようです。
++++++++++++++++++++++++++++++++
「A型 保守的」で検索すると、まあヒットすること。そういった「基本の性格」を世に広めたんは他ならぬ能見さんやろ。他におらへんやん。違うのん?
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
>??? 私は、日本人の血液型分布が0:A:B:AB=4:3:2:1とは言ってませんが…。
A:O:B:AB=4:3:2:1やろ。ほかにあんの?どんな比率?A=3.8とか
AB=0.9なんていいだしなさんなや。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
>はい、MMさんの返事に書かせていただきました。
「本塁打率」は「本塁打王獲得回数」とは違う。本塁打王9回の野村克也は5.49%、
1回の田淵幸一は6.89%やし、タイトルを取っていない清原和博は5.5%で、野村や
5回の落合博満5.51%とかわらんし、3回の掛布雅之5.31%より上なんやで。それでも
結局4%±3%の中に入ってしまうんやな。
う〜ん…。 どうやら随分誤解されているようですね。ここで一応訂正しておきます。(^^;;
小泉内閣の支持率ですが、私は7月と8月のデータが暗黙の了解事項と思っていました。なぜなら、最初にmt_whさんからメールをいただいた時点では、既に各社とも7月の支持率は発表済みでたし、8月の支持率も発表されつつあったからです。5月や6月なら80%以上は常識ですからね。ただし、5月や6月でも与党支持者以外(例えば民主党や共産党…)なら支持率は80%以下が多いようです。
そういうことを踏まえて、
と書いたつもりだったのですが…。最後の「全部」というのは、そういう訳で初めから7月のデータや与党支持者以外のデータを念頭に置いていました。しかし、mt_whさんは、
と書いていましたよね?
どうもおかしいなぁと思っていたのですが、ひょっとしてメールが文字化けして「5月〜6月」が読めなかった(?)のでしょうか? あるいは、世間の常識では、8月2日ごろなら、たとえ7月のデータが発表されていたにしても、世論調査の結果は必ず5月と6月のデータのことなのか…。なんだか不思議でよくわかりません。よろしければ次回にでも教えていただけないでしょうか?
> 「慣習や秩序を重視」して「型にはまりやすく」「継続的」な人が「変化を好む」とは思えない。
> 「型にはまらず」、「慣習や周囲にとらわれない」人が「保守的」とは、到底思えない。
> それとも「血液型」の教えでは別の判断ができるのかね。あの羅列からはそういう「基本の性格」が
> 見出せるのよ。「私には見出せません」というなら、それは御大さんの国語力の問題やで。
> もっとも文章の読解力に長けてるとも思えへんねんけど。
++++++++++++++++++++++++++++++++
> <参考資料>
>
http://www.b-stone.net/MaeterWorld/blood.html
……
> 「A型 保守的」で検索すると、まあヒットすること。そういった「基本の性格」を世に広めたんは他ならぬ
> 能見さんやろ。他におらへんやん。違うのん?
そんなこと私に言われても困ります(苦笑)。私自身は相当の血液型マニアと思っていたのですが、少なくとも能見さんの本ではそんな記述は記憶にありません。また、結果として広まったかどうかも私は知りませんし…。しかし、私の知る限り能見さんがそういう「基本の性格」を意図的に広めたとは到底思えないのです。だからこんなに事実関係や引用元をしつこく聞いているつもりなのですが。
いや、実はmt_whさんは、私以上の血液型マニアなのかもしれませんね。それなら、意地悪しないで引用元を教えていただけませんか?(笑)
とは言っても、これだけではちょっと無責任なので、能見さんの代表的と思われる部分を引用しておきます。以下は、最も有名と思われる神経質についての記述で、『新・血液型人間学』からです(101〜102ページ 傍点は下線に変更)。
“神経質”は困った言葉
神経質という言葉は、古代ギリシャの時代から使い古されてきた言葉である。これこそ絶対、性格用語の本命のように思われている。しかし、改めて吟味して見ると、これまた性格を示す言葉としては、使いものにならないことがわかる。
つまり、ある状況の下には神経質だとか、ある方面には神経質であるとか、ないとかは言うことができる。だが、全方向に神経質な人は、まず、絶対といっていいほどいない。ある人は着るものに神経質で、別の人は食事に神経質だろう。その違いが、性格を語るのに重要なのである。
最近聞いたO型のある高級官僚氏は、趣味の音楽鑑賞はうるさく、神経質なくらいと言われていた。その同じ人が、湯たんぽのお湯を平気で煮炊きに使うという。神経質なんてそんなものである。もし病的な神経質で周囲を手こずらせている人がいれば、その人は、周囲の人の感情には、ドンカン、無神経ということになるのだ。
神経質な人の血液型別の方向を、簡単に列記してみよう。お断りするが、これはあくまで神経質と見られる人の傾向である。
O型は身体や健康について神経質。病的な潔癖症や高所恐怖症もある。社会の中での他人の目、好意や悪意にも神経質となる。
A型は周囲の動きや反応、それに対する自分の姿勢に神経質。物事のケジメ、善悪の評価などに潔癖。未来への悲観主義や、仕事などの完全主義傾向も一種の神経質だ。
B型は自分の気分調整に神経質。行動を制約された状態ではイライラ。過ぎたことにクヨクヨ。事実関係の正誤にもうるさい。
AB型は、人間関係で神経質となりがち。対人恐怖症も一部にいる。自分の社会的役割りや仕事面の蝿張り保持に神経過敏。経済生活の基盤がガタつくと、度を失い気味。
以上の例でも判るように、現在、日常で性格を指す言葉として使われているもので厳密には、性格を明示するに足るものは、ほとんどない。大ていは、行動や表現の断片か、せいぜい、前述のタイプに与えられる名称である。正直な性格とかウソツキなどになると、病的な嘘言(きょげん)症を除き、 単に二、三の行動や表現の評価にすぎない。ウソつきは人間共通の性格といったほうが、まだ事実に近い。
これでわかるでしょうが、A型が「慣習や秩序を重視」して「型にはまりやすく」「継続的」でも、「 心に現状脱皮を願望 」ですから必ずしもいつも「保守的」ではありません。実際、A型は模様替えはかなり好きらしいです。B型も同様で、「型にはまらず」「慣習や周囲にとらわれない」としても、「 束縛嫌うマイペース」なので、自分の考えにこだわると「保守的」な場合もある訳です。結局、能見さんが「A型 保守的」を「基本の性格」としているとは非常に考えにくいと思います。いかがですか?
実は、心理学者も「血液型ステレオタイプ[=性格特性の特徴]の内容は、もはや能見や古川のものとは離れ、それぞれの血液型について核になる特性が存在し、それを中心に全体の内容が形成されている」と指摘しています。「A型 保守的」という性格特性は、そういう文脈で考える必要もあるのではないでしょうか?
念のため、以下は血液型再検討からの抜粋です。
性格特性はなぜ誤解されるのか? どうですか? すばらしい文章でしょう! とても分かりやすいし…。それでは、血液型別の性格特性をもう一度思い出してみてください。ほとんどの内容を思い出せる人は、文句なく記憶力抜群の人です。普通の人は、半分も思い出せないのではないでしょうか?(え?
私だけだろうって…これは失礼しました)
#もっと詳しく知りたい人は、心理学の教科書を読んでみてください。 では、大部分の人はどうしているのか? 手っ取り早いのは、自分の覚えている類似の性格用語と関連させて覚えることです。データを見ると、ほとんどの人はこうやって覚えているようです(松井豊・上瀬由美子 血液型ステレオタイプの構造と機能 聖心女子大学論叢 93ページ H6)。
つまり、4つの血液型の性格特性は、内向−外向・協調性−非協調性と分類して覚えているわけです。この論文を読むと、他の性格特性も見事にこの2つの軸上に乗っていることがわかります。結局、ほとんどの性格特性については、内向−外向・協調性−非協調性と関連付けて記憶していることが明確に証明できるのです(同論文より)。
ここで問題なのは、内向−外向・協調性−非協調性の軸では能見さんの記述にはピッタリあてはまらないことです。内向−外向・協調性−非協調性というのは本来は性格心理学の用語ですが、これらは血液型による性格の差を表すには向いているとはいえません。内向的なO型やB型、外向的なA型やAB型もかなりいるからです。しかし、そういう人でも各血液型の特性にはあてはまっていることが多いのです。実は、私も内向的−外向的や開放的−閉鎖的という軸も考えたのですが、どうもピッタリしませんでした。そこで、質問項目どおり、心を開く−心を開かないとしてみたら、これが実にピッタリなのです。 |
> A:O:B:AB=4:3:2:1やろ。ほかにあんの?どんな比率?
私はこの比率は基本的には使っていません。
> それでも結局4%±3%の中に入ってしまうんやな。
検定結果はどうなのですか? それが書かれてないのでなんとも…。
さてさて、またまた他人のページに出張してきてしまいました深田です
すいませんねぇ邪魔して、ほんと。
邪魔だったら遠慮なく言ってね。そそくさと退散するから
※ でも向こうではABOFANさんと私だけなので、なんか寂しいんだよ。
ただ、こっちは統計中心で、しかもABOFANさんだけでなく、
mt_whさんやmmさんという統計に本格的に詳しい人がいるから
もし間違っているとすればABOFANはおろか、他のお2方からも集中砲火を受けるんではないか
とかなりヒヤヒヤもんですが、頑張りましょう。
さて本題です
....えっと、私の『「何を測っているのか」をちゃんと考えてやってるの?』
という質問は、無視、というか何故か黙ってしまっていらっしゃるようなので(^^;;(c)ABOFAN
まぁ、MMさんとmt_whさんのページだからしゃーねーわなと思いつつ
仕方が無いのでMMさんらの援護射撃です
※ 投稿しようと思ったら、mt_whさんも投稿してらっしゃった。活発でいいですなぁ
まぁ今回はMMさんの前回の意見とABOFANさんのレスについてのみ触れます
つうか、自分のページ用に書いていたABOFANさんへの意見が
今回ABOFANさんがMMさんに宛てた返事にまるっきり似たような内容が合ったので
「こりゃ面白い」とこっちにまたでしゃばりました
まぁ、人の話に口を挟むのがどうやらB型の特質らしいので(大笑)(c)ABOFAN
温かい目で見守ってね♪
うーんと、MMさんは
>誰も言葉の意味から説明しろなんて言ってません。
>もし理解できなければ、あらためて質問するなり自分で調べるなりしますから、基礎は分かってい
>るものとして説明して頂いて結構です。
と言ってるわけですよね。
第三者的にこれを読むと
「検定力」「タイプ2エラー」「χ2検定の特性」の言葉の意味から説明しなくていいから
その3つの言葉を使ってまず説明してみろ
ってしか読めませんがABOFANさんにはそうは読めなかったんでしょうか
それともあえてそう読みたくなかったんでしょうか??
ABOFANさんときたら結局のところ
>まあ、そんなことを言ってもしょうがないので少し説明することにしましょう。(^^;;
といいつつも、結局説明らしきものは
> なぜ、(O+B):(A+AB)では有意差が検出されるのに、O:A:B:ABでは有意差は認められな
>いのでしょうか? それは、「χ2検定の特性」を考えればすぐわかります。χ2検定と言うぐらいで
>すから、結果は元のパラメータの2乗のオーダーで効いてくるからです。
というだけで
「χ2検定の特性」が何に作用しているため差が出ないのかも言わないうちに
つうか、さらには「タイプ2エラー」「χ2検定の特性」にはまったく触れないでしまって
説明を終えています。
思わず「えっ!これで終わり!!」と信じられなくて、マウスのホイールを100回まわしました(大嘘)
密かに楽しみにしてたのに残念....
なんでしょう?ちゃんと説明できない別な理由でもあるんでしょうか??(^^;;(c)ABOFAN
MMさんが聞いている趣旨は(おそらく)
「検定力」「タイプ2エラー」「χ2検定の特性」と言うのは知っている
しかし、その3つで、O:A:B:ABでは有意差が出ないからといって、
(O+B):(A+AB)でやって差の検定をやる妥当性が担保されるとは思えない。
でも、その肝心な妥当性をABOFANさんはぼかしてばかりだ。
だから、とりあえずちゃんと説明してみろ
といっているのだと思いますよ(MMさん違っていたらスマン)
...ABOFANさんも当然ご存知の事と思われますが
特に「仮説検定」においては、タイプ2エラーというのは微妙な立場にあります
「仮説検定」においてはタイプ2エラーの値は「不明」とすべきだという先生もいます
...また、ABOFANさんも当然ご存知の事と思われますが
「検定力」についても統計ではどうやら複数の意味合いがあります
私が知りうる限りにおいては
ひとつは
・統計自体が持つ「検定力」
もうひとつは
・対立仮説の分布と、帰無仮説の分布を比較して計算する「検定力」
後者のやり方はかなり面倒そうなので詳しくは説明しませんが(できません)、
この方法は学会などで問題も指摘されていますが面倒そうなので詳しく説明しません(できません)
...また、ABOFANさんも当然ご存知の事と思われますが
後者の検定力を計算した場合、普通有意差の危険率を提示するように
タイプ2エラーの危険率もp<.20のような形で表記するのが普通なようですが、
ちっともその表記がでてこないのでABOFANさんが言っている「検定力」とは
後者のやり方でいう「検定力」であるとは現在のところ考えがたいです
...さらに、ABOFANさんも当然ご存知の事と思われますが
サンプル数が多くなればなるほど小さな差でも検出できるため
タイプ2エラーを減少させるにはサンプル数を増やせばいいということはよく言われていますが
要素を勝手に自分の都合で組み合わせて「差」自体を大きくしろ
というのはついぞ無学な私は聞いた事がありません
...さてさて、ABOFANさんも当然ご存知の事と思われますが
確かに有意差が出なかった場合、タイプUエラーが含まれている可能性はありますが
だからといって、有意差がでないにもかかわらず「差が出ないけど差はある可能性はある」
と言い続けるのは希望か懇願でしかないわけで、
そんなこと言うなら最初から統計なんてやる必要ないはずです
...つうことで、ABOFANさんも当然ご存知の問題点を私の能力の範囲で列挙しましたが
もちろんABOFANさんはこれらの問題点を理解し、解決した上で
「検定力」「タイプ2エラー」「χ2検定の特性」により、例のχ2検定の統計の妥当性は説明できる
と言っているのだと思います
...あああ、もちろんABOFANさんも当然ご存知の事と思いますが
わたくしめの統計知識はABOFANさんには及びません
上記列挙の問題点について誤りがあればどうぞご指摘下さい
MMさんはともかく、私としては概念はある程度つかんではいるが、
このある程度しか知らない、「検定力」「タイプ2エラー」「χ2検定の特性」の知識では
例のカイ2乗検定の妥当性はどうにも理解できないわけで、
それが疑問として発生しているわけです。
そして
「実際それをABOFANさんがどのように活用してどのように思考したか」
は、結局ABOFANさんしか知らないわけなのです(つうか、明らかにしないしよ)
ABOFANさん自身は「常識でしょ」って思っている事もえてして常識で無い場合もあるし
批判している人間の方が非常識ってことももちろんある。
でもそれを判断するにはABOFANさんがその「常識」と思っている事を話さないと始まんないのだな
>私にばっかり説明させないでください(笑)。
なんて、ろくに説明もしないくせに人に下駄をあずけようというのは、
MMさんにしたら酷、つうか迷惑でしょう。
だって、MMさんは納得いかないから聞いてるんだもん
ABOFANさん
そろそろ、本当の意味を教えていただけないでしょうか?
〜〜さてさて、話は変わります。
MMさんは
> もし本当にO型、B型が多いのであれば...
と突っ込んだばっかりに痛くも無い腹を探られていますが
じゃぁ私は痛い腹でも探って見ましょう
その前に、ABOFANさんのMMさんへの返事を引用しましょう
>なぜなら、いくら有意差があったにしても、統計的検定では「本当にO型、B型が多い」かどうかは
>わからないからです。おわかりですよね?
はい、分かります
>もっとも、MMさんが全数調査を行っているなら、「本当にO型、B型が多い」かどうかわかるので、
>そういう意味なのですか? それなら、ぜひその全数調査のデータを教えていただけると幸いなのですが。
うーん、そういうことになるんですかね
>#読者の方のために書いておくと、本当に=100%、という意味です。
あ、やっぱりそうなんだ
>#危険率は普通はタイプ1エラーの確率で、本当は差がないのに差があると判定する誤りのことです。
うん。前回はそのへんで勘違いが生じましたが、現在では私もそう理解してます。
さて、ここで私のページ(「深田さんからのメール」)で私自身がオマヌケな読み違いをしてしまった
「中間管理職」さんのページの文章を懲りずにもう一回引用してみましょう
※注 ABOFANさんのコメントです
>高受容群は、明らかに有意な差が出ています。なぜなら、4つの血液型すべてで自己の血液型得
>点がもっとも高くなる確率は1/4の4乗ですから、偶然だとすると0.4%以下ですよね。普通は
>5%以下でOKですから文句なく有意となります。ちなみに、全体でも3つはそうなので2%以下で
>す。これも有意ですね
>つまり、高受容群は「本当に差がある」と判定されるわけですから、T2エラー(笑)は起きようがあ
>りません。
...んと、最初に出てくる0.4%以下とか2%以下って数値は、いわゆる「危険率」ですよね
ということは危険率は(統計の理屈上当然ですが)0%では無いってことですよね
なのに「本当に差があると判定される」??
ABOFANさんの言う「本当」の解釈からすると
「100%差があると判定される」って言ってる事になりますよね
これはいったいどういうことなんでしょう?
この文章は私には意味不明です。(大笑)(c)ABOFAN
...まぁ、実際のところこんな細かい言葉の使用違いなんて誰にでもあることですよね
ね、ABOFANさん♪
だから、そんなことにいちいち議論を裂いてもしょうがない
何がいいたいかというと、そんなどうでもいいことに半分ぐらい文面を裂いておいて
肝心の説明がまったくなっていないのは全く本末転倒
のらりくらりと人の意見を批判しながら、肝心のことを言うのをぼやかさないで
とっとと、議論のベースに乗るような統計の私見を述べなさいな、ってことです
あ、次回ABOFANさんがどんな返事をするのか予想がついてしまった
「深田さんも当然ご存知だと思いますが」を連発するんでしょ、ね、ね、ねぇ♪
まぁ、それはいいんでMMさんにちゃんとした説明をしてあげてくださいな。
私も草葉の陰で楽しみにしてます♪
ってことで、退散しまーす
すいませーんABOFANさん、次は、次こそは絶対自分のページに投稿するからねぇぇぇぇ
<続く>←コラ
「深田さんも当然ご存知だと思いますが」今回は都合によりまともに答えません(大笑)。MMさんの返事待ちです。
> 第三者的にこれを読むと
> 「検定力」「タイプ2エラー」「χ2検定の特性」の言葉の意味から説明しなくていいから
> その3つの言葉を使ってまず説明してみろ
> ってしか読めませんがABOFANさんにはそうは読めなかったんでしょうか
> それともあえてそう読みたくなかったんでしょうか??
確かに、そういう意味にも取れますが、別な意味もあるかもしれませんし…。ここは返事待ちです。
> なんでしょう?ちゃんと説明できない別な理由でもあるんでしょうか??(^^;;(c)ABOFAN
> ABOFANさん
> そろそろ、本当の意味を教えていただけないでしょうか?
当然ながら私の意図をわかっていてそう聞いているのですね? それなら今は答えないと回答するぐらいは読んでいますよね(笑)。
> ABOFANさんの言う「本当」の解釈からすると
確かに、中間管理職さんへの回答と、このページでは「本当」の意味が少し違います。タイプ2エラーを説明する場合は、適当な分布を仮定して計算するので、その分布に対して「本当」は云々と言えます。しかし、このページでは「本当」の分布は不明なので、正確な計算はできません。
最初に書いたように、他の回答はMMさんからの返事待ちということで、よろしくご協力のほどお願いします。
とっても(^O^)
2.お気に入りのページ
E−MAIL
3.血液型と性格の関係は?
ある
4.メッセージ:
SHOZO様、
最近、更新が非常に頻繁だと思っていたら、「mt_whさんからのメール」というコーナーで、またまた、総勢4名の激しいバトルを繰り広げていらっしゃったのですね。(^^;
議論の主軸とは直接関係なくて、mt_whさんの論旨に味方するわけでも、SHOZOさんの論旨に味方するつもりもありませんが、mt_whさんの意見でひとつ気になったポイントがありましたので。
A型の記述に対して
>「慣習や秩序を重視」して「型にはまりやすく」「継続的」な人が「変化を好む」とは思えない。
B型の記述に対して
>「型にはまらず」、「慣習や周囲にとらわれない」人が「保守的」とは、到底思えない。
という発想の展開についてですが、個人レベルの性格と、政治的なレベルでの行動の性格は、異なっていると思います。
A型は、個人レベルでは、保守的であり、自分ひとりで周囲の状態に逆らってまで、マイペースな行動を行えないからこそ、世の中全体の枠組みを変えることで自分の個人的状況も何とかしようとする、政治的な革新勢力の中心となりやすいのです。(だから、例えば小泉首相がA型であること、織田信長A型説は、信憑性が感じられます)
それに対して、B型は、世の中のルールがどうであれ、周囲を全く気にせずに(場合よっては他人に迷惑をかけようがかけまいが、知ったこっちゃない)自分のマイペースな世界に生きていけますから、政治的なことに振り回される事自体を嫌う、政治的なことが国民生活の中心課題となる事態の方を嫌うので、政治的には保守勢力的なポジションとなりやすい。(だから、例えば徳川家康B型説は、これまた信憑性が感じられます)
だから、そういうツッコミを基にして、血液型の理論を非難するのは、的を得ていないと思います。
他の、野球や統計の話の方は、どちらが的を得ているのか、僕には、良くわかりません。
たびたびメールをありがとうございます。
A型の場合は、社会やルールを意識して枠組みを変えようとしないのに対して、B型は自分の考えに固執しますから、そういう意味ではどちらも保守的です。他の血液型も同様で、×型だから全てにわたって保守的とは言えないでしょう。
政治的なところは手元にきちんとしたデータがないので、なんとも言えてなくてすみません。
全然(--;;
3.血液型と性格の関係は?
ない
4.メッセージ:
>この文章は私には意味不明です。
そういうことなら言い直します。
「統計的にO型、B型が多いと言う結論が出せるのは、特別な理由が無い限り、(O+B):(A+AB)だけでなくO:A:B:ABの計算でも有意差が出たときだけのはずだ。」
その特別な理由があるのか、と尋ねています。
念の為、初めの指摘に戻って質問しなおします。
「(O+B):(A+AB)で有意差が出る」
「O:A:B:AB)では有意差が出ない」
こういう『計算の仕方によって有意差が出たり出なかったりする』データからは、特別な理由が無い限り「O型とB型が多い」という結論は得られないはずです。
「差が無いと結論すべきだ」と言っているのではありません。「どうとでも取れるデータで、結局どんな結論も得られない」という意味です。
にもかかわらず、ABO FANさんは
>データを見ると一目瞭然ですが、O型とB型が圧倒的に多く、A型とAB型が圧倒的に少ないのです。
>ということで、打撃に関してはO型とB型が有利なのです。
と安易な結論を出しています(そう見えます)。
そこで質問です。
「『有意差がある』『有意差が無い』両方のデータを踏まえた上で、どうやって『O型とB型が多い』と言う結論を出したのですか?
『簡単な説明』とやらをお願いします。」
「タイプ2エラー『かも知れない』」ことぐらい分かります。
しかし、それを言うなら「タイプ2エラーでないかも知れない」「有意差が出たデータこそタイプ1エラーだったのかもしれない」わけで、結局結論は出せません。
O型、B型が多いということがあらかじめ分かっているなら「じゃあ、タイプ2エラーだったんだ」と言えますが、「きっとタイプ2エラーだろうからO型、B型が多いんだ」というのでは話が逆です。
説明よろしくお願いします。
>深田さんへ
援護射撃感謝します。
詳しいだなんてとんでもありません。むしろ私のほうが勉強させて頂いており、ひやひやものなのも私の方です。
う〜ん 、私の予想どおりの回答が届いてしまいました…。(^^;;
まず、
> 「統計的にO型、B型が多いと言う結論が出せるのは、特別な理由が無い限り、
> (O+B):(A+AB)だけでなくO:A:B:ABの計算でも有意差が出たときだけのはずだ。」
これは明らかに論理的におかしいと思います。統計的に(O+B)が(A+AB)より多い(=有意差がある)ということは、「統計的にO型、B型が多いと言う結論が出」ている訳ですよね。何が特別な理由なのでしょうか?
> 「『有意差がある』『有意差が無い』両方のデータを踏まえた上で、どうやって『O型と
> B型が多い』と言う結論を出したのですか?
> 『簡単な説明』とやらをお願いします。」
(O+B)が(A+AB)より多い適当な分布を仮定して、簡単に上のような「有意差がある」「有意差が無い」結果を導くことができます。つまり、本当に(O+B)が(A+AB)より多い場合でも、必ずしも「(O+B):(A+AB)だけでなくO:A:B:ABの計算でも有意差が出」るとは限りません。
> 「タイプ2エラー『かも知れない』」ことぐらい分かります。
> 「有意差が出たデータこそタイプ1エラーだったのかもしれない」わけで、結局結論は出せません。
どうも、「χ2検定の特性」をご存じないようですね。困りました…。
いずれにせよ、MMさんは検定の理論はご存じのようですが、実際にデータをいじった経験があまりないのだろうと推測します(失礼!)。
次回にでも、もう少し詳しく説明させていただきます。よろしくお願いします。
[注:深田さん本人の希望では深田さんのメールのページに掲載してほしいとのことでしたが、読みやすいようにこのページにも掲載しました。]
〜〜〜T1・T2問題雑感〜〜〜
さてさて、T1・T2問題は、ABOFANさんの指摘がまさにそのとおりということで
決着がついた(と私は思っている)ので、その後日談としてちょっと書いてみましょう。
> そう素直に認められてしまうと、ここで議論は終わりになってしまいます(笑)。
> 何パターンかの反論を考えていたのですが、全くムダになってしまいました(大笑)。
とのことですが、だってあれ、誰が判断しても「読み誤り」以外の何者でもないでしょ。
でももったいないので、「明白な読み違い」に対する「反論」がちょっと知りたい気分...
しまった、ごねれば良かった。(で、でもどうやってごねろというのか....)
まぁ、これについては別の観点でちょっとごねてみました。
それは「mt_whさんのメール」の頁にあります。
そして、それに再びABOFANさんが返事を書いていたのですが
「もう、どうぞつっこんでください」
といった内容なので、ぜひとも突っ込んでみたいと思います
本来であればそっちの頁で返事すべきなのですが、
「いつまで人のページに出張しているんだ」とABOFANさんに怒られそうだし
そんな「統計」とは違うテーマで人の頁を騒がすのも心痛いので、こっちでしましょう
ただ、他の読者さんから
>深田さん等とのやりとりはすごい展開ですね。よくやるなあというのが感想です。
>僕も議論好きだけど、読み物としてはちょいと疲れるのも確かです。
という意見も寄せられていますので、ちょっと工夫して
今までの経緯と概要についてと、ABOFANさんの返事に対する反論をまとめて
裁判劇のように工夫してみました。
ただし、実際の「mt_whさんのメール」の頁でのやりとりと主旨は変わらないようにはしたのですが
この形式にするにおいて、ニュアンスは確実に変化してしまうので
絶対に、まず、「mt_whさんのメール」の頁でのやりとりを見てから以下の文を読んでください
ちょっとは読み物っぽくなったかな?
(相変わらずゲロ長ですが...)
果たして、
ABOFANさんが慧眼して、やっと間違いに気がついてくれるのか
それとも、敏腕弁護士が登場するのか
もしくは、単なる茶番だと決め付けて、すっかりだまってしまわれるのか...
どっちにせよ、読者のみなさんも、陪審員として楽しんでいただければ幸いです
=================================================================================================
[事件名]
ABOFANさんによるMMさん「本当に」事件
=================================================================================================
[被害者]
MMさん
=================================================================================================
[被告人]
ABOFANさん
=================================================================================================
[検察]
深田
=================================================================================================
[事件概要]
被害者における
「もし本当にO型、B型が多いのであれば...(後略)」
という発言に対し、被告は「この文章は意味不明」と断定し、その名誉を貶めた
その理由の主旨は「統計では本当に多い」とかなんて言えない、ということである
=================================================================================================
<裁判長>
まず被告人、被害者の発言を意味不明とした理由をのべなさい
--------------------------------------------------------------------------------------------------
<被告>(mt_whさんのメールのページより抜粋)
いくら有意差があったにしても、統計的検定では「本当にO型、B型が多い」かどうかはわからないからで
す。
おわかりですよね? 従って、文章の前半は意味不明となります。
あるいは、全くの冗談なのか…。もっとも、MMさんが全数調査を行っているなら、
「本当にO型、B型が多い」かどうかわかるので、そういう意味なのですか?
それなら、ぜひその全数調査のデータを教えていただけると幸いなのですが。
#読者の方のために書いておくと、本当に=100%、という意味です。
--------------------------------------------------------------------------------------------------
<裁判長>
検察側、この発言に対し、何かありますか?
--------------------------------------------------------------------------------------------------
<検察側>
陪審員のみなさん、惑わされてはいけません
そもそも「本当に=100%」という定義を持ち出したのは他ならぬ被告です
被告の意見を聞くと、
あたかも被害者のほうが「意味不明」なことを言い
被告はそれに論理的に正しく反論しただけかとお思いかもしれません
しかし、良く考えてください、
被害者の意見が「意味不明」になってしまった理由は
被害者の意見が本当に意味不明だったからではなく
被告自身が突然「本当に=100%」という定義を持ち出したことに原因があります!
つまり、被害者はもともと「意味不明」であったのではなく
被告の勝手な主張により「意味不明」に仕立て上げられてしまった、全くの被害者なのです
--------------------------------------------------------------------------------------------------
<裁判長>
被告の勝手な主張とはどういうことか
「本当に=100%」という考え方はある意味妥当と言えるのではないか
--------------------------------------------------------------------------------------------------
<検察側>
確かに「本当に=100%」という考え方はある意味間違っているとは言えません
しかし、被告が自分の都合によりその「本当に」の解釈をころころ変えております
そのような自分勝手なあやふやな基準で、被害者の意見を「意味不明」と決め付けてしまい
被害者が「意味不明な事をいう人」というイメージを植え付けようと試みた事は
被害者を無意味に冒涜したことであり、厳しく断罪すべきであると思われます!
--------------------------------------------------------------------------------------------------
<裁判長>
被告が『自分の都合によりその「本当に」の解釈をころころ変える』とはどういうことか
--------------------------------------------------------------------------------------------------
<検察側>
はい、こちらの資料を提出します。
被告の「中間管理職さん」のページにおける被告の発言です。
--------------------------------------------------------------------------------------------------
<資料>(中間管理職さんのメールのページより抜粋)
高受容群は、明らかに有意な差が出ています。なぜなら、4つの血液型すべてで自己の血液型得点がもっとも
高くなる確率は1/4の4乗ですから、偶然だとすると0.4%以下ですよね。普通は5%以下でOKです
から文句なく有意となります。ちなみに、全体でも3つはそうなので2%以下です。これも有意ですね
つまり、高受容群は「本当に差がある」と判定されるわけですから、T2エラー(笑)は起きようがあませ
ん。
--------------------------------------------------------------------------------------------------
<検察側>
ちなみに、被告は被害者への返事の中でこのように述べております。こちらの資料も提出します
--------------------------------------------------------------------------------------------------
<資料>(mt_whさんのメールのページより抜粋)
タイプ2エラーとは、本当は差があるのに差がないと判定する誤りのことです。
危険率は普通はタイプ1エラーの確率で、本当は差がないのに差があると判定する誤りのことです。
--------------------------------------------------------------------------------------------------
<検察側>
さて、それに基づいて資料を読んでください、
被告は「0.4%以下」「2%以下」という基準を持って差を有意と判定しています
しかし、「0.4%以下」「2%以下」というのは「危険率」を指し示しているのです
もちろん被告の言うとおり、全数調査でもしない限りこの危険率は0%にはなりません
なのに、被告はこの数パーセントの危険率の存在を無視して
「本当に差がある」と判定される、としております
被告の主張を借りれば
『「100%差がある」と判定される』と言うことになってしまいます
つまり、この資料と、被害者への言動を照らし合わせると
この資料における彼の言動もまた「意味不明」になってしまうのです
--------------------------------------------------------------------------------------------------
<裁判長>
確かに、「本当=100%」という定義を他人の意見に当てはめて、「意味不明」とするならば
自分の意見にも「本当=100%」という定義を当てはめて、「意味不明」としなくてはなりませんね
--------------------------------------------------------------------------------------------------
<検察側>
なのに、自分を差し置いて、被害者の文章のみを「意味不明」扱いするとは言語同断です!
このような明らかな被告自身の過失が認められる以上
被害者は被告から与えられた不本意な「意味不明」のレッテルは不当ということになります
しかし、このような間違いはおそらくだれもが犯してしまうであろう問題であり
被告は間違いであった事を認め、
被害者に謝罪の上、その自らの「過失」によって与えてしまった「意味不明」のイメージを払拭に努めれば
それ以上の罪に問う必要は無いと思われます。
--------------------------------------------------------------------------------------------------
<裁判長>
わかりました。それでは今回は時間が来ましたので閉廷します
次回は被告の論述から始めます
=================================================================================================
(......ここまでが、私の前回のメールの内容の概要に当たる部分です。
そして、以下が、前回の私のメールに対するABOFANさんの返事と、私の反論に対応します)
=================================================================================================
<裁判長>
それでは開廷します。
被告人、なにか意見はありますか?
--------------------------------------------------------------------------------------------------
<被告>(mt_whさんのメールのページより抜粋)
確かに、中間管理職さんへの回答と、このページでは「本当」の意味が少し違います。
タイプ2エラーを説明する場合は、適当な分布を仮定して計算するので、その分布に対して「本当」は
云々と言えます。しかし、このページでは「本当」の分布は不明なので、正確な計算はできません。
--------------------------------------------------------------------------------------------------
<検察側>
裁判長!
被告は明白な過失があるのにもかかわらず、愚にもつかない主張でなんとか言い逃れようとしております
反省の情薄く、叙情酌量の余地すらありません!
また、言い逃れの罪はもはや、過失として済まされるものではなく
故意犯としてさらに重い罪が与えられるべきです。
--------------------------------------------------------------------------------------------------
<裁判長>
被告の主張は正当ではないのですか?
--------------------------------------------------------------------------------------------------
<検察側>
はい、被告は自分勝手な「本当」の定義をして、それをもって被害者を糾弾をしていたわけですが
今回は自分が糾弾される場合になると、また自分勝手に「本当」の再定義をして
自己があたかも間違っていないかのような印象を与えようとしています!!
自分の都合で「本当」の定義をころころ変え
人の意見に反論する時は、「相手の都合が悪くなるような定義」
自分の意見に反論された時は「自分の都合が良くなるような定義」
を新たに勝手にどんどん持ち出すのは、虫がいいとしか言えません!
そのような論理はすでに「論理的」とは言えません!
--------------------------------------------------------------------------------------------------
<裁判長>
検察は、このような定義を被告人が「新たに勝手にどんどん持ち出す」と言っているが
もしも被告人が、あらかじめ
通常は「本当=100%」だ。
ただし、タイプ2エラーを説明する場合は、適当な分布を仮定して計算するので、
その分布に対して「本当」は云々と言える。
という定義をすでにしていた可能性はないのですか?
--------------------------------------------------------------------------------------------------
<検察側>
裁判長!被告は、この論争よりも前においてHP上のどこにも
被告はそのような「本当」の定義づけなどおこなっておりません!
--------------------------------------------------------------------------------------------------
<裁判長>
それは事実ですか?HPに掲載されているもの全てをチェックしたのですか?
--------------------------------------------------------------------------------------------------
<検察側>
う....それは....全部とは言い切れませんが...
す、少なくとも、「MMさんのメール」と「中間管理職さんのメール」のページでは
そのような定義づけはおこなっておりません....
--------------------------------------------------------------------------------------------------
<裁判長>
つまり、実は定義づけられている可能性は無くはないのですね。
実際はどうであったかは、陪審員のみなさんに確認していただきましょう
しかし、現時点では定義づけられている可能性が残るので
検察側は定義づけられているという前提で話を進めてください
--------------------------------------------------------------------------------------------------
<検察側>
...分かりました。
では、仮にそのような定義がすでにあったとして、
問題となっている「中間管理職さんのメール」のページにおける被告のコメントは
その定義に当てはまるかどうかを検証していきましょう
しかし、この
>タイプ2エラーを説明する場合は、適当な分布を仮定して計算するので、
>その分布に対して「本当」は云々と言えます。
というのは、はなはだ不完全なもので、検証する必要性も実は私には感じられません!
--------------------------------------------------------------------------------------------------
<裁判長>
その理由は?
--------------------------------------------------------------------------------------------------
<検察側>
第一に、『「本当」と言える』と言ったのは誰か?
統計的にそうなっているのか?それとも被告の個人的希望であるのか明確ではありません
もしも「被告の個人的希望」であるのであれば、ただの言い訳にもなりません
第二に、あれほど被害者に対し「本当」の厳密さを求めた被告が、
「仮定」して計算した分布から「本当に」を導き出してしまえるなんていう
絵空事のような論理を許容するわけがない。
これを許容するのであれば、被害者の使用した「本当に」の使い方も、ある程度許容して
やるべきだと思われます。
まぁしかし、それらの問題はおいておいても、それでもまだ説明の足りない部分が残ります
それは
・「適当な分布」とは何の分布を示しているか、
こんな肝心な事を明らかにしてはいないのです!!
これでは、ちゃんと定義しているとはいえません!
明確な指針を示していない限り、被告の
>「本当」の意味が少し違います。
という発言の正当性を保証する言い訳にはなり得ないのです
そして、それを明らかにしなかったということは、
自分の発言の正当性の保証の再検証を、自ら放棄したということに他なりません!!
いや、むしろ、何の根拠も無いからこそ、このような空虚な言い訳をしたとしか思えません!
--------------------------------------------------------------------------------------------------
<裁判長>
検察側の意見には若干主観的な推測が混じっているようです。慎むように
例えば、「タイプ2エラーを説明する場合は、」と言っているのであるから
タイプ2エラーの分布と考えても良いのではないのかね?
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<検察側>
裁判長!
被告は都合が悪くなると「そういうふうには言っていない」と
すぐ逃げを打つずるがしこいヤツです!!
もし、「タイプ2エラーの分布」と仮定して話を進めても、被告が都合が悪くなると
「どこをどうみても、そのように書いてあるとは思えない」
なんて言い出すに決まってます!
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<裁判長>
検察官、ここは厳正なる裁きの場です
ここはあくまで「中間管理職さん」のページと被害者に向けられた言動のみに着目すべきであり
それ以外での場面での被告の言動を判断に取り入れてはいけません。
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<検察側>
...わかりました、そういう意味では「タイプ2エラーの分布」を指し示すと予測されます
そう言えるもう一つの理由として、被告は被害者に対して
>いくら有意差があったにしても、統計的検定では「本当にO型、B型が多い」かどうかはわからない
と言っています。
つまり、『有意差=危険率が低い状態』があっても「本当に多いかわからない」としていますから
このことから「タイプ1エラーの分布」での判断は、
被告の言う「本当と言える」条件には当たらない事が判断できます
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<裁判長>
話を進める前に、タイプ1エラーの分布とタイプ2エラーの分布の違いを簡単に述べてください
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<検察側>
わかりました。私の理解した範囲で簡単に述べましょう
タイプ1エラーの分布は、「帰無仮説の誤差、もしくは確率の分布」であり
タイプ2エラーの分布は、その分布にさらに
「対立仮説の誤差、もしくは確率の分布」を重ね合わせて計算する必要があります
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<裁判長>
わかりました。
それでタイプ2エラーの分布は「ある仮説」を立ててからでないと作れないのですね
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<検察側>
私はそのように受け取っています
では続けます
ではもう一回資料として提出した「中間管理職さんへの回答」へ戻りましょう
わかりやすく被告の論旨をまとめるとこうなります
1:0.4%以下とか2%以下という有意差が出ている
2:だから「本当に差がある」と判定される
3:タイプ2エラーは『差がない』と判定される時に発生するのであるから、
論理的に考えてもタイプ2エラーは発生しない
「タイプ2エラー」という単語は出てきていますから、
この「中間管理職さんへの回答」において
タイプ2エラーを説明している
としてもやぶさかではありません
しかし、被告の主張によれば、「本当に」と使っていいには、
さらに『適当な分布を仮定して計算』しなければならないということになります。
しかし、被告のこの記述においては、
その『適当な分布を仮定して計算』したという事実はどこにも残されていません
むしろ、有意差が出れば、そんな事やる必要の無いといったような論調です
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<裁判長>
しかし、それは言わなかっただけで
実は被告は裏ではちゃんと『適当な分布を仮定して計算』してから物を言ったのでは?
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<検察側>
わかりました、それも可能性のある要素として許容しましょう
しかし、被告の主張によれば、「本当に」と使っていいにはもう一つ条件があります、
「その分布」、つまりタイプ2エラーの分布に対して言わなくてはならないのです
しかるに「中間管理職さんへの回答」において、被告は何を言っているかというと
「0.4%以下とか2%以下という有意差が出ている」から
「本当に差がある」と言っているのにすぎず
「タイプ2エラー」の事が出てくるのはその結論が導かれた後です
結局のところ、「帰無仮説の誤差、もしくは確率の分布」、つまり『タイプ1エラーの分布』を根拠に、
「本当に」と言っているのに過ぎないのです!!
いったいどこに「タイプ2エラーの分布」が出てきて、
いったいいつそれに対して「本当」と言ったのだというのでしょうか!!
被告は、
>タイプ2エラーを説明する場合は、適当な分布を仮定して計算するので、
>その分布に対して「本当」は云々と言えます。
と主張しておりますが、
今回の分析でお分かりのように
中間管理職さんのところの彼の発言は、その自ら提示した『本当と言える条件』を全く満たしていないので
す!!
--------------------------------------------------------------------------------------------------
<裁判長>
つまり、被告は
>タイプ2エラーを説明する場合は、適当な分布を仮定して計算しその分布に対して「本当」は云々と言
える。
とあたかも自己の正当性を主張しているかのように見えるが
実際に問題になっている中間管理職さんのところで被告が言った「本当に」の使用においては
『その用件を実は満たしていなかった』ということになるのですね。
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<検察側>
そういうことになります。
ではなぜ被告は何故
>タイプ2エラーを説明する場合は、適当な分布を仮定して計算しその分布に対して「本当」は云々と言
える。
ということをわざわざ言わなくてはならなかったのでしょう?
中間管理職さんのメールのページにおいて、自分が実際に
タイプ1エラーの分布に対し「本当に」と言っていたのか
それともタイプ2エラーの分布に対し「本当に」と言っていたのか
言った本人がわからなくなるわけはありません
また、たとえ分からなくなっていたとしても、
自ら言い訳をする以上、対象となっている部分にその言い訳があてはまるかどうかぐらいは
当然判別がつくはずです
つまり、被告の
>確かに、中間管理職さんへの回答と、このページでは「本当」の意味が少し違います。
>タイプ2エラーを説明する場合は、適当な分布を仮定して計算するので、
>その分布に対して「本当」は云々と言えます。
という発言は、
本当は被告自身、間違いに気付いているくせに
どうしてもそれを認めたくないがための、その場しのぎの思慮の浅い、稚拙なウソをついた
という悪意が見え見えなのであります!!
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<裁判長>
果たしてそれが、結果としてウソだったのか、初めから明確な意図をもってウソをついたのか、
そういう被告の意図までは断定するのは良くないでしょう。
ではそろそろ論告をまとめてください
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<検察側>
わかりやすく比較しましょう、
被告は被害者に対して
>いくら有意差があったにしても、統計的検定では「本当にO型、B型が多い」かどうかはわからない
と言いました
しかし、中間管理職さんに対しては
>偶然の確率が0.4%以下なのだから有意といえる。つまり「本当に差がある」と判定されるのです
とのようなことを言っています。
これを一瞥すれば、被告が被害者に対して批判したことを、自分でも犯しているという事実が明白です
しかし、そのような指摘がされた場合においても、
被告はなおも非を認めず
>確かに、中間管理職さんへの回答と、このページでは「本当」の意味が少し違います。
>タイプ2エラーを説明する場合は、適当な分布を仮定して計算するので、
>その分布に対して「本当」は云々と言えます。
という主張をし、
あたかも、
自分が「中間管理職さん」のところではタイプ2エラーの分布に対して「本当」と言ったのだから
被害者に対して文句を言った『「本当」の使い方』とは違う
というようにもとれる発言をしたのです。
しかし、結局のところ被告は「中間管理職さん」のところにおいても、被害者の発言同様
『タイプ1エラーの分布に対して「本当」』といっているに過ぎず、
『タイプ2エラーの分布に対して「本当」』なら言えるとする被告の主張は
「中間管理職さん」での問題の発言とは全くの無関係であったことが判明しております
当然自分でも、全くの関係の無いということが分かりうるような事柄を、
なぜあえて述べたか
それは、陪審員の理解を誤った方向に向け、自分の有利にしようという
被告の狡猾な意図をもっておこなわれたものなのだと疑られてもしょうがないことです。
また、もし故意でなかったにせよ、明白な過失を認めようともせず
陪審員をただ混乱させるのを目的としたような無意味な発言をしたことは、
十分偽証罪の適用に値すると思われます
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<裁判長>
では、検察側の求刑を
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<検察側>
最初に被告が犯した
「被告自身も冒しているような過ちをもって、被害者を糾弾する」
という罪においては、軽微な過失と認定するにやぶさかではありません
その後の被告の弁論における
「明らかな間違いであるにかかわらず、被告はそれを認めたくないがために、狡猾なウソをつく」
と言う行為は、明らかな故意であり、論議を冗長に混乱させる重大な罪であると認定します
また、明確な誤りを指摘された後においても、誤った根拠を示してでも、なんとしてでも
「自分の意見の場合は『本当』といって良く、相手の意見の場合『本当』という表現は否定する」
という自己矛盾...というよりもむしろ自分勝手な主張を貫こうとする行為は
被告自身が度々口にする「科学的」「論理的」とはまったくかけ離れた論理であるといえます
よって、検察側は、被告に罪があることは明らかなものであるとし
以後被告は、この件を反省し、被害者の名誉の復権に勤め
また、今後このようなことが無いように
「他人の文章を、自分が批判を与えるに都合がいいように勝手に読解する」
という行為を慎む事を要求いたします。
以上です。
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<裁判長>
わかりました。
それでは被告人の意見陳述に移ります。
ただし、被告人は感情に溺れることなく、今回のこの経緯をよく読んだ上で、
「中間管理職さん」のページと「mt_whさん」のページで述べられたことを対象とした問題に限定し
広義な解釈に陥ることなく、明確な根拠と論理性を備えた意見を発言してください
自分に過失や嘘があったかどうかの事実関係を明確にした後に
弁護すべきところはきちんと根拠のある弁護をし、認めるべきところは認めるようにしてください。
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長文のメールありがとうございます。
私は法律には疎いのですが、陪審員裁判となれば、必然的に刑事裁判ですよね? 調べてみたところ、確かに名誉毀損でも刑事裁判になるケースもあるようです(実例はあるのかな?)。でも、刑事裁判なら黙秘権もありますし、被告には必ず弁護人を付けないといけません。私が付けられないと言ったら、国選弁護人でもなんでも付けないといけないのはご存じでしょう。証人尋問には反対尋問も必須ですよ。アメリカの刑事ドラマで有名なセリフはご存じですよね?
#なお、日本では陪審員制度はありません。戦前はあったらしいのですが…。
ということで、深田さん、優秀な国選弁護人の手配をよろしくお願いします(笑)。
刑事裁判なら、万が一裁判に負けて有罪判決が下れば前科者になってしまいます。それでは私も困りますからね。(*_*)
まぁ、常識的に考えると、仮にχ2検定の解釈が間違っているにしても、刑事裁判にはならないと考えた方が妥当でしょう。そんなことしたら、心理学者なんてほとんど前科者になってしまいます(←冗談です)。私は未だにそんな話は聞いたことがありませんし…。
#民事裁判なら、弁護人も証人尋問も陪審員も必須ではないようです。
#それなら、陪審員や弁護人云々はナンセンスとなります。
冗談はこのぐらいにして、本題に移りましょう。問題らしき(?)記述について、順を追ってコメントします。
まずは、私の「本当に」についての文章です。
> 「本当に差がある」と判定される
ご存じのとおり、正確に言えば、「血液型により差がないという帰無仮説が棄却される」ということになります。普通の人なら、帰無仮説が棄却された場合は、「『本当に差がある』と判定される」(注:「本当に差がある」とは違います)と言いませんか? いや、深田さんは「全数調査以外は認めない」というならそれでも結構です。あるいは、どんなに小さな危険率で帰無仮説が棄却されたにしても、「『本当に差がある』と判定される」とは言えない、ということでも結構です。そういうことなら、私も潔く「『本当に差がある』と判定される」は撤回して「帰無仮説が棄却される」と訂正します。
もっとも、それなら小泉内閣の支持率が80%超であることは全数調査をしない限り証明できませんから、世論調査なんか全くナンセンスということになってしまいます。いや、ありとあらゆる統計的検定は実質的に無意味になってしまいます。理由は言うまでもなくおわかりですよね?
では、MMさんの「本当に」についての記述に移ります。
> もし本当にO型、B型が多いのであれば、(O+B):(A+AB)だけでなく、O:A:B:ABの計算で有意差が出るはずです。
私は、この文章の「本当に」は、明らかに「帰無仮説が棄却される」という意味ではないと判断しました。なぜなら、前者では帰無仮説が棄却されているのに対して、後者ではそうではない(=帰無仮説は棄却できない)からです。となると、「本当に」は何らかの統計的でない(絶対的な?)基準があるとしか思えません。従って、私には「本当に=100%」と解釈しました。
その後、MMさんから、私にも理解できる新たな補足説明がありました(感謝!)。それは、「統計的にO型、B型が多いと言う結論が出せるのは、特別な理由が無い限り、(O+B):(A+AB)だけでなくO:A:B:ABの計算でも有意差が出たときだけのはずだ。」 ということです。これについては、次回にでも少しはまともに説明するつもりですので、あまり期待せずに気を長くしてお待ちください。
時間の関係で、ここではごく簡単な説明だけしておきます。結論だけ書いておくと、10人では少々サンプル数が足りないようなのです。
仮にここで、ホームランの上位の真の分布は、O型、B型がそれぞれ50%ずつであるとしてみます。
#本当にそうであるということではなく、あくまでも仮定ですので念のため。
この場合、「本塁打ベスト8」の血液型分布は、O型4人、B型4人とするのが一番もっともらしいと言えるでしょう(時間の関係で2項分布の細かい説明は省略)。このデータに対して、O:A:B:ABについてχ2検定を行ってみるとχ2=7.69が得られ、危険率を計算すると5%超になるので帰無仮説は棄却できません。しかし、(O+B):(A+AB)ならχ2=7.24となって危険率は1%以下ですから、帰無仮説は棄却されて「差がある」と言えます。
つまり、サンプル数が8人しかないなら、「もし本当にO型、B型が多い」としても正しい結果が得られない(=タイプ2エラー)ことがあるのです!
実際のサンプル数は、8人よりちょっとだけ多い10人ですから、同じようなことが起こっていると推測できます。ただ、実際に「本塁打ベスト10」のタイプ2エラーを計算するとなると、こんなに単純なものではなさそうです。いや、実は少し考えたのですが相当面倒くさそうなので、実際の計算は省略させていただきます。(^^;;
従って、「統計的にO型、B型が多いと言う結論が出せるのは、特別な理由が無い限り、(O+B):(A+AB)だけでなくO:A:B:ABの計算でも有意差が出たときだけのはずだ。」 とは言えないと思いますがどうでしょうか?
以上のことは、「χ2検定の特性」を知っていれば、より簡単に理解できる…はずだと思います。
今日のところは時間がないので、この程度で悪しからずご容赦ください。
全然(--;;
3.血液型と性格の関係は?
ない
4.メッセージ:
>これは明らかに論理的におかしいと思います。
何もおかしくありません。有意差がある=O型とB型が多い、ではありませんから。
タイプ1エラーでご自分で説明したではありませんか。
>本当は差がないのに差があると判定する誤り
危険率以外にも、データの取り方が悪くても、極論すればデータを丸ごとでっち上げても数字の上で差がつけば有意差は出ます。
O:A:B:ABと傾向が一貫しなければ「統計的に多い」とは言えないはずです。
また、「O+Bが多い」ことと「OとBが多い」ことは別だということは既に深田さんが説明してくださっています。読んでいないのですか?
以下は深田さんへのレスの方が詳しいので、そちらから引用します。
>「もし本当にO型、B型が多い」としても正しい結果が得られない(=タイプ2エラー)ことがあるのです!
「ことがある」のは初めから分かっています。「ことがある」では根拠にならないといっているのです。
「ことがある」というのは「そうでないこともある」という意味です。
「本当に差があるのに有意差が出ない『こともある』」し、
「本当に差が無くて有意差が出ない『こともある』」
ABO FANさんにはその区別がつくと言うのですか?
データの一貫性無しに区別がつくというのであれば、どんな「特別な理由」によるのか、と聞いているのです。
それから、
>O:A:B:ABについてχ2検定を行ってみると(中略)帰無仮説は棄却できません。
>しかし、(O+B):(A+AB)なら(中略)帰無仮説は棄却されて「差がある」と言えます。
統計についてご存知の方がこんなことを言うなんて信じられません。
帰無仮説は棄却されたりされなかったりするものではありません。
帰無仮説を棄却するというのは、そのことについて結論を出すということです。
データを集め、それを分析(検定)し、間違いは取り除き、必要ならば追加の実験を行い、それでもなお一貫した傾向が見られた場合に初めて帰無仮説を棄却するのです。
有意差が出たくらいで、ほいほい棄却するものではありません。
>10人では少々サンプル数が足りないようなのです。
サンプル数が足りないのはその通りです。
では、「回復!スパスパ人間学」で否定派がなぜ「通算本塁打200本以上の現役選手」のデータを持ち出してきたか、当然分かりますよね?
サンプル数が足りないのが分かっているから、よりサンプル数が多いデータを持ってきたのです。
>となると、NO派は結構無理をしているようですね。(^^;;
無理でもなんでも無いのは当然分かりますよね?
それにもう一つ。
深田さんへのコメントのうち、いくつか私の回答待ちになっていたものがあったはずです。議論を停滞させないよう出来るだけ早く回答してきたつもりです。
深田さんへのコメントを付けてもらえませんか?どんな回答をされるのか私も興味があります。
素早いレスをありがとうございます。
しかし、困りましたね。
本当に統計をご存じなのか、それとも引っかけなのか。でも、以前のメールから察するに、文字どおり解釈せよということなんでしょう…。
一般的に、統計だけでは100%確実な証明はできませんから、以前に書いたようにこの議論はするだけ無駄ということになります。
時間がないので、今夜はこのぐらいにしておきますので悪しからず。
<裁判長>
それでは開廷する
ちなみに被告人に申し上げる、
作者は「裁判劇の『ように』」と言っておる
よって、実際の裁判とはもちろん異なる事もあるし、
被告人が望むのであれば弁護士を登場させてもかまわない
しかし、この空間はアメリカや日本と言った特定の「国」ではないので
残念であるが、「国」選弁護人は用意できない
まぁ、私裁判長も検察側も手弁当でやっているので、弁護士の手配はそちらでやって欲しい
もちろん、有罪判決が降りたとしても、刑務所・死刑台などは
こちらとしても準備するつもりはないので、もし個人的に欲しいのであればそちらで用意して欲しい
あと、陪審員のみなさん
「深田さんのページ」ではそうでもないが、また「mt_whさんのページ」にも掲載された場合
文章同士にちょっと間があき分かりにくいと思われるので
冗長であるが、もう一度この場で、被告の証言を再掲したいと思う
ちなみに、この証言のあとに
「その後、MMさんから、私にも理解できる新たな補足説明がありました〜」
とのパラグラムが存在するが、そのくだりは、今回の裁判に関連してではなく、MMさんとのやりとり
に関連する返事であるから、
このことに関してはMMさん、及び検察官ではない時の深田氏に別項を設けて論議していただくことにする
今回の裁判では対象としないのでご了承願いたい
あと、冒頭にも「裁判について」の話もあり、面白いがここでは割愛する。
被告の実際の返事を参照にして欲しい
では、以下が被告の証言である。
--------------------------------------------------------------------------------------------------
<被告>
まずは、私の「本当に」についての文章です。
> 「本当に差がある」と判定される
ご存じのとおり、正確に言えば、「血液型により差がないという帰無仮説が棄却される」ということになりま
す。
普通の人なら、帰無仮説が棄却された場合は、
「『本当に差がある』と判定される」(注:「本当に差がある」とは違います)と言いませんか?
いや、深田さんは「全数調査以外は認めない」というならそれでも結構です。
あるいは、どんなに小さな危険率で帰無仮説が棄却されたにしても、
「『本当に差がある』と判定される」とは言えない、ということでも結構です。
そういうことなら、私も潔く「『本当に差がある』と判定される」は撤回して「帰無仮説が棄却される」と訂
正します。
もっとも、それなら小泉内閣の支持率が80%超であることは全数調査をしない限り証明できませんから、
世論調査なんか全くナンセンスということになってしまいます。
いや、ありとあらゆる統計的検定は実質的に無意味になってしまいます。理由は言うまでもなくおわかりです
よね?
では、MMさんの「本当に」についての記述に移ります。
> もし本当にO型、B型が多いのであれば、(O+B):(A+AB)だけでなく、
> O:A:B:ABの計算で有意差が出るはずです。
私は、この文章の「本当に」は、明らかに「帰無仮説が棄却される」という意味ではないと判断しました。
なぜなら、前者では帰無仮説が棄却されているのに対して、後者ではそうではない(=帰無仮説は棄却できな
い)
からです。
となると、「本当に」は何らかの統計的でない(絶対的な?)基準があるとしか思えません。
従って、私には「本当に=100%」と解釈しました。
--------------------------------------------------------------------------------------------------
<裁判長>
さて、非常に残念ではあるが、私がこう言った事はお忘れだろうか?
>ただし、被告人は感情に溺れることなく、今回のこの経緯をよく読んだ上で、
>「中間管理職さん」のページと「mt_whさん」のページで述べられたことを対象とした問題に限定し
>広義な解釈に陥ることなく、明確な根拠と論理性を備えた意見を発言してください
第1パラグラフの中盤「いや、深田さんは〜」からのくだりは、当裁判には無意味である
ただし、これが被告の問いかけだとすれば、検察側も答えねばなるまい。
検察側、あなたは「全数調査以外は認めない」という立場なのですか?
--------------------------------------------------------------------------------------------------
<検察>
いえ、今までそのようなことをいった覚えはありません。
--------------------------------------------------------------------------------------------------
<裁判長>
では、もうひとつ
検察側は「中間管理職さんのページ」での被告の言った事が「正しい・正しくない」
ということを争点としているのかね
--------------------------------------------------------------------------------------------------
<検察>
いえ、検察側は「中間管理職さんのページ」の「正しい・正しくない」を焦点としているのではありません
事件名を見ていただければ分かるように
『ABOFANさんによるMMさん「意味不明」決め付け事件』
となっております
要点を述べれば、
被告は被害者の文章に対し「意味不明」と申し立て
まるで被害者の文章が何ら根拠が無い戯言のように言っておりますが
それは単に被告の認識がおかしいだけであり、
被害者は何ら罪は無いということであります
そして「被告の認識がおかしい」と言う根拠として検察側は
被告自身が被害者の文章がおかしいとした理由、
つまり『本当=100%』として被害者の文章を見ると統計的におかしい
と指摘したのに、「中間管理職さんのページ」においては
同様の場面において自分では「本当に差がある」という言動を取っており
ここがポイントですが、
例えば、被害者に対する『本当=100%』として『意味不明』とする態度が正しいのであれば
「中間管理職さんのページ」における被告の言動も同時に「意味不明になる」
その場合、まさに意味不明なのは
自分でもその「意味不明」な事を言っていながら、同じような事を言った被害者に対し
鬼の首でも取ったかのように糾弾するという態度は妥当ではないし
もし、「中間管理職さんのページ」における被告の言動が正統だと言うのであれば
被害者の言動も正統となるわけであるから、「意味不明だ」という被告の主張は妥当ではない
つまり、
「中間管理職さんのページ」での被告の言った事と、被害者を「意味不明」としたことに
被告自身の『矛盾』が生じている
という、その『矛盾』自体を争点としているのであって
「中間管理職さんのページ」での被告さんの言った事が「正しい・正しくない」
を問題にしているのではありません
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<裁判長>
うむ。裁判の進行記録を見る限りにおいても、そうであったことが分かる。
であるから被告の
私も潔く「『本当に差がある』と判定される」は撤回して「帰無仮説が棄却される」と訂正します。
という被告の発言も、そのようなことをそもそも検察は要求してないので無意味である。
被告はもう一度裁判記録を読むよう、強く要請する
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<検察>
裁判長!もうひとつ、この裁判に妥当ではない発言があります
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<裁判長>
それは何かね
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<検察>
裁判長、この場のやりとりは
このHPの作者の目的に照らし、「科学」もしくは「論理」に基づき行われなくてはいけないと考えられます
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<裁判長>
うむ、それは当然である。
被告も十分それを承知だと思うが?
--------------------------------------------------------------------------------------------------
<検察>
しかし、被告は大切な論述の中で
>普通の人なら、帰無仮説が棄却された場合は、
>「『本当に差がある』と判定される」(注:「本当に差がある」とは違います)と言いませんか?
等と申しております。
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<裁判長>
それに何か問題が?
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<検察>
ひとつに「普通は」というあいまいな基準で自説を述べている点
そしてもうひとつは「普通は」と言って、
陪審員にまるで被告の言っていることが「統計的に正しい意見」であるかのような誤解を与える一方
結びでは「と言いませんか?」という問いかけの形で終わり、
何ら明確な事実を伝えるものでは無くなっている事があげられます。
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<裁判長>
「言いませんか?」というあいまいな表現は確かに相応しくないと思うが
「普通は」という言い方も問題あるのかね?
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<検察>
では裁判長、彼のいう「普通は」、とはどういうことでしょうか?
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<裁判長>
ええと、一般的に...いやこれは同じ意味か
大部分の人は、ということではないのかね
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<検察>
まぁ、正確に言えば「統計に携わる大部分の人」とでも言いましょうか
しかし、裁判長、「大部分の人がやる」と言うことは「一部の人はやらない」ということですよね
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<裁判長>
確かに。
例えば本当に...ウォッフォン、これは今は禁句だな
例えば統計手法としてちゃんと正しいのであれば
かえって、一部の除外事項を含める「普通は」などというあいまいな表現は必要ないな
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<検察>
ちなみに、だからといって絶対に「普通は」と言う言葉は使われないというわけではありません。
例えば、
Aのようなデータを扱う場合の統計手法にa・bの2つがあるとして
「普通は」aを使う、なんて言いかたはします。
ただし、そのような場合、aでもbでも統計は正しくできる事は間違いないが、
aよりbのほうが検定力が低いので「普通は」aを使う、という明確な理由付けが必要です。
しかるに、被告はその「普通は」という言葉になんら根拠を示していません
根拠が示されないのであれば、只単に被告の意見として「普通」と言っているにすぎないでしょう
では、被告の意見だとして、
被告は「大部分の人が言っている」ということをどこで調べたのでしょうか?
ちょくちょく被告は「普通」だの「一般」だの「通常」だの、
あたかも「自分の意見はみんなが正しいとしている」と言うような印象を与える効果を狙った発言が
目立ちますが、
結局のところ、只単に「普通」と言ったのでは、「科学的」もしくは「論理的」な根拠が全く無い、
せいぜい判明するのは被告自身がそう思っているということだけなのです
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<裁判長>
参考までに聞くが、検察自身の意見はどうかね?
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<検察>
私にとっては被告の意見なんて「個人的見解」としかとれませんから
私も「個人的見解」として述べるに留めたいと思います
私であれば、帰無仮説が棄却された場合は、「有意な差が認められる」と言います
差が「只の引き算的に導き出される差」ではなく
「誤差以外の効果が発生している確率が高い差」と言う意味で「有意な差」という言葉を示すのであって
わざわざそれを「『本当に差がある』と判定された」などと、
誤解を生じやすい言葉に変換する必要は無いと思われるからです。
また、私が今まで読んだ、心理学をはじめ、化学、工学、医学等の分野の論文でも
「有意差が認められた」という記述は見た事がありますが
「本当に差があると判定された」という能天気な記述があったとの記憶はありません。
とはいえ、これはあくまで「個人的見解」であって
もしかしたら、被告の周りの友人達や、被告が読んだ論文にはあったのかもしれません。
さらにいえば『漫画でカンタンにわかる統計学』とかいう本で
白衣を着たおっさんが、野球帽をかぶった少年に
「世の中には誤差というのが溢れているんじゃ。
だからただの引き算だけでは『本当に』効果があったか分からないんじゃ
そこで、『本当に』効果があるかどうかを統計で調べるんじゃ」
とか言っていた事を被告は「座右の銘」としているのかもしれません。
もちろんそんな本は私は知りませんし、被告の頭の中までは分かりません
結局のところ、被告のような無根拠な状態で「普通」と言われた場合、
確かに我々は反証不能になります。
もし「絶対」と言うのであれば、そうでない事象を一つ突きつければいい話ですが
「普通」はいったい全体に対して何割占めたら普通になるかあいまいですから、
全体がいくつで、そうでない事象がいくつだから「普通」ではない、ということを調べる事はできません
しかし、逆に被告は「普通であること」を実証できるでしょうか?いやできません
同様に「普通であること」を実証するには全体に対して何割占めると普通かを明確にし
全体がいくつで、そうである事象がいくつだから「普通」だと言わなくてはなりません
まぁ、そのへんの日常会話レベルの話の時なら別に「反証」も「実証」も不要ですから
「普通はねぇ」とか言ってもかまわないでしょう
しかし、このように「反証」も「実証」も不能な「普通」という概念を
「科学」や「論理」持ち込むのであれば、お門違いもはなはだしいということになります
そもそも、被告は根拠があればそれをはっきり言う人間であります
しかし、根拠が無いのであれば、それは示せない
それでも陪審員の皆様にあたかも根拠があるかのような印象を与えたいがために
「普通は」という無根拠な、それでいて
「あたかも」正しい事を言っているかのような「印象を与える」尺度を持ち出します。
せひとも、陪審員様はそこのところを騙されないようにしてください
逆に言えば、被告が「普通は」等と言い出したと言う事は
「論理のネタが尽きて、感情に訴えてきている」と考えても差し支えないかと思われます
まぁ、以上のことから、被告の
>普通の人なら、帰無仮説が棄却された場合は、
>「『本当に差がある』と判定される」(注:「本当に差がある」とは違います)と言いませんか?
という証言自体、信憑性がまるでなく、採用すべきではないと思われます
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<裁判長>
長い論述でしたね...。
まぁ、この「普通」論議による被告の明確な根拠の提示があるまで、
被告の
普通の人なら、帰無仮説が棄却された場合は、
「『本当に差がある』と判定される」(注:「本当に差がある」とは違います)と言いませんか?
という主張は陪審員の頭の中から除外しておいてほしい。
ただし、
正確に言えば、「血液型により差がないという帰無仮説が棄却される」ということになります。
という意見は採用するがよろしいかね。
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<検察>
結構ですが...
私も検察と言う追及する側から離れ、老婆心から忠告したいのですが
本当に採用していいのか、被告にもう一度確認したほうがよろしいかと思います
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<裁判長>
なぜそんな必要があると?
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<検察>
そう聞かれると、追求せざるを得ないのですが
お忘れでしょうか?前回の被告の「本当に」と言っていいケースとして被告自身
タイプ2エラーを説明する場合は、適当な分布を仮定して計算するので、その分布に対して「本当」は
云々と言えます。
と論述しました。
この論述については、前回の公判で
「例えそうだとしても、少なくとも『中間管理職さんのページ』での被告の「本当に」には適用されない」
事が判明されていますし、被告もその反論は述べておりません。
しかし、おかしなことに、今回の公判において、突然前回自分が何を言ったのか忘れたかのように
「帰無仮説が棄却された場合」という『本当に』といって良い
と新たな定義を持ち出しました
『ご存知のように』
と言われても、私検察側としては
被告は
「タイプ2エラーの分布に当てはめた時に『本当』と言える」と思っている
と思っていましたので
突然
「タイプ1エラーの分布に当てはめた時にも『本当』と言える」と言い出されても
『あんたのそんなころころ変わる考えなんてご存知ではないですよ』
としか言いようがありません
被告は、健忘症の癖でもあるのでしょうか?
それとも、触れられたくない事は、反論も認める事もせず
全く違う事をしれっと言い出すのが彼のいう「科学的」「論理的」とでも言うのでしょうか
しかし、このことから分かるのは
「中間管理職さんのページ」で被告が「本当に」と記述した時
被告は何ら確たる考えも無くただ適当に「本当に」と書いただけであったということです
そうでなければ、後になって都合が悪くなるたびに、
ころころ考えを変わるということがあるはずはありません
逆に言えば、当時は何ら明確な考えが無かったからこそ
現在、厚顔無恥さながら、前に自分が言ったことを忘れたフリをしながら
必死につじつまが合いそうな言い訳を次から次へと新たに出しているにすぎないのです
とすれば、被告自身が「本当に」という言葉にさほど注意を払っていないのに
被害者の「本当に」という発言に対し、突然お堅い定義を持ち出すというのも妥当ではありません
どちらにせよ、被害者が「意味不明」とされてしまったのは妥当ではないということになります。
しかも、このまま今回の意見を採用すると、
被告の非論理性というものがたまたま「被害者の返事」に対して現れただけなのではなく
この公判においても「非論理性」しか示せないのであるから
もともと素養が「非論理的」である、というはなはだ不名誉な推論が成り立ってしまう危険があります
ここは被告のためにも、もう一度再考をうながさせるべきだと思われます。
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<裁判長>
なんだかんだいって、結局しっかり追求しているじゃないか...
まぁ、わかった。
少なくとも、被告の詳細が無い限り、今回の被告の意見と前回の被告の意見は全く整合性が見られないので
被告自身のためにも、もう一度必要があれば、前回の意見を踏まえた意見を述べなおすように勧めよう
じゃあ、第1パラグラフは、保留するとして
第2パラグラフにおいて、被告は新たな提案をしてきたようだ
どうやら、検察側は被害者の発言のほうも省略せずもう少し吟味すべきだったのでは無いのかね
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<検察>
被害者の言動を分析しなかったのは確かに検察側の手落ちでした
それを謝罪した上で、この被告の意見に対して分析をおこないたいとおもいます
あの場面で被害者が言ったのは
もし本当にO型、B型が多いのであれば、(O+B):(A+AB)だけでなく、
O:A:B:ABの計算で有意差が出るはずです。
という言動であり、確かにその言動においては、
我々検察側も明らかに「帰無仮説が棄却される」という意味ではないと判断しました。
では、その判断から「本当に=100%」に至るまでの被告の論理形態を整理しましょう
1.なぜなら、前者では帰無仮説が棄却されているのに対して、後者ではそうではない。
2 となると、「本当に」は何らかの統計的でない(絶対的な?)基準があるとしか思えない。
3 従って、私には「本当に=100%」と解釈しました。
となっています。
しかし、私はこの結論に疑念を挟まざるをえません
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<裁判長>
その理由を述べよ
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<検察>
実際に当てはめてみると分かりますが
「もし100%O型、B型が多いのであれば...」
...何を言っているのか分かりません。確かに意味不明です
確かにそういうことが言えるケース
例えば「O型、B型」が割合にして2、それ以外が1の場合や
「O型、B型」が全てを占めて、それ以外は0の場合は
まぁ、そういう表現をする場合もあると思います
しかし、それまでの被害者と被告人のやりとりを観察しても、
そのような前提で話しているようには思えませんし
被害者も「そういうことを述べているわけではない」と言うと思います
むしろ、一番びっくりしているのは実際に当てはめてみたら
なんともトンチンカンなことになってしまうことに気付いた被告自身ではないでしょうか?
陪審員のみなさん、念のために言っておきますが
被害者が実際に「もし100%O型、B型が多いのであれば」と言っているからトンチンカンになったのでは
なく
被告が自ら主張する「本当に=100%」という解釈を適応したらトンチンカンになってしまったのです
つまり、「もし100%O型、B型が多いのであれば」というトンチンカンさの原因は
「文章読解能力」「国語力」あるいは「数学の知識」等における
被告自身の何らかの過ちが引き起こしているのです
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<裁判長>
うむ...確かにトンチンカンであるな...
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<検察>
裁判長、この程度の詭弁に惑わされるようじゃ、被告にすっかり騙されてしまいますよ
今のはわざと、トンチンカンに解釈して見せただけです
被告に好意的に解釈してやるとすれば
「本当に=100%=確実に」
とでもしてやれば
「もし確実にO型、B型が多いのであれば...」
という、それなりに意味が通る内容になると思います
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<裁判長>
おいおい、分かっているなら始めからそう言いたまえ
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<検察>
失礼しました
しかし、分かっていたのではなく、もしかしたら被告は本気で
「もし『100%』O型、B型が多いのであれば」
と思っていたのかもしれませんよ。
あくまで、私検察側の好意で、日本語として通じやすい言葉に変換してやっただけです
さて、どう読解すべきかは被害者に聞かないと分かりませんが
ちなみに検察側がこの文章を「本当に」以外で読みかえるならばこう読解いたします
「もし『実際には』O型、B型が多いのであれば」と。
個人的には、こう読めば少なくとも「意味不明」にはならなかったと思います
ただし、被告の脳内のボキャブラリーが貧弱で
どう読んでも「100%」もしくは「確実」という言葉しか当てはめられなかった
というのであれば、ご同情の上、それを「誤り」と問いただすのも控えるべきかもしれません
ところで、「実際にO型、B型が多い」のかどうかという言葉に変えても、
実際にそうなのかは、それこそ全数調査でもしない限り分かりません
しかし、陪審員の皆さん、ひとつ重大な事を見落としてやいませんか?
被害者はわざわざ「もし、」をくっつけて、仮定の話としてしているのです。
仮定の話なのに、それが現実には不可能だからといって糾弾されるべきなのでしょうか?
被告のような語り口調を借りれば
「現実には不可能なことは、仮定の話としてでもしていけないというのであれば
母集団という概念を使う統計は全くのナンセンスだとしか言えません。
まさか被告は統計で母集団を仮定して統計をするのはナンセンスだとでも思っているのですか?」
といった感じでしょう。
通常であれば省いてしまいがちなこの「もし」
被害者が慎重であり、きちんと仮定と現実を分けたがために、
この場でその無実が証明されたのです!
それよりも、もっと着目すべき論理の破綻があります
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<裁判長>
それは何かね
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<検察>
はい。今回被告はまたいろいろな事を新たに言い出して裁判を混乱させようと企てているようですが
私も、彼が何を言っているのか混乱せざるをえません
問題の被害者に対する被告の言葉で
> いくら有意差があったにしても、統計的検定では「本当にO型、B型が多い」かどうかはわからない
> からです。おわかりですよね? 従って、文章の前半は意味不明となります。
> #読者の方のために書いておくと、本当に=100%、という意味です。
と言ったのですが
一方今回の陳述においては
『「本当に」は何らかの統計的でない(絶対的な?)基準があるとしか思えないから』
従って、「私には「本当に=100%」と解釈しました。」
と言っています
前者の論理構造は、言葉の順番こそ最後になってますが、「本当に=100%と解釈する」を当てはめた上で
「意味不明」と評価しているのが分かると思います。そのため、こうなります
1 「本当に=100%と解釈する」
2 例え有意差が出ても、そのようなことは統計的検定では言えない
3 だから意味不明である
そして今回の陳述の論理構造は
1 そもそも被害者は統計の事を言ってないと思った
2 その考えによれば、統計とは異なる基準で言っているはずだ
3 だから「本当には100%と解釈する」
となってます
では、両者に共通する「本当に=100%と解釈する」を軸に並べ替えてみましょう
1 そもそも被害者は統計の事を言ってないと思った
2 その考えによれば、統計とは異なる基準で言っているはずだ
3 だから「本当に=100%と解釈する」
4 例え有意差が出ても、そのようなことは統計的検定では言えない
5 だから意味不明である
お分かりでしょうか?
1、2番で「被害者は統計の事を言っていない」という前提で「本当=100%」としたくせに
4番目になるとそれをもう忘れてしまったのか、「それは統計的には言えるはずが無い」という、
「本当=100%」の前後で、被害者の言を「統計の事ではない」としたり「統計の事」としたり
全く一貫性が無いのです
...やはり被告に健忘症の線が濃厚になってきてしまいました
まぁ健忘症かどうかはともかく
「意味不明」なのはやはり被告の論理だとしか言いようがありません
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<裁判長>
健忘症かどうかは当裁判では関知しないぞ
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<検察>
分かってます。
それではまとめに入らせていただきます。
今回、被告は新たに
帰無仮説が棄却された場合は、「『本当に差がある』と判定される」
等と言い始めましたが
前回の被告の論述から被告における「本当に」が使われるケースが定義されたと思いきや
それが「中間管理職さんのページ」では実は通用しなかったことが判明するや否や、
全然前回の論述では全く触れなかった定義を持ち出すという
まさに泥縄な論述であり、このままでは検討する価値すらありません。
さらに、「普通」という言葉を使用していますが根拠が明らかではありません
そのような言葉は「科学的態度」としては慎むべきだと思います
また、被害者の言動のほうこそ問題があるとの主張でありましたが
被害者の言動を分析したところ、少なくとも「意味不明にはならない解釈」が存在することが判明し
「意味不明」になった原因はやはり被害者には無く、
あえていうなら
被告の文章の基本的な文法の理解とボキャブラリーの不足としか言いようが無い結果となりました
また、「本当=100%」という判断に至ったプロセスを
当時の言動と、今回の論述とで合わせると、まったくつじつまが合っていないことが判明しました
通常は、論述を重ねる事によって、論理の穴は埋まり、ますます強固になるのが普通ではありますが
被告の場合、論述を重ねれば重ねるほど、被告自身の論理と言うのが破綻していくとしか思えません
それが、被告自身の論理の素質なのか健忘によるものかは分かりませんが
そんな無茶苦茶な論理で「意味不明」とされてしまった被害者が可愛そうでなりません!!
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<裁判長>
なるほど、わかりました
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<検察>
あと、最後にひとつ私見をこの場を借りて言いたいと思います
現在も被告と被害者は論争らしきものしていますが
被害者は、
「検定力」「タイプ2エラー」「χ2検定の特性」は分かってると思っていいから、
まず、説明してみろ!
と、さらには言葉を尽くして「おかしい理由」を述べているのに、
被告にいたっては、説明してやってもいい、とか言いながら、いつまでたっても何の芸も無く
本当に「検定力」「タイプ2エラー」「χ2検定の特性」をご存知ですか?
「引っかけ」以外に解釈しようがないのですが
といった、漠然とした反論のみで
ほとんど被害者の質問に答えていないのに陪審員はお気づきでしょうか
ちゃんと答えないのは、ちゃんと答えられないからと私は思わざるをえません
何より、おそらく被告においては、私の見たところ
人が正しいとする事に対し、自分の考えとは違うということを、
まるで「そして自分のほうが科学的に正しい」ように言って攻めるのは得意ですが
人に被告のやっている事は間違っていると指摘されると
自分がやっているのは当然正しいと思っているが、
「何で正しいのか」は実は知らないので、科学的論理的説明ができないのでうまく守れない
というのが実情ではないでしょうか?
議論をするだけ無駄、と言ってはいますが
被害者が実際に聞きたいのは、おそらく
「科学的推測法における、統計という道具の使い方の有りかた」
について聞いているのでしょう
なのに、わざわざ
「統計だけでは100%確実な証明ができるのか」
というように自分で解釈して
わざと「議論をするだけ無駄」という方向になんとか持っていこうとしているのは
ほかならぬ被告自身なのではないでしょうか?
ちなみに、
「科学的推測法において、統計という道具の使い方の有りかた」
という命題は
実際のところ、『データをいじった経験が沢山ある人』においても
「ただ、統計と言うブラックボックスに数値を入れたらなんか結果らしきものが出てきた」
「統計と言うブラックボックスに数値をこういう風に入れると都合のいい結果が出てくる」
なんていういじり方をしているような人には、
例え1000000件のデータをいじったとしても理解できない命題でしょう
逆に『データをいじった経験があまり無い人』
であっても、ちゃんと「科学」と「統計」の関係について分かっていれば分かる話です
そういう意味では「ひっかけですか?」というのはある意味当たっている事でしょう
なにせ、ABOFANさんに「正しい」ことを説明をさせる
という試み自体が、ABOFANさんの論理を破綻させる「ひっかけ」になるのですから
ですから、今もおそらく被害者にさらに言葉を費やさせる事で
そのうち出てくるかもしれない末端的な言葉の使い方の誤りを指摘し
「本来の問題ではない事」
に話をすりかえるチャンスをうかがっているのではないでしょうか?
被告はそのような態度を反省し、きちんと「論理的」「科学的」立場に立ち戻らなくては
また今回のような事件がくりかえされる可能性は大きいと思います。
ですから、私検察官は、
過失にせよ故意にせよ、そのような事を繰り返していたら
被告が自ら求めていると思われる「論理性」「科学性」を自らが放棄してしまうことに
早く気付いて欲しいと心底思うのであります。
以上です
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<裁判長>
わかりました
最後の検察側の弁であるが、
確かに、人間と言うものは
「自分の信じる事は正しい、そしてみんなも正しいと思っているはずだ」
と思いがちである。そして、
「自分が正しいと思っている事を他人が信じないのは、他人のほうが知識が浅いからだ」
と傲慢にも思いがちだ
しかし、「言わずもがな」は本当に「言わずもがな」なのか
実は「言わずもがな」と自分が思っているのは本当は間違っていないのか?
それは結局のところ「言って」お互いに検証しないと分からないものなのだ
ということを理解せねばなるまい
それで自分が正しいと分かるのであればそれに越した事は無い
そして間違ってたら間違ってたでいい、
自分の間違いに気付くと言うのは立派な「得」だからだ
まぁ、被告においては
検察の意見のようにもし「今やっていない」のであっても
だからといって「後でもやらない」ということは言えないはずだ
もしかしたら、分かりやすく説明するために思考をまとめているから
「まだやっていない」のかもしれない
とりあえず、そちらのほうはこちらの事件とは別な事件として
陪審員の方々にも見守っていて欲しい。
さて、次に再び被告の論述に入るわけであるが
前回は質問意図がわかりにくかったのでは?ということを踏まえ、
今回は被告が答えるべき問題点をまず提示しておこう
・なぜ、前回は「タイプ2エラー分布に対して本当」と言えると定義しながら
今回は突然「帰無仮説が棄却された場合」という『本当に』といって良いと言い始めたのか?
前回の回答から今回の回答に至る変遷を論理的に説明せよ。
また、その論理は「中間管理職さんのメール」での発言の時点であったものか
それとも今回の裁判の経過において、事後承諾的に作ったものか明確にせよ。
・そもそも、なぜ前回わざわざ対象になっているケースに当てはまらない定義を持ち出したのか
当てはまらない事を知ってて言ったのか、それとも何も考えないで言っていたのか
それとも検察官の反証とは異なり、実はあてはまるのか
・今回述べた「本当=100%」の解釈に至る過程と、当時被告が言った「意味不明」に至る解釈
を整理して並べると明らかにおかしいが、どういうことか
・本来、他人の文章を読むに当たっては、意味を解釈するように読むのが本来であり
そういう意味ではわざわざ「意味不明」になる「本当=100%」という概念を当てはめた事に
妥当性はあるのか、また「もし」という語句を全く無視していたのではないか?
これらの問題点とあわせて
・当初から言われていた「中間管理職さんのメール」での発言と、被害者への発言は矛盾しないのか
そして結論として、
・被害者の文章を「意味不明」とした原因は、被害者にあるのか被告にあるのか
明確にして欲しい
もちろん、それ以外の検察に対する反論も許可されるが、
まず、焦点である上記の問題に答えて欲しい。
加えて、証言においては、今までの被告自身の言動と合わせても
論理が崩れないような説明をするようにに留意して欲しい
また、自分でも立証不能な「普通」「通常」「一般」などというあやふやな概念の使用は控えて欲しい
もちろん、被告に黙秘権は認められる。都合が悪い事は言わなくてもよろしい。
なんで都合が悪いかは陪審員の判断にまかせられる....
それでは、次回、被告の証言があるまで閉廷とする
こちらはとりたてて急ぎはしないので
被告においては、「時間が無いので簡単に」等といわないで、
裁判の趣旨と論点を理解し、自分の弁護がしっかりできるまでじっくり考えてから証言して欲しい
ちなみにこれは私から皆さんへのおまけの問題である
統計における使用方法の誤りを考える一助としてちょっと考えてみてほしい
『Aさんが外出してふと前を見たら、「1234」というナンバーの車を見た
ちなみに、小さい番号は2桁で、ナンバーが選べる制度の前のものであった
Aさんは計算してみてびっくりした。
なんとそのナンバーを「偶然」見る確率は約10000分の1なのである!
Aさんは言った
そんなに低い偶然は統計的にはありえないと考えてよいはずだ!
だから私が「1234」というナンバーの車を見た事は「必然」なんだ!!
果たしてAさんの推測は正しいのか?そしてその結果に再現性はあるのか?』
(ちなみに元ネタは『科学は不確かだ!』RPファインマン著 岩波書店)
以上。ではまた次回の公判まで
いやぁ、力作ですね。すごいなぁ。
しかし、どうも全然議論がかみ合いませんね。困ったな…。急がば回れで、まず中間管理職さんのメールのところを再検討しましょうか。
私はこう書きました。
> 統計的検定の判定の誤りは2つあります。
> 1. タイプ1エラー…本当は差がないのに差があると判定する誤り
> 2. タイプ2エラー…本当は差があるのに差がないと判定する誤り
これはどういうことかというと、タイプ2エラーの説明については、前の返事に書いたとおりです。理解しやすいように再掲しておきます。
仮にここで、ホームランの上位の真の分布は、O型、B型がそれぞれ50%ずつであるとしてみます。
#本当にそうであるということではなく、あくまでも仮定ですので念のため。
この場合、「本塁打ベスト8」の血液型分布は、O型4人、B型4人とするのが一番もっともらしいと言えるでしょう(時間の関係で2項分布の細かい説明は省略)。このデータに対して、O:A:B:ABについてχ2検定を行ってみるとχ2=7.69が得られ、危険率を計算すると5%超になるので帰無仮説は棄却できません。しかし、(O+B):(A+AB)ならχ2=7.24となって危険率は1%以下ですから、帰無仮説は棄却されて「差がある」と言えます。
つまり、サンプル数が8人しかないなら、「もし本当にO型、B型が多い」としても正しい結果が得られない(=タイプ2エラー)ことがあるのです!
実際のサンプル数は、8人よりちょっとだけ多い10人ですから、同じようなことが起こっていると推測できます。ただ、実際に「本塁打ベスト10」のタイプ2エラーを計算するとなると、こんなに単純なものではなさそうです。いや、実は少し考えたのですが相当面倒くさそうなので、実際の計算は省略させていただきます。(^^;;
つまり、ホームランの上位の分布は本当にO型とB型が多い、と仮定しているのです。具体的には、O型、B型がそれぞれ50%ずつであるとしています。
ところが、実際にサンプル数を8人として計算してみると、本当にO型とB型が多い(=差がある)はずであるにもかからわず、帰無仮説を棄却できない(「本当は差がない」と判定される?)という、不思議な結果になってしまいました。くどいようですが、これがタイブ2エラーです。
従って、MMさんの言う、
> もし本当にO型、B型が多いのであれば、(O+B):(A+AB)だけでなく、O:A:B:ABの計算で有意差が出るはずです。
という命題は、必ずしも成り立たないことはわかっていただけるでしょうか?
#つまり、サンプル数が少ない訳です。それは、「検定力」や「χ2検定の特性」を考えればわかるはずですよね。
しかし、深田さんやMMさんもよくご存じのように、必ずしもこの逆は言えません。つまり、帰無仮説を棄却できなかったから本当に(=100%の確率で)差がないとも、帰無仮説を棄却できたから本当に(=100%の確率で)差があるとも…。この判定を間違う確率がタイプ1&2エラーな訳です。これまたくどいのですが、危険率はタイプ1エラーのことです。
よって、めでたく帰無仮説を棄却できたにしても、残念ながら本当に差があるとは言えません。ただ、普通は危険率を考慮しつつも「本当に差がある」と判定はされるでしょう。普通の人なら、そう判断するはずです。
「当社が実施した世論調査によると、小泉内閣の支持率は80%超である」という新聞報道があったにしても、信頼区間を計算しろとは普通の人(でいいですよね?…笑)は言いませんよね。少なくとも、私は言いません。その理由は、普通の人は「小泉内閣の支持率は本当に80%超である」と判定しているからでしょう。
違いますか?
いや、100%の確率で「小泉内閣の支持率は80%超である」とは言えないから、そんな世論調査の結果は認めない、というならそれでも結構です。それなら、私も「本当に」云々という前言を本当に撤回します(笑)。
その意味で、MMさんのメール(その6)で、「有意差が出たデータこそタイプ1エラーだったのかもしれない」と断言されてしまうと、統計的検定の意味がなくなってしまうので、私には理解できなかったのです。
ただ、再度読み直してみると、「本当に差がある」と判定するよりは、「本当に差がある」と推定する、とした方が適切だったのかもしれません。確かに誤解されやすい表現だったかもしれないので、ちょっと反省…。(^^;;
全然(--;;
3.血液型と性格の関係は?
ない
4.メッセージ:
>私はこの比率は基本的には使っていません。
せやから、どんな比率やのん?てきいてるやん。もともとの比率がわからんかったら割合が多いのか少ないのかわからへんやん。それに「基本的」てなんやの。
その都度、都合のええように変えてしまう、ということかいな。
ちなみに能見さんは「4:3:2:1」やで。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
>検定結果はどうなのですか? それが書かれてないのでなんとも…。
「はい、MMさんの返事に書かせていただきました。」という内容が違うというてんのになんでここに戻ってくんのんかね。やっぱり「血液型」では説明がつかん数字は扱いたくないという意識の表れと見るほかないんやろかね。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
>A型の場合は、社会やルールを意識して枠組みを変えようとしないのに対して、
>B型は自分の考えに固執しますから、そういう意味ではどちらも保守的です。
「そういう意味」てどういう意味やねん。無茶苦茶ゆうたらどんならんて。
広辞苑にも「保守的・保守主義」は「旧来の伝統、慣習を重んじてそれを保存、固守する」というふうに書いてある。つまり「保守的」なのは「A型」ということやんか。
「自分の考えに固執する」のを「保守的」とはいいまへん。もっと日本語を勉強しなはれ。
固執している「考え」がものすごく「革新的」やったらどうなんの。
だいたいやね、「「保守的」という言葉は使っていない」なんてのは、「頭が悪いとはいったが「馬鹿」という言葉は使っていないので「馬鹿にした」訳ではない。「馬鹿」と言った証拠を出せ」と言うようなもんで、これを「子供の屁理屈」というんや。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
>他の血液型も同様で、×型だから全てにわたって保守的とは言えないでしょう。
当たり前やん。「血液型」なんか何の関係も無いやん。
>A型は、個人レベルでは、保守的であり、自分ひとりで周囲の状態に
>逆らってまで、マイペースな行動を行えないからこそ、世の中全体の
>枠組みを変えることで自分の個人的状況も何とかしようとする
>B型は、世の中のルールがどうであれ、周囲を全く気にせずに
>(場合よっては他人に迷惑をかけようがかけまいが、知ったこっちゃ
>ない)自分のマイペースな世界に生きていけますから、政治的なこと
>に振り回される事自体を嫌う
この方のおっしゃってることも、ようわかりまへん。現状維持を考えて「世の中全体の枠組みを変えること」をしないから「保守的」なんやし、「周囲を全く気にせずに、マイペースな世界に生きていけ」るのなら、嫌おうが嫌うまいが「政治的なことに振り回される事自体」なかろうというもんやで。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
> 「当社が実施した世論調査によると、小泉内閣の支持率は80%超
>である」という新聞報道があったにしても、信頼区間を計算しろとは
>普通の人(でいいですよね?…笑)は言いませんよね。少なくとも、
>私は言いません。その理由は、普通の人は「小泉内閣の支持率は
>本当に80%超である」と判定しているからでしょう。
これは何?「自分は普通の人」やから「小泉内閣の支持率は80%超」に文句はつけん、というとんのか?
どっちでもええけど、この状態で日本人の血液型の比率はどうなっとったんや。
血液型による判断基準の差はどこにどんくらい出とったんや。
答えてくれへんから何度もきかんならんやんか。
ついでに「有意差らしきもの」について説明したげよ。
これは、ランダムサンプリングではなく、恣意的に母集団を限定した上で「これだけ血液型で差があるのだ」といっているもののこと。だから「200本以上の現役選手」では「血液型」による差がでないから見ないようにするんやな。
ご返事ありがとうございます。少々間があきましたね。
さて、本題に移ります。
> ちなみに能見さんは「4:3:2:1」やで。
> つまり「保守的」なのは「A型」ということやんか。
すみません。しつこいようですが、能見さんの出典を示していただけませんか? それとも、ないものと解釈していいですか?
> これは何?「自分は普通の人」やから「小泉内閣の支持率は80%超」に文句はつけん、というとんのか?
あくまで、その時点で(統計的に)80%超であると推定するという意味ですが…。当然のことながら、状況や時期が変われば、別に結果が違っても不思議ではないと思います。
> ランダムサンプリングではなく、恣意的に母集団を限定した上で
??? 「200本以上の現役選手」でも「ランダムサンプリングではなく、恣意的に母集団を限定」していますよね。その場合でも、差があれば無効なデータだが、差が出なければ有効なデータということですか?
全然(--;;
3.血液型と性格の関係は?
ない
4.メッセージ:
> すみません。しつこいようですが、能見さんの出典を示していただけませんか?
> それとも、ないものと解釈していいですか?
ベースボールマガジン社発行 「相撲」昭和53年名古屋場所展望号掲載
能見正比古「現代力士論・血液型横綱学」他昭和51年より連載「現代力士論」
バックナンバーの問い合わせは
http://www.bbm-japan.com/009/sinkan/s200107260205.htm まで
岩波書店発行 新村出編「広辞苑」第三版
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
> あくまで、その時点で(統計的に)80%超であると推定するという意味ですが…。
>当然のことながら、状況や時期が変われば、別に結果が違っても不思議ではないと思います。
不思議ではないよ、当然。で、その時点の血液型比率はどうなっていたのかを
訊ねておるのだよ。(統計的に)80%超であると推定すると「血液型」では
どういう判断を下すのかね。それを知りたいとゆうておる。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
> ??? 「200本以上の現役選手」でも「ランダムサンプリングではなく、
>恣意的に母集団を限定」していますよね。その場合でも、差があれば無効なデータだが、
>差が出なければ有効なデータということですか?
こっちが????やね。「200本以上の現役選手」でも「本塁打ベスト10」と
同様の結果が出れば「血液型と関係ある証拠」としてそちらが採用するんでしょ。
でもそうではないからいちゃもんをつけて「意味のないデータ」に仕立て上げようと
しているんやろ。
--------------------------------------------------------------------------------
>ほとんど被害者の質問に答えていないのに陪審員はお気づきでしょうか
>ちゃんと答えないのは、ちゃんと答えられないからと私は思わざるをえません
わちきも「被害者の会」にはいる有資格者のような。
今回も全く質問に答えず、うだうだうだうだと。質問に答える気はないんやろね。
次回答えがない場合、「こちらを納得させ得るだけの説明は用意できない」とみなさざるを得ないね。
早速のご返事ありがとうございます。
>> すみません。しつこいようですが、能見さんの出典を示していただけませんか?
>> それとも、ないものと解釈していいですか?
>ベースボールマガジン社発行 「相撲」昭和53年名古屋場所展望号掲載
>能見正比古「現代力士論・血液型横綱学」他昭和51年より連載「現代力士論」
>バックナンバーの問い合わせは
>http://www.bbm-japan.com/009/sinkan/s200107260205.htm まで
>岩波書店発行 新村出編「広辞苑」第三版
引用文がないので断定はできませんが、文脈からすると、前者が「ちなみに能見さんは『4:3:2:1』やで」、後者が「つまり『保守的』なのは『A型』いうことやんか」ということなのでしょうか? そうだということなら…
前者については読んでないのでわかりませんが、それより新しい『新・血液型人間学』では、「ちなみに能見さんは『4:3:2:1』やで」というような記述はありませんでした。後者については、到底信じられません。「広辞苑」に「つまり『保守的』なのは『A型』いうことやんか」と書いてあるのですか???
お手数ですが、該当部分を引用していただけないでしょうか?
>> あくまで、その時点で(統計的に)80%超であると推定するという意味ですが…。
>>当然のことながら、状況や時期が変われば、別に結果が違っても不思議ではないと思います。
>不思議ではないよ、当然。で、その時点の血液型比率はどうなっていたのかを
>訊ねておるのだよ。
??? 調査時に同時に血液型を調べているとも思えないので、回答しようがありませんが…。
ここでちょっと確認したいのですが、「小泉内閣の支持率が80%超」 「少なくとも全国紙4社と在京キー局の調査では全部そうだった」は撤回されたのですか? 状況や時期が変われば、別に結果が違っても不思議ではないということですから…。
> こっちが????やね。「200本以上の現役選手」でも「本塁打ベスト10」と
> 同様の結果が出れば「血液型と関係ある証拠」としてそちらが採用するんでしょ。
> でもそうではないからいちゃもんをつけて「意味のないデータ」に仕立て上げようと
> しているんやろ。
確かに、現役選手ではO型がやや多いぐらいしか一致していません。ただし、パーセンテージから推測するとサンプル数がかなり少ない(9人?)のではないでしょうか? ホームラン王のデータと比較してみると、この程度のサンプル数でそんな結果が出ても別に不思議ではありません。従って、「血液型と関係ある証拠」として積極的に採用することは難しいでしょうが、逆に「血液型と関係ない証拠」として採用するのにも無理があると思います。
これで一応全部答えたつもりですので、ぜひ次回は私の質問にお答えください(笑)。
全然(--;;
3.血液型と性格の関係は?
ない
4.メッセージ:
> 前者については読んでないのでわかりませんが、それより新しい『新・血液型人間学』では、
>「ちなみに能見さんは『4:3:2:1』やで」というような記述はありませんでした。
パーセンテージで記述してあったんでさ。
正確にはA・38.1%、O・30.7%、B・21.8%、AB・9.4%やけど。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
>後者については、到底信じられません。「広辞苑」に「つまり『保守的』なのは『A型』いうことやんか」
>と書いてあるのですか???
すんばらしい発想やね。広辞苑に書いてあるとこ、想像してもうた。
こんなん書いてあったら、「国民的辞書」の称号は剥奪されるね。
なんで「広辞苑」を出してきたのか、ほんまに判ってないのん?
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> お手数ですが、該当部分を引用していただけないでしょうか?
無断転載禁止なんで悪しからず。バックナンバー探して下さい。
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> ??? 調査時に同時に血液型を調べているとも思えないので、回答しようがありませんが…。
訳わからんやっちゃな。「血液型」ではどういう分析をしておるのか、ちゅうことをきいとんやんけ。
もっといえば「血液型性格判断」では一つの答えに80%以上が集中するようなアンケート結果にはどう
対応してるんやっちゅうねん。いちゃもんつけるか無視するかやろけど。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
> ここでちょっと確認したいのですが、「小泉内閣の支持率が80%超」
>「少なくとも全国紙4社と在京キー局の調査では全部そうだった」は撤回されたのですか?
>状況や時期が変われば、別に結果が違っても不思議ではないということですから…。
なんで撤回せなあかんねん?「そうだった」のは事実やん。なに考えとんねん。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
> 確かに、現役選手ではO型がやや多いぐらいしか一致していません。ただし、パーセンテージから
>推測するとサンプル数がかなり少ない(9人?)のではないでしょうか? ホームラン王のデータと
>比較してみると、この程度のサンプル数でそんな結果が出ても別に不思議ではありません。
10人(ベスト10)やったらサンプルは足りてんの?
>従って、「血液型と関係ある証拠」として積極的に採用することは難しいでしょうが、逆に
>「血液型と関係ない証拠」として採用するのにも無理があると思います。
10人(ベスト10)やったら「関係ある証拠」として積極的に採用してるやん。
自分のやってること棚に上げたらいかんで。>これで一応全部答えたつもりですので、ぜひ次回は私の質問にお答えください(笑)。
寝言は寝てる間にゆうてちょうだい。いちゃもんをつけるのと答えるのとはちゃうねんで。
@日本人の血液型比率はどうなっとんねん。基準がわからんかったら「×型がグンと多い」と
いわれてもわからへんやん。
A一つの答えに80%以上が集中するようなアンケート結果には「血液型」ではどう説明つけるんや。
「血液型による動向や判断の違い」はどうなっとんねん。能見さんが教えてくれんかったら
なんもいえんのかい。
B30人の選手のデータ(〜100本11人、〜200本7人、〜300本3人、〜400本2人、
〜500本3人、500本以上4人)を調べたら28人の「本塁打率」が「4%±3%」の範囲にあった
(王貞治が7.32%、吉田義男が0.85%)。トップの王でさえ92.68%の打席でホームランを
打っていないのだよ。「ホームラン王」の話はしてないのよね。「本塁打率」の話をしておるのにすぐに話をそらしとるんやんけ。
またまた早速のご返事ありがとうございます。
> 正確にはA・38.1%、O・30.7%、B・21.8%、AB・9.4%やけど。
それなら確かにそうだと思います(他の本にもそう書いてあるはず…)。しかし、これは「ちなみに能見さんは『4:3:2:1』やで」という記述と同じなのですか?
> なんで「広辞苑」を出してきたのか、ほんまに判ってないのん?
しつこいようですが確認させてください。mt_whさんの知る限り、能見さんが「A型は保守的」と文字通り書いてある部分はないものと解釈していいですか?
> 「血液型性格判断」では一つの答えに80%以上が集中するようなアンケート結果にはどう対応してるんや
具体例をお願いします。これだけでは、調査時に血液型を調べていないようなので回答しようがありませんが…。
> なんで撤回せなあかんねん?「そうだった」のは事実やん。なに考えとんねん。
7月以降はそうではなかった(=小泉内閣の支持率は80%以下)、ということも撤回しないと解釈していいですか?
> 10人(ベスト10)やったらサンプルは足りてんの?
> 10人(ベスト10)やったら「関係ある証拠」として積極的に採用してるやん。
詳しくは、MMさん(その3)への私の回答をご覧ください。統計的に見る限り、再現性は特に問題ないものと思われます。きちんと説明すると膨大な量になるし、わかる人は読めば容易にわかるはずなので、申し訳ありませんがここでは時間の関係で省略させていただきます。m(._.)m
<裁判長>
では、開廷する
なお、今回の公判をもって当裁判は終了する予定である。
理由など詳細は後述する
では、 再び他のページとの兼ね合いで、冗長ではあるが被告の論述を再掲する
掲載の都合上行間の空き等は削除し、また行頭の空きや改行も少し変更した。
その空白にこそ意味があるとお思いの方はぜひとも被告の本文を参照して欲しい。
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<被告>
しかし、どうも全然議論がかみ合いませんね。困ったな…。急がば回れで、まず中間管理職さんのメールのところを再検討
しましょうか。
私はこう書きました。
> 統計的検定の判定の誤りは2つあります。
> 1. タイプ1エラー…本当は差がないのに差があると判定する誤り
> 2. タイプ2エラー…本当は差があるのに差がないと判定する誤り
これはどういうことかというと、タイプ2エラーの説明については、前の返事に書いたとおりです。
理解しやすいように再掲しておきます。
仮にここで、ホームランの上位の真の分布は、O型、B型がそれぞれ50%ずつであるとしてみます。
#本当にそうであるということではなく、あくまでも仮定ですので念のため。
この場合、「本塁打ベスト8」の血液型分布は、O型4人、B型4人とするのが一番もっともらしいと言えるでしょう
(時間の関係で2項分布の細かい説明は省略)。
このデータに対して、O:A:B:ABについてχ2検定を行ってみるとχ2=7.69が得られ、危険率を計算すると5%超
になるので帰無仮説は棄却できません。しかし、(O+B):(A+AB)ならχ2=7.24となって危険率は1%以下ですか
ら、
帰無仮説は棄却されて「差がある」と言えます。
つまり、サンプル数が8人しかないなら、「もし本当にO型、B型が多い」としても正しい結果が得られない(=タイプ2エラ
ー)
ことがあるのです!
実際のサンプル数は、8人よりちょっとだけ多い10人ですから、同じようなことが起こっていると推測できます。
ただ、実際に「本塁打ベスト10」のタイプ2エラーを計算するとなると、こんなに単純なものではなさそうです。
いや、実は少し考えたのですが相当面倒くさそうなので、実際の計算は省略させていただきます。(^^;;
つまり、ホームランの上位の分布は本当にO型とB型が多い、と仮定しているのです。
具体的には、O型、B型がそれぞれ50%ずつであるとしています。
ところが、実際にサンプル数を8人として計算してみると、本当にO型とB型が多い(=差がある)はずであるにもかからわず、
帰無仮説を棄却できない(「本当は差がない」と判定される?)という、不思議な結果になってしまいました。
くどいようですが、これがタイブ2エラーです。
従って、MMさんの言う、
> もし本当にO型、B型が多いのであれば、(O+B):(A+AB)だけでなく、O:A:B:ABの計算で有意差が出るは
ずです。
という命題は、必ずしも成り立たないことはわかっていただけるでしょうか?
#つまり、サンプル数が少ない訳です。それは、「検定力」や「χ2検定の特性」を考えればわかるはずですよね。
しかし、深田さんやMMさんもよくご存じのように、必ずしもこの逆は言えません。つまり、帰無仮説を棄却できなかったから本当
に
(=100%の確率で)差がないとも、帰無仮説を棄却できたから本当に(=100%の確率で)差があるとも…。
この判定を間違う確率がタイプ1&2エラーな訳です。これまたくどいのですが、危険率はタイプ1エラーのことです。
よって、めでたく帰無仮説を棄却できたにしても、残念ながら本当に差があるとは言えません。
ただ、普通は危険率を考慮しつつも「本当に差がある」と判定はされるでしょう。普通の人なら、そう判断するはずです。
「当社が実施した世論調査によると、小泉内閣の支持率は80%超である」という新聞報道があったにしても、
信頼区間を計算しろとは普通の人(でいいですよね?…笑)は言いませんよね。
少なくとも、私は言いません。その理由は、普通の人は「小泉内閣の支持率は本当に80%超である」と判定しているからでしょ
う。
違いますか?
いや、100%の確率で「小泉内閣の支持率は80%超である」とは言えないから、そんな世論調査の結果は認めない、というな
ら
それでも結構です。それなら、私も「本当に」云々という前言を本当に撤回します(笑)。
その意味で、MMさんのメール(その6)で、「有意差が出たデータこそタイプ1エラーだったのかもしれない」と断言されてし
まうと、
統計的検定の意味がなくなってしまうので、私には理解できなかったのです。
ただ、再度読み直してみると、「本当に差がある」と判定するよりは、「本当に差がある」と推定する、とした方が適切だったの
かも
しれません。確かに誤解されやすい表現だったかもしれないので、ちょっと反省…。(^^;;
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
<裁判長>
では、検察側、今回の意見を踏まえ、最終的な論述をお願いします。
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<検察>
では、まず、中間管理職さんのメールページにおける被告の証言についての変遷を要約しましょう
【元の文章】タイプ1エラーの値が極めて小さい状態が「本当に差がある」と判定される
【第一回供述】タイプ2エラーの分布を仮定して計算し、その分布に対して「本当」は云々と言える。
【第二回供述】「帰無仮説が棄却される」ことを、「普通の人」なら「『本当に差がある』と判定される」というのでは?
【第三回供述】「普通は」危険率を考慮しつつも「本当に差がある」と判定はされるでしょう
まず、これをざっと見ていただければ被告の「言ってもいい」という「本当」の定義が一貫してないというのが
分かっていただけると思います。
最も異質なのは【第一回供述】の内容ですが、残念な事に現在まで被告はこの点に言及しておりません。
まぁ、それ以外は「帰無仮説が棄却される」と「本当に」と言えるということで一貫した内容になっているようですが
【第二回供述】【第三回供述】ともに、何ら統計的根拠も無いまま、結局「普通は」というあいまいな根拠で正当性を主張
するようになってしまっています。
「普通」の根拠、及びその効力範囲に関する説明が無いと言っても良いため
今回もまた「普通」という言葉自体に、何らかの客観的な基準があるわけではないようなので
結局のところ、被告の発言のセンテンスを拝借して説明すれば
「少なくとも私は」、帰無仮説が棄却されると「本当に」と言う、
ということでしかなかった。ということになります。
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
<裁判長>
しかし、被告は「普通」の根拠について「小泉内閣の支持率は本当に80%超である」という命題で述べているが?
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
<検察>
まさか、その説明が、被告の
「『普通は』危険率を考慮しつつも「本当に差がある」と判定はされるでしょう。」
で使われている『普通』の根拠になるとでも言うのでしょうか?
これは被告お得意の「論理のすり替え」です。
ちょっと並べてみましょう
1 「当社が実施した世論調査によると、小泉内閣の支持率は80%超である」という新聞報道があった
2 普通の人⇒信頼区間を計算しろとは言わない。
3 なぜなら「小泉内閣の支持率は『本当に』80%超である」と判定しているから。
そしてそこに、被告の主張を付け加えてみましょうか
4 だから「『普通は』危険率を考慮しつつも「本当に差がある」と判定はされるでしょう。」
まず、1の命題を読み解いてみましょう
「当社が実施した世論調査によると」と言っているから、
「当社が実施した世論調査」という、限定されたサンプリングの枠内で物事を語っていることが分かります
そして、それによると(それを集計すると)「支持率は80%」という意味であることが分かります。
この80%とはもちろん『記述統計』の値でありますが
このようなケースにおいて、この『記述統計』値に『信頼区間』なるものが関与する余地などあるのでしょうか?
1の命題は、
「特定の会社における世論調査結果」についての「全数調査」と解釈できます。
ならば、(その限定された範囲内で言うのであれば)「記述統計値」である80%の提示だけで十分なのです
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
<裁判長>
ちょっと待って下さい。
「特定の会社における世論調査結果」についての「全数調査」とはどういうことでしょうか?
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
<検察>
例えば、あるアパートの世帯全部の家族構成を調べたとします。
もし、この調査が、そのアパートのある町全体、市全体、県全体、国全体の家族構成を調べるための
『サンプリング』としておこなったのであれば、
...もちろん、そんなサンプリングがいいのかも問題にはなると思いますが
その調査結果により、町全体、市全体、県全体、国全体の家族構成を『推測』する時は、
それこそ『信頼区間』、言葉を変えれば「妥当性」ですかね、が問題になってきます。
しかし、この調査が、「そのアパートの実態調査」だったとすればどうでしょう
必要になるのは「そのアパートの事」のみであり、その世帯全部を調査したのであるから『全数調査』になります。
『全数調査』であるから、母集団を推定する必要も無く、よって記述統計値がそのまま「事実」になるのです。
先の命題に戻れば、例えば
「(当社が実施した世論調査によると)『日本国民の』小泉内閣の支持率は80%超である。」
という記事であれば、「世論調査」が「日本国民」の値を推測するためのサンプリングという位置付けになり、
その結果から日本国民の支持率という母集団を推測したことになりますから『信頼区間』なるものは関係してきます
しかし、あくまでも
「当社が実施した世論調査によると」
という範疇で申しておるのですから、そこから「当社が実施した世論調査」の範疇を超えた推測を立てない限り
「当社が実施した世論調査」に対する「全数調査」ということになるのです。
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
<裁判長>
うーん、そんな調査に意味はあるのでしょうか?
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
<検察>
新聞、というか報道の基本スタンスとしては、事実をありのままに述べ、その判断は読者にゆだねるというものです。
...といっても、中には主観を交えて世論を煽動したりする輩もおりますが...
ですから、同時期に数社が独自にサンプリングして発表したところA社が80%、B社が20%となったとしても
「どっちが正しいのか」と言い争う事は無いのです
正しいも正しくないも、A社が調査した結果が80%だったことも、B社が調査した結果が20%だったことも
どちらも一応は「事実」なんですから。
数社で食い違いがあったとしても、どのデータも「調査事実のみ」をあげたものであるならば問題はなく
何をどう自分の判断基準にするかは、読者に委ねているのです。
結局、その数値に意味があるかどうかは「読者の判断」ということになるのですね
付け加えるならばその数値の「信頼度」なんかも意味が無い。
もし、意味があるとすれば、その「信頼度」は推計統計的な「信頼度」ではなく
「その会社は、ホントに調査したのか?」
「その調査結果をちゃんと全て計算したのか?」
「単純な足し算割り算が間違っていないのか」
といういわば「嘘つきかバカかうっかりか」というレベルでの「信頼度」でしかないのです
まぁ、以上の事から、少なくとも被告の例示における文章だけから判断すると
「当社が実施した世論調査によると」と断っている以上は
それは「当社が実施した世論調査」の全数調査という意味合いになるわけで、
また、そこで示されているのは単なるその全数調査の「記述統計」であるのだから
そもそも『信頼区間』という概念が発生する余地は無いということになります。
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
<裁判長>
他には?
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
<検察>
「普通」の意味のすり替えの問題があります。
2で述べているのは、新聞記事を見た『普通の人』、つまり、「統計に携わる人、そうでない人」が混在し、
これは私見ですが、「統計に携わっていない人」のほうが圧倒的に多いと予測しています
一方、4で述べている「普通」においては「統計上において」のことを述べています
もしも、被告は自分自身が、自分を2のような
「統計をあまり知らない人達も混じってあるだろう集団」
に準拠する人間と考えてあるのであれば納得できますけどね。
加えてもう1点
被告の推測によれば、3で「普通の人は信頼区間などわからなくても『本当』と言っている」
ということになりますが
被告の主張を見ると、4は「普通は信頼区間を考慮すれば『本当』と言っていい」
という内容になっています
つまり、4で言ってることと3で言っている事は実質的に異なります。
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
<裁判長>
では、検察側からの被告の提示した「普通」についてまとめてください
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
<検察>
私は今までの論述の結果として
「当社が実施した世論調査によると、小泉内閣の支持率は80%超である」という新聞報道は
只単にアンケート対象者という限定された領域における「全数調査」であり、その「記述統計値」を示したものであると考える。
よって、普通の人であろうが統計学者であろうが、「信頼区間を計算しろとは『言わない』」のでなく
「そのような質問自体が意味が無いので『言えない』」ということも十分考えられる
だから「信頼区間を計算しろ」と言わない理由を
「小泉内閣の支持率は『本当に』80%超である」と判定しているから
と限定してしまおうとする被告の根拠は全くなくなってしまいます。
また、そこで指している「普通の人」と、
『普通、危険率を考慮しつつも「本当に差がある」と判定はされるでしょう』では
「普通」という基準を設ける対象が全く違います
さらには「普通の人は信頼区間などわからなくても『本当』と言っている」ということが
「普通は危険率を考慮しつつ『本当』と言っていい」 という事の根拠になってはいない。
むしろ、「普通の人は信頼区間などわからなくても『本当』と言っている」を被告が根拠とするのならば
被告の意見は「普通は危険率を考慮しなくとも『本当』と言っていい」というように修正しなくてはならない。
しかし、そんなばがげたことはもはや「統計」ではありません....
ということで、結局のところ、いくら「小泉内閣の支持率の例」などを挙げてみても
その例はまったく利己的な推測にまみれているうえ、結果的に、被告の言う「普通は危険率を考慮しつつ...」の
「普通は」と言っていいという意見とはなんら関係の無いものであったと言える
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
<裁判長>
というと、結局「普通」ではなく被告の私見でしかないということですか
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
<検察>
はい、その通りです
前回の裁判長の「普通」は使わないように、という意見を無視して被告はまた「普通」を使っていますが
結局のところ「普通」という漠然としたた言葉以外に、自己の正当性を担保する論理が示せないということは
事実上被告の敗北宣言と取っていいでしょう。
被告は鼻息荒く、
>その理由は、普通の人は「小泉内閣の支持率は本当に80%超である」と判定しているからでしょう。違いますか?
>いや、100%の確率で「小泉内閣の支持率は80%超である」とは言えないから、そんな世論調査の結果は認めない
>というならそれでも結構です。
と、言っており、
あたかも、
『普通の人は「小泉内閣の支持率は本当に80%超である」と判定している』ことを認めないならば
『100%の確率で「小泉内閣の支持率は80%超である」とは言えないから、そんな世論調査の結果は認めない』
ということだ、とかいう論の進め方ですが、事実誤認もはなはだしいですな
逆に聞きましょう。
「普通の人」が信頼区間を聞かないという理由には
1.その集計結果の表現から、信頼区間が必要ではない事を知っている
2.とりあえず、「新聞ではそんなことを言ってたな」ぐらいの認識なので深く掘り下げて考える必要が無い
3.そもそも、「小泉内閣の支持率」に興味が無い
等、いろいろな可能性があると考えられるが、それぞれが全体に対してどのくらい存在するのかは不明である
では、被告の言う
4.「小泉内閣の支持率は本当に80%超である」と判定しているから
と言うケースが「普通」と言っていいほどの割合で存在すると言っている根拠は果たして何なのでしょうか?
もちろん、私は「4の人がいる可能性は『全く無い』」とは言いません、
しかしそれが
『「普通」と言える割合で存在する』か
などとは、検察はおろか被告ですら現状では立証不可能なはずなのです
よって、「小泉内閣の支持率は本当に80%超である」と判定していることを認めない事が
「100%の確率で「小泉内閣の支持率は80%超である」とは言えないから、そんな世論調査の結果は認めない」
ということなるという被告の意見はどうにも分からない。論理の飛躍、というか論理崩壊と言えるでしょう。
もしかしたら、これは現在論争している他の人には通用する理屈なのかもしれないが
それが検察側、というか裁判の論点においても通用するのかぐらい吟味してから発言して欲しい
「根拠のようなもの」として『ホットな話題』を出すのは別にかまわないのですが
どうせ根拠が無いのであれば、もうちょっとばれにくいものを出して欲しいものです。
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<裁判長>
まぁ、被告は
『「本当に差がある」と推定する』としたほうがいいかも、等と殊勝な事を言っていることだし...
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<検察>
一応この「中間管理職さんのページ」の被告の「本当に」発言に対して、最後に私の私見として言わせてもらえれば
以前も言ったような気がしますが
そもそも、「有意差」という概念がきちっと定義されているんであるから
統計の場においては共通の認識が持てる「有意差有り・無し」で語ればそれで十分だと思われます
なにせ、タイプ1・2エラーというのは有意差の有無を指標として考えるのですから
そこにわざわざ「本当に」という表現をくっつけようとするから、やれ「本当に=100%」か、いや「普通は」そうだとか
やれ酢だのコンニャクだのと、色々と面倒な事態に陥ってしまうのです。
従って、あのページを私が訂正するとすれば、 「本当に」を抜くだけで十分であると思われます。
(統計的に)「差がある」と判定される、(統計的に)「差がある」と推定される、どちらであっても
次のセンテンスである「だからT2エラーは発生しない」という説明には全く支障は生じないと思われます
逆に言えば、なぜ混乱を生じる危険性があるにもかかわらず、
あそこであえて「本当に」を使わなければならない理由こそ分からないですね
ただし、しっかり確認していただきたいのは、私が求めている事は「中間管理職さんのページ」の修正ではなく
被告自らの「本当」の使い方に矛盾なり間違いなり妥当ではない点なりがあったのを認めるならば、
MMさんに対してあれだけ断定的に「意味不明」とするのも妥当ではなかったと認識して欲しいことなのです
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<裁判長>
わかりました。では次の論述を
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
<検察>
では、次に被害者の発言を意味不明としたことについて簡単に言及します
被告の思考の変遷を検察側の指摘の要旨と共に時系列的に並べてみましょう
1 被告論述:「本当に=100%」とし、「被害者の言は統計的検定解釈では成り立たないので『意味不明』になる」
「(O+B):(A+AB)だけでなく、O:A:B:ABの計算で有意差が出る 」という解釈は
自ら「冗談としか解釈しようがありません」と一笑に付し却下
2 検事追及:自分でも「中間管理職さん」のところで、統計的検定で「本当に」を使っているじゃないか
3 被告論述:「本当に=100%」としたのは「被害者の言が統計的検定という解釈はできない」からだ
4 検事追及:最初にあなたは被害者の言動を統計的検定の解釈に乗せて「意味不明」としているではないか。矛盾だ
5 被告論述:意味不明としたのは「(O+B):(A+AB)だけでなく、O:A:B:ABの計算で有意差が出る 」
と言ってたからだ
こう並べてみると、被告の弁明のその場しのぎ的なやり方と、論点がどんどんずれていく様が分かると思います
そして、残念なことに、これらの論理の変遷理由については、被告は現在まで言及してくれていません。
訂正も補強説明も無く、前の供述とは異なる供述をどんどん重ねられても、これ以上検討しようが無いですな。
よって、この点については、現在までの被告の供述の変遷を提示し
ころころ変わる供述であるから、
「被告の意見には信憑性が欠ける」
と結論付けたいと思います。
私は、前回発生した自己の論述の弁明に対し指摘された矛盾点に対し
黙秘するだけならまだしも、まったく違うことを言い出す被告に怒りすら感じます
被告は今回
「どうも全然議論がかみ合いませんね。困ったな…。」
などと申しておりますが、私はこう言いたい
「議論がかみ合う、かみ合わんを述べる前に、まず自分の供述をかみ合わせてくれ」と
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
<裁判長>
確かに、検察が論破するたびに根拠の視点がころころ変わってしまっている印象は拭えませんね...
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
<検察>
さて、その他の事についておいおい述べていきましょう。
面白い論述があります
>その意味で、MMさんのメール(その6)で、「有意差が出たデータこそタイプ1エラーだったのかもしれない」
>と断言されてしまうと、統計的検定の意味がなくなってしまうので、私には理解できなかったのです。
あれれ、また、『意味不明』と言った理由を、元の論点から外そうとしてますね....
しかし、すごいです。被告の発言
「だったのかもしれない」と断言されてしまうと、....
何度読んでも、日本語を母国語とする私はクラクラしてしまいます
「かもしれない」を『断言』と考えるのですね...被告は
んでは、被告が「中間管理職さんのメール」ページで言った
「低受容群は差が小さいため、タイプ2エラーが発生しています。」
なんてことは断言以上のどんなことになってしまうのでしょう。
....なんて揚げ足取りはともかく
タイプ1エラーがあることをことさら言うと統計的意味が無いというのであれば
同様の事をタイプ2エラーで言うのも統計をかける意味が無いことになるのではないでしょうか?
「有意差がある」と言う結果になれば喜んで使用するくせに
自分に不都合な「有意差があるとは言えない」という結果になったとたん
「タイプ2エラーの可能性がある」と言い出すんなら
最初から統計なんかかけないで、自分の都合のいいことだけを非科学的に主張すればよろしい。
いや、ひょっとすると、被告はO:A:B:ABでタイプ2エラーが発生したといえる理由付けを
(O+B):(A+AB)で有意差らしきものを出すことで証明した気になっているのかもしれませんが
前回裁判長が述べた「自動車のナンバープレート」問題で明らかになったと思われる
「事前仮説の検証」と「事後仮説の検証」の意味の違いという
「タイプ2エラー」やら「検定力」やら以前の基本中の基本の事を分かっていないとしか思えません
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<裁判長>
まぁ、今回はそれは主題ではないので、それについては日を改めて論議しましょう
では最後に何か
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<検察>
前回の私の論述でも似たような事を言いましたが、今回も被告のために一言申し述べたいと思います。
このABOFANというHPには多くの情報があり、血液型について考えたい人の大きな助けを担っています
確かに、被告以外の者による血液型をめぐる論争の中には、感情論有り、信念論有りで、
必ずしも「科学」や「論理」が必要とされないものもあります
しかし、このHPのウリは被告自身のオールラウンドな知識、科学性、論理性であり
ここを訪れる人の多くも、それを求めてきているのだと思います
だが、少なくとも「科学や論理」をテーマにしたページの一部にでも、
曲解・誤解・詭弁が含まれていることが判明してしまったら、このHPの全体の信用が失墜してしまいます。
例えその他ページには正しい事も書いてあるとしても、
まさに「オオカミ少年」のように全体の正当性が失われてしまうのです。
異論を唱える人を論破したり、差が出てないと言われていたデータを実は差が出ていると判断したりするのは
血液型と性格の関係を信じる人にとっては小気味良いかもしれません
しかし、そこで断言できない事を断言したり、否定できないことを否定したり、
「わからない」という科学的結果を無視して、「あるかもしれない・ないかもしれない」と言ったり
無理やりな統計手法と理念で擬似的に「有意差を作り出したり」していはいけないのです
私も今回は検察と言う立場として被告に接しましたが、もしも、被告が
断言できない事を断言せず、断言すべきところだけ断言し
否定できないことを否定せず、否定すべきところだけ否定し
「わからない」という結果を無視して、「あるかもしれない・ないかもしれない」とは言わず
「わからない」という結果もあることを加味した上で
論理的・統計的に許容されたレベルで「ある」と言えるものは「ある」、「無い」と言えるものは「無い」と言い
統計手法を正しく使い
その上で、「血液型と性格の関係」を述べていきたいというのであれば
私も今度は被告の弁護士として活躍できる日もあるかもしれません
検察側からは以上です。
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<裁判長>
わかりました。
それでは、最初に言ったようにこの裁判は今回をもって終了したいと思う。
理由の一つには、早く次の話題に移りたいということと
もう一つは、最近ちょっと力を入れすぎていたので疲れたから少し休みたいという私的な意見もあったりする。
その前に、形だけでも整えておこうと思ったので、ひとまず終了とすることとした。
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正確に言えば、
「最後に被告の証言を求め、その際被告からの『再開廷の要望』が無ければ終了する事にする。」
一方的に終わるというのは勝手がすぎるのでな
まあ、この裁判は深田側の言い分から始まったのであり、ならば最後は被告の言い分で終わるのがフェアといえよう
だから、求められない限り、レスはつけないつもりである。
....よっぽどひどい答弁だった時は別かもしれんが...
まぁ、議題が「本当に」とかの言葉の解釈や論理性が中心であったから、ことさら長く議論を続ける必要も無いと思う
そもそもこれは人のケンカに口を挟んだようなものであるからな
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<検察>
これ以上いじめてもかわいそうですしな
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<裁判長>
余計な事を言うのはやめたまえ
...であるから、最後は裁判長・検察官はもちろんのこと、陪審員も意識した発言をして
自己の意見をしっかりと主張し、うまくまとめていただきたい。
可能であれば、現段階までの裁判で検事が指摘した矛盾点についても明確に説明して欲しい
もちろん黙秘権の行使は自由である。都合の悪い事、つじつまが合わないことは申し述べなくて結構である。
まぁ、今回も読むべき文章は長いし、こちらも特に急ぐ必要も無いので、
自分が満足できる論述ができるまでゆっくり考えてほしい
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<検察>
きっと、また、別の論拠を持ち出すか、部分的な正しさだけを主張するかして
本質的な「供述の矛盾問題」については口をつぐむか
また、己だけの価値観の「普通」を持ち出して、はかない抵抗をはかるか
あえて、「裁判とは関係の無い」MMさんやmt_whさんの矛盾点と思われるところをあげつらおうとするか
どれかでしょうな。
だいたい、明確に根拠が自分では言えないような事を、自己の正当性として示そうとする時は
たいてい「〜なんじゃないですか?」とか「私はそう思うんですが、違うんですか?」というような「問いかけ」の形になるので
ある意味、自信の無さ、根拠の無さがわかりすぎますな。
あ、あと、「意味が良く分かりません」作戦も十分ありますなぁ。
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<裁判長>
そうならないことは切に願うが、被告を信じましょう
さて、ところで肝心の判決についてだが
例え文章上では別れていても、裁判長と検察官が同一人物によって書かれていると言うのは自明であり
その状況下で『判決』などというものを出すのは妥当ではない。
よって、この事件に対する確たる「判決」は無い
ですから、月並みではあるが、
この論争を評価は「陪審員」たるこのページの読者の皆さんに委ねたいと思う
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「判決」の無い「裁判ごっこ」に何の意味があったんだ、と考える向きの方もいらっしゃるでしょうが
私は大いに意味があったと思います
実は開廷にあたり、私「裁判官」はなるべく中立に位置し、被告の意見の好意的解釈をするように求めるようにし
一方「検察官」は何一つ言うにも、根拠や論理の組み立てのしっかりしたものを述べるようにしてもらった。
そして検察官は被告の言葉ひとつひとつに論理的な説明を求め、
また検察自身も被告の意見の論理的な解釈をおこなってきたつもりだ。
....とはいえ、本当にそうであったかも含め、陪審員は評価して欲しい。
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そのような過程の中で、
被告の一見論理的に見える文章の化けの皮を剥がされて、どんどん非論理的であると判明した
と感じる人もいれば
検察官の論理こそ、屁理屈っぽくて信用ならん
と感じる人もいるでしょう。もしくは
検察官の言い分も確かに正しいかもしれんけど、俺が求めているのはそんなに厳密な科学ではなく
「科学少年」性(「渡邊芳之さんからのメール」ページ参照)なんだ
という方もいるでしょう。
一口に科学・論理といっても様々なスタンスがある。
被告はどのようなスタンスだったのか、検事はどのようなスタンスだったのか
そして陪審員自身はどのスタンスに立って今まで読んでいたのか、これからどんなスタンスになればいいか、
等を考えるきっかけにはなったと思うのである
このHPにおいては「〜さんのメールのページ」というものが開設されるたびに
主にこの「科学・論理」に求める厳密さもしくは認識の違いで終わりの見えない論争が起こっているように思える
そして、それが明確になる前に、なんとなく終わってしまう印象が私にはある
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科学的・論理的に厳密であればあるぼど、おそらく「血液型と性格」の関係は言い難くなってくると思う
しかし、厳密であるがゆえに、そこからなおかつ「血液型と性格」の関係が見出されるのであれば
その価値は計り知れないだろう
しかし、科学的・論理的をあまり意識しないで言うのであれば
『「血液型と性格」の関係はないとはいえないのではないのか?』といつまでも言いつづけることはできるが
そのぶん「血液型と性格」の関係の価値は占い程度のものに留まらざるをえないといえる。
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さて、今回の議論とはかかわり無い、「一般論」として申し上げる
議論においては、ともすれば故意・過失に係わらず、当初のテーマからずれたり部分的な揚げ足取りに終始する事が多い。
それというのも、やはり人間には虚栄心というものがあるわけで、「負けたくない」という気持ちが働くからだろう
そのためには、「負けそうな議論」から話題をそらそうとしたり(論理のすり替え)、
次々と別な概念を持ち出して泥仕合に持ち込もうとしたり(ダブルスタンダード)する事が多い
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受け売りで申し訳ないが、フランスの科学的犯罪捜査法を教える学校では、このようなスローガンを掲げているそうだ
「目は、それが探し求めている物以外は見る事ができない。探し求めているものは、もともと心の中にあったものでしかない」
(「近代科学を超えて」村上陽一郎 著 講談社学術文庫 より抜粋)
自分が「正しい」という前提で物を考えると、自分の正しいと思われる所しか見えなくなる
そんな人間の思考においては「自分が正しい」と言えるものを探すことに終始し、
本人も気付かないまま、テーマからずれた発言や、一貫性の無い発言を、「正統な理由」として提示しがちなのである
また、「自分が正しい」という曖昧模糊としたことを前提としているわけであるから
「自分が正しくない」理由を自分でうまく説明する事ができない。
いや、むしろそんな人は「自分が正しくない」という意見の存在すら信じられなく、
そんな意見ははなから「理解不能」としか取れないこともあるだろう
しかし、自分の意見が本当に(=科学で通用する程度)正しいのかを追求するためには
「自分の意見が正しくないのでは」という前提で試行錯誤を続けなくてはならないと私は思う。
そうすることで、今まで見えなかった「自分の意見が正しくない」ことを示すデータが見えてくるのである
その末に、「自分の意見が正しくないのでは」という心で見ても、「自分の意見が正しくない」というデータが無くなった時、
初めて「自分の意見が正しい」という確信が得られるのだと思う
そういう努力を重ねればこそ、他人の「あなたの意見は正しくない」という反論に対しても
それはすでに自分自身の心の中で反論を終えているものであるため、
質問意味も理解できるし、論理的説明もできるはずである
「一般論」として申し上げたが、これは我々裁判長や検察官も、知らずに行っている可能性は十分ある
やはり、自己評価は難しいので、実際どうだったかは陪審員の判断に委ねる
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みなさんは、陪審員として今までの裁判記録を見、そして被告の最終弁論を聞くわけであるから
以下の事に留意して、もう一度読んでみて欲しい
・ その意見は「誰が、誰のために」言ったものか?
・ その意見は、実際にその人がそう言ったのか、それとも別な人が解釈した結果なのか?
・ その漠然とした意見は厳密に言えば何を指しているものか?
・ その答えは、質問の答えになっているのか?
・ その答えと以前の答えは矛盾していないか?一貫性はあるのか?
・ その意見は客観的か、主観的か?科学的根拠か、個人的希望か?
・ その意見は、「正しい」と主張しているのか、「正しいのだろうか」と聞いているのだろうか
・ その主張は、主張している人自身がちゃんとその根拠を説明できるのか
これらをしっかりとらえた上で、最後になるだろう被告の論述にしっかりと耳を傾け
今度は陪審員の方々自身で、被告や検事に反論を立てたり、同調したりしてみてほしい。
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では最後に私自身の総括のようなものを言わせてもらう。
まず最初に被告に対してだが
私は検察官に「被告の揶揄は止めた方がいいんじゃないの」と言ったのだが
検察官は「いや、やっぱり辛辣な発言が無いと法廷っぽくないから」ということだったので許可した
しかし、必要以上に被告をおとしめるような発言も含まれていたであろうことから
ここにおいて、その非礼をお詫びすると共に、それでも掲載し続けていただいた度量の広さを感謝する。
さて、今回の問題の発端は、被害者と被告の「本当」の発言であった
「本当」と一言でいっても様々な意味があるもんだと思った人もいるであろう
陪審員のみなさんも名前ぐらいは知っているだろう「智恵子抄」の一節
「とうきょうにはほんとうのそらがない」
おそらく被告が言いたかったのは、そんな心の基準である「ほんとうの差」だったではないだろうか
これは被告に対する揶揄でもなんでもない。被告のみならず、私自身やその他の人が、
「科学の場」で思わず口を滑らせ「本当の」と言ってしまう理由だと思う。
その「本当」は、「科学」にはそぐわなかったり、「科学」では説明しきれなかったりする
何故なら、まず「現代の科学」では「100%本当の事」は完全には解明できないからであり
また我々が求めているのは、実は「100%本当の事」ではなく、あくまで「ほんとうのこと」なのだから
宮沢賢治「銀河鉄道の夜」の幻想世界にも「ほんとうの」という言葉が多々見られる、
その中でも最も印象的だったのが、主人公ジョバンニが、キリスト教信者的な象徴の人物に、
「現世をよくすることこそ大切で、天上に行くことを目的とさせる神さまはうその神さまだ」
というようなことを言った後の会話が印象的です
相 手「あなたの神さまってどんな神さまですか」
主人公「ぼくほんとうはよく知りません、けれどもそんなんでなしにほんとうのたった一人の神さまです」
相 手「ほんとうの神さまはもちろんたった一人です」
主人公「ああそんなんでなしに たったひとりのほんとうのほんとうの神さまです」
ジョバンニのもどかしさが伝わってくると思いませんか?
被告が求める「血液型と性格のほんとうの関係」と
科学という他者が導く「血液型と性格の本当の関係」の溝を埋めるには
それこそもっと慎重に論議すべきなのかもしれません。
裁判長からは以上です
では、最後に被告の論述をお願いします。
いやぁ、今回もすごいボリュームですね。どうもありがとうございます。
さて、今回で裁判も最後ということで、ちょっと感想を。
私は、現実の裁判は体験したことがありません。しかし、検察官の本務は形容詞や修飾語を多く使うことではないでしょう(たぶん)。そうではなく、事実に基づいて論理を構成することだと思います。読者が「検察官の論理こそ、屁理屈っぽくて信用ならん」と感じるかどうかはともかく、随分と形容詞や修飾語が多いと感じる人は多いのではないでしょうか?
気になった部分をアットランダムに書き出してみると、
まあ、これは表現上の問題だから私も人のことをどうこう言えた義理ではありませんが…。
それよりも本質的な問題は、検察官が統計を(あまり?)わかっていないということです。この裁判は「本当に」とか「普通は」とかの文章表現の問題を扱うのでしょうか? それなら、私も文章は得意な方とは思っていませんので、不本意ながら判決(?)に従うのもやぶさかではありません(苦笑)。
しかし、科学的な問題なら本来は裁判の対象にはらない(?)でしょう。確かに、公害裁判などでは、因果関係を推定することが行われています。しかし、これらは権利義務に関わるものだからで、科学的な結論が正しいかどうかは別の問題でしょう。血液型により何らかの被害を受けたなら、統計でも裁判の対象になるのでしょうが、MMさんのケースはそうではないですよね。純粋に科学的な問題について裁判を起こすのは、進化論ぐらいではないですか? もっとも、これも教育的問題らしいなので権利義務の問題なのかもしれません…。
なお、名誉毀損罪なら親告罪のはずですから、MMさんから訴えられていない以上、私は全くの無罪です。被告になりようがありません(笑)。
次に、検察の統計的知識の問題に移りましょう。今回のメールでも、検察側は明確な過ちを犯しているようです…。
> 先の命題に戻れば、例えば
> 「(当社が実施した世論調査によると)『日本国民の』小泉内閣の支持率は80%超である。」
> という記事であれば、「世論調査」が「日本国民」の値を推測するためのサンプリングという位置付けになり、
> その結果から日本国民の支持率という母集団を推測したことになりますから『信頼区間』なるものは関係してきます
> しかし、あくまでも
> 「当社が実施した世論調査によると」
> という範疇で申しておるのですから、そこから「当社が実施した世論調査」の範疇を超えた推測を立てない限り
> 「当社が実施した世論調査」に対する「全数調査」ということになるのです。
世論調査で「『「当社が実施した世論調査』の範疇を超えた推測を立てない」ということはないでしょう。それなら、小泉内閣の支持率に関するmt_whさんの「『統計的に有効』な調査方法で実施されたと言うことだが」という記述は無意味ですから、名誉毀損で訴えられても不思議ではありません(笑)。
念のため、「世論調査」について調べてみたところ、小学館の「スーパーニッポニカ2001」では、「さまざまな社会問題、大きな関心がもたれている争点、政策などをめぐって、その社会の成員がどのような見解、態度、意見などをもっているかを明らかにするために行われる統計的社会調査の一種である」と説明しています。従って、普通の世論調査は「全数調査」とは言えません。いや、「全数調査」でも統計量は計算できるから「統計的社会調査」ということならまだわかりますが…。それとも、「世論調査」はそういう意味ではなかったのか…。はて?
もう一つ。
>その意味で、MMさんのメール(その6)で、「有意差が出たデータこそタイプ1エラーだったのかもしれない」
> >と断言されてしまうと、統計的検定の意味がなくなってしまうので、私には理解できなかったのです。
> あれれ、また、『意味不明』と言った理由を、元の論点から外そうとしてますね....
> しかし、すごいです。被告の発言
> 「だったのかもしれない」と断言されてしまうと、....
> 何度読んでも、日本語を母国語とする私はクラクラしてしまいます
> 「かもしれない」を『断言』と考えるのですね...被告は
ここは引用が正確ではありません。正確には、
> 「有意差が出たデータこそタイプ1エラーだったのかもしれない」と断言されてしまうと、統計的検定の意味がなくなってしまう
です。
「有意差が出たデータこそタイプ1エラーだったのかもしれない」ということなら、統計的に有意差が云々は無意味です。おわかりですよね? だからあえて「断言」と書いたのです。
読者のためにもう少しわかりやすく説明しておきましょう。「有意差」はタイプ1エラーが存在することを前提としているのです。従って、「有意差」が出れば、タイプ1エラーが存在しようが「本当に差がある」と推定することなります。それ以外に言いようがありません。
しかし、MMさんの「有意差が出たデータこそタイプ1エラーだったのかもしれない」は少し意味が違うようです。文脈からすると、「統計的な差があった場合でも、それは必ずしも本当の差と推定するわけではない」という意味としか解釈しようがありません。それなら、はじめから統計的検定なんか無意味なはずだと思いますが…。
ついでにもう一つ。
> いや、ひょっとすると、被告はO:A:B:ABでタイプ2エラーが発生したといえる理由付けを
> (O+B):(A+AB)で有意差らしきものを出すことで証明した気になっているのかもしれませんが
「本当に差がある」特定の条件の下では、(O+B):(A+AB)では有意差が出るが、O:A:B:ABでタイプ2エラーが発生することを証明したわけです。従って、上記の記述は明白な誤りとは言えないとしても不適切な表現だと思われます。
四色問題の解法が気に入らないからといって裁判にかける人はいないでしょう。あるいは、1+1=2であることを否定する検察官なら笑うしかありません。
いずれにせよ、本件は適格性に欠けるので裁判の対象にはならず、門前払いになるのではないかと思いますが、裁判長はいかが判断されますでしょうか?
では、長文にわたり面白い内容をありがとうございました。>深田さん
全然(--;;
3.血液型と性格の関係は?
ない
4.メッセージ:
>時間がないので、今夜はこのぐらいにしておきますので悪しからず。
とあったので少し待ってみたのですが、追加が無いようなので続けます。
>一般的に、統計だけでは100%確実な証明はできませんから、以前に書いたようにこの議論はするだけ無駄ということになります。
誰が100%の話なんかしましたか? 私は初めから一貫して
「有意差がある、無い、両方の計算結果が出たデータから、あえて差があると結論した理由」
を尋ねていますが、一向にはっきりした理由を聞かせてもらえません。
それとも、こういう場合はABOFANさんにとっては差があると結論するのが当然で、理由なんて無いと言うことですか?
う〜ん、困りました。前述のとおりですが…。
まず、きちんとした有意差があるなら、わざわざ「あえて」と言うまでもなく「差がある」ことになりますよね。
あるいは、データの組み合わせを20通りつくれば、危険率5%なら1つぐらい有意差が出るという意味なのでしょうか? それなら、他の打撃のデータとも比較して、やはりO型とB型が多いと結論を出しているのだからOKなはずです。再現性をチェックしたり、偶然である確率を計算してみてください。
よくあるパターンで、いくら危険率が小さくてもダメという人がいますが、そういう意味ではないですよね?(失礼!)
4.メッセージ:
「子供の屁理屈おじさん」は、とにかく「字面」が大事で「文章の意味」は考えない、
と言うことのようだから、こちらも質問の書き方を変えましょう。
@ABOFAN氏が採用している「日本人の血液型比率」を教えて下さい。
基準がわからないと本当に「血液型によるばらつき」があるのかもわかりません。
たとえばある調査結果が「A型はAB型の2倍もある」といっても「日本人の血液型比率」では
「A型はAB型の4倍」であるとしたら「2倍もある」ではなく「2倍しかない」になると思うの
ですが いかがでしょうか。ぜひ採用している「日本人の血液型比率」を教えて下さい。
A小泉内閣の発足当初の支持率は各マスコミの世論調査で85%前後ありました。
以下参考資料
*******************************
*http://cnn.co.jp/2001/JAPAN/05/28/koizumi.support.rate/
* 小泉内閣、85%前後の高支持率を維持 各紙調査
*2001.05.29
*Web posted at: 4:41 PM JST (0741 GMT)
*
* 朝日新聞が26、27の両日実施した電話調査によると、小泉純一郎内閣の支持率は84%で、
*同社調査で最高を記録した先月の調査(小泉内閣発足直後)の78%を上回った。不支持率は6%
*だった。
* 毎日新聞の25、26両日の電話調査では、支持率は87%で、歴代最高を記録した前回4月調査の
*85%より2ポイント上昇した。不支持率は前回より1ポイント減の4%だった。
*
* 読売新聞が26、27両日実施した面接方式の調査では、支持率は85・5%で、歴代内閣で
*最高を記録した。不支持率は5・7%で過去最低だった。ただ、内閣発足直後の先月末に実施した
*電話調査の87・1%よりはわづかに下降した。
******************************
この支持率を平均すると、支持85%、不支持5.5%、残り9.5%(推測で、どちらでもないとか
不回答、かな)ぐらいでしょうが、私が知っている日本人の血液型比率(A・38.1%、O・30.7%、
B・21.8%、AB・9.4%)と比較すると、A・B・O3種類の血液型を全部足すことでやっと
支持率を上回ります。仮に「支持」以外の15%を一つの血液型で占めていたとしても(ABの
場合、他の型が5.6%+されます)、4種類の血液型全て(ABが支持にまわらなかった場合残りの
3種類)が支持にまわらないと数が足りません。
各新聞社が特定の「血液型」を選択した上で調査したとは思えませんので日本人全体の比率と
大差ないと思います。だとすると「血液型」に関係なく同じ選択肢を選んでいる人が大多数を
占めているのだと思いますがいかがでしようか。それとも私が知っている日本人の血液型比率が
間違っているのでしょうか。
どっちでしょうか?B40人の選手の本塁打率です。(率順)
名前 本塁打 本塁打率(%) 名前 本塁打 本塁打率(%)
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王貞治 868 7.32 高田繁 139 2.40
田淵幸一 474 6.89 大宮龍男 63 2.39
山本浩二 536 5.70 広岡達朗 117 2.31
大杉勝男 486 5.61 山本功児 64 2.30
落合博満 510 5.51 山下大輔 129 2.15
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
清原和博 427 5.50 福本豊 208 2.05
野村克也 657 5.49 田尾安志 117 1.96
掛布雅之 349 5.31 大石大二郎148 1.92
衣笠祥雄 504 4.74 武上四郎 71 1.90
長島茂雄 444 4.83 大矢明彦 93 1.80
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
加藤英司 347 4.39 仰木彬 70 1.76
香川伸行 78 3.97 北村照文 41 1.74
中尾孝義 109 3.69 篠塚利夫 92 1.49
長内孝 104 3.62 森昌彦 81 1.32
島谷金二 229 3.59 高木豊 88 1.31
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
佐々木恭介 105 2.96 屋鋪要 58 1.24
若松勉 220 2.90 島田誠 76 1.23
八重樫幸雄 106 2.86 達川光男 51 1.22
高木守道 236 2.59 吉田義男 66 0.85
駒田徳広 195 2.55 正田耕三 44 0.71
40人の選手を調べたところ4%±3%からはずれているのは、
王と吉田、正田の3人だけでした。
この表を見ると大した記録を残していないドカベン香川のすごさが
際だってますね。
王はさすがですが、それでも92.68%の打席で本塁打を打って
いませんし、香川との差はなんと3.35%です。「一番多いO型
と一番少ないAB型の差は、 たった(?)の16.5%です。
血液型による差というのは、せいぜいこんなもの なのです
(ABOFANのページより)」ということですが、王と正田の差
でも「たった(?)の16.5%」の半分にも満たない6.61%
です。
もちろん「たった(?)の16.5%」という数字は「血液型の差」
全般にむけられたものですから 当然「血液型による本塁打の差」
にも適用されなければなりませんね。
つまりABOFANさんは「血液型による差」というのは「個人差」
よりも大きいと考えていると解釈してよろしいですか。
ありがとうございます。早速回答させていただきます。
> 「子供の屁理屈おじさん」は、とにかく「字面」が大事で「文章の意味」は考えない、
> と言うことのようだから、こちらも質問の書き方を変えましょう。
では、次のように解釈させていただきます。
どうもありがとうございました。(^^)
> @ABOFAN氏が採用している「日本人の血液型比率」を教えて下さい。
前回書いたとおりです(O型30.7%、A型38.1%、B型21.8%、AB型9.4%)。
> A小泉内閣の発足当初の支持率は各マスコミの世論調査で85%前後ありました。
発足当初は85%前後ということに特に異議はありません。
しかし、7月以降はそうではなかった(=小泉内閣の支持率は80%以下)ことになります。従って、「小泉内閣の支持率が80%超」「少なくとも全国紙4社と在京キー局の調査では全部そうだった」という発言は撤回すると解釈させていただきます。
> 各新聞社が特定の「血液型」を選択した上で調査したとは思えませんので日本人全体の比率と
> 大差ないと思います。だとすると「血液型」に関係なく同じ選択肢を選んでいる人が大多数を
> 占めているのだと思いますがいかがでしようか。
そう思いますが、調査時に血液型を調べてないので正しいかどうか判断しようがありません。ですから、この質問は回答できませんので悪しからずご了承ください。
どうもありがとうございました。(^^)
> B40人の選手の本塁打率です。(率順)
貴重なデータをありがとうございます。
> 血液型による差というのは、せいぜいこんなもの なのです
> (ABOFANのページより)」ということですが、王と正田の差
> でも「たった(?)の16.5%」の半分にも満たない6.61%
> です。
> もちろん「たった(?)の16.5%」という数字は「血液型の差」
> 全般にむけられたものですから 当然「血液型による本塁打の差」
> にも適用されなければなりませんね。
???
私はそうは書いたつもりはありません。アンケートの回答率の差がせいぜい10〜20%という意味ですが…。もしそう解釈されているのでしたらHPの書き方が悪かったようなので、ここに訂正させていただきます。m(._.)m
#ホームラン王の差なんて、10〜20%どころじゃありませんから(笑)。
> つまりABOFANさんは「血液型による差」というのは「個人差」
> よりも大きいと考えていると解釈してよろしいですか。
そのとおりです。県民性の差や性差よりも個人差の方が大きいですよね。血液型も同じです。
今回は意見がほとんど一致しましたね。(^^)
では。
4.メッセージ:
>「小泉内閣の支持率が80%超」「少なくとも全国紙4社と在京キー局の調査では全部そうだった」
>という発言は撤回すると解釈させていただきます。
それは各マスコミにゆうてちょうだいね。「「支持率80%超えた」という報道を撤回しろ」って。
抗議のメール、送ったんとちゃうかったん?
もう少し詳しく書いてあげんとわからんのかな。
今まで蓄積してきた「血液型による性格、動向、判断基準等の違い」と「世論調査の結果」を
照合すると、どういったことが考えられるのでしょうか、ということや。
こっちは「血液型なんぞで説明できることではない」と考えておる。
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>>「血液型による差」というのは「個人差」
>> よりも大きいと考えていると解釈してよろしいですか。
>そのとおりです。県民性の差や性差よりも個人差の方が大きいですよね。血液型も同じです。
これで「回答」になっていると思っている感性には感心するわ。素晴らしい!!
どうやったらここまでずれまくることができるんか、不思議。
>今回は意見がほとんど一致しましたね。(^^)
してまへん。
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> それなら確かにそうだと思います(他の本にもそう書いてあるはず…)。
>しかし、これは「ちなみに能見さんは『4:3:2:1』やで」という記述と同じなのですか?
そのとーりである。
>私はこの比率は基本的には使っていません。
この台詞からは、この比率が一般に知られているのを認識していることがみてとれるな。
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> しつこいようですが確認させてください。mt_whさんの知る限り、
>能見さんが「A型は保守的」と文字通り書いてある部分はないものと解釈していいですか?
ほんまにしつこいね。バックナンバー探して下さい。まあ好いたようにしたらええねんけどね。
ルール慣習を尊重し秩序を重視するとか、安定した堅実な生活環境を望んで
未知のものや未経験なことに関しては少しでも不安な要素があると、決して手を出さない
(LEE 84年10月号能見俊賢氏からの引用)様な人のことを世間一般では「保守的」と
いうんでっせ。「わたしはそうはいいません」とおっしゃってもそれは「子供の屁理屈おじさん」の
国語力と感性の問題やしね。古川さんは「保守的→A、AO型」というてはりまんね。
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> 具体例をお願いします。これだけでは、調査時に血液型を調べていないようなので
>回答しようがありませんが…。
小泉新内閣の支持率は、共同通信社の世論調査で86.3%(4月27日〜28日)と
、細川内閣の75.7%を上回り、過去最高を記録した。
http://kodansha.cplaza.ne.jp/broadcast/special/2001_05_09_1/content.html
> 7月以降はそうではなかった(=小泉内閣の支持率は80%以下)、ということも
>撤回しないと解釈していいですか?
撤回はできまへん。なぜならこんな発言をした覚えがないから。
ありがとうございます。
>>「小泉内閣の支持率が80%超」「少なくとも全国紙4社と在京キー局の調査では全部そうだった」
>>という発言は撤回すると解釈させていただきます。
>それは各マスコミにゆうてちょうだいね。「「支持率80%超えた」という報道を撤回しろ」って。
>抗議のメール、送ったんとちゃうかったん?
となると、「小泉内閣の支持率が80%超」というのは一般的に成り立たない(?)ということですね。マスコミがそう言っているだけで、mt_whさんは真偽のほどは関知しないと…。
>今まで蓄積してきた「血液型による性格、動向、判断基準等の違い」と「世論調査の結果」を
>照合すると、どういったことが考えられるのでしょうか、ということや。
考えるのはいいのですが、今回はデータがないので検証しようがありませんよね。私は、現実に検証しようがないことを議論しても意味がないと思っているので、あえて回答しようとは思いません。それがけしからんということなら、批判は甘んじて受け入れます。m(._.)m
>こっちは「血液型なんぞで説明できることではない」と考えておる。
そうだと思いますが、検証しようがないですよね。本当は、血液型により回答の傾向が違うとも考えられなくもないですが…。どうなんでしょうか?
>>しかし、これは「ちなみに能見さんは『4:3:2:1』やで」という記述と同じなのですか?
>そのとーりである。
能見さんはたいていは「O:A:B:AB」の順ですから、割合が「4:3:2:1」ということなら、必然的にO:A:B:AB=4:3:2:1となります。この比率は正しいとは言えないでしょう…。
>> しつこいようですが確認させてください。mt_whさんの知る限り、
>>能見さんが「A型は保守的」と文字通り書いてある部分はないものと解釈していいですか?
>ルール慣習を尊重し秩序を重視するとか、安定した堅実な生活環境を望んで
>未知のものや未経験なことに関しては少しでも不安な要素があると、決して手を出さない
>(LEE 84年10月号能見俊賢氏からの引用)様な人のことを世間一般では「保守的」と
>いうんでっせ。「わたしはそうはいいません」とおっしゃってもそれは「子供の屁理屈おじさん」の
>国語力と感性の問題やしね。古川さんは「保守的→A、AO型」というてはりまんね。
やはり、能見さんが「A型は保守的」と文字通り書いてある部分はないのですね。いやぁ、安心しました。
なお、A型が保守的かどうかは何回も書いたので、申し訳ありませんが省略させていただきます。
では。
<裁判長>
一応意見を求められたようなので、回答する
検察官の方もいろいろ言いたい事があるようだが、多分言い始めたらまた際限なくなるだけような気がするし
検察官の意見は求めていないようなので、私だけ答えることにする
>いずれにせよ、本件は適格性に欠けるので裁判の対象にはならず、門前払いになるのではないかと思いますが、
>裁判長はいかが判断されますでしょうか?
との事であるが、その理由として
1.検察官の本務は形容詞や修飾語を多く使うことではないでしょう
2.この裁判は「本当に」とか「普通は」とかの文章表現の問題を扱うのでしょうか?
3.科学的な問題なら本来は裁判の対象にはらない
4.名誉毀損罪なら親告罪
5.検察官が統計を統計を(あまり?)わかっていない。
世論調査で「『「当社が実施した世論調査』の範疇を超えた推測を立てない」ということはない
などを挙げていると受け取っていいかね?
タイプ1・2エラー問題については、裁判の議題とは別項であり
本当に検察官が統計を分かっていないのかどうかは別項で、別キャラクターに答えさせよう
さて、まず大前提であるが、以前も言ったがこれは擬似裁判劇だ
そう言っているのに、君はなぜあくまでも「現実の裁判」にこだわるのかね?
つまりは、これは深田の思考・論理過程を「裁判っぽく」表現しただけなのだ。
ちなみに、私は実際の裁判を見たことも、裁判記録を見たこともあるが...おっと、裁判に参加した事はないですぞ
多い少ないは別として、結構弁護士も検事も形容詞や修飾語を使うようであるな。
それはともかく、どうしても、あなたが「裁判」という形式にこだわって、
実際に述べられている論理的な問題に目が行かないというのであれば
被告...いやABOFANさんは、今までの裁判記録を
被告を「ABOFANさん」、被害者を「MMさん」、陪審員を「読者」、裁判長を「深田A」、検察官を「深田B」
とでも読み返ればいいのではないかな?
そうすれば、あまりかわり映えのしないつまらんシチュエーションになるとは思うが
適格性欠如の理由1〜4は解消されると思いますよ
ということで、これが「現実世界の刑事や民事裁判」であったら、確かに君の言うように「裁判の対象にはならない」が
自己の論述を「(架空の)裁判っぽく述べる」という手法は、別に門前払いの対象にはならないと思います
理由2については、確かに君が言うように、この擬似裁判劇の本題は「文章表現」の問題であっただろう。
事の発端もあなたがMMさんの文章表現の解釈から「理解不能」としたことだった
しかし、まぁ、文章表現のうまい下手は確かに個人差があるとは思うが、
用語の使い方の「正しい・誤り」の問題はまた別な話であろう
「科学」の土俵上での用語の使い方の「正しい・誤り」について論議するのであれば、
それはもう、「文章表現」だけの問題ではなく、当人の「科学の理解」の問題になると思うのだが、どうだね?
この擬似裁判劇においても、あなたは自分の「文章表現」の正しさを説明しようとした時に
結局自分の思う「科学的・統計的・論理的」な根拠を挙げていたのではないかね
あなたはこの擬似裁判劇が「文章表現」という「科学」とは関係の無い問題だったと感じておられるようだが
今回の擬似裁判劇によって、あなたの「科学的・統計的・論理的」なレベルがある程度浮き彫りにされていったと思います
それだけでも、この擬似裁判劇をやって良かったと思うがどうであろう?
それとも自分の「科学的・統計的・論理的」なレベルが浮き彫りにされてしまっては困るというのであれば
こちらとしては「それはすまなかった。」と言うしかないが....
理由5についてはひとつご助言申し上げよう
「世論調査」という言葉だけを「スーパーニッポニカ2001」を引き合いに出して論じるのはかまわないが
「当社が実施した」とことわりを入れるようなその「世論調査」が、
実際に「スーパーニッポニカ2001」に載っている表現どおりの役目を果たしているか
ちゃんと自分で考えてみなくてはいけないのではないでしょうか?
マスコミを盲信するような人間には信じられないかもしれないが
マスコミはウソにならない程度に人を騙すテクニックを持っていますよ
「世論調査」という言葉を使うことで、人にあたかも「日本国民の意見の割合」を言っているように印象付ける細工はするが
読者に「あの数値は日本国民の意見の割合を示したものか?」と聞かれると
「いや、あれは当社がアンケートと実施した結果をそのまま示しただけでありまして、それ以上の事は言っておりません。」
と逃げるだけのしたたかさを持っているのです。
よく新聞なりをお読みになってください。
「これにより、日本国民の支持率が変化していることが判明した」なんて表現はまず見られません
書いてあったとして
「これにより、日本国民の支持率が変化していることが判明したと考えられる」
「これにより、日本国民の支持率が変化していることが判明したのではないでしょうか」
という、漠然とした表現を使ってませんか?新聞だけじゃなく、ニュースもそんな感じですよね
これまた一読者としてその新聞社に「日本国民の支持率が変化していることが統計的に判明したんですか?」と聞けば
「いや、あれはあくまで当社の独自の判断でして、実際がどうかは、読者様の判断にてお願いします」
と答えられるしたたかさをちゃんと残しているのです。
それを「新聞社の意見だから正しい」としてしまっては、それは「統計」という判断基準を放棄するに等しい。
「統計」とは縁の無い人であればそれも許されるが、仮にも「統計」を使って論議している本人が
考え無しに「新聞社も『スーパーニッポニカ2001』の意味どうりの『世論調査』をやっている」
などと軽々しく信じてしまったりしてはいけないのではないでしょうか?
予断ですが、マスコミの騙しテクニックについて身近な例を挙げましょう
例えば、洗剤は新しい商品が出るたびに汚れの落ちが「従来の洗剤」よりも何10%もアップします
でもおかしいと思いませんか?
1年前まで驚くほど真っ白に洗い上げていた「新製品」だった洗剤も、新製品が出れば「従来の洗剤」になるはずですが
最新のCMを見ると、そんな「従来の洗剤」が、今度は驚くほど汚れが落とせていません。
タネを明かせば「従来の洗剤」とは「つい最近まで新製品として発売していた洗剤」ではなく
「10年以上前に発売していた洗剤」のことなのです。
ウソは言っていません、が、必ずしも正直とは言えません。
それで人は「去年の洗剤よりも驚くほど汚れが落ちるんだ」と騙されるのです
実際のところ
「世論調査で『「当社が実施した世論調査』の範疇を超えた推測を立てないということはない」
という先入観を持つ人は
「『「当社が実施した世論調査』の範疇を超えた推測を立てない」ような記事を見ても
ころっとマスコミの作意にひっかかり
あたかも「それを超えた範疇の推測を(新聞社が)立てている(=日本国民の意見だ)」
と自分で勝手に解釈してしまうのです
ちゃんと読解すれば、どこまでが新聞は事実として提示しているのかわかるはずですよ
文章をうまく書く能力は科学に殉ずる者にはあまり必要は無いかもしれませんが
文脈をきちんと読解する能力は科学に殉ずる者にとってかなり必要なことだと思われます
そうでないと、したたかなマスコミや作為的な統計をして見せる人間にころっと騙されてしまいます
深田はいつもABOFANさんの薦める本を読もうとはしないので
あえてABOFANさんには読むようには強く勧めませんが
興味があったら、そして読者の方も、ぜひともこの本を読んでみてください。
人が提示する統計を盲信する事がいかに危険か分かります
「統計でウソをつく法 〜数式を使わない統計学入門〜」
ダレル・ハフ著 高木秀玄訳 ブルーバックス
ということで、あなたのの疑問に答えてみたがどうでしたか?
またもし疑問なり質問なりがあれば再登場してお答えします。
まぁその時は裁判長か検事のどっちに聞くかは明記するようにしてください。
とりあえず以上です。
どうもお手数かけました。
随分とヤボな質問をしてしまったようで申し訳ありません。
「統計でウソをつく法」は、その昔読んだ記憶があります。なかなか面白い本でしたね。(^^)
まぁ、ウソとまでは言わないにしても、統計で自分の都合のいいような結果を導くことは可能です。私は、そうならないよう自戒しているつもりですが…。
ありがとうございました。
全然(--;;
3.血液型と性格の関係は?
ない
4.メッセージ:
深田さんへのレスに対する横レスです。
>なお、名誉毀損罪なら親告罪のはずですから、MMさんから訴えられていない以上、私は全くの無罪です。被告になりようがありません(笑)。
人が黙っていると思って好き放題言ってくれるではありませんか。そういう事なら言わせてもらいます。
「本当=100%」というのが、もし万が一意図的な曲解でなかったとしても、その時点で論点を整理して聞き返す事もしない(出来ない)まま、人のことを
「意味不明」
「統計を知らない」
「学力が高校生程度」
「引っかけ」
「実際に計算した経験が無い」
などと、一方的で自分勝手な思い込みによる暴言を言いたい放題に繰り返し、不当に名誉を貶めようとしたことは許しがたい行為です。
謝れ、などとは言いません。口先だけ謝られて、うやむやのまま一件落着にされたら不本意ですから。
今後、「引っかけ」「言わなくてもわかるはず」などと「分かっているフリをして具体的な議論から逃げる」ことを止めることを要求します。
手始めに、以下の質問に答えてもらえますか?
>「有意差が出たデータこそタイプ1エラーだったのかもしれない」ということなら、統計的に有意差が云々は無意味です。
と言っていますが、ABOFANさんはホームラン王のO:A:B:ABの比較で、散々
「有意差の出なかったデータはタイプ2エラーだ」
と主張しています。
「有意差の出たデータはタイプ1エラーだ」というのは不当だが、
「有意差の出なかったデータはタイプ2エラーだ」というのは正当だとでも言うのですか?
回答をお願いします。
なお、同じことを深田さんも指摘していますが、ABOFANさんは何故か一言も触れていません。
う〜ん、謝るなという指示ですので申し訳ありませんが謝りません。よろしくお願いします。
ただ、一言よけいなことを言わせていただくと、「一方的で自分勝手な思い込みによる暴言」と思われるのは実に心外です。自分がMMさんだったらそういう意図だという意味です。決して断定しているつもりはありませんのでご容赦ください。
では、ご要望ですので、質問に回答させていただきます。
>ABOFANさんはホームラン王のO:A:B:ABの比較で、散々
>「有意差の出なかったデータはタイプ2エラーだ」
>と主張しています。
既述のとおり、他のいくつかのデータとも比較して「有意差の出なかったデータはタイプ2エラーだ」と推定している訳です。それはおかしい、ということならぜひ反証の提出をお願いします。
私が経験した割とよくあるパターンは、立証責任は提唱者(だけ)にあるという論法です。いくら立証しても自分が認めなければいいのですから水掛け論になってしまいます。MMさんがそういう論法なら、申し訳ありませんがこれ以上説明はいたしません。悪しからずご了承ください。
>「有意差の出たデータはタイプ1エラーだ」というのは不当だが、
MMさんは、1種類のデータしか示していません。データに有意差があっても帰無仮説が棄却できないということなら、統計学的に適切な解釈とは言えないと思いますが…。
蛇足ですが、この場合のタイプ1エラーの確率(5%)は、タイプ2エラーの確率(数10%以上?)よりもかなり小さいのです。ですから、「有意差の出たデータはタイプ1エラーだ」というのは適当でないとしても、「有意差の出なかったデータはタイプ2エラーだ」が適切な表現というケースもありえると思います。
全然(--;;
3.血液型と性格の関係は?
ない
4.メッセージ:
>「有意差が出たデータこそタイプ1エラーだったのかもしれない」ということなら、統計的に有意差が云々は無意味です。
について、個々のケースを問題にしているのではありません。
上記のABOFANさんの主張はタイプ1エラーをタイプ2エラーに置き換えても成り立ち、その場合、「有意差の出なかったデータはタイプ2エラーだ」という従来の主張と矛盾します。
深田さんのメール(その6)に対するレスから引用します。
「有意差が出なかったデータがタイプ2エラーだったのかもしれない」ということなら、統計的に有意差が云々は無意味です。
おわかりですよね?ご自分で書いた文章なのですから。
読者のためにもう少しわかりやすく説明しておきましょう。
>「有意差」はタイプ1エラーが存在することを前提としているのです。
「有意差がない」ことも当然タイプ2エラーが存在することを前提としています。
>従って、「有意差」が出れば、タイプ1エラーが存在しようが「本当に差がある」と推定することなります。それ以外に言いようがありません。
従って、「有意差」が無ければ、タイプ2エラーが存在しようが「本当に差が無い」と推定することなります。それ以外に言いようがありません。
>しかし、MMさんの「有意差が出たデータこそタイプ1エラーだったのかもしれない」は少し意味が違うようです。
しかし、ABOFANさんの「有意差が無いデータはタイプ2エラーだったのかもしれない」は少し意味が違うようです。
>文脈からすると、「統計的な差があった場合でも、それは必ずしも本当の差と推定するわけではない」という意味としか解釈しようがありません。それなら、はじめから統計的検定なんか無意味なはずだと思いますが…。
文脈からすると、「統計的な差が無かった場合でも、それは必ずしも本当に差が無いと推定するわけではない」という意味としか解釈しようがありません。それなら、はじめから統計的検定なんか無意味なはずだと思いますが…。
という訳で、ABOFANさんの理屈に従えば、「有意差の無いデータはタイプ2エラーだ」という従来の主張は意味が無いと言うことになります。
タイプ1/2エラーについて検討すると統計的検定は無意味になるんですか?ならないんですか?
>蛇足ですが、この場合のタイプ1エラーの確率(5%)は、タイプ2エラーの確率(数10%以上?)よりもかなり小さいのです。
まさに蛇足ですね。
数10%以上なんていいかげんなことを書いていますが、具体的に何%なんですか?
また、何%以上あったらタイプ2エラーだと推定するんですか?
そもそも、数10%もエラーの確率のあるデータなんて、どんな結果が出ようがあてになんかならないでしょう?
おまけに「サンプル数が少ない」という原因まで分かっているのですから、とっととこんなデータは捨ててサンプル数の多いデータを探せばいいのに、何をこだわる必要があるんですか?
>ケースもありえると思います。
「ありえる」なんて理由で証明になれば楽でいいですね。
そんないいかげんな理由で推定するなら、統計的検定なんて必要無いでしょう?
う〜ん、これまた回答に窮する質問ですね。もし、本気(?)で上のように書いているとするなら、統計のことはほとんどわからないと考えるしかありません(失礼!)。そんなことはないでしょうから、MMさんは私を試しているつもりなんでしょう…。
#統計を少しかじった人なら、今までの内容をまとめれば結論は自ずと明らかなはずはずなんですが。
とは言っても、MMさんに統計がわからないと思われるのもなんですし、読者の方へのサービスもあるので、一応最低限のことは書いておくことにします。(^^;; よろしくお願いします。
> タイプ1/2エラーについて検討すると統計的検定は無意味になるんですか?ならないんですか?
検討の方法によると思いますが…。
さて、どうも誤解が多いようなので、ここまでの私の説明をおさらいしておきます。
まず、本塁打数の分布(イメージ図)を見てください。ここでは、一番多いと思われるO型と一番少ないと思われるAB型だけ書いてあります。
図を見れば一目瞭然ですが、血液型によって本塁打数に差があると仮定すると、本数が多くなれば多くなるほど差が大きくなることなります。逆に、0本以上(笑)ということなら、全選手の血液型分布と一致します(当然!)。
そこで、実際のデータを見てみることにします。ここでは、既述したホームラン王の獲得回数別のデータです。
本塁打王の獲得回数別血液型
区 分
O型 A型 B型 AB型 χ2値 危険率 1回以上 17人 9人 10人 4人 4.57 <0.25 2回以上 9人 3人 7人 1人 6.14 <0.25 3回以上 6人 −
6人 −
11.53 <0.01 延人数(回数) 48回 12回 32回 5回 35.43 <0.001
予想どおり、獲得回数が多くなるほど血液型による差が大きくなることがわかります。延べ人数で差が大きくなるのも納得です。となると、やはり血液型によって差があると考えた方が妥当でしょう。
さて、これで『回復!スパスパ人間学』の「通算本塁打200本以上の現役選手」のデータも統一的に説明できることになります。
このデータのサンプルは、どうやら9人のようです。現役選手の定義が不明ですが、仮に1チーム9人とすると、12球団ですから全選手数は9人×12球団=108人となります。従って、108人中の9人がサンプルということになり、全体に対する比率は8.3%です。
それに対して、「本塁打数ベスト10」は文字どおり10人、「本塁打王獲得3回以上の選手」は12人です。この間の選手数は少なく見積もっても数百人はいるはずですから、仮に500人と仮定してみると、全体に占める比率は2%程度となります。従って、「通算本塁打200本以上の現役選手」の血液型分布は、「本塁打数ベスト10」や「本塁打王獲得3回以上の選手」より日本人の血液型分布に近づくことになるはずです。
では、実際のデータを見てみましょう。
通算本塁打200本以上の現役選手の血液型(%)
O
A
B
AB
比率(%)
33.3
33.3
22.2
11.1
日本人平均 30.7
38.1
21.8
9.4
やはり、そうであることがわかります。
なお、以上は定性的な説明ですので、細かい点で違う場合もあります。(^^;;
次に、「 本塁打ベスト10」の謎の説明に移ります。
この血液型はO型6人、A型1人、B型3人 となります。既に明らかになっているとおり、O:A:B:ABでは帰無仮説は棄却できませんが、(O+B):(A+AB)なら棄却されます。いったいどう解釈すればいいのでしょうか?
他の10人程度のサンプルを見てみましょう。「通算安打ベスト10」では、O型5人、A型1人、B型4人。「通算打点ベスト7」では、O型4人、B型3人とのことです。これらから推定すると、本塁打記録の上位2%(10人)程度の血液型分布は、O:A:B:AB=5:1:4:0と仮定してもヘンではないでしょう。
実際に、この数字で計算してみるとχ2=5.75となります。危険率は5%超になるので、残念ながら帰無仮説は棄却できません。しかし、(O+B):(A+AB)なら、χ2=5.75ですから危険率2%で有意 となり、帰無仮説は棄却されます。
では、実際にO:A:B:AB=5:1:4:0と仮定して、タイプ2エラーが発生する確率を計算してみます。
#(O+B):(A+AB)は、既に帰無仮説が棄却されているので、タイプ2エラーにはなりようがありません。
以下の場合以外はタイプ2エラーが発生します。
1.の確率
(1-0.1)^10=0.3486
2.の確率=(1)×(2)
(1)A型が1人である確率 10*(1-0.1)^9*0.1=0.3874
(2)O型が3人以下である確率 (1-0.5555)^9+9*(1-0.5555)*0.4444^8+9*8/2*(1-0.5555)^7*0.4444^2+9*8*7/(3*2)*(1-0.5555)^6*0.4444^3=0.0880
(1)×(2) 0.3874*0.0880=0.0341
3.の確率=(1)×(2)
(1)A型が1人である確率 10*(1-0.1)^9*0.1=0.3874
(2)O型が7人以上である確率 (1-0.4444)^9+9*(1-0.4444)*0.5555^8+9*8/2*(1-0.4444)^7*0.5555^2=0.2319
(1)×(2) 0.3874*0.2319=0.0926
4.の確率=(1)×(2)
(1)A型が2人である確率 10*9/2*(1-0.1)^8*0.1^2=0.1937
(2)O型が2人以下である確率 (1-0.5555)^8+8*(1-0.5555)*0.4444^7+8*7/2*(1-0.5555)^2*0.4444^6=0.0563
(1)×(2) 0.1937*0.0391=0.0109
5.の確率=(1)×(2)
(1)A型が2人である確率 10*9/2*(1-0.1)^8*0.1^2=0.1937
(2)O型が8人である確率 (1-0.4444)^8=0.0091
(1)×(2) 0.1937*0.0091=0.0018
6.の確率=(1)×(2)
(1)A型が3人である確率 10*9*8/(3*2)*(1-0.1)^7*0.1^3=0.0574
(2)O型が1人以下である確率 (1-0.5555)^7+7*(1-0.5555)*0.4444^6=0.0274
(1)×(2) 0.1937*0.0391=0.0016
7.の確率=(1)×(2)
(1)A型が3人である確率 10*9*8/(3*2)*(1-0.1)^7*0.1^3=0.0574
(2)O型が7人である確率 (1-0.4444)^7=0.0163
(1)×(2) 0.0574*0.0163=0.0009
8.の確率=(1)×(2)
(1)A型が4人である確率 10*9*8*7/(4*3*2)*(1-0.1)^6*0.1^4=0.0112
(2)O型が6人である確率 (1-0.4444)^6=0.0294
(1)×(2) 0.0112*0.0294=0.0003
合計 0.5199
従って、O:A:B:AB=5:1:4:0と仮定した場合、タイプ2エラーが発生する確率は1−0.5199≒48%ということになります。
#実は、時間がなくて計算のチェックが甘いのでご容赦を。間違っていた場合は次回に訂正させていただきます。(^^;;
これはどういうことかというと、タイプ2エラーの説明については、前の返事に書いたとおりです。理解しやすいように再掲しておきます。
つまり、ホームランの上位の分布は本当にO型とB型が多い、と仮定しているのです。具体的には、O型、B型がそれぞれ50%ずつであるとしています。 ところが、実際にサンプル数を8人として計算してみると、本当にO型とB型が多い(=差がある)はずであるにもかからわず、帰無仮説を棄却できない(「本当は差がない」と判定される?)という、不思議な結果になってしまいました。くどいようですが、これがタイブ2エラーです。 |
4.メッセージ:
「子供の屁理屈おじさん」の面目躍如といった内容ですね、
素晴らしい。
ABOFAN氏はあちこちで「議論が噛み合わない、平行線だ」と
いわれている、その筋では有名人ですからね。「議論が噛み合わない」というのは「日本語の読解力に欠け、相手の言うことを理解しようとい
う意思も能力も無い」からなんだろうが、これほど「血液型」を護るた
めに言葉を弄しているのはいったいなんなんだ?と思っていたら、
「平気でうそをつく人たち(草思社刊)」を読んで成る程、納得。
そういうことだったのか、なもんで、もうお話ししません。
さようなら。
お付き合いいただきまして、どうもありがとうございました。
全然(--;;
3.血液型と性格の関係は?
ない
4.メッセージ:
>う〜ん、これまた回答に窮する質問ですね。もし、本気(?)で上のように書いているとするなら、統計のことはほとんどわからないと考えるしかありません(失礼!)。そんなことはないでしょうから、MMさんは私を試しているつもりなんでしょう…。
またそうやって、人のことを無知、引っかけ呼ばわりするんですね。へー。
謝るなとは言いましたが、続けていいと言った覚えは無いんですがね。
>#統計を少しかじった人なら、今までの内容をまとめれば結論は自ずと明らかなはずはずなんですが。
統計の知識が少しでもあれば「とても関連があるなどとは言えない」という結論が得られるのは当然ですね。
>> タイプ1/2エラーについて検討すると統計的検定は無意味になるんですか?ならないんですか?
>検討の方法によると思いますが…。
ということは、ABOFANさんの言った
>「有意差が出たデータこそタイプ1エラーだったのかもしれない」ということなら、統計的に有意差が云々は無意味です。
というロジックは誤りだという事ですね。回答ありがとうございます。
>予想どおり、獲得回数が多くなるほど血液型による差が大きくなることがわかります。延べ人数で差が大きくなるのも納得です。となると、やはり血液型によって差があると考えた方が妥当でしょう。
ちっとも妥当ではありません。
獲得回数が多いほど差が大きいのではなく、「本塁打王を獲得したうちの、さらにごく一部でしか差が出ない」です。獲得回数1回でも、本塁打は0本以上どころか、100本も200本も打っている選手ばかりです。それで差が出ないのに血液型と関連があるとする理由はありません。
さらに、獲得回数はたまたま1年毎に本塁打王を選んでいるからこの回数になっているのであって、2年毎、3年毎であったら1回以上と延べ人数の差はもっと小さくなるでしょう。だから述べ人数のデータなど「水増しデータだ」と言っているのです。
>「通算本塁打200本以上の現役選手」の血液型分布は、「本塁打数ベスト10」や「本塁打王獲得3回以上の選手」より日本人の血液型分布に近づくことになるはずです。
近づくことは事実ですが、その理屈では日本人の血液型分布に等しくなるのは、選手全員にまで広げたときの近傍のみです。全体の上位1割以下のデータで有意差が出ない理由にはなりません。
さらに200本以上の現役選手が9人ならば、それは「現役選手ベスト9」という意味ではありませんか。
仮に本塁打数ベスト10が有意差があるデータだとしても、
「(歴代)本塁打数ベスト10では差がある」
「現役本塁打数ベスト9では差が無い」
ということになり、再現性の無いデータの典型的な見本ですね。
再現性の話が出たのでついでに指摘しますが、前回のレスで
>MMさんは、1種類のデータしか示していません。
などと言っています。どうやらABOFANさんは「再現性」と「多数決」の区別もつかないようですね。
1種類であっても有意差があるデータと無いデータの両方が存在したならば、再現性はありません。反証は1例でも有効なのと同じです。−−−−−−
エラーが出たので、二つに分けます。
>では、実際にO:A:B:AB=5:1:4:0と仮定して、タイプ2エラーが発生する確率を計算してみます。
わざわざ場合分けして全部計算したんですか?ご苦労様。
でも全部間違いです。
計算していて気付かなかったのですか? O:A:B:AB=6人:1人:3人:0人の場合のタイプ2エラーを計算するのに、何故その他の様々な場合の計算を合計しなければならないんですか?
読者の為に解説しましょう。
例えば、母集団がA:O:B:AB=7:1:1:1なのにO:A:B:AB=4:3:2:1(日本人の平均どおり)というデータが得られた場合がタイプ2エラーです。
このとき、母集団は7:1:1:1に限りません。1:7:1:1でも、また6:1:1:2などでも、そこから得られたデータが4:3:2:1であれば「有意差が無い」と判定されてしまう、タイプ2エラーです。
もうお分かりですね。
ABOFANさんは「O:A:B:AB=5:1:4:0と仮定して」の部分の比率を変化させなければならなかったのに、何を勘違いしたのかサンプルデータの方を場合分けして合計しています。
公式の意味を理解せずに、盲目的に数値を入れることしか出来ない人がやりそうなミスですね。ABOFANさんがどうだかは知りませんが。
さらに
>また、何%以上あったらタイプ2エラーだと推定するんですか?
>そもそも、数10%もエラーの確率のあるデータなんて、どんな結果が出ようがあてになんかならないでしょう?
>おまけに「サンプル数が少ない」という原因まで分かっているのですから、とっととこんなデータは捨ててサンプル数の多いデータを探せばいいのに、何をこだわる必要があるんですか?
には一言も答えていませんね。
それはそうです。危険率と違ってタイプ2エラーの確率がいくつであろうと「だから有意差があると判定すべきだ」とは結論できませんから。
エラーと言うのは要するに誤差です。誤差が大きいデータは「測定方法に問題あり」として捨てるのが当たり前です。
どうせまた無知だの引っかけだの言うんでしょうが、それは「ABOFANさんは指摘の意味すら理解できないほど、統計に関して無知である」ことを示しているに過ぎません。
すみません、回答する前にちょっと確認させてください。
> 再現性の話が出たのでついでに指摘しますが、前回のレスで
> >MMさんは、1種類のデータしか示していません。
> などと言っています。どうやらABOFANさんは「再現性」と「多数決」の区別もつかないようですね。
> 1種類であっても有意差があるデータと無いデータの両方が存在したならば、再現性はありません。
> 反証は1例でも有効なのと同じです。
通常、タイプ2エラーが起きる確率は正です。従って、タイプ2エラーが発生する確率の逆数回分のデータがあるとすると、平均するとそのうちの1回は「反証」のデータとなるので、MMさんの論理によると帰無仮説は棄却できなくなりますよね?
結局、データを集めれば集めるほど、帰無仮説は棄却できなくなってしまいます。極論すれば、帰無仮説を棄却させないためには、データをなるべく多く集めればいい(?)ことになりますが、こういう理解でいいですか?
> 例えば、母集団がA:O:B:AB=7:1:1:1なのにO:A:B:AB=4:3:2:1(日本人の平均どおり)
> というデータが得られた場合がタイプ2エラーです。
???
サンプル数が10なら、A:O:B:AB=7:1:1:1になった場合には有意差が出ませんから、結局はかなりの確率でタイプ2エラーになってしまいますが…。
そういう意味なのですか?
> 危険率と違ってタイプ2エラーの確率がいくつであろうと「だから有意差があると判定すべきだ」とは結論できませんから。
前述したとおり、通常、タイプ2エラーが起きる確率は正です。従って、MMさんの論理によると必ず帰無仮説は棄却できなくなりますが…。
そういう意味でいいのですか?
どうもよく理解できません…。(^^;;
全然(--;;
3.血液型と性格の関係は?
ない
4.メッセージ:
>通常、タイプ2エラーが起きる確率は正です。従って、タイプ2エラーが発生する確率の逆数回分のデータがあるとすると、平均するとそのうちの1回は「反証」のデータとなるので、MMさんの論理によると帰無仮説は棄却できなくなりますよね?
データ数で「しか」評価しないならそうですね。
それがどうかしたのですか??
そのときは他の方法を併用すれば良いだけです。
例えば、もっと精度の高い測定方法でデータを取りなおしたり、他の身体能力等のデータを取って傾向を比較するなどの方法があります。今回の例ならばサンプル数が少なすぎることが分かっているのですから、サンプル数の多いデータを取りなおせば良いことは既に何度も指摘しています。
だいたい、もともとデータ数の話しかしていなかったのに、勝手に統計一般の話に拡大解釈した挙句、自分が方法を知らないからといって「仮説が棄却できない」などと主張するなんて、論理の飛躍も甚だしいですね。
>サンプル数が10なら、A:O:B:AB=7:1:1:1になった場合には有意差が出ませんから、結局はかなりの確率でタイプ2エラーになってしまいますが…。
サンプル数が10だなんて一体誰が言ったのですか? 100でも1000でも結構です。一般論なのですから。
7:1:1:1が気に入らないなら99.997:0.001:0.001:0.001でも結構です。例なのですから。
そもそも「母集団の比率の方を振るべきだ」と指摘しているのですから、数値そのものには大した意味はありません。ちゃんと主旨を理解しているのですか?
>> 危険率と違ってタイプ2エラーの確率がいくつであろうと「だから有意差があると判定すべきだ」とは結論できませんから。
>前述したとおり、通常、タイプ2エラーが起きる確率は正です。従って、MMさんの論理によると必ず帰無仮説は棄却できなくなりますが…。
ここの主旨は「確率を計算すると言う方法ではタイプ2エラーだと断定できない」です。
「方法が違う」と言っているのに、他の方法を知らないからといって「必ず棄却できない」などと短絡されては困ります。
>どうもよく理解できません…。(^^;;
論理の飛躍や短絡無しに理解することがそんなに難しいのですか?
すみません、 ますますわかりません。(^^;;
> そのときは他の方法を併用すれば良いだけです。
> 例えば、もっと精度の高い測定方法でデータを取りなおしたり、他の身体能力等のデータを取って傾向を比較するなどの方法があります。
それは、他の方法が「絶対に正しい」(=誤差が存在しない)場合だけしか言えないですよね?
「もっと精度の高い」ということなら、それらの結果にも必ず測定誤差が存在することが前提になっているはずですし、「他の身体能力等のデータ」も必ず測定誤差が存在しますから同様です。ところが、直前
の文章には、
>> MMさんの論理によると帰無仮説は棄却できなくなりますよね?
> データ数で「しか」評価しないならそうですね。
> それがどうかしたのですか??
結局、MMさんの論理によると、データ数を増やせば必ず帰無仮説が棄却できないことになりませんか? それとも違うのですか?
> ここの主旨は「確率を計算すると言う方法ではタイプ2エラーだと断定できない」です。
確率や統計的手法を用いる限り何も断定できませんよね?
全然(--;;
3.血液型と性格の関係は?
ない
4.メッセージ:
>それは、他の方法が「絶対に正しい」(=誤差が存在しない)場合だけしか言えないですよね?
「絶対に正しく」はなくとも、「より妥当な」推定というものがあります。
それに比べてABOFANさんのやり方は杜撰過ぎて話にならない、と言っているのです。
>結局、MMさんの論理によると、データ数を増やせば必ず帰無仮説が棄却できないことになりませんか? それとも違うのですか?
違います。
「ただデータ数だけを増やして、他に何もしない」ならば棄却できないと言っているのです。「しか」にわざわざ「」をつけたのに、日本語が読めないのですか?
「他の何か」が知りたいのであれば、統計を勉強してください。
>確率や統計的手法を用いる限り何も断定できませんよね?
「断定」でも「推定」でも「鑑定」でも何でもかまいません。
方法が間違っているのだ、と言っているのです。
揚げ足を取る暇があるなら、主旨を理解してください。
それとも、確率であるならば、どうせ100%でないならば、どんな出鱈目な推定をしてもかまわないとでも言いたいのですか?−−−−−−
追加です。
「棄却できない」云々が理解できなくても、そんなことにこだわる必要はありません。
どうせ「本塁打数200本以上」の根拠は間違い、「本塁打王獲得回数」は水増し、タイプ2エラーに至っては計算方法すら間違っているのですから、心配しなくとも差が有るとは到底言えないデータだらけです。
「棄却できない」のなんのとそんなことを心配するほどのレベルにすら達していません。
余計な心配をする暇があるのなら、もう少しまともな根拠を用意することですね。
????
MMさんの質問に回答するために意味を確認させていただいているのですが、なかなか難しいですね。(^^;;
しつこいようですが、私の疑問は以下のとおりです。
> 1種類であっても有意差があるデータと無いデータの両方が存在したならば、再現性はありません。
> 反証は1例でも有効なのと同じです。
この発言は撤回すると解釈していいでしょうか? MMさんもご承知のとおり、この文章は論理的には正しいのですが、統計的検定に関する文章であれば、必ずしも正しいとは言えません。
文章中に「有意差」という単語がある以上、データは統計的なデータのことでしょうから、それなら正しいとは言えませんよね?
> 「ただデータ数だけを増やして、他に何もしない」ならば棄却できないと言っているのです。
> 「しか」にわざわざ「」をつけたのに、日本語が読めないのですか?
> 「他の何か」が知りたいのであれば、統計を勉強してください。
「データ数」の表現が誤解を招いているようですので補足させてください。上の文章中の「データ数」は、必ずしもサンプル数という意味ではありません。調査・実験の実施回数も含みます。よろしくお願いします。
統計的検定では、「完全」「100%」という仮定は普通はしませんから(それなら、はじめから検定をする必要がないので…)、データ数を増やす以外に何かしたにしても「棄却できない」という結論は変わらないはずですが…。いかがですか?
> どうせ「本塁打数200本以上」の根拠は間違い、「本塁打王獲得回数」は水増し
この表現は今までの文章とはつながりません。なぜなら、どちらも統計的な話なのですから…。
正確には、危険率○○%で○○と推定する、ですよね(笑)。
> タイプ2エラーに至っては計算方法すら間違っているのですから、
タイプ2エラーの計算は、(帰無仮説に対する)対立仮説をどうするのかに依存しますよね? 何が問題なのでしょうか?
全然(--;;
3.血液型と性格の関係は?
ない
4.メッセージ:
散々人に説明させた挙句がこれですか。
>> 1種類であっても有意差があるデータと無いデータの両方が存在したならば、再現性はありません。
>> 反証は1例でも有効なのと同じです。
>この発言は(略)
・再現性は無い
・再現性が無くとも、他の方法で結論が出せる
・例えば条件を変えて別のデータ群を作り、データ群同士の傾向を比較する方法がある
・従って「必ず棄却できない」というABOFANさんは間違い
・他の方法を取らないのに、安易で杜撰な結論を出したABOFANさんは間違い
以上、終わり
>> どうせ「本塁打数200本以上」の根拠は間違い、「本塁打王獲得回数」は水増し
>この表現は(略)
理解できないなら、せめて妙な曲解をしないでください。
「その11で指摘した通り、ABOFANさんの挙げた根拠は出鱈目だ。到底差があるなどとは言えない。
だから、棄却できないのなんのと「検定のやり方」を検討する必要は無い。検定のやり方で評価が変わるようなきわどいデータを扱っているわけではなく、少々ラフに判定しても「有意差があるとは言えない」以外の結論など出ないのだから。」
と言ったのです。
意味はわかりました。
では、ベスト40までのデータを示しておきます。
手元の血液型のデータと40位までマッチングしてみると、O型16人、A型9人、B型10人、AB型1人(不明者は除く)となり、有意差はO:A:B:ABについてχ2検定を行ってみると帰無仮説は棄却できませんが、 (O+B):(A+AB)では棄却されるので、ベスト10と傾向は変わらないようです。
結局、(O+B):(A+AB)については、再現性があることになります。
O:A:B:ABについては、ベスト10とベスト40で順位が変わらないことから、再現性があると判断することも可能ではないでしょうか?
全然(--;;
3.血液型と性格の関係は?
ない
4.メッセージ:
>結局、(O+B):(A+AB)については、再現性があることになります。
本塁打数のデータ「1組だけ」で傾向だの再現性だの言われてもねえ(苦笑)。
以前は通算安打記録やら通算打点記録やら挙げていたではありませんか。データを出すと都合でも悪いんですか?
>O:A:B:ABについては、ベスト10とベスト40で順位が変わらないことから、再現性があると判断することも可能ではないでしょうか?
順位とは「1番多いのがO型、2番目が・・・」ということですか?
たったそれだけの根拠でいいかげんな判断をすることを「統計的」だとは間違っても言えませんね
そういうのは「希望的観測」と言います。
>
で、その11に対する回答は?
まあ、まともな知識があればABOFANさんの挙げた根拠がいかに出鱈目か理解できるはずですが?
全然(--;;
3.血液型と性格の関係は?
ない
4.メッセージ:
10/3にメールを送ったのですが、忘れられそうなのでもう一度送ります。
>では、ベスト40までのデータを示しておきます。
たった一組のデータで再現性も何もありません。やっぱり再現性というものがわかっていないようですね。
以前は通算安打記録や通算打点記録を挙げていましたが、今度は無いのですか?
余談ですが、血液型を問題にしているのに表に血液型が書かれていないのは理解に苦しみます。
>O:A:B:ABについては、ベスト10とベスト40で順位が変わらないことから、再現性があると判断することも可能ではないでしょうか?
不可能です。少なくともまともな統計に従うなら、順位など根拠にしません。
それともABOFANさんは統計など関係無く、自分で勝手に判断するから可能だということですか?
結局ABOFANさんの「根拠」というのはそういう事なんですね。
統計に従うのは、せいぜい初めのχ2乗値を計算するまで。そこで有意差が出ないとなんだかんだと自分勝手な(そして統計に基づかない)理由をつけて、「有意差がでた」と独り善がりな結論を出す。
結局統計手法に従っていないのですから、ABOFANさんのやっていることは統計などではなく、ABOFAN独自の「統計もどき」でしかありません。
個人的な都合により、ずいぶん間があいてしまいました。大変申し訳ありません。m(._.)m
でも、再開する前にちょっと確認させてください。というのは、その16を読んで飛び上がるほど驚いてしまったからです。(@_@)
> 少なくともまともな統計に従うなら、順位など根拠にしません。
統計の教科書には、ノンパラメトリック検定の一手法として、順位による検定もきちんと説明されています。当然そんなことは知っていて書いているんですよね? もっとも、 私はきちんと検定して有意差が出るかどうかはチェックしていませんが…(^^;;
全然(--;;
3.血液型と性格の関係は?
ない
4.メッセージ:
>その16を読んで飛び上がるほど驚いてしまったからです。(@_@)
驚いたのはこちらです。私は
「順位が変わらないことを再現性の根拠になどしない」
としか言っていないのに、まるで
「あらゆる場合において統計では順位を扱わない」
と言ったかのように、ABOFANさんが勝手に文意を捻じ曲げているのですから。
私が再現性の話しかしていないのは文脈から明らかです。曲解するな、とは以前にも言ったはずです。
>ノンパラメトリック検定の一手法として、順位による検定もきちんと説明されています。
順位による検定とは、順位が変わらないことから再現性があると判断することではありません。当然そんなことは知っていて書いているんですよね?
順位による検定をするからと言って順位を再現性の根拠にもする、そういう自分勝手な拡大解釈を「統計もどき」だと言っているのです。
それから、本筋はABOFANさんがたった一組のデータしか示さずに「再現性がある」などと出鱈目を言ったことです。
ちょっと確認させてください、などと言って、際限無く話をそらさないでくださいね。
すみません、ますますわからなくなってしまいました。(*_*)
代表的な心理学の文献では、明らかにMMさんの意見と反することが書いてあります。つまり、この心理学の文献(のこの部分)は間違っている、と解釈させていただきますのでよろしくお願いします。
#なお、順位が逆転する理由については、私の考えも同じページに書いてあります。
松井豊 血液型ステレオタイプについて 東京都立大学人文学報 第44号 15〜30ページ S60
|
つまり、心理学では「順位が変わらないことから再現性があると判断する」ということになります。ただし、上のデータでは順位が変わっているので、再現性はないと判断されることになります。よろしいでしょうか?
ただ、この文献の結論は間違っています。なぜなら、「血液型ステレオタイプ」は再現性があるので、順位が変わるのは単に見かけ上のことにすぎないからです。詳しい論証については、同じページを読んでみてください。
それにしても、これだけ前提が違うのでは、なかなか議論が進みませんね。(^^;;
じっくりと議論したいと思いますのでよろしくお願いします。
全然(--;;
3.血液型と性格の関係は?
ない
4.メッセージ:
>つまり、心理学では「順位が変わらないことから再現性があると判断する」ということになります。
違います。
「有意差と順位をそれぞれ別々に検討し、その両方が共に再現性が無ければ関連を示したことにならない」と書いてあるのです。
「どちらかが欠けても駄目」と書いてあるのであって、「順位に再現性が無いから有意差にも再現性が無いとみなす」のではありません。まして「順位に再現性があるから有意差も再現性があるとみなす」など論外です。
それに、「心理学では」というのはどういう意味です? 心理学であろうとなんだろうと統計手法が変わるわけが無いでしょう。ABOFANさんの解釈がおかしいんです。
そもそも統計上の根拠を求めているのに、なぜ統計の資料でなく心理学の論文から引用するんですか?
要するに統計上の根拠なんか無いと言うことですね。
そして、あわよくば
>つまり、この心理学の文献(のこの部分)は間違っている
ということをでっち上げたい為におかしな曲解をしているのでしょう。
呆れてしまいますね。
大体、ノンパラメトリック検定云々はどうしたんです? とりあえず名前を出したはいいが、説明できないものだから知らん振りですか。
こんな調子で次々に「根拠のように見えるもの」を出されたのではきりがありません。
以後、本筋と関係の無いごまかしにはレスしません。
結局、通算安打記録ベスト40も通算打点記録ベスト40もデータが無い、あるいはデータはあっても再現性が無かったので出したくない。再現性があるといったのは嘘っぱちだということですね。
話をそらすのに必死でデータを出さないというのは、そういう事なのでしょう。
どうもすれ違いが多いようですね。(*_*)
松井さんの論文(心理学)については、
> 「有意差と順位をそれぞれ別々に検討し、その両方が共に再現性が無ければ関連を示したことにならない」
> と書いてあるのです。
> 「どちらかが欠けても駄目」と書いてあるのであって、「順位に再現性が無いから有意差にも再現性が無いと
> みなす」のではありません。まして「順位に再現性があるから有意差も再現性があるとみなす」など論外です。
それなら、MMさんの以下の文章とは矛盾しませんか?
> 「順位が変わらないことを再現性の根拠になどしない」
私の解釈が悪いのかもしれないので再確認しますが、いつも必ず「順位が変わらないことを再現性の根拠になどしない」 のではなくて、有意差があった場合についてのみ「順位が変わらないことを再現性の根拠」にするということでいいですか?
しかし、その16を素直に読むと、
> 少なくともまともな統計に従うなら、順位など根拠にしません。
>
それともABOFANさんは統計など関係無く、自分で勝手に判断するから可能だということですか?
ということですから、やはり順位は関係ないのですか? いったいどちらなのでしょう?
> それに、「心理学では」というのはどういう意味です? 心理学であろうとなんだろうと統計手法が変わるわ
> けが無いでしょう。ABOFANさんの解釈がおかしいんです。
> そもそも統計上の根拠を求めているのに、なぜ統計の資料でなく心理学の論文から引用するんですか?
> 要するに統計上の根拠なんか無いと言うことですね。
> そして、あわよくば
> >つまり、この心理学の文献(のこの部分)は間違っている
> ということをでっち上げたい為におかしな曲解をしているのでしょう。
> 呆れてしまいますね。
ここは意味不明です。血液型と性格の統計上の解釈について、心理学の論文から引用するのはいいのですか? それともダメなのですか?
私は、血液型の具体例が示されているから心理学の論文から引用しているので、他意はありませんが…。
ダメという返事も考えられるので、念のため医学論文(英語)から引用します。(^^;;
以下は、血液型により血小板MAOの値に差があるという医学論文です(Arato, M., G. Bagdy, Z. Rihmer, Z. Kulcsar. "Reduced platelet MAO activity in healthy male students with blood group O." Acta Psychiatr Scand, February 1983; 67(2): pp. 130-34.)。
Fig. 1の説明から抜粋しておきます。
Mean value of the group with blood type O is significantly lower than that of the group with blood type A (P < 0.05) and with blood type A + AB + B together (P < 0.02); Student's t-test.
読めばわかるように、この解釈が正しいとすると、松井さんの論文については「A型と他の血液型には(確かに)差がある」ということになります。どちらが正しいのでょうか?
それとも、私の解釈が間違っているということでしょうか?
この点を確認してから次へ進みたいと思いますのでよろしくお願いします。m(._.)m
全然(--;;
3.血液型と性格の関係は?
ない
4.メッセージ:
「mt_whさんからのメール」のページに対し、半年前にメールを出しているにも関わらず、何故か更新されていないので(黙ってしまった?)もう一度メールします。
>それなら、MMさんの以下の文章とは矛盾しませんか?
矛盾しません。
ABO FANさんの示した本塁打数ベスト40のデータでは、O:A:B:ABは有意差が出ていませんから、順位が同じという理由だけで再現性があると判断することなど有り得ません。
>ここは意味不明です。
意味不明? 意味は明瞭です。
「ABOFANさんが誤った論文解釈をでっち上げ、しかも誤りを犯したのがABOFANさんでなく論文の執筆者であるかのようにすり替えることで、論文そのものの信頼性を貶めようとしている」
と言っているのです。
しかも、私に対しても「意味不明」と発言の内容に筋が通っていないかのようにでっち上げて、ごまかそうとしていますね。
なお呆れてしまいます。
>血液型と性格の統計上の解釈について、心理学の論文から引用するのはいいのですか? それともダメなのですか?
心理学に限らず、論文はABOFANさんの曲解によって解釈が歪められているので、今後一切コメントしません。
話を戻します。
ABOFANさんの示した本塁打数のデータは以下の通りです。
ベスト10:O:A:B:ABは差が無い。(O+B):(A+AB)は差が有る。
ベスト40:O:A:B:ABは差が無い。(O+B):(A+AB)は差が有る。
ここから得られる結論は以下の通り。
・ベスト10、40でO:A:B:ABは差が無い。つまり、「差が有る」という結果が一貫して得られていない。従って、本塁打数と血液型に関連があるとは言えない。
・ベスト10、40でO:A:B:ABは差が無い。つまり、サンプル数を増やしても差が出なかった。従って、ベスト10で差が出なかったのはサンプルが少ないせいであるとは言えない。
・さらに、深田さんの説明によって(O+B):(A+AB)に差が有ることはO型とB型が多いことを意味しない、ということは明らかになっている。つまり、(O+B):(A+AB)のデータは意味が無い。
以上から、(少なくともベスト10、40のデータを検討した限りでは)本塁打数と血液型との間には関連は見られない、と結論できる。
ついでに、個人的な感想を言わせてもらえば、「本塁打数に関連が無い」ことだけ認めておけば良かったものを、ホームラン王獲得『回数』という『水増しデータ』を根拠にしたり、差が無いという結果を何の裏付けも無くタイプ2エラーだと決め付けたり、そのタイプ2エラーの計算を根本から間違えたりして、統計の知識の無さ(あるいは意図的なでっち上げ)をさらけ出す結果になったのは間抜けでしたね。
更新が遅れて申し訳ありませんでした。m(._.)m
> 心理学に限らず、論文はABOFANさんの曲解によって解釈が歪められているので、今後一切コメントしません。
う〜む、ここまで断定されてしまうと議論が先に進みません。実に残念です。
では、プロ野球のデータに戻りましょう。その後、通算本塁打数ベスト60までのデータを調べてみました。
通算本塁打数ベスト60までの血液型別人数(人)
※血液型判明者のみ、()内は比率(%)
区分 O
A
B
AB
χ2値
危険率
ベスト10まで
6(60.0)
1(10.0)
3(30.0)
0( 0.0)
6.12
p<0.25
ベスト40まで
16(42.1)
10(26.3)
11(28.9)
1( 2.6)
5.74
p<0.25
ベスト60まで
25(46.3)
13(24.1)
14(25.9)
2( 3.7)
9.35
p<0.05
日本人平均 (30.7)
(38.1)
(21.8)
(9.4)
− −
つまり、ベスト10まで、ベスト40まで、ベスト60までの血液型の順位は安定しています。しかし、危険率を5%水準にした場合、調査対象をベスト60ぐらいにまで増やさないと有意差が現れないようです。これで再現性についてはクリアしたと思うんですがいかがでしょうか?
全然(--;;
3.血液型と性格の関係は?
ない
4.メッセージ:
>通算本塁打数ベスト60までのデータを調べてみました。
確認しておきますが、ベスト60までのデータを調べたということは、つまりベスト40までのデータは差があるとは結論できないわけですね?
そして、ベスト40までのデータを自分の都合の良いように曲解して「差が有る」などとした今までの論法は間違いだったということは理解したのですね?
>これで再現性についてはクリアしたと思うんですがいかがでしょうか?
全然クリアしていません。
いくらABOFANさんでもご存知だと思いますが、危険率5%で推定するということは逆に言えば20回に1回程度は偶然の偏りで差の有るデータが現れるということです。
これはベスト○○であっても同じことです。つまり、ベスト10から計算を始めて差が出たところで止めれば、「サンプル数を増やしたから差が出た」ということが簡単にでっち上げられます。
こんなことは既に語り尽くされてきたと思いますが、まるで考慮しないところを見るとまともに検証する気が無いとしか思えませんね。
基本的には、前回の回答のとおりです。
ベスト10まで、ベスト40まで、ベスト60までの血液型の順位は安定しています。もしベスト60が偶然とするなら安定しないはずです(1/4×1/3×1/2=1/24≒4.2%)。従って、特に問題ないと思いますが…。
全然(--;;
3.血液型と性格の関係は?
ない
4.メッセージ:
前回の回答の通りです。
・ベスト60のデータが必要だということは即ちベスト40までのデータを使った今までの考察は全部出鱈目だということです。
・何の説明にもなっていません。
やり方がいいかげんなので、5%以下であっても証明にならないと言ったのです。5%以下であることを示しても何の説明にもなっていません。どういいかげんかは前回説明しました。
日本語が読めないのですか?
それから、本題とは外れますが
>1/4×1/3×1/2=1/24≒4.2%
この計算はインチキです。
A:O:B:ABの人数比は4:3:2:1ですから、当然A→O→B→ABの順位になる確率が高く、逆になる確率は低くなります。しかし、ABOFANさんの計算ではどんな順序でも4.2%にしかなりません。人数比を無視した計算だからです。
例えて言うなら「宝くじには当りと外れの2通りしかないから、宝くじに当る確率は50%だ」と言っているのと同じです。
ジョーク以外でこんなことを言う人は初めてです。確率計算も出来ないのですね。
つまり、危険率が5%程度ではダメということですね?
プロ野球の順位は安定しています。念のため、血液型の比率で人数を補正(単純に割り返した)後の指数を示します。
通算本塁打数ベスト60までの血液型別人数(人)
※血液型判明者のみ、()内は比率(%)
区分 O
A
B
AB
ベスト10まで
6(60.0)
1(10.0)
3(30.0)
0( 0.0)
比率補正後 19.5 2.6 13.8 0.0 ベスト40まで
16(42.1)
10(26.3)
11(28.9)
1( 2.6)
比率補正後 52.1 26.2 50.5 10.6 ベスト60まで
25(46.3)
13(24.1)
14(25.9)
2( 3.7)
比率補正後 81.4 34.1 64.2 21.3
順位は安定しています。何が問題なのでしょう? ちなみに、3回とも同じ順位である確率は1/24^3=1/13824=0.000072です。つまり、1万分の1以下です。これでもダメなのですね?
全然(--;;
3.血液型と性格の関係は?
ない
4.メッセージ:
ABOFANさんにとって都合の悪い指摘には全くコメント頂けないようですね。
・ABOFANさん自身がベスト60のデータを持ち出してきたことで明らかなように、有意差が現れていないベスト10、40で「差が有る」などと言っていたのは統計手法を捻じ曲げたインチキです。
わざとタイプ2エラーの出易い条件で統計を取って、差が出なかったらとにかく全部エラーのせい、差が出たものだけが正しいなどという方法ではどんなインチキな仮説でも差があるとでっち上げることが出来ます。
>つまり、危険率が5%程度ではダメということですね?
誰がそんなことを言ったのでしょう。都合の悪い指摘があると曲解して話をすり替えるのですね。
>順位は安定しています。
順位だけ安定していたところで何の意味もありません。
ベスト10、40では差が出ておらず、差が出たのはベスト60だけです。「A:O:B:ABで安定して有意差が現れること」は全く示されていません。
今までABOFANさんが挙げたデータ全部を見ても、A:O:B:ABで有意差が現れたのはこのベスト60と本塁打王獲得回数だけです。本塁打王獲得回数の方は回数で水増ししてあったので、差が現れたのはベスト60たった一つだけです。つまり、再現性はありません。
そして、何を示せば再現性があると言えるか全く理解していないABOFANさんは、統計手法というものを全く理解していません。
それから、本題で無いとはいえ1/4×1/3×1/2という計算方法が間違っていると指摘しているのに、計算方法を全く省みないで補正?とやらで誤魔化しているのはどういう了見なのでしょうね。
O→A→B→ABの順位になる確率とAB→B→A→Oの順位になる確率はABOFANさんのやり方では一体いくつになるんですか?
両方とも4.2%になるんじゃないんですか?
両方とも同じになるのはおかしいと思わないのですか?
1/4×1/3×1/2の1/4というのは「O、A、B、ABの4通りのうちの1つ」もしくは「1位、2位、3位、4位の4通りのうちの1つ」の意味じゃないのですか?
それは「宝くじの当る確率は当り、外れの2通りのうちの1つだから1/2である」といのと同レベルの間違いですが理解できないのですか?
ABOFANさんは再現性というものを全く理解していませんし、確率計算すらまともに出来ません。
このサイトが「科学的・統計的な検証などの情報を提供して」いるなどというのは嘘っぱちです。統計に無知なABOFANさんが統計手法を捻じ曲げてでっち上げた擬似科学サイトです。
都合の悪い指摘にはまた更新期間をおいてだんまりを決め込むのでしょうから、整理しておきましょう。
結局のところ、ABOFANさんのインチキは「O:A:B:ABで安定して有意差が現れる」ことをデータで全く示さずに、統計手法を捻じ曲げた言い訳をでっち上げることに終始していることです。
はじめから「サンプル数が少ないから差が出なかったのだ」と言っていたのですから、実際にサンプル数を増やして差が出ることを示せば良いだけです。単純な話ですね。しかし、ABOFANさんはタイプ2エラーがどうの、という言い訳に終始してサンプル数を増やしたデータを示そうとしませんでした。
なぜか?
もしそれで差が出なかったら、「サンプル数が少なかったから差が出なかった」という言い訳が根拠の無い言い逃れであることがばれるからです。
たまたまベスト60で差が出たのはラッキーでしたね。とにかく差があることを示すことが出来たのですから。
しかし、たった一つだけなら偶然ということもあります。
そう指摘したのですから、たった一つだけでないことを示せば良いのです。ベスト100でも200でも、いくらでも差があることを示せば良い。単純な話ですね。しかし、ABOFANさんは順位がどうの、5%だと駄目だのとすりかえてデータを示そうとしません。
なぜか?
それで差が出なかったら、サンプル数を増やしたから差が出たのではなく、ただの偶然であることがばれるからです。
仮にそう言った意図が全く無いとしたら? ABOFANさんは上記の様な単純な理屈すら理解していないという事です。
今更ベスト100や200のデータを示して話をそらさないでくださいね。差が有るか無いかの結論が問題なのではなく、結論に至るまでの過程が全く出鱈目であることが問題なのですから。
すみません、ますます混乱してきました。その22では、
> 差が有るか無いかの結論が問題なのではなく、結論に至るまでの過程が全く出鱈目であることが問題なのですから。
しかし、その18では、
> ABOFANさんの示した本塁打数のデータは以下の通りです。
>
ベスト10:O:A:B:ABは差が無い。(O+B):(A+AB)は差が有る。
>
ベスト40:O:A:B:ABは差が無い。(O+B):(A+AB)は差が有る。
>
ここから得られる結論は以下の通り。
>
・ベスト10、40でO:A:B:ABは差が無い。つまり、「差が有る」という結果が一貫して得られていない。従って、本塁打数と血液型に関連があるとは言えない。
>
・ベスト10、40でO:A:B:ABは差が無い。つまり、サンプル数を増やしても差が出なかった。従って、ベスト10で差が出なかったのはサンプルが少ないせいであるとは言えない。
この2つは全く矛盾するのではないでしょうか?
その18では、「サンプル数を増やしても差が出なかった」からダメということですが、その22では「サンプル数を増やして差が出た」としてもダメということですか?
ということは、結局サンプル数が10だろうが、40だろうが、60だろうが、差が出てもダメということなのでしょうか?
#そんなことはないと思いますが、たぶん…。
#サンプル数を増やして差が出た場合、同じ比率でサンプル数が少なくなった場合はタイプ2エラーになるのですから。
また、その11でも、
> 全体の上位1割以下のデータで有意差が出ない理由にはなりません。
という述べていらっしゃいますが、上位60人でもたぶん全体の1割以下のデータになると思います。
>ということは、結局サンプル数が10だろうが、40だろうが、60だろうが、差が出てもダメということなのでしょうか?
誰がそんなことを言ったのですか?
人の発言を捻じ曲げておきながら、「そんなことはないと思いますが」などと責任逃れしようとは相変わらず卑劣ですね。
もともと「サンプル数を増やせば『安定して』差が出ることを示せ、『再現性があること』を示せ」と言っているのですから、当然必要なのは「サンプル数を増やして差が出たデータを『いくつも』示すこと」です。
ですから、当然「サンプル数を増やしても差が出なかった」など論外です。
「サンプル数を増やして差が出た」としても『たった一つ』では当然駄目です。
そもそも、差が出たデータを「いくつも」示さなければならないのに「一つずつ」データを挙げていることで、ABOFANさんが再現性というものを全く理解していないことがわかります。
「再現性」=「差があるというデータをいくつも挙げること」という、統計を扱うなら誰でも知っていて当然のことをABOFANさんは知らないわけですから。
第一、その22でもわざわざ「たった一つだけでないことを示せば良いのです。」と書いたのに、都合の悪いことは無視するんですね。
もう一つ、1/4×1/3×1/2という意味不明の計算については説明してくれないのですか?
言い訳のしようも無いほどインチキな計算であったと認めるわけですか?
では、ベスト80(正確には同位者がいるのでベスト83)まで計算した結果です。
通算本塁打数ベスト80までの血液型別人数(人)
※血液型判明者のみ、ベスト40と80は同位者あり、赤太字は有意(0.05以下)
区分 ベスト10 ベスト20 ベスト30 ベスト41 ベスト50 ベスト60 ベスト70 ベスト83 O型 6 8 12 17 21 26 28 34 A型 1 6 9 11 12 14 17 19 B型 3 6 8 11 12 13 15 16 AB型 0 0 1 1 1 2 3 5 不明 0 0 0 1 4 5 7 9 有効数 10 20 30 40 46 55 63 74 χ2値 6.12 3.40 2.86 5.62 8.04 9.26 7.48 9.15 危険率(p) 0.106 0.334 0.414 0.132 0.045 0.026 0.058 0.027
ベスト70は例外とすれば、ベスト50以上は有意差があります。
念のため、平均(平均=1)に対する各血液型別の比率を順位ごとに調べてみました。
通算本塁打数ベスト80までの血液型別比率
※血液型判明者のみ、ベスト40と80は同位者あり
区分 ベスト10 ベスト20 ベスト30 ベスト41 ベスト50 ベスト60 ベスト70 ベスト83 O型 1.95 1.30 1.30 1.38 1.49 1.54 1.45 1.50 A型 0.26 0.79 0.79 0.72 0.68 0.67 0.71 0.67 B型 1.38 1.38 1.22 1.26 1.20 1.08 1.09 0.99 AB型 0.00 0.00 0.35 0.27 0.23 0.39 0.51 0.72
これをグラフ化したのが次の図です。
念のため、O型とO型以外に分類して調べてみました。ベスト50からは安定して有意差があります。
通算本塁打数ベスト80までの血液型別人数(人)
※血液型判明者のみ、ベスト40と80は同位者あり、赤太字は有意(0.05以下)
区分 ベスト10 ベスト20 ベスト30 ベスト41 ベスト50 ベスト60 ベスト70 ベスト83 O型 6 8 12 17 21 26 28 34 O型以外 4 12 18 23 25 29 35 40 χ2値 4.04 0.81 1.229 2.62 4.83 7.10 5.59 8.08 危険率(p) 0.045 0.367 0.269 0.106 0.028 0.008 0.018 0.004
平均(平均=1)に対する比率は次のとおりです。
通算本塁打数ベスト80までの血液型別比率
※血液型判明者のみ、スト40と80は同位者あり
区分 ベスト10 ベスト20 ベスト30 ベスト41 ベスト50 ベスト60 ベスト70 ベスト83 O型 1.95 1.30 1.30 1.38 1.49 1.54 1.45 1.50 O型以外 0.58 0.87 0.87 0.83 0.78 0.76 0.80 0.78
これをグラフ化したのが次の図です。O型は、やはりサンプルを増やしても比率はほとんど変わりません。
> もう一つ、1/4×1/3×1/2という意味不明の計算については説明してくれないのですか?
順列・組合せと確率を教科書どおりに計算しているので、特に説明は不要と思いますが??
ABOFANさんにとって都合の悪い指摘には全くコメント頂けないようですが、一応指摘しておきます。
ベスト80のデータが必要だということは即ち、ベスト60、40、10だけで再現性があると結論してきた今までの考察は、全て統計手法を捻じ曲げたインチキだということですね。
ABOFANさんの言い方を借りるなら「全く矛盾しています」。
その14に対するレスでは有意差の無いベスト40のデータを示して再現性が有ると言っています。
その18に対するレスではベスト60のデータたった一つだけを示して再現性が有ると言っています。
そして今回はベスト50から80までのデータを示して再現性があると言っています。
ABOFANさんは一体どういう基準で「再現性がある」と言っているのでしょう? 私には再現性というものの意味を全く理解していないとしか思えません。
>では、ベスト80(略)
何故今更ベスト80のデータなどが必要なのですか?
ベスト60で再現性があると結論していたではないですか。本当は結論を出すのに十分なデータを示していなかったのに、いいかげんな結論をさも統計的であるかのように嘘をついていたのですか?
ずいぶんインチキなことをするのですね。
それに、ベスト40や60よりははるかにマシですが、私なら80なんて中途半端なデータで安定しているなどといいかげんな結論は出しませんね。
ベスト60を含むデータなら差が出て当たり前です。
ベスト59や61のデータを示して「安定している」などと言いますか? ベスト60に一人二人加えたくらいで差が出なくなったらそれこそ異常です。±10程度でも怪しいものです。ベスト80でも全体の75%がダブっています。
私ならもっと文句のつけようの無い厳密なデータを示しますが、ABOFANさんは差があるとでっち上げることが出来ればどんな怪しげなデータでもかまわないようですね。
>順列・組合せと確率を教科書どおりに計算しているので、特に説明は不要と思いますが??
なるほど、ABOFANさんが確率計算すら出来ないことが良く分かりました。
ABOFANさんのやり方ではO→A→B→ABの順位になる確率とAB→B→A→Oの順位になる確率は同じにしかならないのに、それが間違っていることすらわからないのですね。
きっと宝くじが当る確率も1/2だと考えているのでしょう。
順列組み合わせで確率を計算して良いかどうかも分からないのですね。
やっと再現性があると認めていただき、どうもありがとうございました。m(._.)m