〜〜〜innovation for environmental protection〜〜〜
ゼロエネルギー住宅と光熱費ゼロ住宅と無暖房の家は似たような事なのですが多少定義が違います。
わかりやすく言うと、エネルギーベースのゼロと光熱費支払金額差し引きゼロの違いで、無暖房の家は暖房設備無しでも過ごせます、ということです。
光熱費ゼロ住宅の方が敷居は低くなります、キューワン住宅レベルの性能を確保して太陽光発電を搭載すれば普通に光熱費ゼロ住宅は成立します。ゼロエネルギー住宅の場合は夜間の安い電気料金を使用して支払金額を減らしましょう、と言う観点ではなく、昼夜関係なく全ての使用エネルギーを一次エネルギー換算にして使用した分のエネルギーをその敷地内で太陽や風力を使ってゼロになるようにエネルギーを発生させなければなりません。
そうなるとやはり肝心なのは、省エネで過ごせるように建物の基本性能が重要になってきます、極端な話性能の低い建物でも使用した分を補えるような30KWや40KWオーバーの太陽光発電を設置しさえすれば数値上はゼロエネルギー住宅の完成です、只現実的には不可能でしょう、テニスコートより広い太陽光パネルが必要になってしまいます。
では将来を見据えてゼロエネルギー住宅に対応できるようにするにはどうしたら良いでしょう、省エネと創エネのバランスを設計者と打ち合わせして仕様を決めることです、そうするときっと住んでから省エネで快適の意味が本当の意味で理解できると思います。
ゼロエネルギー住宅の概要として一般的なもの 『断熱性能や気密性能を向上させた家』 + 『高効率な住宅設備』 + 『創エネ設備』
具体的策としては
部位 |
具体的な性能や機器 |
||
建物性能 |
次世代省エネルギー基準以上の断熱性能 |
||
住宅設備 |
照明設備 |
LED、蛍光灯など |
|
給湯設備 |
エコキュート、エネファーム、エコウィルなど |
||
暖冷房設備 |
エアコン、ヒートポンプを利用した空調機器など |
||
創エネ設備 |
太陽光発電システム、太陽熱温水器、風力発電など |