生活     生活一般  宿泊施設  費用  安全  食料品  調理  買物  外食    娯楽 

生活一般

オーストラリア人の生活

2006年現在の人口は2032万9千人、平均寿命は、男性が80.6歳、女性が84.6歳。人口年齢の中央値は36.7歳(WA州は36.2歳)。年齢別人口分布は50歳以下がほぼ一定数で、50歳以上が徐々に減少しているという理想的な形をしている。65歳以上が人口に占める割合は13.1%(日本は19.7%)だが、WA州は11.8%と幾分少なくなっている。
人口の6%がアジア生まれの移民になって増加中。Philippine, China, Viet Namが多い。
パートタイムではない、常勤男性の一週間の平均労働時間は43.2時間で、女性は39.3時間。しかし、男性の10%以上が週60時間以上働いている。 一世帯当たりの平均資産は46万8000ドル(4,200万円)。一週間の平均収入は757ドル(6万8千円、年収354万円)。
15歳以下の子どもを持つ母親の34%がパートで、19%がフルタイムで働いている。
コンピューターを持つ世帯の割合は全体の67.8%で、1999年統計結果の44.8%から増加。
オーストラリア統計局 www.abs.gov.au/websitedbs/D3310114.nsf/home/Home?opendocumentより


開店時間

祝日(Public holiday)以外で、普通の小売店の開いている時間(Shopping Hour)は、法律で決まっているので7daysと表示のあるコンビニなど特別な店を除いて、時間が来るといっせいに閉まります。大雑把に言えば、パース市内では金曜日、郊外は木曜日以外は5時に全店閉まります。

残業の習慣がないので勤め人もあらかた6時までには帰ってしまいます。豊かな国土と資源のためもあるでしょうが、特別な人には高給がわりに頑張ってもらって、大部分の人はそれなりに働き、心豊かに、収入もそれなりに豊かに暮らす生き方も良いものです。

2005年2月に行われたWA州選挙と同時に、「平日営業時間の延長」と「日曜営業時間の延長」が問われましたが、いずれも州民の反対多数で否決されました。買い物の便利さ、雇用機会や観光産業拡大よりも、地域活動や家族と過ごす時間をより重要視している結果なのでしょう。個別課題の是非を政権選挙と一応別に問う方法もあるなと思いました。

店の開店時間
月火水
パースPerth市8:30am-5:30pm8:30am-5:30pm8:30am-9pm8:30am-5pm12時pm-6pm
フリーマントルFremantle 8:30am(9am)−5:30pm9am−9pm8:30am(9am)−5:30pm8am(9am)−5pm10am(12pm)−4pm(5pm)
郊外8:30am-5:30pm8:30am-9pm8:30am-5:30pm8:30am-5pm休み

開店は8:30でなく9:00の場合も多い。また、クリスマス時期は開店時間が延長される。



電気

  Power

240-250ボルトAC50Hz。

標準のコンセントは他国と異なる形の3ピンでハの字の真下に垂直棒のある三つ又タイプです。コンセントにもオン、オフのスイッチがついています。差込プラグの方の先端は2枚刃と3枚刃があります。

ホテルなどでは100Vからの万能変換アダプタを貸してくれるところが多いし、洗面所には100Vの日本の平行二本足のプラグも使えるようになっているところもあります。

パソコンのアダプタやデジカメの電池充電器などは100Vと200Vの両方に対応しているものもあるので、必要ワット数によっては大きく重い電圧変換器を持参する必要があるかどうか、あらかじめ調べておく方が良いでしょう。

電圧が230V以上あるのでたとえば湯沸かし器での湯の沸く時間は日本よりだいぶ早くなります。そのせいか、ポットに保温の機能などはないようです。また、部屋を暖めるストーブは heaterで、卓上コンロが(portable cooking) stoveと言うようです。

着物

  どこでもリラックスしたカジュアルな服装で良く、レストラン、バーや友人を訪問するときにも普通はネクタイ不要です。

夏は紫外線防止のためサングラスや帽子持参が望ましく、長袖も必要でしょう。冬はジャケット、セーターや傘持参がお勧めです。男性はそうでもないのですが、女性は、二十歳前は別として、かなりな割合で肥満やその予備軍です。しかし、そこはオージーです、堂々と肩はもちろん、お腹や背中を出している人も多くいます。

オーストラリアで着物を買うには、とくに女性はサイズが合わない人が多いのではないのでしょうか。それにこちらでは派手なものはあっても、センスの良いものはあまりありません。男性はズボンは持参した方が良いと思います。試着して「殿中でござる」になってしまってダメッジを受ける恐れがあります(私だけ?)。

飲み水 

普通のミネラル・ウォーターはスティル・ウォーター Still Water といいます。水道水も飲めますが、硬いので、1リットル$2程度のミネラルウォータか、沸かした水道水を飲むのが良いでしょう。

その他

パースの空

秋の空は日本でも晴れ晴れとしていますが、パースではその上、広々と全天に広がっています。雲もより白く明るく輝いています。遠くまで連なる雲が、空の奥行きを深め、視線を地平のかなたへいざないます。日本からの旅人には、パースは空まで広く、心が解き放たれるようです。

最初の写真は、Canning HighwayでApplecrossの南を過ぎたところにあるTompkins Parkからスワン川越しに見たパースのスカイラインです。空と雲が覆いかぶさるように、のしかかってきます。雄大な自然の光景の中に、なぜこれほど人工的な高層ビルがマッチするのでしょうか。

次の写真は、Horrie Miller Driveをまっすぐパース国際空港へ向かう途中、車を運転しながら撮った写真です。正面に管制塔が見えます。片手片目運転は危険ですのでやめましょう。

樹木
tree

天候が良いせいでしょうか、木々の成長も早く、日本なら天然記念物かと思うような大木がそこそこにあります。1番目の写真は、NorthbridgeのRessel Square公園で、2番目はHyde Park の木です。最後の写真は街中で見た木ですが、下の家と比べてもらえれば分かりますが、非常に高く成長しています。
オーストラリアの森の木の4分の3がユーカリ Eucalyptus と言われています。オーストラリア南東部とタスマニア島におもに分布すると言われますが、パース周辺の木も、あの木もこの木も姿形はさまざまでも、ほとんどがユーカリです。ユーカリは成長がとても早く、大小さまざまな種類があり、500から1000種類もあると言われます。ユーカリの葉は油を含み、遠くの空が蒸発した油で曇って見えることがあるそうです。また、ユーカリの油はアロマテラピーや健康茶等にも利用されます。

詳細(パースの樹木)→

  

春はパースが花であふれます。バンクーバーのハンギング・バスケットのように飾った花ではなく、街角に、各家庭の塀際や庭に植えられた花が咲き誇ります。ここでは、ワイルドフラワーはKings Parkの項に任せて、住宅地の様子をいくつか紹介します。

最初は教会前の空き地に咲いていた花です。9月末に一面に咲き、夕方は閉じていました。




住宅街では、塀際に花を咲かせる家を多く見ました。そんな家はもちろん庭は花だらけです。

パースは日照時間が長いのでバラが育てやすいそうで、庭で見事なバラを育てている家や、学校なども多くあります。花屋さんに並ぶ花も日本とは違い、派手な蛍光色です。


詳細(花の写真)にパースの花の写真を29枚ずらずら並べます。

詳細(花の写真)→

 

ワイルドフラワー Wildflower

ワイルドフラワーの種類はオーストラリア全土で約2.5万で、そのうち約半数の1.2万種がWA州で咲きます。ワイルドフラワーのうち7,8割はオーストラリアの特定に地域でしか見られない固有種で、日本では考えられない奇妙な花も多くあります。花が咲くシーズンはWA州の北部で8月に始まり、9月頃パース近辺に南下してきます。パースで最も人気のあるKings Parkで毎年開かれる Wildflower Festival は06年は9月28日から10月2日まで開催されます(大人$7. www.bgpa.wa.gov.au )。 また、パース郊外では、咲いている場所と時期が捕らえるのが難しく、解説付きの各種のワイルドフラワー・ツアーに参加するのがよいかもしれません。


 


コアラ

コアラ koala の食べるユーカリの種類は限られていてWA州にはその種類はないので野性コアラはいません。オーストラリア南東部にのみ生息します。ユーカリの葉は消化が悪く、毒素が含まれていますが、コアラは、盲腸で発酵させ毒素を分解し、時間をかけて消化吸収します。このため、一日約20時間を眠って過ごし、エネルギーを節約するそうです。母親は盲腸内でユーカリを半消化状態にすることで「バップ」という離乳食を作ります。なんと、子どもは母親の肛門から「バップ」を直接食べるそうです。(コアラについては、フリー百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」を参考にしました。 //ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8 )

 

 

パースは大自然に囲まれた街で、市街地にも多くの広い公園があります。また、Swan川に沿った街であり、インド洋まで約10kmと近く、湖、池も多く、鳥、特にさまざまな水鳥が多くいます。とくに黒鳥が有名です。いじめる人がいないからでしょうか、人の近くによってくる鳥もいます。もともと、鳥には全く興味のなかった私も珍しい鳥が多く、目を惹かれてしまいます。「詳細(パースの鳥)」にいくつかの写真をご紹介します。

詳細(パースの鳥)→

 

犬、猫  dog

パースでは猫を見かけることはまれでした。ほとんど居ないのではないでしょうか。

犬は、日本では小型犬ブームですが、パースでは大型犬が多いようです。また、犬はしっかりしつけられていてやたら人にほえることもないので、見ていても気持ちいいものです。ただし、糞のしまつは日本の方が進んでいるように見受けました。右の写真は、犬の糞をつまんで捨てるための袋を収めた箱 Doggy Dumpage Retrieval Unit です。スワン川沿いの高級住宅地クレアモントClaremontの芝生の公園でのものですが、他でもときどき見かけました。説明の看板には、(1)処理ユニットから袋を取出す、(2)袋の中に手を入れ、糞を回収する、(3)袋を裏返し、口を結ぶ、(4)袋をゴミ箱に入れる とご丁寧な説明が書いてあり、直ぐ後ろにゴミ箱も置いてありました。



禁煙

2006年7月31日から、WA州のすべてのパブ、スポーツクラブやナイトクラブ内が禁煙となりました。ほとんどの場所が禁煙です。街頭でタバコを吸っている人はほとんどいません。まれに会社の玄関先に出てきて寒そうに吸っている姿を見かけます。タバコは日本の2倍だったのが、3倍の値段になったと聞きました。

表現(階数など)

オーストラリアは英国式なので、日本の1階はGroundで、2階がLevel 1で、3階がLevel 2となります。

日付は、日、月の順なので、2005年11月22日火曜日ならTue, 22 Nov 05、や22.11.05となります。

英語のスペルも英国式で、携帯電話はa cellular phoneでなくa mobile phoneで、CenterもCentreとなります。

オーストラリア英語は Good day をグッダイのように、Aをアイと発音することがありますが、くせの強いオーストラリア英語を話す人は少なくなっているようです。ただ、なんでも短縮形にするオージー・スラングは健在です。日本人相手になれていて丁寧に話してくれる人の話が大体理解でき安心していると、突然、携帯電話がかかってオージー同士ですごい勢いで話し出しました。私にはとても英語とは思えませんでした。

温度は摂氏で表すので日本と同じです。重さもKg、距離もkmです。

toilet トイレ

レストランなどにある男性用トイレは、ほとんどが写真のもので、足の長さに不自由のある私は、米国のもののように爪先立ちする必要はないのでありがたいのですが、日本の昔の共同便所を思い出しました。




  宿泊施設 Accomodation
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短期間の宿泊ならホテルでしょうが、数週間になるとアパートメントか、B&Bが料金の面からも望ましいでしょう。

実際に施設を見てみないと判断できない点も多いので、最初2,3日はホテルに宿泊し、その間にその後長期に宿泊する場所を探す方法もあります。パースには豪華ホテルから安価なバックパッカーまで街の規模の割りには宿泊施設の種類と数量があると思います。

日本と比べると部屋は広く、逆に狭い部屋はなかなかありません。パースは乾燥していて水が少ないためでしょうが、ホテルでも風呂バスタブがあるところは少なく、たいていはシャワーです。

最近、パースではホテルも予約が一杯で、アパートメントも宿泊料が急に上がっているらしく、早めの予約と料金確認が必要です。

ホテル Hotels 

南半球最大のCasinoやチャンピオンゴルフコースに隣接するバースウッド・ホテルBurswood Hotelを始めとして、パースには著名な、五つ星の豪華なホテルが多くあります。同時に小さな特化型のホテル、経済的なチェーンホテルなどがそろっています。

ホテルでも、中の何室かは、簡単な台所や食器が付属していて、以下のサービス・アパートメント形式になっている部屋を持っているところもあります。ホテルは高価ですが、24時間フロントに人がいるので安心、安全です。

ホテルに1ヶ月以上宿泊するのは経費も高くなりますし、外食が続くことは健康面からも心配です。ロングステイの趣旨の生活するという点からも、ホテルでも自分で簡単な料理ができるところを選んだらいかがでしょうか。

アパートメント (Serviced) Apartments 

日本で言うアパートや、賃貸マンション全体はこちらではApartments(複数)と言い、その中の一室(と言っても2,3部屋ある)をApartment(単数)と言います。宿泊代は人数によらず部屋で決まりますので、複数人、例えば家族で泊まる場合には経済的です。ワーホリ(Working Holiday)で来る若い人は見知らぬ何人かでシェアー(共同で使う)することも多いようです。

1ベッドルームはめったになく、2ベッドルームから、家族,グループ旅行にも使える3ベッドルームまであります。一つの部屋は一般に日本よりかなり広く、私達は最初は広すぎて落ち着かないので、隅のTVのそばにソファーを移動させて、広いリビングの隅にかたまって暮らしていました。料金はホテルより安く、人数が多いほど一人当たりはより安くなります。折りたたみベット fold out bed が有料で追加できるところも多いと思います。

日本で言う、いわゆるウィークリーマンションのように、家具、キッチン、台所道具、食器、電子レンジ、オーブン、電磁調理器や洗濯機など、自炊をしながら長期滞在を楽しむのに適した設備を備えています。自宅の外の自宅 a home away from homeを目指した宿泊施設です。1ヶ月以上滞在する場合には経済的にも、食事面からも自炊できるアパートが望ましいでしょう。

日本のアパートのような建物の一室(2、3部屋)や、一軒家を借りるケースもあります。この場合も管理人などに何かのときにすぐ連絡がつく体制が必要と思います。

洗濯機などは共同の場合もありますし、駐車場スペースがあるのかも確認する必要があります。食器は基本的に二人分をそろえてある場合が多いと思います。それ以上の人数の場合は他の用途のもので流用したり、紙の食器を使ったりすることでしのげます。日本人向けでないところには炊飯器はまずありません。電子レンジで炊ける釜などを持参するか、有無をあらかじめ確認した方がよいでしょう。

台所や、シャワーのお湯は部屋のタンクから供給されている場合が多く、ジャンジャン使ってタンクのお湯がなくなると途中から水になってしまいます。パースでは普通シャワーだけで、バスタブがあるところはまずありません。

パースは安全な街ですが、それでも安心、安全なアパートが望ましいでしょう。外部からの出入りには鍵が必要で、フロントあるいは、レセプションfront or receptionに朝から夕方までは人が居て、連絡や人の出入りをチェックするなどの体制があるのが理想的です。すくなくとも、緊急時には携帯電話などで頼れる人に連絡がつくことが必要です。

契約形態は借りRentとなりますが、6ヶ月以上だとリースleaseとなり、電気代などは別になりますが、料金は大幅に安くなります。町の不動産屋ではRent物件はあまりありません。

例1 パース市までバスで10分の小規模Apartments

私達は過去シティの比較的大きなアパートメントで過ごしました。違った体験をしたいと、シティから近く、治安も良いMT Lawleyのアパートメントに6週間滞在しました。
このアパートメントは、ダブルベットの部屋、机のあるベットルーム、広いリビングとベランダがあり、二人で住むには十分すぎる広さでした。部屋には、冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機、台所用品など完全にそろっていました。無線カードが使えて、どの部屋でもインターネットできる環境はパソコンを持参した私には大変便利でした。

交通の便ですが、バス停まで2,3分の距離で、一度乗降りすれば、一般のバスも簡単に利用できるようになりました。MultiRider40(回数券)を買えば、一回$1.05でシティに出られます。昼間でも10分間隔位で来るので不便はありませんでした。Beaufort St沿いに10分位歩くと、スーパー、レストラン、カフェなどがあり買物や外食に不便はありませんでした。

花が美しい庭を眺めながら散歩し、Hyde Parkで黒鳥など水鳥を眺めのんびりしました。レンタカーを借りていたときは、シティの北側にあるのでMonger湖や、ビーチ、Guildford、Swan Valleyなどにも気楽に行けました。

鳥の声が聞こえる住宅街に住んで本当によかったと思いましたが、何と言っても、このアパートメントに滞在して一番良かったのは日本語が堪能で、めんどうみが良いJasonさんが同じアパートメントに管理人として居ることでした。コンサートのチケットが届かないときの解決の依頼や、オーストラリアの習慣を聞いたときなど本当に親切に対応してもらえました。やはり、いざと言うときに日本語で電話できる頼りになる人がいることは最大のメリットだと思いました。

連絡先:日本国内からの場合 電話:(61) 417 773 846、 FAX: (61) 89272 6374
オーストラリア国内からの場合  電話: 0417 773 846、FAX: 08 9272 6374
e-mail: : info@goldeducation.com.au 名前:Jason Hutchinson ジェイソン ハッチンソン

詳細(MT Lawley Longstay Apartments)→

例2 パース市内の60室ある中規模Apartments

私が3回滞在したアパートメントは市内にあり、CAT(無料バス)や、買物にも便利ですが、日本のマンションタイプで、かつほどんどの人は短期滞在なので、他の人との交流はまったくありません。レセプションデスクの人とお話するだけでした。

一ヶ月以上だとリース形式でかなり安くなりましたが、電気代、電話回線代、電話代の他、改装費($175)を別に合計$350ほどとられました。また、予約時に4週間分の宿泊代をデポジット Deposit(ボンド Bondと言う )としてクレジットカードから支払いました。退去時に何も問題がなければこのお金はクレジットに戻してもらえます。

入居時に数ページにわたる部屋の壁やドアと、掃除機や皿など設備の状態をチェックするリストを渡されました。OKとして返して、退去時に何か問題あれば修理費を払わねばならないというシステムです。普段使うこともない単語もあり辞書を引きながら皿一枚一枚チェックし、網戸、水道の水漏れなど不具合のある場所は直してもらいました。

ビー・アンド・ビー B&B

B&Bとはベッド&ブレックファーストBed & Breakfastの略で朝食付きで宿泊できる宿です。日本の民宿,ペンションに相当します。離れの一軒家の場合もあります。パース中心街より郊外に多いと思います。

部屋の豪華さ、設備には幅があり調べないと、あるいは泊まらないとわからないこともあります。リビングや朝食時に他の客や宿のご主人と話したりするのも良いものです。

私達がWA州南端のAlbanyで泊まったB&Bはご主人が話好きで、つたない英語のお相手を良くやってくれました。奥様は部屋を可愛らしく飾るのが趣味で、どこもこかしも、それはLovelyでした。短期間ならまたB&Bに泊まりたいと思います。

モーテル Motel

大陸を車で旅行する人のための宿泊施設で、町の入口や幹線道路沿いにあります。ほとんどがツインで、シャワー、トイレ、TV、冷蔵庫の設備があり、中には簡単なキッチン付きのところもあります.日本のビジネスホテル並みにすべて合理的でシンプルに作られています。入り口に"VACANCY(空室あり)"、"NO VACANCY(満室)"と表示があリます。

バックパッカー Backpackers 

料金が安く、一般的にはシャワー、トイレ、キッチンが共同で、部屋にはドミトリーdormitory(相部屋)、シングル、ツインの3タイプがあリます.

最近では、インターネット、フリー珈琲や空港への送迎などサービスするところもあります。相部屋は、4〜8人で部屋をシェアーします。オーストラリアでは定住者でも部屋をシェアーしている人も多くいます。ノースブリッジNorthbridgeには多くのバックパッカーのための安価な宿があります。

ホームステイ/ファームステイHomestay/ Farmstay 

現地の家庭に滞在し家族と交流しながら、文化、英語を学びます。通常料金には朝食,夕食も含まれています。ワーキングホリディ(ワーホリ)の人は農場でピッキングする人が多いようです。といっても、コソ泥ではなく、果物などの収穫の手伝いです。

ファームステーは、牧場に滞在しながら、乗馬などを楽しんだり、ファームの人たちと一緒にバーベキューBBQをしたりしてオーストラリアの田舎の生活を体験できます。

費用
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他のロングステイ場所との比較 

ロングステイの場所として定評あるのは、ヨーロッパのスペイン、ポルトガル。ニュージーランド。カナダのバンクバー、ビクトリア、アメリカのハワイ。アジアではタイ、マレーシア(ペナン、キャメロン・ハイランド)。そしてオーストラリアではケアンス、ブリスベン、シドニーなど東海岸と、西海岸のパースがあげられます。

私見で言えば、スペイン、ポルトガルは英語が通じない(一応言わしてもらいました) 。ニュージーランドは航空運賃が高い。バンクーバー、ビクトリア、ハワイは生活費が高く、時差がきつい。アジアは、生活費は一番安く年金も余ると聞くが、蒸し暑く、街がきれいでない。オーストラリアの東海岸は、西海岸より生活費が高めで若い人が多くあわただしい。パースはアジアに比べれば生活費が高いが街はきれいで治安も良く、のんびりするには最適です。

詳細(世界各都市の物価比較)→

各地の情報は、例えば「地球の暮らし方11 ロングステイ」(株)ダイヤモンド社をごらんください。

パースでの費用例 

05年9月、10月の約2箇月のパースでの2人暮らしの費用から南方やメルボルンへの旅行、お土産を除き、2人で1月暮らしたとした時の費用に直したものを例として以下に示します。もう一つの例は、06年3月から4月の約1箇月の費用です。これも、南東への旅行代金は含まず、11日間のレンタカー代36千円を旅行以外で使った4日分13千円だけ含めています。

宿泊は無料バス停が直ぐそばのパース市内のアパートメントなので交通費はほとんどかかりません。1ヶ月以上の場合はかなり安くなる料金設定になっています。パース市内で、3ヶ月以内であれば、最も安い部類だと思います。

航空運賃は格安ではありませんが、比較的安い時期で、35日以上前に購入し多少安くなりました。その他、昼飯は別として夕食の外食は数回でかなり少なく、交通も、レンタカーを除けば、無料バス利用がほとんどなので少ない方だと思います。

05年分は、東京からの航空券等192(34)、宿泊186(33)、外食54(10)、食料50(9)、交通34(6)、観光26(5)、その他20(3)、合計562千円/2人。85円/$で計算。単位:千円(%)

06年分は、東京からの航空券等249(42)、宿泊136(23)、食料47(8)、昼飯33(6)、観光25(4)、交通20(3)、Shopping15(3)、レンタカー13(2)、美容院13(2)、外食10(2)、その他13(2)、合計574千円/2人。85円/$で計算。単位:千円(%)

06年9月から6週間、パース市内から少し離れたアパートに滞在したときの費用も1箇月換算で示します(90円/$)。宿泊費は特別に安くしてもらいました。交通費53千円のうち35千円がレンタカー、ガソリンなどの費用です。

expence

もちろんこれは一例に過ぎませんが、航空券と宿泊で60-70%近くになり、食費は20%にすぎません。3ヶ月になれば、航空券は月当たり20%程度になりますので、安く、安全で便利快適な宿泊場所を見つけるのが大切と言うことになります。物価の高い安いより、まず宿泊費が問題といえます。

宿泊施設は、市内で無料バスか、電車の無料区間FTZが利用できるところが便利ですが高くなります。レンタカーを借りると決めたら郊外でも良いかもしれません。

パースでのロングステイで困る点

・太りやすいこと

何しろ牛肉が安い。ついつい夕食はステーキになりやすい。ランチも標準が日本人には大容量である上に、大抵のものにチップスが付いてきて食べても、食べても減らない。スープを頼むとパンがしっかり付いてきてしまう。サラダだって、行儀よく、チョコンとすましている日本のものと違って、大きな葉っぱがそのまま、ドカドカと山になっている。食べ物を残すと、おてんとう様の罰があたると言われてきた身には辛い。牛乳やドレッシングをLow Fatにしても、効き目がないことはオージーが証明している。

・シミができやすいこと

紫外線が強いのでシミが出やすく、日焼け止めが欠かせない。昨年は帽子をかぶっていたので、日焼け止めを塗らず歩き回っていたが、てきめんに、頬や手の甲にシミができ、老人性シミと間違えられる大変遺憾な事態となってしまった。
対策として、今年はしっかり日焼け止めを塗っているが、一度出てしまったシミは、男性の場合は化粧で隠すわけにもいかない。

・春はハエが多いこと

日本語では「五月蝿い(うるさい)」と書くが、パースでは夏、11月から1月までがハエの季節となる。 対策は、頭からかぶるハエ避け網を買うこともできますが、女性ならベールをかぶるのも良いかもしれません。 詳しくは、基本情報、気候、詳細(ハエ)をごらんください。

  ・物価が年々高くなっていること

ロングステイでは、期間や条件によるが、飛行機代と宿泊費が一番大きな出費になり、次が食費でしょう。オーストラリアは多少バブルぎみで、住宅価格が高騰し、それに伴い宿泊料金が毎年少しずつ上がっている。一般物価も上がっているようで、アジアと違い、日本より生活費が安いというメリットは無くなって来ている。
格安や、35日前予約での航空券購入。 長期間、といっても観光ビザでは3箇月以内になるが、長期間滞在で安くなる宿を探すこと。そして、日々の節約以外ありません。また、年5%以上という現地口座を持って日本ではゴミの利息をかせぐのも、多少のたしにはなるでしょう。

一番困ること

何が困ると言って、一番困るのはパースへ一度来るとやみつきになることです。こればかりは、一度来てしまえば、もう対策はありません。

  

安全
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治安 

オーストラリア、とくにパースの治安は良いと言われていますが、それでもコソ泥など軽犯罪は日本よりはるかに多く、気を抜かないで自己防衛する必要があります。私達の滞在したアパートメントも窓という窓はキーで開ける錠がついていて開けるときは面倒でした。

最近は日本人が被害にあった話もありましたし、夜間人通りの少ない場所はタクシーを利用するなど注意が必要です。コソ泥は、夜は住人がいるので昼間に盗みに入ることが多いと聞きます。スーツケースなど鍵を掛けて出かけましょう。

また、オーストラリアは大麻には比較的甘く、麻薬には含めないようにしようとの話もありますが、言うまでもなく、日本など他国は他の麻薬と同等の扱いです。空港で荷物を預かって中に麻薬が入っていてオーストラリアの刑務所に入っている日本人がいるそうですから、荷物を預かるのはもちろん、手荷物から目を離し、簡単に何か入れられないようにすることも必要なようです。

今現在、生命の危険があるなどの緊急時には、「000」をダイヤルして警察を呼びます。火事、救急車も「000」です。軽症など今現在は緊急事態でない場合は「131 444」をダイヤルして、一連の質問に答えて事故報告書が作成され、incident report number (保険請求に必要)が発行されます。必要な場合だけ警察が出動します。地域の警察署に犯罪の報告に行くこともできます。

また、Crime Stoppers という制度があって、犯罪が行われているのを見たら、電話ホットライン1800 333 000に電話するというものです。報奨金がでる場合もあります。週日7:00amー11:00pm、週末8:00am-8:00pm。(このようなものも休みがあるのがオーストラリアらしい)
電話する人は名前を告げる必要はなく、通話は録音も逆探知もされず、電話番号も表示されません。(要するに密告してくれという話ですね)

WA警察 http://www.police.wa.gov.au/

パースの日本領事館安全(危険)情報が掲載されるHPは必ずチェックしましょう。  www.perth.au.emb-japan.go.jp/japanese_index.htm

パース市内には100個の監視カメラがあり、ショッピング・モールとNorthbridgeには、emergency communication pole が設置されています。

 

病院  

海外旅行保険に入っておくことは必須です。クレジットカードのゴールドカードなどに付帯する保険でも十分な場合もありますが、条件など十分調べておく必要があります。

オーストラリアの医療システムは、緊急でない場合はまず一般開業医GP(General Practitioner)で初診を受け、処方箋をもらい、薬局で薬をもらいます。GPが必要と判断すると専門医Specialistにかかり、病院で治療するという流れです。GPは歯科を除く分野をすべてカバーしています。

英語が十分出来ない人はGPに行く前にまず日本語医療センターInternational Medical Servicesで診断を受けます。治療後は加入している保険会社に治療費を請求しますので、診断書や領収書が必要になります。

緊急emergencyの場合は電話番号000を回し、救急車Ambulanceを呼んで、総合病院の救急病棟Casualty Departmentに入ります。ただし、救急車を一回使うと約$600の請求が来るそうです。
緊急の場合とGPの紹介状をもらった場合を除いて一般の人が直接病院へいくことはありません。

日本語医療センターInternational Medical Servicesは、数人のGPにより運営され日本語ができる人がついてくれる医療機関で、オーストラリア主要都市にあります。パースの日本語医療センターは、Barrack STに近い日豪センタのとなりの 138 Murry STの1階に受付があります(パース駅コンコース2階から移転しました)。実際に医者に見てもらう場所は 713 Hay STにあります。24時間日本語フリーダイヤルは、1800 777 313 です。診療時間は、年中無休で、月曜―金曜日8am-6pm、土日祝日9am-3pm、夜間は緊急患者のみ。海外旅行保険加入者でない人も低料金で診察可能(歯科は除く)。

歯科は海外旅行保険の対象外だそうですので、日本で早めの治療をしておいた方がいいでしょう。パース駅前(マイヤー Myer 2階外側通路)の歯科Life Care Dental、 Tel: 0418-923-788(日本人専用ライン) 、日本人歯科衛生士、助手が常勤。金曜午前は無料の通訳サービスあり、歯のホワイトニング(漂白)サービスも可能。
Perthの南11km、Booragoonボーラゴーン ( Dupont STの、Dufferin STとLansdow AVEとの間 ) にある Gardencity shopping centre のANZ銀行の2階にも日本人の歯医者、イン・スマイル歯科医院があるそうです。9315-6800、info@insmile.com.au 、 www.insmile.com.au

念のために、医者に頼んで、現在飲んでいる薬と病名、過去にかかった病気、アレルギーの有無などの英文を持参し、風邪、胃腸薬など市販の常備薬も持参した方が良いでしょう。

日本領事館 

パスポート再発行などのときにお世話になります。St Georges TerraceのMilligan StreetとMill Streetの間にあるForrest Centreビルの21階です。

WAの安全(危険)情報などが掲載されるHPは必ずチェックしましょう。 www.perth.au.emb-japan.go.jp/japanese_index.htm 

WAの安全(危険)情報などが掲載されるHPは必ずチェックしましょう。 www.perth.au.emb-japan.go.jp/japanese_index.htm 

肢体不自由な旅行者の利便 

Cityの大部分の主要ビルは肢体不自由な人も入れるように考慮されています。
日本(東京、横浜)よりあきらかに車椅子で外出している人は多いと思いました。電動車 椅子がほとんどです。逆に外出している目の不自由な人は日本より少ないように思えましたが、なぜかはわかりません。
パース市内を走る無料バスCATは低床式でかつ車椅子や歩行が危ういお年寄りの時は、車ごと傾き容易に乗降できるようになります。

電車にはホームとの間に大きな隙間がなく、そのまま乗り込めます。入口の傍らに車椅子と自転車の共用のスペースがあります。また、たいてい線路をまたぐ橋を登ってから駅のホームへ行きますが、この橋は車椅子でも登れるゆるやかな坂になっています。50mくらいの場所をとりますので、さすが土地の豊かな国は違うなと思いました。正直言うと階段なら駆け下りて飛び乗れる電車も、長い坂で間に合わないこともありましたが、のんびりしたパースでは、電車に飛び乗る人は、そう多くはいません。この坂がとれない所は、日本でも最近多い透明なエレベータで昇り降りできます。

歩道には、日本にあるような目の不自由な人のためのボツボツのガイド板はなかったと思います。大きな横断歩道には歩行者用押しボタンがありますが、車椅子でも押せる低い位置にあります。ただし、青になっている時間が異常に短く、急いで歩いても中央くらいで赤点滅になってしまします。もちろん車は待ってくれますが。
歩道橋といったものは、広い土地柄、ほとんどありませんが、たまたま利用したものは、らせん状の坂になっていて、車椅子で登ったり、下りたりできるようになっていました。

公衆トイレというもの自体、街中にはほとんどありませが、Access City Maps に市内のトイレの場所が出ています。ちなみに、私の滞在したアパートメントは60室ほどの小さなビルですが、1階に車椅子用のトイレがあり、駐車場にも車椅子専用のスペースがありました。
街中の基本的インフラが例外なく車椅子利用を前提として作られていて、あそこが車椅子が使えると言うのではなく、すべてが利用可能で、利用できないのは例外です。
もともと、のんびりと、心に余裕のある生活を送っている人が多いためか、若い人も含めて身障者には自然とやさしく接していると思います。

Cityの詳細な地図と施設、アクセスポイントが載った Access City Maps は、http://www.perth.wa.gov.au/html/ser_pdffiles/access_maps.pdf (英語) で見られます。現物は、27 St Georges TceCouncil House 9461 3333 にあります。

道具の借用については、the Australian Red Cross (9325 1463、月ー金曜日8:30am-4:30pm)が利用できる。パース駅の2階にあるCityplace Community Centre で車椅子を借りることができ、肢体不自由者用トイレを借りることができます。

身体の不自由な人の宿泊には、パース市内なら、パース市ホームページ内のThe You're Welcome WA Access Initiative(www.perth.wa.gov.au/html/vis13_waaccess.php) が情報提供しています。また、市内外について、People With Disabilities(WA)が情報を提供しています(www.pwdwa.org/)

車椅子でのタクシー利用は、Multi Purpose Taxis (MPT) - 136294、 Swan Taxis - 131330、 Black and White Taxis - 31008で予約。

車椅子と電動車椅子(motorise scooter)の借用:パース駅2階Upper Levelにあるthe Citiplace Community Centreで、週日8:30 から 15:45の間、わずかな金額で借りることができます。$20の預け金と証明書の提示が必要です。予約が望ましい (08) 9325 3264

 

食料品
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多くの食料品はKg単位の値段で表示してあり、大人数でない限り日本人には多すぎたり、大きすぎたりします。牛乳MILKや、ジュースJuiceは2リットルや3リットルビンが普通に売られています。

物価は野菜と果物がとにかく安く、メロンなど丸々1個$2程で普通に売られています。牛乳は水より安く売っていました。

牛乳やローストビーフRoast Beef、ヨーグルトYoghurt、ドレッシングDressingには、"97%FAT FREE"など脂肪分が少ないことを表示した商品が多くあります。牛乳もFAT FREEが多いのですが、日本のLow Fat のようにカルシュウムや鉄分を添加してあるものはありません。

期限がかぎられている宿泊の場合は、米、砂糖などの食料品や、洗剤などの日用品もどのくらいの量を購入したらちょうど使い切るかが課題となります。

賞味期限は例えば、"USE BY 04.10.05"、 "USE BY 04 OCT 05" 、"BEST BEFORE 04 OCT 05 16:28"、「2005年10月4日(16時28分)までに使用」と表記されています。

生産地は、"PRODUCT OF AUSTRALIA"、"IN WA"と記されているものが多くあります。これは雇用促進のため、国産品、州内品を愛用しようという動きに答えたものと思います。加工品は、"MADE IN AUSTRALIA FROM LOCAL AND IMPORTED INGREDIENTS"「国産や輸入材料を用いオーストラリアで製造」と記されたものも多くあります。

日本では、食料品にかぎらずすべての商品について、お客様第一で細かい点まで工夫をこらしますが、こちらでは製造会社も消費者も細かい点は気にしないし、激しい競争もないので、気配りのある商品に成長しないのでしょう。

日曜日が休みの郊外のスーパーでは、土曜日の4時以降は生鮮食料品が安くなるそうです。

野菜 

野菜はナス、ピーマン、きゅうりなど驚くほど大きいものが多くあります。日本では見かけないものも多くありますが、逆にオーストラリアでは、マーケット以外ではあまり見かけなかったものは、大根、ほうれん草、小松菜、つまみ菜などです。

果物 

トマトは、日本のようにやわらかく、ジューシーな果物に近いものではなく、料理用の野菜といったものです。日本ではお菓子かと思えるほど甘いイチゴもここでは真っ赤に熟していても、硬く、すっぱみがあり、果物です。日本を基準で考えればワイルドですが、日本が自然から離れすぎているような気がします。オーストラリアでは、果物も日本よりかなり大きいものが多いのですが、リンゴなどは極端に小さいものしかありません。推測ですが、日本では間引いて一個一個を大きく育てるのに対して、オーストラリアでは人手をかけず、そのままにするので数は多いが小さいのではないかと考えています。オーストラリアでは牛なども手数をかけず自然のままで、安く提供するようです。

果物は温室栽培でないためだと思いますが、旬があり季節が来ると極端に安く、おいしくなります。野菜や、とくに果物は見たことないものがあります。食べ方を聞いて少し買ってチャレンジしましょう。


果物好きの私は日本に無いか、あっても高価な果物を見ると、パートナーの冷ややかな視線にもかかわらず、つい手が伸びる。しかし、残念ながら常に失敗に終わります。
去年はココナツを割る大きな包丁がなく30分以上苦心した上に、臭くて飲めずあっさり捨てました。今年も日本でも売っているが、子供の頃、塀の外からよだれをたらすばかりであったザクロを見つけて飛びつき買いました。これも熟れ頃がわからず、種の周りのかすかな甘みを味わっただけで、ほとんどそのまま、これもゴミ箱行きになりました。

上段1番目はパッション・フルーツpasson fruitで、手前側のものが、もっとシワクチャになり、写真上段2番目位になると食べごろです。ただし、中の種は固く食べられず吐き出し、甘酸っぱい汁を味わうだけでした。
上段左から3,4番目はドラゴン・フルーツDragon (Pearl) Fruitで、名前だけは聞いていて、半分中味が見えるものをスーパーで見つけ挑戦しました。周りが黄色くなり始めたので、あわててスプーンですくって食べましたが、ゴマ状のものの食感と、多少の苦味があるだけで、これもほとんど行くべき所へ。どうも冷やして氷菓のように食べるものらしいです。
下段左端はスター・フルーツstar fruitでフィリピンからの輸入品だそうですが、決心がつかないまま気が付くと、茶色になりヘニャヘニャになっていて、つまむとドロリとして舐めると酸っぱいので、これもお定まりの場所へ。
下段左から2番目は、小さなマーケットで買ったつぼみのようなものは、名前も食べ方も聞いたが理解できず、食べる決心がつかないまま、放置した。しなびる直前で決断し、売っていた人の動作を思い出し、むしってしゃぶってみたが、苦いばかりで宿命の場所へ。負惜しみで、果たして食べられるものだったかも疑問だと思っていましたが、その後スーパーでも見かけました。

それでも洋なし、リンゴ、オレンジ、マンゴー、バナナ、スイカなど普通の果物は、とくにマーケットに行くと安く、美味しい。虎視眈々と次の獲物を狙っていますが、珍味発見の道は遠い。またも、インテリアとしての役目にとどまるでしょうか。

 

オーストラリアでは牛肉を、週に3〜4回、ステーキなら200g位を食べるそうです。

スーパーにも赤身肉が主流ですが、量も種類多く並んでいます。肉用牛の種類も4種ほどいるそうですが、種類はともかく、どの部分の牛肉が好きなのかを知っておく必要があると思いました。

詳細(牛肉の種類)→

こちらの肉屋には厚さ5mm以下の肉は売っていません。「スキヤキ用にペーパー・スライスにしてくれ」とあらかじめお願いしておくと、冷凍肉を機械で薄く切っておいてくれる肉屋さんもあるそうです。オーストラリアのソーセージの皮は噛んだときフニャフニャしていて日本のあの爽快な噛み応えがありません。食品は味の他に、見た目、匂い、音、噛んだ感じなどマルチメディアで味わうものだとあらためて思いました。

カンガルーはオーストラリア国内に5700万頭以上生息しているとされ、カンガルーによる農作物や農地被害で毎年4百万頭のカンガルーが処分されています。一方、カンガルーの肉は低脂肪でアレルギー反応を起こしにくく諸外国への輸出の好調であり、牛肉が「ビーフ」、羊が「ラム」と言ったようにカンガルーの肉の直接的表現をさける名前を募集中だそうです。

 

スーパーには、サーモンSalmonや、Pink Snapperという鯛に似た魚や、Nile Perchというスズキの仲間を二枚におろしたものなどの魚が並んでいておいしく食べられますが、種類が少なく、飽きてしまいます。

やはり、魚屋さんに行っていろいろ選んで、一匹買って三枚におろしてもらい、頭も持ち帰り煮たり、焼いたりするのが良いと思います。

写真は市内のスーパーWoolworthの魚売場のショーケースです。魚の名前はもちろん、その他の書いてあることもよくわからないことが多いのだが、普段はいい加減な性格なので気にしない。これを機会に、一応辞書で調べてみたが、不明な点もあるが一応ご紹介したい。
この日並んでいたのは、「Perch Nile Fillets FRZN 8.97kg」は、日本でも売っていたスズキ類のナイルアカメの三枚卸(写真の左下で見えません)です。 以下、写真の左下から右へ、
「Basa Freshwater fillets FZN 7.87kg」淡水のBasa(?)の三枚卸
「Salmon Portions Skinned Boned Fresh 34.95kg」骨皮付のサーモンの一人前(?)
「Salmon Cutlets Fresh 28.98kg」フライ用サーモン
以下、写真の上左から右へ
「Cod Smoked South African Fillets FZN 11.48kg」南ア製スモークしたタラの三枚卸
「Crimson Snapper Fillets Fresh 26.99kg」深紅色ゴウシュウマダイの三枚卸
「Salmon Fillets Tasmanian Fresh 31.98kg」タスマニア製サーモンの三枚卸
「8.97kg」はkgで$8.97と言うこと。「Fillets」は三枚に卸したもの。「FRZN、FZN」は何かわかりません。

Gosnells Railway Marketsの魚屋さんでPink Snapper(タイとほぼ同じ)の皮を取って三枚におろしてもらい、切身2枚、骨と頭にしてもらった。これだけ言うのに、人差し指と手まねが大活躍。タイのあらの煮付けを大変おいしくいただきました。 隣のオージーは Blue Bone Groperという青い魚を買っていましたが、この色では私には食欲がわきません。辞書を引くとGroperは豪州産のベラ科の食用魚とあるので食べられるのは間違いないのですが。また、イカ墨かと思ったら、スモークしたたこでした。こんなものもオージーは食べるのでしょうか?

魚屋さんは、Joondalup線でパースから1つ目のLeederville駅を降りて高速道路をまたぐ歩道橋を東に渡り、降りたところにKailis Bros FISH MARKETS AND CAFE LEEDERVILLEという魚屋さんがあり、日本人の店員さんもいます。11月から翌年の6月末までが解禁となりますが、ゆでてあり直ぐ食べられる大きなロブスターが$20ぐらいでした。101 Oxford Street Leederville、Tel:9443 6300

パースからFremantle線で3つ目のSubiaco駅の北西直ぐにあるスビアコSubiaco Station Street Marketsにある魚屋さんにもいろいろな魚がならんでいます。金曜-日曜と、祝日の月曜日の9am-5:30pmまでオープン。

また、Joondalup線Glendalough駅からScarbouough Beach RDを東に、Donovan STを北に、Baden STを西に、Rowallan STを北に、駅から8分ほどのところにあるAussie Marine Exportsという日本人経営の魚や、水産加工品の卸の店があり、新鮮な魚介類を木曜12-21(木曜、16時以降が狙い目)、冷凍品を月曜−金曜9am-5pm売ってくれます。 Tel:9201-2333、 Unit1/5 Rowallan Street Osborne Partk、  //ablfe.hp.infoseek.co.jp/ 

 

スーパーでも長い外米でなく、オーストラリア米ですが普通に食べられるお米を売っています。量も1kgなど少ないものも手に入ります。値段は日本より圧倒的に安く買えます。

その他の食品 

普通のスーパーでも醤油や豆腐などを売っています。酒類はおそらく規制のためでしょうLiquorの名前がついた通常のスーパーとは別店舗、すぐ隣だったりしますが、で売られています。

卵は防腐剤が入っていて賞味期限が1ヶ月だそうです。生卵はどうでしょうか?ほとんどブロイラーの日本の方が卵は安いようです。

パンは安くそれなりのおいしさですが、日本のようにこってりしたお菓子のようなおいしいパンをu売っている店はほとんどありませんでした。ケーキ屋さんに若干おいしいパンがあるだけでした。

私がおいしく便利に食べられたのは、"Rice Cakes"というSUNRICEから売り出されている商品で、米を炒って膨らましてせんべいのように固めたものです。軽く食べたい朝食などでは、たいした味はなく、軽いだけなのですが、この上にハム、レタス、トマトなどを乗せて食べるとなかなかいけます。厚いものThick slicedと薄いものThin slicedがありますが、厚い方が良いでしょう。

日本食材店 

パースでは国籍豊かなため世界中の材料が手に入ります。アジアンショップには日本食品が韓国食品とともに並んでいます。日本でおなじみの商品は日本からの輸入ですので高めです。

また、醤油、味噌、豆腐などは大きなスーパーのアジアン・コーナーでも売られカップラーメンや日本のお菓子なども手に入ります。

調理
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  調理器具 

調理器具が備え付けてあるアパートメントなどでも日本人向けでないところには炊飯器はないので、ご飯は鍋で噴きこぼれないように気をつけて炊くか、電子レンジで米が炊けるものなどを持参する必要があります。私は陶器の壷状の電子レンジで炊けるものをネットで購入、持参しました。

また、人数が多い場合は皿やカップなどが不足するかもしれませんが、紙やアルミ製のものを購入し、現地で使い捨てるのも良いと思います。

箸、しゃもじは日本と同じものはなかなかないので、持参した方が良いでしょう。出刃包丁もないのですが、預けた荷物とはいえ空港のX線検査機にくっきり写った情景を思い浮かべ、持参するのはやめました。包丁は新品でないと切れ味が悪いかもしれません。また、包丁の刃の元のところでえぐるような使い方ができない形状になっているのが不便といえば不便でした。その他のもの、例えばラップ、アルミ箔などはスーパーで購入できます。布巾、スポンジ、台所洗剤はアパートに置いてありましたが、スーパーでも売っています。水だけで汚れを落とす使い捨てスポンジクリーナー(商品名激落ちくん)は持参して重宝しました。

台所 

キッチンは、シンクが2つあってその真ん中に蛇口が付いているものが多いようです。

オーストラリアでは皿を洗うときに、一方のシンクにお湯だけを溜める、もう一方のシンクにはお湯と洗剤を入れ泡だらけにする。食べ終わった皿は泡シンクの方に浸けて、その中で洗う。洗った皿はとなりの湯シンクの中の湯にサッと通して水切りカゴへ移す。完全には洗剤を洗い流さないらしいとの話があります。

ゴミ

私の居たアパートではビンとカンだけは別ですが、生ごみも通常のごみも分別しないで、アパートの駐車場脇にある濃い緑色の1mほどの高さのゴミ箱に捨てていました。下に小さな車がついたこのゴミ箱を週に一度管理人さんが歩道に出しておくと、回収車の運転者がアームにセットし、ボタンを押すとアームが持ち上げてひっくり返し、中のごみを回収していきました。隣のBayswaterでは、蓋が黄色と緑の2種類のゴミ箱があり、回収車がどちらか一方のゴミ箱のところで停止し、車からアームが出て、対象のゴミ箱を持ち上げて全自動で回収する方式でした。

詳細(粗大ゴミの回収方法)→

 

外食
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  レストラン 

パースは人口一人当たりのレストラン数がオーストラリアの他のどの都市よりも多いそうです。しかし、典型的なオーストラリア料理というものはありません。強いて言うとオージー・ビーフを主体とするBBQ(バーベキュー)か、フィッシュ・アンド・チップスFish&Chipsでしょうか。各国の料理が混在しているのがオーストラリアです。Fish&Chipsは、英国の国民食で、白身魚のてんぷらとフライドポテトで、カロリーは高いのでしょうがそれほどしつこくないので結構おいしく食べられます。白身魚は、鯛類、タラ類や、鮫だそうです。 フライドポテトは、円盤状の乾いた薄いポテトチップスではなくて、マックのポテトチップスのような、ジャガイモを細い棒状に切り油で揚げた物で、チップスと呼ばれます。ただ、量が多いので二人でシェアーするなど良くお腹と相談してから注文すべきです。

ランチ時には、パンにレタス、トマトなど野菜、ハムなど好きなものをはさんでもらったものを食べるか、持ち帰る光景がよく見られます。慣れるまではパンの種類から、はさむもの、ソース類の指定が言葉もなかなか通じず面倒、おっくうでした。また、多少寒くても店内より外のテーブルで食べることを好む人が多いようです。レストランなどから注文品を持ち帰ることは、テイクアウトでなく、テイクアウェーtake awayと言います。中で食べるのは、ダインインdining in、あるいはイートインeat inと言いますが、私は人差し指で下を指しておしまいとします。

飲み物などS,M,Lと量を指定する場合があります。たいていは3種類のカップが置いてあり、どれかを指差せばそれで良いのですが、口で言うときは、S,M,Lでなく、スモールSmall,ミディアムMedium,ラージLargeと言わないと通じないようです。もっとも普通の日本人がラージと言うことはまずないと思いますが。

カフェなどでの注文の方法として、席についてからメニューを見て、来た店員さんに席で注文し、食べたあとでレシートをレジに持っていって支払いをすます方法と、レジで注文して、お金を払い、番号のついた札をもらって席に立てておくと店員さんがコーヒーや料理を席に持ってきてくれる方法があります。

東南アジアによくあるフード・コートFood Courtも多くあります。広いテーブル席を取り囲んでいろんな食べ物屋が並んでいる中から好みの料理を選んで作ってもらい、その場で支払い、トレーに載せてセルフ・サービスで自分の席に持っていって食べるシステムで、バラエティに富んだ各国料理を比較しながら食べられます。

BYO(Bring Your Own)と表示されているレストランがあります。これは酒類持込可ということです。オーストラリアではレストランでお酒を販売するためのライセンスがあり、「LISENSED」という表示を掲げています。このライセンスの取得基準が高くなっているため、お客に自分達の飲みたいお酒を持ってきてもらうレストランもあります。持込の際は栓抜き料・持ち込み料が取られ、店によってはワイン1瓶につき5ドルやグラスにつき3ドルなど様々です。レストランによってはライセンスがありながらB.Y.O.もOKなどの店もありますが、通常持ち込み料が一般より高めです。

個人的にお気に入りの店をいくつか紹介します。

コーヒー 

パースにはカフェ cafeが多く、ヨーロッパ風の洒落たオープンエア・カフェがほとんどです。また、コーヒーの種類が多く、イタリア系の人が多いためでしょうか、その大部分がエスプレッソ Espressoベースです。

詳細(パースのコーヒーと紅茶)→

買物 
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お土産

高級ブランド品はパースではたいしたものは売っていません。金はオーストラリアでかなり採れますが、価格は世界共通です。細工技術の差があればあるくらいでしょうか。

オーストラリアは日本のように商品にラッピングをしません。袋にいれるだけです。有料で頼めばやってくれるようですが、どうみてもきれいにできあがるとは思えません。かわいい袋を取っておいてはいかがでしょうか。

オパール(Opals) 

オーストラリアは世界のオパールの少なくとも95%を産出しています。良質のBlack Opalはカラット当り良質のダイヤモンドと同じくらいの値段がします。オパールを買うときは評判の良い店で購入することをお勧めします。

オパールはいくつかのクラスに分かれていて、主に Black, Crystal, Boulder(ボールダー)の 3種があります。


真珠(Pearls)

Broome(ブルーム) Pearlsは世界でもっともすばらしい真珠と考えられています。BroomeはWA州の北西海岸の町で真珠産業の町として20世紀初めまで栄え、多くの日本人ダイバーが活躍しました。

オーストラリア・ワイン、食べ物

スワンバレー Swan Valleyはすばらしいワインと食べ物を生産する地域として地元の人や旅行者の評判が急速に高くなっています。国際的に評価を得ているいくつものワイナリーがあります。また、WA州の南方のMargaret Riverのワイナリーも有名です。

お菓子ではヌガー nougat がいろいろな種類があります。お土産屋でなくスーパーが安いのですが、CityのWoolworth以外では見かけませんでした。私は、Swan Valleyにある工場兼販売店のMondo Nougat で買ったものが多少高いのですが一番おいしいと思いました。固いのと柔らかいのがあり、柔らかい方が好みです。

チョコレート chocolate もお土産屋には並んでいます。また、アーノッツ社 Arnott's が製造・販売しているティムタム TIMTAM といって、ビスケットにさまざまなフレーバーのクリームを挟み、全体をチョコレートでコーティングしたチョコレートビスケット菓子も代表的オーストラリア土産の定番商品のひとつです。

ベジマイトVegemiteと言って、麦芽を発酵させて作ったパンにつける塩辛く濃い茶色のペーストがあります。ビタミンBを多く含む濃縮酵母エキスで、その強烈な味を和らげるために、多量のバターやチーズと一緒にパンなどに塗られることが多いそうです。オーストラリアとニュージーランドでは人気で、冗談でオーストラリアの国民食といわれますが、ベジマイトで吐き気を催すオーストラリア人も数多く存在するそうです。ベジマイトVegemiteはクラフト食品の商標になっています。

食卓塩も有名です。

アボリジナル・アート(Aboriginal Art)

本格的なアボリジニ・アートを買いたいなら、Kings StreetにあるCreative Nativeが有名で、1階に吹いてもなかなか音が出ないディリュドゥDidgeridoosなどの民族楽器、ブーメランなどの伝統工芸品、ドットペインティングの独特の絵画のほかに、比較的安価なお土産物もあります。2階にギャラリーがあります。www.creativenative.com.au/

ジュリークJurliqueの化粧品

オーストラリアに自社農園を持ち、その農園で育てられたハーブや植物を原料として作られた自然派化粧品を売っているお店です。日本でも売っていますが、パースよりかなり高いという話です。シティのお店は日本人姉妹が経営しているらしい。  http://www.jurlique-japan.com 

オーストラリアン・ジオグラフィック・ショップ

オーストラリアの自然に関する雑誌「オーストラリアン・ジオグラフィック」の直営店で、天文学、自然、動物、アウトドアなどの分野の本やグッズがあります。学校が休みの日は子供連れを多く見かけます。Hay STとMurry STを結ぶCarillon CityのHay ST側の2階にあります。 私はここで The Night Sky という星座を探す簡単な道具を買い南十字星を見ることができました。
Phone: (08) 9322 8715 。 www.australiangeographic.com/index.cfm?fuseaction=shops をみると、CAROUSEL CANNINGTON、MORLEY、KARRINYUPにも店があるようです。

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  マーケット

生鮮食料はマーケットの方がスーパーよりかなり安く買えます。長期滞在者は是非、生鮮食料が手に入る近くのマーケットを探してください。

 

 

スーパーマーケット 

パース中心街にある唯一の総合スーパーであるウールワースWoolworthは、William St.とBarrack St.の間のMurray St.にあります。全体的には小さな商店よりは安いと思います。白地に赤字のWoolworthブランドの商品はわずかですが店内の同種商品より安くなっています。subiacoなど多くの駅前や、いくつかの郊外のショッピングセンタにもあります。

食品も売っている大きなスーパーでは、ColesがPerth近郊のショッピングセンター内などに多くの店舗を構えています。その他、比較的小さいが生鮮食料品のデューソンズDewsonsがあります。また、生鮮食料はないが週末も開いている(7days)コンビニのSubwayも市内外に多く出店しています。食料品はないが、衣料品、雑貨の大型ディスカント店のケーマート K-martも多くの店舗を出しています。

詳細(レシートの見方)→



詳細(日本とあまりちがいませんが、レジのやり方)→



デパート 

Meyer(マイヤー)、David Jonesと、安売りのTargetがWilliam St.とBarrack St.の間の、Murray St.やHay St.にあります。郊外のショッピングモールにはたいていデパートが入っています。
06年3月にスーパーマーケットColesとMeyerを所有する会社が米国資本にMeyerを売却するとの記事がありました。オーストラリアでもデパートは儲からないようです。
右側写真はTargetにあった端末で、下の丸いところに商品のタグを近づけると、臨時割引なども含めた価格が表示されます。店員さんが少ないので便利に使えます。

ブランド店

 

パースにはブランド物はほとんど売っていません。William St.の西側でMurray St.とST Georges Terraceを結ぶ写真左側のKings St.にはわずかですがグッチGucci 、ルイ・ビトンLouis Vuittonなどブランド店が多少あり、向かい側にはパンがおいしい44KingsStreetというCafeや、アボリジニの芸術品を売っている Creativenative があります。また、Hay StreetとMurray Streetの間のDavid Jonesにはブルガリがあります。

アウトレット・モール Outlet Mall 

ブランド直営店が集まるパースの唯一のアウトレットショッピングであるハーバータウンHarbour Townには70以上の店があり、大きな駐車場やいくつかのカフェもあります。 Perth駅からWellington Streetを西に歩いて20分程度です。Fremantle線のCity West駅から1分で、Yellow CATのHarbour Town 0分、Red CATの21番パーラメントParliamentから北へ歩いて5分です。 月曜―木曜9am-5:30pm、金9am-9pm、土9am-5pm、日曜12pm-6pm、祝日休業。 www.habourtownshopping.com.au

  市内ショッピングモール 

南北をHay StreetとWellington Street、東西をBarrack St.とWilliam St.にはさまれた地域はもっともにぎやかな商業地域です。東西のHay Street Mall、Murray street Mallと、これらのStreetを結び南北に並ぶCarillon City, Piccadilly Arcade, Plaza Arcade, Trinity Arcade, London Court, St Martins Arcadeにはたくさんのさまざまな店があります。  www.carilloncity.com.au/Public/index.asp

パース近郊のショッピングセンター 

パース市を中心として周回するバスルート98,99は、Westfield Innaloo, Westfield Galleria, Belmont Forum, Bull creek, Kardinya Park, Shop Cntre NEDLANDSなどの多くの郊外のショッピングセンターを通ります。

詳細(近郊のショッピングセンター)→


娯楽
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観劇、映画、音楽、イベントなどのチケット予約は、BOCSが有名で、窓口は、Perth Concert Hall、His Majesty's Theatre、3 Pier StreetにあるThe Playhouse Theatre にあります。 www.bocsticketing.com.au/ (英語)、電話 9484 1133、1800 193 300、月ー土9am-8pm

TV 

国営のABC と, 民放のSBS、Seven, Nine, Ten の計5局あります。この他ACCESS TV31というローカル局があります。

SBSでは日曜日以外の、朝5:25から5:50まで前日の夜7時のNHKニュースを放送します。SBS News(digital)を有料受信しているところでは、12:30pm-13:00と10:15pm-10:45pmに日本のNHKニュースをやっているそうです。オーストラリアのSBS局によるラジオ日本語放送(火曜10pm-11pm、FM 96.9局)もあります。私が聞いたときは、日本のニュースは少しで、オーストラリアのニュース、各州からのレポートと間に挟まる日本の歌で構成されていました。このほか、日本語新聞(JA News)があります。

TV番組(TVガイド)は、 www.ebroadcast.com.au/tv/static/PerthNight.html (英語)で見られます。

番組の前に大人向けか、残酷なシーンがあるかなどを知らせます。日本と比べてセックスシーンは少ないようですが、病院ものが多いうえ、手術シーンなど血だらけのシーンもあります。

Super FUJIという日本食料品と、日本のTV番組のレンタルビデオ、貸本の店がEast PerthからCausewayを渡ったVictoria Parkにあります。245Albany Highway Victoria Park, Tel:9470 4402, 水曜―月曜日11am-5pm、火曜日と祝日は休み。

スポーツ

ゴルフ 

パース通信 www.perthnews.com.au/jp/golf/golfj.htm に親切なゴルフ場紹介があります。 その他、 www.golfcourseguides.com もあります。

パース周辺には42のパブリックコースPublic courseの他に、メンバーMember、ホテル付のリゾートResortとすばらしいコースが数多くあります。パブリックは、平日は予約なしでもOKですが、土日は予約した方が万全です。リゾートとメンバーは予約が必要でメンバーはビジター可能か問合せが必要です。

グリーンフィーはパブリックなら以下のように$10-30です。リゾートでも他の地域よりは安くなっています。レンタル料は、カート/$25-40、クラブセット/$20-40、靴/$10、手押しバギー/$3-5程度です。豊かな自然に囲まれたコースが多いことから、カンガルーが現れることも多くあります。また、とくに夏は蛇が活発になることからラフでは気をつけて脅かさないようにしなければなりません。

詳細(ゴルフコースリスト)→


その他のスポーツ


Football 

オーストラリア独特のオージー・ルールズによるフットボールFootballで、通称フッティーと呼ばれます。スビアコにあるSubiaco Ovalで3月末から9月末にかけて開催され、クリケットよりも人気があります。

ゴールの柱の数は4本で、キックされて飛んできたボールを直接キャッチすると、その場から敵に邪魔されずに自由にキックでき、ゴールも狙えます。ボールを持って走るときには10m以内で一度、楕円形のボールを地面にバウンドさせなければなりません。

オーストラリアンフットボール協会(AFL:Australian Football League)には、ウエスト・コースト・イーグルズとフリマントル・フットボールクラブ("フリマントルドッカーズ")の2チームが参加しており、2006年10月にはイーグルスが前年決勝のグランド・ファイナルで敗れたシドニー・スワンズを破り優勝したので、パースのあちこちで若者が大騒ぎで、凱旋パレードにはパースでは考えられないほどの人が集まりました。オージーフットボールの本拠地はスビアコオーバルです。

Soccer 

プロサッカーチームのパース・グローリーには清水E、東京Vにも在籍していた日本人の石田博行選手が2006年までMFで活躍していました。パース・グローリーは全国リーグで近年リーグ内トップを3回、チャンピオンに2回なっています。試合はEast PerthのWACAで夜間行われます。2005年11月16日、オーストラリアは32年ぶり2度目のW杯出場を決め、盛り上がっていました。

Cricket 

クリケットCricketは、1チーム11人。グラウンドの中央にバッターとピッチャー、キャッチャーがいて、その周囲を9人の守備が取り巻きます。バッターの後ろには細い木で組み立てられた枠が立っていて、キャッチャーはその木枠の後ろに控えます。ピッチャーはその木枠を壊そうとボールを投げ、バッターは木枠を壊されまいとボールを打ちます。ボールは木でできていて固いのですが、顔をカバーしているのはバッターだけです。競技は1日で終わるものもありますが、朝から始まって夕方まで合計5日間くらい続くものもあります。さすがに競技に時間がかかりすぎるので若い人には人気がなくなっているそうです。

Rally

毎年恒例のFIA公認WRC(世界ラリー選手権)第16戦ラリーオーストラリア2005(最終戦)が11月10日から13日の4日間、パース市内や郊外を会場として開催されました。 East PerthのGloucester Parkでは開会式や各種イベント、Langley Parkでは表彰式などが行われました。郊外のDwellingup、North Bannister、Mundaringがラリー会場となりました。

Bowling

日本にあるレーンの先のピンを倒すボーリングBowlingではありません。芝生の上に置かれたジャックと呼ばれる1個の白い小さなボールめがけて、直径10cmくらいの黒いボールを遠くから転がします。芝の上なのでローン・ボーリングLawn Bowlingと呼ばれます。ルールはよく分かりませんが、とにかくジャックに自分のボールを近づけるとと点数が高くなるようです。慎重に転がされたボールは、大きな弧を描いてジャックへ近づいて不思議なほどジャックのそばで止まります。観客がお年寄り中心で日本のゲートボールを思い出します。スコットランド生まれだそうで、氷上で行うカーリングの元祖だということです。

釣り 

WA州のレクレーション・フィッシングは大変さかんで、一年に約47.4千人が約100種の河口、沿岸、海底の魚を狙っている。毎年約2.4百万人の釣り人が増加し今まで以上に漁獲量やサイズの制限を守り、州の漁業と品質を維持するための基礎的な釣りのルールに従うことが必要です。このルールが、WA州漁業局Department of Fisheries Government of Western AustraliaによるRecreation Fishing Guide West Coast Region www.fish.wa.gov.au に示されています。必要な方は、管理人が適当(適切ではありません)に翻訳した日本語版をあくまで参考資料としてご覧ください。

実際に問題になりそうなルールの一つを以下に示します。 首都圏のPink Snapper(豪州マダイ:スーパーでも売っていて日本の鯛と区別つきません)は、傷つきやすい産卵を保護するため、Cape BouvardとTwo Rocks Marinaの間で、一日の捕獲枠は4匹。ただしその中で700mm以上のものを釣り上げるのは1匹だけ。また、禁止期間10月1日から12月15日は、CockburnとWarnbro Soundsの間ではPink Snapperを持っているだけで違法となります。(地域以外から持ち込んだものである証拠を示さなければ)。

 
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生活 終わり