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雑記帳2010 2月

平成22年2月28日

都市改造

がつけば、今日で2月も終わり。28日しかないんですよ、2月は。雑記帳もやっと更新です。
以前レポートした金灯籠ですが、今日は仮移転先をレポートしてきました。
といっても、すぐ近くに移転してたわけですが、しばらくの仮住まいです。
整備後は、元の場所が金灯籠ポケットパークとして生まれ変わります。
歩行者用信号の向こうに金灯籠が見えます。
写真左は金灯籠があった米喜商店ですが、取り壊しの工事が行われています。
大田原の顔が消えていきますが、新しい街も魅力的なものとなるでしょう。



それにしても、環状線が出来てから、生活ゾーンが変わり、かつての中心交差点も閑散としています。
伏見屋ばかりが目立ちますが、以前は同じ高さで商店が軒を連ねていたものです。
大田原は戦前からの写真を見てみると、時代の移り変わりとともに、店や公共施設が変遷しており、今まさにそのときを迎えています。



平成22年2月17日

コンビニ

大田原にはコンビニがたくさんあります。
かつて人口5000人に1店舗と言われたコンビニですが、今はもっと密度が濃くなっています。
わがホームページの生活便利マップで調べたところ、
大田原地区 10店舗 親園地区 2店舗 金田地区 7店舗 野崎地区 3店舗
川西地区 2店舗 須賀川地区 1店舗
湯津上地区 2店舗とわかりました。

何せ多いので、数え漏れもあるかもしれませんが、人口が約7万8千人ですので、密度としては約3000人に1店舗となっています。
いずれも郊外型かつ幹線道路沿い、通勤経路又は買い物ゾーンと重なる地域で、市街地からは姿を消しました。

ここでみなさんお気づきですが、なんと黒羽、両郷、佐久山にはコンビニがないのです。
理由は、それぞれですが、黒羽地区、佐久山地区は住宅店舗が密集し郊外化したコンビニができにくい。
最後まで残っていたセブンイレブン黒羽店も近年閉店しました。
また、両郷地区は他地域からの通過する車が少ないことがあげられます。
もちろん、ちょっと車で走れば近くにコンビニはあるので、生活には問題ありません。
湯津上地区は農村地帯ですが、国道400号沿いに2店舗あり、那珂川町と大田原市街地の中間で、他地域の人にも立ち寄りやすい環境にありますね。


統計的な話ばかりですいません。ここらで話題転換。
大田原市は田舎ですが、他地域から車で訪れる、あるいは通過する人が多いので、コンビニ以外でも大田原に足を止めてもらうような工夫が必要です。
その代表が道の駅ですが、これ以外となると無理矢理観光開発も難しいし、味のある飲食店、文化教養関係いろいろ考えますが、結局、行政・企業にたよらず、まず個人レベルで活動していかないとダメですね。

黒磯(那須塩原市)のSHOZOカフェなどは、旧市街地の店舗跡地を利用し、喫茶店や複数の古道具・雑貨店を
営業し、独特の町並みを作っています。休みの日には大勢の人が訪れ、その周辺だけ一瞬リゾート地のような風景になります。
大田原市は通勤や通学でそもそも交通量も多いので条件がいいのですが、喫茶店なども人口の割に少なく、どちらかというとお隣西那須野のほうが多いくらいです。まだまだチャンスは転がっています。

別に旧市街地に限ったことではないのですが、まずマンパワーが勝手に沸いてくるような基礎的な街作り、環境作りを行政には要望したいものです。
既に計画されている荒町通りの拡幅には期待できますね。
なんだか、話の方向が変わってまとまりがなくなりましたが、本当は旧市街地にもコンビニが必要です。
荒町通りには複合ビルもできるそうで、きっと復活するのでしょうね、コンビニ。

平成22年2月8日

水鳥と水質

昨日、那須野が原ハーモニーホールで野鳥の写真展が開かれていたので、行って来ました。
県内で撮影された野鳥の写真が主でしたが、写真よりも参考になるものがありました。
まず、琵琶池のアメリカコハクチョウの写真が展示されていたのですが、写真の説明には、2羽ともアメリカコハクチョウと書いてありました。やっぱりそうなのでしょうか。嘴の黄色の濃さも個体差ということになりますね。
オンライン野鳥図鑑によると、かなり「色」「形」にバリエーションがあり、昨年12月23日(写真一番下)に撮影した白鳥もひょっとしたらアメリカコハクチョウなのかもしれません。
さらにウィキペディアによると、黄色の部分が大ききのは、アメリカコハクチョウとコハクチョウの交雑が考えられるそうです。

また、羽田沼や琵琶池に多くいるオナガガモですが、写真の説明書きによると、水質の悪化とともに増えるそうです。
そういえば、昨年は餌やりを控えたせいかオナガガモやカルガモ以外の野鳥も見られたのですが、今年は少なくなっています。今年も11月にはキンクロハジロやホシハジロがたくさんいたのに、今はあまり見ません。白鳥の餌やりを復活させたせいでしょうか。
ミヤコタナゴの復活が望まれていますが、白鳥の餌やりと相反するので大変難しい問題です。

考えて見ると、白鳥は順応性が高いというか、田んぼでも沼でも河川でも適応できます。
これは体の大きさと関係がある気がしてなりません。
なんとなくですが、小さい鳥のほうが環境に敏感な気がします。体が小さい分、ちょっとしたことで影響を受けるのでは、と私ながらに推測しています。
白鳥のいるところにオナガガモがセットでいるのは、白鳥のフンで水質が悪化しても、耐えられる数少ない鳥ということなのでしょう。

もう一つの謎は同じコハクチョウでも、亜種のアメリカコハクチョウは日本にはめったに飛来しないことです。
ほとんどが迷い鳥だと思いますが、水質や気候の他に何か、日本よりアメリカのほうが適する条件があるのでしょうか。

平成19年1月20日撮影  那珂川に飛来したアメリカコハクチョウです。
典型的なアメリカコハクチョウです。


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