〜それぞれの時代のこどもたちに 夢をとどけた小さなおもちゃ〜
1935年、20歳でグリコ株式会社に入社。念願の”おまけ係”となりました。こども達を審査員に選び、日本と世界の玩具を参考に約3000種のおもちゃをデザインしました。
小さなおもちゃからは、戦前・戦後、高度経済成長の世の中の移り変わりが伝わります。
1960年頃から、画家として諸民族の「祭りと踊り」をテーマに描き、多くの作品を遺しました。
絵画作品は、大阪城ホール・国立文楽劇場・国立民族学博物館など各地の公共施設に寄贈、たくさんの人に観ていただいております。
豆玩舎(おまけや)ZUNZOでは、宮本順三の作品(グリコのおもちゃと絵画)と世界中を旅して集めた人形・玩具・仮面などの民族文化コレクションを展示しています。
宮本順三は「おもちゃを通してこども達をゆったり育てたい。」と願っていました。
その思いを受け継ぎたい支援者の協力によってこの館は支えられています。
|