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しあわせをひとつ・・・・。 |
無精子症臨床症例
無精子治療症例 84 | |||||||||
基礎環境 | |||||||||
非閉塞性無精子 | 精巣生検 済 | 初婚 | 結婚歴約4.5年 | ||||||
初診時年齢35才 | 通院病3軒 | 小児期夜尿症無 | 住所地-近畿地方 | ||||||
初診以前の病的環境や治療経緯 | |||||||||
○一般婦人科から大阪エリアの国立大学泌尿器科に転医・・・・・染色体第9番と?番の転座が確認されました。ロバートソン転座と診断されております。相互転座とは少々違う染色体部分障害です。後期精子細胞からの受精も考慮してBYOPSY-ICSIエリアでのMD-TESEが行われましたがジョンソンスコアー1~2レベルでした。これ以上AIDを除き生殖医療が続けられず、何もせず一年ほど経過しておりました。 |
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科学的検査、ホルモン検査、精液検査等 | |||||||||
精巣生検結果 | 染色体検査 | 過去の採血 | 精液検査 | ||||||
ジョンソンスコアー 1~2 |
一般染色体検査 ロバートソン転座 Y染色体一部欠失 実施せず |
PRL・22.8・・21.1 LH・・8.8・・・12.0 FSH・26.8・・36.5 TST・458・・337 他( ) |
・精液量・・ ・白血球・・ |
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既往疾患、特殊事情など | |||||||||
はり治療前の不妊環境のまとめ | |||||||||
・患者さまご本人は、やや細身で体格も良く疾病履歴も少なくいたって健康でした。 | |||||||||
日本ハリセンター初診および受診後の検査結果 | |||||||||
○相互転座と比較はできませんがロバートソン転座のほうが比較的重症といえますが、染色体部位により変化するものです。 |
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問 診 | |||||||||
呼吸器疾病 | 循環器疾病 | 内科的疾病 | 甲状腺機能 | ||||||
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神経内科系 | 脳外科系疾患 | 大腸の疾患 | ストレス障害 | ||||||
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メンタル障害 | 糖尿病 | 感染症の有無 | 禁止薬物 | ||||||
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触 診 | |||||||||
睾丸・陰嚢温度 | 睾丸のサイズ | 睾丸の硬度 | 陰嚢容積 | ||||||
34.0℃ | 右5ml 左3ml |
極めて軟化 | 極小 | ||||||
陰嚢内睾丸位置 | 睾丸の左右状態 | 陰嚢下垂状態 | 陰嚢色素形態 | ||||||
下明型 | 不明型 | 確認できず | 薄いタイプ | ||||||
陰嚢表皮形状 | 陰嚢引っ張り度 | 陰部陰毛形状 | 陰嚢陰茎の色 | ||||||
良質タイプ | 良好タイプ | 標準タイプ | 薄いタイプ | ||||||
陰嚢温感検査 | 陰嚢冷感検査 | 陰嚢収縮検査 | パルス感応検査 | ||||||
反応弱 | 反応弱 | 反応なし | 反応弱 | ||||||
疾病の有無 | 陰嚢発育度 | 特殊事情 | その他 | ||||||
- | 発育不全 | - | - | ||||||
性機能の環境について | |||||||||
逆行性射精 | ED 有 無 | セックスレス有無 | 早漏遅漏 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
性機能低下症 | 異常性愛 | 泌尿器疾病 | 小児期夜尿症 | ||||||
あ り | な し | な し | な し | ||||||
いつも勃起状態 | 第二次性徴異常 | 鼠径ヘルニア | 内分泌障害 | ||||||
な し | あ り | な し | な し | ||||||
包茎・仮性包茎 | 頻尿 | 生殖器奇形 | 思春期異常 | ||||||
な し | な し | な し | あ り | ||||||
前立腺障害 | 腎機能障害 | 性犯罪歴 | その他 | ||||||
な し | な し | な し | - | ||||||
小児期発育障害の有無 | |||||||||
言葉の発達 | 情緒の発達 | 知識の発達 | 体の成長 | ||||||
- | - | - | - |
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運動器系の発達 | 協調性の発達 | 感覚器の発達 | 鼠径ヘルニア | ||||||
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科学的検査とその経緯について | |||||||||
一般血液検査 | 染色体検査 | 性感染症有無 | 血液特殊 | ||||||
検査済み | 一般染色体検査 検査済み Y染色体一部欠失 検査せず |
検査済み | ・ ・ ・ ・ ・ |
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体質や病的環境・遺伝的疾患など | |||||||||
体質障害 | メンタル障害 | 遺伝疾患 | 罹患疾患 | ||||||
- | - | - | 染色体部分障害 | ||||||
総合的診断 | |||||||||
・睾丸サイズが右5ml 左3mlとほとんど子供のまま発育されておりません。 ・第二次性徴での環境変化が乏しかったようです。 ・精巣生検により本来の睾丸能力が失われております。 ・男性ホルモン生産に関して精巣生検前は一般人と同等な分泌量を維持しておりましたが、ハリセンター受診時には機能が失われ低テストステロンシンドローム状態になっておりました。極小睾丸に精巣生検を行っております、機能をキープできる範囲において行う条件を無視した精巣生検だったようです。これが再生への道の遮断剤になってしまっておりました。 |
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診断とはり処置と科学的経過について | |||||||||
○下記のごとく、二回の採血から低テストステロンシンドロームと再生不能域のホルモン値をみるに今後の対応を考えると治療を継続する事により成果が得られる環境にありませんでした。残念ですが一回の精巣生検が全てを狂わすこともございます。精巣生検は産婦人科医院ではなく泌尿器科が専門です。 | |||||||||
科学的動態 | |||||||||
PRL・・5.1・・・・・5.5 LH・・・38.3・・・・30.9 FSH・・39.1・・・・41.8 TST・・207・・・・・222 その他・ |
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治療の結果と進路について | |||||||||
精液検査結果 | 精巣生検結果 | ||||||||
二回実施するも精子確認できず |
実施せず | ||||||||
ご通院期間 6ヶ月 治療後記 患者さまには、結果が残せず申し訳なく思います。現状をしっかり確認して臨床に望んだのですが、破壊された睾丸は再生できませんでした。 |
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