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しあわせをひとつ・・・・。 |
無精子症臨床症例
無精子治療症例 7 | |||||||||
基礎環境 | |||||||||
非閉塞性無精子 | 精巣生検 未 | 初 婚 | 結婚歴約2.5年 | ||||||
初診時年齢35才 | 通院病院1軒 | 小児期夜尿症無 | 住所地-熊谷 | ||||||
初診以前の病的環境や治療経緯 | |||||||||
○近隣の婦人科に妻が受診しタイミング法やクエン酸クロミフェン(クロミッド、セロフェン)、HMGなどの注射を行いながら挙児を希望しておりました。人工受精(AIH)も6~7回ほど行っておりました。通院一年半経ってヒューナーテストを行い精子が確認されず当センターに来院されました。人工受精の際一度も精子検査は行わなかったとのことです。 | |||||||||
科学的検査、ホルモン検査、精液検査等 | |||||||||
精巣生検結果 | 染色体検査 | 過去の採血 | 精液検査 | ||||||
実施せず | 一般染色体検査 実施せず Y染色体一部欠失 実施せず |
検査なし | 検査なし | ||||||
既往疾患、特殊事情など | |||||||||
はり治療前の不妊環境のまとめ | |||||||||
・ヒューナーテストで精子存在せず→抗精子抗体価と男性不妊等を考慮します | |||||||||
日本ハリセンター初診および受診後の検査結果 | |||||||||
○ヒューナーテストで精子存在せずとの事で当センターの連携医療施設での検査を開始いたしました。妻、夫の抗精子抗体価、性病検査、夫の精液精査、ホルモン検査、染色体等を早速実施しました。 | |||||||||
問 診 | |||||||||
呼吸器疾病 | 循環器疾病 | 内科的疾病 | 甲状腺機能 | ||||||
- | - | 投薬中 | - | ||||||
神経内科系 | 脳外科系疾患 | 大腸の疾患 | ストレス障害 | ||||||
- | - | - | - | ||||||
メンタル障害 | 糖尿病 | 感染症の有無 | 禁止薬物 | ||||||
- | - | - | - | ||||||
触 診 | |||||||||
睾丸・陰嚢温度 | 睾丸のサイズ | 睾丸の硬度 | 陰嚢容積 | ||||||
33.62℃ | 右14ml 左15ml | 正常硬度 | 標準タイプ | ||||||
陰嚢内睾丸位置 | 睾丸の左右状態 | 陰嚢下垂状態 | 陰嚢色素形態 | ||||||
下方定位型 | 左下垂型 | 下垂 | 標準タイプ | ||||||
陰嚢表皮形状 | 陰嚢引っ張り度 | 陰部陰毛形状 | 陰嚢陰茎の色 | ||||||
標準タイプ | 標準タイプ | 標準タイプ | 標準タイプ | ||||||
陰嚢温感検査 | 陰嚢冷感検査 | 陰嚢収縮検査 | パルス感応検査 | ||||||
反応あり | 反応あり | 反応あり | 反応あり | ||||||
疾病の有無 | 陰嚢発育度 | 特殊事情 | その他 | ||||||
- | 標準タイプ | - | - | ||||||
性機能の環境について | |||||||||
逆行性射精 | ED 有 無 | セックスレス有無 | 早漏 遅漏 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
性機能低下症 | 異常性愛 | 泌尿器疾病 | 小児期夜尿症 | ||||||
な し | な し | な し | あ り | ||||||
いつも勃起状態 | 第二次性徴異常 | 鼠径ヘルニア | 内分泌障害 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
包茎・仮性包茎 | 頻尿 | 生殖器奇形 | 思春期異常 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
前立腺障害 | 腎機能障害 | 性犯罪歴 | その他 | ||||||
な し | な し | な し | - | ||||||
小児期発育障害の有無 | |||||||||
言葉の発達 | 情緒の発達 | 知識の発達 | 体の成長 | ||||||
- | - | - | |||||||
運動器系の発達 | 協調性の発達 | 感覚器の発達 | 鼠径ヘルニア | ||||||
- | - | - | - | ||||||
科学的検査とその経緯について | |||||||||
一般血液検査 | 染色体検査 | 性感染症有無 | 血液特殊 | ||||||
痛風因子 高PRL その他詳細な検査 実施するも問題なし |
一般染色体検査 正常 Y染色体一部欠失 正常 |
・クラミジア感染 | ・抗精子抗体 ・ ・ ・ ・ |
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体質や病的環境・遺伝的疾患など | |||||||||
体質障害 | メンタル障害 | 遺伝疾患 | 罹患疾患 | ||||||
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総合的診断 | |||||||||
・非閉塞性無精子症、クラミジア感染症が確認されました。 ・婦人科に対してのご不満などから気持ちの整理がつかぬまま、突然の無精子症の診断に今後の方針や患者さまご本人の考えがまとまらす゛、そしてクラミジアの抗菌処置やご夫婦のお気持ちや今後の方針なども浮き足たった状態だったため、一定の冷静期間を設けさせていただきました。 ・約3ヶ月後に来院され、治療が開始されることになりました。 |
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診断とはり処置と科学的経過について | |||||||||
○安定したテストステロン値をキープして、性機能やLHも正常でやや高いFSHの改善が求められました。FSHの24.9mIU/mlは周囲環境によっては数匹の射精精子が確認できるエリアで治療後の結果が楽しみでした。
○再来院後、依頼医でのクラミジアの確認、痛風障害対策、不妊治療を確認しつつ進めましたが初診時の採血と再来院の際の採血で別人のような結果が判明いたしておりました。PRL値とLH値TST値が異常値になっておりました。 ○無精子症発覚と職場の異動など?から不眠や精神の動揺などにより心療内科で抗うつ系の投薬が始まっておりました。再度定期通院治療の開始を約3ヶ月程遅らせ治療を開始いたしました。 ○抗うつ系の投薬と高PRL血症、お酒と痛風系の関係、LH値の改善に配慮・傾注しつつ治療を行いました。 |
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科学的動態 | |||||||||
PRL・・3.8・・・・12.6・・・14.9・・・・9.2 LH・・・5.2・・・・12.3・・・9.83・・・・8.51 FSH・・24.9・・・17.3・・・18.4・・・・22.7 TST・・572・・・・261・・・313・・・・361 その他・ |
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治療の結果と進路について | |||||||||
精液検査結果 | 精巣生検結果 | ||||||||
・第1回・・・・・15匹程度凍結できました | 実施せず | ||||||||
ご通院期間 休養期間を含め約11ヶ月 治療後記 お話、相談が結果につながった様で・・・ |
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ハリセンター終了後 |
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○関東エリアの体外受精施設で妊娠し、のちに男児出産 |
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