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しあわせをひとつ・・・・。 |
無精子症臨床症例
無精子治療症例 60 | |||||||||
基礎環境 | |||||||||
非閉塞性無精子 | 精巣生検 未 | 初婚 | 結婚歴約5年 | ||||||
初診時年齢31才 | 通院病4軒 | 小児期夜尿症無 | 住所地-中国籍 | ||||||
初診以前の病的環境や治療経緯 | |||||||||
○結婚後検査で無精子症が確認されました。中国の内モンゴル自治区出身とのことですが、北京にて下記の様な結果で、非閉塞性無精子症と診断されました。都内の大学で受診しております。そして体外受精施設でも受診されておりました。ご紹介を頂きご来院されました。 |
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科学的検査、ホルモン検査、精液検査等 | |||||||||
精巣生検結果 | 染色体検査 | 過去の採血(中国・北京) | 精液検査 | ||||||
実施せず | 一般染色体検査 実施せず Y染色体一部欠失 実施せず |
PRL(垂体泌乳素) ・・18.20・・・29.78 LH(促黄体生成素) ・・7.57・・・9.20 FSH(卵泡生成素) ・・・30.60・・29.11 TST睾(酉ヘンに同) ・・ - ・・330 E2(雌二醇) ・・・・・・・・ - ・・・30 |
・精液量・・5.5ml ・白血球・・ |
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既往疾患、特殊事情など | |||||||||
はり治療前の不妊環境のまとめ | |||||||||
・精巣生検(TESE)を行うことが非常に激痛を伴い、何日も仕事が出来なく収入が減り、辛い思いと体を傷つける恐怖感を感じためらっておられまして、可能な限り射精精液中からの精子回収を希望されておりました。 | |||||||||
日本ハリセンター初診および受診後の検査結果 | |||||||||
○ハリセンターの関連で検査を行い、下記の通り先天性染色体異常(Y染色体DAZ障害)が確認されました。 | |||||||||
問 診 | |||||||||
呼吸器疾病 | 循環器疾病 | 内科的疾病 | 甲状腺機能 | ||||||
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神経内科系 | 脳外科系疾患 | 大腸の疾患 | ストレス障害 | ||||||
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メンタル障害 | 糖尿病 | 感染症の有無 | 禁止薬物 | ||||||
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触 診 | |||||||||
睾丸・陰嚢温度 | 睾丸のサイズ | 睾丸の硬度 | 陰嚢容積 | ||||||
33.85℃ | 右10ml 左9ml |
ほぼ正常 | 極めて小 | ||||||
陰嚢内睾丸位置 | 睾丸の左右状態 | 陰嚢下垂状態 | 陰嚢色素形態 | ||||||
下方定位型 | 左下垂型 | 下垂 | 標準タイプ | ||||||
陰嚢表皮形状 | 陰嚢引っ張り度 | 陰部陰毛形状 | 陰嚢陰茎の色 | ||||||
標準タイプ | 標準 | 標準タイプ | 標準タイプ | ||||||
陰嚢温感検査 | 陰嚢冷感検査 | 陰嚢収縮検査 | パルス感応検査 | ||||||
反応あり | 反応あり | 反応あり | 反応あり | ||||||
疾病の有無 | 陰嚢発育度 | 特殊事情 | その他 | ||||||
なし | 標準タイプ | - | - | ||||||
性機能の環境について | |||||||||
逆行性射精 | ED 有 無 | セックスレス有無 | 早漏 遅漏 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
性機能低下症 | 異常性愛 | 泌尿器疾病 | 小児期夜尿症 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
いつも勃起状態 | 第二次性徴異常 | 鼠径ヘルニア | 内分泌障害 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
包茎・仮性包茎 | 頻尿 | 生殖器奇形 | 思春期異常 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
前立腺障害 | 腎機能障害 | 性犯罪歴 | その他 | ||||||
な し | な し | な し | - | ||||||
小児期発育障害の有無 | |||||||||
言葉の発達 | 情緒の発達 | 知識の発達 | 体の成長 | ||||||
なし | なし | なし | なし | ||||||
運動器系の発達 | 協調性の発達 | 感覚器の発達 | 鼠径ヘルニア | ||||||
なし | なし | なし | なし | ||||||
科学的検査とその経緯について | |||||||||
一般血液検査 | 染色体検査 | 性感染症有無 | 血液特殊 | ||||||
問題なし | 一般染色体検査 46XY正常 Y染色体一部欠失 異常あり |
異常なし | ・HBS(+) ・ ・ ・ ・ |
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体質や病的環境・遺伝的疾患など | |||||||||
体質障害 | メンタル障害 | 遺伝疾患 | 罹患疾患 | ||||||
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総合的診断 | |||||||||
・中国や日本の女性専門体外受精施設では染色体エリアは管轄外のため、対応や処置法もなくここまで詳しく検査は行わず、原因不明の結果(わかんない!!)に帰結されることが一般的です。 ・この方の治療は先ずFSH値をキープしたままテストステロン値を上昇させることにあります。投薬によりテストステロン値を上昇させても、LHが低く一桁台に無いと精子が回収できません。テストステロン値とFSH値は女性のE2とFSHの相関関係とは相反する形が形成されており、おいしいものをいっぱい食べながら減量したいという関係ですがとても通じません。当然太ります!!。 ・中枢障害が少ない為、少し救われた感がございます。 |
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診断とはり処置と科学的経過について | |||||||||
○精巣生検(TESE)を行い精子が確認できなかった染色体異常のAZF障害患者様の殆どははりを打てはほぼ精子を抽出できます。なぜか・・・といわれても根拠や説明、科学的解析も出来ません。信用されないまま治療を行い体外受精施設や大学病院に顕微受精をお願いしております。彼らもお困りで、「ハリは効かない」なんてインターネットに乗せておりますが、お中元やお歳暮が必ず届きます。「人を利用」するより「人を理解」しよう。 |
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科学的動態 | |||||||||
A B A・・・都内の大学病院 PRL・・29.1・・・41.49・・・・17.9 B・・・体外受精施設(都内) LH・・・9.0・・・・10.74・・・・17.0 FSH・・30.6・・・29.51・・・・24.2 TST・・377・・・・345・・・・・628 その他・ |
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治療の結果と進路について | |||||||||
精液検査結果 | 精巣生検結果 | ||||||||
・三軒の体外受精施設で検査 ・施設1・・・・・約500匹 ・施設2・・・・・13匹 確認されております。 |
精巣生検(TESE)は回避されました。一般顕微受精がすすめられました。 | ||||||||
ご通院期間 約6ヶ月 治療後記 患者さまには、結果が出ることを願っております。何カ国もの人と一時の出会いがございましたが、「お国柄」をこんなにも感じた事はありませんでした。争いの中から生まれた国づくり、アフリカ人、中東人、欧州人、米国人、日本人には無いものを感じました。 |
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