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しあわせをひとつ・・・・。 |
無精子症臨床症例
無精子治療症例 55 | |||||||||
基礎環境 | |||||||||
閉塞性無精子 | 精巣生検 済 | 初婚 | 結婚歴約3年 | ||||||
初診時年齢34才 | 通院病2軒 | 小児期夜尿症無 | 住所地-中部(G) | ||||||
初診以前の病的環境や治療経緯 | |||||||||
○停留睾丸で小児期に手術を行っております。 ○25才ごろソケイヘルニア(脱腸)の手術を行っております。 ○セミノーマ(睾丸のガン)で右睾丸の摘出手術を行っております。 ○結婚直後に無精子症と診断されました。 ○名古屋地区で精巣生検(TESE)を行いましたが精子が確認されませんでした。 |
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科学的検査、ホルモン検査、精液検査等 | |||||||||
精巣生検結果 | 染色体検査 | 過去の採血 | 精液検査 | ||||||
精子確認できず | 一般染色体検査 46XY Y染色体一部欠失 実施せず |
紛失 | 紛失 | ||||||
既往疾患、特殊事情など | |||||||||
○停留睾丸 ソケイヘルニア セミノーマ |
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はり治療前の不妊環境のまとめ | |||||||||
・過去を見ますと、陰嚢睾丸部の器質障害に悩まされた青春だったようです。 ・結婚直後の無精子症の診断も辛かった事と思います。 |
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日本ハリセンター初診および受診後の検査結果 | |||||||||
○FSHが異常に高いのは、睾丸摘出のためで、下垂体は睾丸が一個しかない事を知らないため、全く働かない睾丸(摘出睾丸)に働くよう指令を出し続けているためです。 | |||||||||
問 診 | |||||||||
呼吸器疾病 | 循環器疾病 | 内科的疾病 | 甲状腺機能 | ||||||
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神経内科系 | 脳外科系疾患 | 大腸の疾患 | ストレス障害 | ||||||
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メンタル障害 | 糖尿病 | 感染症の有無 | 禁止薬物 | ||||||
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触 診 | |||||||||
睾丸・陰嚢温度 | 睾丸のサイズ | 睾丸の硬度 | 陰嚢容積 | ||||||
33.1℃ | 右20ml 左20.5ml |
良好 | 標準 | ||||||
陰嚢内睾丸位置 | 睾丸の左右状態 | 陰嚢下垂状態 | 陰嚢色素形態 | ||||||
下方定位 | 平行型 | 半下垂 | 標準タイプ | ||||||
陰嚢表皮形状 | 陰嚢引っ張り度 | 陰部陰毛形状 | 陰嚢陰茎の色 | ||||||
標準タイプ | 標準タイプ | 標準タイプ | 標準タイプ | ||||||
陰嚢温感検査 | 陰嚢冷感検査 | 陰嚢収縮検査 | パルス感応検査 | ||||||
反応あり | 反応あり | 反応あり | 反応あり | ||||||
疾病の有無 | 陰嚢発育度 | 特殊事情 | その他 | ||||||
- | 標準タイプ | - | - | ||||||
性機能の環境について | |||||||||
逆行性射精 | ED 有 無 | セックスレス有無 | 早漏 遅漏 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
性機能低下症 | 異常性愛 | 泌尿器疾病 | 小児期夜尿症 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
いつも勃起状態 | 第二次性徴異常 | 鼠径ヘルニア | 内分泌障害 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
包茎・仮性包茎 | 頻尿 | 生殖器奇形 | 思春期異常 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
前立腺障害 | 腎機能障害 | 性犯罪歴 | その他 | ||||||
な し | な し | な し | - | ||||||
小児期発育障害の有無 | |||||||||
言葉の発達 | 情緒の発達 | 知識の発達 | 体の成長 | ||||||
- | - | - | - |
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運動器系の発達 | 協調性の発達 | 感覚器の発達 | 鼠径ヘルニア | ||||||
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科学的検査とその経緯について | |||||||||
一般血液検査 | 染色体検査 | 性感染症有無 | 血液特殊 | ||||||
特になし |
一般染色体検査 46XY正常 Y染色体一部欠失 未検査 |
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体質や病的環境・遺伝的疾患など | |||||||||
体質障害 | メンタル障害 | 遺伝疾患 | 罹患疾患 | ||||||
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総合的診断 | |||||||||
・睾丸の容積は充分にあり、精子の製造には問題ないようですが、軟化睾丸とテストステロン値の低下が問題であり、今後の課題のようです。 |
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診断とはり処置と科学的経過について | |||||||||
○停留睾丸で正常に組まれた精子製造環境に問題が発生したため第二次性徴期の精子の製造開始に問題が発生しなかったか?。 ○セミノーマにより投与された薬物や片側睾丸摘出による影響はあったのか?。 ○男性ホルモンの分泌低下と無精子のかかわりがどうか?。 いくつかの障害から無精子症の原因を特定するのはとても困難ですが、与えられた環境下で処置を行います。 ○LH高値のため、この問題から取り組みました。何回採血しても同様な値のため、睾丸での精子製造は過去から、以前から正常な対応が行われていないようでした。 |
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科学的動態 | |||||||||
PRL・・6.2・・・・7.1・・・・・4.3 LH・・・17.3・・・17.2・・・・17.8 FSH・・45.8・・・48.8・・・・44.8 TST・・245・・・・215・・・・291 その他・ |
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治療の結果と進路について | |||||||||
精液検査結果 | 精巣生検結果 | ||||||||
・第1回・・・・・0匹 ・第2回・・・・・0匹 ・第3回・・・・・0匹 |
精祖細胞が確認されませんでした。 ジョンソンスコアー2 |
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ご通院期間 4ヶ月 治療後記 患者さまには、遠路より通院され結果も夢を絶たれた形になり申し訳なく思います。小さいときからいろいろとご苦労なさってきた部位ではありますが、今後も何らかのお役に立つことがあればご連絡頂ければと存じます。、 |
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