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しあわせをひとつ・・・・。 |
無精子症臨床症例
無精子治療症例 53 | |||||||||
基礎環境 | |||||||||
非閉塞性無精子 | 精巣生検済 | 初婚(妻再婚) | 結婚歴約4年 | ||||||
初診時年齢31才 | 通院病2軒 | 小児期夜尿症無 | 住所地-関東(K) | ||||||
初診以前の病的環境や治療経緯 | |||||||||
○10才の時、停留睾丸の手術を行っております。 ○妻は再婚で未婚時に妊娠中絶の経験があり前夫とは約二年間の結婚生活を送っていました。 ○近くの婦人科で無精子症と言われ、大学病院を紹介され精査の結果、左精索静脈瘤と無精子症との診断でした。大学教授の担当で一般病院で精巣生検と精索静脈瘤のOPEが行われました。結果はセルトリ細胞はあるが精子は確認されず。ジョンソンスコアー2 |
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科学的検査、ホルモン検査、精液検査等 | |||||||||
精巣生検結果 | 染色体検査 | 過去の採血 | 精液検査 | ||||||
ジョンソンスコアー 2 |
一般染色体検査 46XY(正常) Y染色体一部欠失 実施せず |
資料なし | 資料なし | ||||||
既往疾患、特殊事情など | |||||||||
はり治療前の不妊環境のまとめ | |||||||||
・患者さまご本人は、体格も良く、疾病履歴も少なくいたって健康でしたとの事で、主たる原因と考えられるものがわかりませんでした。 | |||||||||
日本ハリセンター初診および受診後の検査結果 | |||||||||
○睾丸容積が極小タイプです。FSHが20台に下げるのは不可能と思われます。 ○陰のう周囲温度が高く、睾丸触知が普通の状態では困難でした。 ○陰のう・陰茎が黒化しており、性機能低下を疑わせます。 |
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問 診 | |||||||||
呼吸器疾病 | 循環器疾病 | 内科的疾病 | 甲状腺機能 | ||||||
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神経内科系 | 脳外科系疾患 | 大腸の疾患 | ストレス障害 | ||||||
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メンタル障害 | 糖尿病 | 感染症の有無 | 禁止薬物 | ||||||
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触 診 | |||||||||
睾丸・陰嚢温度 | 睾丸のサイズ | 睾丸の硬度 | 陰嚢容積 | ||||||
35.7℃ | 右4ml 左5ml |
計測不能 | 極小 | ||||||
陰嚢内睾丸位置 | 睾丸の左右状態 | 陰嚢下垂状態 | 陰嚢色素形態 | ||||||
腹腔直下型 | 不明 | 不明 | 黒化タイプ | ||||||
陰嚢表皮形状 | 陰嚢引っ張り度 | 陰部陰毛形状 | 陰嚢陰茎の色 | ||||||
標準タイプ | 伸びきった状態 | 薄いタイプ | 黒化タイプ | ||||||
陰嚢温感検査 | 陰嚢冷感検査 | 陰嚢収縮検査 | パルス感応検査 | ||||||
反応あり | 反応あり | 反応なし | 反応あり | ||||||
疾病の有無 | 陰嚢発育度 | 特殊事情 | その他 | ||||||
停留睾丸 | 標準タイプ | - | 排尿痛 | ||||||
性機能の環境について | |||||||||
逆行性射精 | ED 有 無 | セックスレス有無 | 早漏 遅漏 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
性機能低下症 | 異常性愛 | 泌尿器疾病 | 小児期夜尿症 | ||||||
あ り | な し | な し | な し | ||||||
いつも勃起状態 | 第二次性徴異常 | 鼠径ヘルニア | 内分泌障害 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
包茎・仮性包茎 | 頻尿 | 生殖器奇形 | 思春期異常 | ||||||
あ り | な し | あ り | な し | ||||||
前立腺障害 | 腎機能障害 | 性犯罪歴 | その他 | ||||||
? | な し | な し | 残尿感 | ||||||
小児期発育障害の有無 | |||||||||
言葉の発達 | 情緒の発達 | 知識の発達 | 体の成長 | ||||||
- | - | - | - | ||||||
運動器系の発達 | 協調性の発達 | 感覚器の発達 | 鼠径ヘルニア | ||||||
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科学的検査とその経緯について | |||||||||
一般血液検査 | 染色体検査 | 性感染症有無 | 血液特殊 | ||||||
問題なし | 一般染色体検査 検査済み Y染色体一部欠失 検査せず |
異常なし |
・ ・ ・ |
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体質や病的環境・遺伝的疾患など | |||||||||
体質障害 | メンタル障害 | 遺伝疾患 | 罹患疾患 | ||||||
- | - | - | あり | ||||||
総合的診断 | |||||||||
・病的因子による睾丸組織の変性と第二次性徴期の性の成長が思うように進まなかったようです(子供のままの睾丸)。それには、少なくとも停留睾丸と少しではありますが精索静脈瘤が何らかの病的因子として働いたようです | |||||||||
診断とはり処置と科学的経過について | |||||||||
○採血によりテストステロン値が正常エリアですがこの種の無精子症としては異常に高く、陰のう周囲の変性も見られました。 ○二度目の採血で前回以上のテストステロン値でしたので、ホルモンの異種生産を危惧してMRIと前立腺などの検査をおすすめいたしました。 |
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科学的動態 | |||||||||
PRL・・・9.9・・・・・10.0 LH・・・・11.7・・・・11.0 FSH・・・32.3・・・・30.0 TST・・・756・・・・・908 その他・ |
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治療の結果と進路について | |||||||||
精液検査結果 | 精巣生検結果 | ||||||||
不明 | |||||||||
ご通院期間 約3ヶ月 治療後記 患者さまとは、連絡が途絶えたままになりました。 |
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