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しあわせをひとつ・・・・。 |
無精子症臨床症例
無精子治療症例 48 | |||||||||
基礎環境 | |||||||||
閉塞性無精子 | 精巣生検 未 | 初婚 | 結婚歴約3年 | ||||||
初診時年齢29才 | 通院病1軒 | 小児期夜尿症無 | 住所地-関東(熊谷) | ||||||
初診以前の病的環境や治療経緯 | |||||||||
○挙児に恵まれないとのことで妻がハリセンターを受診されました。受診前に近隣婦人科にて約1年半通院してタイミング法、誘発剤投与などや人工授精を10回ほど行っておりました。何回も行われるクロミッドやHMG誘発剤などから生理が止まり無月経症に近い状態でカウフマン療法を行なっておりました。妻の採血とともに夫の精液検査、血液検査を早々に行っていただくよう要請いたしました。夫の採血は12時間後に結果が届き異常は無く精液検査待ちとなりました。そして検査結果無精子症が確認されました。触診、問診、染色体二種類追加検査を早急に行いました。。 | |||||||||
科学的検査、ホルモン検査、精液検査等 | |||||||||
精巣生検結果 | 染色体検査 | 過去の採血 | 精液検査 | ||||||
確認せず |
一般染色体検査 確認せず Y染色体一部欠失 確認せず |
未検査 |
未検査 | ||||||
既往疾患、特殊事情など | |||||||||
はり治療前の不妊環境のまとめ | |||||||||
・原因がはっきりと断定された安堵感と無月経症になってしまった奥様の辛さや夫の今後の治療に対する不安などが入り交ざり笑顔がございませんでした。 | |||||||||
日本ハリセンター初診および受診後の検査結果 | |||||||||
○日本人平均の睾丸容積の1.5倍ほとある硬度の伴った良質睾丸です。 ○諸検査から、閉塞性無精子症と思われます。 |
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問 診 | |||||||||
呼吸器疾病 | 循環器疾病 | 内科的疾病 | 甲状腺機能 | ||||||
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神経内科系 | 脳外科系疾患 | 大腸の疾患 | ストレス障害 | ||||||
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メンタル障害 | 糖尿病 | 感染症の有無 | 禁止薬物 | ||||||
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触 診 | |||||||||
睾丸・陰嚢温度 | 睾丸のサイズ | 睾丸の硬度 | 陰嚢容積 | ||||||
33.92℃ | 右23ml 左25ml |
極硬い | 大きい | ||||||
陰嚢内睾丸位置 | 睾丸の左右状態 | 陰嚢下垂状態 | 陰嚢色素形態 | ||||||
下方定位型 | 平行型 | 下垂良好 | 標準タイプ | ||||||
陰嚢表皮形状 | 陰嚢引っ張り度 | 陰部陰毛形状 | 陰嚢陰茎の色 | ||||||
標準タイプ | 標準タイプ | 標準タイプ | 標準タイプ | ||||||
陰嚢温感検査 | 陰嚢冷感検査 | 陰嚢収縮検査 | パルス感応検査 | ||||||
反応あり | 反応あり | 反応あり | 反応あり | ||||||
疾病の有無 | 陰嚢発育度 | 特殊事情 | その他 | ||||||
- | 標準タイプ | - | - | ||||||
性機能の環境について | |||||||||
逆行性射精 | ED 有 無 | セックスレス有無 | 早漏 遅漏 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
性機能低下症 | 異常性愛 | 泌尿器疾病 | 小児期夜尿症 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
いつも勃起状態 | 第二次性徴異常 | 鼠径ヘルニア | 内分泌障害 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
包茎・仮性包茎 | 頻尿 | 生殖器奇形 | 思春期異常 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
前立腺障害 | 腎機能障害 | 性犯罪歴 | その他 | ||||||
な し | な し | な し | - | ||||||
小児期発育障害の有無 | |||||||||
言葉の発達 | 情緒の発達 | 知識の発達 | 体の成長 | ||||||
- | - | - | - |
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運動器系の発達 | 協調性の発達 | 感覚器の発達 | 鼠径ヘルニア | ||||||
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科学的検査とその経緯について | |||||||||
一般血液検査 | 染色体検査 | 性感染症有無 | 血液特殊 | ||||||
(問題なし) ・クラミジア ・ムンブス ・風疹 ・梅毒、淋病他 ・肝炎 ・痛風 ・肝機能ほか |
一般染色体検査 46XY正常 Y染色体一部欠失 正常 |
PRL・・11.1 LH・・・4.3 FSH・・6.8 TST・・427 E2・・・52 抗精子抗体(-) 他( ) |
・精液量・4.8ml ・白血球・・10 万/ml以下 ・ ・ |
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体質や病的環境・遺伝的疾患など | |||||||||
体質障害 | メンタル障害 | 遺伝疾患 | 罹患疾患 | ||||||
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総合的診断 | |||||||||
閉塞性無精子症で精子を抽出するには、PESA(睾丸から注射器で精子を吸引する)が良いかと思いました。回収した精子は凍結され顕微受精によって妊娠が得られます。 |
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診断とはり処置と科学的経過について | |||||||||
○早々に体外受精施設への紹介を考えたのですが、妻側が無月経状態のためこちらの治療が進み次第体外受精が開始されることとなりました。 ※妻はPCOS(卵巣過敏症候群)と甲状腺機能低下症があり無月経改善後も慎重に対応していただかないと腹水や再度無月経などの再発に苦しむ事となりナチュラルな採卵方式をご提案させていただきました。 |
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科学的動態 | |||||||||
第一回顕微受精 ・3個採卵・・・EFS(空胞)・・1 未成熟卵・・2 受精卵できず中止 第2回顕微受精 ・2個採卵・・・成熟卵・・1 未成熟卵・・・1 ICSI受精卵1個→胚盤胞にて胚移殖→妊娠陽性反応 |
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治療の結果と進路について | |||||||||
精液検査結果 | 精巣生検結果 | ||||||||
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無月経の改善を待って実行されました。体外受精5回分の精子が凍結されました。 | ||||||||
ご通院期間 ・・・・2回と数回の無料相談 妻・・・・約4ヶ月 治療後記 赤ちゃんが生後八ヶ月目であかちゃんのお顔をみせに来ていただきました。お二人目準備中とのことです。お二人目は何もお手伝いしないでよろしいようで。 |
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ハリセンター終了後 | |||||||||
○2840gの男の子を出産されました。 | |||||||||
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