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しあわせをひとつ・・・・。 |
無精子症臨床症例
無精子治療症例 24 | |||||||||
基礎環境 | |||||||||
非閉塞性無精子 | 精巣生検 未 | 初婚 | 結婚歴2.5年 | ||||||
初診時年齢33才 | 通院病院2軒 | 小児期夜尿症有 | 住所地-中部(I) | ||||||
初診以前の病的環境や治療経緯 | |||||||||
○愛知県内の不妊治療専門センターの紹介で来院されました。 |
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科学的検査、ホルモン検査、精液検査等 | |||||||||
精巣生検結果 | 染色体検査 | 過去の採血 | 精液検査 | ||||||
実施せず |
一般染色体検査 46XY(正常) Y染色体一部欠失 正常 |
PRL・・・・ LH・・・・4.53 FSH・・・5.19 TST・・・424 他( ) |
・精液量・・6ml? ・白血球・・ |
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既往疾患、特殊事情など | |||||||||
はり治療前の不妊環境のまとめ | |||||||||
・短い期間でしたが、閉塞性として投薬療法も実施していたようでした。 ・初期には、閉塞性無精子症の診断だったそうです。 |
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日本ハリセンター初診および受診後の検査結果 | |||||||||
○性器・睾丸の萎縮 | |||||||||
問 診 | |||||||||
呼吸器疾病 | 循環器疾病 | 内科的疾病 | 甲状腺機能 | ||||||
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神経内科系 | 脳外科系疾患 | 大腸の疾患 | ストレス障害 | ||||||
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メンタル障害 | 糖尿病 | 感染症の有無 | 禁止薬物 | ||||||
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触 診 | |||||||||
睾丸・陰嚢温度 | 睾丸のサイズ | 睾丸の硬度 | 陰嚢容積 | ||||||
32.0℃ | 右7ml 左6ml | 軟化 | 極小 | ||||||
陰嚢内睾丸位置 | 睾丸の左右状態 | 陰嚢下垂状態 | 陰嚢色素形態 | ||||||
中間 | 平行型 | 無下垂 | 標準タイプ | ||||||
陰嚢表皮形状 | 陰嚢引っ張り度 | 陰部陰毛形状 | 陰嚢陰茎の色 | ||||||
肥厚 | なし | 標準タイプ | 標準タイプ | ||||||
陰嚢温感検査 | 陰嚢冷感検査 | 陰嚢収縮検査 | パルス感応検査 | ||||||
反応あり | 反応あり | 反応あり | 反応あり | ||||||
疾病の有無 | 陰嚢発育度 | 特殊事情 | その他 | ||||||
- | 標準タイプ | - | - | ||||||
性機能の環境について | |||||||||
逆行性射精 | ED 有 無 | セックスレス有無 | 早漏 遅漏 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
性機能低下症 | 異常性愛 | 泌尿器疾病 | 小児期夜尿症 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
いつも勃起状態 | 第二次性徴異常 | 鼠径ヘルニア | 内分泌障害 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
包茎・仮性包茎 | 頻尿 | 生殖器奇形 | 思春期異常 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
前立腺障害 | 腎機能障害 | 性犯罪歴 | その他 | ||||||
な し | な し | な し | - | ||||||
小児期発育障害の有無 | |||||||||
言葉の発達 | 情緒の発達 | 知識の発達 | 体の成長 | ||||||
- | - | - | - |
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運動器系の発達 | 協調性の発達 | 感覚器の発達 | 鼠径ヘルニア | ||||||
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科学的検査とその経緯について | |||||||||
一般血液検査 | 染色体検査 | 性感染症有無 | 血液特殊 | ||||||
問題なし | 一般染色体検査 検査済み Y染色体一部欠失 検査せず |
異常なし | ・流行性耳下腺炎 ・ムンブスIg-G(+) |
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体質や病的環境・遺伝的疾患など | |||||||||
体質障害 | メンタル障害 | 遺伝疾患 | 罹患疾患 | ||||||
- | - | - | 円形脱毛症 | ||||||
総合的診断 | |||||||||
○非閉塞性無精子症の下垂体性の無精子症です。このケースは閉塞性無精子症と間違えられ、PESAや精巣生検(TESE)で高確率で精子が抽出される旨の診断になり、精巣生検(TESE)を行って初めて非閉塞性無精子症とわかるケースでプロでも高難度の無精子症です。これらの誤診を防ぐには、患者様と向き合った診察しかありません ・陰嚢形成に関して、会陰部にゆで卵を縦に半分に切ったものが二つついているような陰嚢形態です。陰嚢が下垂して「ぶらぶら」の状態が無く硬く引き締まっていて、陰嚢がまだ半分ぐらいしか造られていない状態です。多くを望めない環境でした。 |
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診断とはり処置と科学的経過について | |||||||||
○下垂体機能の低下による、性腺機能の器質・機能不全障害と判断いたしました。大きさからして小学生の4~5年生程度の睾丸形態と下垂体能力でした。 ○治療に関しても、少し長期戦の覚悟と改善される優位性が考えにくく治療を断る方針をたてました。ご本人に環境概要を詳しく説明しましたが、リスクが大きくても強い治療希望で治療を開始致しました。 |
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科学的動態 | |||||||||
PRL・・5.3・・・・5.8 LH・・・1.4・・・・1.3 FSH・・2.7・・・・0.9 TST・・479・・・316 その他・ |
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治療の結果と進路について | |||||||||
精液検査結果 | 精巣生検結果 | ||||||||
・第1回・・・・・0匹 ・第2回・・・・・不動奇形精子3匹 ・第3回・・・・・0匹(愛知で実施) |
前期精子細胞を確認されましたが、利用できませんでした。少し精巣生検(TESE)の時期を遅らせていれば? | ||||||||
ご通院期間 約7ヶ月 治療後記 半年程して患者様の奥様からお電話をいただき、時あらば再度チャレンジしたいとのお話と人生の荒波の中でたった一人で生きてきた夫についてお話をいただきました。心か躍る美談を拝聴させていただきました。 |
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