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しあわせをひとつ・・・・。 |
無精子症臨床症例
無精子治療症例 19 | |||||||||
基礎環境 | |||||||||
非閉塞性無精子 | 精巣生検 未 | 初婚 | 結婚歴約5年 | ||||||
初診時年齢32才 | 通院病院2軒 | 小児期夜尿症無 | 住所地-関東(TK) | ||||||
初診以前の病的環境や治療経緯 | |||||||||
○近隣婦人科の精液検査で無精子症の診断あり。再度体外受精施設(KLC)に受診するも精液検査のみで何ら処置無くそのままになっておりました。二年後思い立ってハリセンターを受診されました。 |
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科学的検査、ホルモン検査、精液検査等 | |||||||||
精巣生検結果 | 染色体検査 | 過去の採血 | 精液検査 | ||||||
実施せず |
一般染色体検査 未検査 Y染色体一部欠失 未検査 |
検査せず | ・精液量・・2.4ml |
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既往疾患、特殊事情など | |||||||||
はり治療前の不妊環境のまとめ | |||||||||
日本ハリセンター初診および受診後の検査結果 | |||||||||
○睾丸組織が未完成でこの時様態から精子が造れるのかな? |
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問 診 | |||||||||
呼吸器疾病 | 循環器疾病 | 内科的疾病 | 甲状腺機能 | ||||||
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神経内科系 | 脳外科系疾患 | 大腸の疾患 | ストレス障害 | ||||||
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メンタル障害 | 糖尿病 | 感染症の有無 | 禁止薬物 | ||||||
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触 診 | |||||||||
睾丸・陰嚢温度 | 睾丸のサイズ | 睾丸の硬度 | 陰嚢容積 | ||||||
34.4℃ | 右4ml 左4ml | 右標準 左異形 | 極小 | ||||||
陰嚢内睾丸位置 | 睾丸の左右状態 | 陰嚢下垂状態 | 陰嚢色素形態 | ||||||
- | 平行型 | 未下垂 | 薄いタイプ | ||||||
陰嚢表皮形状 | 陰嚢引っ張り度 | 陰部陰毛形状 | 陰嚢陰茎の色 | ||||||
肥厚タイプ | なし | 薄いタイプ | 薄いタイプ | ||||||
陰嚢温感検査 | 陰嚢冷感検査 | 陰嚢収縮検査 | パルス感応検査 | ||||||
反応あり | 反応あり | 反応なし | 反応あり | ||||||
疾病の有無 | 陰嚢発育度 | 特殊事情 | その他 | ||||||
- | 未発達 | - | - | ||||||
性機能の環境について | |||||||||
逆行性射精 | ED 有 無 | セックスレス有無 | 早漏 遅漏 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
性機能低下症 | 異常性愛 | 泌尿器疾病 | 小児期夜尿症 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
いつも勃起状態 | 第二次性徴異常 | 鼠径ヘルニア | 内分泌障害 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
包茎・仮性包茎 | 頻尿 | 生殖器奇形 | 思春期異常 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
前立腺障害 | 腎機能障害 | 性犯罪歴 | その他 | ||||||
な し | な し | な し | - | ||||||
小児期発育障害の有無 | |||||||||
言葉の発達 | 情緒の発達 | 知識の発達 | 体の成長 | ||||||
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運動器系の発達 | 協調性の発達 | 感覚器の発達 | 鼠径ヘルニア | ||||||
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科学的検査とその経緯について | |||||||||
一般血液検査 | 染色体検査 | 性感染症有無 | 血液特殊 | ||||||
問題なし | 一般染色体検査 47XXY Y染色体一部欠失 検査せず |
異常なし | ・ ・ ・ ・ ・ |
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体質や病的環境・遺伝的疾患など | |||||||||
体質障害 | メンタル障害 | 遺伝疾患 | 罹患疾患 | ||||||
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総合的診断 | |||||||||
・染色体検査の結果・・・47XXY(クラインフェルター症候群)でした。 ・睾丸硬度が最低度、睾丸容積4ml、陰嚢形態が不完全形成、下記採血結果から治療を断念いたしました。ラインフェルター症候群でもMD-TESE→BYOPSY-ICSIで挙児に恵まれた症例もお聞きいたしましたが。小数点以下の妊娠確率ともお聞きしております。睾丸周囲の形成状態からこれ以上の患者さまの精子を使った不妊治療は断念されるよう説明いたしました。 |
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診断とはり処置と科学的経過について | |||||||||
○染色体検査の結果が出るまでに約1ヵ月を要します。初診時の採血と治療約1ヵ月半後の採血結果です。 ○挙児希望であれば、AIDの道もあることをお伝えいたしました。 |
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科学的動態 | |||||||||
PRL・・7.6・・・・・6.0 LH・・・24.2・・・・30.8 FSH・・38.2・・・・36.8 TST・・277・・・・262 その他・ |
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治療の結果と進路について | |||||||||
精液検査結果 | 精巣生検結果 | ||||||||
なし |
なし | ||||||||
ご通院期間 約2ヶ月 治療後記 運命のいたずらと言いましょうか、「青天の霹靂」と表現しましょうか、念入りに治療プログラムと今後の臨床計画などを詳細に相談し、染色体の検査を待つばかりで治療を開始した矢先のことでした。 |
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ハリセンター終了日 |
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○当センターを去る日と時を同じにし会社を退職なさった事を明かされました。自暴自棄になる事なく、父や母を恨む事なく、未来に向かって奥様と一緒に頑張って頂く旨のお話をさせていただきましたが、ご本人の心情を察するに涙無くして語れませんでした。 |
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