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しあわせをひとつ・・・・。 |
無精子症臨床症例
無精子治療症例 10 | |||||||||
基礎環境 | |||||||||
非閉塞性無精子 | 精巣生検 済 | 初 婚 | 結婚歴約4年 | ||||||
初診時年齢40才 | 通院病院3軒 | 小児期夜尿症無 | 住所地-中部(S) | ||||||
初診以前の病的環境や治療経緯 | |||||||||
○近隣婦人科で無精子症の診断され、九州地区にてMD-TESEを実施しました。内容から「Jonsen's Score4→精子、精子細胞は認めず、精母細胞を多数認める」手術結果でした。術後2年ほど経ってから当センターに来院されました。治療等何もせず | |||||||||
科学的検査、ホルモン検査、精液検査等 | |||||||||
精巣生検結果 | 染色体検査 | 過去の採血 | 精液検査 | ||||||
Jonsen's Score4 →精子、精子細胞 は認めず、精母細胞 を多数認める |
一般染色体検査 46XY(正常) Y染色体DAZ領域 実施せず |
PRL・・3.9 LH・・・5.1 FSH・・33.5 TST・・439 他( ) |
・精液量・・4ml ・SIV・・1.13(-) |
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既往疾患、特殊事情など | |||||||||
はり治療前の不妊環境のまとめ | |||||||||
・精巣生検MD-TESEを実施済みで来院されました。睾丸内の内容は確認済みでこれから行うはり治療で結果が得られなかったらドナーによる人工受精(AID)を行う予定で来院されました。 | |||||||||
日本ハリセンター初診および受診後の検査結果 | |||||||||
○公務員職ですが、体力的にしっかりした体格の方でした。 | |||||||||
問 診 | |||||||||
呼吸器疾病 | 循環器疾病 | 内科的疾病 | 甲状腺機能 | ||||||
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神経内科系 | 脳外科系疾患 | 大腸の疾患 | ストレス障害 | ||||||
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メンタル障害 | 糖尿病 | 感染症の有無 | 禁止薬物 | ||||||
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触 診 | |||||||||
睾丸・陰嚢温度 | 睾丸のサイズ | 睾丸の硬度 | 陰嚢容積 | ||||||
34.34℃ | 右19ml 左19ml | 軟化が強い | 大きめ | ||||||
陰嚢内睾丸位置 | 睾丸の左右状態 | 陰嚢下垂状態 | 陰嚢色素形態 | ||||||
下方定位型 | 左右平行型 | 下垂 | 標準タイプ | ||||||
陰嚢表皮形状 | 陰嚢引っ張り度 | 陰部陰毛形状 | 陰嚢陰茎の色 | ||||||
標準タイプ | 標準タイプ | 標準タイプ | 標準タイプ | ||||||
陰嚢温感検査 | 陰嚢冷感検査 | 陰嚢収縮検査 | パルス感応検査 | ||||||
反応あり | 反応あり | 反応あり | 反応あり | ||||||
疾病の有無 | 陰嚢発育度 | 特殊事情 | その他 | ||||||
- | 良好タイプ | - | - | ||||||
性機能の環境について | |||||||||
逆行性射精 | ED 有 無 | セックスレス有無 | 早漏 遅漏 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
性機能低下症 | 異常性愛 | 泌尿器疾病 | 小児期夜尿症 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
いつも勃起状態 | 第二次性徴異常 | 鼠径ヘルニア | 内分泌障害 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
包茎・仮性包茎 | 頻尿 | 生殖器奇形 | 思春期異常 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
前立腺障害 | 腎機能障害 | 性犯罪歴 | その他 | ||||||
な し | な し | な し | - | ||||||
小児期発育障害の有無 | |||||||||
言葉の発達 | 情緒の発達 | 知識の発達 | 体の成長 | ||||||
- | - | - | - |
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運動器系の発達 | 協調性の発達 | 感覚器の発達 | 鼠径ヘルニア | ||||||
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科学的検査とその経緯について | |||||||||
一般血液検査 | 染色体検査 | 性感染症有無 | 血液特殊 | ||||||
問題なし | 一般染色体検査 検査済み Y染色体一部欠失 正常 |
異常なし | ・ムンブスIg-g(+) ・ ・ ・ ・ |
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体質や病的環境・遺伝的疾患など | |||||||||
体質障害 | メンタル障害 | 遺伝疾患 | 罹患疾患 | ||||||
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総合的診断 | |||||||||
・睾丸や陰のう環境は健常人と同等でした。特に睾丸サイズは健常人よりはるかに大きくなっておりました。一つ欠点は左右の睾丸の硬度が非常に軟化しておりました。しかし、睾丸サイズは平均以上の成長をとげておりました。病歴としては、10代後半にムンブス感染症に罹患しその症状が強く現れた記憶がございました。 | |||||||||
診断とはり処置と科学的経過について | |||||||||
○精巣生検経験済みのため、精巣生検時のFSHが33.5mIU/mlで精子が確認できていませんので、治療目標をFSHが20mIU/ml以下と睾丸硬度の改善とTSTを良質受精卵限界まで下げる治療を行いました。臨床にあたっても検査結果とのにらめっこが続きました。 ○サプリメントも併用しております。 |
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科学的動態 | |||||||||
PRL・・6.2・・・・16.1・・・・8.8・・・・7.45 LH・・・9.5・・・・8.33・・・・7.1・・・・・6.54 FSH・・28.2・・・25.4・・・24.32・・・・19.52 TST・・499・・・404・・・・408・・・・・358 その他・ |
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治療の結果と進路について | |||||||||
精液検査結果 | 精巣生検結果 | ||||||||
第1回・・・・・0匹 ・第2回・・・・・0匹 ・第3回・・・・・0匹 |
当センターの地域連携関係にある大学病院の男性リプロダクションセンターで再度のMD-TESEをお願いしライブ(妻の採卵と精巣生検を同時に行い顕微受精を行う)状態で実施されました。 妊娠と何匹かの精子を凍結できました |
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ご通院期間 約8ヶ月 治療後記 教授から MD-TESEや手術精子採取技術は医療施設により大きな差異もあるそうです。有名だから、安いから、近隣だからなどと自分の都合ではなく結果を残す都合を考えるべきとのことです。 |
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ハリセンター終了後 |
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○男児出産、遠方より幸せを見せにきていただきました。 | |||||||||
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