岸田自民党が目指すのは、米とともに戦争のできる「軍事大国」化とバブル崩壊以降失われた「経済大国・技術大国」復活だとい えます。遅れをとった先端技術競争に勝ち残り、ＧＸ・ＤＸ分野での経済再生、これこそが真の狙いなのです。
　そのための人財・労働力の確保が三位一体の労働市場改革に他なりません。ＧＸ・ＤＸ分野の研究者・技術者確保、労働移動とリスキ リング、人財確保のための「高給化」賃上げ。政府として金も法整備（解雇の金銭解決など）も惜しまないというのです。具体策は６月、 その前に連合を取り込み（自民党大会で方針化）、春闘はその前哨戦と考えているに違いありません。私たちは、２３春闘の中でこうし た動きをふまえ、賃金闘争を闘っていく必要があると思います。
中小・非正規労働者の底上げ・あらゆる雇用形態での賃上げを目指して頑張りましょう。
　現役の賃上げは年金アップと連動します。ＯＢの皆さんも共に頑張りましょう。

　2月2日、過去最大114兆円の予算案が衆院で可決。参院に送られますが、制度上年度内成立が確実となりました。
　しかし、安保関連3文書閣議決定など国のあり方の転換を財政的に裏付ける予算にもかかわらず、闘わずして敗北したと言わざるを得 ません。数字のうえでは、日本はバイデンとの約束通り世界第３位の軍事大国になったのです。
　統一教会問題や相次ぐ閣僚辞任など、有利に闘いを展開できる状況にあったにもかかわらず敗北した反省の上に次の闘いに進む必要が あります。国会はまだまだ続きます。
　通常国会では61本の法案が提出されます。そして、改憲の向けて憲法審査会も加速化するでしょう。

　闘いは国会の場だけではありません。統一地方選、辺野古新基地建設、原発再稼働、入管法改悪、ウクライナ反戦、春闘・・闘い の中から仲間の連帯をつくりだしましょう。まっとうな野党を育て闘いましょう。 安倍の亡霊にしがみつく「鮒侍・岸田自民党政治」から決別を！
　　　　憲法改悪絶対阻止！ 　「異次元」＝「新しい戦前」にさせないために！！