幸運な機関車「BR137」記録の断片
図を見ていただこう。
頃は1960年代半ば。所は西ドイツ西部、ザールブリュッケンに程近い炭坑町、カールスプラッテ近郊。
緩やかに起伏する畑や森や小さな村を縫うようにして延びる線路を、殊更ゆっくりと旅客列車が走って来る。
先頭を行く機関車に見覚えはないだろうか?
この数奇な運命に弄ばれた機関車について、これまで多くを知る資料に出くわす事が無かった。ここではこれまでに掘り出した数々の資料から、その記録の断片を紹介するに止めたい。
ドイツ連邦鉄道BR137‐その数奇な運命
ドイツ連邦鉄道BR137‐袖擦り合った人々1「帰還兵」
(計1ページ)
ドイツ連邦鉄道BR137‐袖擦り合った人々2「舌禍」
(計5ページ)