過去に度々羽根鉄道は映画の舞台に使われて来ました。それこそ坂東熊三郎や市川霧蔵といった天下に隠れも無い二枚目達が 銀幕狭しと暴れまわった無声映画の時代から、戦後の谷繁久弥、淳伴三郎などの喜劇スター、日本の映画史上に燦然と輝く屋美清主演「男はきついよ」シリーズにも度々ロケ地に取り上げられています。
その大きな理由は、戦後かなり遅くまで「江戸時代そのままの農村」がそこここに散在し、ローカル色豊かな風景を存分に借景出来た事でしょう。ここでは、羽根鉄道が撮影に協力した幾つかの映画を簡単に紹介させていただきます。
尚、映画の内容に関する記述は日本映画をリードする「日本シネマ」誌より抜粋してあります。





「櫻街道の血闘」1926年新映 市川霧蔵主演


「喜劇駅前農協」1962年新映 谷繁久弥主演


「田園交響詩」1980年日映 さわだまさし監督・主演