2017年「作陶展のご案内」より

室田嘉一郎 作陶展

年一回の作陶展を毎年2月に開催し、皆様に支えられながら18回も続けることが出来ましたが、昨年春頃から体調に自信が持てなくなり、締め切りもあり準備に時間もかゝる個展の仕事を考えたとき、人様に迷惑をかける前にと中止することにしました。
これまで皆様方の顔を思い浮かべながら作陶展の作品作り、また会場でお話させて頂きながらとても満ち足りた時を過ごさせていただきました。
 益子焼づくりは続けますので今後もよろしくお願いいたします。
ご支援ありがとうございました。


最終回の個展案内です

益子焼 手づくり工房
  室田嘉一郎 作陶展  (第18回)

会場  :  益子町株式会社つかもと「作家館ギャラリー」 地図
日時  :  2017年1月27日(金)〜2月19日(日)まで、9:00〜17:00 木曜は定休日
電話  :  株式会社つかもと 0285-72-3223


作陶展のご案内


室田嘉一郎は民芸調の益子焼に魅せられ、益子伝統の釉薬で温もりのある陶器作りに励んでいる窯元です。 作品展示は、毎年「つかもと」を会場に年一回の作陶展を開催し、多くのお客様に支えられ今回18回と重ねてまいりました。
今回の個展も、これぞ民藝益子、という釉薬を生かし偶然出来た流掛の面白い線や、窯焼によって違うそれぞれの焼き上がり、釉薬の組み合わせの妙を感じていただけると思います。
民藝調の益子焼は作者が少なくなってきましたが、「お年寄りには懐かしく、若者には新鮮に」映るようです。
他にルリ釉、練込作品、などを含め食器を中心に茶道具、花器など約200点準備しておりますので作品を手にとってじっくり確かめ、陶器の持つ素朴な温もりを感じていただきたいと思っております。 会場では作者に気楽に声を掛けて頂ければ励みになります。


第18回 作陶展作品の一部です(写真をクリックしてください)

黒釉糠白掛扁壺 黒釉柿流掛角瓶
黒釉糠白掛扁壺黒釉柿流掛角瓶
柿釉青十字掛象嵌角鉢 練込木の葉皿
柿釉青十字掛象嵌角鉢練込木の葉皿
鉄砂釉手付き面取蓋物 瑠璃釉面取蓋物
鉄砂釉手付き面取蓋物瑠璃釉面取蓋物
鉄砂釉糠黒流青差し茶碗 糠白釉ポット
鉄砂釉糠黒流青差し茶碗糠白釉ポット
柿釉面取急須 柿釉象嵌コーヒーカップ
柿釉面取急須柿釉象嵌コーヒーカップ
柿釉抜絵夫婦湯のみ 輪紋点打ち飯碗
柿釉抜絵夫婦湯のみ輪紋点打ち飯碗
柚肌黒 茶碗   
柚肌黒 茶碗 

地元のギャラリーで作陶展を始めたのが平成12年、
一部の作品は民藝店でご覧頂けますが、普段は嘉一郎の作品全体を見ていただく機会がなかなかありませんので毎年この時期に個展を開催させて頂いております、嘉一郎作のましこやきを手にとって楽しんで頂きたいと思います。


作陶展の記録(第1回から第14回) が見られます 作陶展の記録




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