ハワイの夕日

                      

   帰国して戸惑ったことや失敗をご紹介しています。
   これから帰国される方へのアドバイも。
   自分の国なのに、帰国直後は親も子もかなり困っています。
   エピソードをお送りくださる方は、こちらからお願いします
 


 【中国】
  ■夏に帰国して、日本の暑さと湿気の多さにびっくり!
   クーラーをつけて、過ごしやすくすればよかったのに
   仮住まいと思って、アイスノンを片手に我慢して過ごしたが
   子供も、大人も1日中機嫌が悪く、外食が続いて体調を崩した。

  ■大きな家具は持って帰らなかったが、日本の家は狭いのに
   欲しいものは大型ばかり。
   スーパーはいたるところにあるのに、大きい冷蔵庫を買って
   しまい、その為収納ができない。

  ■結婚してすぐの海外駐在で、日本で主婦、子育てをして
   いない私日本のお付き合いの本を読んだり聞いたりして
   心構えをしてから帰国しました。
   引越しの挨拶や、公園でもきちんと挨拶をしすぎて
   かえってひかれてしまった。
   あとで、あまりご近所付き合いはないことを知った。 

  ■帰国して慣れるまでは時間がかかると頭では理解していた
   つもりでしたが、小学3年生の娘の学習の遅れを気にして塾へ
   行かせたら”こんなことも出来ないの?”
   ”こんなのでどうするの”と厳しいお言葉を受けるはめに。
   親も子も焦ったり、落ち込んだりの毎日。
   相談できるはずの主人は、ほとんど出張でいない。
   子どものペースや自分たちのペースを掴むまでもがいていました


 【アメリカ】
  ■海外で購入したものを持って帰ったら家の中が家具とダンボール
   で一杯。寝るスペースにも困り、捨てようとしたら、大型家具
   電化製品の廃棄に1つ何千円もかかることを知りびっくり!
   海外で出来るだけ捨てて帰るべし。

  ■まわりの子ども達の言葉や遊びがわからない子ども。
   慣れるのに1、2年かかった。

  ■アメリカより帰国して会社の社宅に入居しました。
    親も子ども達も、家の中でやたらと家具にぶつかり
   痛い思いをしました

  ■海外に赴任した時も帰国したときもそうでしたが、ある程度早く
   引越しの荷物を片付けないと積んであるダンボール箱が
   だんだんダンボールであることを忘れてしまいます。
   私はこれを「ダンボール家具化現象」と呼んでいます。

  ■アメリカからの帰国時にタンスを持って帰ることに。
   ところが輸送中に底を傷めるということで、空っぽの状態で
   運ばなければならないとのこと。
   空気を運ぶのはあまりにももったいないと一計を案じ
   ペーパータオルやペーパーナプキンを詰め物に。
   運送屋さんもそれならだいじょうぶとOKをくれました。
   おかげで帰国後2年たちますが、未だに持ち帰ったペーパータオル
   を使っています。

  ■前を歩く人がドアを抑えておいてくれない。
   逆に私が抑えておいてあげると、物凄く悪そうに「すみません」
   と言われ、やけに親切な人みたいに見られた。


  ■アメリカの列車にはいつもコーヒーとドーナツを持ち込んでいた
   ので思わず阪急電車にスタバで買ったコーヒーを持ち込んで
   しまいました。(しかもけっこう混んだ電車に)
   座席で飲んでいたら周りから注目を浴びてしまいました。

  ■道幅からして、絶対一方通行だと思って車を走らせていたら
   向こうからも車が来たのでびっくりした。

  ■帰国時小4の息子の日本語は、かなりの部分本から取り入れて
   いた集団下校の時、友達と小競り合いをした息子が先生に
   「先生、○○君がぼくに無礼なことをするんです」と訴えるのを
   見てしまった。

  ■子どもが日本の色々なことを否定し、アメリカのことを全て
   良しとするので、私は逆に国粋主義者の様に日本のことを肯定
   するハメに!


 【ドイツ】

  ■何年振りかに日本で車の運転をしたら、道の右側を走ってしまい
   危うく正面衝突しそうに。道幅の感覚を間違えて、ガードレール
   に寄り過ぎてしまって車を傷つけたことも!
   くれぐれも、帰国直後の運転は慎重に。

  ■海外では朝、学校に着いたら下駄箱で上靴に履き替える習慣が
   無かったので、小学生の子どもは帰国してからも学校の帰りに
   外靴に履き替えることを忘れて毎日上靴のまま家に帰った。