■ 1日午前10時より元旦修正会
■ 15日午後7時より御正忌
■ 16日午後1時半より
本山通夜布教聴聞
■ 15日初法座 仏教入門講座(仮)
■ 24日仏婦総会 講師:邑南町 毛利孔晶 師
■ 21日午後1時半より春彼岸法座
■ 7日花まつり
■ 20日~21日永代経法要
講師:江津市・岡本広樹師
■ 19日午前9時半より初参式
■ 19日午後1時半より降誕会法座
■ 19日 四季講 講師:藤丸智雄先生
■ 中旬開催予定
第7回グランドゴルフ大会
■ 16日安居会法座
講師:川本義昭
感じるお寺音楽の集い予定
■ キッズサンガ:8月初旬頃
■ 20日午後1時半より盆法座
■23日午後1時より納骨堂追弔法要
■ 同日午後1時半より秋彼岸・前々坊守祥月法要
■第3回浄土寺杯ゴルフコンペ予定
■16日午後1時半より芋法事
■ お月見会未定
■20日~21日:報恩講
講師:広島・渡邊幸司師
■ 浄土寺1日研修会:未定
■ 佐波組報恩講スタンプラリーの参加・奨励
■16日歳末法座
■31日晩11時半から大晦日 除夜の鐘つきと竹灯籠
※報恩講:開祖 親鸞聖人のご命日を中心に行われる仏事
「ほんこさん(正式には小原浄土寺報恩講)」は毎年の11月、大人も子供も老若男女揃って楽しみにしていた行事です。粕渕小学校100年史に掲載された報恩講市の追憶記事から一部を紹介します。
「ほんこさん」までにゃ〈こなし〉をすめといて「ほんこさん」へ行ったら”ミイ”を買うて、 ”なた”も買い替えて、裏へ植える”きねり”を一本買うて・・・それでも余分のある年には、とっつあんはどこへやら姿をくらまして一杯ひっかけてくるし、かかさんはふぅふぅいうて焼きまんじゅうをほおばった後で、からつもん屋(瀬戸物屋)の前にしゃがんでケラケラ笑い、子供は正月に遊ぶイロハカルタを一枚買うて、残りの銭じゃ何を買おうかと、夕暮れのアセチレンの灯りがしだいにまばゆくなりかける店から店へと目を皿にして捜しまわる・・・
まずは、このとおりが実現したなら、仏様は拝まなくても、それが当時このあたりの平均的農家のしあわせというものだった。
農繁期も終わり、師走の慌ただしさを迎える前のホッと息を抜くひと時、アセチレンの灯りがはだか電球に変わっても、みんながうきうきと待っていた「ほんこさん」。
「ほんこさん」が終わったあと、店が跡形もなく消えた寺小路には、夜店の喧騒が幻のように浮かんでは消えたものです。
明治・大正・昭和と受け継がれてきた報恩講の市も、昭和の終わりと共にその役割を終えました。
どんなに時代が変わっても、浄土寺の報恩講は粛々と執り行われています。今までも、これからも。
◆下の図は現在の本殿が再建された明治33年から間もない頃の情景です。
◆【寺小路付近図】【ほんこさん追憶文章】は共に粕渕小学校100年史より引用