ソーセージ
   
今日は手作りのソーセージです。
ソーセージはウインナーとどう違うかといいますと、ソーセージはこの手の食べものの総称で、羊の腸で作る細いものがウインナーソーセージ、豚の腸で作るちょっと太いのがフランクフルトソーセージというんだそうです。
自分のうちでソーセージを作っている方は少ないと思いますが、私は20年近く前から時々自分でソーセージを作ります。
市販のものは、妙にパリッとしていて中身が詰まっている感じですが、これはプリプリ感を出す結着剤のリン酸塩が使用されているためです。色を良くするため発色剤の亜硝酸、味を補うためにアミノ酸なども、ほとんどのソーセージで使用されています。これらの物質は別に基準値以内なら健康に害があるわけではないですが、不自然なものであることは間違いありません。
私は、あまりにプリッとしていて、噛むと化学調味料の味があふれ出すソーセージが好きではありません。
自宅で作ったソーセージは、食感がふにゃっとしてますが、食卓に出すと瞬く間になくなってしまいます。どちらのソーセージがよりおいしいかは比べるまでもないのです。
 難易度  
 おいしさ 
 3段階評価だよ


アイコン 材料 5人分
 
  • 豚の挽肉
  • 玉ねぎ
  • ニンニク
  • 牛乳
  • セージ
  • ナツメグ
  • 生パセリ(刻み)
  • ジンジャー
  • カーダモン
  • 胡椒
  • ブランデー
  • 羊腸
  • 燻製チップ
  • マスタード
  • ケチャップ
  • ホースラディッシュ 
1000g
20g
半分
1片
100ml
小さじ2
小さじ0.5
大さじ2
小さじ0.5
小さじ0.5
小さじ1
50ml
5m
2掴み
適量
適量
適量
簡単お手軽羊腸をそのままノズルに取り付けられるソーセージ作りキットは下の写真をクリックしてください。
ソーセージメーカー とソーセージ用羊腸セット


アイコン 作り方
 
豚の挽肉に塩を加えよく混ぜます。塩は肉の量の2パーセントです。
良く混ぜなければ粘りが出ませんが、手でずっとこねると脂肪が溶け出して分離することがありますので私はフードカッターに入れちゃいます。
粘りが出たら、玉ねぎのすりおろし、ニンニクの刻み、牛乳、スパイス各種、ブランデーを加えさらに混ぜます。冷蔵庫で1時間寝かせます。
羊腸を15分くらい水につけて戻します。
さらに内部に水を通して洗います。
洗うことで腸のねじれももどります。 ソーセージ用のノズルに腸を通します。
押し出し袋に混ぜた肉を入れ空気を抜いてノズルの先まで肉を押し出します。腸をノズルの先端で結んで後は二人で呼吸を合わせて肉を押し出しつつ腸を引きます。 ながーいソーセージが出来上がります。
好みの長さのところで指で挟んで腸を押しつぶします。 押しつぶしたところで、腸をくるくるっと回転させればいっちょあがりです。場所を変えてこれを繰り返せばあっという間にねじりが終了です。
あっという間に、ねじりあがったところ。 一本に対し3箇所くらい空気抜きの穴を開けます。
半分をスモークにしてみます。フライパンに2掴みのスモークチップをいれ網をのせてその上にソーセージを並べます。フライパンに蓋をし、強火にして煙が出てきたら弱火にして30分スモークします。 スモークし終わったソーセージたちです。
もうこのままでも食べられます。
残りのソーセージはそのまま茹でます。沸騰したお湯にいきなり入れると、ねじった部分がほのけて元にもどってしまいます。少な目のお湯を鍋に入れ火を止めてそこに静かにソーセージを入れしばらくたってから火をつけます。最初強火で沸騰しそうになったら弱火にし、ぐらぐらさせないようにします。15分ゆでたら出来上がりです。 どちらのソーセージも切り離して、フライパンで焼いていただきます。ケチャップやマスタード、セイヨウワサビと一緒だとさらに良いです。

私としてはスモークしてないほうが甘みがあってよかったです。
子供達はスモークを支持していました。