前回は いつも食べていた食べ物が毒物に変わって居た!と言うところまでお話しをしましたよね。

今回は なぜ 毒物になったの?に付いてお話しましょう。そこで登場するのが 釣人なら誰でも知ってるはず?の 赤潮なんです。

前に書いて有ったことを思い出して見て下さい。カナダで食べたのは、養殖されて居たムラサキイガイでしたよね。

このムラサキイガイの食べ物は海中を浮遊する珪藻(植物プランクトン)です。珪藻はどこの海でも多かれ少なかれ浮遊しながら繁殖しています。
また、この珪藻を食べて生活して居るのは、なにもムラサキイガイに限ったことでは無く、他の魚貝類も沢山居ます。更にこれらの珪藻を調べて見ても「ドウモエ酸」は検出されなかったそうです。

珪藻はどこの海でも多かれ少なかれ育つと言いましたが、多く育つ海が有ります、それは豊栄養海です。豊栄養海は北半球の工業化が進んだ地域に近い海に多いそうですが、その中でも内海のような閉鎖的海域では、海水の入代わりが少なく豊栄養化が特に進み、珪藻が異常繁殖するそうです。

この様に珪藻が異常繁殖に繁殖した常態を 「赤潮」 と呼び、「赤潮」と言っても、その色は赤色とは限らないそうです。(そうすると俺がいつも言っていた、菜っ葉潮とかバスグリーンは赤潮だったんだ)

珪藻に存在する「ドウモエ酸」は、珪藻が赤色に変色して行く(枯れて朽ちる)過程で産生されるそうです。朽はててヘドロ常態(海面が赤いヘドロで覆われる)になる時、海水中の酸素が大量に奪われて酸欠常態となり養殖の魚介類に大きな被害をもたらすのだそうです。

珪藻が異常繁殖できる海(豊栄養海)を作って居るのは、人間!です。その中でも人一倍に海を汚して居るのは、コマセ撒き過ぎ釣人の貴方かも!。

自然からの仕返し(復讐)て「赤潮」で釣りが出来なかったり、養殖の魚や貝が死んで食料不足になったりすると言うことなの!?。大した事じゃ無いじゃん!。

まあ それも有るだろうが、そんな事じゃ済まないんだ。  そんなこと言って居るとカナダの人の様に食べて20〜30分後には・・・。 続きはまた後にしょうね

クイズ・ミネオレラのミノさんじゃ無いんだから、そんなに引き伸ばすな!って、それもそうだな、じゃ〜次回には結論を出すよ、今回はこれで我慢して!。


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