万灯会法要の後、馬頭琴・ブズーキ・カンテレ・箏による
コンサートが開催されます。
・モンゴル民謡 | 「ジョノン・ハル」 |
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・日本のお話 | 「花さき山」 |
・アイルランド音楽 | ほか |
馬頭琴(モンゴル) | 嵯峨 治彦 |
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語り・カンテレ(フィンランド) | 嵯峨 孝子 |
ブズーキ(アイルランド) | 星 直樹 |
箏(日本) | 金石 澄子 |
馬頭琴・喉歌/嵯峨 治彦(さが はるひこ)
- 近年の舞台芸能化されたモンゴル音楽のみならず、元々の遊牧生活における音楽のあり方や古いスタイルの馬頭琴の奏法も学び、伝統と革新の間を柔軟に行き来しながら幅広い演奏活動を続ける。また、アジア中央部の伝統音楽を、日本に伝来した新たな音楽としてとらえ、独自の表現を追求。2001年、ゴビの牧民馬頭琴奏者Y/ネルグイ(モンゴル国無形文化財)から後継指名。等々力政彦(トゥバ音楽)とのデュオ=タルバガンは、1998年ユネスコ主催・国際喉歌コンテストで外国人部門優勝・総合準優勝。2010年金子竜太郎(和太鼓)・狩野泰一(篠笛)とともにアフリカ・中東ツアー(国際交流基金)、2012年井上鑑プロデュース「連歌・鳥の歌」に参加。2006・2013年おおたか静流とASIAN WINGSでのノルウェーツアーなど、ユニークな音楽ユニットでの活動も多岐に渡る。あらひろこ(カンテレ)とのデュオRAUMAは、2013年国際カンテレコンペティションプロフェッショナル部門2位、マルティ・ボケラ賞受賞。松任谷由実、鼓童ほか参加アルバム多数。
語り・5弦カンテレほか/嵯峨 孝子(さが たかこ)
- 演劇活動やTVリポーターの経験をいかしたドラマチックな朗読に音楽を交え、物語のイメージをより豊かに表現するライブ活動を展開。NPO法人語り手たちの会会員。子育てしながらの活動をブログに綴るほか、ネット上で4コマ漫画「スーホの面白い馬」を好評連載中。
ギター・ブズーキ/星 直樹(ほし なおき)
- 学生時代よりブルーグラスバンドでの活動を経てケルティック・バンド「HARD TO FIND」に参加する。
アコースティックギターにこだわり、ブルーグラスやフォーク、アイリッシュなど様々なギタースタイルを弾きこなす。また道内では数少ないアイリッシュ・ブズーキ奏者でもあり、フィドルの小松崎操とのアイリッシュ・ユニット「RINKA」ではアイリッシュ・ミュージックに深く傾倒しながらも、独自のスタイルを追求している。バンドでの活動のほかにも、様々なミュージシャンのバックアップやギターレッスン、CD製作なども行っている。
箏・25絃箏/金石 澄子(かねいし すみこ)
- 箏、三絃、音楽理論などを、日本音楽の専門学校である正派音楽院、NHK邦楽技能者育成会などで学ぶ。古典から現代音楽まで幅広いジャンルに取り組み、リサイタル「今昔箏絵巻」シリーズ4回、坂東玉三郎北海道公演、わらび座北海道公演など、道内外で活動。札幌芸術祭奨励賞受賞。また文化庁の研修生として、新しい箏である25絃箏を学ぶ。
1997年黒松内町に嫁ぎ、以後「皆様のお手元に近い音楽を」をモットーに、学校、施設など地域での活動を中心としている。町内で開かれる夏のコンサート「盂蘭盆会音楽の集い」は今年で16年目となり、毎回さまざまな楽器との共演は、好評を得ている。