日程 平成30年7月19日(木)〜21日(土)
19日(木) | 13時半 | 初日中法要 法話 園家信勇 氏 |
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20日(金) | 11時 | 大逮夜法要 昼食 |
13時 | 「詩吟」 阿部吟鳳 氏 | |
13時30分 | 「節談説教」 園家信勇 氏 | |
14時30分 | 開基120年 「歴代全門徒・歴代住職並坊守追弔法要」 | |
21日(土) | 10時 | おあさじ |
10時20分 〜11時30分 | 記念講演 中村 薫 氏 昼食 | |
12時 | 申し経出発 久保顧問宅12時15分 | |
13時 | 商工会 庭儀出発前「法中・稚児写真」 | |
13時30分 | 廣徳寺境内 写真「法中・役員・参詣」 | |
14時30分 | 御遠忌・開基120年法要 | |
16時 | お礼言上 感謝状授与等 |
※平成30年報恩講は7月に繰り上げて勤めます。
今後の事業
記念事業
- 本堂内陣の「格天井紋」・「敷居金具」を新調(平成29年春着工)
- 法要費(法礼・式事礼・加役礼・楽人礼・講師礼・記念品)
- 本堂下陣畳表替え 内陣障子張り替え(平成29年春着工)
- 荘厳費(7条袈裟)
- 全門徒記念品
- 鐘楼堂鬼瓦修理
法要後の事業「基金」
- 納骨堂外壁、庫裏
《この法要がめざすもの》
118年前(明治31年)、この京極の地に移住した人たちは、宗祖親鸞聖人の教えを守る場として、説教所(明治45年に廣徳寺となる)をつくりました。
それは、御葬儀や、御法事のためだけでなく、『内地』に居た時に行っていたのと同様に、聖人の教えを学び、日々の生活の支えとし、かつ、子孫に伝えていこうとしたものであります。
その後の廣徳寺の先人たちは、京極の発展と軌をひとつにしながら、ここを拠り所として、生きて・働いて・命終していきました。その貴重な集成として、本堂や庫裏、あるいは、納骨堂や鐘つき堂を私たちに残しました。また毎年の諸法要をしっかりと行い続けることもその集成の一部であります。
この間、節目となりそうな、たとえば、前々住職・坊守、前住職・坊守の葬儀や法事、あるいは開基何十年記念法要をつとめてきました。これらの目指すところは、その時々の門徒が、聖人の教えをいかに受け継ぎ、次の世代に、どのようにして、正しく伝えていけるか考える場(場合と場所)を作ることでありました。
全国の真宗門徒がこぞってこのような場をつくってきたのが、50年に一度の宗祖の御遠忌であります。ご本山では、2011年に750回御遠忌がつとまり、以後、各末寺・各真宗諸団体が御遠忌を行って、今日に至っております。
私どもの寺も2018年には開基120年となりますことから、宗祖の御遠忌を勤めることに決定いたしました。このことも、聖人の教えを確かめ、正しく子孫に後を託す場とするためであります。
今日各戸の御葬儀を含めて、法要儀式が簡略化し、その中で宗祖が説いた念仏の教えも矮小化(規模が小さいさま)しております。あわせて、少子高齢化が、加速度的に進み、肉親を含めて、他人の死を「かわいそう」としか感じられなくなっております。今こそ廣徳寺を通して宗祖親鸞聖人の教えを守り伝え、そして、京極の地でも末永く語り伝えてほしいという、先人の願いを改めて確かめたいと思います。
この法要がつつがなく円成(所期の期待が欠けることなく完成する)できれば、廣徳寺の新しい一歩となると考えます。
円成までの格別のご尽力をお願いいたします。