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【各部門説明】

テルミア部門

『テルミア大陸にあるリオニア国』という架空の国、及びその周辺の国々を共通の舞台とした、一種のシェア・ワールドです。
『一種の』と書いたのは、普通のシェア・ワールドとはちょっと違う、変則的なシェア・ワールドだからです。仮に『多重シェア・ワールド』と名付けています。
『多重シェア・ワールド』であること以外の大きな特徴としては、利用任意の『ミッション』システム、必須事項である『共通シンボル』システムがあります。
前者は、異世界に召喚された主人公が召喚先で果たすべきミッションを提示するシステムです。物語を発想する手がかりとして、利用したい方だけご利用になれます。
後者は、作品の中に必ず、ある共通のシンボル的なものを登場させるという制約です。登場させるのは、主な舞台であるリオニア国の建国伝説に登場する聖獣『リオノス』または『モフオン』です。
他に、利用任意の『シェア・マイ設定』システムを用意しています。
設定資料集(地図・地名人名一覧・単位一覧他)(別窓で開きます)

★『多重シェア・ワールド』とは


この企画の舞台となる『テルミア世界』は、少しずつ状況の違うパラレル・ワールドが重なって存在している、いわば『多重世界』です。
ちょうど、同じ一枚の白地図の上にそれぞれ色や模様の違う薄紙一枚を重ねたかのように、それぞれ少しずつ状況の異なった無数の世界が、幾重にも重なって、同時に存在しているのです。
どの世界にも、同じ『テルミア大陸』や『リオニア国』という名称があって、主要王族の名前なども共通していますが、ある次元ではその世界は長年平和で、別の次元ではずっと戦争中だったり、ある次元では王様は名君で、ある次元では暴君で、名前だけ決まっている王子様が黒髪だったり金髪だったり、年齢や性格もいろいろだったりすることになります。
そして、各作品の主人公たちは、そういう無数のパラレル・ワールドのどれかに召喚されるのです。

なので、同じ名前の国を舞台にして、壮大な戦記でも、平和な街のほのぼの日常でも、何でも書きたいものが書けます。
参加者それぞれが、自分の好みの世界や、自分が書きたいストーリーに都合の良い世界に主人公を召喚させることが出来るのです。

さらに、テルミア大陸やリオニア国の、どの時代を描くかも自由です。各国の歴史年表は、各自で好きなように創作して構いません。

また、主な舞台としてはリオニア国を含めた内海『レーテス海』沿岸の4つの国(通称『沿岸四国』)を設定してありますが、それ以外にも、テルミア大陸のどこか別の地域にある別の国、あるいは、他の大陸や島々を舞台にしてもかまいません。
テルミア大陸に住む人々は、一般には自分たちの国とその周辺のことしか知りませんが、外の世界には、たまたま日本や中国にそっくりの国や、何かの理由でものすごく科学の進んだ国があったって構いません。
それらの国については一切設定がないので、一からご自分で『自分の国』が作れます。

要するに、異世界召喚ものでさえあれば、ほぼ『なんでもアリ』です!

★『共通シンボル』制度について

これは、『全員が、自分の作品の中に、この世界を象徴する、ある共通の存在を必ず登場させるべし』という決まりです。
いわば、企画のシンボルです。
登場させるものは、リオニア国で語り継がれている勇者の伝説に登場する聖獣、翼獅子《よくじし》リオノス(またはその小型版のモフオン)です。(詳細は設定資料集内『勇者の伝説』をごらんください)
このシンボル・キャラクターを、物語の中で重要な要素として扱うか、背景にちらっと映るだけみたいに扱うかは自由です。
各自がそれぞれ好きなものを好きなように書くだけだと本当は別にシェアワールドである必要はないのかもしれませんが、みんなが『この企画に参加したい』と考え、そのために作品を用意するという点に意義があると考えます。その、『この企画のために用意した作品だよ』という証拠が、同じ固有名詞だったり、みんなが必ず登場させるシンボル・キャラクターだったりというわけです。

★『ミッション』制度について

あまり自由だと何を書いていいか分からないとか、ある程度縛りがあることで発想の手がかりを得たいという人には企画側が提示する【ミッション】を採用してもらうことで、『何でも書きたいことを書ける自由さ』と、『企画ならではの縛りの楽しみ』の両立を目指してみました。
ミッションは、利用するもしないも自由です。
お好みに合わせて選べるよう、オーソドックスなものから脱力系、お笑い系のものまで、大量にご用意しました。
ミッション一覧(別窓)

★『シェア・マイ設定』制度について


この企画は、公式設定が非常に大雑把です。なので、細かい点は書き手が各自で自由に設定することになります。
そんな、各参加者独自の設定を、他の人も共有できるよう、企画内でシェアしようという制度です。
有志の方に、自分の考えた設定を提供して頂きます。壮大な設定でも、重箱の隅的なディテイルでも、詳細なものでも大雑把なものでも、なんでもOKです。
自分の考えたオリジナル・キャラクターを、シェア・キャラクターとして提供することも出来ます。
※この『マイ設定』は、公式設定と矛盾さえしなければ、他の方のマイ設定と矛盾しても構いません。
※公式設定にある事項を変える場合(例えばリオニアには王子が一人しかいないとか王様が独身だとか)は、その国の別の時代の話だということしてください。
【シェア・マイ設定】目次(別窓)(←マイ設定投稿上&使用上の注意事項もこちらにありますので、マイ設定の投稿・利用をご検討の方は必ずご確認ください)


テルミアおまけ部門

1 非・召喚部門
異世界召喚の舞台となるテルミア大陸の国々について自分なりの想像を巡らせ、設定を考えているうちに、その国で起こる出来事の数々を考えついてしまうことも多々あるのではないでしょうか。異世界から人が召喚されていない時のその国で、あるいは異世界から誰かが召喚されている時でもその出来事と関係ない場所で起こっている物語を、もし思いついてしまったら、書かないのはもったいないです。
そういう、テルミア大陸世界を舞台にした、異世界召喚要素を含まない物語の部門です。
(完結限定・長さ無制限)

2 イラスト部門
テルミア世界をイメージしたイラストの部門です。例えば、自分なりのキャラ設定画など。
サイズ等は自由です。詳細は、必要に応じて個別に相談ということで。
イラストで参加希望の方がもしいたら、メール、ツイッターなどで打診してください。お待ちしてますv

3 ツイノベコーナー
テルミア・ネタでツイノベを書いたら、よかったらご連絡ください(ハッシュタグ『#テルミア』を付けてくれれば拾いますが、ハッシュタグだけでは気づかないこともあるので)。収録させていただきます。おまけのお遊びですので、お気軽にどうぞ。


ラストシーン部門

異世界召喚物語の、ラストシーンだけを、独立した短編に仕立てる部門です。(※こちらは、テルミアが舞台である必要はありません
実際には存在しない物語のラストシーンを、あたかも全体像が存在するかのように書いてもいいし、ずっと心の中で温めているけど今はまだ時間がなくて、あるいは技量が及ばなくて書けずにいる大切な物語の、感動のラストシーンだけを特別に公開してくれてもいいです。
いずれの場合も、そこにいたるまでの具体的なストーリーは必ずしも書かなくても構いませんが(もちろん、回想などの形で紹介してあっても構いません)、彼らがここまで辿ってきたであろう長い道のりに思いを馳せて感動出来るように書いてくれるのを期待します。
※単に長編の一部を断片的に切り取るだけではなく、独立した短編として読める体裁に仕立ててください。
※この部門用に短編として書いたご自分のネタを、後で長編に仕立てなおすのは、もちろん自由です。その場合、企画開催中(ほぼ無期限予定)は、出来れば短編もそのまま残しておいて欲しいです(強制ではありません)。
制限枚数:原稿用紙30枚(または12000文字)以内。空行やスペースの扱いによって違ってくると思うので、おおよそでいいです)