最新の大村さんの論文(「血液型と性格」 シリーズ・人間と性格第5巻 詫摩他編 『性格研究の拡がり』 ブレーン出版 H12.11 271〜286ページ)を読んでいて非常に驚きました。FBI効果についての記述が全くなくなっているのです! 最近の大村さんの文献はほとんど全部チェックしているつもりなのですが、自ら提唱したFBI効果について触れていないものは初めてです。実に不思議と言うしかありません。はて?? -- H13.1.5 |
大村政男さんの主張する、「FBI効果」は本当に存在するのでしょうか? 前川輝光さん『血液型人間学−運命との対話−』を読んで、ちょっと疑問が湧いてきたので、ここに書いておくことにします。では、まず前川さんの本からです。
「FBI効果」について見ていきたい。大村は能見血液型人間学はニセ科学であり、自らの所説を真実らしく見せるために3つのトリックを用いていると言う。すなわち「フリーサイズ効果(Freesize)」「ラベリング効果(Labeling)」
「インプリンティング効果(Imprinting)」の3つである。「FBI効果」の「FBI」というのは、各効果の英語表現のうちの傍点を付けた文字をつないだものである。
各効果の内容は以下のようなものである。
フリーサイズ効果というのは、(能見がある型の特性として提示した気質特性が…筆者)何にでも合ってしまうことをいう。B型の特徴は看板さえ換えれば、ただちにAB型になってしまうのである。 (大村 「『血の商人』 の餌食になるな」、 『朝日ジャーナル』 1985年3月8日号、91頁)
ラベリング効果というのは、ラベル(レッテル)によって内容が規定されてしまうことである。これがO型の特徴だと書いてあれば、内容が何であってもO型だと思い込んでしまう。
インプリンティング効果というのは、最初の接触で強い印象が人の心のなかに刷り込まれることをいう。…このインプリンティング効果が利用されているのである。これがA型の特徴だと書いてあれば、A型の人の心にそれが刷り込まれ、ずっと消去しないで存続する。(同誌90〜91頁。以上、『血液型と性格』中の「FBI効果」についての説明はわかりにくいので、『朝日ジャーナル』中の発言を引用した)
しかし、この問題は実は、大村の依拠する既存の心理学において、すでに議論されていたことであった。引用した大村の発言ではこのことがぼかされているが、白佐俊憲・井口拓自のこの点についての発言を読むと、事態がより明瞭になるであろう。
こうした効果 (FBI効果…筆者) は特に血液型性格判断だけにあてはまるものではないようである。
アイゼンクとナイアス…は著書『占星術−科学か迷信か−』の中で、「人びとが一般的で漠然とした性格記述と自分とを同一視するこの傾向は、「バーナム効果と言われ、多くの研究で示された」と述べている。つまり、血液型性格判断に限らず、ラベルを貼られると、たとえそれがデタラメな記述であったとしても、そこに示された性格が当たっていると思ってしまう傾向が一般にあるということである。『入門』46頁)
大村自身、こうした説の存在は知っていたのである。『血液型と性格』の4年半前に出版された『「血液型」の迷路』では、大村は、大西赤人との対談中、目立たない形でではあるが、こうした説にふれている(「これと同じような事が一般の性格テストでも起こります。そういう報告もありますよ」 『「血液型」の迷路』86頁)。ただし、それが気になったらしい大西から質問が出ると、さっさとこの話題を切り上げている(87頁)。
心理学者も同意見?その後、心理学者である村上良寛・千恵子さん夫妻の『性格は5次元だった』(培風館 H11.6)にも同じようなことが書いてあるのを発見しました(11〜12ページ)。 -- H12.5.16
これが本当だとすると、FBI効果は別に新しい発見でもなんでもないことになります。本当なのでしょうか? ぜひ、心理学者に聞いてみたいものです。 |
では、問題の記事に当たってみることにしましょう(大村政男 「血の商人」の餌食になるなデタラメぶりは立証された 『朝日ジャーナル』 昭和60年3月8日号 89〜92ページ)。大村さんによる同様のデータは、平成4年4月号の『ニュートン』にもあるそうですから、心理学では定説?になっているのではないかと思います。彼は、血液型と性格の関係を否定している代表者の一人です。
それは、例えば、本来(?)の性格である「O型は大らか」「A型は注意深い」「B型は好奇心が強い」「AB型は合理的」というような内容を印刷し、それを入れる封筒のラベルには別の血液型を書き、本当に自分と合っているかどうか回答してもらうというものです。変える順番はなんでもいいですが、例えば、O型とAB型を交換し、更にA型とB型を交換するというものです(表II)。あるいは、各血液型からランダムに性格の記述を拾ってくるというものです(表III)。
表II おかしな一致(その1)57人
本人\ラベル O型
(実はAB)A型
(実はB)B型
(実はA)AB型
(実はO)O型 13 1 − 2 A型 − 19 1 1 B型 − 2 12 − AB型 − − − 6
表III おかしな一致(その2)63人
本人\ラベル O型
実はO1・A3・
AB6で構成A型
実はO5・B5
で構成B型
実はO1・A6・
AB3で構成AB型
実はO3・A1・B5・
AB1で構成O型 21 1 1 − A型 − 18 − − B型 − 1 11 − AB型 − − 1 7
心理学者がやっているのですから、ランダムサンプリング等の統計的な問題はクリアしているものと仮定します。で、結論としては、彼のいう「フリーサイズ効果」(性格の特徴があいまいで何にでもあってしまう)が実証されているように思えます。
次に、O型の性格としてあげられている8つの特徴を各血液型の人に自分に当てはまるかどうか質問してみたそうです(表IV)。
表IV O型の特徴といえるものがあるのか(%)
項 目
O型
115人A型
216人B型
104人AB型
45人1.現実的な考え方が目立つ 54.8 57.4 63.5 55.6 2.ロマンチストである
65.2 68.5 66.3 75.6 3.集団的な結束力が強い
60.6 50.0 51.9 53.3 4.独立心旺盛
49.0 51.9 60.6 55.6 5.仲間内では開放的
82.6 75.5 79.8 68.9 6.初対面では警戒する
58.7 58.3 58.7 62.2 7.論理を好む
39.4 34.7 36.5 33.3 8.直感で判断しやすい
61.3 64.4 71.2 60.0
赤が一番高い比率です。これも、結論として、3.5.7の3項目だけが他の血液型より高い値を示しているが統計的には意味がないと締めくくっています。なるほど!ですね(どうもこの表はO型の数字にミスがあるらしく、人数がちゃんと出ないのですが、とりあえずそのまま使っています)。
ところが、坂元さんは『現代のエスプリ〜血液型と性格』で次のように主張しています(184〜185ページ 『血液型ステレオタイプと認知の歪み〜これまでの社会心理学的研究の概観』 坂元章)。
これまでに、多くの研究が、 血液型ステレオタイプによる認知の歪みを検討し、それを支持する証拠を得たとくり返し主張してきたが、そのすべてが方法あるいは結果に問題を抱えており、いまだに、認知の歪みに関する明確な証拠は提出されていないと言えよう。
さらに言えば、これらの研究はいずれも、認知の歪みがあるかどうかを扱ったものであり、坂元の研究などを除けば、その認知の歪みが「血液型性格学」に対する信念を形成していくという問題については、 ほとんど検討していない。
例えば、大村は、FBI効果を提出しているが、FBI効果によって信念が形成されるまでの過程に、人々が、FBI効果によって、血液型ステレオタイプが自己・他者にあてはまるという経験をくり返し、そのくり返しによって「血液型性格学」に対する信念を形成あるいは持続させているのか−は検討されていない。その信念の形成・維持までの過程がはっきり立証されてはじめて、「血液型性格学」の浸透の原因の一つが、人々が持っている「歪んだ認知をする傾向」であると言えるのである。
筆者は、これらのことから血液型ステレオタイプによる認知の歪みの問題は、かなり以前から指摘され検討されているものであるが、現在でもなおその知見はあいまいであり、今後も大いに検討する意義のある問題であると考えている。
なお、前川輝光さんの『血液型人間学−運命との対話−』にも同様の記述があります。
最初に「坂元さんの疑問」を読んだだけではなんのことか分かりませんでした。(^^;;
しかし、前川さんの本も読むと問題点がはっきりしてきます。
つまり、「大村さんのデータ」では、「FBI効果」が存在するという「状況証拠」しかないのです。確かに、血液型のラベルを取り替えて「バーナム効果」を実証することはできました。ところが、坂元さんのいう「『血液型性格学』に対する信念の形成・維持」についての検証は、大村さんの論文では見たことがありません。いや、私が調べた限り、日本語の文献では否定的なものを1件しか見つけることができませんでした。つまり、「FBI効果」が存在するという「物的証拠」はまだ確認はされていないのです。これでは、「FBI効果」の存在そのものがまだあいまいだというしかないでしょう。
大村さんの表IVの差は、血液型別にアンケートをやった場合に普通に出る数字とほとんど変わりません。例えば、5.ではグループに対する帰属心のデータと同じような傾向です。このデータもカイ自乗検定では有意差は出ませんが同じ傾向を示しています。となると、この差は単なる偶然なのか、それとも本当の差なのかという疑問が湧いてきます。私は、5.のように他のデータと一致するものもあるので、単なる偶然ではなく本当の差だと考えます。能見さんの本も調べましたが、やはり血液型別の極端な差というものはなく、せいぜい回答率が10〜20%違うといったところです。 でも、なぜカイ自乗検定で有意差が出ないのでしょうか? 実はその理由は簡単で、計算するとわかりますがこの程度の差だと数百人のデータでは有意差は出ないのです。では、いったい何人ぐらいだったら差が出るのかなぁと思い試算してみたところ、回答者の人数を2倍にすると、5.のデータの危険率が5%以下になります。3倍にすると、5.の危険率が1%以下になり更に3.4.8の危険率が5%以下になります。つまり、能見さんがいっているようなことを実証するにはアンケートの人数が足りないのです。O型の特徴も(8.は違いますが)3.と5.ではちゃんと出るという結果が得られます。 |
最近気がついたのですが、表IVは再分析できることに気が付きました。というのは、ほぼ正反対の質問項目があるからです(最高値が赤、最低値が青)。
A.現実的 vs ロマンチスト
項 目
O型
115人A型
216人B型
104人AB型
45人1.現実的な考え方が目立つ 54.8 57.4 63.5 55.6 2.ロマンチストである
65.2 68.5 66.3 75.6
→ほぼ逆の傾向を示していますが、O型がどちらも低いのはなぜ?
B.集団的な結束力が強い vs 独立心旺盛
項 目
O型
115人A型
216人B型
104人AB型
45人3.集団的な結束力が強い
60.6 50.0 51.9 53.3 4.独立心旺盛
49.0 51.9 60.6 55.6
→ほぼ逆の傾向を示しています。集団的な結束力が強いなら独立心旺盛ではないはずですから…。
C.論理を好む vs 直感で判断
項 目
O型
115人A型
216人B型
104人AB型
45人7.論理を好む
39.4 34.7 36.5 33.3 8.直感で判断しやすい
61.3 64.4 71.2 60.0 →これはなんともいえませんね。論理を好むなら直感で判断しないような気もしますが、必ずしもそうではない?
D.現実的 vs 直感で判断
項 目
O型
115人A型
216人B型
104人AB型
45人1.現実的な考え方が目立つ 54.8 57.8 63.5 55.6 8.直感で判断しやすい
61.3 64.4 71.2 60.0 →なぜか同じ傾向を示しています。現実的なら直感で判断するのでしょうか?
E.仲間内では開放的 vs 初対面では警戒する
項 目
O型
115人A型
216人B型
104人AB型
45人5.仲間内では開放的
82.6 75.5 79.8 68.9 6.初対面では警戒する
58.7 58.3 58.7 62.2
→AB型の人嫌い傾向が目立っています。
結局、B、Eについては特に問題ないことが分かります。また、誤差(5〜10%)も考慮すると、Aはまずまずの結果ですから、残るのはCとDだけです。つまり、5つのペアの質問のうち、半分程度は問題ないことになります。文章表現や誤差も考慮すると、これらの回答結果はあまり問題ないといえるのではないでしょうか?
結論として、χ2検定などの統計的手法を単純にそのまま適用するのは、この場合も不適切なようです。皆さんはどう思いますか?
-- H10.9.22
ショッキングな題ですが、これからの文章を読んでショックを受けない人がいたら、その人は幸せというものです…。(@_@)
とは言っても、いまだに信じられないのですが…。
では、スタート!
最近、ミシェルの状況主義について知りたくて、佐藤達哉さん編集の『性格のための心理学』(現代のエスプリNo.372 H10.7 至文堂)を読み直してみました。ところが、そこには衝撃的な事実が書かれていたのです! 次は、「座談会―性格のための心理学」(22ページ)から引用しておきます。
大村[政男さん] …私はある授業の時、紙片に学生本来のフルネームを書いて出して貰った。少し経ってから、「君たちの書いた文字をある筆跡鑑定家に依頼してその文字から性格を判断して貰った」(これはもちろん嘘)といって1人ずつその偽の診断書を手渡した。そうしたところ、おおよそ70パーセントぐらいの学生が「当たっている」と報告してきた。
ということは、大村さんのケースでは、少なくとも70%程度の学生には「フリーサイズ効果」が現れることになります。ところが、続きの文章には…
大村[政男さん] 行き過ぎると自己成就してしまう。偽物を渡されて「当たってる」と思う。ずっと前にYG性格検査をやって、その後、偽の結果を手渡したがだれも文句を言わないで納得してしまった。
私は、この文章を読んで思わず自分の目を疑いました。信じられなくて、何回も読み直してみたのですが、確かに間違いありません。しつこいようですが、上の文章は一字一句違わずに原文どおり引用したものです。疑問がある人は、自分で原典に当たってみてください!
大村さんの言うことが事実だとすると、YG性格検査では100%「フリーサイズ効果」が現れることになります。でも、YG性格検査がインチキだという心理学者はいません。少なくとも私が知る限りは…。結局、「フリーサイズ効果」が現れるかどうかと、性格に差があるかどうかは(ほとんど?)関係ないとしか言いようがありません。
単刀直入に言いましょう。この文章が正しいと信じる限り、
FBI効果は存在しない!
と判断するしかありません。それも、FBI効果の提唱者である大村さん本人が言っているのですから、いまだに信じられません。(@_@) 何かの間違いなのでしょうか?
いずれにせよ、ラベルの入れ替え実験だけで「フリーサイズ効果」を実証するのは無理だと思われますが…。
皆さんはどう思いますか? -- H11.11.14
【追記】 -- H13.3.12
その後、森本毅郎さんの『血液型人間学のウソ』(日本実業出版社 S60.3)の93〜94ページに次のような説明がありました。こうなると、もうなにをか言わんやです。(^^;; 【追記】 -- H16.9.7 皆さんのメールからです。 No.907 O型男性のツタヤさんから H16.9.5 1:031.面白いですか?
2.お気に入りのページ
3.血液型と性格の関係は?
4.メッセージ:
森本毅郎さんの『血液型人間学のウソ』(日本実業出版社 S60.3)の93〜94ページに次のような説明がありました。
次は、前川輝光さん『血液型人間学−運命との対話−』(551〜553ページ)からの引用です。
これを見ると、大村さん自身がフリーサイズ効果(正式には「バーナム効果」)とラベリング効果を混同しているとしか思えません…。 また、フリーサイズ効果(ラベリング効果)とインプリンティング効果が同時に成り立つとは考えにくいのです。なぜなら、「O型の特徴だと書いてあれば、内容が何であってもO型だと思い込んでしまう。」と同じ人が「これがA型の特徴だと書いてあれば、A型の人の心にそれが刷り込まれ、ずっと消去しないで存続する。」ことになるのですから…。おかしいと思いませんか? また、渡邊席子(わたなべよりこ)さんの論文も参考にしていただけると幸いです。 【追記】 -- H16.9.10メール(その2) H16.9.9 5:09
では、少々長いのですが、前出の前川輝光さん『血液型人間学−運命との対話−』から、FBI効果についての部分を全文引用しておきます。
以上でほぼおわかりかと思いますが、私も別の角度から私も説明しておきましょう。 フリーサイズ効果については、正式に「バーナム効果」という名称があるにもかかわらず、あたかも新発見であるような大村さんの書き方は問題でしょう。また、心理テストでもフリーサイズ効果(バーナム効果)が現れることから、バーナム効果だけで血液型を否定するのは無理だと思われます。 (インプリンティング効果についても、「自己暗示」「ピグマリオン効果」「自己成就」など、既に名称があるようです) 既に明らかなように、ラベリング効果とインプリンティング効果は、被験者から見ると同時に成り立つはずがありません。 #A型が本当に神経質かどうかは少々疑問ですが、あえて触れません。 ここで、「A型は神経質」にフリーサイズ効果が現れていると仮定します。では、「A型は神経質」にラベリング効果が現れるでしょうか? 血液型に興味がないB型なら、「B型は神経質」としてもヘンには思わないはずですからラベリング効果が現れるはずです(笑)。しかし、同じB型にインプリンティング効果が現れているはずがありません。 逆に「A型は神経質」とインプリンティング効果が現れているA型なら、フリーサイズ効果もラベリング効果も現れるはずがありません! #B型なら「B型は神経質でない」というインプリンティング効果があるはずですから、やはり同じことです。 これまでは個人ベースで考えていますが、集団として考えてもやはり同じことになるはずですから、FBI効果の3つの効果がすべて同時に現れることはありえないことになります。 別な角度から証明してみましょう。再度、前川輝光さんの『血液型人間学−運命との対話−』から引用します。
ここで、前出の森本毅郎さんの『血液型人間学のウソ』(日本実業出版社 S60.3)を再度引用します。
まさに、FBI効果=黙従的な反応の構え=思い込み効果、ということになります。 >
たとえばA型の人がまず生まれて初めて血液型性格診断をした時にそこに書いてある内容が それは程度問題です。血液型と性格が関係あるとするなら、たとえ最初は気付かない小さな性格の差であっても、誰かから指摘されれば感じることは可能でしょう。つまり、「A型の人がまず生まれて初めて血液型性格診断をした時にそこに書いてある内容がまずA型と書いてある事で信じやすくなる事は無いと否定するのは難しい」ことになります。そういう意味では、インプリンティング効果が現れているということも可能でしょう。ただ、もともとは小さい差を感じることができるようになったということですから、その差は「ウソ」ではなく「ホント」です。 しかし、血液型と性格が関係ないとするなら、「A型の人がまず生まれて初めて血液型性格診断をした時にそこに書いてある内容がまずA型と書いてある事で信じやすくなる事は無いと否定するのは難しい」とした場合は、血液型により感じる差は「ウソ」である、つまり血液型を信じている人はパカであるということになります(これは、多くの否定論者が指摘していることです)。 では、いったいどちらが正しいのでしょうか? 私が調べた範囲では、少ないながら文献(渡邊席子(わたなべよりこ)さんの論文)があり、前者が正しいと判断しています。 > 性格はレセプターの数と環境が決めると聞いています。 そういう説もあると思いますが、本当にどうなのかはいまだに明らかではありません。 >
血液型は遺伝子レベルで言うと糖転移酵素の違いからきているから関係するとしたらそ そういう可能性もありますし、神経伝達物質に糖鎖が影響しているかもしれませんし、あるいは別な理由なのかもしれません。いずれにせよ、本当のところは現時点では不明です。 >
統計的な論文だけでなく生化学的な論文も載せて欲しいです。 こちら(あるいはこちら)をご覧ください。もっとも、現在まで誰も「本質的な理由の説明」はできていません。 |