津南通信

Since 2006/01/08

LastUpdate 2023/0４/3

　津南の自然に憧れてこの地に住むようになって、すでに40年が経ちました。ここ津南町は、新潟県と長野県との県境に位置し、信濃川と中津川などがつくった日本一の河岸段丘の上に開けています。その河岸段丘には、遥か縄文以前から人々が住み続けてきました。一つの町で、１万年以上続いた縄文の各時代の遺跡が揃うところは、日本でも稀だと言います。きっとこの地の豊かな自然の恵みが、彼らの命を支えてきたのでしょう。
　この津南の自然も、わたしが初めて来た頃と比べて大きく変わってきています。何か今記録に残しておかないと、誰も気付かないうちに消えていってしまう自然があるように思います。津南で今身の回りに当たり前にある自然でさえも、例外ではありません。そんな思いから、ホームページをつくることにしました。
　津南の自然を中心に気の向くままに発信できればと思っています。

日本一の河岸段丘を望む。（マンテンパーク津南スキー場より）


	23.0４.03		季節ごよみ2023 と、雪の様子2023を更新しました
	23.03.03		季節ごよみ2023 と、雪の様子2023を更新しました
	23.01.29		季節ごよみ2023 と、雪の様子2023を更新しました
	23.01.21		季節ごよみ2023 と、雪の様子2023を更新しました
	23.01.05		季節ごよみ2023 と、雪の様子2023を更新しました
	23.01.01		季節ごよみ2023 と、雪の様子2023を新しく作りました。
	22.12.31		季節ごよみ2022と季節ごよみのデータを更新しました

時間を見つけては、少しずつページを増やしていきたいと思います。

同居する想い！

日に日に消えゆく雪の
なんとも言えぬさみしさと、
春を迎えた高揚感が
自分の中で同居しています。

　祝　再々認定決定！
「苗場山麓ジオパーク」を応援しています！！

　中津川と石落としの柱状節理

　苗場山麓ジオパークが認定され、８年目となりました。
　いよいよ本年は、ジオパーク再々認定の審査の年を迎え、11月8～10日の3日間、審査が行われました。
その結果、見事再々認定決定！本当におめでとうございました！　
　私自身、ささやかながらジオパークのガイドや調査などを通してかかわっていると、この苗場山麓の豊かな自然や文化などの奥深さに驚きます。
　この津南町と栄村が協力して進める「苗場山麓ジオパーク」は、ここに住む人たちが改めて自分たちの大地とその自然にはぐくまれた歴史や文化に誇りを持っていくことでもあります。
　苗場山麓は、標高約１７0ｍの信濃川河原から標高２１４５ｍの苗場山山頂まで広がる広大な地域です。そこには、苗場山や鳥甲山の噴火によってできた特異な地形や日本一の河岸段丘、豊かな湧水、そして、日本有数の豪雪など、豊かな大自然があります。そうした環境の中で縄文の悠か昔から育まれてきた人々の暮らしがあります。
　微力ながら、私自身もこの津南の自然を記録に残し、ジオパーク推進のために、応援していきたいと思います。

「津南の河岸段丘」が日本の地質百選に選ばれました！！

　日本列島は、小さな島国でありながら、その地質現象は多岐にわたっており、世界の地質学者が、そのすばらしさに注目しています。そこで、日本全国から地質現象のよく分かるところを選び出し、広く知ってもらおうというのが、「日本の地質百選」です。今年、「信濃川河岸段丘と活褶曲」（津南町･十日町･小千谷市）が、その百選に選ばれました。
　「険しい山岳をぬって流れる日本一の信濃川とその支流がつくった階段状の特異な地形。日本最大の河岸段丘。」というのが、選定理由です。この河岸段丘があったからこそ、この地に日本有数の縄文文化が栄えたのだと思います。

津南町の信濃川右岸には、大きなものでも９段（詳しく見ると１０数段）の河岸段丘が発達しています。
約４０万年もの時間をかけて形成されたのだそうです。

津南のバイカモを救いたい！

　わたしが昔、津南に初めて来たとき、町の中を流れる小さな用水路にもバイカモがびっしりと繁茂している光景に驚きました。
　清流の証であるこのバイカモが、今、外来植物のコカナダモによって、どんどん駆逐されています。
今、何とかしなければという思いを強くしています。

集落の皆さんが、コカナダモの駆除に協力してくださいました！

詳しくは、「バイカモ」のページをご覧ください。

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