季節ごよみトピックス2022年
 
 
 
苗場山麓ジオパークを応援します!         旧鳥甲牧場の夏、見渡すかぎりのそば畑が広がる。 
今年も苗場山麓ジオパークのすばらしい自然をお伝えしていきたいと思います。 

新年、明けましておめでとうございます!2022年(1月1日)  
 皆様、新年明けましておめでとうございます。今年の元旦も早朝から除雪で始まりました。
集落役員でもあるので、集落の神社の雪踏みにも行ってきました。
 今年はまだ新型コロナの終息が見えず、集落の皆さん揃っての公民館での年始会は中止になりました。一日も早く日常が戻ってほしいものです。
  
 写真は、2日の様子です。年末寒波もようやく一服でしょうか。今日9時の積雪は、気象庁津南アメダスで昨日よりちょっと減って、159cm。役場は146cmです。家の前の雪を片付けたら、今日は8時半から集落役員で神社の雪下ろしです。
 昨年後半は、忙しさに怠けてほとんどこの津南通信が更新できませんでした。今年は、何とか頑張りたいと思います。
 空が青い!(1月16日)  
 正月後の寒波が過ぎて、今朝は青空が広がっています。空はこんなに青いんですね。昨夜から降雪がなかったので、今朝は家の周りの除雪もなく、ゆっくりと起きました。
 孫が来て、家内と雪遊び。昨日、私が雪を踏んで遊び場を作りました。家の周りは170〜180cmはありそうです。
   
 暖かい雪!(1月30日)  
 1月も早くも月末となりました。今日も雪ですが、このところ降り方が穏やかになってきました。また、日脚が延びて、日差しが強くなってきていることを感じます。家の前も除雪してコンクリートを出すと、降った雪がすぐに解けてしまいます。地温が上がってきているのですね。
 今日は集落の神社の2回目の雪下ろし。みんなで「ゆっくり、のんびりやろう!」といいながら、実際始めると、みんなマンキ(必死)になって、すごい勢いでやってしまいます。
 1時間くらいで、あっという間に終了!お疲れ様でした。 
    屋根下に行ってみると、けっこうな雪の量です。慎重に屋根に上ります。
 量は1回目よりも少なかったものの、締まっていて重い雪でした。
    このところの暖気で、いったん2メートルを超した街中の雪も、今は170cmくらいにへこみました。テレビの取材が雪の町の様子を取材に入っているようです。
 大体の家は、現在三度目の雪下ろしです。私も一人暮らしのお年寄り世帯の雪下ろしボランティアに三度出動しました。
 我が家は落雪ですが、後ろの小屋根は手で掘ります。だいぶ雪庇が出ていました。右の写真のスコップがあるところが屋根の端です。その先は雪庇の上で、下は何もありません。1mほどは出ています。
  近所の事務所では、先日クレーンで除雪機を屋上に上げて、雪を飛ばしたり雪庇落としをしたりしていました。
 
 冬の石落しに行ってきました。このところ、事務仕事ばっかりで一日中パソコンとにらめっこだったので、雪の森に癒やされます。
 雪の上にカモメが飛んでいました!これは、アズサという木の実の鱗片です。その間に種があって、画面上のものが種です。
 長靴でも履けるスキーで森を行きます。歩いたり、滑ったりでき、とても便利です。
   
     
 
春を呼ぶ十二講!(2月12日)   
 2月に入り、今年も十二講の季節がやってきました。山の神様に、これから山に入り、山仕事を始める許しを請う行事です。残雪期は、春木山といって、木を切る作業に適した時期になります。 今年も2月12日の夜に行われました。私の集落では、いつの頃からか、塞ノ神の行事も一緒に行うようになりました。最近までは、私たちの年層会が塞ノ神をこしらえて、この行事を仕切ってきましたが。昨年から本格的に、次の世代にバトンタッチしました。
 区長さんか、十二様にお祈りし、集落の山の方向に弓を射って、いよいよ点火です。 
   
今年はカヤがよく乾いていたのか、見事に燃え上がりました。新型コロナの流行で、残念ながら甘酒などの振る舞いはできませんでしたが、燃え上がる炎でスルメを焼いて、一年の無病息災をお祈りしました。
 
   
  昔から十二講を過ぎると雪が降り止んで、天気がよくなってくると言われています。かつては旧暦だったので、今の暦でいえば3月中旬過ぎに当たります。その頃は、雪も締まってきて、山仕事を始めるには、絶好の時期だったのでしょう。今年はまだまだ降りそうです。
 今日現在の積雪は、町の中で240cmくらいです。2月6日は、津南原にある気象庁アメダス観測所で1日で125cmの降雪を記録しました。神社の鳥居は、腰をかがめないと、通れません。
   
 4m19cm最高積雪深を更新!(2月24日)
  この時期になって、ドカ雪に見舞われました。JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)がもろにぶつかったようです。
 24日、津南原の気象庁アメダスは、4m19cmを記録、街中でも368cmを記録し、豪雪対策本部が設置されました。
 「観測記録を更新!」「(アメダスの)観測始まって以来の積雪」と、全国放送もされたようです。平成18年の4m16cmを越しての最高積雪深記録を更新したようですが、18年豪雪よりは、はるかに楽な気がします。
 
23日朝、一番で60cmほど積もりました。
これから除雪を始めます。
 
落雪式の2階の屋根と雪がくっつきそうです。
これから雪山を崩します。
 18年豪雪の時は、長く雪が降り続いたのですが、今年は、どかっと降っても、晴れ間が出て、休みがあります。夏の集中豪雨とも似ているかもしれません。温暖化とも関係があるかもしれませんね。
 
 
 24日、だいぶ道は狭くなってきましたが、車は普通に走っています。学校や会社も休みにならず、
この雪でも普通に暮らしています。
 




 雪庇落とし作業中。脚立から落ちないように気を付けて!
  人を案内して川の展望台まで行ってきました。途中、展望台に向かう道路は、雪の壁です。左側は、5m近くありそうです。
 これを見るだけでも、雪の降らないところから来た人たちにとっては、価値がありそうです。
 川の展望台では、ちょうど雪が晴れて、町を見下ろすことができました。絶景です。
   
  26日は、暖気が入り、とても暖かくなりました。雪の壁に今年の雪の記録が刻まれています。
そして、雪のスクリーンには、木立の影が映し出されていました。
   
 
 
  ※お詫び  今年は、いろいろな事情で、2月24日以来全く記事の更新ができませんでした。気がつくと、すでに年末!あっという間に過ぎた1年でした。
 
 あっという間に大晦日!今期の雪は?(12月31日)
 12月2日に初雪を観測して以来、大した雪が積もらず。12月中旬の寒波では、新潟県の海岸沿いでは記録的な大雪となった反面、津南など、中越から上越の山間部は、ほとんど雪が降らない状態でした。
 本日、12月31日の積雪は、気象庁津南原観測所で92cm、昨日の役場の積雪は、わずか54cmです。昨年は、この時期、街中でもすでに1mを超えていたので、気が抜けるほどの少雪です。 
 
12月2日 初雪
日中にみぞれが雪に変わり、
うっすらと積もりました。
 
12月20日 今季初めての本格的な降雪。
約30cm積もりました。除雪がいい運動になります。
  雪が少ないのは、生活には楽ですが、地域の経済にとっては、もう少しは降らないと困ります。
今後、ほどほどに、降ってくれることを祈っています。
 皆様、どうぞ、佳いお年をお迎えください。
 
12月31日
我が家の周りもまだ50cmほどしかありません。
 
12月31日
昨日も30cm程降りましたが、これくらいだと
日々の除雪も本当に楽です。